JP2009207713A - 生体情報処理装置、生体情報処理方法および制御プログラム - Google Patents

生体情報処理装置、生体情報処理方法および制御プログラム Download PDF

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JP2009207713A JP2008054467A JP2008054467A JP2009207713A JP 2009207713 A JP2009207713 A JP 2009207713A JP 2008054467 A JP2008054467 A JP 2008054467A JP 2008054467 A JP2008054467 A JP 2008054467A JP 2009207713 A JP2009207713 A JP 2009207713A
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Abstract

【課題】運動負荷が小さい場合でも個人差の影響を排除して、正確に消費カロリーを算出
する。
【解決手段】生体情報処理装置は、脈拍センサ30および体動センサ302により脈拍数
を検出し、MPU308は、検出した脈拍数並びに被験者に対応する所定の安静時脈拍数
、最大脈拍数、安静時酸素摂取量および最大酸素摂取量に基づいて酸素摂取量を算出し、
算出した前記酸素摂取量に基づいて当該被験者の消費カロリー量を算出する。
【選択図】図6

Description

本発明は、生体情報処理装置、生体情報処理方法および制御プログラムに係り、特に
被験者(ユーザ)毎により正確に消費カロリーを推定することが可能な生体情報処理装置
、生体情報処理方法および制御プログラムに関する。
健康的な観点および予防医学的な観点からも人間が食物を摂取し、体内に取り込んだカ
ロリーと、これを日常生活により消費するカロリーのバランスがとれていることが重要で
ある。
ところで、現代社会においては、交通機関などの発達により、消費カロリーは減少する
傾向にある。
一方、食物によるカロリー摂取量は減少どころか、増加する傾向にあり、摂取カロリー
と消費カロリーとのバランスが崩れてきている。
このため、積極的に運動を行って、カロリー消費を増やすことが重要であり、運動をす
る人も増加してきている。
このような状況下での運動を考えると、各個人が適当に行うのではなく、消費カロリー
を考慮した上で運動メニューを作成し、管理していくのが望ましい。
このような観点から、従来においては、運動におけるカロリー消費量を算出する方法と
して、例えば、次のようなものが提案されている。
特許文献1記載の技術は、心拍数と消費カロリーとの代表的な相関直線を一つだけ決定
し、これに基づいて心拍数の測定と同時に消費カロリーを計算するものである。
また、特許文献2に記載の技術は、心拍数と消費カロリーについて複数の相関直線を記
憶し、入力された個人データからいずれかの相関直線を選択し、心拍数の測定と同時に消
費カロリーを計算するものである。
特開昭54−160280号公報 特許第3250622号
しかしながら、特許文献1記載の技術では、相関直線を一つ用いているだけなので、多
くの被験者を測定調査した場合には、個人差に起因して測定値が大幅にずれてしまうとい
う不具合があり、多数の被験者に対しては実用に適さなかった。
また、特許文献2記載の技術では、複数の相関直線を用いているため、特許文献1記載
の技術と比較すれば、多くの被験者に対して適用することが可能であるが、より多くの被
験者に適用可能とするために多数の相関直線を記憶するのは、現実的には困難であり、実
用的には限度があった。
ところで、いずれの手法においても、相関直線は、心拍数が低い領域、すなわち、運動
負荷が小さい領域においては、相関性が低く(=相関係数が小さく)、実用的ではなかっ
た。
特に相対心拍数が20[%]以下の領域においては、相関性が異常に低く、現実的な処
理としては、カロリー計算の対象から除外したり、参考値として採用したりすることとな
っていた。
そこで、本発明の目的は、運動負荷が小さい場合でも個人差の影響を排除して、正確に
消費カロリーを算出できる生体情報処理装置、生体情報処理方法および制御プログラムを
提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様の生体情報処理装置は、被験者の脈拍数
を検出する脈拍数検出部と、前記脈拍数並びに前記被験者に対応する所定の安静時脈拍数
、最大脈拍数、安静時酸素摂取量および最大酸素摂取量に基づいて酸素摂取量を算出し、
算出した前記酸素摂取量に基づいて消費カロリー量を算出する消費カロリー算出部と、を
備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、脈拍数検出部は、被験者の脈拍数を検出する。
