JPH05337092A - 脈拍測定装置 - Google Patents
脈拍測定装置Info
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- JPH05337092A JPH05337092A JP4173802A JP17380292A JPH05337092A JP H05337092 A JPH05337092 A JP H05337092A JP 4173802 A JP4173802 A JP 4173802A JP 17380292 A JP17380292 A JP 17380292A JP H05337092 A JPH05337092 A JP H05337092A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 体力の変化や心肺機能の変化等の経時的な診
断に有効に用いることができる脈拍測定装置を提供す
る。 【構成】 第1〜第3メモリ群M1〜M3は、同一構成で
あって、冒頭の脈拍数を測定した月日時分を記憶する記
憶領域と、これに続く脈拍1〜脈拍7メモリまでの脈拍
数を記憶する記憶領域、及びこの脈拍1〜脈拍7メモリ
に対応して初回測定時間、15秒、30秒、45秒、1
分、1分30秒、2分の各時間間隔が予め記憶された記
憶領域で構成されている。よって、例えば1日目に運動
を行った後第1メモリ群M1に各時点の脈拍数を記憶
し、2日目に同様の運動を行った後第2メモリ群M2に
各時点の脈拍数を記憶し、3日目に同様の運動を行った
後第3メモリ群M3に各時点の脈拍数を記憶することに
より、1日目、2日目、3日目の各時点の脈拍数を保存
して比較することができる。
断に有効に用いることができる脈拍測定装置を提供す
る。 【構成】 第1〜第3メモリ群M1〜M3は、同一構成で
あって、冒頭の脈拍数を測定した月日時分を記憶する記
憶領域と、これに続く脈拍1〜脈拍7メモリまでの脈拍
数を記憶する記憶領域、及びこの脈拍1〜脈拍7メモリ
に対応して初回測定時間、15秒、30秒、45秒、1
分、1分30秒、2分の各時間間隔が予め記憶された記
憶領域で構成されている。よって、例えば1日目に運動
を行った後第1メモリ群M1に各時点の脈拍数を記憶
し、2日目に同様の運動を行った後第2メモリ群M2に
各時点の脈拍数を記憶し、3日目に同様の運動を行った
後第3メモリ群M3に各時点の脈拍数を記憶することに
より、1日目、2日目、3日目の各時点の脈拍数を保存
して比較することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体の脈拍数を測定す
る脈拍測定装置に関する。
る脈拍測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日においては、健康状態を診断するデ
ータとしてのみならず、運動強度や心肺機能の向上等を
診断するデータとしての脈拍数を測定することが一般に
行われるに至っている。この運動強度や心肺機能の向上
等を判断するためのデータとしての脈拍数を測定する装
置には、図7に示したようにM−1〜M−Nまでの複数
の記憶領域を有する単一のメモリが設けられており、任
意のサンプリング時間ごとに、各記憶領域M−1〜M−
Nに測定した脈拍数を記憶させることができる。したが
って、例えば運動を行った後、30秒ごとに各時点の脈
拍数(各時点の脈拍から算出した1分当たりの脈拍数)
を順次記憶領M−1〜M−Nに記憶させておき、これを
表示する等により、運動直後から早期に脈拍数が減少す
れば優れた心肺機能を有し、脈拍数の減少が遅ければ心
肺機能が低下している等の診断を行うことができる。
ータとしてのみならず、運動強度や心肺機能の向上等を
診断するデータとしての脈拍数を測定することが一般に
行われるに至っている。この運動強度や心肺機能の向上
等を判断するためのデータとしての脈拍数を測定する装
置には、図7に示したようにM−1〜M−Nまでの複数
の記憶領域を有する単一のメモリが設けられており、任
意のサンプリング時間ごとに、各記憶領域M−1〜M−
Nに測定した脈拍数を記憶させることができる。したが
って、例えば運動を行った後、30秒ごとに各時点の脈
拍数(各時点の脈拍から算出した1分当たりの脈拍数)
を順次記憶領M−1〜M−Nに記憶させておき、これを
表示する等により、運動直後から早期に脈拍数が減少す
れば優れた心肺機能を有し、脈拍数の減少が遅ければ心
肺機能が低下している等の診断を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
