JPH06149703A - メッセージ転送制御装置 - Google Patents
メッセージ転送制御装置Info
- Publication number
- JPH06149703A JPH06149703A JP29834092A JP29834092A JPH06149703A JP H06149703 A JPH06149703 A JP H06149703A JP 29834092 A JP29834092 A JP 29834092A JP 29834092 A JP29834092 A JP 29834092A JP H06149703 A JPH06149703 A JP H06149703A
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- message
- transmission
- reception
- information
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メッセージ転送に伴う割込み発生を少なくし
その処理時間を削減し、また、一連のメッセージ受信中
でも適度な割込みを発生させてメッセージキューの過不
足の発生を予防し、また、データのコピーを無くし、高
速転送が可能なメッセージ転送制御装置を得る。 【構成】 共通制御部45は送信制御部46または受信
制御部47からの終了を受け取り、制御ブロックの割込
みマスクに従い割込み発生を制御する。また、送信制御
部46はメッセージのヘッダとデータを連結して送信
し、受信制御部47はこれらを分けて受信する。
その処理時間を削減し、また、一連のメッセージ受信中
でも適度な割込みを発生させてメッセージキューの過不
足の発生を予防し、また、データのコピーを無くし、高
速転送が可能なメッセージ転送制御装置を得る。 【構成】 共通制御部45は送信制御部46または受信
制御部47からの終了を受け取り、制御ブロックの割込
みマスクに従い割込み発生を制御する。また、送信制御
部46はメッセージのヘッダとデータを連結して送信
し、受信制御部47はこれらを分けて受信する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチプロセッサシス
テムの、各プロセッサ間通信に関するものである。
テムの、各プロセッサ間通信に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すような2個以上のプロセッサ
モジュールから構成されたシステムにおいて、プロセッ
サ間でメッセージを送受信し、処理の依頼やデータ交換
などの処理遂行を行う。図において、1はシステムバ
ス、2および3はプロセッサモジュール、21および3
1はローカルバス、22および32はプロセッサ、23
および33はローカルメモリ、24および34はメッセ
ージ転送制御装置である。プロセッサモジュール2およ
び3では、メッセージの発信元および受信先に当るアプ
リケーション(ソフトウェア)と、このアプリケーショ
ンとハードウェア間のメッセージの送信および受信の処
理を行うメッセージハンドラ(ソフトウェア)がローカ
ルメモリ23および33に置かれ、プロセッサ22およ
び32によって実行される。
モジュールから構成されたシステムにおいて、プロセッ
サ間でメッセージを送受信し、処理の依頼やデータ交換
などの処理遂行を行う。図において、1はシステムバ
ス、2および3はプロセッサモジュール、21および3
1はローカルバス、22および32はプロセッサ、23
および33はローカルメモリ、24および34はメッセ
ージ転送制御装置である。プロセッサモジュール2およ
び3では、メッセージの発信元および受信先に当るアプ
リケーション(ソフトウェア)と、このアプリケーショ
ンとハードウェア間のメッセージの送信および受信の処
理を行うメッセージハンドラ(ソフトウェア)がローカ
ルメモリ23および33に置かれ、プロセッサ22およ
び32によって実行される。
【0003】この種の従来のメッセージ転送システムに
は図5に示すものがある。この図は、インテルMULT
I−BUSIIバスアーキテクチャ仕様説明書(198
5)に記載されたものである。この例では、一回のバス
転送で送信できるメッセージ単位は32バイトである。
は図5に示すものがある。この図は、インテルMULT
I−BUSIIバスアーキテクチャ仕様説明書(198
5)に記載されたものである。この例では、一回のバス
転送で送信できるメッセージ単位は32バイトである。
【0004】図4、図5により、32バイトを超えるデ
ータの通信動作を説明する。このデータは32バイトの
データメッセージに分割され転送される。まず、プロセ
ッサ22のメッセージハンドラは、データメッセージを
ローカルメモリ23に生成し、メッセージ転送制御装置
24にDMA転送アドレスとデータ長を設定し、バッフ
ァ要求101を発生する。メッセージ転送制御装置24
は、バッファ要求メッセージ102を送信する。メッセ
ージ転送制御装置34は、バッファ要求メッセージ10
2を受信し、プロセッサ32へ割込み103を送る。プ
ロセッサ32のメッセージハンドラはデータを受け取る
ための受信バッファの割り当て104を実施し、メッセ
ージ転送制御装置34にDMA転送アドレスとデータ長
を設定し、応答105を返す。メッセージ転送制御装置
34は、応答メッセージ106を送信する。メッセージ
転送制御装置24は応答メッセージ106を受信し、ロ
ーカルメモリ23をアクセスし、データメッセージ10
7〜110を時間間隔を空けて送信し、完了割込み11
1をプロセッサ22へ送る。一方、メッセージ転送制御
装置34は、データメッセージ107〜110を受信し
ローカルメモリ33へ書き込み、プロセッサ32へ完了
割込み112を送る。
ータの通信動作を説明する。このデータは32バイトの
データメッセージに分割され転送される。まず、プロセ
ッサ22のメッセージハンドラは、データメッセージを
ローカルメモリ23に生成し、メッセージ転送制御装置
24にDMA転送アドレスとデータ長を設定し、バッフ
ァ要求101を発生する。メッセージ転送制御装置24
は、バッファ要求メッセージ102を送信する。メッセ
ージ転送制御装置34は、バッファ要求メッセージ10
2を受信し、プロセッサ32へ割込み103を送る。プ
ロセッサ32のメッセージハンドラはデータを受け取る
ための受信バッファの割り当て104を実施し、メッセ
ージ転送制御装置34にDMA転送アドレスとデータ長
を設定し、応答105を返す。メッセージ転送制御装置
34は、応答メッセージ106を送信する。メッセージ
転送制御装置24は応答メッセージ106を受信し、ロ
ーカルメモリ23をアクセスし、データメッセージ10
7〜110を時間間隔を空けて送信し、完了割込み11
1をプロセッサ22へ送る。一方、メッセージ転送制御
装置34は、データメッセージ107〜110を受信し
ローカルメモリ33へ書き込み、プロセッサ32へ完了
割込み112を送る。
【0005】また、公開特許公報平2−282851
は、上記動作と同様に一連のメッセージ送信後において
のみ割込みを発生させ、割込みの発生頻度を少なくする
ものであるが、一連のメッセージ送信後の割込みが起こ
るまで、メッセージキュー操作を行うことができない。
は、上記動作と同様に一連のメッセージ送信後において
のみ割込みを発生させ、割込みの発生頻度を少なくする
ものであるが、一連のメッセージ送信後の割込みが起こ
るまで、メッセージキュー操作を行うことができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のメッセージ転送
制御装置は以上のように構成されているので、受信用バ
ッファ割り当ての割込み処理104に時間がかかるとい
う問題点があった。また、データメッセージ受信中は、
送信元のプロセッサからのメッセージ受信のみに対応し
ているため、第3のプロセッサモジュールからのデータ
メッセージを受信できないという問題点があった。
制御装置は以上のように構成されているので、受信用バ
ッファ割り当ての割込み処理104に時間がかかるとい
う問題点があった。また、データメッセージ受信中は、
送信元のプロセッサからのメッセージ受信のみに対応し
ているため、第3のプロセッサモジュールからのデータ
メッセージを受信できないという問題点があった。
【0007】また、メッセージにはメッセージを管理す
るためにヘッダが先頭に置かれ、メッセージ送信時、メ
ッセージハンドラはヘッダの置かれた領域の後にアプリ
ケーションのデータをコピーしなければならず、メッセ
ージ受信時は、逆にメッセージのデータのみをアプリケ
ーションへ送るためにコピー処理が必要であり、メッセ
ージ転送時間が大きくなるという問題点があった。
るためにヘッダが先頭に置かれ、メッセージ送信時、メ
ッセージハンドラはヘッダの置かれた領域の後にアプリ
ケーションのデータをコピーしなければならず、メッセ
ージ受信時は、逆にメッセージのデータのみをアプリケ
ーションへ送るためにコピー処理が必要であり、メッセ
ージ転送時間が大きくなるという問題点があった。
【0008】本発明は上記のような問題点を解決するた
めに為なされたもので、データメッセージの受信中も他
のプロセッサからのデータメッセージの受信ができ、且
つプロセッサの割込みによる遅れを小さくしたメッセー
ジ転送制御装置を得ることを目的とし、また、データの
コピー時間を削除して高速転送が可能なメッセージ転送
制御装置を得ることを目的とする。
めに為なされたもので、データメッセージの受信中も他
のプロセッサからのデータメッセージの受信ができ、且
つプロセッサの割込みによる遅れを小さくしたメッセー
ジ転送制御装置を得ることを目的とし、また、データの
コピー時間を削除して高速転送が可能なメッセージ転送
制御装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るメッセージ
転送制御装置においては、メッセージの送信および受信
を統括して制御し、送信または受信後の割込みの発生を
制御する制御手段と、割込み発生をメッセージ毎で制御
するためにメッセージ制御テーブルの制御ブロック毎に
割込みマスクを設けたものである。
転送制御装置においては、メッセージの送信および受信
を統括して制御し、送信または受信後の割込みの発生を
制御する制御手段と、割込み発生をメッセージ毎で制御
するためにメッセージ制御テーブルの制御ブロック毎に
割込みマスクを設けたものである。
【0010】また、メッセージ送信または受信後の割込
み発生までの時間監視手段を設けたものである。
み発生までの時間監視手段を設けたものである。
【0011】また、送信または受信したメッセージ数を
計数する計数手段を設けたものである。
計数する計数手段を設けたものである。
【0012】また、メッセージのヘッダとデータを連結
して転送するために、メッセージ送信を制御する送信制
御手段と、メッセージ受信を制御する受信制御手段と、
制御ブロックにヘッダアドレスとデータアドレスを設け
たものである。
して転送するために、メッセージ送信を制御する送信制
御手段と、メッセージ受信を制御する受信制御手段と、
制御ブロックにヘッダアドレスとデータアドレスを設け
たものである。
【0013】また、メッセージのヘッダとデータの分割
受信の禁止を指示するレジスタを設けたものである。
受信の禁止を指示するレジスタを設けたものである。
【0014】
【作用】本発明においては、メッセージの送信または受
信後、制御手段は制御ブロックの割込みマスクを調べ、
マスクされていない時のみ割込みを発生する。
信後、制御手段は制御ブロックの割込みマスクを調べ、
マスクされていない時のみ割込みを発生する。
【0015】また、時間監視手段は、メッセージ送信ま
たは受信後の割込み発生までの時間を計り、制御手段に
割込み発生を要求する。
たは受信後の割込み発生までの時間を計り、制御手段に
割込み発生を要求する。
【0016】また、計数手段は、送信または受信したメ
ッセージ数が所定数に達した時、制御手段に割込み発生
を要求する。
ッセージ数が所定数に達した時、制御手段に割込み発生
を要求する。
【0017】また、送信制御手段はメッセージ送信時、
制御ブロックに従い、メッセージのヘッダとデータを連
結して送信し、受信手段は制御テーブルに従い、ヘッダ