これにより消費カロリー算出部は、脈拍数並びに被験者に対応する所定の安静時脈拍数
、最大脈拍数、安静時酸素摂取量および最大酸素摂取量に基づいて酸素摂取量を算出し、
算出した酸素摂取量に基づいて消費カロリー量を算出する。
したがって、簡易な演算で、個人差の影響を排除してより正確に消費カロリーを算出す
ることができる。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記消費カロリー算出部は、次式
により消費カロリー量Cを算出することを特徴としている。
Figure 2009207713
ここで、HRは前記脈拍数、HRrestは前記安静時脈拍数、HRmaxは前記被験
者の最大脈拍数、VO2restは前記被験者の安静時酸素摂取量、Wは前記被験者の体
重である。
また、本発明の第3の態様は、第1の態様または第2の態様において、前記最大酸素摂
取量VO2maxは、外部からユーザが入力した値が設定され、若しくは、年齢、性別あ
るいは運動能力のうち少なくとも年齢と前記最大酸素摂取量VO2maxとの対応関係を
示す予め記憶したテーブルを参照して設定されることを特徴としている。
したがって、実測が難しい最大酸素摂取量をより簡易に設定して、消費カロリー計算が
行える。
また、本発明の第4の態様は、第1ないし第3のいずれかの態様において、前記安静時
脈拍数HRrestは、外部からユーザが入力した値が設定され、若しくは、年齢、性別
あるいは運動能力のうち少なくとも年齢と前記安静時脈拍数HRrestとの対応関係を
示す予め記憶したテーブルを参照して設定されることを特徴としている。
また本発明の第5の態様は第1の態様ないし第4の態様において、前記消費カロリー量
算出部が算出した消費カロリーを消費カロリーデータとして記憶する消費カロリーデータ
記憶部を備えたことを特徴としている。
また、本発明の第6の態様は、被験者の脈拍数を検出する脈拍数検出部を有する生体情
報処理装置の制御方法において、前記脈波数検出部により、前記被験者の脈拍数を検出す
る脈拍数検出過程と、前記脈拍数並びに前記被験者に対応する所定の安静時脈拍数、最大
脈拍数、安静時酸素摂取量および最大酸素摂取量に基づいて酸素摂取量を算出し、算出し
た前記酸素摂取量に基づいて消費カロリー量を算出する消費カロリー算出過程と、を備え
たことを特徴としている。
上記構成によれば、簡易な演算で、個人差の影響を排除してより正確に消費カロリーを
算出することができる。
また、本発明の第7の態様は、被験者の脈拍数を検出する脈拍数検出部を有する生体情
報処理装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、前記脈波数検
出部により、前記被験者の脈拍数を検出させ、前記脈拍数並びに前記被験者に対応する所
定の安静時脈拍数、最大脈拍数、安静時酸素摂取量および最大酸素摂取量に基づいて酸素
摂取量を算出させ、前記酸素摂取量に基づいて消費カロリー量を算出させる、ことを特徴
としている。
上記構成によれば、簡易な演算で、個人差の影響を排除してより正確に消費カロリーを
算出することができる。
本発明によれば、簡易な装置構成で手軽に人の脈拍数から、被験者の個人差(安静時脈
拍数、最大脈拍数、安静時酸素摂取量、最大酸素摂取量など)の影響を受けることなく、
精度の高い消費カロリー量を算出することができる。
次に本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、本発明の原理について説明する。
発明者は、従来、運動におけるカロリー消費量を算出するに際して用いていた相関直線
に対して、運動負荷が小さい領域で相関性が低い理由について考察した。
上述したように、従来のカロリー消費量算出に用いる相関直線は、複数の被験者の実測
データに基づいて作成していたが、発明者は、運動負荷が小さい領域では、個人差による
ばらつきが、運動負荷が比較的大きい領域に比べて、大きいということに気づいた。
そこで、発明者は、被験者毎に脈拍数と酸素摂取量との関係を検討してみた。
図1は、脈拍数と酸素摂取量との関係説明図である。
図1において、縦軸(y軸)は、酸素摂取量VO2であり、横軸(x軸)は、脈拍数H
Rである。
図1に示す相関直線は、一被験者のものであり、脈拍数HRと酸素摂取量VO2とは、
きれいな相関直線を描いていることがわかった。
同様に、複数の被験者についても脈拍数HRと酸素摂取量VO2との相関関係を調べた
ところ、その傾きは、被験者によって変化するものの、いずれの被験者についても、きれ
いな相関直線を描いていた。
このことは、被験者毎に当該被験者の脈拍数HRと酸素摂取量VO2との相関関係を用
いて、酸素摂取量を算出すれば、正確に消費カロリーCを算出できるということである。
そこで、発明者らは、上記相関直線における脈拍数HRと酸素摂取量VO2との関係に
