JP5106781B2 - 睡眠センサー付身体装着装置および睡眠報知制御方法 - Google Patents

睡眠センサー付身体装着装置および睡眠報知制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、睡眠センサーを備えた身体に装着可能な睡眠センサー付身体装着装置および睡眠報知制御方法に関する。
従来から、仮眠や睡眠など、希望する眠り希望時間を指定すると、当該眠り希望時間の経過後に起床時刻が到来したとしてアラーム音などで報知するタイムアラーム技術が知られている。
また、脈拍センサーを用いて指などから脈拍数を検出することで身体の睡眠状態の変化を検出し、入眠後に、一般的な睡眠の周期である90分を所定の自然数で積算した時間にアラーム音を出して目覚めさせる技術を腕時計に適用したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−79588号公報
しかしながら、上記タイムアラーム技術においては、就寝を開始してから入眠するまでの時間を考慮していないため、実際の睡眠時間は眠り希望時間よりも短くなってしまう。このため、アラーム音などで報知してくれる時刻が最適な起床時刻でない場合もあり、すっきりした目覚めで起床することができないという問題がある。
また、特許文献1等のように、睡眠の周期を90分としてアラーム音で起床時刻を報知しても、睡眠周期には個人差があるため、すっきりした目覚めで起床することができない人も生じてしまう。さらに、就寝前に食事をとったり運動を行ったりすると、睡眠の周期や睡眠状態が通常時に比べて変動する場合もあるため、通常時と同様の処理を行ってもすっきりした目覚めで起床することができないという問題がある。
そこで、本発明の課題はすっきりした目覚めで起床させることができる睡眠センサー付身体装着装置および睡眠報知制御方法を提供することである。
請求項1に記載の発明に係る睡眠センサー付身体装着装置は、
身体の生体情報を検出する睡眠センサー(例えば、図4の睡眠センサー17等)を備えている睡眠センサー付身体装着装置(例えば、図1の睡眠センサー付き腕時計100等)において、
希望する眠り希望時間を指定する時間指定手段(例えば、図5の選択スイッチ124等)と、
前記睡眠センサーにより検出された前記生体情報に基づいて、就寝を開始してから入眠するまでの入眠時間が事前に記憶されている入眠時間記憶手段(例えば、図5のRAM163等)と、
就寝時にユーザによって押圧操作されるスイッチである就寝時操作手段(例えば、図5の決定スイッチ125;[0053])と、
この就寝時操作手段が押圧操作された際に、前記入眠時間記憶手段から前記入眠時間を読み出し、この読み出された前記入眠時間と前記時間指定手段により指定された前記眠り希望時間とに基づいて、起床予想時刻及び起床予想時間のうちの少なくとも一方を算出し、この算出された前記起床予想時刻及び前記起床予想時間の少なくとも一方を就寝前に報知する報知制御手段(例えば、図5のCPU161;[0057] [0058][0066][0067][0069])と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係る睡眠センサー付身体装着装置は、請求項1に記載の睡眠センサー付身体装着装置において、
前記報知制御手段は、前記時間指定手段により前記眠り希望時間を指定した直後の就寝前の時点で、前記起床予想時刻及び前記起床予想時間の少なくとも一方を報知する(例えば、図5のCPU161;[0058][0066][0067][0069])ことを特徴とする
請求項3に記載の発明に係る睡眠センサー付身体装着装置は、
身体の生体情報を検出する睡眠センサー(例えば、図5の睡眠センサー17)を備えている睡眠センサー付身体装着装置において、
希望する眠り希望時間を指定する時間指定手段(例えば、図5の選択スイッチ124)と、
就寝時にユーザによって押圧操作されるスイッチである就寝時操作手段(例えば、図5の決定スイッチ125;[0053])と、
この就寝時操作手段が押圧操作された際に、就寝の開始を示す就寝時点として当該押圧操作された時刻を記憶させる就寝時点記憶制御手段(例えば、図5のCPU161;図11のS203、S204;[0053])と、
この就寝時点記憶制御手段の制御により前記就寝時点が記憶された後に、前記睡眠センサーにより検出されている前記生体情報に基づいて入眠状態となったか否かを判別し、入眠状態となったことが判別された際に、前記就寝時点から入眠状態となったと判別された時刻を示す入眠時点までの間の入眠時間を記憶させる入眠時間記憶制御手段(例えば、図5のCPU161;図11のS205、S206;[0054])と、
この入眠時間記憶制御手段の制御により記憶された前記入眠時間と前記時間指定手段により指定された前記眠り希望時間とに基づいて、起床予想時刻及び起床予想時間のうちの少なくとも一方を算出し、この算出された前記起床予想時刻の到来時及び前記起床予想時間の経過時の近くの時点で前記身体が浅い睡眠状態となっているか否かを前記睡眠センサーにより検出された前記生体情報に基づいて判定する睡眠状態判定手段(例えば、図5のCPU161;図14のS307)と、
この睡眠状態判定手段により前記浅い睡眠状態となっていると判定された場合に、起床時であることを報知する報知制御手段(例えば、図5のCPU161;図14のS308)と、
を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明に係る睡眠報知制御方法は、
身体の生体情報を検出する睡眠センサー(例えば、図5の睡眠センサー17)を備えている睡眠センサー付身体装着装置に用いられる睡眠報知制御方法において、
就寝時にユーザによって押圧操作されるスイッチである就寝時操作手段(例えば、図5の決定スイッチ125)が押圧操作された際に、前記睡眠センサーにより検出された前記生体情報に基づいて、就寝を開始してから入眠するまでの入眠時間が事前に記憶されている入眠時間記憶手段(例えば、図5のRAM163等)をアクセスし、当該入眠時間記憶手段から前記入眠時間を読み出し、この読み出された前記入眠時間と、希望する眠り希望時間を指定するための時間指定手段(例えば、図5の選択スイッチ124等)により指定された前記眠り希望時間とに基づいて、起床予想時刻及び起床予想時間のうちの少なくとも一方を算出し、この算出された前記起床予想時刻及び前記起床予想時間の少なくとも一方を就寝前に報知する報知制御ステップ(例えば、図5のCPU161;[0057] [0058][0066][0067][0069])と、
を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明に係る睡眠報知制御方法は、請求項4に記載の睡眠報知制御方法において、
前記報知制御ステップは、前記時間指定手段により前記眠り希望時間を指定した直後の就寝前の時点で、前記起床予想時刻及び前記起床予想時間の少なくとも一方を報知する(例えば、図5のCPU161;[0058][0066][0067][0069])ことを特徴とする
請求項6に記載の発明に係る睡眠報知制御方法は、
身体の生体情報を検出する睡眠センサー(例えば、図5の睡眠センサー17)を備えている睡眠センサー付身体装着装置に用いられる睡眠報知制御方法において、
希望する眠り希望時間を指定する時間指定ステップ(例えば、図11のS203)と、
就寝時にユーザによって押圧操作されるスイッチである就寝時操作手段(例えば、図5の決定スイッチ125)が押圧操作された際に、就寝の開始を示す就寝時点として当該押圧操作された時刻を記憶させる就寝時点記憶制御ステップ(例えば、図11のS203、S204;[0053])と、
