JPH06346841A - ウエーブプレート式圧縮機 - Google Patents
ウエーブプレート式圧縮機Info
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- JPH06346841A JPH06346841A JP5137837A JP13783793A JPH06346841A JP H06346841 A JPH06346841 A JP H06346841A JP 5137837 A JP5137837 A JP 5137837A JP 13783793 A JP13783793 A JP 13783793A JP H06346841 A JPH06346841 A JP H06346841A
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- shoes
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B25/00—Multi-stage pumps
- F04B25/04—Multi-stage pumps having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/12—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B1/122—Details or component parts, e.g. valves, sealings or lubrication means
- F04B1/124—Pistons
- F04B1/126—Piston shoe retaining means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
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- F04B27/0878—Pistons
- F04B27/0886—Piston shoes
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- Y10T74/18—Mechanical movements
- Y10T74/18056—Rotary to or from reciprocating or oscillating
- Y10T74/18296—Cam and slide
- Y10T74/18304—Axial cam
-
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウエーブプレート及びシューの偏摩耗や早期
摩耗を低減させて、振動や騒音発生等の防止が可能なウ
エーブプレート式圧縮機を提供すること。 【構成】 シュー１７，１８を曲率半径の異なる大小２
つの円筒面５により形成し、ピストン及びウエーブプレ
ートに対するシュー１７，１８の転動を規制するように
構成した。これにより、シュー１７，１８はウエーブプ
レートに対して摺動するとともに、この摺動する部分の
接触が面接触となる。その結果、ウエーブプレートとシ
ュー１７，１８との接触圧を低くすることが可能とな
る。
摩耗を低減させて、振動や騒音発生等の防止が可能なウ
エーブプレート式圧縮機を提供すること。 【構成】 シュー１７，１８を曲率半径の異なる大小２
つの円筒面５により形成し、ピストン及びウエーブプレ
ートに対するシュー１７，１８の転動を規制するように
構成した。これにより、シュー１７，１８はウエーブプ
レートに対して摺動するとともに、この摺動する部分の
接触が面接触となる。その結果、ウエーブプレートとシ
ュー１７，１８との接触圧を低くすることが可能とな
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は回転軸上に止着された立
体カム状のウェーブプレートの回転によってピストンを
往復動させるウェーブプレート式圧縮機に関するもので
ある。
体カム状のウェーブプレートの回転によってピストンを
往復動させるウェーブプレート式圧縮機に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】斜板の回転によりシリンダボア内のピス
トンを往復動させる圧縮機においては、斜板１回転に対
してピストンの往復回数が１回のみであることから、斜
板１回転にあたりの圧縮容量を増大させるためには、圧
縮機を大型にしなければならない。
トンを往復動させる圧縮機においては、斜板１回転に対
してピストンの往復回数が１回のみであることから、斜
板１回転にあたりの圧縮容量を増大させるためには、圧
縮機を大型にしなければならない。
【０００３】そこで近年では、上記の問題を解消するウ
エーブプレート式の圧縮機が提案されている。このウエ
ーブプレート式の圧縮機では、斜板の代わりに周方向に
沿ってウエーブする立体カム状のプレートが使用されて
いる。
エーブプレート式の圧縮機が提案されている。このウエ
ーブプレート式の圧縮機では、斜板の代わりに周方向に
沿ってウエーブする立体カム状のプレートが使用されて
いる。
【０００４】図１５に基づいて簡単に従来のウエーブプ
レート式の圧縮機について説明する。ウェーブプレート
５１の前後カム面と両頭ピストン５２との間にはローラ
５３，５４が介在されており、同ローラ５３，５４は両
頭ピストン５２に回転可能に支持されている。ローラ５
３，５４はウェーブプレート５１上を転動し、ウェーブ
プレート５１の回転に伴うウェーブプレート５１のカム
面５１ａの変位が、前記ローラ５３，５４を介して両頭
ピストン５２に伝達される。これにより両頭ピストン５
２が往復動を行なう。このウェーブプレート５１のカム
面の変位曲線が２サイクル曲線である場合には、両頭ピ
ストン５２はウエーブプレート５１が１回転する間に２
回圧縮動作を行う。
レート式の圧縮機について説明する。ウェーブプレート
５１の前後カム面と両頭ピストン５２との間にはローラ
５３，５４が介在されており、同ローラ５３，５４は両
頭ピストン５２に回転可能に支持されている。ローラ５
３，５４はウェーブプレート５１上を転動し、ウェーブ
プレート５１の回転に伴うウェーブプレート５１のカム
面５１ａの変位が、前記ローラ５３，５４を介して両頭
ピストン５２に伝達される。これにより両頭ピストン５
２が往復動を行なう。このウェーブプレート５１のカム
面の変位曲線が２サイクル曲線である場合には、両頭ピ
ストン５２はウエーブプレート５１が１回転する間に２
回圧縮動作を行う。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ウエーブプレート式の圧縮機においては、次のような問
題がある。
ウエーブプレート式の圧縮機においては、次のような問
題がある。
【０００６】前記ローラ５３，５４はウエーブプレート
５１の回転に伴って回転する。一方、ウエーブプレート
５１の中心側と、外周側との周速度の相違により、転動
しているローラ５３とウェーブプレートとの間には摺動
が発生する。この摺動量はウエーブプレート５１の外周
側の部分ほど大きい。この場合、ピストン５２とローラ
５３との間には、ローラ５３の円滑な転動を許容するた
めのクリアランスが設けてあり、このようなところに部
分によって異なる摺動状態が生じると、ローラ５３の軸
線に傾きが作用する。その結果、この傾き力によりロー
ラあるいはピストン５２のローラの支持部において早期
に偏摩耗が生じ、振動や騒音の原因となる。
５１の回転に伴って回転する。一方、ウエーブプレート
５１の中心側と、外周側との周速度の相違により、転動
しているローラ５３とウェーブプレートとの間には摺動
が発生する。この摺動量はウエーブプレート５１の外周
側の部分ほど大きい。この場合、ピストン５２とローラ
５３との間には、ローラ５３の円滑な転動を許容するた
めのクリアランスが設けてあり、このようなところに部
分によって異なる摺動状態が生じると、ローラ５３の軸
線に傾きが作用する。その結果、この傾き力によりロー
ラあるいはピストン５２のローラの支持部において早期
に偏摩耗が生じ、振動や騒音の原因となる。
【０００７】また、ローラ５３は転動するために、その
径を大きくすることができず、径の小さなものとなって
しまう。従って、前記ウエーブプレート５１とローラ５
３との接触面積が小さい。そのため、ウエーブプレート
５１とローラ５３，５４との間の単位面積当たりの接触
圧は非常に高く、前記の偏摩耗がさらに促進される。
径を大きくすることができず、径の小さなものとなって
しまう。従って、前記ウエーブプレート５１とローラ５
３との接触面積が小さい。そのため、ウエーブプレート
５１とローラ５３，５４との間の単位面積当たりの接触
圧は非常に高く、前記の偏摩耗がさらに促進される。
【０００８】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的はウエーブプレート及びシューの偏
摩耗や早期摩耗を低減させて、振動や騒音発生等の防止
が可能なウエーブプレート式圧縮機を提供することにあ
る。
であって、その目的はウエーブプレート及びシューの偏
摩耗や早期摩耗を低減させて、振動や騒音発生等の防止
が可能なウエーブプレート式圧縮機を提供することにあ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第１の発明では、回転軸上に支持された立体カム状
のウエーブプレートにピストンのシューを係合させ、ウ
エーブプレートの回転により、同ウエーブプレートに係
留されたピストンを往復動させるウエーブプレート式圧
縮機において、前記ピストンとシューとの間にシューの
転動を規制する規制手段を設けて、シューがウエーブプ
レート上を摺動するように構成したことをその要旨とす
る。
に、第１の発明では、回転軸上に支持された立体カム状
のウエーブプレートにピストンのシューを係合させ、ウ
エーブプレートの回転により、同ウエーブプレートに係
留されたピストンを往復動させるウエーブプレート式圧
縮機において、前記ピストンとシューとの間にシューの
転動を規制する規制手段を設けて、シューがウエーブプ
レート上を摺動するように構成したことをその要旨とす
る。
【００１０】第２の発明では、シューのウエーブプレー
トと係合する面の曲率が、ウエーブプレートの下死点部
の曲率と略等しいことをその要旨とする。第３の発明で
は、シューのウエーブプレートと係合する面が、円筒面
であることをその要旨とする。
トと係合する面の曲率が、ウエーブプレートの下死点部
の曲率と略等しいことをその要旨とする。第３の発明で
は、シューのウエーブプレートと係合する面が、円筒面
であることをその要旨とする。
【００１１】第４の発明では、シューのウエーブプレー
トと係合する面が、球面であることをその要旨とする。
第５の発明では、シューをピストンと別体とし、規制手
段はシューがウエーブプレートの回転方向に沿って向き
が変わるのを許容するように構成されていることをその
要旨とする。
トと係合する面が、球面であることをその要旨とする。
第５の発明では、シューをピストンと別体とし、規制手
段はシューがウエーブプレートの回転方向に沿って向き
が変わるのを許容するように構成されていることをその
要旨とする。
【００１２】第６の発明では、ウエーブプレートに、そ
の回転中心を中心とした溝を形成し、同溝にシューが係
合することをその要旨とする。第７の発明では、溝の断
面形状を円弧形とし、シューの係合面を球状に形成した
ことをその要旨とする。
の回転中心を中心とした溝を形成し、同溝にシューが係
合することをその要旨とする。第７の発明では、溝の断
面形状を円弧形とし、シューの係合面を球状に形成した
ことをその要旨とする。
【００１３】
【作用】本発明によれば、シューはウエーブプレートに
対して転動せずに、摺動することから、シューとピスト
ンとの間のクリアランスが小さく、しかもウエーブプレ
ートとシューとの接触面積が大きくなる。
対して転動せずに、摺動することから、シューとピスト
ンとの間のクリアランスが小さく、しかもウエーブプレ
ートとシューとの接触面積が大きくなる。
【００１４】また、シューのウエーブプレートと係合す
る面の曲率を、ウエーブプレートの下死点部の曲率と略
等しくすれば、前記接触面積がいっそう大きくなる。さ
らに、ウエーブプレートに、その回転中心を中心とした
溝、例えば断面円弧形の溝を形成すれば、前記接触面積
がさらに大きくなる。
る面の曲率を、ウエーブプレートの下死点部の曲率と略
等しくすれば、前記接触面積がいっそう大きくなる。さ
らに、ウエーブプレートに、その回転中心を中心とした
溝、例えば断面円弧形の溝を形成すれば、前記接触面積
がさらに大きくなる。
【００１５】
（第１実施例）以下、本発明を具体化した第１実施例を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【００１６】図１に示すように、締付接合された一対の
シリンダブロック１，２にはシャフト３がベアリング１
９を介して回転可能に支持され、シャフト３上には立体
カム状のウェーブプレート４が止着されている。シリン
ダブロック１，２には前後で対となる複数のシリンダボ
ア１ａ，２ａがシャフト３を中心とする等間隔角度位置
に配列形成されており、両頭ピストン５がシリンダボア
１ａ，２ａ内に嵌入されている。
シリンダブロック１，２にはシャフト３がベアリング１
９を介して回転可能に支持され、シャフト３上には立体
カム状のウェーブプレート４が止着されている。シリン
ダブロック１，２には前後で対となる複数のシリンダボ
ア１ａ，２ａがシャフト３を中心とする等間隔角度位置
に配列形成されており、両頭ピストン５がシリンダボア
１ａ，２ａ内に嵌入されている。
【００１７】前記両シリンダブロック１，２の外端面に
は、バルブプレート６，７を介してフロントハウジング
８及びリヤハウジング９が配置され、それらがボルト１
０によりシリンダブロック１，２とともに締付固定され
ている。両ハウジング８，９内にはウエーブプレート室
１２に連通するとともに、吸入弁２０を介してシリンダ
ボア１ａ，２ａに連通する吸入室１３，１４と、吐出弁
２１を介してシリンダボア１ａ，２ａに連通する吐出室
１５，１６とが区画形成されている。なお、ウエーブプ
レート室１２は冷凍回路のエバポレータ（図示せず）の
出口に連結される。
は、バルブプレート６，７を介してフロントハウジング
８及びリヤハウジング９が配置され、それらがボルト１
０によりシリンダブロック１，２とともに締付固定され
ている。両ハウジング８，９内にはウエーブプレート室
１２に連通するとともに、吸入弁２０を介してシリンダ
ボア１ａ，２ａに連通する吸入室１３，１４と、吐出弁
２１を介してシリンダボア１ａ，２ａに連通する吐出室
１５，１６とが区画形成されている。なお、ウエーブプ
レート室１２は冷凍回路のエバポレータ（図示せず）の
出口に連結される。
【００１８】図１及び図４に示すように、ウエーブプレ
ート４の前後のカム面Ｓ１，Ｓ２と対向する位置におい
て、ピストン５には係留凹部５ｂが形成され、その両側
には円筒面５ｃが凹設されている。円筒面５ｃの上下に
は壁部が形成されている。同円筒面５ｃには、シュー１
７，１８がそれぞれ支持され、それらのシュー１７，１
８はウエーブプレート４の両側のカム面Ｓ１，Ｓ２に係
合している。前記円筒面５ｃは前記シャフト３の軸線を
中心とした放射線を中心として形成されている。
ート４の前後のカム面Ｓ１，Ｓ２と対向する位置におい
て、ピストン５には係留凹部５ｂが形成され、その両側
には円筒面５ｃが凹設されている。円筒面５ｃの上下に
は壁部が形成されている。同円筒面５ｃには、シュー１
７，１８がそれぞれ支持され、それらのシュー１７，１
８はウエーブプレート４の両側のカム面Ｓ１，Ｓ２に係
合している。前記円筒面５ｃは前記シャフト３の軸線を
中心とした放射線を中心として形成されている。
【００１９】図５に示すように、前記シュー１７，１８
にはピストン係合面１７ａ，１８ａと、同ピストン係合
面１７ａ，１８ａの曲率半径Ｒ１よりも大きい曲率半径
Ｒ２で形成された摺動面１７ｂ，１８ｂの２つの円筒面
が形成されている。前記ピストン係合面１７ａ，１８ａ
の曲率半径Ｒ１は、前記ピストン５の係留凹部５ｃの内
面の曲率半径と同径である。また、シュー１７，１８の
長さと円筒面５ｃの両端の壁部間の距離とは等しい。
にはピストン係合面１７ａ，１８ａと、同ピストン係合
面１７ａ，１８ａの曲率半径Ｒ１よりも大きい曲率半径
Ｒ２で形成された摺動面１７ｂ，１８ｂの２つの円筒面
が形成されている。前記ピストン係合面１７ａ，１８ａ
の曲率半径Ｒ１は、前記ピストン５の係留凹部５ｃの内
面の曲率半径と同径である。また、シュー１７，１８の
長さと円筒面５ｃの両端の壁部間の距離とは等しい。
【００２０】そして、シュー１７，１８はピストン係合
面１７ａ，１８ａにおいて、円筒面５ｃに収容され、そ
の状態で前記摺動面１７ｂ，１８ｂが、ウエーブプレー
ト４のカム面Ｓ１，Ｓ２に係合している。シュー１７，
１８が円筒面５ｃに収容された状態では、シュー１７，
１８の係合面１７ａ，１８ａと円筒面５ｂとの軸心が一
致する。また、シュー１７，１８はその軸心を中心に向
きを変更可能になっていて、摺動面１７ｂ，１８ｂがウ
エーブプレート４の回転方向へ向きを変えることができ
る。
面１７ａ，１８ａにおいて、円筒面５ｃに収容され、そ
の状態で前記摺動面１７ｂ，１８ｂが、ウエーブプレー
ト４のカム面Ｓ１，Ｓ２に係合している。シュー１７，
１８が円筒面５ｃに収容された状態では、シュー１７，
１８の係合面１７ａ，１８ａと円筒面５ｂとの軸心が一
致する。また、シュー１７，１８はその軸心を中心に向
きを変更可能になっていて、摺動面１７ｂ，１８ｂがウ
エーブプレート４の回転方向へ向きを変えることができ
る。
【００２１】シュー１７，１８の横幅（係合面１７ａ，
１８ａ及び摺動面１７ｂ，１８ｂの弦の長さ）Ｗは、円
筒面５ｃの最奥部とウエーブプレート４のカム面Ｓ１，
Ｓ２との間の距離よりも大きい。このため、シュー１
７，１８は摺動面１７ｂ，１８ｂがカム面Ｓ１，Ｓ２と
係合する状態を保持するように規制される。従って、円
筒面５ｃにより、シュー１７，１８をその向きが変わる
のを許容しつつシュー１７，１８の転動を規制する手段
が構成されている。摺動面１７ｂ，１８ｂの曲率半径は
カム面Ｓ１，Ｓ２の下死点の曲率半径よりもわずかに小
さい。実際は、摺動面１７ｂ，１８ｂの曲率半径をＲ
２，カム面Ｓ１，Ｓ２の下死点の曲率半径をＲ３として
Ｒ３／Ｒ２＝１．１〜１が好ましい。
１８ａ及び摺動面１７ｂ，１８ｂの弦の長さ）Ｗは、円
筒面５ｃの最奥部とウエーブプレート４のカム面Ｓ１，
Ｓ２との間の距離よりも大きい。このため、シュー１
７，１８は摺動面１７ｂ，１８ｂがカム面Ｓ１，Ｓ２と
係合する状態を保持するように規制される。従って、円
筒面５ｃにより、シュー１７，１８をその向きが変わる
のを許容しつつシュー１７，１８の転動を規制する手段
が構成されている。摺動面１７ｂ，１８ｂの曲率半径は
カム面Ｓ１，Ｓ２の下死点の曲率半径よりもわずかに小
さい。実際は、摺動面１７ｂ，１８ｂの曲率半径をＲ
２，カム面Ｓ１，Ｓ２の下死点の曲率半径をＲ３として
Ｒ３／Ｒ２＝１．１〜１が好ましい。
【００２２】図１〜図３に示すように、前記ウェーブプ
レート４の両カム面Ｓ１，Ｓ２は回転方向へ交互に凹凸
を繰り返す２サイクル変位曲面に形成されている。次
に、上記のように構成されたウエーブプレート式圧縮機
の作用について説明する。
レート４の両カム面Ｓ１，Ｓ２は回転方向へ交互に凹凸
を繰り返す２サイクル変位曲面に形成されている。次
に、上記のように構成されたウエーブプレート式圧縮機
の作用について説明する。
【００２３】シャフト３の回転に伴ってウエーブプレー
ト４が回転されると、そのカム作用によりシュー１７，
１８を介して両頭ピストン５がシリンダボア１ａ，２ａ
内を往復運動し、流体の吸入、圧縮及び吐出が行われ
る。このとき、シュー１７，１８はウエーブプレート４
のカムＳ１，Ｓ２の凹凸に従って、若干向きを変えるの
みで回転を規制されながら、カム面Ｓ１，Ｓ２に対して
摺動する。
ト４が回転されると、そのカム作用によりシュー１７，
１８を介して両頭ピストン５がシリンダボア１ａ，２ａ
内を往復運動し、流体の吸入、圧縮及び吐出が行われ
る。このとき、シュー１７，１８はウエーブプレート４
のカムＳ１，Ｓ２の凹凸に従って、若干向きを変えるの
みで回転を規制されながら、カム面Ｓ１，Ｓ２に対して
摺動する。
【００２４】上記のように、本実施例では、ウエーブプ
レート４の回転にともない、シュー１７，１８が転動す
ることがないので、シュー１７，１８に傾き力が付与さ
れても、それは円筒面５ｃに受け止められるのみで、傾
き力が付与された状態でシュー１７，１８が転動される
ことがなく、シュー１７，１８等に偏摩耗が生じること
はない。従って、振動や騒音の発生を防止できる。
レート４の回転にともない、シュー１７，１８が転動す
ることがないので、シュー１７，１８に傾き力が付与さ
れても、それは円筒面５ｃに受け止められるのみで、傾
き力が付与された状態でシュー１７，１８が転動される
ことがなく、シュー１７，１８等に偏摩耗が生じること
はない。従って、振動や騒音の発生を防止できる。
【００２５】また、シュー１７，１８は転動しないの
で、シュー１７，１８の摺動面１７ｂ，１８ｂの曲率半
径を大きくできる。これにより、ウエーブプレート４の
カム面Ｓ１，Ｓ２と、摺動面１７ｂ，１８ｂとの接触面
積を大きくでき、単位面積当たりの接触圧を低くでき
る。加えてシュー１７，１８が転動しないため、シュー
１７，１８とウエーブプレート４との圧潰変形により、
両者間はいわゆるヘルツ接触状態となって、面接触とな
り、接触面積がさらに大きくなる。
で、シュー１７，１８の摺動面１７ｂ，１８ｂの曲率半
径を大きくできる。これにより、ウエーブプレート４の
カム面Ｓ１，Ｓ２と、摺動面１７ｂ，１８ｂとの接触面
積を大きくでき、単位面積当たりの接触圧を低くでき
る。加えてシュー１７，１８が転動しないため、シュー
１７，１８とウエーブプレート４との圧潰変形により、
両者間はいわゆるヘルツ接触状態となって、面接触とな
り、接触面積がさらに大きくなる。
【００２６】その結果、ウエーブプレート４及びシュー
１７，１８の単位面積当たりの接触圧が低くなって、そ
れらの摩耗が大幅に抑制され、前記のように振動や異音
の発生を防止することができる。
１７，１８の単位面積当たりの接触圧が低くなって、そ
れらの摩耗が大幅に抑制され、前記のように振動や異音
の発生を防止することができる。
【００２７】加えて、この実施例においては、摺動面１
７ｂ，１８ｂの曲率をカム面Ｓ１，Ｓ２の下死点の曲率
と略同じにした。このため、摺動面１７ｂ，１８ｂの曲
率を最大限に大きくでき、カム面Ｓ１，Ｓ２と摺動面１
７ｂ，１８ｂとの接触面積をさらに大きくできる。
７ｂ，１８ｂの曲率をカム面Ｓ１，Ｓ２の下死点の曲率
と略同じにした。このため、摺動面１７ｂ，１８ｂの曲
率を最大限に大きくでき、カム面Ｓ１，Ｓ２と摺動面１
７ｂ，１８ｂとの接触面積をさらに大きくできる。
【００２８】（第２実施例）次に、本発明を具体化した
第２実施例を図７〜図９に基づいて説明する。なお、本
実施例では、上記第１実施例のウエーブプレート式圧縮
機と同部材については同番号を付すのみで、詳細な説明
を省略する。
第２実施例を図７〜図９に基づいて説明する。なお、本
実施例では、上記第１実施例のウエーブプレート式圧縮
機と同部材については同番号を付すのみで、詳細な説明
を省略する。
【００２９】図８は本実施例におけるウエーブプレート
３１の斜視図であって、同ウエーブプレート３１の両カ
ム面Ｓ１，Ｓ２には、ウエーブプレート３１の回転中心
を中心とした環状の溝３２が形成されている。溝３２は
断面円弧状である。図７及び図９に示すように、シュー
１７，１８は球状の係合面１７ａ，１８ａと、同じく球
状の摺動面１７ｂ，１８ｂとを有している。摺動面１７
ｂ，１８ｂは係合面１７ａ，１８ａよりも大きな曲率半
径を有している。従って、図示はしないが、ピストン５
のシュー１７，１８を支持する部分（前記第１実施例の
円筒面５ｃに相当）は係合面１７ａ，１８ａと一致する
球面状に凹設されている。そして、溝３２にシュー１
７，１８の摺動面１７ｂ，１８ｂが係合している。溝３
２とシュー１７，１８の摺動面１７，１８とは略同曲率
半径である。従って、ヘルツ接触により両者間の接触は
線状域における面接触である。
３１の斜視図であって、同ウエーブプレート３１の両カ
ム面Ｓ１，Ｓ２には、ウエーブプレート３１の回転中心
を中心とした環状の溝３２が形成されている。溝３２は
断面円弧状である。図７及び図９に示すように、シュー
１７，１８は球状の係合面１７ａ，１８ａと、同じく球
状の摺動面１７ｂ，１８ｂとを有している。摺動面１７
ｂ，１８ｂは係合面１７ａ，１８ａよりも大きな曲率半
径を有している。従って、図示はしないが、ピストン５
のシュー１７，１８を支持する部分（前記第１実施例の
円筒面５ｃに相当）は係合面１７ａ，１８ａと一致する
球面状に凹設されている。そして、溝３２にシュー１
７，１８の摺動面１７ｂ，１８ｂが係合している。溝３
２とシュー１７，１８の摺動面１７，１８とは略同曲率
半径である。従って、ヘルツ接触により両者間の接触は
線状域における面接触である。
【００３０】上記のように、従って、この第２実施例に
おいても、ウェーブプレート４が回転しても、シュー１
７，１８が転動することがない。また、ウエーブプレー
ト３１のカム面Ｓ１，Ｓ２の溝３２と、シュー１７，１
８の摺動面１７ｂ，１８ｂとの接触面積を大きくして、
単位面積当たりの接触圧を低くできる。これにより、前
記第１実施例と同様にシュー１７，１８及びピストン５
の偏摩耗や早期摩耗を防止して、振動や騒音の発生を抑
えることができる。
おいても、ウェーブプレート４が回転しても、シュー１
７，１８が転動することがない。また、ウエーブプレー
ト３１のカム面Ｓ１，Ｓ２の溝３２と、シュー１７，１
８の摺動面１７ｂ，１８ｂとの接触面積を大きくして、
単位面積当たりの接触圧を低くできる。これにより、前
記第１実施例と同様にシュー１７，１８及びピストン５
の偏摩耗や早期摩耗を防止して、振動や騒音の発生を抑
えることができる。
【００３１】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜変更して次のように実施することもできる。 （１）両頭ピストン５にシュー１７，１８を一体形成す
ること。
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜変更して次のように実施することもできる。 （１）両頭ピストン５にシュー１７，１８を一体形成す
ること。
【００３２】（２）図１０に示すように、前記第１実施
例において、シュー１７，１８として、第２実施例の形
状のものを使用すること。このように構成しても、シュ
ーとウエーブプレートとの接触は、前記ヘルツ接触によ
り、面接触となる。従って、接触面積を充分に確保でき
る。
例において、シュー１７，１８として、第２実施例の形
状のものを使用すること。このように構成しても、シュ
ーとウエーブプレートとの接触は、前記ヘルツ接触によ
り、面接触となる。従って、接触面積を充分に確保でき
る。
【００３３】（３）図１１に示すように、ピストン係合
面３５を球面に、また、摺動面３６を円筒面とするこ
と。 （４）図１２に示すように、ウエーブプレート４のカム
面Ｓ１，Ｓ２の下死点における曲率に一致するように、
シュー１７，１８の摺動面３６を形成すること。
面３５を球面に、また、摺動面３６を円筒面とするこ
と。 （４）図１２に示すように、ウエーブプレート４のカム
面Ｓ１，Ｓ２の下死点における曲率に一致するように、
シュー１７，１８の摺動面３６を形成すること。
【００３４】（５）図７に２点鎖線で示すように、シュ
ー１７，１８の摺動面１７ｂ，１８ｂの形状及び溝３２
の断面形状を楕円形等の他の形状にすること。 （６）シュー１７，１８の摺動面１７ａ，１８ａの形状
をバレル形、円錐形、楕円回転体形等の他の形状に変更
すること。
ー１７，１８の摺動面１７ｂ，１８ｂの形状及び溝３２
の断面形状を楕円形等の他の形状にすること。 （６）シュー１７，１８の摺動面１７ａ，１８ａの形状
をバレル形、円錐形、楕円回転体形等の他の形状に変更
すること。
【００３５】（７）図１３に示すように、シュー４１に
凹面４２を形成し、また、ピストン５に前記凹面４２が
係合する凸面４３を形成し、これらの係合関係によりシ
ュー４１を支持すること。
凹面４２を形成し、また、ピストン５に前記凹面４２が
係合する凸面４３を形成し、これらの係合関係によりシ
ュー４１を支持すること。
【００３６】（８）第２実施例のウエーブプレート３１
に形成した溝３２を、図１４に示すように、２つの中心
点から等しい曲率半径Ｒを有する弧を複合した、所謂ゴ
シックアールで形成した溝３７にすること。また、その
他溝形状に適宜変更すること。
に形成した溝３２を、図１４に示すように、２つの中心
点から等しい曲率半径Ｒを有する弧を複合した、所謂ゴ
シックアールで形成した溝３７にすること。また、その
他溝形状に適宜変更すること。
【００３７】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ウ
エーブプレート及びシューの偏摩耗や早期摩耗を低減さ
せて、振動や騒音発生等を防止することができるという
優れた効果を奏する。
エーブプレート及びシューの偏摩耗や早期摩耗を低減さ
せて、振動や騒音発生等を防止することができるという
優れた効果を奏する。
【図１】本発明を具体化した第１実施例における圧縮機
全体の側断面図である。
全体の側断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】ウェーブプレートの斜視図である。
【図４】下方から見たピストンの斜視図である。
【図５】（ａ）はシューの平面図であり、（ｂ）はシュ
ーの斜視図である。
ーの斜視図である。
【図６】ウエーブプレートとピストンとの間に介在され
たシューの状態を示す部分断面図である。
たシューの状態を示す部分断面図である。
【図７】本発明を具体化した第２実施例を示し、カム面
に溝が形成されたウエーブプレート及び溝にシューが係
合した状態の部分平面図である。
に溝が形成されたウエーブプレート及び溝にシューが係
合した状態の部分平面図である。
【図８】第２実施例のウエーブプレートの斜視図であ
る。
る。
【図９】同じく第２実施例のウエーブプレートの正面図
である。
である。
【図１０】別例のシューを示し、（ａ）はシューの平面
図であり、（ｂ）はシューの正面図であり、（ｃ）はシ
ューの側面図である。
図であり、（ｂ）はシューの正面図であり、（ｃ）はシ
ューの側面図である。
【図１１】同じく別例のシューを示し、（ａ）はシュー
の正面図であり、（ｂ）は（ａ）の状態から斜め下方か
ら見たシューの図である。
の正面図であり、（ｂ）は（ａ）の状態から斜め下方か
ら見たシューの図である。
【図１２】同じく別例のシュー正面図である。
【図１３】同じく別例のシュー及びピストンの構成を示
す部分側断面図である。
す部分側断面図である。
【図１４】第２実施例の別例を示し、Ｖ字形の溝が形成
されたウエーブプレートの部分断面図である。
されたウエーブプレートの部分断面図である。
【図１５】従来のウエーブプレート式圧縮機の部分断面
図である。
図である。
４，３１…ウェーブプレート、５…両頭ピストン、１
７，１８…摺動体としてのシュー、３２，３７…溝、Ｓ
1 ，Ｓ2 …ウェーブプレートのカム面
７，１８…摺動体としてのシュー、３２，３７…溝、Ｓ
1 ，Ｓ2 …ウェーブプレートのカム面
Claims (7)
- 【請求項１】回転軸上に支持された立体カム状のウエー
ブプレートにピストンのシューを係合させ、ウエーブプ
レートの回転により、シューを介してピストンを往復動
させるウエーブプレート式圧縮機において、 前記ピストンとシューとの間にシューの転動を規制する
規制手段を設けて、シューがウエーブプレート上を摺動
するように構成したウエーブプレート式圧縮機。 - 【請求項２】前記シューのウエーブプレートと係合する
面の曲率が、ウエーブプレートの下死点部の曲率と略等
しい請求項１に記載のウエーブプレート式圧縮機。 - 【請求項３】前記シューのウエーブプレートと係合する
面が、円筒面である請求項１又は請求項２記載のウエー
ブプレート式圧縮機。 - 【請求項４】前記シューのウエーブプレートと係合する
面が、球面である請求項１又は請求項２記載のウエーブ
プレート式圧縮機。 - 【請求項５】前記シューをピストンと別体とし、規制手
段はシューがウエーブプレートの転動方向に沿って向き
が変わるのを許容するように構成されている請求項１〜
４のいずれかに記載のウエーブプレート式圧縮機。 - 【請求項６】前記ウエーブプレートに、その回転中心を
中心とした溝を形成し、同溝にシューが係合する請求項
１に記載のウエーブプレート式圧縮機。 - 【請求項７】前記溝の断面形状を円弧形とし、シューの
係合面を球状に形成した請求項６記載のウエーブプレー
ト式圧縮機。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5137837A JPH06346841A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | ウエーブプレート式圧縮機 |
| TW083104578A TW288089B (ja) | 1993-06-08 | 1994-05-20 | |
| KR1019940012376A KR950001098A (ko) | 1993-06-08 | 1994-05-31 | 웨이브 플레이트식 압축기 |
| US08/254,252 US5452647A (en) | 1993-06-08 | 1994-06-06 | Wave plate type compressor |
| CA002125234A CA2125234A1 (en) | 1993-06-08 | 1994-06-06 | Wave plate type compressor |
| EP94108723A EP0631052A1 (en) | 1993-06-08 | 1994-06-07 | Wave plate type compressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5137837A JPH06346841A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | ウエーブプレート式圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06346841A true JPH06346841A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15207992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5137837A Pending JPH06346841A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | ウエーブプレート式圧縮機 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5452647A (ja) |
| EP (1) | EP0631052A1 (ja) |
| JP (1) | JPH06346841A (ja) |
| KR (1) | KR950001098A (ja) |
| CA (1) | CA2125234A1 (ja) |
| TW (1) | TW288089B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108547748A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-09-18 | 张家港市海工船舶机械制造有限公司 | 一种低噪音轴向柱塞泵 |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5638736A (en) * | 1994-06-07 | 1997-06-17 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Wave cam type compressor |
| US5601416A (en) * | 1994-06-07 | 1997-02-11 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Wave cam type compressor |
| JPH08105382A (ja) * | 1994-10-05 | 1996-04-23 | Toyota Autom Loom Works Ltd | ウエーブカム式圧縮機 |
| USD384675S (en) * | 1995-06-05 | 1997-10-07 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Wave cam for a compressor |
| US6241565B1 (en) | 1996-12-23 | 2001-06-05 | Helixsphere Technologies, Inc. | Helical drive human powered boat |
| US6199884B1 (en) | 1996-12-23 | 2001-03-13 | 7444353 Alberta Ltd. | Helical drive bicycle |
| JPH10196527A (ja) * | 1997-01-17 | 1998-07-31 | Zexel Corp | 斜板式圧縮機 |
| DE10030534A1 (de) * | 2000-06-28 | 2002-01-10 | Voith Turbo Kg | Druckring und Verfahren zur Herstellung eines Druckringes, Lagersystem für Zapfen von Zapfenkreuzen und Kreuzgelenkanordnung |
| US11773837B1 (en) * | 2022-06-03 | 2023-10-03 | T/CCI Manufacturing, L.L.C. | Compressor |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2205953A (en) * | 1939-01-18 | 1940-06-25 | Edwin S Hall | Mechanism for the interconversion of reciprocation and rotation |