はヘッダ領域へ、データはデータ領域へ転送する。ま
た、ヘッダとデータの分割処理の禁止を指示するレジス
タが禁止を示すならば、受信制御手段はヘッダとデータ
共に、データ領域へ転送する。
制御ブロックに従い、メッセージのヘッダとデータを連
結して送信し、受信手段は制御テーブルに従い、ヘッダ
はヘッダ領域へ、データはデータ領域へ転送する。ま
た、ヘッダとデータの分割処理の禁止を指示するレジス
タが禁止を示すならば、受信制御手段はヘッダとデータ
共に、データ領域へ転送する。
【0018】
実施例1.図1は本発明の一実施例を示すメッセージ転
送制御装置の構成図である。図中、41はローカルバス
インタフェース、42はシステムバスインタフェース、
43は送信メッセージを一時的に保持する送信FIFO
バッファ、44は受信メッセージを一時的に保持する受
信FIFOバッファ、45はメッセージ送信と受信を共
通して制御する共通制御部、46はメッセージ送信を制
御する送信制御部、47はメッセージ受信を制御する受
信制御部、48はメッセージ転送に関する制御情報を記
憶するレジスタファイル、49は送信用メッセージ制御
テーブルの制御ブロック情報を一時的に保持する送信制
御バッファ、50は受信用メッセージ制御テーブルの制
御ブロック情報を一時的に保持する受信制御バッファ、
51はプロセッサへの割込み要求である。
送制御装置の構成図である。図中、41はローカルバス
インタフェース、42はシステムバスインタフェース、
43は送信メッセージを一時的に保持する送信FIFO
バッファ、44は受信メッセージを一時的に保持する受
信FIFOバッファ、45はメッセージ送信と受信を共
通して制御する共通制御部、46はメッセージ送信を制
御する送信制御部、47はメッセージ受信を制御する受
信制御部、48はメッセージ転送に関する制御情報を記
憶するレジスタファイル、49は送信用メッセージ制御
テーブルの制御ブロック情報を一時的に保持する送信制
御バッファ、50は受信用メッセージ制御テーブルの制
御ブロック情報を一時的に保持する受信制御バッファ、
51はプロセッサへの割込み要求である。
【0019】図2は本発明の一実施例を示すローカルメ
モリに置かれるメッセージ送信キューおよび受信キュー
の構成図である。図中、60はメッセージ送信キューま
たは受信キューに当るメッセージ制御ブロック、61は
メッセージフレームに対応する制御ブロックであり、メ
ッセージ制御テーブル60は連続した制御ブロック61
からなる循環型のキューである。62は送信または受信
されるメッセージフレーム、601および602は制御
ブロック61が置かれる制御ブロック領域、611は制
御ブロックの一要素である制御ステータスワード、61
2は制御ブロックの一要素であるメッセージフレームア
ドレス、613は送信用制御ブロックの一要素である送
信先アドレス、621は制御ステータスワード611に
配置された割込みマスク、631はメッセージフレーム
62の先頭に置かれるメッセージヘッダ、632はメッ
セージフレーム62の先頭に置かれるメッセージデータ
であり、641はレジスタファイル48に保持されるメ
ッセージ制御テーブル60の先頭を指す先頭ポインタの
指示、642は同じくメッセージ制御テーブル60の処
理中のメッセージ制御ブロックを指す実行ポインタの指
示、643は同じくメッセージ制御テーブル60の末尾
を指す末尾ポインタの指示を示す。
モリに置かれるメッセージ送信キューおよび受信キュー
の構成図である。図中、60はメッセージ送信キューま
たは受信キューに当るメッセージ制御ブロック、61は
メッセージフレームに対応する制御ブロックであり、メ
ッセージ制御テーブル60は連続した制御ブロック61
からなる循環型のキューである。62は送信または受信
されるメッセージフレーム、601および602は制御
ブロック61が置かれる制御ブロック領域、611は制
御ブロックの一要素である制御ステータスワード、61
2は制御ブロックの一要素であるメッセージフレームア
ドレス、613は送信用制御ブロックの一要素である送
信先アドレス、621は制御ステータスワード611に
配置された割込みマスク、631はメッセージフレーム
