JPH06348354A - 集積回路 - Google Patents
集積回路Info
- Publication number
- JPH06348354A JPH06348354A JP16602693A JP16602693A JPH06348354A JP H06348354 A JPH06348354 A JP H06348354A JP 16602693 A JP16602693 A JP 16602693A JP 16602693 A JP16602693 A JP 16602693A JP H06348354 A JPH06348354 A JP H06348354A
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- JP
- Japan
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- constant voltage
- voltage
- integrated circuit
- constant
- power supply
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内蔵されている定電圧部を多段化することに
より、電圧変動の大きい電源を用いた場合であっても、
安定した定電圧を得ることができ、正常な回路動作を保
証することができる集積回路を提供する。 【構成】 集積回路1の内部定電圧部3,13を多段化
することにより、電源の電圧変動が大きい場合でも、そ
の変動を順々に抑えることができ、その結果、定電圧部
13から安定した定電圧が得られ、各種回路14の正常
な回路動作を保証することができる。
より、電圧変動の大きい電源を用いた場合であっても、
安定した定電圧を得ることができ、正常な回路動作を保
証することができる集積回路を提供する。 【構成】 集積回路1の内部定電圧部3,13を多段化
することにより、電源の電圧変動が大きい場合でも、そ
の変動を順々に抑えることができ、その結果、定電圧部
13から安定した定電圧が得られ、各種回路14の正常
な回路動作を保証することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定電圧部を内蔵し、こ
の定電圧部に内部回路が接続されてなる集積回路に係
り、定電圧部の出力電圧の安定化技術に関する。
の定電圧部に内部回路が接続されてなる集積回路に係
り、定電圧部の出力電圧の安定化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の集積回路において
は、定電圧部により得られた一定の電圧を電源として、
内蔵の各種回路を動作させている。例えば、図4に示す
集積回路(IC)51の内部には、一部回路52と、一
定の電圧を出力する定電圧部53と、各種回路54とが
備えられ、各種回路54は定電圧部53の出力電圧を電
源にして動作する。
は、定電圧部により得られた一定の電圧を電源として、
内蔵の各種回路を動作させている。例えば、図4に示す
集積回路(IC)51の内部には、一部回路52と、一
定の電圧を出力する定電圧部53と、各種回路54とが
備えられ、各種回路54は定電圧部53の出力電圧を電
源にして動作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の集積回路(IC)51にあっては、電圧変動
の大きい電源を用いた場合には、定電圧部53の出力電
圧にも電圧変動を生じ、その出力電圧を基準として決定
される電圧や電流にも変動を生じるので、各種回路54
において正常な回路動作が保証されず、誤動作の原因と
なるといった問題がある。
うな従来の集積回路(IC)51にあっては、電圧変動
の大きい電源を用いた場合には、定電圧部53の出力電
圧にも電圧変動を生じ、その出力電圧を基準として決定
される電圧や電流にも変動を生じるので、各種回路54
において正常な回路動作が保証されず、誤動作の原因と
なるといった問題がある。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するもの
で、内蔵されている定電圧部を多段化することにより、
電圧変動の大きい電源を用いた場合であっても、安定し
た定電圧を得ることができ、正常な回路動作を保証する
ことができる集積回路を提供することを目的とする。
で、内蔵されている定電圧部を多段化することにより、
電圧変動の大きい電源を用いた場合であっても、安定し
た定電圧を得ることができ、正常な回路動作を保証する
ことができる集積回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、定電圧部を内蔵し、この定電圧部に内部回
路が接続されてなる集積回路において、上記定電圧部を
複数個有し、それらが多段化されているものである。
に本発明は、定電圧部を内蔵し、この定電圧部に内部回
路が接続されてなる集積回路において、上記定電圧部を
複数個有し、それらが多段化されているものである。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、電源電圧が変動したとき
にも、多段化された定電圧部によって電源電圧の変動が
抑えられ、定電圧部から安定した定電圧が得られ、定電
圧を基準として内部回路は正常に動作する。
にも、多段化された定電圧部によって電源電圧の変動が
抑えられ、定電圧部から安定した定電圧が得られ、定電
圧を基準として内部回路は正常に動作する。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例について
説明する。集積回路1は、集積回路1の電源により動作
する一部回路2と、一定の電圧を出力する定電圧部3,
13と、定電圧部3の出力電圧により動作する各種回路
4と、定電圧部13の出力電圧により動作する各種回路
14とが備えられている。定電圧部3,13は多段化さ
れていて、定電圧部3の出力電圧が定電圧部13の電源
となっている。
説明する。集積回路1は、集積回路1の電源により動作
する一部回路2と、一定の電圧を出力する定電圧部3,
13と、定電圧部3の出力電圧により動作する各種回路
4と、定電圧部13の出力電圧により動作する各種回路
14とが備えられている。定電圧部3,13は多段化さ
れていて、定電圧部3の出力電圧が定電圧部13の電源
となっている。
【0008】図2は、電圧変動の大きい電源を用いた場
合の、図1の各点における電圧波形図である。図中、
(a)は図1の点Aにおける電圧波形、つまり、集積回
路1に入力される電源電圧の波形図である。電圧変動の
大きい電源を用いているので、変動幅が大きい。(b)
は図1の点Bにおける電圧波形、つまり、定電圧部3の
出力電圧の波形図である。(a)の場合と比べて、電圧
変動の幅が小さく抑えられている。(c)は図1の点C
における電圧波形、つまり、定電圧部13の出力電圧の
波形図である。この出力電圧には変動がなく、一定に保
たれている。このように、集積回路1の内部定電圧部
3,13を多段化することにより、電源の電圧変動が大
きい場合でも、その変動を順々に抑えることができ、そ
の結果、安定した定電圧が得られる。さらに、この内部
定電圧を基準として決定される電圧や電流を正しく生成