脈拍測定装置にあっては、図示したようなメモリ構成で
あることから、前回の運動を行ったときに任意のサンプ
リング時間ごとに各記憶領域M−1〜M−Nに測定した
脈拍数を記憶させると、次に運動を行ったときに同様に
サンプリング時間ごとに脈拍数を記憶させる際に、前回
の記憶したデータが消去されてしまう。よって、前回の
運動を行った後と、今回の運動を行った後の脈拍数の変
化を比較することができず、複数の各運動機会における
脈拍数の変化を比較することにより、心肺機能の向上や
低下を診断する等の経時的な診断に用いることができる
ものではなかった。
脈拍測定装置にあっては、図示したようなメモリ構成で
あることから、前回の運動を行ったときに任意のサンプ
リング時間ごとに各記憶領域M−1〜M−Nに測定した
脈拍数を記憶させると、次に運動を行ったときに同様に
サンプリング時間ごとに脈拍数を記憶させる際に、前回
の記憶したデータが消去されてしまう。よって、前回の
運動を行った後と、今回の運動を行った後の脈拍数の変
化を比較することができず、複数の各運動機会における
脈拍数の変化を比較することにより、心肺機能の向上や
低下を診断する等の経時的な診断に用いることができる
ものではなかった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、体力の変化や心肺機能の変化等の
経時的な診断に有効に用いることができる脈拍測定装置
を提供することを目的とするものである。
なされたものであり、体力の変化や心肺機能の変化等の
経時的な診断に有効に用いることができる脈拍測定装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、一連の測定動作により、脈拍数を
所定時間間隔及び所定回数をもって測定する脈拍数測定
手段と、前記一連の測定動作により前記所定回数をもっ
て測定される脈拍数を順次記憶可能な複数の記憶領域を
各々有する記憶手段とを備えている。また、好ましく
は、前記記憶手段の複数の記憶領域に各々記憶された前
記脈拍数を表示する表示手段がさらに設けられ、前記表
示手段は、前記記憶手段の複数の記憶領域に記憶された
脈拍数と対で測定時の時間間隔を表示するように構成さ
れている。
に本発明にあっては、一連の測定動作により、脈拍数を
所定時間間隔及び所定回数をもって測定する脈拍数測定
手段と、前記一連の測定動作により前記所定回数をもっ
て測定される脈拍数を順次記憶可能な複数の記憶領域を
各々有する記憶手段とを備えている。また、好ましく
は、前記記憶手段の複数の記憶領域に各々記憶された前
記脈拍数を表示する表示手段がさらに設けられ、前記表
示手段は、前記記憶手段の複数の記憶領域に記憶された
脈拍数と対で測定時の時間間隔を表示するように構成さ
れている。
【0006】
【作用】前記構成において、脈拍測定手段は一連の測定
動作により、脈拍数を所定時間間隔をもって所定回数を
もって測定する。一方、記憶手段は各々、前記所定回数
をもって測定された脈拍数を順次記憶する複数の記憶領
域を有していることから、脈拍測定手段が一連の測定動
作を行って所定回数の脈拍の測定を行った際、その都
度、異なる記憶領域ごとに所定回数の脈拍数を記憶する
ことが可能である。したがって、記憶手段の複数の記憶
領域に各々記憶した脈拍数の比較も可能となり、この比
較結果により心肺機能の経時的変化等の診断を行い得
る。
動作により、脈拍数を所定時間間隔をもって所定回数を
もって測定する。一方、記憶手段は各々、前記所定回数
をもって測定された脈拍数を順次記憶する複数の記憶領
域を有していることから、脈拍測定手段が一連の測定動
作を行って所定回数の脈拍の測定を行った際、その都
度、異なる記憶領域ごとに所定回数の脈拍数を記憶する
ことが可能である。したがって、記憶手段の複数の記憶
領域に各々記憶した脈拍数の比較も可能となり、この比
較結果により心肺機能の経時的変化等の診断を行い得
る。
【0007】また、表示手段により各記憶手段の記憶領
域に記憶された脈拍数、あるいは、脈拍数と対で測定時
の時間間隔を表示することにより、記憶手段に記憶され
た脈拍数相互の視覚的な比較が可能となる。
域に記憶された脈拍数、あるいは、脈拍数と対で測定時
の時間間隔を表示することにより、記憶手段に記憶され
た脈拍数相互の視覚的な比較が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。すなわち、この実施例は本発明を電子腕時計に
適用したものであり、図1において、1は腕時計のケー
ス、2は時計ガラス、3は液晶表示装置、4は脈拍検出
部である。該脈拍検出部4は、被験者の指先における血