62の先頭に置かれるメッセージヘッダ、632はメッ
セージフレーム62の先頭に置かれるメッセージデータ
であり、641はレジスタファイル48に保持されるメ
ッセージ制御テーブル60の先頭を指す先頭ポインタの
指示、642は同じくメッセージ制御テーブル60の処
理中のメッセージ制御ブロックを指す実行ポインタの指
示、643は同じくメッセージ制御テーブル60の末尾
を指す末尾ポインタの指示を示す。
【0020】前記のように構成されたメッセージ転送制
御装置において、先ず、図4に示すプロセッサモジュー
ル2のメッセージ送信動作を説明する。プロセッサ22
は、ローカルバスインタフェース41経由で共通制御部
45に送信開始を指示する。送信制御部46は、ローカ
ルバスインタフェース41を経由して、ローカルメモリ
の送信用メッセージ制御テーブル60から次の送信に対
応した送信制御ブロック領域601の制御ブロック61
を送信制御バッファ49に転送し、送信制御部46に送
信を指示する。送信制御部46は、送信制御バッファ4
9に従い、ローカルバスインタフェース41にメッセー
ジフレームアドレス612を送りメッセージフレーム6
2を読み出させ、読み出されたメッセージフレーム62
を送信FIFOバッファ43に一時的に蓄えさせなが
ら、システムバスインタフェース42に送信先アドレス
613を送り送信を指示する。システムバスインタフェ
ース42は、送信FIFOバッファ43からメッセージ
フレーム62を取り出しながら送信先アドレス613を
送出し、メッセージフレーム62をプロセッサモジュー
ル3へ、システムバス1経由で送信する。メッセージフ
レーム62送信後、送信制御部46は送信制御バッファ
49の内容を更新し、ローカルバスインタフェース41
経由でローカルメモリ23の制御ブロック領域601へ
書き戻し、送信制御バッファ49に蓄えられた制御ブロ
ック61の割込みマスク621がリセット状態であれば
割込み要求51をプロセッサ22へ送る。そしてローカ
ルメモリ23から次の制御ブロック領域602の制御ブ
ロック61を読み出し、同様にして次のメッセージフレ
ームを送信する。よって、連続したメッセージフレーム
を送信する場合、最後のメッセージフレームに対応した
制御ブロックのみの割込みマスク621をセットしてお
けば割込みの発生頻度を抑制できる。
御装置において、先ず、図4に示すプロセッサモジュー
ル2のメッセージ送信動作を説明する。プロセッサ22
は、ローカルバスインタフェース41経由で共通制御部
45に送信開始を指示する。送信制御部46は、ローカ
ルバスインタフェース41を経由して、ローカルメモリ
の送信用メッセージ制御テーブル60から次の送信に対
応した送信制御ブロック領域601の制御ブロック61
を送信制御バッファ49に転送し、送信制御部46に送
信を指示する。送信制御部46は、送信制御バッファ4
9に従い、ローカルバスインタフェース41にメッセー
ジフレームアドレス612を送りメッセージフレーム6
2を読み出させ、読み出されたメッセージフレーム62
を送信FIFOバッファ43に一時的に蓄えさせなが
ら、システムバスインタフェース42に送信先アドレス
613を送り送信を指示する。システムバスインタフェ
ース42は、送信FIFOバッファ43からメッセージ
フレーム62を取り出しながら送信先アドレス613を
送出し、メッセージフレーム62をプロセッサモジュー
ル3へ、システムバス1経由で送信する。メッセージフ
レーム62送信後、送信制御部46は送信制御バッファ
49の内容を更新し、ローカルバスインタフェース41
経由でローカルメモリ23の制御ブロック領域601へ
書き戻し、送信制御バッファ49に蓄えられた制御ブロ
ック61の割込みマスク621がリセット状態であれば
割込み要求51をプロセッサ22へ送る。そしてローカ
ルメモリ23から次の制御ブロック領域602の制御ブ
ロック61を読み出し、同様にして次のメッセージフレ
ームを送信する。よって、連続したメッセージフレーム
を送信する場合、最後のメッセージフレームに対応した
制御ブロックのみの割込みマスク621をセットしてお
