JP2008229199A - 生体情報検出装置、生体情報検出装置の制御方法および制御プログラム - Google Patents

生体情報検出装置、生体情報検出装置の制御方法および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】少なくとも外気温の低下等に起因して、脈波検出信号を正しく検出することができない場合は、ユーザに対してその原因を報知する。
【解決手段】ユーザに装着されてユーザの脈波信号を検出する脈波信号検出部4を備える生体情報検出装置1において、脈波信号のSN状態を検出し、SN状態が所定の基準状態よりも良好か否かを判別し、SN状態が前記基準状態よりも良好ではないと判別された場合に、脈波信号検出部4の周囲の温度が所定の基準温度よりも低いか否かを判別し、脈波信号検出部4の周囲の温度が基準温度よりも低い場合に、脈波信号検出部4の周囲の温度が所定の基準温度よりも低いため脈波信号を正しく検出できない旨を報知部55に報知するように構成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、生体情報検出装置、生体情報検出装置の制御方法および制御プログラムに係り、特に、ユーザの脈波信号を検出することによりユーザの生体情報を検出する生体情報検出装置、生体情報検出装置の制御方法および制御プログラムに関する。
従来から、光学センサなどを用いて脈波信号を検出し、脈波信号から脈拍に相当する信号を抽出して脈拍数を求めるように構成された携帯用の脈拍計(生体情報検出装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。この様な携帯用の脈拍計を用いれば、ジョギング中などにユーザの脈拍数をリアルタイムで計測することができる。脈拍数は運動強度の目安となるものであり、脈拍数を計測しながら運動を行うことで運動量の管理が容易になる。また、脈拍数を管理しながら運動を行うことで、運動中の脈拍数が極端に上昇するのを防止することができ、運動をより安全に行うことが可能となる。
特開平10−258040号公報
ところで、上記従来の脈拍計(例えば、特許文献1)は指の血管に光学センサにより光を照射し、血管から反射された反射光を受光することにより脈波信号を検出する構成となっている。脈波信号から脈拍に相当する信号を抽出する際には、脈波信号からノイズ成分を除去するなどの処理を行うが、ノイズ成分が大きくなると脈拍数を正しく算出することができない。このため、従来の脈拍計では、脈波信号のSN状態を検出して、所定値を超えるノイズ成分が含まれている場合には、脈拍数の表示を停止するようになっていた。
一方、脈波信号のSN状態が悪化する原因の一つとして外気温の低下がある。外気温が例えば5℃以下に低下した場合、体表面近くの血管は収縮し、血流量が低下する。このため、外気温が低い場合には脈波信号の信号レベル自体が低下し、脈波信号を正しく検出することができないためである。この様な場合は、例えば、ユーザが手袋を装着するなどして手指を温めれば、血管の収縮を防止することができ、脈波信号の信号レベルを上げて、脈拍数を正しく算出できるようにすることができる。
しかしながら、上記従来の脈拍計では、SN状態が悪化した場合には、脈拍数の表示を停止していたため、ユーザは脈拍数の表示が停止された原因を把握することができず、原因に応じた適切な対応を行うことができなかった。
本発明の課題は、少なくとも外気温の低下等に起因して、脈波検出信号を正しく検出することができない場合は、ユーザに対してその原因を報知し、ユーザが適切な対応策をとることのできる生体情報検出装置、生体情報検出装置の制御方法および制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の生体情報検出装置は、ユーザに装着されてユーザの脈波信号を検出する脈波信号検出部と、前記脈波信号のSN状態を検出するSN状態検出部と、前記SN状態が所定の基準状態よりも良好か否かを判別するSN状態判別部と、前記SN状態が前記基準状態よりも良好ではないと判別された場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いか否かを判別する温度判別部と、前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低い場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いため前記脈波信号を正しく検出できない旨を報知する報知部と、を備えることを特徴とする。
ここで、脈波信号検出部周囲の温度とは、脈波信号検出部周囲の外気温であってもよいし、脈波信号検出部が装着された部位周辺の体表面温度であってもよい。
上記構成によれば、脈波信号検出部によりユーザの脈波信号を検出することができる。また、SN状態検出部により検出されたSN状態が所定の基準状態よりも良好か否かがSN状態判別部により判別させることができる。そして、温度判別部は、SN状態が基準状態よりも良好ではないと判別された場合に、脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いか否かを判別し、脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低い場合、報知部により温度が所定の基準温度よりも低いため脈波信号を正しく検出できない旨を報知する。したがって、少なくとも外気温の低下等に起因して、ユーザの体表面温度が低下してSN状態が悪化し、脈波信号を正しく検出することができない場合は、ユーザに対して脈波信号を正しく検出できない原因を報知することができる。ユーザは外気温の低下等に起因して脈波信号を正しく検出できないことが報知されると、それに応じて手袋を装着する等の適切な対応をとることができ、脈波信号の検出を継続して行うことができる。
上記構成において、前記温度判別部を、前記脈波信号から抽出された脈波成分の信号レベルが所定の基準レベルよりも小さいか否かを判別し、当該信号レベルが前記基準レベルよりも小さい場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低いと判別する構成とすることができる。
上記構成によれば、温度判別部は、脈波信号から抽出された脈波成分の信号レベルが所定の基準レベルよりも小さいか否かによって、脈波信号検出部周囲の温度が基準温度よりも低いか否かを判別することができる。この場合、主として、脈波信号検出部周囲の体表面温度を判別することができる。このため、脈波信号検出部周囲の温度を検出するための新たな構成部材を設ける必要がなく、コストを増加させずに脈波信号検出部周囲の温度を判別することができる。
また、上記構成において、前記脈波信号検出部周囲の温度を検出する温度センサを備え、前記温度判別部を、前記脈波信号から抽出された脈波成分の信号レベルが所定の基準レベルよりも小さいか否かを判別し、当該信号レベルが前記基準レベルよりも小さい場合に、前記温度センサにより検出された温度に基づいて、前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低いか否かを判別する構成とすることもできる。