| US2243822A (en) * | 1940-09-25 | 1941-05-27 | Karl L Herrmann | Internal combustion engine |
| US2567576A (en) * | 1949-03-29 | 1951-09-11 | Vincent E Palumbo | Means for guiding and preventing lateral displacement of cam followers |
| US3374684A (en) * | 1965-04-17 | 1968-03-26 | Schumag Schumacher Metallwerke | Carriage-reciprocating structure for a machine such as a drawing machine |
| CA1140515A (en) * | 1978-12-04 | 1983-02-01 | Byron L. Brucken | Swash plate compressor |
| US4432310A (en) * | 1979-05-03 | 1984-02-21 | Leonard J. E. Waller | Parallel cylinder internal combustion engine |
| JPS57110783A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-09 | Nippon Soken Inc | Compressor machine |
| US4756239A (en) * | 1986-11-28 | 1988-07-12 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Anti-rolling structure for double headed piston of disc cam type reciprocative compressor |
| GB8926818D0 (en) * | 1989-11-28 | 1990-01-17 | Ehrlich Josef | Drive/driven apparatus |
| KR950003458Y1 (ko) * | 1990-11-29 | 1995-05-02 | 가부시끼가이샤 도요다지도쇽끼 세이사꾸쇼 | 요동 사판식 압축기의 피스톤 변위기구 |
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| JPH05106553A (ja) * | 1991-10-16 | 1993-04-27 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 斜板式圧縮機 |
| JPH05149246A (ja) * | 1991-11-29 | 1993-06-15 | Sanden Corp | 圧縮機のピストン構造 |
| JPH05157044A (ja) * | 1991-12-03 | 1993-06-22 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 斜板式圧縮機 |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP5137837A patent/JPH06346841A/ja active Pending
-
1994
- 1994-05-20 TW TW083104578A patent/TW288089B/zh active
- 1994-05-31 KR KR1019940012376A patent/KR950001098A/ko not_active Application Discontinuation
- 1994-06-06 CA CA002125234A patent/CA2125234A1/en not_active Abandoned
- 1994-06-06 US US08/254,252 patent/US5452647A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-06-07 EP EP94108723A patent/EP0631052A1/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108547748A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-09-18 | 张家港市海工船舶机械制造有限公司 | 一种低噪音轴向柱塞泵 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0631052A1 (en) | 1994-12-28 |
| TW288089B (ja) | 1996-10-11 |
| US5452647A (en) | 1995-09-26 |
| KR950001098A (ko) | 1995-01-03 |
| CA2125234A1 (en) | 1994-12-09 |
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