この就寝時点記憶制御ステップの制御により前記就寝時点が記憶された後に、前記睡眠センサーにより検出されている前記生体情報に基づいて入眠状態となったか否かを判別し、入眠状態となったことが判別された際に、前記就寝時点から入眠状態となったと判別された時刻を示す入眠時点までの間の入眠時間を記憶させる入眠時間記憶制御ステップ(例
えば、図11のS205、S206;[0054])と、
この入眠時間記憶制御ステップの制御により記憶された前記入眠時間と前記時間指定ステップにより指定された前記眠り希望時間とに基づいて、起床予想時刻及び起床予想時間のうちの少なくとも一方を算出し、この算出された前記起床予想時刻の到来時及び前記起床予想時間の経過時の近くの時点で前記身体が浅い睡眠状態となっているか否かを前記睡眠センサーにより検出された前記生体情報に基づいて判定する睡眠状態判定ステップ(例えば、図14のS307)と、
この睡眠状態判定ステップにより前記浅い睡眠状態となっていると判定された場合に、起床時であることを報知する報知制御ステップ(例えば、図14のS308)と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、就寝時にユーザによって押圧操作されるスイッチである就寝時操作手段が押圧操作された際に、睡眠センサーにより検出された生体情報に基づいて、就寝を開始してから入眠するまでの入眠時間が事前に記憶されている入眠時間記憶手段をアクセスし、この入眠時間記憶手段から入眠時間を読み出し、この読み出された入眠時間と時間指定手段により指定された眠り希望時間とに基づいて、起床予想時刻及び起床予想時間のうちの少なくとも一方を算出し、この算出された起床予想時刻及び起床予想時間の少なくとも一方を就寝前に報知することができる。このために、ユーザにとって最適な起床時刻又は起床時間を就寝前に報知することができ、これにより、ユーザは、すっきりした目覚めで起床させることができる最適な起床時刻又は起床時間を就寝前に知ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、時間指定手段により眠り希望時間を指定した直後の就寝前の時点で、起床予想時刻及び起床予想時間の少なくとも一方を就寝前に報知させることができるので、ユーザは就寝前の段階で起床予想時刻及び起床予想時間を認識することができることとなる。これによって、より使い勝手の良い睡眠センサー付身体装着装置を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、就寝時にユーザにより押圧操作されるスイッチである就寝時操作手段が押圧操作された際に、就寝の開始を示す就寝時点として当該押圧操作された時刻を記憶させ、この就寝時点が記憶された後に、睡眠センサーにより検出されている生体情報に基づいて入眠状態となったか否かを判別し、入眠状態となったことが判別された際に、就寝時点から入眠状態となったと判別された時刻を示す入眠時点までの間の入眠時間を記憶させることができるばかりでなく、入眠時間を事前に記憶しておいた後に、眠り希望時間を指定すると、当該眠り希望時間と事前に記憶されている入眠時間とに基づいて、起床予想時刻及び起床予想時間のうちの少なくとも一方を算出し、この算出された起床予想時刻の到来時及び起床予想時間の経過時の近くの時点で身体が浅い睡眠状態となっているか否かを睡眠センサーにより検出された生体情報に基づいて判定し、浅い睡眠状態となっていると判定された場合には、起床時であることを報知することができる。このために、ユーザの個人差を考慮した入眠時間に基づいて、起床予想時刻や起床予想時間を算出することができるばかりでなく、当該起床予想時刻の到来時及び起床予想時間の経過時の近くの時点で身体が浅い睡眠状態となった場合に、起床時であることを報知することができるので、ユーザにとって最適な起床時刻を報知することができることとなって、これにより、ユーザをすっきりした目覚めで起床させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られる
請求項5に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明と同様の効果が得られる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した睡眠センサー付身体装着装置の好適な一実施形態として例示する睡眠センサー付腕時計100を示す斜視図である。また、図2は、睡眠センサー付腕時計100を示す側面図あり、図3は、睡眠センサー付腕時計100を示す平面図である。また、図4は、睡眠センサー付腕時計100の内部構造を模式的に示した断面図である。また、図5は、睡眠センサー付腕時計100の要部構成を示すブロック図である。
本実施形態の睡眠センサー付腕時計100は、ユーザの腕A、好ましくは手首に装着され、脈拍数から身体の覚醒状態・睡眠状態を判定して所定の時刻(時間)に起床させるためのものである。この睡眠センサー付腕時計100は、図1〜図5等に示すように、時計本体部1と、この時計本体部1を腕Aに装着させるための身体装着部2とを備えて構成されている。
このうち、身体装着部2は、例えば、図1及び図2等に示すように、時計本体部1の一端部(例えば、図2における右端部)から延出され、腕Aに巻かれるように当該腕Aの表面に沿って湾曲して形成されている。
また、身体装着部2の内側の所定位置には、例えば、形状記憶性の低反発素材(例えば、低反発ウレタン等)からなり、腕Aの表面の形状に応じて変形する装着部側腕密着部21、21が設けられている。これにより、睡眠センサー付腕時計100の腕Aに対する密着性を高めることができるようになっている(図2参照)。
時計本体部1は、例えば、現在時刻や起床予想時刻及び起床予想時間(図3参照)等をデジタル表示するものである。具体的には、時計本体部1は、図3〜図5等に示すように、時計ケース11と、時計本体部1の側面部に設けられ、複数のスイッチを有するキースイッチ部12と、時計ケース11の上端に取り付けられた時計ガラス13と、時計ガラス13よりも腕A側(図4における下側)に設けられ、デジタル表示機能を具備する表示部14と、表示部14よりも腕A側に設けられた時計モジュール15と、時計モジュール15よりも腕A側に設けられたプリント基板16と、プリント基板16よりも腕A側に設けられた睡眠センサー17と、時計ケース11の下端よりも腕A側に設けられた裏蓋18と、起床予想時刻や起床予想時間等を報知する報知部19等を備えている。
表示部14は、例えば、図示は省略するが、上下一対でそれぞれ透明電極が設けられた光透過基板間に液晶を封入した液晶セルと、この液晶セルの上面に設けられた上偏光板と、液晶セルの下面に設けられた下偏光板とを備え、液晶セルの一対の透明電極間に電圧を印加することによって、時刻などの各種情報を表示する。
具体的には、表示部14は、例えば、「1.飲食」、「2.運動(フィットネス)」、「3.運動(ヨガ)」、「4.飲酒」、「5.勉強」、・・・、「10.香をたく」等のユーザが就寝前に行った状況の選択指示に係る就寝前状況メニューg1(図12(a)参照)を表示する。
また、表示部14は、例えば、「1.極めてすっきり」、「2.ややすっきり」、・・・、「9.二日酔い状態」、「10.極めて目覚め悪い」等のユーザの起床時の状況の選択指示に係る起床時状況メニューg2(図12(b)参照)を表示する。
また、表示部14は、例えば、「1.30分」、「2.45分」、「3.60分(1時間)」、「4.75分」、「5.90分(1時間半)」、・・・、「10.N分(M時間)」等のユーザが仮眠又は睡眠を望む眠り希望時間の選択指示に係る眠り希望時間選択画面g3(図15(b)参照)を表示する。