液の流れを光学的に感知し、血流の濃淡、つまり血液中
のヘモグロビンの濃淡により脈拍を検出するもので、発
光素子(発光ダイオード)5及び受光素子(例えば、フ
ォト・トランジスタ)6により構成されている。したが
って、脈拍検出部4上に被験者の指を脈拍検出部4上に
置くことにより、受光素子6によって血流の濃淡が検出
されて脈拍が検出される。また、ケース1の側面部に
は、押しボタンタイプのS1〜S3キーが配置されてい
る。
明する。すなわち、この実施例は本発明を電子腕時計に
適用したものであり、図1において、1は腕時計のケー
ス、2は時計ガラス、3は液晶表示装置、4は脈拍検出
部である。該脈拍検出部4は、被験者の指先における血
液の流れを光学的に感知し、血流の濃淡、つまり血液中
のヘモグロビンの濃淡により脈拍を検出するもので、発
光素子(発光ダイオード)5及び受光素子(例えば、フ
ォト・トランジスタ)6により構成されている。したが
って、脈拍検出部4上に被験者の指を脈拍検出部4上に
置くことにより、受光素子6によって血流の濃淡が検出
されて脈拍が検出される。また、ケース1の側面部に
は、押しボタンタイプのS1〜S3キーが配置されてい
る。
【0009】図2は、前記電子腕時計の回路構成を示す
ブロック図であり、制御部(CPU)7は、ROM8に
予め記憶されているマイクロプログラムに基づいて各部
を制御し、時計処理、脈拍測定処理、表示処理等の各種
処理を行う中央演算処理部である。RAM9は各種デー
タを記憶するメモリであり、詳細は後述する。キー入力
部10は図1に示したS1〜S3キーを備えており、キ
ー操作に応じたキー入力信号を制御部7に出力する。こ
こで、S1キーはメモリモードを開始させる際に操作さ
れ、S2キーは表示モードを開始させる際に操作され
る。また、S3キーは後述するメモリ群M1,M2,M3
を選択する際に操作され、操作回数に応じてメモリ群M
1,M2,M3のいずれかが選択される。
ブロック図であり、制御部(CPU)7は、ROM8に
予め記憶されているマイクロプログラムに基づいて各部
を制御し、時計処理、脈拍測定処理、表示処理等の各種
処理を行う中央演算処理部である。RAM9は各種デー
タを記憶するメモリであり、詳細は後述する。キー入力
部10は図1に示したS1〜S3キーを備えており、キ
ー操作に応じたキー入力信号を制御部7に出力する。こ
こで、S1キーはメモリモードを開始させる際に操作さ
れ、S2キーは表示モードを開始させる際に操作され
る。また、S3キーは後述するメモリ群M1,M2,M3
を選択する際に操作され、操作回数に応じてメモリ群M
1,M2,M3のいずれかが選択される。
【0010】脈拍検出回路11には図1に示した脈拍検
出部4の発光素子5および受光素子6が接続されてお
り、血流の変化により受光素子6の受光量が減るのを感
知して脈拍を検出し、脈拍に同期した脈拍信号を制御部
7に出力する。デコーダ・ドライバ12は制御部7から
出力される表示デコーダをデコードし、表示駆動信号を
表示部13に供給する。
出部4の発光素子5および受光素子6が接続されてお
り、血流の変化により受光素子6の受光量が減るのを感
知して脈拍を検出し、脈拍に同期した脈拍信号を制御部
7に出力する。デコーダ・ドライバ12は制御部7から
出力される表示デコーダをデコードし、表示駆動信号を
表示部13に供給する。
【0011】表示部13は液晶表示装置3により構成さ
れ、デコーダ・ドライバ12の表示駆動により各種デー
タを表示する。発振回路14は所定周波数のクロック信
号を発振し、分周・タイミング回路15に入力する。分
周・タイミング回路15は、発振回路14から入力され
たクロック信号を分周し、時計信号等の各種タイミング
信号を発生して制御部7へ供給する。
れ、デコーダ・ドライバ12の表示駆動により各種デー
タを表示する。発振回路14は所定周波数のクロック信
号を発振し、分周・タイミング回路15に入力する。分
周・タイミング回路15は、発振回路14から入力され
たクロック信号を分周し、時計信号等の各種タイミング
信号を発生して制御部7へ供給する。
【0012】図3は、RAM9の一部に設けられたメモ
リ構成を示す図であり、本実施例においては第1〜第3
までのメモリ群M1〜M3が設けられている。第1〜第3
メモリ群M1〜M3は、同一構成であって、冒頭の脈拍数
を測定した月日時分を記憶する記憶領域と、これに続く
脈拍1〜脈拍7メモリまでの脈拍数を記憶する記憶領
域、及びこの脈拍1〜脈拍7メモリまでの各脈拍数に対
応して、初回測定時間、15秒、30秒、45秒、1
分、1分30秒、2分の各時間間隔が予め記憶された記
