JPH10104281A - ウインドコンパレータ回路 - Google Patents
ウインドコンパレータ回路Info
- Publication number
- JPH10104281A JPH10104281A JP25457196A JP25457196A JPH10104281A JP H10104281 A JPH10104281 A JP H10104281A JP 25457196 A JP25457196 A JP 25457196A JP 25457196 A JP25457196 A JP 25457196A JP H10104281 A JPH10104281 A JP H10104281A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reference voltage
- input signal
- voltage
- comparator
- circuit
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- Pending
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力信号が変動してから定常状態に戻るまで
の時間を短縮したウインドコンパレータ回路を提供す
る。 【解決手段】 入力信号電圧を第１の基準電圧Ａと比較
する第１の比較器１と、入力信号電圧を第１の基準電圧
Ａより小さい第２の基準電圧Ｂと比較する第２の比較器
２とを有し、２つの比較器１，２の比較出力に基づい
て、入力信号電圧が第１の基準電圧Ａと第２の基準電圧
Ｂとの範囲内にあるか否かを出力するようにしたウイン
ドコンパレータ回路において、第１の比較器１の入力信
号端子と第１の基準電圧入力端子間に順方向にダイオー
ド６を接続するとともに、第２の比較器２の入力信号端
子と第２の基準電圧入力端子間に逆方向にダイオード７
を接続するようにした。
の時間を短縮したウインドコンパレータ回路を提供す
る。 【解決手段】 入力信号電圧を第１の基準電圧Ａと比較
する第１の比較器１と、入力信号電圧を第１の基準電圧
Ａより小さい第２の基準電圧Ｂと比較する第２の比較器
２とを有し、２つの比較器１，２の比較出力に基づい
て、入力信号電圧が第１の基準電圧Ａと第２の基準電圧
Ｂとの範囲内にあるか否かを出力するようにしたウイン
ドコンパレータ回路において、第１の比較器１の入力信
号端子と第１の基準電圧入力端子間に順方向にダイオー
ド６を接続するとともに、第２の比較器２の入力信号端
子と第２の基準電圧入力端子間に逆方向にダイオード７
を接続するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力信号電圧が２
つの基準電圧の範囲内にあるか否かを出力するウインド
コンパレータ回路に関するものである。
つの基準電圧の範囲内にあるか否かを出力するウインド
コンパレータ回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のウインドコンパレータ回路は、図
４に示すように、第１の比較器１のマイナス端子に基準
電圧Ａを有する第１の基準電源３が入力され、第２の比
較器２のプラス端子に基準電圧Ａより電圧値の小さい基
準電圧Ｂを有する第２の基準電源４が入力され、比較器
１のプラス端子と比較器２のマイナス端子に接続される
入力信号端子５から入力信号が入力される。このような
ウインドコンパレータ回路においては、入力信号電圧が
基準電圧Ａと基準電圧Ｂにおいて、比較器１、２の出力
端子11、12から出力される出力信号が反転動作を行うよ
うになっている。そして、入力信号電圧の振れ幅は、通
常、電源電圧範囲である。
４に示すように、第１の比較器１のマイナス端子に基準
電圧Ａを有する第１の基準電源３が入力され、第２の比
較器２のプラス端子に基準電圧Ａより電圧値の小さい基
準電圧Ｂを有する第２の基準電源４が入力され、比較器
１のプラス端子と比較器２のマイナス端子に接続される
入力信号端子５から入力信号が入力される。このような
ウインドコンパレータ回路においては、入力信号電圧が
基準電圧Ａと基準電圧Ｂにおいて、比較器１、２の出力
端子11、12から出力される出力信号が反転動作を行うよ
うになっている。そして、入力信号電圧の振れ幅は、通
常、電源電圧範囲である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなウインドコンパレータ回路にあっては、入力信号
電圧が電源電圧範囲の全てにわたって変動するので、入
力信号が振り切った電圧から定常状態に戻るまでに、時
定数に応じた時間がかかってしまう。従って、この入力
信号の時定数が大きい場合には、定常状態に戻るのに時
間がかかってしまうという問題があった。
ようなウインドコンパレータ回路にあっては、入力信号
電圧が電源電圧範囲の全てにわたって変動するので、入
力信号が振り切った電圧から定常状態に戻るまでに、時
定数に応じた時間がかかってしまう。従って、この入力
信号の時定数が大きい場合には、定常状態に戻るのに時
間がかかってしまうという問題があった。
【０００４】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、入力信号が変動してか
ら定常状態に戻るまでの時間を短縮したウインドコンパ
レータ回路を提供することにある。
あり、その目的とするところは、入力信号が変動してか
ら定常状態に戻るまでの時間を短縮したウインドコンパ
レータ回路を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
入力信号電圧を第１の基準電圧と比較する第１の比較器
と、入力信号電圧を前記第１の基準電圧より小さい第２
の基準電圧と比較する第２の比較器とを有し、前記２つ
の比較器の比較出力に基づいて、前記入力信号電圧が前
記第１の基準電圧と第２の基準電圧との範囲内にあるか
否かを出力するようにしたウインドコンパレータ回路に
おいて、第１の比較器の入力信号端子と第１の基準電圧
入力端子間に順方向にダイオードを接続するとともに、
第２の比較器の入力信号端子と第２の基準電圧入力端子
間に逆方向にダイオードを接続するようにしたことを特
徴とするものである。
入力信号電圧を第１の基準電圧と比較する第１の比較器
と、入力信号電圧を前記第１の基準電圧より小さい第２
の基準電圧と比較する第２の比較器とを有し、前記２つ
の比較器の比較出力に基づいて、前記入力信号電圧が前
記第１の基準電圧と第２の基準電圧との範囲内にあるか
否かを出力するようにしたウインドコンパレータ回路に
おいて、第１の比較器の入力信号端子と第１の基準電圧
入力端子間に順方向にダイオードを接続するとともに、
第２の比較器の入力信号端子と第２の基準電圧入力端子
間に逆方向にダイオードを接続するようにしたことを特
徴とするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図１は、本発明の実施の形態
の一例に係るウインドコンパレータ回路の概略構成を示
す回路図である。本実施形態のウインドコンパレータ回
路は、図４で示したウインドコンパレータ回路におい
て、第１の比較器１のプラス端子に接続される入力電圧
端子５と第１の基準電圧入力端子（マイナス端子）間に
順方向にダイオード６を接続するとともに、第２の比較
器２のマイナス端子に接続される入力信号端子５と第２
の基準電圧入力端子（プラス端子）間に逆方向にダイオ
ード７を接続する。
を図面に基づき説明する。図１は、本発明の実施の形態
の一例に係るウインドコンパレータ回路の概略構成を示
す回路図である。本実施形態のウインドコンパレータ回
路は、図４で示したウインドコンパレータ回路におい
て、第１の比較器１のプラス端子に接続される入力電圧
端子５と第１の基準電圧入力端子（マイナス端子）間に
順方向にダイオード６を接続するとともに、第２の比較
器２のマイナス端子に接続される入力信号端子５と第２
の基準電圧入力端子（プラス端子）間に逆方向にダイオ
ード７を接続する。
【０００７】本実施形態によれば、入力信号電圧が電源
電圧近傍である場合には、ダイオード６がオンして、図
２に示すように、基準電圧Ａよりダイオード６の順方向
電圧α分だけ高い電圧までしか変動しない。逆に、基準
電圧Ｂよりもかなり低い入力信号電圧の場合には、図２
に示すように、基準電圧Ｂよりダイオード７の順方向電
圧α分だけ低い電圧までしか変動しない。つまり、ダイ
オード６、７により、入力信号電圧の振幅範囲を（基準
電圧Ａ＋ダイオード６の順方向電圧α）から（基準電圧
Ｂ−ダイオード７の順方向電圧α）までとし、ウインド
コンパレータ回路の入力として必要な電圧範囲だけで動
作するようにしたものである。
電圧近傍である場合には、ダイオード６がオンして、図
２に示すように、基準電圧Ａよりダイオード６の順方向
電圧α分だけ高い電圧までしか変動しない。逆に、基準
電圧Ｂよりもかなり低い入力信号電圧の場合には、図２
に示すように、基準電圧Ｂよりダイオード７の順方向電
圧α分だけ低い電圧までしか変動しない。つまり、ダイ
オード６、７により、入力信号電圧の振幅範囲を（基準
電圧Ａ＋ダイオード６の順方向電圧α）から（基準電圧
Ｂ−ダイオード７の順方向電圧α）までとし、ウインド
コンパレータ回路の入力として必要な電圧範囲だけで動
作するようにしたものである。
【０００８】従って、時定数の大きい入力信号の場合の
無駄な電圧変動部分をカットして、定常状態に戻るまで
の時間を削減することができる。
無駄な電圧変動部分をカットして、定常状態に戻るまで
の時間を削減することができる。
【０００９】図３は、上述のウインドコンパレータ回路