上記構成によれば、脈波信号から抽出された脈波成分の信号レベルが所定の基準レベルよりも小さいと判別した場合に、温度センサにより検出された温度に基づいて脈波信号検出部周囲の温度が基準温度よりも低いか否かを判別する構成としているので、より確実に脈波信号検出部周囲の温度が基準温度よりも低いか否かを判別することができる。
ここで、温度センサは脈波信号検出部周囲に配置されることが好ましく、温度センサにより検出する脈波信号検出部周囲の温度は、脈波信号検出部周囲の外気温であってもよいし、脈波信号検出部が装着された部位周辺の体表面温度であってもよいが、脈波信号検出部が装着された部位周辺の体表面温度を検出する構成であることがより好ましく、脈波信号検出部周囲の外気温を検出して、脈波信号検出部が装着された部位周辺の体表面温度を推定する構成としてもよい。
さらに、上記構成において、前記脈波信号検出部周囲に配置され、前記脈波信号検出部周囲の温度を検出する温度センサを備え、前記温度判別部を、前記温度センサにより検出された温度に基づいて、前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低いか否かを判別する構成とすることもできる。
上記構成によれば、脈波信号検出部周囲に配置される温度センサにより検出された温度に基づいて、脈波信号検出部周囲の温度が基準温度よりも低いか否かを判別することができる。
また、上記構成において、前記脈波検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低い場合に、前記脈波信号を正しく検出させるための対処方法を示すアドバイス情報を記憶する記憶部を備え、前記温度判別部により、前記脈波検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低いと判別された場合に、前記報知部は前記アドバイス情報を報知することが好ましい。
上記構成によれば、例えば、アドバイス情報として、脈波検出部周囲の温度が基準温度よりも低い場合には、脈波検出部周囲を保温してください等の、脈波信号を正しく検出させるための対処方法をユーザに対して報知させることができるので、外気温が低い場合等であっても、ユーザに適切な対処法を報知して、ユーザの脈波信号を正しく検出させることができる。
また、上記構成において、時間経過に伴う前記脈波信号検出部周囲の温度変化を検出する温度変化検出部と、前記温度変化検出部により検出された温度変化に基づいて、所定の時間後に前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低くなるか否かを予測する温度変化予測部と、を備え、前記報知部は、前記温度変化予測部により前記所定の時間後に前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低くなると予測された場合、前記所定の時時間後に前記脈波信号検出部周囲の温度低下のため前記脈波信号を正しく検出することができなくなる場合がある旨を報知することが好ましい。
この構成によれば、温度変化検出部により検出された時間経過に伴う脈波信号検出部周囲の温度変化に基づいて、所定の時間後に脈波信号検出部周囲の温度が基準温度よりも低くなると予測された場合、前もってユーザに対して温度低下のため脈波信号を正しく検出することができなくなる場合がある旨が報知されるので、ユーザは前もって手袋を用意しておくなどの適切な対応を行うことができる。
また、本発明の生体情報検出装置は、ユーザに装着されてユーザの脈波信号を検出する脈波信号検出部と、時間経過に伴う前記脈波信号検出部周囲の温度変化を検出する温度変化検出部と、前記温度変化検出部により検出された温度変化に基づいて、所定の時間後に前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低くなるか否かを予測する温度変化予測部と、前記温度変化予測部により前記所定の時間後に前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低くなると予測された場合、前記所定の時時間後に前記脈波信号検出部周囲の温度低下のため前記脈波信号を正しく検出することができなくなる場合がある旨を報知する報知部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、温度変化検出部により検出された時間経過に伴う脈波信号検出部周囲の温度変化に基づいて、所定の時間後に脈波信号検出部周囲の温度が基準温度よりも低くなると予測された場合、報知部により前もってユーザに対して温度低下のため脈波信号を正しく検出することができなくなる場合がある旨が報知されるので、ユーザは予め手袋を用意しておくなどの適切な対応を行うことができる。
また、上記構成において、前記脈波検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低い場合に、前記脈波信号を正しく検出させるための対処方法を示すアドバイス情報を記憶する記憶部を備え、前記温度変化予測部により、前記脈波検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低くなると予測された場合に、前記報知部は前記アドバイス情報を報知することが好ましい。
この様に、脈波検出部周囲の温度が基準温度よりも低くなると予測された場合に、報知部から脈波信号を正しく検出させるための対処方法を示すアドバイス情報が報知されるので、ユーザは適切な対応をとることができる。
また、本発明の生体情報検出装置の制御方法は、ユーザに装着されてユーザの脈波信号を検出する脈波信号検出部と、所定の情報を報知する報知部とを備える生体情報検出装置を制御するための生体情報検出装置の制御方法であって、前記脈波信号検出部に、前記ユーザの脈波信号を検出させる脈波信号検出過程と、前記脈波信号のSN状態を検出するSN状態検出過程と、前記SN状態が所定の基準状態よりも良好か否かを判別するSN状態判別過程と、前記SN状態が前記基準状態よりも良好ではないと判別された場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いか否かを判別する温度判別過程と、前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低い場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いため前記脈波信号を正しく検出できない旨を報知部に報知させる報知過程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の制御プログラムは、ユーザに装着されてユーザの脈波信号を検出する脈波信号検出部と、所定の情報を報知する報知部とを備える生体情報検出装置をコンピュータを用いて制御するための制御プログラムであって、前記脈波信号検出部に、前記ユーザの脈波信号を検出させ、前記脈波信号のSN状態を検出させ、前記SN状態が所定の基準状態よりも良好か否かを判別させ、前記SN状態が前記基準状態よりも良好ではないと判別された場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いか否かを判別させ、前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低い場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いため前記脈波信号を正しく検出できない旨を報知部に報知させること、を特徴とする。