することができる。
合の、図1の各点における電圧波形図である。図中、
(a)は図1の点Aにおける電圧波形、つまり、集積回
路1に入力される電源電圧の波形図である。電圧変動の
大きい電源を用いているので、変動幅が大きい。(b)
は図1の点Bにおける電圧波形、つまり、定電圧部3の
出力電圧の波形図である。(a)の場合と比べて、電圧
変動の幅が小さく抑えられている。(c)は図1の点C
における電圧波形、つまり、定電圧部13の出力電圧の
波形図である。この出力電圧には変動がなく、一定に保
たれている。このように、集積回路1の内部定電圧部
3,13を多段化することにより、電源の電圧変動が大
きい場合でも、その変動を順々に抑えることができ、そ
の結果、安定した定電圧が得られる。さらに、この内部
定電圧を基準として決定される電圧や電流を正しく生成
することができる。
【0009】図3は上記実施例の一部を変更した具体回
路例である。定電圧部3,13は、それぞれ、定電流源
21と、これに直列に接続された抵抗R1,R2と、抵
抗R1,R2と並列に接続されたトランジスタ22とで
構成される。トランジスタ22のベースは、抵抗R1と
R2との間に接続されている。各種回路4,14は、そ
れぞれ、定電圧部3,13の定電流源21の出力端と接
続されている。この例でも、定電圧部3の出力電圧が定
電圧部13の電源となっている。このように、定電圧部
3,13が多段化されているので、電源電圧の変動を抑
えることができる。なお、上記実施例では、2段の定電
圧部3,13を用いているが、定電圧部は複数段あれば
よく、例えば、3段でも、4段でもよい。
路例である。定電圧部3,13は、それぞれ、定電流源
21と、これに直列に接続された抵抗R1,R2と、抵
抗R1,R2と並列に接続されたトランジスタ22とで
構成される。トランジスタ22のベースは、抵抗R1と
R2との間に接続されている。各種回路4,14は、そ
れぞれ、定電圧部3,13の定電流源21の出力端と接
続されている。この例でも、定電圧部3の出力電圧が定
電圧部13の電源となっている。このように、定電圧部
3,13が多段化されているので、電源電圧の変動を抑
えることができる。なお、上記実施例では、2段の定電
圧部3,13を用いているが、定電圧部は複数段あれば
よく、例えば、3段でも、4段でもよい。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、集積回路
に内蔵されている定電圧部が多段化されているので、電
圧変動の大きい電源を用いた場合にも、電源電圧の変動
を抑えることが可能となり、定電圧部から安定した定電
圧を得ることができる。また、この定電圧を基準とした
電圧や電流を正確に生成することができるようになり、
集積回路に内蔵されている各種回路の正常な動作を保証
することができる。また、定電圧部を多段化するといっ
た簡単な構成によって定電圧が得られるので、結果とし
て、回路の簡略化、安定化を図ることができる。
に内蔵されている定電圧部が多段化されているので、電
圧変動の大きい電源を用いた場合にも、電源電圧の変動
を抑えることが可能となり、定電圧部から安定した定電
圧を得ることができる。また、この定電圧を基準とした
電圧や電流を正確に生成することができるようになり、
集積回路に内蔵されている各種回路の正常な動作を保証
することができる。また、定電圧部を多段化するといっ
た簡単な構成によって定電圧が得られるので、結果とし
て、回路の簡略化、安定化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例による集積回路のブロック構
成図である。
成図である。
【図2】(a)(b)(c)はそれぞれ上記集積回路の
各部の電圧波形図である。
各部の電圧波形図である。
【図3】上記実施例の一部を変更した具体回路図であ
る。
る。
【図4】従来の集積回路のブロック構成図である。
1 集積回路(IC) 3,13 定電圧部 4,14 各種回路 21 定電流源
Claims (1)
- 【請求項1】 定電圧部を内蔵し、この定電圧部に内部
回路が接続されてなる集積回路において、 上記定電圧部を複数個有し、それらが多段化されている
ことを特徴とする集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16602693A JPH06348354A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16602693A JPH06348354A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06348354A true JPH06348354A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15823566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16602693A Withdrawn JPH06348354A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06348354A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999026290A1 (fr) * | 1997-11-13 | 1999-05-27 | Seiko Epson Corporation | Semiconducteur integre, detecteur d'etat de fonctionnement, et materiel electronique |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP16602693A patent/JPH06348354A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999026290A1 (fr) * | 1997-11-13 | 1999-05-27 | Seiko Epson Corporation | Semiconducteur integre, detecteur d'etat de fonctionnement, et materiel electronique |
US6285248B1 (en) | 1997-11-13 | 2001-09-04 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor integrated circuit, operating state detector, and electronic equipment |
US6388509B2 (en) | 1997-11-13 | 2002-05-14 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor integrated circuit, operating state detector, and electronic equipment |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |