JPH0634486B2 - 通信プロトコル制御装置 - Google Patents

通信プロトコル制御装置

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JPH0634486B2
JPH0634486B2 JP59185187A JP18518784A JPH0634486B2 JP H0634486 B2 JPH0634486 B2 JP H0634486B2 JP 59185187 A JP59185187 A JP 59185187A JP 18518784 A JP18518784 A JP 18518784A JP H0634486 B2 JPH0634486 B2 JP H0634486B2
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修一 砺波
映 早川
弘幸 市川
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L13/00Details of the apparatus or circuits covered by groups H04L15/00 or H04L17/00

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  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信プロトコル制御装置に関し、特に各レイ
ヤのプロトコル制御を並列処理するとにより、高速通信
が可能な並列処理形通信プロトコル制御装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
データ通信における端末インタフェースには、モデム・
インタフェースと呼ばれるアナログ・データ伝送用のV
シリーズ・インタフェースと、新規端末用のインタフェ
ースであるディジタル・データ伝送用のXシリーズ・イ
ンタフェースとがある(CCITT標準)。
Vシリーズ・インタフェースの端末を回線交換、パケッ
ト交換に接続する場合、網との接続制御用としてDDX
用の網制御装置(NCU)が必要であるのに対し、Xシ
リーズ端末は、端末自体に網制御機能を具備している。
データ端末を伝送回線を介してホスト計算機センタに接
続する場合、データ端末と同等の機能を具備する装置、
つまり通信制御装置をセンタ側にも設置し、この装置を
経由することにより伝送速度と処理速度の差を吸収す
る。また、通信制御装置は、コンピュータ間通信を行う
上で必要なプロトコル(通信規約)を処理するためにも
必要である。
第4図は、従来のパケット交換機あるいはパケット端末
等に用いられている通信制御装置のブロック構成図であ
る。
第4図において、1はプロセッサであり、ISOの標準
モデル(Open System Interconn
eCtion.以下、OSI)で、レイヤ3以上の通信
プロトコル処理および全体の制御を行う。2はメモリで
あり、プロセッサ1の制御シーケンスを指定する制御符
号の他、通信データ(送受信)の蓄積部として利用す
る。3はプロセッサ1、メモリ2および通信プロトコル
制御装置4相互間の通信を行うための母線(バス)であ
って、制御符号(コマンド)、通信データ等の情報が流
れる。4は通信プロトコル制御装置であって、OSI参
照モデルで、レイヤ2の通信プロトコル処理(本構成例
では、HDLC:High Level Data L
ink Control Procedureに相当)
を行う。5は下位レイヤ処理装置であって、OSI参照
モデルで、レイヤ1の通信プロトコル処理(本構成例で
は、モデム等の制御)を行う。6はモデム等であり、通
信回線に対してデータ信号の電圧レベル交換、変復調等
の信号交換を行う。なお、一般に、レイヤ1は物理層、
レイヤ2はデータリンク層、レイヤ3はネットワーク層
と呼ばれるものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
この構成例において、通信プロトコル制御装置4は回線
対応に通信プロトコル処理を行うため、数100kbit
/秒程度の通信速度を持つ通信回線に適用できる。しか
し、高通信速度になるに従ってバス3における1→2、
1←2、4→2、4←2間の制御符号や通信データ等の
情報の流れが頻繁になり、各々の処理の実行要求(バス
アクセス)に競合が発生し、バスアクセス待ち合わせに
よる処理待ち合わせ時間が長くなり、高通信速度の通信
プロトコル処理が不可能になる。また、プロセッサ1の
高速処理化をはかるため、プロセッサ1と同一機能のプ
ロセッサを複数、バス3上に配置することも考えられる
が、この場合もプロセッサ間のバス3でのバスアクセス
競合により、上記と同様なバスアクセス待ち合わせが発
生し、極端な処理速度の向上は望めない。
このように、従来の技術では、バス上でのバスアクセス
競合が処理高速化上のネックとなり、通信プロトコル処
理を高速で実行し得ないという問題があった。
〔発明も目的〕
本発明の目的は、このような従来の問題を解決し、プロ
セッサや通信プロトコル制御装置等の処理装置間のバス
上でのバスアクセス競合をなくし、通信プロトコル処理
を高速に実行することが可能な通信プロトコル制御装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の通信プロトコル制御
装置は、複数の通信プロトコル層を制御し、主記憶装置
に対してダイレクト・メモリアクセス制御を行うダイレ
クト・メモリアクセス制御手段を備えた通信プロトコル
制御装置において、各通信プロトコル層ごとに受信プロ
トコル処理を制御する一個以上のレイヤ受信処理手段
と、各通信プロトコル層ごとに送信プロトコル処理を制
御する一個以上のレイヤ送信処理手段と、前記レイヤ受
信処理手段と前記レイヤ送信処理手段とを管理制御する
共通制御手段と、前記レイヤ受信処理手段と前記レイヤ
送信処理手段の処理結果を格納する共通記憶手段と、通
信回線からの信号の受信処理を行う受信回線制御手段
と、通信回線への信号の送信処理を行う送信回線制御手
段と、前記レイヤ受信処理手段と前記レイヤ送信処理手
段と前記共通制御手段と前記共通記憶手段とを接続する
通信線Iと、前記レイヤ受信処理手段と前記受信回線制
御手段と前記ダイレクト・メモリアクセス制御手段とを
接続する通信線IIと、前記レイヤ送信処理手段と前記送
信回線制御手段と前記ダイレクト・メモリアクセス制御
手段とを接続する通信線II′とを有することに特徴があ
る。
〔作用〕
本発明においては、通信プロトコルの各レイヤごと、さ
らに各レイヤの送受信ごとにそれぞれプロトコル処理手
段を設けるとともに、各プロトコル処理手段を接続する
通信線、通信回線の信号を受信する通信線、通信回線へ
信号を送信する通信線を設けるので、各通信プロトコル
・レイヤごとの各プロトコル制御さらには、各通信プロ
トコル・レイヤごとの送受信制御を並列に実行すること
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す通信制御装置のブロ
ック構成図である。
第1図では、パケット交換機の通信プロトコル処理(レ
イヤ2、レイヤ3)に本発明を適用した例を示してい
る。パケット交換において、パケット通信プロトコル
は、CCITT勧告X.25で規定されている。
パケット交換の通信プロトコル上のフレーム(情報転送
単位)形式を、第5図に示す。第5図は、上記CCIT
T勧告のX.25プロトコルの一例を示したものであ
り、図において、Fはフラグ‘01111110’であ
り、Aはアドレス部(8ビット)、Cは制御部(8ビッ
ト)、PHはパケット制御部、DATAは情報(nビッ
ト)、FCSはフレーム・チェック・シーケンス(巡回
冗長符号)(16ビット)である。このうち、F(フラ
グ)、A(アドレス部)、C(制御部)、FCS(フレ
ーム・チェック・シーケンス)は、本実施例のX.25
のレイヤ2(データリンク層)で規定されたフィールド
であり、以下、特にA、Cをレイヤ2制御情報と呼ぶ。
また、PH(パケット制御部)は、同様にレイヤ3(ネ
ットワーク層)で規定されたフィールドであり、以下、
レイヤ3制御情報と呼ぶ。
パケット交換機において、上記レイヤ2は、データリン
ク制御という通信データの伝送制御手順が規定されたも
のであり、レイヤ3は、パケット(呼)の設定・開放を
行うための接続制御手順とデータ転送手順が規定された
ものである。第5図からも明らかなように、各レイヤ
2、レイヤ3のフレームフィールドは、明確に分離さ
れ、各レイヤの処理は独立に行われる。すなわち、各レ
イヤ処理は、各レイヤごとの指示情報にもとづいて行わ
れる。
第1図において、7が本発明で新たに設けられたレイヤ
2、レイヤ3の処理を行う通信プロコトル制御装置であ
る。パケット交換機においては、回線に対応して通信プ
ロトコル制御装置7をそれぞれバス3上に並列に設置す
る。8は通信プロトコル制御装置7とメモリ2間でのデ
ータ(レイヤ2、レイヤ3制御情報は除く)転送を、自
律的に行うダイレクト・メモリアクセス(DMA)制御
部、9は通信プロトコルのうちレイヤ3の受信処理プロ
セッサ、10は通信プロトコルのうちレイヤ3の送信処
理プロセッサ、11および12は各々プロセッサ9、1
0の処理を指示する制御符号および9、10の処理入力
/結果を蓄積する記憶部(PM)であり、読出し専用メ
モリ(ROM)および書き込み/読み出し可能なメモリ
(RAM)で構成される。
13は通信プロトコルのうちレイヤ2の受信処理プロセ
ッサ、14は通信プロトコルにうちレイヤ2の送信処理
プロセッサ、15および16は各々13、14に一対一
に対応し、機能、構成については、11および12と同
じ構成のメモリである。17は通信プロトコル制御装置
7内の各機能部の監視、プロセッサ1との間で制御/状
態情報のやりとりを制御する共通制御プロセッサであ
り、19は共通制御プロセッサ17と1対1に対応して
おり、機能、構成については11、12、15、16と
同様のメモリである。18は受信処理プロセッサ9、1
3、送信処理プロセッサ10、14、および共通制御プ
ロセッサ17における共通情報、各プロセッサ間の通信
を行うためのデータ等を蓄積する共通メモリである。ま
た、20は通信プロトコル制御装置7の下位レイヤの処
理装置であるレイヤ1処理装置5からのフレーム形式を
とったビット直列データのフラグ同期、フレーム・チェ
ック・シーケンス(FCS)検査、受信データのビット
直列からビット並列(例えば、1バイト並列)への変換
等を行う受信回線制御部、21は受信回線制御部20と
は逆に送信データのビット並列からビット直列への変
換、FCSの付加、フラグ付加等を行う送信回線制御部
である。また、22は受信処理プロセッサ9、13、送
信処理プロセッサ10、14、共通制御プロセッサ1
7、共通メモリ18間を接続し、各プロセッサ間相互の
通信や共通メモリ18へのデータ書き込みを可能とする
バス(通信線I)である。23、24は、それぞれDM
A制御部8、受信処理プロセッサ9、13、受信回線制
御部20間、およびDMA制御部8、送信制御プロセッ
サ10、14、送信回線制御部21間を接続し、各レイ
ヤ制御情報および通信データを転送する通信線(通信線
II、II′)である。25、26はレイヤ1処理装置5か
ら、またはレイヤ1処理装置5への送受信端子である。
また、27は受信回線制御部20と共通制御プロセッサ
17との通信線である。
第1図に示すように、本発明は、各レイヤの送受信処理
が並列実行可能な点に着目し、通信プロトコル制御装置
に各レイヤ(レイヤ2、3)さらに各レイヤの送受信処
理毎に独立なプロセッサを配置し、これら各プロセッサ
を並列処理させることにより従来以上の高速な通信プロ
トコル処理を実現し、さらに、従来のようなレイヤ3以
上の通信プロトコル処理を行っていたプロセッサ1とメ
モリ2間および通信プロトコル制御装置4とメモリ2間
のメモリ転送により発生していたバス3上のバスアクセ
ス競合が生じないので、従来に比べ高速処理が可能とな
る。
第1図では、共通制御プロセッサ17の管理の下に、フ
レームのレイヤ2制御情報およびパケットのレイヤ3制
御情報の送受信処理をそれぞれレイヤ2処理用プロセッ
サ13、14およびレイヤ3処理プロセッサ9、10が
並列に行う。パケット・データ部分(第5図のDATA
部分)の転送は、送信の場合、メモリ2からDMA制御
部8を通り、送信処理プロセッサ10、14、送信回線
制御部21と通信線II′を介して高速に行われ、また受
信の場合には、受信回線制御部20、受信制御プロセッ
サ9、13からDMA制御部8を通り、メモリ2に通信
線IIを介して高速に行われる。なお、共通制御プロセッ
サ17は、通信プロトコル制御装置7全体の管理および
プロセッサ1、メモリ2とのインタフェース制御を行
い、レイヤ3の受信処理および送信処理プロセッサ9、
10はパケット制御情報(レイヤ3制御情報)の付加、
解析、レイヤ3状態制御を行い、またレイヤ2の受信処
理および送信処理プロセッサ13、14はフレーム制御
情報(レイヤ2制御情報)の付加、解析、レイヤ2状態
制御を行う。
先ず、受信動作について述べる。
第2図は、フレーム受信時の動作例を示した図であ。こ
の場合、通信プロトコル制御装置7はプロセッサ1から
初期設定、データ受信指示がなされており、メモリ2の
受信データ格納エリアが既に知られているものとする。
受信端子25からフレームを受信すると、受信回線制御
部20は該フレームのビット直並列変換を行い、レイヤ
2の受信処理プロセッサ13にレイヤ2制御情報(A、
C部)を通信線23を通じて転送する。レイヤ2受信処
理プロセッサ13では、レイヤ2制御情報の正常性検
査、フレーム解析、状態制御等の処理を行い、通信線2
2および共通メモリ18を通じて、共通制御プロセッサ
17にその結果を通知する。受信回線制御部20は、レ
イヤ2制御情報の後に続いてレイヤ3制御情報(PH)
を受信すると、同じく通信線23を通じてレイヤ3受信
処理プロセッサ9にその情報を転送する。レイヤ3受信
処理プロセッサ9では、レイヤ2受信処理プロセッサ1
3と同様に、レイヤ3制御情報の正常性検査、レイヤ3
(パケット)解析、情報制御等の処理を行い、通信線2
2およびメモリ18を通じて共通制御プロセッサ17に
その結果を通知する。
一方、DMA制御部8は、受信回線制御部20から送出
されたデータを通信線23を経由して受取り、そのデー
タをバス3を経由してメモリ2内の所定エリアに書き込
む。データ受信後、FCS検査を受信回線制御部20で
行い、通信線27を通じて共通制御プロセッサ17にそ
の結果を報告する。共通制御プロセッサ17では、FC
S検査結果が報告された時点から、FCS検査結果に応
じた処理を行う。すなわち、FCS検査結果が正常であ
れば、先にレイヤ2受信処理プロセッサ13およびレイ
ヤ3受信処理プロセッサ9から通信線22および共通メ
モリ18を経由して報告されたレイヤ2、レイヤ3の処
理結果に基づき、通信プロトコル制御装置7の通信プロ
トコル上の状態を遷移させ、所定の出力(例えばフレー
ム/パケットの送信要求)を通信線22および共通メモ
リ18を介してレイヤ2受信処理プロセッサ13あるい
はレイヤ3受信処理プロセッサ9に通知する。特に、レ
イヤ2、レイヤ3の処理結果が正常であれば、共通制御
プロセッサ17は、プロセッサ1に対して正常にデータ
を受信した旨も合わせて通知する。共通制御プロセッサ
17からプロセッサ1に対する上記の通知は、メモリ2
に対しDMA転送を行う一般的な入出力装置と同様な入
出力インタフェース、例えば、メモリ上の所定の制御エ
リアに受信報告を書き込んだり、割り込みにより通知し
たり、周知の通知方法により通知が可能である。また、
共通制御プロセッサ17とプロセッサ1間の通信ルート
は、例えば、図中の通信線とは全く独立な通信インタフ
ェース(図示せず)をプロセッサ17とバス3間で設け
たりすることにより設定されるが、共通制御プロセッサ
17とプロセッサ1間でどのような通信ルートを設定し
ても本発明の効果は変わらない。
一方、FCS検査結果が異常であれば、共通制御プロセ
ッサ17は、先にレイヤ2受信処理プロセッサ13およ
びレイヤ3受信処理プロセッサ9から報告されたレイヤ
2、レイヤ3の処理結果を廃棄し、通信プロトコル制御
装置7の全体の状態遷移は行わない。
次に、送信動作について述べる。
第3図は、フレーム/パケット送信時の動作例を示した
図である。プロセッサ1は、先の受信動作と同様に、通
信プロトコル制御装置7を送信起動するための制御情報
および送信すべきデータを予めメモリ2に書き込んでお
く。
プロセッサ1から通信プロトコル制御装置7に対してデ
ータ送信指示がなされると、共通制御プロセッサ17
は、自プロセッサが管理している通信プロトコル制御装
置の状態および状態遷移状況から、送信フレーム/パケ
ット種別を決定し、通信線22および共通メモリ18を
通じて、送信処理プロセッサ10および14にその旨の
指示を通知する。ここで、決定される上記送信フレーム
/パケット種別とは、受信したフレーム/パケット種別
に対応するプロトコル上予め決められたフレーム/パケ
ット種別であり、例えば、フレームレベルでは、コマン
ドフレームに対するレスポンスフレームであり、パケッ
トレベルでは、発呼要求パケット、着呼受付パケットに
対する着呼パケット、接続完了パケット等である。
レイヤ3送信処理プロセッサ10では、共通制御プロセ
ッサ17からの上記パケット種別通知に基づき、所定の
レイヤ3制御情報を設定し、送信回線制御部21におけ
るレイヤ3情報送信タイミングに合わせて通信線24を
通じて、送信回線制御部21にその情報を転送する。レ
イヤ2送信処理プロセッサ14は、レイヤ3送信処理プ
ロセッサ10と同様に、フレーム種別通知に基づき、所
定のレイヤ2制御情報を設定し、送信回線制御部21に
おけるレイヤ2情報送信タイミングに合わせて通信線2
4を通じて送信回線制御部21にその情報を転送する。
また、DMA制御部8はメモリ2から送信データをバス
3を経由して読み出し、送信回線制御部21におけるデ
ータ送信タイミングに合わせて通信線24を通じて送信
回線制御部21にその情報を転送する。送信回線制御部
21では、フラグ、レイヤ2制御情報(A、C)、レイ
ヤ3制御情報、データおよび送信回線制御部21で作成
したFCSを付加した上、ビット直列に変換して送信端
子26に送出する。
このように、第1図においては、各レイヤごとの処理用
プロセッサと全レイヤ処理プロセッサを管理する共通制
御プロセッサを設けて、レイヤごとに並列処理を行うと
ともに、各処理プロセッサにメモリを接続して処理プロ
グラムを直接ロードするようにし、かつ独立の通信線を
2本設けてバス上の競合を防止しているので、通信制御
時に発生したイベントを各プロセッサが同時に処理で
き、高速処理が可能である。また、レイヤごとのプロセ
ッサを送信と受信とに分けて設けているので、送信動作
と受信動作を独立に行うことができ、同時並行して送受
信処理を行うことが可能である。なお、上記の送受信動
作は、独立に行うことが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、通信プロトコル
・レイヤごとの各プロトコル制御を、処理装置間の競合
をなくして、並列に処理することができるので、例えば
パケット交換機、パケット端末、およびローカルエリア
・ネットワーク(LAN)の通信ノードに適用すれば、
極めて高速度の通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す通信プロトコル制御装
置のブロック構成図、第2図は第1図における受信動作
のシーケンス・チャート、第3図は第1図における送信
動作のシーケンス・チャート、第4図は従来の通信プロ
トコル処理装置のブロック図、第5図はCCITT勧告
X.25のハイレベル・データリンク制御手順によるフ
レーム/パケット形式の図である。 1:プロセッサ、2:メモリ、3:母線、4:レイヤ2
通信プロトコル処理装置、5:レイヤ1通信プロトコル
処理装置、6:モデム等、7:レイヤ2、レイヤ3通信
プロトコル処理処置、8:ダイレクト・メモリアクセス
制御部、9:レイヤ3受信制御プロセッサ、10:レイ
ヤ3送信制御プロセッサ、11、12、15、16、1
9:読み出し専用メモリ(ROM)および書き込み/読
み出し可能なメモリ(RAM)、13:レイヤ2の受信
制御プロセッサ、14:レイヤ2の送信制御プロセッ
サ、17:共通制御プロセッサ、18:RAM、20:
受信回線制御部、21:送信回線制御部、22:通信線
I、23:通信線II、24:通信線II′、25:受信端
子、26:送信端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 映 東京都武蔵野市緑町3丁目9番11号 日本 電信電話公社武蔵野電気通信研究所内 (72)発明者 市川 弘幸 東京都武蔵野市緑町3丁目9番11号 日本 電信電話公社武蔵野電気通信研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の通信プロトコル層を制御し、主記憶
    装置に対してダイレクト・メモリアクセス制御を行うダ
    イレクト・メモリアクセス制御手段を備えた通信プロト
    コル制御装置において、各通信プロトコル層ごとに受信
    プロトコル処理を制御する1個以上のレイヤ受信処理手
    段と、各通信プロトコル層ごとに送信プロトコル処理を
    制御する1個以上のレイヤ送信処理手段と、前記レイヤ
    受信処理手段と前記レイヤ送信処理手段及び通信全体と
    を管理制御する共通制御手段と、前記レイヤ受信処理手
    段と前記レイヤ送信処理手段の処理結果と各レイヤ送受
    信処理手段間の通信情報とを格納する共通記憶手段と、
    通信回線からの信号の受信処理を行う受信回線制御手段
    と、通信回線への信号の送信処理を行う送信回線制御手
    段と、前記レイヤ受信処理手段と前記レイヤ送信処理手
    段と前記共通制御手段と前記共通記憶手段とを接続する
    通信線Iと、前記レイヤ受信処理手段と前記受信回線制
    御手段と前記ダイレクト・メモリアクセス制御手段とを
    接続する通信線IIと、前記レイヤ送信処理手段と前記送
    信回線制御手段と前記ダイレクト・メモリアクセス制御
    手段とを接続する通信線II′とを備えたことを特徴とす
    る通信プロトコル制御装置。
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JPS6163139A (ja) 1986-04-01

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