基づいて、次式により、消費カロリーCを算出することとした。
Figure 2009207713
ここで、HRは被験者の脈拍数、HRrestは被験者の安静時脈拍数、HRmaxは
前記被験者の最大脈拍数、A1は実験により求めた第1実験係数、A2は実験により求め
た第2実験係数、VO2maxは被験者の相対酸素摂取量、VO2restは前記被験者
の安静時相対酸素摂取量、Wは前記被験者の体重である。
この場合において、最大酸素摂取量VO2maxは、外部からユーザが入力した値が設
定され、若しくは、年齢、性別あるいは運動能力のうち少なくとも年齢と最大酸素摂取量
VO2maxとの対応関係を示す予め記憶したテーブルを参照して設定される。しかしな
がら、年齢、性別および運動能力のうちより多くとの対応関係を示すテーブルを予め記憶
しておき、参照した方が、より正確な値に設定できる。
同様に、安静時脈拍数HRrestについても、外部からユーザが入力した値が設定さ
れ、若しくは、年齢、性別あるいは運動能力のうち少なくとも年齢と安静時脈拍数HRr
estとの対応関係を示す予め記憶したテーブルを参照して設定される。この場合におい
ても、年齢、性別および運動能力のうちより多くとの対応関係を示すテーブルを予め記憶
しておき、参照した方が、より正確な値に設定できる。
この結果、被験者によらず、より正確な消費カロリーを算出することができる。
図2は、実施形態の生体情報処理装置の構成を示す説明図である。
図3は、生体情報処理装置の脈拍センサ近傍の断面図である。
本実施形態においては、生体情報として脈拍を用い、生体情報値として脈拍数を検出し
、さらに検出した脈拍数から消費カロリー量を算出するものとする。
生体情報処理装置1は、大別すると、腕時計型の装置本体10と、この装置本体10に
接続されるケーブル20と、このケーブル20の先端側に設けられ、センサ固定用バンド
40により小指に密着するように固定された脈拍センサ30と(図2参照)、を備えて構
成されている。
装置本体10には、腕時計における12時方向から腕に巻きついてその6時方向で固定
されるリストバンド12が設けられている。このリストバンド12によって、装置本体1
0は、腕に着脱自在に装着される。
脈拍センサ30は、図3に示すように、センサ固定用バンド40によって遮光された状
態で小指の根元から指関節までの間に装着されている。このように、脈拍センサ30を指
の根元に装着することにより、ケーブル20が短くて済むので、ケーブル20は、ランニ
ング中に邪魔にならない。また、掌から指先までの体温の分布を計測すると、寒いときに
は、指先の温度が著しく低下するのに対し、指の根元の温度は比較的低下しない。したが
って、指の根元に脈拍センサ30を装着すれば、寒い日に屋外でランニングしたときでも
、脈拍数などを正確に計測できるのである。なお、脈拍センサ30を装着する指は、小指
に限らず、他の指でも良い。
図4は、生体情報処理装置1の装置本体10を、リストバンドやケーブルなどを外した
状態で示す平面図、図5は、生体情報処理装置1を腕時計における3時の方向からみた側
面図である。
図4において、装置本体10は、樹脂製の時計ケース11(本体ケース)を備えている
。時計ケース11の表面側には、現在時刻や日付に加えて、走行時や歩行時のピッチ、及
び脈拍数などの脈波情報などを表示するELバックライト付きの液晶表示装置13(表示
装置)が設けられている。
液晶表示装置13には、表示面の左上側に位置する第1のセグメント表示領域131、
右上側に位置する第2のセグメント表示領域132、右下側に位置する第3のセグメント
表示領域133、及び左下側に位置するドット表示領域134が構成されており、ドット
表示領域134では、各種の情報をグラフィック表示可能である。
時計ケース11の内部には、ピッチを求めるための体動センサ302(図6参照)が内
蔵されており、この体動センサ302としては、加速度センサなどを用いることができる
また、時計ケース11の内部には、各種の制御やデータ処理を行う制御部5が設けられ
ている。
この制御部5は、体動センサ302による検出結果(体動信号)および脈拍センサ30
による検出結果(脈波信号)に基づいて脈拍数、ひいては、消費カロリーを算出し、被験
者であるユーザの消費カロリーを液晶表示装置13で表示する。
この場合において、制御部5には、計時回路も構成されているため、通常時刻なども液
晶表示装置13に表示可能となっている。
また、時計ケース11の外周部(側面部)には、図4に示すように、時刻合わせや表示
モードの切り換えなどの外部操作を行うためのボタンスイッチ111〜115が設けられ
ている。また、時計ケースの正面の表面には、運動中の操作を想定した大きめのボタンス
イッチ116、117が構成されている。
生体情報処理装置1の電源は、時計ケース11に内蔵されているボタン形の小型の電池
59(図4参照)であり、ケーブル20は、電池59から脈拍センサ30に電力を供給す
るとともに、脈拍センサ30の検出結果を時計ケース11の制御部5に入力している。
生体情報処理装置1では、その機能を増やすに伴って、装置本体10を大型化する必要
がある。しかしながら、装置本体10には、腕に装着されるという制約があるため、装置
本体10を腕時計における6時及び12時の方向に向けては拡大できない。
そこで、本実施形態では、図4に示すように、装置本体10には、3時及び9時の方向
における長さ寸法が6時及び12時の方向における長さ寸法よりも長い横長の時計ケース
11を用いてある。
この場合において、リストバンド12は、3時の方向側に偏った位置で接続しているた
め、リストバンド12からみると、腕時計における9時の方向には、3時の方向とは異な
り張出部分101が設けられている。したがって、横長の時計ケース11を用いたわりに
は、手首を自由に曲げることができ、また、転んでも手の甲を時計ケース11にぶつけた
りすることもない。
時計ケース11の内部において、電池59に対して9時の方向には、図4に一点鎖線で
示すように、ブザー用の偏平な圧電素子58が配置されている。電池59は、圧電素子5
8に比較して重いため、装置本体10の重心位置は、3時の方向に偏った位置にある。こ
の重心が偏っている側にリストバンド12が接続しているので、装置本体10を腕に安定
した状態で装着できる。また、電池59と圧電素子58とを平面方向に配置してあるため
、装置本体10を薄型化できる。
これとともに、図5に示すように、裏面部119に電池蓋118を設けることによって
、ユーザは、電池59を簡単に交換できる。
図5において、時計ケース11の12時の方向には、リストバンド12の端部に取り付
けられた止め軸121を保持するための連結部105が形成されている。時計ケース11
の6時の方向には、腕に巻かれたリストバンド12が長さ方向の途中位置で折り返される
とともに、この途中位置を保持するための留め具122が取り付けられる受け部106が
形成されている。
装置本体10の6時の方向において、裏面部119から受け部106に至る部分は、時
計ケース11と一体に成形されて裏面部119に対して約115[゜]の角度をなす回転
止め部108になっている。すなわち、リストバンド12によって装置本体10を左の手
首L(腕)の上面部L1(手の甲の側)に位置するように装着したとき、時計ケース11
の裏面部119は、手首Lの上面部L1に密着する。これと並行して、回転止め部108
は、橈骨Rのある側面部L2に当接する。
この状態で、装置本体10の裏面部119は、橈骨Rと尺骨Uを跨ぐ感じになる。これ
とともに、回転止め部108と裏面部119との屈曲部分109から回転止め部108に
かけては、橈骨Rに当接する感じになる。このように、回転止め部108と裏面部119
とは、約115°という解剖学的に理想的な角度をなしているため、装置本体10を矢印
Aまたは矢印Bの方向に回そうとしても、装置本体10は、腕の周りで不必要にずれるこ
とがない。
また、裏面部119及び回転止め部108によって腕の回りの片側2ヵ所で装置本体1
0の回転を規制するだけである。このため、腕が細くても、裏面部119及び回転止め部
108は確実に腕に接するので、回転止め効果が確実に得られる。さらに、腕が太くても
窮屈な感じがない。
図6は、実施形態の脈拍センサ30の断面図である。
図6において、脈拍センサ30は、そのケース体としてのセンサ枠36の裏側に裏蓋4
02が被されることによって、内側に部品収納空間400が構成されている。部品収納空
間400の内部には、回路基板35が配置されている。回路基板35には、LED31、
フォトトランジスタ32、その他の電子部品が実装されている。脈拍センサ30には、ブ
ッシュ493によってケーブル20の端部が固定され、ケーブル20の各配線は、各回路
基板35のパターン上にはんだ付けされている。ここで、脈拍センサ30は、ケーブル2
0が指の根元側から装置本体10の側に引き出されるようにして指に取り付けられる。し
たがって、LED31及びフォトトランジスタ32は、指の長さ方向に沿って配列される
ことになり、そのうち、LED31は指の先端側に位置し、フォトトランジスタ32は指
の根元の方に位置する。このように配置すると、外光がフォトトランジスタ32に届きに
くいという効果がある。
脈拍センサ30では、センサ枠36の上面部分(実質的な脈波信号検出部)にガラス板
からなる透光板34によって光透過窓が形成されている。そして、この透光板34に対し
て、LED31及びフォトトランジスタ32は、それぞれ発光面及び受光面を透光板34
の方に向けている。このため、透光板34の外側表面441(指表面との接触面/センサ
面)に指表面を密着させると、LED31は、指表面の側に向けて光を発する。これとと
もに、フォトトランジスタ32は、LED31が発した光のうち指の側から反射してくる