この場合において、制御プログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録するようにしても良い。
本発明によれば、少なくとも外気温の低下等に起因して、SN状態が悪化し、脈波信号を正しく検出することができない場合は、ユーザに対して脈波信号を正しく検出できない原因を報知することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る生体情報検出装置1の使用状態における外観説明図である。本実施の形態の生体情報検出装置1は、装置本体2がリストバンド3に取り付けられた腕時計形に形成されており、ユーザは、このリストバンド3を手首に巻回することで生体情報検出装置1を手首に装着することができる。
生体情報検出装置1は、ユーザの指(図示例では小指)に装着されて、ユーザの脈波信号を検出する生体センサユニット4(脈波信号検出部)を備え、生体センサユニット4により検出された脈波信号から脈拍に相当する信号である脈波成分を抽出して脈拍数を求めるように構成されている。
本実施の形態の生体情報検出装置1は、脈拍数の測定を正しく行うことができているか否かを判別する機能を備えており、この脈拍数の測定を正しく行うことができているか否かを判別するために外気温を生体センサユニット4の外側に配置された温度センサ5で検出する構成としている。これは、外気温が例えば5℃以下などに低下した場合、体表面に近い指の血管は収縮しやすく、血流量が低下して脈波信号を正しく検出できない場合があるため、脈拍数の測定を正しく行えない原因が外気温の低下に伴う体表面温度の低下にあるのか否かを判別するためである。なお、脈拍数の測定を正しく行うことができているか否かの判別に関する処理については後述する。但し、本実施の形態において、温度センサ5により生体センサユニット4の周囲の温度として、直接的には外気温を検出し、外気温に基づいて生体センサユニット4が装着された指の体表面温度を推定する構成としている。生体センサユニット4と装置本体2とはケーブル6を介して電気的に接続されており、これらの間で脈波信号や温度センサ5により検出された温度検出信号を含む各種信号の送受信が可能となっている。
さらに、本実施の形態の生体情報検出装置1は、時間経過に伴う生体センサユニット4の周囲の温度変化を温度センサ5により検出される温度に基づいて検出し、この温度変化に基づいて所定の時間後に生体センサユニット4の周囲の温度が低下するか否かを予測する機能を有しており、生体センサユニット4の周囲の温度が低下することを予測した場合には、後述するように、予めユーザにその旨を報知し、ユーザが事前に対応することができるようになっている。
図1に示すように、生体情報検出装置1の装置本体2の外周面20には、ユーザが各種操作を行うために用いるスイッチS1、S2、S3、S4が外周面20から装置本体2の外側に突出するようにそれぞれ設けられている。ユーザはこれらのスイッチS1、S2、S3、S4をそれぞれ装置本体2側に押下操作することにより、各スイッチS1、S2、S3、S4に対応付けられた操作指示を入力することができるように構成されている。本実施の形態では、スイッチS1、S2、S3、S4は、押圧式の機械接点式を用いて構成しているが、静電式や、メンブレン電極を用いたタッチ式スイッチを用いて構成してもよい。
なお、以下において、説明の便宜上、図1に示すように、リストバンド3の長手方向(長さ方向)を時計の12時−6時方向とし、リストバンド3の短手方向(幅方向)を時計の3時−9時方向となるように、装置本体2がリストバンド3に取り付けられているものとする。また、当該生体情報検出装置1をリストバンド3をユーザの左手首に巻回してユーザが装着した際に、図中矢印で示すように、リストバンド3の長尺方向であってユーザの小指側を上記時計の12時方向とし、親指側を上記6時方向とし、リストバンド3の幅方向であって、ユーザの指先側を上記時計の3時方向とし、ユーザの肩側を上記時計の9時方向とする。これに基づいて、装置本体2の外観構成について更に説明する。
図2に、生体情報検出装置1の装置本体2の外観正面図を示す。
装置本体2のリストバンド3側を背面側とし、その反対側を正面側とした場合、図2に示すように、装置本体2には、正面視において周縁部21を除いて略全面に各種情報が表示される表示部22が設けられている。この表示部22の周縁(上記周縁部21)には、それぞれ上記スイッチS1、S2、S3、S4の配置位置近傍に、これら各スイッチS1、S2、S3、S4のスイッチ機能説明を表示するためのスイッチ機能説明表示領域23A、23B、23C、23Dが設けられている。
表示部22は、正面視において、上記時計の12時−6時方向において12時方向側と6時方向側とに分割された二つの表示領域を有している。12時方向側の表示領域はドットマトリクス表示領域22Aであり、このドットマトリクス表示領域22Aには脈波の波形やピッチの波形、動作モードのアナウンス等がグラフィック表示される。6時方向側(下側)の表示領域はセグメント表示領域22Bであり、このセグメント表示領域22Bには、時刻、目標脈拍数、脈拍数、ピッチ等の情報がセグメント表示される。
スイッチ機能説明表示領域23Aは、スイッチS1の機能を簡潔に説明するための文字情報が表示される領域であり、例えば、「セットアップ」の文字が記されている。同様に、スイッチ機能説明表示領域23Bには、例えば、「UP/ライト」の文字が記されており、スイッチ機能説明表示領域23Cには、例えば、「DOWN/結果表示」の文字が記されており、スイッチ機能説明表示領域23Dには、例えば、「開始/停止」の文字が記されている。
また、装置本体2の内部には、歩行時あるいは走行時のユーザのピッチを求めるための体動センサ24と、ケーブル6が接続された図示しない制御基板が内蔵されている。
図2に示すように、正面視において装置本体2の他側方(図示例では3時方向)の側端面20Aの6時方向側には、スイッチS1が設けられている。ユーザはこのスイッチS1を介してセットアップの開始指示や動作モードの変更指示等を入力することができる。なお、この同一の側端面20Aの12時方向側には、ケーブル貫通孔25が形成されており、このケーブル貫通孔25からケーブル6の一端が延出している。
また、正面視において装置本体2の一側方の側端面20Bの12時方向側には、時刻等の各種数値設定時にカウントアップキーとして機能し、数値設定以外のときは、表示部22をライトアップするためのスイッチとして機能するスイッチS2が設けられている。
ユーザは、例えば、時刻を設定する際は、スイッチS1を9時方向に押圧することによって、動作モードを時刻セットアップモードにした後、スイッチS2,S3を選択的に3時方向に押圧することにより時刻を設定することができる。