けば割込みの発生頻度を抑制できる。
【0021】次にプロセッサモジュール3のメッセージ
受信動作を説明する。プロセッサ32は予め受信用メッ
セージ制御テーブル60をローカルメモリ33に生成し
ておき、メッセージ転送制御装置34の共通制御部45
は、ローカルメモリ33から次の受信に対応した制御ブ
ロック領域601の制御ブロック61を受信制御バッフ
ァ50に転送しておく。システムバスインタフェース4
2は、メッセージフレーム62が送られて来た時、受信
制御部47にメッセージフレーム62の受信を知らせ、
受信制御部47は受信FIFOバッファ44にメッセー
ジフレーム62を書き込ませ、ローカルバスインタフェ
ース41にローカルバス31への送信を指示する。ロー
カルバスインタフェース41は、受信FIFOバッファ
44からメッセージフレーム62を読み出し、ローカル
メモリ33へ書き込む。メッセージフレーム62受信
後、受信制御部47は受信制御バッファ50の内容を更
新し、ローカルバスインタフェース41経由でローカル
メモリ33の制御ブロック61を書き戻し、受信制御バ
ッファ50に蓄えられた制御ブロック61の割込みマス
ク621がリセット状態であれば、割込み要求51をプ
ロセッサ32へ送る。そして、ローカルメモリ33から
次の制御ブロック領域602の制御ブロック61を読み
出し、次のメッセージフレームの受信に備える。よっ
て、連続したメッセージフレームを受信する場合、幾つ
かのメッセージフレームに対応した制御ブロックの割込
みマスク621をセットしておけば割込みの発生頻度を
抑制できる。
受信動作を説明する。プロセッサ32は予め受信用メッ
セージ制御テーブル60をローカルメモリ33に生成し
ておき、メッセージ転送制御装置34の共通制御部45
は、ローカルメモリ33から次の受信に対応した制御ブ
ロック領域601の制御ブロック61を受信制御バッフ
ァ50に転送しておく。システムバスインタフェース4
2は、メッセージフレーム62が送られて来た時、受信
制御部47にメッセージフレーム62の受信を知らせ、
受信制御部47は受信FIFOバッファ44にメッセー
ジフレーム62を書き込ませ、ローカルバスインタフェ
ース41にローカルバス31への送信を指示する。ロー
カルバスインタフェース41は、受信FIFOバッファ
44からメッセージフレーム62を読み出し、ローカル
メモリ33へ書き込む。メッセージフレーム62受信
後、受信制御部47は受信制御バッファ50の内容を更
新し、ローカルバスインタフェース41経由でローカル
メモリ33の制御ブロック61を書き戻し、受信制御バ
ッファ50に蓄えられた制御ブロック61の割込みマス
ク621がリセット状態であれば、割込み要求51をプ
ロセッサ32へ送る。そして、ローカルメモリ33から
次の制御ブロック領域602の制御ブロック61を読み
出し、次のメッセージフレームの受信に備える。よっ
て、連続したメッセージフレームを受信する場合、幾つ
かのメッセージフレームに対応した制御ブロックの割込
みマスク621をセットしておけば割込みの発生頻度を
抑制できる。
【0022】実施例2.上記実施例1では、送信と受信
の双方の処理ができるメッセージ転送制御装置を示した
が、受信系(受信FIFOバッファ44、受信制御部4
7、受信制御バッファ50)を除いた送信専用、または
送信系(送信FIFOバッファ43、送信制御部46、
送信制御バッファ49)を除いた受信専用のメッセージ
転送制御装置を構成してもよい。
の双方の処理ができるメッセージ転送制御装置を示した
が、受信系(受信FIFOバッファ44、受信制御部4
7、受信制御バッファ50)を除いた送信専用、または
送信系(送信FIFOバッファ43、送信制御部46、
送信制御バッファ49)を除いた受信専用のメッセージ
転送制御装置を構成してもよい。
【0023】実施例3.上記実施例1および実施例2で
は、割込みマスク621によって割込み発生を抑止して
いるために、メッセージの送信または受信が行われてい
ても割込みが発生しないことがあるので、共通制御部4
5内に時間監視用タイマを設け、最初のメッセージ送信