さらに、表示部14は、起床予想時算出処理にて算出された起床予想時間及び起床予想時刻等からなる第一の起床予想時画面g41(図15(c)参照)や、起床予想時特定処理にて特定された起床予想時刻及びその起床状態予想コメント等からなる第二の起床予想時画面g42(図18(b)参照)等の起床予想時画面g4を表示する。従って、表示部14は、起床予想時刻や起床予想時間を就寝前に報知する報知制御手段を構成している。
なお、表示部14には、例えば、図示は省略するが、発光ダイオード(Light Emitting Diode)等の発光手段が設けられており、これにより、当該表示部14に対して光を照射して、暗所でもユーザが現在時刻等の情報を視認することができるようになっている。
時計モジュール15は、例えば、常時一定周波数の信号を出力する発振部(図示略)から入力される信号を計数して現在時刻データ等を取得する計時部151を備えている。そして、この計時部151で取得された現在時刻データ等はCPU161に対して出力される。
キースイッチ部12は、例えば、図5に示すように、モード設定スイッチ121と、就寝スイッチ122と、起床スイッチ123と、選択スイッチ124と、決定スイッチ125等を備えている。そして、これらスイッチの操作信号はCPU161に対して出力される。
これらスイッチのうち、モード設定スイッチ121は、例えば、モード設定処理(後述)にて実行する事前設定モード、第一の測定モード、第二の測定モード等の処理モードを設定するためのスイッチである。
就寝スイッチ122は、例えば、モード設定処理における各モードの起動に係り、ユーザの就寝準備の際に操作されるスイッチである。
起床スイッチ123は、例えば、事前設定処理においてユーザの起床の際に操作されるスイッチである。
選択スイッチ124は、状況指定手段として、例えば、就寝前状況メニューg1(図12(a)参照)にて、ユーザが就寝前(例えば、就寝30分〜1時間前)に行った状況を選択指示(指定)するためのスイッチである。
また、選択スイッチ124は、起床時状況メニューg2(図12(b)参照)にて、ユーザの起床時の状況を選択指示するためのスイッチである。
さらに、選択スイッチ124は、時間指定手段として、例えば、眠り希望時間選択画面g3(図15(b)参照)にて、ユーザの眠り希望時間を選択指示(指定)するためのスイッチである。
決定スイッチ125は、例えば、選択スイッチ124により選択された各項目の選択指示を決定するためのスイッチである。
本実施形態の睡眠センサー17は、ユーザの睡眠状態の検出のために毛細動脈Bにおける脈拍数(生体情報)を検出するものである。
身体の脈拍数と睡眠状態(浅い、深い)とは相関し、身体の睡眠状態が深いと脈拍数は低くなり、睡眠状態が浅いと脈拍数は高くなることが知られている。従って、本実施形態の睡眠センサー17は、この原理を利用し、ユーザの睡眠状態を検出するために毛細動脈Bにおける脈拍数(生体情報)を検出するように構成したものである。
この睡眠センサー17は、具体的には、例えば、図4及び図5等に示すように、ユーザの腕Aに接触する裏蓋18(接触部)に設けられ、発光素子171と、受光素子172と、脈拍数検出部173等を備えている。
このうち、裏蓋18は、例えば、その中央部に少なくとも脈拍の検出に係る所定波長の光を透過させる透明ガラス181を備えている。
また、裏蓋18の腕A側の面には、腕周り方向に沿う方向の両端部(例えば、図4における左右両端部)に、環状の外光侵入防止部182が設けられている。この外光侵入防止部182は、腕A側に突出するような形状に形成され、発光素子171から発せられ腕Aの毛細動脈Bにて反射した光(詳細後述)の検出に妨げとなる外光の侵入を防止する働きをする。
また、裏蓋18の腕A側の面であって、腕周り方向に沿う方向に直交する方向の両端部には、例えば、装着部側腕密着部21と略同様に、形状記憶性の低反発素材(例えば、低反発ウレタン等)からなり、腕Aの表面の形状に応じて変形する本体側腕密着部183が設けられている。これにより、睡眠センサー付腕時計100の腕Aに対する密着性を高めることができるようになっている(図2参照)。
発光素子171は、例えば、裏蓋18の透明ガラス181を介して腕Aに向けて所定波長の光を照射するものである。
受光素子172は、例えば、発光素子171から腕Aの所定部分に照射された光のうち、腕Aの内部を通る毛細動脈Bを流れる血液中のヘモグロビンにより吸収されずに当該毛細動脈Bにて反射して散乱する光を透明ガラス181を介して受光するようになっている。
脈拍数検出部173は、例えば、受光素子172による受光量の変化に基づいて脈拍数を検出するようになっている。即ち、血液の脈動により毛細動脈B中を流れるヘモグロビンの量が波動的に変化するので、ヘモグロビンに吸収される光も波動的に変化することとなる。そこで、実施形態の脈拍数検出部173は、このような原理に基づき、毛細動脈Bで反射して受光素子172で検出される受光量の変化に基づいて、脈波情報を取得し、当該脈波から脈拍間隔を算出して脈拍数を検出するようになっている。そして、脈拍数検出部173は、検出した脈拍数に係る信号をCPU161に対して出力するようになっている。
報知部19は、例えば、CPU161の制御下にて、起床時であることをアラーム音により報知するものであり、表示部14の場合と同様、報知制御手段を構成する。
なお、報知部19は、例えば、アラーム音に替えて、振動や香りを発生させることにより起床時であることを報知するようにしても良い。
プリント基板16には、例えば、CPU(Central Processing Unit)161、ROM(Read Only Memory)162、RAM(Random Access Memory)163等が実装されている。
CPU161は、例えば、所定のタイミングか、或いはキースイッチ部12から入力された操作信号等に基づいて、ROM162に格納されている各種プログラムを読み出してRAM163の作業領域に展開し、当該プログラムに従って各種処理を実行するものである。具体的には、CPU161は、例えば、計時部151で計時される現在時刻データに基づいて、所定の表示信号を表示部14に出力して現在時刻を表示させる等の各種制御を行うようになっている。
ROM162は、読み出し専用のメモリであり、例えば、入眠時間取得プログラム162a、起床予想時算出プログラム162b、睡眠状態検出プログラム162c、第一の睡眠状態判定プログラム162d、起床予想時特定プログラム162e、第二の睡眠状態判定プログラム162f、第一の報知制御プログラム162g、第二の報知制御プログラム162h等を記憶している。
このうち、入眠時間取得プログラム162aは、CPU161を入眠時間取得手段として機能させるものである。即ち、入眠時間取得プログラム162aは、睡眠センサー17により検出された脈拍数に基づいて、就寝を開始してから入眠するまでの入眠時間を取得する入眠時間取得処理に係る機能をCPU161に実現させるためのプログラムである。具体的には、入眠時間取得プログラム162aは、CPU161によって、睡眠センサー17にて検出される脈拍数の変化から就寝後に入眠した時刻を特定し、当該入眠した時刻と就寝時刻とから入眠時間を算出するためのものである。
ここで、入眠の判定は、例えば、就寝後の脈拍数の3分間の平均値が覚醒状態の基本値よりも5%以上減少した状態が4分間連続した時点や、就寝後の脈拍数の3分間の平均値が基本値よりも7%以上減少した時点や、増分3未満で、且つ、ばらつきが7未満となった時点を入眠時刻とすることにより行われる。勿論、これに限定されるものではない。
また、起床予想時算出プログラム162bは、CPU161を起床予想時算出手段として機能させるものである。即ち、起床予想時算出プログラム162bは、RAM163に入眠時間情報を事前に記憶しておいた後に、ユーザによるキースイッチ部12の所定操作に基づいて眠り希望時間を指定すると、当該眠り希望時間とRAM163に記憶されている入眠時間とに基づいて、起床予想時刻及び起床予想時間を算出する起床予想時算出処理に係る機能をCPU161に実現させるためのプログラムである。具体的には、起床予想時算出プログラム162bは、第一の測定モード(後述)にて、CPU161によって、就寝前の状況に対応する複数の入眠時間の平均値を算出し、当該平均値と指定された眠り希望時間とを加算して現在時刻から所定時間経過後の起床予想時間を算出したり、当該起床予想時間に現在時刻を加算して起床予想時刻を算出したりするためのものである。
なお、起床予想時刻及び起床予想時間の算出には、入眠時間の平均値に代えて、例えば、直近の事前設定処理にて設定された入眠時間や、ユーザが任意に選択指示した入眠時間を用いても良い。
睡眠状態検出プログラム162cは、ユーザによるキースイッチ部12の所定操作による就寝前の状況の指定後、睡眠センサー17により検出された脈拍数に基づいて、身体が睡眠状態から覚醒状態となる起床時刻までの睡眠状態を検出する睡眠状態検出処理に係る機能をCPU161に実現させるためのプログラムである。具体的には、睡眠状態検出プログラム162cは、CPU161によって、睡眠中に、睡眠センサー17により検出される脈拍数の変化からユーザの身体の睡眠状態、即ち、深い睡眠状態(ノンレム睡眠)であるか浅い睡眠状態(レム睡眠)であるか、睡眠状態から覚醒状態となったか否かを検出するためのものである。そして、深い睡眠状態や浅い睡眠状態となった時刻や覚醒状態となった時刻(起床時刻)は、CPU161の制御下にて、計時部151から取得されてRAM163に睡眠状態情報163bとして記憶されるようになっている。
従って、CPU161は、睡眠状態検出プログラム162cを実行することにより、睡眠センサー17及び計時部151と協働して、身体が睡眠状態から覚醒状態となった起床時刻を検出する起床時刻検出手段を構成している。
また、第一の睡眠状態判定プログラム162dは、CPU161を睡眠状態判定手段として機能させるためのものである。即ち、第一の睡眠状態判定プログラム162dは、就寝後に睡眠センサー17により検出される脈拍数に基づいて、起床予想時算出処理にて算出された起床予想時刻到来時及び起床予想時間経過時の近くの時点で身体が浅い睡眠状態となっているか否かを判定する第一の睡眠状態判定処理に係る機能をCPU161に実現させるためのプログラムである。具体的には、第一の睡眠状態判定プログラム162dは、第一の測定モードにて、CPU161によって、睡眠センサー17にて検出される脈拍数の変化から、計時部151により計時される時間が起床予想時刻到来時又は起床予想時間経過時の近くの時点、例えば、起床予想時刻又は起床予想時間までの間で、脈拍数が増加してピークに達した後、所定時間(例えば、3分間)連続して減少したか否かに応じて身体が浅い睡眠状態となっているか否かを判定するためのものである(例えば、図16における眠り希望時間1が指定された場合に相当する)。
ここで、起床予想時刻到来時及び起床予想時間経過時の近くの時点で身体が浅い睡眠状態となっているか否かの判定は、例えば、すっきりとした目覚めとなる時刻を優先するようにしても良いし、起床時刻(時間)を優先するようにしても良い。
即ち、例えば、身体の浅い睡眠状態となる時刻が起床予想時刻の到来後又は起床予想時間の経過後であっても10分程度であれば、すっきりとした目覚めを優先して、起床予想時刻の到来後又は起床予想時間の経過後に身体が浅い睡眠状態となったと判定するようにしても良い。これにより、その後の第二の報知制御処理(後述)にて、身体が浅い睡眠状態となった時刻にアラームで報知することができることとなる(例えば、図16における眠り希望時間2が指定された場合に相当する)。
一方、起床時刻を優先する場合には、ユーザが希望する時間を大幅に超えて目覚めると、アラームとして使い勝手が悪くなることから、起床予想時刻到来時又は起床予想時間経過時よりも10分以上経過後に身体が浅い睡眠状態となると判断される場合には、当該浅い睡眠状態よりも一つ前の浅い睡眠状態となった時刻に身体が浅い睡眠状態となったと判定するようにしても良い(例えば、図16における眠り希望時間3が指定された場合に相当する)。
なお、ノンレム睡眠からレム睡眠を経てノンレム睡眠となる睡眠周期(例えば、90分程度)の半分(例えば、45分)を基準にして、身体が浅い睡眠状態となる時刻を一つ前の浅い睡眠状態とするか否かを判定するようにしても良い。
また、起床予想時特定プログラム162eは、第二の測定モード(後述)にて、CPU161を起床予想時特定手段として機能させるためのものである。即ち、起床予想時特定プログラム162eは、RAM163に就寝前の状況と身体の起床時を対応付けて睡眠状態情報163bとして記憶しておいた後に、ユーザによるキースイッチ部12の所定操作に基づいて就寝前の状況を指定すると、当該就寝前の状況に対応付けられてRAM163に記憶されている身体の起床時を起床予想時刻として特定する起床予想時特定処理に係る機能をCPU161に実現させるためのプログラムである。
第二の睡眠状態判定プログラム162fは、CPU161を睡眠状態判定手段として機能させるためのものである。即ち、第二の睡眠状態判定プログラム162fは、就寝後に睡眠センサー17により検出される脈拍数に基づいて、起床予想時特定処理にて特定された起床予想時刻到来時の近くの時点で身体が浅い睡眠状態となっているか否かを判定する第二の睡眠状態判定処理に係る機能をCPU161に実現させるためのプログラムである。具体的には、第二の睡眠状態判定プログラム162fは、第二の測定モードにて、CPU161によって、第一の睡眠状態判定処理と略同様に、睡眠センサー17により検出される脈拍数の変化から、計時部151により計時される時間が起床予想時刻到来時の近く、例えば、起床予想時刻の前後10分程度のアラームとしての許容範囲内で身体が浅い睡眠状態となっているか否かを判定するためのものである。
ここで、起床予想時刻の近くの許容範囲を、起床予想時の前後10分以内としたが、これに限られるものではない。
第一の報知制御プログラム162gは、CPU161を報知制御手段として機能させるためのものである。即ち、第一の報知制御プログラム162gは、起床予想時算出処理により算出された起床予想時刻及び起床予想時間や、起床予想時特定処理により特定された起床予想時刻を報知部19から報知する第一の報知制御処理に係る機能をCPU161に実現させるためのプログラムである。具体的には、第一の報知制御プログラム162gは、第一の測定モードや第二の測定モードにて、CPU161によって、就寝前に起床予想時刻や起床予想時間を表示部14に表示させるためのものである。
第二の報知制御プログラム162hは、CPU161を報知制御手段として機能させるためのものである。即ち、第二の報知制御プログラム162hは、第一の睡眠状態判定処理又は第二の睡眠状態判定処理により身体が浅い睡眠状態となっていると判定した場合、起床時であることを報知部19から報知させる第二の報知制御処理に係る機能をCPU161に実現させるためのプログラムである。具体的には、第二の報知制御プログラム162hは、第一の測定モードや第二の測定モードにて、CPU161によって、起床予想時刻到来時や起床予想時間経過時の近くの時点で睡眠中の身体が浅い睡眠状態となった場合に、起床時であることを報知部19からアラームにより報知させるためのものである。
また、ROM162には、例えば、就寝前状況メニューg1、起床時状況メニューg2、眠り希望時間選択画面g3、起床予想時画面g4等の画面情報が記憶されている。
就寝前状況メニューg1の画面情報は、例えば、所定のカラム番号(「1」〜「10」)と、「飲食」、「運動(フィットネス)」、「運動(ヨガ)」、「飲酒」、「勉強」、「香をたく」等の内容が対応付けられたものである(図6参照)。
起床時状況メニューg2の画面情報は、例えば、所定のカラム番号(「1」〜「10」)と、「極めてすっきり」、「ややすっきり」、「二日酔い状態」、「極めて目覚め悪い」等の内容が対応付けられたものである(図7参照)。
眠り希望時間選択画面g3の画面情報は、例えば、所定のカラム番号(「1」〜「10」)と、「30分」、「45分」、「60分(1時間)」、「75分」、「90分(1時間半)」、「N分(M時間)」等の内容が対応付けられたものである(図15(b)参照)。
起床予想時画面g4の画面情報は、例えば、起床予想時間や起床予想時刻並びに起床状態予想コメント等に係るものである(図15(c)及び図18(b)参照)。
RAM163は、例えば、揮発性の半導体メモリであり、CPU161の制御下にてROM162から読み出されたプログラムやデータ等の格納領域や作業領域等を構成している。
また、RAM163は入眠時間記憶手段として機能するものである。このRAM163は、例えば、第一の測定モードや第二の測定モードにおけるCPU161によるアラーム処理の前(事前)に、入眠時間取得処理により取得され、ユーザが就寝を開始してから入眠するまでの入眠時間情報163a(図8参照)を記憶する。
ここで、「入眠時間情報163a」とは、例えば、図8に示すように、就寝した日付毎に、就寝時刻と入眠時刻と入眠時間とがそれぞれ対応付けられた情報である。
さらに、RAM163は、CPU161によるアラーム処理の前(事前)に、キースイッチ部12の所定操作に基づいて指定されたユーザの就寝前の状況と、睡眠状態検出処理により検出され、身体の睡眠状態や睡眠状態から覚醒状態となった起床時刻等の情報とが対応付けられた睡眠状態情報163b(図9参照)を記憶する。
ここで、「睡眠状態情報163b」とは、例えば、図9に示すように、就寝した日付毎に、就寝前の状況と就寝時刻と入眠時刻と睡眠状態(深い睡眠状態や浅い睡眠状態)と起床時刻と起床時の状況(評価)とがそれぞれ対応付けられた情報である。
従って、RAM163は、就寝前の状況と身体が睡眠状態から覚醒状態となった起床時刻とを対応付けて事前に記憶する起床時刻記憶手段を構成している。
次に、本実施形態の睡眠センサー付腕時計100の使用方法及び使用時における動作処理について、図10〜図19を参照して説明する。
ここで、図10は、モード設定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の睡眠センサー付腕時計100をアラーム(目覚まし時計)として使用する際には、先ず、所定期間(例えば、1ヶ月間)内のユーザの入眠時間や就寝前の状況に対応した睡眠状態等を測定して、RAM163の入眠時間情報163aや睡眠状態情報163bに事前に格納(事前設定)した後、これらの情報を用いてアラーム処理を行うようになっている。
具体的には、睡眠センサー付腕時計100にあっては、図10に示すように、モード設定処理にて、CPU161は、ユーザによるキースイッチ部12の所定操作に基づいて、事前設定処理の実行に係る事前設定モード、第一のアラーム処理の実行に係る第一の測定モード、第二のアラーム処理の実行に係る第二の測定モードの何れかのモードの実行が指示されているかを判定する(ステップS1)。
そして、ステップS1にて、CPU161は、事前設定モードの実行が指示されていると判定するとステップS2に移行して事前設定処理の実行を制御し、また、第一の測定モードの実行が指示されていると判定するとステップS3に移行して第一のアラーム処理の実行を制御し、また、第二の測定モードの実行が指示されていると判定するとステップS4に移行して第二のアラーム処理の実行を制御する。
以下、(1)事前設定モードにおける事前設定処理、(2)第一の測定モードにおける第一のアラーム処理の実行、(3)第二の測定モードにおける第二のアラーム処理の実行をこの順に説明する。
先ず、事前設定モードにおける事前設定処理について、図11〜図13を参照して説明する。
図11は、事前設定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図12は、事前設定処理にて睡眠センサー付腕時計100に表示される表示画面を示す図であり、このうち、図12(a)は就寝前状況メニューg1を、図12(b)は起床時状況メニューg2をそれぞれ表している。また、図13は、事前設定処理における脈拍数の時間的推移を模式的に示した図である。
事前設定処理にあっては、先ず、CPU161は、就寝前にユーザによる就寝スイッチ122が押圧操作されているか否かを判定する(ステップS201)。
ここで、就寝スイッチ122が押圧操作されていると判定されると(ステップS201;YES)、CPU161は、ROM162から就寝前状況メニューg1(図12(a)参照)の画像情報を読み出して表示部14に表示させる(ステップS202)。そして、当該就寝前状況メニューg1が表示された状態で、CPU161は、ユーザによって選択スイッチ124が押圧操作されて就寝前に行った行動の種類(例えば、「飲酒」)が選択され、それを決定するための決定スイッチ125が押圧操作されたと判定すると(ステップS203;YES)、睡眠センサー17を制御して脈拍数の検出を開始させるとともに、選択された就寝前の状況に対応するカラム番号(例えば、「飲酒」に対応する「4」)を就寝前状況として、また決定スイッチ125が操作された時刻を就寝時刻としてRAM163にそれぞれ睡眠状態情報163bとして記憶させる(ステップS204)。
その後、CPU161は、入眠時間取得プログラム162aの実行に基づいて、睡眠センサー17にて検出される脈拍数の変化に基づいて身体が覚醒状態から睡眠状態に移行して入眠したか否かを判定する(ステップS205;図13参照)。
ここで、入眠したと判定されると(ステップS205;YES)、CPU161は、計時部151にて計時された時刻を入眠時刻とし、当該入眠時刻をRAM163に睡眠状態情報163bとして記憶させた後、入眠時刻と就寝時刻から入眠時間を算出し、その入眠時間をRAM163に入眠時間情報163aとして記憶させるとともに、睡眠状態検出プログラム162cを実行して、睡眠状態をリアルタイムで検出していきRAM163に睡眠状態情報163bとして記憶させる(ステップS206)。
その後、CPU161は、睡眠センサー17により検出される脈拍数の変化に基づいて、身体が睡眠状態から覚醒状態に移行して起床したか否か、或いは、ユーザによる起床スイッチ123が押圧操作されているか否かを判定する(ステップS207;図13参照)。
ここで、起床したか、或いは、起床スイッチ123が操作されたと判定されると(ステップS207;YES)、CPU161は、計時部151にて計時される時刻を起床時刻とし、その起床時刻をRAM163に睡眠状態情報163bとして記憶させるとともに、ROM162から起床時状況メニューg2(図12(b)参照)の画像情報を読み出して表示部14に表示させる(ステップS208)。そして、当該起床状況メニューが表示された状態で、CPU161は、ユーザによって選択スイッチ124が押圧操作されて起床時の状況の種類が選択され、それを決定するための決定スイッチ125が押圧操作されていると判定すると(ステップS209;YES)、起床時の状況をRAM163に睡眠状態情報163bとして記憶させる(ステップS210)。
これにより、事前設定処理を終了する。
次に、第一の測定モードにおけるアラーム処理(以下、「第一のアラーム処理」という。)について、図14〜図16を参照して説明する。
図14は、第一のアラーム処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図15は、第一のアラーム処理にて睡眠センサー付腕時計100に表示される表示画面を示す図であり、このうち、図15(a)は就寝前状況メニューg1を、図15(b)は眠り希望時間選択画面g3を、図15(c)は第一の起床予想時画面g41をそれぞれ表している。また、図16は、第一のアラーム処理における脈拍数の時間的推移を模式的に示した図である。
第一のアラーム処理にあっては、先ず、CPU161は、就寝前にユーザによる就寝スイッチ122が押圧操作されているか否かを判定する(ステップS301)。
ここで、就寝スイッチ122が押圧操作されていると判定されると(ステップS301;YES)、CPU161は、ROM162から読み出した画像情報に基づき就寝前状況メニューg1(図15(a)参照)及び眠り希望時間選択画面g3(図15(b)参照)を表示部14に表示させる(ステップS302)。そして、当該就寝前状況メニューg1や眠り希望時間選択画面g3が表示された状態で、CPU161は、ユーザによって選択スイッチ124が押圧操作されて就寝前に行った行動の種類(例えば、「勉強」)や眠り希望時間(例えば、「60分(1時間)」)が選択され、それらを決定するための決定スイッチ125が押圧操作されたと判定すると(ステップS303;YES)、睡眠センサー17を制御して脈拍数の検出を開始させるとともに、選択された就寝前の状況に対応するカラム番号(例えば、「勉強」に対応する「5」)及び選択された眠り希望時間に対応するカラム番号(例えば、「60分(1時間)」に対応する「3」)並びに決定スイッチ125が操作された時刻を就寝時刻として取得してRAM163に記憶させる(ステップS304)。
その後、CPU161は、起床予想時算出プログラム162bの実行に基づいて、就寝前の状況に対応する複数の入眠時間をRAM163の睡眠状態情報163bの中から読み出した後、これらの平均値(例えば、「30分」)を算出して、当該平均値と指定された眠り希望時間から起床予想時間(例えば、「90分」)及び起床予想時刻(例えば、「23:00」)を算出する(ステップS305)。そして、CPU161は、第一の報知制御プログラム162gを実行して、就寝前に表示部14に起床予想時刻及び起床予想時間(図15(c)参照)を表示させるとともに、睡眠状態検出プログラム162cを実行して、睡眠状態をリアルタイムで検出してRAM163に記憶させる(ステップS306)。
その後、CPU161は、第一の睡眠状態判定プログラム162dの実行に基づいて、睡眠センサー17により検出される脈拍数の変化に基づいて身体が覚醒状態から睡眠状態に移行して、起床予想時刻の到来時又は起床予想時間の経過時の近くの時点であって当該起床予想時刻の到来時又は起床予想時間の経過時までに身体が浅い睡眠状態となっているか否かを判定する(ステップS307;図16参照)。
ここで、身体が浅い睡眠状態となっていると判定されると(ステップS307;YES)、CPU161は、第二の報知制御プログラム162hを実行して、起床時であることを報知部19からアラームにより報知させる(ステップS308)。
これにより、第一のアラーム処理を終了する。
次に、第二の測定モードにおけるアラーム処理(以下、「第二のアラーム処理」という。)について、図17〜図19を参照して説明する。
図17は、第二のアラーム処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図18は、第二のアラーム処理にて睡眠センサー付腕時計100に表示される表示画面を示す図であり、このうち、図18(a)は就寝前状況メニューg1を、図18(b)は第二の起床予想時画面g42をそれぞれ表している。また、図19は、第二のアラーム処理における脈拍数の時間的推移を模式的に示した図である。
第二のアラーム処理にあっては、先ず、CPU161は、就寝前にユーザによる就寝スイッチ122が押圧操作されているか否かを判定する(ステップS401)。
ここで、就寝スイッチ122が押圧操作されていると判定されると(ステップS401;YES)、CPU161は、ROM162から就寝前状況メニューg1(図18(a)参照)の画像情報を読み出して表示部14に表示させる(ステップS402)。そして、当該就寝前状況メニューg1が表示された状態で、CPU161は、ユーザによって選択スイッチ124が押圧操作されて就寝前に行った行動の種類(例えば、「勉強」)が選択され、それを決定するための決定スイッチ125が押圧操作されたと判定すると(ステップS403;YES)、決定スイッチ125が操作された時刻を就寝時刻として取得してRAM163に記憶させる(ステップS404)。
続けて、CPU161は、RAM163の睡眠状態情報163bに、取得した就寝時刻(以下、「取得就寝時刻」と言う。)に相当する就寝時刻(以下、「相当就寝時刻」と言う。)が記憶されているか、即ち、取得就寝時刻の近く(例えば、前後10分程度以内)に事前設定処理にて記憶された相当就寝時刻が睡眠状態情報163bに記憶されているか否かを判定する(ステップS405)。
ここで、睡眠状態情報163bに相当就寝時刻が記憶されていると判定されると(ステップS405;YES)、CPU161は、睡眠センサー17を制御して脈拍数の検出を開始させるとともに、起床予想時特定プログラム162eを実行して、選択指示された就寝前の状況に対応した起床時刻及び起床時の状況をRAM163の睡眠状態情報163bから取得特定し、当該起床時刻を起床予想時刻(例えば、「7:00」)とし、且つ、起床時の状況を起床状態予想コメント(例えば、「ややすっきり」状態で目覚めます)として表示部14に表示させる(ステップS406)。
その後、CPU161は、入眠時間取得プログラム162aの実行に基づいて、睡眠センサー17により検出される脈拍数の変化に基づいて身体が覚醒状態から睡眠状態に移行して入眠したか否かを判定する(ステップS407;図19参照)。
ここで、入眠したと判定されると(ステップS407;YES)、CPU161は、睡眠状態検出プログラム162cを実行して、睡眠状態をリアルタイムで検出していきRAM163に記憶させる(ステップS408)。
その後、CPU161は、第二の睡眠状態判定プログラム162fの実行に基づいて、睡眠センサー17により検出される脈拍数の変化に基づいて身体が覚醒状態から睡眠状態に移行して、起床予想時刻の近くの時点であって当該起床予想時刻までに身体が浅い睡眠状態となっているか否かを判定する(ステップS409;図19参照)。
ここで、身体が浅い睡眠状態となっていると判定されると(ステップS409;YES)、CPU161は、第二の報知制御プログラム162hの実行に基づいて、起床時であることを報知部19からアラームにより報知させる(ステップS410)。
なお、ステップS405にて、就寝時刻がRAM163に睡眠状態情報163bとして記憶されていないと判定されると(ステップS405;NO)、当該第二のアラーム処理を終了する。
以上のように、本実施形態の睡眠センサー付腕時計100によれば、第一のアラーム処理において、就寝を開始してから入眠するまでの入眠時間に係る入眠時間情報163aを事前に記憶しておいた後に、ユーザによるキースイッチ部12の所定操作に基づいて眠り希望時間を指定すると、当該眠り希望時間と事前に記憶されている入眠時間とに基づいて、起床予想時刻や起床予想時間を算出することができる。即ち、ユーザの個人差を考慮した入眠時間に基づいて、起床予想時刻や起床予想時間を算出することができる。
そして、当該起床予想時刻到来時や起床予想時間経過時の近くの時点で身体が浅い睡眠状態となった場合に、起床時であることを報知部19からアラームにより報知することができるので、ユーザにとって最適な起床時刻を報知することができ、これにより、ユーザをすっきりした目覚めで起床させることができる。
また、第二のアラーム処理において、身体が睡眠状態から覚醒状態となった起床時刻を身体の就寝前の状況と対応付けて睡眠状態情報163bとして事前に記憶しておいた後に、ユーザによるキースイッチ部12の所定操作に基づいて就寝前の状況を指定すると、当該就寝前の状況に対応付けられて記憶されている起床時刻を起床予想時刻として特定することができる。即ち、ユーザの就寝前の状況を考慮して、起床予想時刻を特定することができる。
そして、当該起床予想時刻到来時の近くの時点で身体が浅い睡眠状態となった場合に、起床時であることを報知部19からアラームにより報知することができるので、ユーザにとって最適な起床時刻を報知することができ、これにより、ユーザをすっきりした目覚めで起床させることができる。
また、就寝前に起床予想時刻や起床予想時間を表示部14に報知することで、就寝前にユーザは起床予想時刻や起床予想時間を認識することができることとなって、より使い勝手の良い睡眠センサー付腕時計100を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態では、眠り希望時間の指定方法として、眠り希望時間選択画面g3(図15(b)参照)に表示された複数の時間の中から選択スイッチ124の所定操作に基づいて所望の眠り希望時間を選択するような構成としたが、これに限られるものではなく、当該眠り希望時間選択画面g3にて所望の眠り希望時間を直接数値で入力して指定するようにしても良い。
また、上記実施形態では、起床予想時算出処理にて、起床予想時刻及び起床予想時間の両方を算出するようにしたが、これに限られるものではなく、起床予想時刻及び起床予想時間のうちの少なくとも一方を算出すれば良い。
さらに、上記実施形態では、起床予想時特定処理にて、起床予想時刻のみを特定するようにしたが、これに限られるものではなく、起床予想時刻及び起床予想時間のうちの少なくとも一方を算出すれば良い。即ち、CPU161は、睡眠状態情報163bの起床時刻及び現在時刻等に基づいて、起床予想時間を算出して特定するようにしても良い。
さらに、睡眠センサー17は、上記実施形態に例示したものに限られるものではない。即ち、血流は体動の影響も受けるため、上記実施形態の睡眠センサー17の脈拍数検出部173にて検出される脈拍数には、脈拍に同期する脈拍成分だけでなく、体動に同期する体動成分も含まれる場合がある。また、照射光の全てが毛細動脈Bに到達するわけではなく、腕A(身体)の表面で反射した反射光(表面反射光)も受光素子172にて受光され、この表面反射光にも体動成分が多く含まれている。
そこで、上記実施形態における睡眠センサー17に替えて、体動成分を考慮した睡眠センサーを備えるようにしても良い。即ち、睡眠センサーに、例えば、吸光特性の異なる赤外光及び緑色光を照射する発光素子をそれぞれ備え、緑色発光素子を発光させることで脈拍成分と体動成分とからなる脈波情報を検出し、赤外発光素子を発光させることで脈拍成分に比べて体動成分を主とする体動情報を検出するようにして、脈波情報及び体動情報に基づいて脈拍数を検出するようにしても良い。
加えて、体動情報を入眠の判定に用いても良く、具体的には、例えば、体動が所定時間(例えば、5分間)以上連続してなく、且つ、脈拍数が覚醒状態の基本値よりも所定拍数(例えば、5拍)以上低下した時点を入眠時刻と判定するようにしても良い。
また、睡眠状態の判定方法は、上記実施形態に例示したものに限られるものではなく、例えば、脈拍間隔を周波数解析することで取得した周波数成分の大きさに基づいて、レム睡眠やノンレム睡眠を検出するようにしても良い。
さらに、上記実施形態における事前設定処理にて、睡眠途中で目覚めた場合に、その時刻及び行動等の途中経過も睡眠状態情報163bとして記憶するようにしても良く、これら考慮することよりユーザの生活リズムをより考慮した使い勝手の良い睡眠センサー付腕時計を提供することができる。
また、上記実施形態では、就寝前の状況を指定して、当該就寝前の状況に対応する入眠時間を入眠時間情報163aから取得して、取得した入眠時間に基づいて起床予想時刻等を算出するようにしたが(図14及び図15参照)、就寝前の状況を指定するか否かは適宜変更することができる。即ち、事前設定モードにて、就寝前の状況を指定せずに就寝した後、算出された入眠時間を入眠時間情報163aに記憶するようにして、就寝前の状況を考慮しない入眠時間を用いて起床予想時刻等を算出するようにしても良い。
このような構成としても、ユーザの個人差を考慮した入眠時間に基づいて、起床予想時刻や起床予想時間を算出することができることとなって、当該起床予想時刻や起床予想時間をユーザにとって最適な起床時刻として報知することができ、これにより、ユーザをすっきりした目覚めで起床させることができる。
さらに、上記実施形態では、第一の睡眠状態判定処理や第二の睡眠状態判定処理にて、起床予想時刻到達時や起床予想時間経過時の近くの時点で身体が浅い睡眠状態となっていると判定された場合に、起床時であることを報知するようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、第一の睡眠状態判定処理や第二の睡眠状態判定処理を行わずに、第一のアラーム処理にて算出された起床予想時刻到来時及び起床予想時間経過時や、第二のアラーム処理にて特定された起床予想時刻到来時にアラームで起床時であることを報知するようにしても良い。これによって、ユーザは起床時であることを認識することができることとなり、より使い勝手の良い睡眠センサー付腕時計100を提供することができる。
加えて、上記実施形態では、睡眠センサー付身体装着装置として、睡眠センサー付腕時計100を例示したが、これに限られるものではなく、睡眠センサー17を備えて身体の各部(例えば、手足、足首等)に装着可能な装置であれば如何なるものであっても良く、例えば、電子コンパスや胸ベルト型脈拍計等であっても良い。
また、上記実施形態では、睡眠状態等の検出にユーザの脈拍数を用いるようにしたが、脈拍数に限られず、脈拍量変動状態、脈拍波高値変動状態などを用いても良い。また、生体情報としては脈拍に限られるものではなく、例えば、筋肉に発生する微弱な電気、いわゆる筋電または心拍などの他の生体情報を用いるようにしても良い。
さらに、上記実施の形態では、入眠時間取得手段、起床予想時算出手段、報知制御手段、睡眠状態判定手段、睡眠状態検出手段、起床予想時特定手段としての機能を、CPU161によって、所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、例えば、各種機能を実現するためのロジック回路等から構成しても良い。
また、本発明に係る睡眠センサー付身体装着装置に睡眠状態を報知する機能を組み込んでも良く、この場合には、ユーザが身体に装着した状態で当該身体の睡眠状態を簡便に且つ適正に検出して、当該睡眠状態となったことをユーザ等に報知するようにすることで、自動車運転中における居眠り防止を図り、安全運転の実現に寄与することができる。
本発明を適用した睡眠センサー付身体装着装置の好適な一実施形態として例示する睡眠センサー付腕時計を示す斜視図である。 図1の睡眠センサー付腕時計を示す側面図ある。 図1の睡眠センサー付腕時計を示す平面図である。 図1の睡眠センサー付腕時計の内部構造を模式的に示した断面図である。 図1の睡眠センサー付腕時計の要部構成を示すブロック図である。 図1の睡眠センサー付腕時計のROMに記憶されている就寝前状況メニューを示す図である。 図1の睡眠センサー付腕時計のROMに記憶されている起床時状況メニューを示す図である。 図1の睡眠センサー付腕時計のRAMに記憶される入眠時間情報を示す図である。 図1の睡眠センサー付腕時計のRAMに記憶される睡眠状態情報を示す図である。 図1の睡眠センサー付腕時計によるモード設定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図1の睡眠センサー付腕時計による事前設定処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図11の事前設定処理にて睡眠センサー付腕時計に表示される表示画面を示す図である。 図11の事前設定処理における脈拍数の時間的推移を模式的に示した図である。 図1の睡眠センサー付腕時計による第一のアラーム処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図14の第一のアラーム処理にて睡眠センサー付腕時計に表示される表示画面を示す図である。 図14の第一のアラーム処理における脈拍数の時間的推移を模式的に示した図である。 図1の睡眠センサー付腕時計による第二のアラーム処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図17の第二のアラーム処理にて睡眠センサー付腕時計に表示される表示画面を示す図である。 図17の第二のアラーム処理における脈拍数の時間的推移を模式的に示した図である。
符号の説明
100 睡眠センサー付腕時計(睡眠センサー付身体装着装置)
12 キースイッチ部(時間指定手段、状況指定手段)
14 表示部(報知部)
151 計時部(入眠時間取得手段)
161 CPU(入眠時間取得手段、起床予想時算出手段、報知制御手段、睡眠状態判定手段、睡眠状態検出手段、起床予想時特定手段)
163 RAM(入眠時間記憶手段、起床時刻記憶手段)
17 睡眠センサー
19 報知部

Claims (6)

  1. 身体の生体情報を検出する睡眠センサーを備えている睡眠センサー付身体装着装置において、
    希望する眠り希望時間を指定する時間指定手段と、
    前記睡眠センサーにより検出された前記生体情報に基づいて、就寝を開始してから入眠するまでの入眠時間が事前に記憶されている入眠時間記憶手段と、
    就寝時にユーザによって押圧操作されるスイッチである就寝時操作手段と、
    この就寝時操作手段が押圧操作された際に、前記入眠時間記憶手段から前記入眠時間を読み出し、この読み出された前記入眠時間と前記時間指定手段により指定された前記眠り希望時間とに基づいて、起床予想時刻及び起床予想時間のうちの少なくとも一方を算出し、この算出された前記起床予想時刻及び前記起床予想時間の少なくとも一方を就寝前に報知する報知制御手段と、
    を備えることを特徴とする睡眠センサー付身体装着装置。
  2. 前記報知制御手段は、前記時間指定手段により前記眠り希望時間を指定した直後の就寝前の時点で、前記起床予想時刻及び前記起床予想時間の少なくとも一方を報知することを特徴とする請求項1に記載の睡眠センサー付身体装着装置。
  3. 身体の生体情報を検出する睡眠センサーを備えている睡眠センサー付身体装着装置において、
    希望する眠り希望時間を指定する時間指定手段と、
    就寝時にユーザによって押圧操作されるスイッチである就寝時操作手段と、
    この就寝時操作手段が押圧操作された際に、就寝の開始を示す就寝時点として当該押圧操作された時刻を記憶させる就寝時点記憶制御手段と、
    この就寝時点記憶制御手段の制御により前記就寝時点が記憶された後に、前記睡眠センサーにより検出されている前記生体情報に基づいて入眠状態となったか否かを判別し、入眠状態となったことが判別された際に、前記就寝時点から入眠状態となったと判別された時刻を示す入眠時点までの間の入眠時間を記憶させる入眠時間記憶制御手段と、
    この入眠時間記憶制御手段の制御により記憶された前記入眠時間と前記時間指定手段により指定された前記眠り希望時間とに基づいて、起床予想時刻及び起床予想時間のうちの少なくとも一方を算出し、この算出された前記起床予想時刻の到来時及び前記起床予想時間の経過時の近くの時点で前記身体が浅い睡眠状態となっているか否かを前記睡眠センサーにより検出された前記生体情報に基づいて判定する睡眠状態判定手段と、
    この睡眠状態判定手段により前記浅い睡眠状態となっていると判定された場合に、起床時であることを報知する報知制御手段と、
    を備えることを特徴とする睡眠センサー付身体装着装置。
  4. 身体の生体情報を検出する睡眠センサーを備えている睡眠センサー付身体装着装置に用いられる睡眠報知制御方法において、
    就寝時にユーザによって押圧操作されるスイッチである就寝時操作手段が押圧操作された際に、前記睡眠センサーにより検出された前記生体情報に基づいて、就寝を開始してから入眠するまでの入眠時間が事前に記憶されている入眠時間記憶手段をアクセスし、当該入眠時間記憶手段から前記入眠時間を読み出し、この読み出された前記入眠時間と、希望する眠り希望時間を指定するための時間指定手段により指定された前記眠り希望時間とに基づいて、起床予想時刻及び起床予想時間のうちの少なくとも一方を算出し、この算出された前記起床予想時刻及び前記起床予想時間の少なくとも一方を就寝前に報知する報知制御ステップと、
    を備えることを特徴とする睡眠報知制御方法。
  5. 前記報知制御ステップは、前記時間指定手段により前記眠り希望時間を指定した直後の就寝前の時点で、前記起床予想時刻及び前記起床予想時間の少なくとも一方を報知することを特徴とする請求項4に記載の睡眠報知制御方法。
  6. 身体の生体情報を検出する睡眠センサーを備えている睡眠センサー付身体装着装置に用いられる睡眠報知制御方法において、
    希望する眠り希望時間を指定する時間指定ステップと、
    就寝時にユーザによって押圧操作されるスイッチである就寝時操作手段が押圧操作された際に、就寝の開始を示す就寝時点として当該押圧操作された時刻を記憶させる就寝時点記憶制御ステップと、
    この就寝時点記憶制御ステップの制御により前記就寝時点が記憶された後に、前記睡眠センサーにより検出されている前記生体情報に基づいて入眠状態となったか否かを判別し、入眠状態となったことが判別された際に、前記就寝時点から入眠状態となったと判別された時刻を示す入眠時点までの間の入眠時間を記憶させる入眠時間記憶制御ステップと、
    この入眠時間記憶制御ステップの制御により記憶された前記入眠時間と前記時間指定ステップにより指定された前記眠り希望時間とに基づいて、起床予想時刻及び起床予想時間のうちの少なくとも一方を算出し、この算出された前記起床予想時刻の到来時及び前記起床予想時間の経過時の近くの時点で前記身体が浅い睡眠状態となっているか否かを前記睡眠センサーにより検出された前記生体情報に基づいて判定する睡眠状態判定ステップと、
    この睡眠状態判定ステップにより前記浅い睡眠状態となっていると判定された場合に、起床時であることを報知する報知制御ステップと、
    を備えることを特徴とする睡眠報知制御方法。
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