さらに、同一の側端面20Bの6時方向側には、各種数値設定時にカウントダウンキーとして機能し、数値設定以外のときは、脈拍数等の測定結果(算出結果)を表示部22に表示するためのスイッチS3が設けられている。但し、上述したように、生体情報検出装置1は、脈拍数の測定を正しく行うことができているか否かを判別する機能を有しており、脈拍数を正しく測定することができないと判別された場合、その原因が外気温の低下に起因する場合は、脈拍数等の測定結果の表示に代えて、外気温が低下している旨を報知し、ユーザに手袋の装着を促す等の脈拍数を正しく測定することができるようにするための対処法が表示部22に表示される。
また、この側端面20Bに設けられた上記スイッチS2とスイッチS3との間には、充電用端子26及び通信用端子27が設けられており、装置本体2が、図示しない専用のクレードルに装着されたときに、これらの端子を介して装置本体2とクレードルに設けられた端子とが電気的に接続される構成となっている。そして、専用クレードルに装着された際には、装置本体2は、充電用端子26を介して電力の供給を受け、装置本体2に内蔵されている充電池(図示略)の充電を行う。また、専用クレードルにパーソナルコンピュータ等の外部機器が直接あるいはネットワークを介して接続されている場合、装置本体2は、通信用端子27を介して、外部機器と通信を行うことができるようになっている。
本実施形態においては、装置本体2の9時方向側の側端面20Bに充電用端子26及び通信用端子27を設けているため、専用クレードルと装置本体2を接続する際、リストバンド3や装置本体2の3時方向側の側端面20Aに設けられたケーブル6が邪魔になることなく接続することができる。
さらに、装置本体2の6時方向側の側端面20Cの略中央には、脈拍やピッチ等の生体情報の計測を開始/停止するためのスイッチS4が配置されている。ユーザは、このスイッチS4を押圧すれば、脈拍の計測やピッチの計測等の生体情報検出装置1の基本的な機能を実行することができる。また、スイッチS4は、装置本体2に設けられたスイッチの中で、最も重要かつ頻繁に押圧されるスイッチであるため、他のスイッチS1、S2、S3よりも大きく形成されており、さらに、他のスイッチS1、S2、S3とは異なる色で形成されている。これにより、スイッチS4を他のスイッチS1、S2、S3よりも目立つ構成となっており、ユーザに対して、スイッチS4が重要なスイッチであることを感覚的に理解させやすくするという効果を奏する。さらに、スイッチS4は、例えば、ユーザがこの生体情報検出装置1を左手首に装着し、左腕を体に近づけるようにして曲げた場合、右手の親指で押下操作しやすい箇所に設けられており、ユーザの操作性を向上することができる。
次に、生体センサユニット4の構成を説明する。図3は、生体センサユニット4の構成を模式的に示す一部断面図である。生体センサユニット4は、図3示すように、ユーザの脈拍数を検出すべく、脈波を検出するための脈波検出機構40と、断面視においてこの脈波検出機構40の両側に配置されたアース電極41と、脈波検出機構40をユーザの指に固定するためのセンサ固定用バンド42とを有しており、センサ固定用バンド42がユーザの指の第二関節よりも指の付け根側で指に巻き回されている。なお、センサ固定用バンド42は、脈波検出機構40に覆い被さった状態で巻き回されており、脈波検出機構40に侵入する外光を遮断している。
脈波検出機構40は、ケーブル6が接続された回路基板43と、この回路基板43上に実装された、発光波長領域が300nm〜700nmまでの範囲にあるLED44と、回路基板43上に実装された、受光波長領域が700nm以下のフォトトランジスタ45と、LED44とフォトトランジスタ45の上面を塞ぐガラス板46とを有している。
ここで、図3に示すように、ガラス板46が指に接するようにして、脈波検出機構40がセンサ固定用バンド42によりユーザの指に固定されて使用される。
脈波検出機構40は、LED44から指の血管に向けて光を照射し、血管から反射してきた光をフォトトランジスタ45にて受光することにより脈波を検出する構成となっている。すなわち、血液中のヘモグロビンは吸光特性を有しているため、フォトトランジスタ45における受光量変化が血流量変化(血液の脈波)に相当し、血流量が多い場合には受光量が低くなり、血流量が少ない場合には受光量が高くなるため、受光量変化により脈波を検出できるようになっている。この脈波の検出にあたって、本実施形態では、発光波長領域が300nm〜700nmまでの範囲にあるLED44と、回路基板43に実装された、受光波長領域が700nm以下のフォトトランジスタ45とを用いている。これにより、外光に含まれる光のうち、波長領域が700nm以下の光は、指を導光体としてフォトトランジスタ45にまで到達しない一方、300nm以下の光は、皮膚表面でそのほとんどが吸収されるため、外光の直射の影響を受けることなく脈波の検出を行うことができるようになっている。
また、脈波は、アース電位を基準電位として検出されるが、本実施形態では、アース電極41を脈波検出機構40の両側に設けることにより、脈波検出部位の一定位置において生体アース電位を設定し、アース電極41の電位の安定化を図っている。また、センサ固定用バンド42は、導電性部材により形成されており、アース電極41と接続されている。このため、センサ固定用バンド42は、脈波検出機構40へのノイズの侵入を防止するシールド部材として兼用されている。
上述したように、生体センサユニット4は、ユーザの指の第二関節よりも付け根側に装着されるが、本実施形態に係る生体センサユニット4は、指の中でも、特に、ユーザの小指又は薬指の第二関節よりも付け根側に装着される。これにより、次のような効果が得られる。
すなわち、図1及び図2に示すように、ケーブル6は、装置本体2において、薬指及び小指に最も近い側端面20Aから延出しているため、生体センサユニット4を薬指又は小指の根元に装着した場合、ケーブル6の長さが短くて済み、かつ、ケーブル6のたるみや、ゆるみ等を防止できる。さらに、生体情報検出装置1を左手首に装着させた状態で、ユーザが右手の指で装置本体2の各スイッチS1、S2、S3、S4を押圧する際、ユーザの右手の指がケーブル6と交差するのが防止されており、各スイッチS1、S2、S3、S4を押圧することが可能となる。このため、操作中に誤ってケーブル6を引っ張ってしまい、ノイズが発生したり、ケーブル6を切断してしまったりすることがない。
また、日常生活において、薬指及び小指は、他の指と比較して指を動かす機会が少ない。したがって、生体センサユニット4を薬指及び小指に装着することにより、ケーブル6の屈曲回数を減少させることができる。ケーブル6の屈曲回数が多い場合、屈曲によるケーブル6の損傷に備えて、ケーブル6を太く設計する必要があるが、本実施形態に係るケーブル6は、上述の理由により屈曲回数が少ないため、ケーブル6を細く設計することができ、収納性、装着感を向上することができる。加えて、ユーザが親指先端と中指を無意識に接触させる動作(たとえば、指笛を発生させる動作)等のユーザが意識せずに行う指の動作によって、ケーブル6が損傷するのを防止できる。
さらに、生体センサユニット4を装着した指の動きは、体動によるノイズの発生原因となるが、薬指又は小指は、他の指と比較して指の動きが少ないため、生体センサユニット4を薬指又は小指に装着することにより、体動によるノイズの発生を抑えることができる。