または受信が終わってから、割込みの非発生時間を計
り、所定の時間までに割込みが発生されなかった場合、
前記タイマの指示で共通制御部45は割込みを発生す
る。よって、この割込みでメッセージハンドラはメッセ
ージキューの操作が可能になり、メッセージキューのエ
ントリの過不足を予防できる。
は、割込みマスク621によって割込み発生を抑止して
いるために、メッセージの送信または受信が行われてい
ても割込みが発生しないことがあるので、共通制御部4
5内に時間監視用タイマを設け、最初のメッセージ送信
または受信が終わってから、割込みの非発生時間を計
り、所定の時間までに割込みが発生されなかった場合、
前記タイマの指示で共通制御部45は割込みを発生す
る。よって、この割込みでメッセージハンドラはメッセ
ージキューの操作が可能になり、メッセージキューのエ
ントリの過不足を予防できる。
【0024】実施例4.上記実施例3では時間監視用タ
イマを設けたが、この代わりに、送信または受信したメ
ッセージ数を計数する計数手段を設け、計数手段はメッ
セージの送信または受信毎に加算を実行し、送信または
受信したメッセージ数が所定数に達したことを検出し
て、共通制御部45に割込みを発生させる。よって、こ
の割込みでメッセージハンドラは、メッセージキューの
操作が可能になり、メッセージキューのエントリの過不
足を予防できる。
イマを設けたが、この代わりに、送信または受信したメ
ッセージ数を計数する計数手段を設け、計数手段はメッ
セージの送信または受信毎に加算を実行し、送信または
受信したメッセージ数が所定数に達したことを検出し
て、共通制御部45に割込みを発生させる。よって、こ
の割込みでメッセージハンドラは、メッセージキューの
操作が可能になり、メッセージキューのエントリの過不
足を予防できる。
【0025】実施例5.上記実施例1では、メッセージ
フレーム62内にメッセージヘッダ631とメッセージ
データ632が連続して置かれた例を示したが、本実施
例ではメッセージヘッダ631とメッセージデータ63
2が離れた領域に置かれた例を示す。図3は本実施例の
メッセージ制御テーブルの構成図で、図中、614はメ
ッセージヘッダアドレス、615はメッセージデータア
ドレスである。
フレーム62内にメッセージヘッダ631とメッセージ
データ632が連続して置かれた例を示したが、本実施
例ではメッセージヘッダ631とメッセージデータ63
2が離れた領域に置かれた例を示す。図3は本実施例の
メッセージ制御テーブルの構成図で、図中、614はメ
ッセージヘッダアドレス、615はメッセージデータア
ドレスである。
【0026】メッセージの送信時は、送信制御部46が
先ず、メッセージヘッダアドレス614の指すメッセー
ジヘッダ631をローカルバスインタフェース41経由
で、ローカルメモリから送信FIFOバッファ43に転
送する。次にメッセージデータ632を同様にして送信
FIFOバッファ43に転送すると同時に、システムバ
スインタフェース42経由で、システムバスへメッセー
ジフレーム631を送信する。よって、メッセージヘッ
ダ631とメッセージデータ632がシステムバス上の
1トランザクションとして実行される。メッセージの受
信時は、システムバスインタフェース42から受信し受
信FIFOバッファ44に取り込んだメッセージフレー
ム62を受信制御部47が先ず、受信したメッセージヘ
ッダをローカルバスインタフェース41経由でローカル
メモリ33のメッセージヘッダ631の領域へ書き込ま
せ、次に、メッセージデータを同様にしてメッセージデ
ータ632の領域へ書き込ませる。よって、メッセージ
ヘッダとメッセージデータがローカルメモリ上で非連続
領域にあってもメッセージを転送することができる。
先ず、メッセージヘッダアドレス614の指すメッセー
ジヘッダ631をローカルバスインタフェース41経由
で、ローカルメモリから送信FIFOバッファ43に転
送する。次にメッセージデータ632を同様にして送信
FIFOバッファ43に転送すると同時に、システムバ
スインタフェース42経由で、システムバスへメッセー
ジフレーム631を送信する。よって、メッセージヘッ