光を受光可能である。ここで、透光板34の外側表面441と指表面との密着性を高める
目的に、透光板34の外側表面441は、その周囲部分461から突出している構造にな
っている。
本実施形態では、LED31として、InGaN系(インジウム−ガリウム−窒素系)
の青色LEDを用いてあり、その発光スペクトルは、450nmに発光ピークを有してい
る。さらにLED31の発光波長領域は、350nmから600nmまでの範囲にある。
かかる発光特性を有するLED31に対応させて、本例では、フォトトランジスタ32と
して、GaAsP系(ガリウム−砒素−リン系)のフォトトランジスタを用いている。フ
ォトトランジスタ32自身の受光波長領域は、主要感度領域が300nmから600nm
までの範囲にあって、300nm以下にも感度領域がある。
このように構成した脈拍センサ30を、センサ固定用バンド40によって指の根元に装
着し、この状態で、LED31から指に向けて光を照射すると、この光が血管に届いて血
液中のヘモグロビンによって光の一部が吸収され、一部が反射する。指(血管)から反射
してきた光は、フォトトランジスタ32によって受光され、その受光量変化が血量変化(
血液の脈波)に対応する。すなわち、血量が多いときには、反射光が弱くなる一方、血量
が少なくなると、反射光が強くなるので、反射光強度の変化を検出すれば、脈拍数を含む
各種生体情報などを計測できる。
また、本実施形態では、LED31の発光波長領域とフォトトランジスタ32の受光波
長領域との重なり領域である約300nmから約600nmまでの波長領域、すなわち、
約700nm以下の波長領域における検出結果に基づいて生体情報を表示する。
このような構成を採っている理由は、外光が指の露出部分にあたっても、外光に含まれ
る光のうち波長領域が700nm以下の光は、指を導光体としてフォトトランジスタ32
(受光部)にまで到達しないからである。これは、外光に含まれる波長領域が700nm
以下の光は、指を透過しにくい傾向にあるためである。したがって、外光がセンサ固定用
バンド40で覆われていない指の部分に照射されても、指を通ってフォトトランジスタ3
2まで届かず、測定結果に影響を与えることがないのである。
また、約700nm以下の波長領域の光を利用して、脈波情報を得ているので、血量変
化に基づく脈波信号のS/N比が高い。この理由としては、血液中のヘモグロビンは、波
長が300nmから700nmまでの光に対する吸光係数が従来の検出光である波長が8
80nmの光に対する吸光係数に比して数倍〜約100倍以上大きいからと考えられる。
したがって、血量変化に感度よく変化するので、血量変化に基づく脈波の検出率(S/N
比)が高くなるのであると考えられる。
図7は、制御部周辺の概要構成ブロック図である。
制御部5は、大別すると、脈拍センサ30からの入力結果に基づいて脈拍数などを求め
る脈波データ処理部500と、体動センサ302からの入力結果に基づいてピッチを求め
るピッチデータ処理部501と、動作クロック信号を生成するクロック生成部502と、
制御部全体を制御するコントロール部503と、が構成されている。
脈波データ処理部500は、大別すると、脈波信号増幅回路303と、脈波波形整形回
路306と、を独自に備え、ピッチデータ処理部501と共有してA/D変換回路305
を備えている。
脈波信号増幅回路303は、脈拍センサ30の出力である脈波信号を増幅して脈波増幅
信号をA/D変換回路305および脈波波形整形回路306に出力する。
脈波波形整形回路306は、脈波増幅信号の波形整形を行ってコントロール部503に
出力する。
A/D変換回路305は、脈波増幅信号のA/D変換を行って脈波データとしてコント
ロール部503に出力する。
ピッチデータ処理部501は、大別すると、体動信号増幅回路304と、体動波形整形
回路307と、を独自に備え、上述したように脈波データ処理部500と共有してA/D
変換回路305を備えている。
体動信号増幅回路304は、体動センサ302の出力である体動信号を増幅して体動増
幅信号をA/D変換回路305および体動波形整形回路307に出力する。
体動波形整形回路307は、体動増幅信号の波形整形を行ってコントロール部503に
出力する。
A/D変換回路305は、体動増幅信号のA/D変換を行って体動データとしてコント
ロール部503に出力する。
クロック生成部502は、大別すると、発振回路312および分周回路313を備えて
いる。
発振回路312は、水晶発振器などを備え、コントロール部503にクロック信号を基
準動作クロックとして供給するとともに、クロック信号から計時用クロック信号を生成さ
せるべく、分周回路313に供給する。
分周回路313は、供給されたクロック信号を分周して、各種の計時用クロック信号を
生成してコントロール部503に供給する。
コントロール部503は、大別すると、MPU308と、RAM309と、ROM31