憶領域で構成されている。
リ構成を示す図であり、本実施例においては第1〜第3
までのメモリ群M1〜M3が設けられている。第1〜第3
メモリ群M1〜M3は、同一構成であって、冒頭の脈拍数
を測定した月日時分を記憶する記憶領域と、これに続く
脈拍1〜脈拍7メモリまでの脈拍数を記憶する記憶領
域、及びこの脈拍1〜脈拍7メモリまでの各脈拍数に対
応して、初回測定時間、15秒、30秒、45秒、1
分、1分30秒、2分の各時間間隔が予め記憶された記
憶領域で構成されている。
【0013】次に、以上の構成にかかる本実施例の動作
について説明する。前述したS1〜S3キーのいずれも
操作されない状態においては、時計モードの状態にあ
り、分周・タイミング回路15からの時計信号が入力さ
れるごとに、現在時刻データが更新されて、表示部13
に表示される。また、この時計モードの状態では、キー
入力部10におけるキー入力を待機している。
について説明する。前述したS1〜S3キーのいずれも
操作されない状態においては、時計モードの状態にあ
り、分周・タイミング回路15からの時計信号が入力さ
れるごとに、現在時刻データが更新されて、表示部13
に表示される。また、この時計モードの状態では、キー
入力部10におけるキー入力を待機している。
【0014】そして、例えば運動を終了したとき等にお
いて、ユーザーが予めS3キーを操作し今回測定する脈
拍数をメモリ群M1,M2,M3のいずれに記憶させれる
かを決定した後、S1キーを操作すると、図4に示した
フロチャートに従って、メモリモードの実行が開始され
る。すなわち、先ずS3キーの操作に応じて、脈拍数を
記憶すべきメモリ群M1,M2,M3のいずれかが選択さ
れる(ステップA1)。次に、初回測定が完了したか否
かが判別され(ステップA2)、所定測定が完了してい
ない場合には、初回の脈拍を測定すべく脈拍測定処理が
実行される(ステップA3)。
いて、ユーザーが予めS3キーを操作し今回測定する脈
拍数をメモリ群M1,M2,M3のいずれに記憶させれる
かを決定した後、S1キーを操作すると、図4に示した
フロチャートに従って、メモリモードの実行が開始され
る。すなわち、先ずS3キーの操作に応じて、脈拍数を
記憶すべきメモリ群M1,M2,M3のいずれかが選択さ
れる(ステップA1)。次に、初回測定が完了したか否
かが判別され(ステップA2)、所定測定が完了してい
ない場合には、初回の脈拍を測定すべく脈拍測定処理が
実行される(ステップA3)。
【0015】この脈拍測定処理では、脈拍検出部4上に
置かれている被験者(ユーザー)の指から、脈拍検出回
路11が発光素子5及び受光素子6により脈拍を検出し
て、脈拍信号を制御部7に出力する。制御部7は、脈拍
信号の時間間隔、すなわち脈拍の周期を計測して、1分
当たりの脈拍数を算出する。したがって、この脈拍測定
処理においては、脈拍の1周期分に相当する時間のみに
より、この時点における1分間の脈拍数の測定が可能で
あり、この測定された初回の脈拍数は、予めステップA
1で選択されたメモリ群M1,M2,M3のいずれかにお
いて、脈拍1メモリ1に記憶される(ステップA4)。
置かれている被験者(ユーザー)の指から、脈拍検出回
路11が発光素子5及び受光素子6により脈拍を検出し
て、脈拍信号を制御部7に出力する。制御部7は、脈拍
信号の時間間隔、すなわち脈拍の周期を計測して、1分
当たりの脈拍数を算出する。したがって、この脈拍測定
処理においては、脈拍の1周期分に相当する時間のみに
より、この時点における1分間の脈拍数の測定が可能で
あり、この測定された初回の脈拍数は、予めステップA
1で選択されたメモリ群M1,M2,M3のいずれかにお
いて、脈拍1メモリ1に記憶される(ステップA4)。
【0016】次に、測定値を脈拍メモリ7まで記憶した
か否かが判別され(ステップA5)、この時点では未だ
測定値が脈拍メモリ7まで記憶されていないことから、
ステップA2に戻る。そして、再度ステップA2の判別
が実行されるが、既に初回測定は完了していることか
ら、ステップA2の判別はYESとなって、ステップA
2からステップA6に進み、初回測定から15秒が経過
したか否かが判別される。この時点で、初回測定から1
5秒が経過していなければ、ステップA6の判別がNO
となってステップA9進んで30秒経過したか否が判別
されるが、この時点ではステップA9の判別も当然にN
Oであることから、ステップA12に進む。そして、こ
のステップA12では45秒が経過したか否かが判別さ
れるが、この判別も当然にNOである。よって、図示し
ないステップにより、順次1分経過したか、1分30秒
経過したかが判別されて、各ステップの判別結果がNO
となった後、ステップAN1の判別がNOとなって、ス
テップAN1からステップA5に進んでから、ステップ
A2に戻る。つまり、初回測定から15秒が経過するま
では、A2→A6→A9→A12・・・→AN1→A5
→A2のループが繰り返される。
か否かが判別され(ステップA5)、この時点では未だ
測定値が脈拍メモリ7まで記憶されていないことから、
ステップA2に戻る。そして、再度ステップA2の判別
が実行されるが、既に初回測定は完了していることか
ら、ステップA2の判別はYESとなって、ステップA
2からステップA6に進み、初回測定から15秒が経過
したか否かが判別される。この時点で、初回測定から1
5秒が経過していなければ、ステップA6の判別がNO
となってステップA9進んで30秒経過したか否が判別
されるが、この時点ではステップA9の判別も当然にN
Oであることから、ステップA12に進む。そして、こ
のステップA12では45秒が経過したか否かが判別さ
れるが、この判別も当然にNOである。よって、図示し
ないステップにより、順次1分経過したか、1分30秒
経過したかが判別されて、各ステップの判別結果がNO
となった後、ステップAN1の判別がNOとなって、ス
テップAN1からステップA5に進んでから、ステップ
A2に戻る。つまり、初回測定から15秒が経過するま
では、A2→A6→A9→A12・・・→AN1→A5
→A2のループが繰り返される。
【0017】そして、このループが繰り返されている最
中に初回測定から15秒が経過すると、ステップA6の
判別がYESとなって、ステップA6からステップA7
に進み脈拍測定処理が実行される。そして、この脈拍測
定処理(ステップA7)により測定された15秒経過時
点の測定値(脈拍数)は、同一メモリ群の脈拍2メモリ
に記憶される(ステップA8)。その後、ステップA8
からステップA5に進んで、測定値が脈拍7メモリまで
記憶されたか否かが判別されるが、この時点でも未だ測
定値が脈拍メモリ7まで記憶されていないことから、ス
テップA2に戻る。そして、前述と同様にして、A2→
A6→A9→A12・・・→AN1→A5→A2のルー
プが繰り返されるとともに、各々30秒経過した時点で
ステップA9がYES、45秒経過した時点でステップ
A12がYES、1分及び1分30秒を経過した時点で
図示しない各ステップがYES、2分経過した時点でス
テップAN1がYESとなり、各時点で脈拍測定処理が
実行される(ステップA10、A13、AN1等)。
中に初回測定から15秒が経過すると、ステップA6の
判別がYESとなって、ステップA6からステップA7
に進み脈拍測定処理が実行される。そして、この脈拍測
定処理(ステップA7)により測定された15秒経過時
点の測定値(脈拍数)は、同一メモリ群の脈拍2メモリ
に記憶される(ステップA8)。その後、ステップA8
からステップA5に進んで、測定値が脈拍7メモリまで
記憶されたか否かが判別されるが、この時点でも未だ測
定値が脈拍メモリ7まで記憶されていないことから、ス
テップA2に戻る。そして、前述と同様にして、A2→
A6→A9→A12・・・→AN1→A5→A2のルー
プが繰り返されるとともに、各々30秒経過した時点で
ステップA9がYES、45秒経過した時点でステップ
A12がYES、1分及び1分30秒を経過した時点で
図示しない各ステップがYES、2分経過した時点でス
テップAN1がYESとなり、各時点で脈拍測定処理が
実行される(ステップA10、A13、AN1等)。
【0018】したがって、初回測定から2分が経過した
時点においては、予めステップA1で選択されたいずれ
かのメモリ群M1,M2,M3の脈拍1〜脈拍7メモリに
は、初回測定、15秒経過時点、30秒経過時点、45
秒経過時点、1分経過時点、1分30秒経過時点、2分
経過時点の脈拍数が記憶される。また、これにより脈拍
7メモリまで測定値が記憶されることから、ステップA
5の判別がYESとなって、このメモリモードが終了す
る。よって、例えば1日目に運動を行った後第1メモリ
群M1を選択して、各時点の脈拍数を記憶し、2日目に
同様の運動を行った後第2メモリ群M2を選択して各時
点の脈拍数を記憶し、3日目に同様の運動を行った後第
3メモリ群M3を選択して各時点の脈拍数を記憶するこ
とにより、1日目、2日目、3日目の各時点の脈拍数を
各メモリ群M1,M2,M3に保存することができる。
時点においては、予めステップA1で選択されたいずれ
かのメモリ群M1,M2,M3の脈拍1〜脈拍7メモリに
は、初回測定、15秒経過時点、30秒経過時点、45
秒経過時点、1分経過時点、1分30秒経過時点、2分
経過時点の脈拍数が記憶される。また、これにより脈拍
7メモリまで測定値が記憶されることから、ステップA
5の判別がYESとなって、このメモリモードが終了す
る。よって、例えば1日目に運動を行った後第1メモリ
群M1を選択して、各時点の脈拍数を記憶し、2日目に
同様の運動を行った後第2メモリ群M2を選択して各時
点の脈拍数を記憶し、3日目に同様の運動を行った後第
3メモリ群M3を選択して各時点の脈拍数を記憶するこ
とにより、1日目、2日目、3日目の各時点の脈拍数を
各メモリ群M1,M2,M3に保存することができる。
【0019】そして、このようにメモリ群M1,M2,M
3に3日分の脈拍数を記憶させた後、S2キーを操作す
ると、図5に示したフローチャートにしたがって表示モ
ードが開始され、各脈拍めメモリ群M1,M2,M3内の
各秒/分と、対応する脈拍測定値とがRAM9から読み
出された後(ステップB1)、各秒/分ごとに、脈拍測
定値データが表示される(ステップB2)。このステッ
プA2の処理によって、液晶表示装置3により構成され
る表示部13が駆動されて、液晶表示装置3には図6に
例示したように、各メモリ群M1,M2,M3に各々記憶
されている1日目、2日目、3日目の初回から2分経過
までの各時点の脈拍数が棒グラフ表示される。したがっ
て、この1、2、3日目の各時点における脈拍数の変化
を視認することにより、各日目の運動を行った後の脈拍
数の変化を比較することができ、この各運動機会後にお
ける脈拍数の変化により、心肺機能の向上や低下を診断
する等の経時的な診断を行うことが可能となる。
3に3日分の脈拍数を記憶させた後、S2キーを操作す
ると、図5に示したフローチャートにしたがって表示モ
ードが開始され、各脈拍めメモリ群M1,M2,M3内の
各秒/分と、対応する脈拍測定値とがRAM9から読み
出された後(ステップB1)、各秒/分ごとに、脈拍測
定値データが表示される(ステップB2)。このステッ
プA2の処理によって、液晶表示装置3により構成され
る表示部13が駆動されて、液晶表示装置3には図6に
例示したように、各メモリ群M1,M2,M3に各々記憶
されている1日目、2日目、3日目の初回から2分経過
までの各時点の脈拍数が棒グラフ表示される。したがっ
て、この1、2、3日目の各時点における脈拍数の変化
を視認することにより、各日目の運動を行った後の脈拍
数の変化を比較することができ、この各運動機会後にお
ける脈拍数の変化により、心肺機能の向上や低下を診断
する等の経時的な診断を行うことが可能となる。
【0020】なお、この実施例においては予めユーザー
がS3キーを操作することにより、メモリ群M1,M2,
M3のいずれかを選択して、この選択したメモリ群M1,
M2,M3に各時点の測定値(脈拍数)を記憶させるよう
にしたが、測定値が記憶されていないメモリ群M1,
M2,M3を検出して、空いているメモリ群を自動的に選
択して、測定値を記憶させるようにしてもよい。また、
この実施例では時計に適用したものを示したが、これに
限定されることなく、専用機あるいはエルゴメータのよ
うなトレーニングセンタ等に配置される大型のトレーニ
ング装置に組み込んでもよい。
がS3キーを操作することにより、メモリ群M1,M2,
M3のいずれかを選択して、この選択したメモリ群M1,
M2,M3に各時点の測定値(脈拍数)を記憶させるよう
にしたが、測定値が記憶されていないメモリ群M1,
M2,M3を検出して、空いているメモリ群を自動的に選
択して、測定値を記憶させるようにしてもよい。また、
この実施例では時計に適用したものを示したが、これに
限定されることなく、専用機あるいはエルゴメータのよ
うなトレーニングセンタ等に配置される大型のトレーニ
ング装置に組み込んでもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一連の測
定動作により所定時間間隔及び所定回数をもって測定さ
れる脈拍数を順次記憶可能な記憶手段を複数設けるよう
にした。したがって、記憶手段に記憶された各脈拍数を
保存してこれを比較することが可能となり、この比較結
果により体力や心肺機能の向上及び低下を診断する等の
経時的な診断を行うことが可能となる。また、表示手段
により各記憶手段の記憶領域に記憶された脈拍数、ある
いは、脈拍数と対で測定時の時間間隔を表示するように
したことから、記憶手段に記憶された脈拍数相互の視覚
的な比較が可能となり、これにより即時的に心肺機能の
向上や低下を診断する等の経時的な診断が可能となる。
定動作により所定時間間隔及び所定回数をもって測定さ