を用いた応用例を示す回路図であり、増幅回路８と時定
数の大きなフィードバック回路９とを並列接続した回路
の出力をウインドコンパレータ回路の入力信号とすると
ともに、比較器１、２の出力信号はＮＡＮＤ回路１０に
入力している。
を用いた応用例を示す回路図であり、増幅回路８と時定
数の大きなフィードバック回路９とを並列接続した回路
の出力をウインドコンパレータ回路の入力信号とすると
ともに、比較器１、２の出力信号はＮＡＮＤ回路１０に
入力している。
【００１０】この回路において、定常状態では、増幅回
路８の出力Ｃは、基準電圧Ａと基準電圧Ｂの中間電位で
あるが、出力Ｃが大きく変動して基準電圧Ａより大きく
なったり、基準電圧Ｂより小さくなると、比較器１、２
の出力が反転し、ＮＡＮＤ回路１０が動作する。しか
し、出力Ｃの電位の振れ幅は、ダイオード６、７によっ
て制限されるので、時定数の大きな入力信号が入力され
た場合でも、定常状態に戻る時間を短縮できるのであ
る。また、電源投入時のスタートアップが図れるという
効果もある。
路８の出力Ｃは、基準電圧Ａと基準電圧Ｂの中間電位で
あるが、出力Ｃが大きく変動して基準電圧Ａより大きく
なったり、基準電圧Ｂより小さくなると、比較器１、２
の出力が反転し、ＮＡＮＤ回路１０が動作する。しか
し、出力Ｃの電位の振れ幅は、ダイオード６、７によっ
て制限されるので、時定数の大きな入力信号が入力され
た場合でも、定常状態に戻る時間を短縮できるのであ
る。また、電源投入時のスタートアップが図れるという
効果もある。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、請求項１記載の発明によ
れば、入力信号電圧を第１の基準電圧と比較する第１の
比較器と、入力信号電圧を前記第１の基準電圧より小さ
い第２の基準電圧と比較する第２の比較器とを有し、前
記２つの比較器の比較出力に基づいて、前記入力信号電
圧が前記第１の基準電圧と第２の基準電圧との範囲内に
あるか否かを出力するようにしたウインドコンパレータ
回路において、第１の比較器の入力信号端子と第１の基
準電圧入力端子間に順方向にダイオードを接続するとと
もに、第２の比較器の入力信号端子と第２の基準電圧入
力端子間に逆方向にダイオードを接続するようにしたの
で、入力信号が変動してから定常状態に戻るまでの時間
を短縮したウインドコンパレータ回路が提供できた。
れば、入力信号電圧を第１の基準電圧と比較する第１の
比較器と、入力信号電圧を前記第１の基準電圧より小さ
い第２の基準電圧と比較する第２の比較器とを有し、前
記２つの比較器の比較出力に基づいて、前記入力信号電
圧が前記第１の基準電圧と第２の基準電圧との範囲内に
あるか否かを出力するようにしたウインドコンパレータ
回路において、第１の比較器の入力信号端子と第１の基
準電圧入力端子間に順方向にダイオードを接続するとと
もに、第２の比較器の入力信号端子と第２の基準電圧入
力端子間に逆方向にダイオードを接続するようにしたの
で、入力信号が変動してから定常状態に戻るまでの時間
を短縮したウインドコンパレータ回路が提供できた。
【図１】本発明の一実施形態に係るウインドコンパレー
タ回路の概略構成を示す回路図である。
タ回路の概略構成を示す回路図である。
【図２】同上の動作説明図である。
【図３】図１のウインドコンパレータ回路を用いた応用
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【図４】従来例に係るウインドコンパレータ回路の概略
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
１ 比較器 ２ 比較器 ３ 基準電源 ４ 基準電源 ５ 入力信号端子 ６ ダイオード ７ ダイオード ８ 増幅回路 ９ フィードバック回路 １０ ＮＡＮＤ回路
Claims (1)
- 【請求項１】 入力信号電圧を第１の基準電圧と比較す
る第１の比較器と、入力信号電圧を前記第１の基準電圧
より小さい第２の基準電圧と比較する第２の比較器とを
有し、前記２つの比較器の比較出力に基づいて、前記入
力信号電圧が前記第１の基準電圧と第２の基準電圧との
範囲内にあるか否かを出力するようにしたウインドコン
パレータ回路において、第１の比較器の入力信号端子と
第１の基準電圧入力端子間に順方向にダイオードを接続
するとともに、第２の比較器の入力信号端子と第２の基
準電圧入力端子間に逆方向にダイオードを接続するよう