図4は、生体情報検出装置1の機能的構成を示すブロック図である。生体情報検出装置1は、生体センサユニット4から入力される脈波信号に基づいて脈拍数などを求める脈波データ処理部51と、体動センサ24から入力される体動信号に基づいてピッチを求めるピッチデータ処理部52と、動作クロック信号を生成するクロック生成部53と、各種操作指示信号が入力される入力部54と、ユーザに対して各種情報を報知する報知部55と、外部機器と通信を行う通信部56と、これらを制御する制御部(SN状態検出部、SN状態判別部、温度判別部、温度変化検出部、温度変化予測部)57とを備えている。
脈波データ処理部51は、脈波信号増幅回路51aと、脈波波形整形回路51bとを備え、A/D変換回路51cをピッチデータ処理部52とともに共有している。
脈波信号増幅回路51aは、生体センサユニット4から出力される脈波信号を増幅した脈波増幅信号をA/D変換回路51cおよび脈波波形整形回路51bに出力するものである。脈波波形整形回路51bは、脈波増幅信号の波形整形を行って制御部57に出力するものである。
A/D変換回路51cは、脈波増幅信号のA/D変換を行って脈波データとして制御部57に出力するものである。
ピッチデータ処理部52は、体動信号増幅回路52aと、体動波形整形回路52bを備え、上述したように、A/D変換回路51cを脈波データ処理部51と共用している。
体動信号増幅回路52aは、体動センサ24から入力される体動信号を増幅した体動増幅信号をA/D変換回路51cおよび体動波形整形回路52bに出力するものである。体動波形整形回路52bは、体動増幅信号の波形整形を行って制御部57に出力するものである。A/D変換回路51cは体動増幅信号のA/D変換を行って体動データとして制御部57に出力するものである。
また、A/D変換回路51cには、温度センサ5から入力される温度検出信号のA/D変換を行って検出温度データとして制御部57に出力する。
ここで、温度センサ5としては、サーミスタ、白金測温抵抗対などを用いることができる。
クロック生成部53は、所定周波数(例えば32.768kHz)のクロック信号を出力する発振回路53aと、発振回路53aからのクロック信号を分周して1Hzのクロック信号をCPU57aに出力する分周回路53bとを備えており、CPU57aは、1Hzのクロック信号に基づき計時処理を行う。
入力部54は、上述したスイッチS1、S2、S3、S4に対応するものであり、ユーザの各スイッチ操作に応じた信号が入力部54を介してCPU57aに入力される。また、上述したスイッチS1、S2、S3、S4を用いて操作することにより、ユーザの運動能力を示す指標としてのユーザ情報の一部が入力されるように構成されている。
報知部55は、ユーザに対してユーザの脈拍数等の各種情報を報知するもので、表示部22と警告部55aとを備えている。
表示部22は、上述したようにドットマトリクス表示領域22Aとセグメント表示領域22Bとを有し、制御部57の制御の下、ユーザの脈拍数やピッチ等の各種情報を表示する他、外気温が低くユーザの脈拍数を正しく計測することができない場合にその旨をユーザに報知する表示を行ったり、手袋の装着を促す表示を行ったりするものである。
警告部55aは、制御部57の制御下で、各種警告音などを出力するもので、例えば、ユーザの脈拍数を正しく計測することができないと判別した場合などに、ユーザに対して警告音を出力する。
通信部56は、制御部57の制御の下、通信用端子27を介して接続された外部機器と、データの送受信を行う。
制御部57は、CPU57aと、RAM57bと、ROM(記憶部)57cと、乗算器57dとを備えている。
CPU57aは、生体情報検出装置1の各部の動作を制御する他、生体センサユニット4において検出された脈波信号に基づく脈拍数算出処理や、体動センサ24からの信号に基づくピッチ算出処理等を行うものである。また、本実施の形態では、制御部57は、脈拍数の測定が正しく行うことができているか否かを判別するとともに、脈拍数の測定が正しく行うことができていない場合には、その旨を報知部55によりユーザに報知させ、対応策(対処方法)を報知させるように制御する。
RAM57bは、CPU57aのワークエリアとして用いられ、CPU57aによる脈拍数やピッチの算出結果や各種演算結果、各種データを一時的に記憶するものである。
ROM57cは、例えば、EEPROM等の書き換え可能なメモリであり、CPU57aによって実行される制御プログラムや、検出した脈拍数に係る脈拍数データ等の各種データを不揮発的に記憶する。
また、ROM57cには、生体センサユニット4において、脈拍数の測定を正しく行うことができているか否かを判別するための各種基準となる情報(所定の基準状態に関する情報、所定の基準レベルとなる情報、所定の基準温度となる情報)が格納されている。また、脈拍数の測定を正しく行うことができないと判別された場合に、その原因が外気温の低下にある場合には、脈拍数の測定を正しく行うためには手袋の装着等、生体センサユニット4の周囲の保温を促すような対処方法をユーザに報知するためのアドバイス情報が格納されている。
乗算器57dは、脈波信号から脈波成分を抽出する際等に行う高速フーリエ変換処理(以下、「FFT処理」という)を実行する際に用いられるものである。
次に、本実施の形態における生体情報検出装置1において制御部57により実行される基本的な動作としての脈拍数算出処理について説明する。
図5は脈拍数算出処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態の生体情報検出装置1では、体動信号の有無に応じて、脈拍数の算出方法を切り換えている。
図5に示すように、制御部57は、まず、体動波形整形回路52bの出力信号に基づいて体動信号の有無を検出し(ステップS1)、体動信号の有無を判別する(ステップS2)。
ステップS2において、体動信号が有ると判別された場合(ステップS2:Y)、制御部57は生体センサユニット4から入力される脈波信号を脈波信号増幅回路51aにおいて増幅させた後、A/D変換回路51cによりA/D変換を行わせる(ステップS3)。次いで、制御部57は、体動信号についても、体動信号増幅回路52aにおいて増幅させた後、A/D変換処理によりA/D変換を行わせる(ステップS4)。そして、制御部57は、脈波信号と体動信号とに対してFFT処理を行って(ステップS5)、脈拍に相当する信号である脈波成分を抽出し(ステップS6)、抽出された脈波成分から脈拍数を算出する(ステップS7)。
一方、ステップS2において、体動信号が無いと判別された場合(ステップS2:N)、脈波信号を検出する(ステップS8)。そして、脈波信号を検出している間に体動信号が検出されたか否かを判別し(ステップS9)、体動信号が検出されない場合(ステップS9:N)、ステップS8において検出された脈波信号を矩形変換処理し(ステップS10)、矩形に基づいて脈拍数を算出する(ステップS7)。
このように、体動信号が検出されない場合、脈波信号および体動信号ともにA/D変換を行う必要がなくなるので、A/D変換回路51cの動作を停止させ、FFT処理のために必要な乗算器57dの動作を停止させることができる。また、脈波抽出に必要なCPU57a内で行われる処理も停止させることができるため、消費電力を低減させることができる。