0と、通信部311と、を備えている。
MPU308は、ROM310内に格納された制御プログラムに基づいて制御部5全体
、ひいては、生体情報処理装置1全体を制御する。
RAM309は、脈波データ、体動データを含む各種データを一時的に格納し、作業領
域として用いられる。
ROM310は、MPU308、ひいては、生体情報処理装置1全体を制御するための
制御プログラムを予め格納している。
通信部311は、MPU308の制御の下、通信用コネクタを介して接続された外部機
器と、データの送受信を行う。すなわち、外部機器に測定データを出力したり、外部機器
から当該生体情報処理装置1の設定データの入力をしたりすることが可能となっている。
ここで、具体的な消費カロリー量の算出動作説明に先立ち、本実施形態の消費カロリー
量算出方法について説明する。
まず、本実施形態の適用にあたり、前提条件として以下の要件を満たしているものとす
る。
・本実施形態では、消費カロリー量を酸素摂取量から算出しているため、脈拍数が
運動強度に比例するものとして取り扱える範囲内にあること。
脈拍数が低い場合、あるいは、高い場合には比例しない場合があるのは、運動量が少な
く脈拍数が低い場合には、脈拍数には心理的な影響が大きく現れ、酸素摂取能力の限界を
超えて脈拍数が高くなる場合があるからである。
・年齢、性別、運動能力などによる脈拍数の個人差が存在している。
また、以下の説明においては、安静時脈拍数とは、測定開始時の安静座位、かつ、脈拍
数安定状態で測定した最低脈拍数のこととしている。しかしながら、同一条件で安定的に
図れるのであれば、これに限られるものではない。
次に、相対脈拍数と相対酸素摂取量の関係について説明する。
図8は、実施形態の相対脈拍数と相対酸素摂取量の関係説明図である。
本実施形態においては、被験者の脈拍数をHRとし、被験者の安静時の脈拍数である安
静時脈拍数をHRrestとし、被験者の年齢の関数として定義した最大脈拍数をHRm
axを(1)式により算出している。
HRmax=220−AGE ……(1)
ここで、AGEは、被験者の年齢である。
次に相対酸素摂取量RVO2maxと酸素摂取量VO2の関係について説明する。
本実施形態において、酸素摂取量VO2は、最大酸素摂取量をVO2maxとし、基礎代
謝量としての安静時酸素摂取量をVO2restとして、(2)式により定義している。
ここで、最大酸素摂取量をVO2maxは、予めユーザが入力装置110を介して入力し
、設定しておくものとする。
Figure 2009207713
(2)式において、安静時酸素摂取量をVO2restについては、ハリス・ベネディ
クト方程式を利用している。
具体的には、1日当たりの安静時酸素摂取量VO2restは、体重をW、身長をT、
年齢をAGEとした場合に、性別毎に以下のように定義されている。
男性:VO2rest=66.47+(13.75・W)
+(5.0・T)−(6.76×AGE)
女性:VO2rest=66.51+(9.56・W)
+(1.85・T)−(4.68×AGE)
上記式における安静時酸素摂取量VO2restは、1日当たりであるので、実際の消
費カロリー量を算出する場合には、1分当たりの安静時酸素摂取量VO2restに変換
して処理を行っている。すなわち、得られた値に1/(24×60)を乗じた値を用いて
いる。
次に被験者であるユーザの体重Wを考慮し、酸素摂取量VO2(単位ml/kg/mi
n)から消費カロリー量C(単位kcal/min)を算出している。
具体的には、1リットル酸素を摂取した場合における消費カロリーを5kcalとし、
同一の酸素摂取量VO2((2)式参照)に相当する脈拍数継続時間をtとした場合に、
次に示す(3)式により消費カロリー量Cを算出している。
Figure 2009207713
次に上記各式を適用した場合の実施形態の動作について説明する。
図7は、実施形態の生体情報処理装置の消費カロリー量算出処理フローチャートである

まず、生体情報処理装置1のMPU308は、脈拍数HRを計測する(ステップS11
)。
ここで、脈拍数HRの計測について詳細に説明する。
まず、MPU308は、脈拍センサ30と体動センサ302の出力信号を取得する。
具体的には、脈拍センサ30は生体から脈波を検出し、検出した脈波信号を脈波信号増
幅回路303に出力する。脈波信号増幅回路303は、入力された脈波信号を増幅し、A
/D変換回路305及び脈波波形整形回路306に出力する。脈波波形整形回路306は
、脈波信号を整形し、MPU308に出力する。
一方、体動センサ302は、ユーザの動きを検出し、検出した体動信号を体動信号増幅
回路304に出力する。体動信号増幅回路304は、体動信号を増幅し、A/D変換回路
305及び体動波形整形回路307に出力する。体動波形整形回路307は、体動信号を
整形し、MPU308に出力される。
これらの結果、A/D変換回路305は脈波信号および体動信号をそれぞれA/D変換
し、脈波データおよび体動データとしてMPU308に出力する。
続いてMPU308は、脈波データおよび体動データに基づいて高速フーリエ変換(F
FT)処理を行い、脈波データおよび体動データのFFT処理の結果から、脈拍成分Fm
および体動成分Ftを抽出する。
次にMPU308は、体動成分の量が脈拍数算出の可否を判別するための所定のしきい
値よりも大きいか否かを判別する。
そして、体動成分の量が脈拍数算出の可否を判別するための所定のしきい値よりも大き
い場合には、今回の脈拍数については、体動成分が多すぎて不可能であるので、計測不能
とする。
一方、体動成分の量が脈拍数算出の可否を判別するための所定のしきい値以下である場
合には、脈拍成分Fmから体動成分Ftを除去したものを本来の脈拍成分Fmとする。
具体的には、
Fm=Fm−Ft
という処理を行う。すなわち、脈波信号だけに存在する周波数成分を取り出す。
そして、取り出された脈拍成分Fmの中の最大の周波数成分を脈拍スペクトルとする。
次にMPU308は、抽出した脈拍スペクトルの周波数に基づいて、脈拍数HRを算出
することとなる。
続いてMPU308は、現在の酸素摂取量VO2を(5)式により算出する(ステップ
S13)。この場合に、MPU308は、現在の酸素摂取量VO2を(5)式により算出
するに際し、上述したハリス・ベネディクト方程式により安静時酸素摂取量VO2res
t(=基礎代謝量)を算出する。
そして、算出した安静時酸素摂取量VO2restに基づいて、現在の酸素摂取量VO2
を(4)式により算出する。
Figure 2009207713
続いて、MPU308は、現在の酸素摂取量VO2から消費カロリー量Cを算出する(
ステップS17)。
具体的には、(5)式により消費カロリー量Cを算出する。
Figure 2009207713
そして、この運動状態を1時間続けた場合には、総カロリー消費量CTとして、
CT=C×60
を算出し、算出結果である総カロリー消費量CT(kcal/h)が、図4に示すように
、液晶表示装置13に表示されることとなる。
以上の説明のように、本実施形態によれば、脈拍数から運動に伴うカロリー消費量を自
動的に算出するので、専門的知識及び複雑で高価な測定機器を必要とせずにユーザは自己
が行っている運動のカロリー消費量を容易に把握することができる。
また、脈拍数の測定が行えれば、演算処理だけでカロリー消費量を算出することができ
るので、装置の小型化および製造コストの低減が図れる。
さらに、カロリー消費量の算出には、相対酸素摂取量を用いているので、各ユーザの個
人差、すなわち、各ユーザの体力差を考慮した誤差の少ないカロリー消費量を算出するこ
とができる。
図9は、年齢/性別−最大酸素摂取量対応テーブルの説明図である。
以上の説明においては、最大酸素摂取量をVO2maxをユーザが入力装置110を介
して予め入力し、設定しておく場合について述べたが、図9に示すように、年齢/性別−
最大酸素摂取量対応テーブルTB2を予め記憶し、この年齢/性別−最大酸素摂取量対応
テーブルTB2を参照して、入録された年齢および性別に基づいて最大酸素摂取量VO2
maxを設定するように構成することも可能である。
この構成によれば、ユーザが最大酸素摂取量をVO2maxを把握していない場合であ
っても、より正確な計測結果を容易に得ることができる。
また、一定の運動負荷を与えるプログラムをユーザ(被験者)に課して脈拍数を測定し
、予め定めた脈拍数と最大酸素摂取量VO2maxとの関係に基づいて、当該ユーザの最
大酸素摂取量VO2maxを決定し、設定するように構成することも可能である。
この構成によれば、ユーザが最大酸素摂取量をVO2maxを把握していない場合であ
っても、ユーザが自分で入力する場合や、年齢および性別に基づいて設定する場合と比較
して、より当該ユーザに最適な最大酸素摂取量をVO2maxを用いて計測を行うことが
可能となる。
以上の説明においては、生体情報処理装置を制御するための制御プログラムが予めRO
Mに記憶されている場合について説明したが、各種磁気ディスク、光ディスク、メモリカ
ードなどの記録媒体に制御用プログラムを予め記録し、これらの記録媒体から読み込み、
インストールするように構成することも可能である。また、通信インターフェースを設け
、インターネット、LANなどの通信ネットワークを介して制御用プログラムをダウンロ
ードし、インストールして実行するように構成することも可能である。
以上の説明のように、本実施形態によれば、脈拍数から運動に伴うカロリー消費量を自
動的に算出するので、専門的知識及び複雑で高価な測定機器を必要とせずにユーザは自己
が行っている運動のカロリー消費量を容易に把握することができる。
また、脈拍数の測定が行えれば、演算処理だけでカロリー消費量を算出することができ
るので、装置の小型化および製造コストの低減が図れる。
さらに、カロリー消費量の算出には、相対酸素摂取量を用いているので、各ユーザの個
人差、すなわち、各ユーザの体力差を考慮した誤差の少ないカロリー消費量を算出するこ
とができる。
脈拍数と酸素摂取量との関係説明図である。 実施形態の生体情報処理装置の構成を示す説明図である。 生体情報処理装置の脈拍センサ近傍の断面図である。 生体情報処理装置の装置本体を、リストバンドやケーブルなどを外した状態で示す平面図である。 生体情報処理装置を腕時計における3時の方向からみた側面図である。 実施形態の脈拍センサの断面図である。 制御部周辺の概要構成ブロック図である。 実施形態の生体情報処理装置の消費カロリー量算出処理フローチャートである。 年齢/性別−最大酸素摂取量対応テーブルの説明図である。
符号の説明
1…生体情報処理装置、5…制御部、10…装置本体、11…時計ケース、12…リス
トバンド、13…液晶表示装置、20…ケーブル、30…脈拍センサ、302…体動セン
サ、303…脈波信号増幅回路、304…体動信号増幅回路、305…A/D変換回路、
306…脈波波形整形回路、307…体動波形整形回路、308…MPU、309…RA
M、310…ROM、311…発振回路、312…分周回路、500…脈波データ処理部
、501…ピッチデータ処理部、502…クロック生成部、503…コントロール部、H
R…脈拍数、HRmax…最大脈拍数、HRrest…安静時脈拍数、RHRmax…相
対脈拍数。

Claims (7)

  1. 被験者の脈拍数を検出する脈拍数検出部と、
    前記脈拍数並びに前記被験者に対応する所定の安静時脈拍数、最大脈拍数、安静時酸素
    摂取量および最大酸素摂取量に基づいて酸素摂取量を算出し、算出した前記酸素摂取量に
    基づいて消費カロリー量を算出する消費カロリー算出部と、
    を備えたことを特徴とする生体情報処理装置。
  2. 請求項1記載の生体情報処理装置において、
    前記消費カロリー算出部は、次式により消費カロリー量Cを算出することを特徴とする
    生体情報処理装置。
    Figure 2009207713
    ここで、HRは前記脈拍数、HRrestは前記安静時脈拍数、HRmaxは前記被験
    者の最大脈拍数、VO2restは前記被験者の安静時酸素摂取量、Wは前記被験者の体
    重である。
  3. 請求項1または請求項2記載の生体情報処理装置において、
    前記最大酸素摂取量VO2maxは、外部からユーザが入力した値が設定され、若しく
    は、年齢、性別あるいは運動能力のうち少なくとも年齢と前記最大酸素摂取量VO2ma
    xとの対応関係を示す予め記憶したテーブルを参照して設定されることを特徴とする生体
    情報処理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の生体情報処理装置において、
    前記安静時脈拍数HRrestは、外部からユーザが入力した値が設定され、若しくは
    、年齢、性別あるいは運動能力のうち少なくとも年齢と前記安静時脈拍数HRrestと
    の対応関係を示す予め記憶したテーブルを参照して設定されることを特徴とする生体情報
    処理装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の生体情報処理装置において、
    前記消費カロリー量算出部が算出した消費カロリーを消費カロリーデータとして記憶す
    る消費カロリーデータ記憶部を備えたことを特徴とする生体情報処理装置。
  6. 被験者の脈拍数を検出する脈拍数検出部を有する生体情報処理装置の制御方法において

    前記脈波数検出部により、前記被験者の脈拍数を検出する脈拍数検出過程と、
    前記脈拍数並びに前記被験者に対応する所定の安静時脈拍数、最大脈拍数、安静時酸素
    摂取量および最大酸素摂取量に基づいて酸素摂取量を算出し、算出した前記酸素摂取量に
    基づいて消費カロリー量を算出する消費カロリー算出過程と、
    を備えたことを特徴とする生体情報処理装置の制御方法。
  7. 被験者の脈拍数を検出する脈拍数検出部を有する生体情報処理装置をコンピュータによ
    り制御するための制御プログラムにおいて、
    前記脈波数検出部により、前記被験者の脈拍数を検出させ、
    前記脈拍数並びに前記被験者に対応する所定の安静時脈拍数、最大脈拍数、安静時酸素
    摂取量および最大酸素摂取量に基づいて酸素摂取量を算出させ、
    前記酸素摂取量に基づいて消費カロリー量を算出させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
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