にしたことを特徴とするウインドコンパレータ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25457196A JPH10104281A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | ウインドコンパレータ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25457196A JPH10104281A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | ウインドコンパレータ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10104281A true JPH10104281A (ja) | 1998-04-24 |
Family
ID=17266903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25457196A Pending JPH10104281A (ja) | 1996-09-26 | 1996-09-26 | ウインドコンパレータ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10104281A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017123606A (ja) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | ザインエレクトロニクス株式会社 | 送信装置 |
| EP4047379A1 (fr) * | 2021-02-19 | 2022-08-24 | Commissariat à l'énergie atomique et aux énergies alternatives | Unité de détection et de mesure pour la détection de perturbations électromagnétiques, système de détection comprenant une telle unité d'analyse et procédé d'analyse |
-
1996
- 1996-09-26 JP JP25457196A patent/JPH10104281A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017123606A (ja) * | 2016-01-08 | 2017-07-13 | ザインエレクトロニクス株式会社 | 送信装置 |
| CN107148755A (zh) * | 2016-01-08 | 2017-09-08 | 哉英电子股份有限公司 | 发送装置以及包含该发送装置的收发系统 |
| US10756769B2 (en) | 2016-01-08 | 2020-08-25 | Thine Electronics, Inc. | Transmitter and transmission/reception system including the same |
| EP4047379A1 (fr) * | 2021-02-19 | 2022-08-24 | Commissariat à l'énergie atomique et aux énergies alternatives | Unité de détection et de mesure pour la détection de perturbations électromagnétiques, système de détection comprenant une telle unité d'analyse et procédé d'analyse |
| FR3120128A1 (fr) * | 2021-02-19 | 2022-08-26 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Unité de détection et de mesure pour la détection de perturbations électromagnétiques, système de détection comprenant une telle unité d’analyse et procédé d’analyse |
| US11714116B2 (en) | 2021-02-19 | 2023-08-01 | Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives | Detection and measurement unit for detecting electromagnetic interference, detection system comprising such an analysis unit and analysis method |
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