次に、図6を参照して、生体情報検出装置1が、上記のようにして算出された脈拍数を表示部22に表示させる際の処理について説明する。上述してきた様に、生体情報検出装置1は脈拍数の測定が正しく行うことができているか否かを判別する機能を有している。ここで、脈拍数の測定が正しく行うことができているか否かを判別するに際して、脈波信号が正しく検出されているか否かを脈波信号のSN状態に基づいて判別するようにしている。
これは、脈波信号のSN状態が悪い場合は、脈波信号を正しく検出できているとはいえず、このような脈波信号から脈拍に相当する信号である脈波成分を正確に抽出するのが困難であり、脈拍数を正しく算出することができないからである。
また、本実施の形態の生体情報検出装置1では、脈拍数の測定を正しく行うことができない場合、その原因が外気温の低下にある場合は、ユーザに対してその旨を報知するとともに、脈拍数の測定を正しく行うための対処方法をユーザに報知するように構成されている。以下、当該処理の手順を説明する。
図6に示すように、制御部57は、まず、脈波信号のSN状態を検出する(ステップS21)。ここで、脈波信号のSN状態とは、脈波信号に含まれるノイズ成分の割合であって、脈波信号に含まれる脈波成分の信号レベルに対するノイズ成分の信号レベルの比で表すことができる。
また、脈波信号のSN状態の検出方法として、例えば、脈波信号をFFT処理することで得られる基線スペクトルに基づいて、検出する方法がある。脈波信号に対してFFT処理を行った際に得られる各基線スペクトルのうち、最大の基線スペクトル(Pmax)と、最大の基線スペクトルに対して所定の位置に現れる基線スペクトル(N)をノイズ成分の代表とみなして、最大の基線スペクトル(Pmax)に対するノイズ成分を代表する基線スペクトル(N)、すなわちN/Pmaxの値を求めることができる。但し、ノイズ成分の代表と見なす基線スペクトルが現れる位置は、例えば、予め実験を繰り返すことによりノイズ成分の現れる確率の高い位置を選定することができる。
ステップS21において、脈波信号のSN状態が検出されると、次にSN状態が所定の基準状態よりも良好であるか否かが判別される(ステップS22)。ここで、SN状態が良好であるか否かは、ステップS1において検出された脈波信号のSN状態と予め設定された所定の基準状態とを比較することにより行われる。すなわち所定の基準状態と比較した場合、脈波信号に含まれるノイズ成分の割合が低い場合、SN状態が良好であると判別され(ステップS22:Y)、所定の基準状態よりも脈波信号に含まれるノイズ成分の割合が高い場合、SN状態が悪いと判別される(ステップS22:N)。なお、この所定の基準状態に関する基準状態情報は、ROM57cに格納されている。
ステップS22において、脈波信号のSN状態が良好であると判別された場合(ステップS22:Y)、制御部57において算出された脈拍数を表示部22に表示させる(ステップS23)。
一方、ステップS22において、脈波信号のSN状態が良好ではないと判別された場合(ステップS22:N)、脈波信号から脈波成分を抽出し(ステップS24)、脈波成分の信号レベルが予め設定された所定の基準レベルよりも大きいか否かを判別する(ステップS25)。この所定の基準レベルに対応する基準レベル情報についてもROM57cに格納されている。
ここで、脈波成分の信号レベルを所定の基準レベルよりも大きいか否かを比較するのは、脈波信号のSN状態が悪いのは、ノイズ成分の信号レベルが大きすぎるためであるのか、脈波成分の信号レベルが小さすぎるためであるのかを判別するためである。
ステップS25において、脈波成分の信号レベルが所定の基準レベルよりも大きいと判別された場合(ステップS25:N)、すなわち、脈波信号に含まれるノイズ成分の信号レベルが大きすぎると判別された場合は、表示部22における脈拍数の表示を非表示とする(ステップS26)。
一方、脈波信号から抽出された脈波成分の信号レベルが基準レベルよりも小さいと判別された場合(ステップS25:Y)、本実施の形態ではさらに温度センサ5により生体センサユニット4の周囲の温度(外気温)を検出させる(ステップS27)。そして、温度センサ5により検出された温度が、予め設定された基準温度(例えば、5℃等)よりも低いか否かを判別する(ステップS28)。ここで、基準温度は脈波信号を正しく検出することが困難になる体表面温度に対応する外気温の温度が設定される。外気温と生体ユニット4の装着部位周囲の体表面の温度との対応関係は、複数の被験者を用いて予め実験を繰り返すことなどにより求めることができる。また、体表面温度の変化と、脈波信号から抽出される脈波成分の信号レベルの変化等についても予め実験を繰り返す等により対応関係を求めておくことができ、これらの対応関係に基づいて基準温度を設定することができる。そして、制御部57は、生体センサユニット4の周囲の温度が基準温度よりも低いと判別した場合(ステップS28:Y)、表示部22に対して、脈拍数の表示に代えて、生体センサユニット4の周囲が「低温状態」である旨を表示し、ユーザに対して脈拍数を正しく測定することの出来ない原因が外気温の低下等、生体センサユニット4の周囲の温度が基準温度よりも低いためであることを報知する(ステップS29)。
次いで、ROM57cに記憶されたアドバイス情報を読み出して、脈拍数を正しく測定するための対処方法、すなわち、脈波信号を正しく検出させるための対処方法を表示部22に表示させる(ステップS30)。生体センサユニット4の周囲の温度が低い場合、すなわち、外気温が低下している場合には、ユーザの血管の収縮による血流量の低下により脈波信号に含まれる脈波成分の信号レベルが低下する。このため、脈波信号を正しく検出させるためには、表示部22に対して、「手袋を装着してください」といった、生体センサユニット4の周囲を防寒具により保温させて、ユーザの指の血管の血流量の増加を促すような対処方法を表示させる。
図6における生体情報検出装置1の動作は、現在の脈波信号のSN状態が所定の基準状態より良好ではない原因が現在の外気温が所定の基準温度よりも低いためであるか否かを判別するものであるが、本実施の形態の生体情報検出装置1は、温度センサ5により検出される温度の時間経過に伴う温度変化に基づいて、制御部57は将来的に(所定の時間後に)、SN状態が悪化するか否かを前もって予測することができるように構成されている。これは、温度変化の推移に基づいて、制御部57は予めROM57c等に格納された温度変化推移予測プログラム等に従って、所定の時間後の温度が上記の基準温度よりも低くなるか否かを予測し、所定の時間後に生体センサユニット4の周囲の温度が上記の基準温度よりも低くなると予測した場合、制御部57は上記と同様に表示部22に対して、今後、外気温の低下が予測される旨の表示を行ったり、外気温の低下に伴い、脈拍数の測定を正しくできなくなる可能性がある旨を表示し、「予め手袋をご準備ください」等の対処方法を表示する。この様に、外気温の低下が予測され、脈拍数を正しく測定できなくなることが予測される場合、ユーザに対して事前にその旨や対処方法を報知することで、ユーザは予め手袋を用意しておいたり、外気温の低下に備えて予め手袋を装着しておくなどの適切な対応をとることができる。