れる脈拍数を順次記憶可能な記憶手段を複数設けるよう
にした。したがって、記憶手段に記憶された各脈拍数を
保存してこれを比較することが可能となり、この比較結
果により体力や心肺機能の向上及び低下を診断する等の
経時的な診断を行うことが可能となる。また、表示手段
により各記憶手段の記憶領域に記憶された脈拍数、ある
いは、脈拍数と対で測定時の時間間隔を表示するように
したことから、記憶手段に記憶された脈拍数相互の視覚
的な比較が可能となり、これにより即時的に心肺機能の
向上や低下を診断する等の経時的な診断が可能となる。
【図1】本発明の一実施例を適用した電子腕時計の外観
構成を示す正面図である。
構成を示す正面図である。
【図2】同電子腕時計の回路構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】同実施例のRAM内に設けられたメモリ群の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図4】同実施例のメモリーモードの動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】同実施例の表示モードの動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】同実施例における表示部の表示状態の一例を示
す図である。
す図である。
【図7】従来の脈拍測定装置におけるメモリ構成を示す
図である。
図である。
3 液晶表示装置 4 脈拍検出部 5 発光素子 6 受光素子 7 制御部 8 ROM 9 RAM 10 キー入力部 11 キー入力部 13 表示部 M1 第1メモリ群 M2 第2メモリ群 M3 第3メモリ群
Claims (3)
- 【請求項1】 一連の測定動作により、脈拍数を所定時
間間隔をもって所定回数測定する脈拍数測定手段と、 前記一連の測定動作により前記所定回数をもって測定さ
れる脈拍数を順次記憶可能な複数の記憶領域を各々有す
る記憶手段と、 を備えたことを特徴とする脈拍測定装置。 - 【請求項2】 前記記憶手段の複数の記憶領域に各々記
憶された前記脈拍数を表示する表示手段がさらに設けら
れたことを特徴とする請求項1記載の脈拍測定装置。 - 【請求項3】 前記表示手段は、前記記憶手段の複数の
記憶領域に記憶された脈拍数と対で測定時の時間間隔を
表示することを特徴とする請求項2記載の脈拍測定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4173802A JPH05337092A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 脈拍測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4173802A JPH05337092A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 脈拍測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05337092A true JPH05337092A (ja) | 1993-12-21 |
Family
ID=15967434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4173802A Pending JPH05337092A (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | 脈拍測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05337092A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005095653A (ja) * | 1995-03-23 | 2005-04-14 | Seiko Instruments Inc | 脈拍計 |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP4173802A patent/JPH05337092A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005095653A (ja) * | 1995-03-23 | 2005-04-14 | Seiko Instruments Inc | 脈拍計 |
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