以上説明した本実施の形態によれば、生体センサユニット4によりユーザの脈波信号を検出し、脈波信号に基づいてユーザの脈拍数を求めることができる。この際、制御部57は脈波信号のSN状態を検出し、検出したSN状態が所定の基準状態よりも良好か否かを判別することにより、脈波信号が正しく検出されたか否かを判別している。そして、制御部57は、SN状態が基準状態よりも良好ではないと判別した場合に、まず、脈波信号から抽出された脈波成分の信号レベルに基づき、生体センサユニット4の周囲の温度が所定の基準温度よりも低いか否かを判別している。また、上記実施の形態では、温度センサ5により検出された温度に基づいて基準温度よりも低いか否かをより確実に判別している。そして、生体センサユニット4の周囲の温度が所定の基準温度よりも低い場合、報知部55により温度が所定の基準温度よりも低いため脈波信号を正しく検出できない旨をユーザに報知している。したがって、少なくとも外気温の低下等に起因して、SN状態が悪化し、脈波信号を正しく検出することができない場合は、ユーザに対して脈波信号を正しく検出できない原因を報知することができる。
さらに、上記実施の形態によれば、生体センサユニット4の周囲の温度が低い場合に、ユーザに対してアドバイス情報として、手袋を装着してください等の脈波信号を正しく検出させるための対処方法をユーザに対して報知させることができるので、外気温が低い場合等であっても、ユーザに適切な対処法を報知して、ユーザの脈波信号を正しく検出させることができる。
以上説明した上記実施の形態は本発明の一態様であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、温度センサ5を図1および図3に示すように、脈波検出機構40を固定するためのセンサ固定用バンド42の外側に配置するものとしたが、例えば、センサ固定用バンド42の内側に配置してもよい。温度センサ5の配置位置は脈波信号を検出する部位、すなわち脈波検出機構40の周囲であることが好ましいが、装置本体2に配置してもよい。予め、温度センサ5の配置位置において検出される温度と、脈波検出機構40の周囲の温度との対応関係とを実験等により求めておくことで、温度センサ5の配置位置によらず、脈波検出機構40の周囲の温度を測定(推定)することができる。
装置本体2に温度センサ5を配置すれば、生体センサユニット4に設ける部材を減らすことができる。
また、上記実施の形態において、前記制御部57は、脈波信号から抽出された脈波成分の信号レベルが所定の基準レベルよりも小さいか否かを判別し、当該信号レベルが基準レベルよりも小さい場合に、更に、温度センサ5により検出された温度に基づいて、生体センサユニット4の周囲の温度が基準温度よりも低いか否かを判別する構成としたが、単に、脈波信号から抽出された脈波成分の信号レベルに基づいて、生体センサユニット4の周囲の温度が基準温度よりも低いか否かを判別する構成としてもよい。この場合、生体センサユニット4の周囲の温度が基準温度よりも低いか否かを判別するために温度センサ等の新たな構成部材を設ける必要がなく、コストを増加させずに生体センサユニット4の周囲の温度を検出することができる。
同様に、制御部57において脈波信号から抽出された脈波信号の信号レベルが基準レベルよりも小さいか否かを判別せずに、単に、生体センサユニット4の周囲に配置された温度センサ5により検出された温度に基づいてのみ、生体センサユニット4の周囲の温度が前記基準温度よりも低いか否かを判別する構成とすることもできる。この構成によれば、生体センサユニット4の周囲に配置される温度センサ5により検出された温度に基づいて、生体センサユニット4の周囲の温度が基準温度よりも低いか否かを判別することができる。
但し、上記において説明したように、脈波信号の信号レベルと、温度センサ5により検出された温度とに基づいて、生体センサユニット4の周囲の温度を検出する構成とすることで、外気温の低下等に起因して、指の血管の収縮により血流量が低下したために、脈波信号を正しく検出できないことをより確実に判別することができる。
また、上記実施の形態では、制御部57は、脈波信号の信号レベルが基準レベルよりも小さく、かつ、温度センサ5により検出された温度が基準温度以上である場合には、表示部22における脈拍数の表示を非表示にするものとして説明したが、この場合は、ユーザが生体センサユニット4を正しく装着していない場合が想定されるので、ユーザに対して生体センサユニット4の装着状態が脈拍数を正しく検出することのできる装着状態にない可能性があることを報知する態様としてもよい。脈波検出機構40がセンサ固定用バンド42によりユーザの指の血管に対して正しい位置に配置されていなければ、LED44から血管に向けて正しく光を照射できず、あるいはフォトトランジスタ45により反射光を正しく受光できないため、脈波信号から抽出される脈波成分の信号レベルが低下することが考えられる。この場合、外気温が所定の温度より高い場合には、ユーザが正しく生体センサユニット4を装着すれば、脈波信号を正しく検出できるようになるからである。すなわち、脈波信号の信号レベルが基準レベルよりも小さく、かつ、温度センサ5により検出された温度が基準温度以上である場合には、報知部55により、生体センサユニット4(脈波信号検出部)の装着状態が脈波検出信号を正しく検出することのできる装着状態にない可能性がある旨を報知することが好ましい。
また、以上の説明においては、上記各機能を実現するための制御プログラムが、予めROM57cに格納されている場合について説明したが、制御プログラムを、コンピュータ(CPU57a)読取可能な記録媒体に記録するようにしてもよい。このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが記憶媒体から読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、上記各実施形態と同等の作用および効果が得られる。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、どのような記憶媒体であってもよい。
また、インターネット、LANなどの通信ネットワークおよび通信部56を介して制御用プログラムをダウンロードし、インストールして実行するように構成することも可能である。
本実施形態の生体情報検出装置の外観構成図である。 生体情報検出装置の装置本体の外観を示す正面図である。 本実施形態の生体センサユニットの断面図である。 生体情報検出装置の機能的構成を示すブロック図である。 脈拍数算出時の基本動作を説明するためのフローチャートである。 脈波信号の検出状態の判別処理等に関するフローチャートである。
符号の説明
1…生体情報検出装置、4…生体センサユニット(脈波信号検出部)、5…温度センサ、22…表示部、51…脈波データ処理部、52…ピッチデータ処理部、53…クロック生成部、54…入力部、55…報知部、56…通信部、57…制御部(SN状態検出部、SN状態判別部、温度判別部)、57a…CPU、57b…RAM、57c…ROM(記憶部)、57d…乗算器。

Claims (10)

  1. ユーザに装着されてユーザの脈波信号を検出する脈波信号検出部と、
    前記脈波信号のSN状態を検出するSN状態検出部と、
    前記SN状態が所定の基準状態よりも良好か否かを判別するSN状態判別部と、
    前記SN状態が前記基準状態よりも良好ではないと判別された場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いか否かを判別する温度判別部と、
    前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低い場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いため前記脈波信号を正しく検出できない旨を報知する報知部と、
    を備えることを特徴とする生体情報検出装置。
  2. 請求項1記載の生体情報検出装置において、
    前記温度判別部は、前記脈波信号から抽出された脈波成分の信号レベルが所定の基準レベルよりも小さいか否かを判別し、当該信号レベルが前記基準レベルよりも小さい場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低いと判別すること、
    を特徴とする生体情報検出装置。
  3. 請求項1記載の生体情報検出装置において、
    前記脈波信号検出部周囲の温度を検出する温度センサを備え、
    前記温度判別部は、前記脈波信号から抽出された脈波成分の信号レベルが所定の基準レベルよりも小さいか否かを判別し、当該信号レベルが前記基準レベルよりも小さい場合に、前記温度センサにより検出された温度に基づいて、前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低いか否かを判別すること、
    を特徴とする生体情報検出装置。
  4. 請求項1記載の生体情報検出装置において、
    前記脈波信号検出部周囲に配置され、前記脈波信号検出部周囲の温度を検出する温度センサを備え、
    前記温度判別部は、前記温度センサにより検出された温度に基づいて、前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低いか否かを判別すること、
    を特徴とする生体情報検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の生体情報検出装置において、
    前記脈波検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低い場合に、前記脈波信号を正しく検出させるための対処方法を示すアドバイス情報を記憶する記憶部を備え、
    前記温度判別部により、前記脈波検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低いと判別された場合に、前記報知部は前記アドバイス情報を報知すること、
    を特徴とする生体情報検出装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の生体情報検出装置において、
    時間経過に伴う前記脈波信号検出部周囲の温度変化を検出する温度変化検出部と、
    前記温度変化検出部により検出された温度変化に基づいて、所定の時間後に前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低くなるか否かを予測する温度変化予測部と、
    を備え、
    前記報知部は、前記温度変化予測部により前記所定の時間後に前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低くなると予測された場合、前記所定の時時間後に前記脈波信号検出部周囲の温度低下のため前記脈波信号を正しく検出することができなくなる場合がある旨を報知すること、
    を特徴とする生体情報検出装置。
  7. ユーザに装着されてユーザの脈波信号を検出する脈波信号検出部と、
    時間経過に伴う前記脈波信号検出部周囲の温度変化を検出する温度変化検出部と、
    前記温度変化検出部により検出された温度変化に基づいて、所定の時間後に前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低くなるか否かを予測する温度変化予測部と、
    前記温度変化予測部により前記所定の時間後に前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低くなると予測された場合、前記所定の時時間後に前記脈波信号検出部周囲の温度低下のため前記脈波信号を正しく検出することができなくなる場合がある旨を報知する報知部と、
    を備えることを特徴とする生体情報検出装置。
  8. 請求項6または7に記載の生体情報検出装置において、
    前記脈波検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低い場合に、前記脈波信号を正しく検出させるための対処方法を示すアドバイス情報を記憶する記憶部を備え、
    前記温度変化予測部により、前記脈波検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低くなると予測された場合に、前記報知部は前記アドバイス情報を報知すること、
    を特徴とする生体情報検出装置。
  9. ユーザに装着されてユーザの脈波信号を検出する脈波信号検出部と、所定の情報を報知する報知部とを備える生体情報検出装置を制御するための生体情報検出装置の制御方法であって、
    前記脈波信号検出部に、前記ユーザの脈波信号を検出させる脈波信号検出過程と、
    前記脈波信号のSN状態を検出するSN状態検出過程と、
    前記SN状態が所定の基準状態よりも良好か否かを判別するSN状態判別過程と、
    前記SN状態が前記基準状態よりも良好ではないと判別された場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いか否かを判別する温度判別過程と、
    前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低い場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いため前記脈波信号を正しく検出できない旨を報知部に報知させる報知過程と、
    を備えることを特徴とする生体情報検出装置の制御方法。
  10. ユーザに装着されてユーザの脈波信号を検出する脈波信号検出部と、所定の情報を報知する報知部とを備える生体情報検出装置をコンピュータを用いて制御するための制御プログラムであって、
    前記脈波信号検出部に、前記ユーザの脈波信号を検出させ、
    前記脈波信号のSN状態を検出させ、
    前記SN状態が所定の基準状態よりも良好か否かを判別させ、
    前記SN状態が前記基準状態よりも良好ではないと判別された場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いか否かを判別させ、
    前記脈波信号検出部周囲の温度が前記基準温度よりも低い場合に、前記脈波信号検出部周囲の温度が所定の基準温度よりも低いため前記脈波信号を正しく検出できない旨を報知部に報知させること、
    を特徴とする制御プログラム。
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