ダ631とメッセージデータ632がシステムバス上の
1トランザクションとして実行される。メッセージの受
信時は、システムバスインタフェース42から受信し受
信FIFOバッファ44に取り込んだメッセージフレー
ム62を受信制御部47が先ず、受信したメッセージヘ
ッダをローカルバスインタフェース41経由でローカル
メモリ33のメッセージヘッダ631の領域へ書き込ま
せ、次に、メッセージデータを同様にしてメッセージデ
ータ632の領域へ書き込ませる。よって、メッセージ
ヘッダとメッセージデータがローカルメモリ上で非連続
領域にあってもメッセージを転送することができる。
【0027】実施例6.上記実施例5では、メッセージ
のヘッダとデータを連結して転送し、分割して受信する
場合を示したが、レジスタファイル48内に分割を禁止
するレジスタを設け、共通制御部45は前記レジスタが
分割禁止を示す時、メッセージヘッダとデータを1つの
メッセージデータと見なして、メッセージデータ632
の領域へ転送する。よって、分割受信を必要としない用
途では、プロセッサの分割受信に伴う処理時間を削減す
ることができる。
のヘッダとデータを連結して転送し、分割して受信する
場合を示したが、レジスタファイル48内に分割を禁止
するレジスタを設け、共通制御部45は前記レジスタが
分割禁止を示す時、メッセージヘッダとデータを1つの
メッセージデータと見なして、メッセージデータ632
の領域へ転送する。よって、分割受信を必要としない用
途では、プロセッサの分割受信に伴う処理時間を削減す
ることができる。
【0028】ところで、前記実施例ではメッセージの転
送制御について述べたが、その他の転送制御にも利用で
きることはいうまでもない。
送制御について述べたが、その他の転送制御にも利用で
きることはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】メッセージ送信、または受信毎に割込み発
生を制御する割込みマスクを設け、一連のメッセージ送
信または受信の終了時または幾つかまとまった転送の途
中で割込みを発生できるように構成したので、割込みの
発生頻度を抑制しプロセッサの処理負荷を軽減できる。
生を制御する割込みマスクを設け、一連のメッセージ送
信または受信の終了時または幾つかまとまった転送の途
中で割込みを発生できるように構成したので、割込みの
発生頻度を抑制しプロセッサの処理負荷を軽減できる。
【0031】また、時間監視手段によって、メッセージ
の送信終了または受信終了時に割込みがマスクされてい
た場合でも、所定時間内に割込みを発生できるので、メ
ッセージキューの操作が可能になり、メッセージキュー
のエントリの過不足を予防できる。
の送信終了または受信終了時に割込みがマスクされてい
た場合でも、所定時間内に割込みを発生できるので、メ
ッセージキューの操作が可能になり、メッセージキュー
のエントリの過不足を予防できる。
【0032】また、計数手段によって、送信または受信
したメッセージ数によって割込みを発生できるので、こ
の割込みでメッセージキューの操作が可能になり、エン
トリの過不足を予防できる。
したメッセージ数によって割込みを発生できるので、こ
の割込みでメッセージキューの操作が可能になり、エン
トリの過不足を予防できる。
【0033】また、非連続領域に置かれたメッセージの
ヘッダとデータを連続して送信することにより、アプリ
ケーションからのデータをそのまま送信することができ
るので、メッセージハンドラによるコピー処理を削減で
き、送信時間を短縮できる。
ヘッダとデータを連続して送信することにより、アプリ
ケーションからのデータをそのまま送信することができ
るので、メッセージハンドラによるコピー処理を削減で
き、送信時間を短縮できる。
【0034】また、受信したメッセージをヘッダとデー
タに分けて別々の領域に受信することにより、メッセー
ジのデータをそのままアプリケーションへ渡すことがで
きるので、メッセージハンドラによるコピー処理を削減
でき、受信時間を短縮できる。
タに分けて別々の領域に受信することにより、メッセー
ジのデータをそのままアプリケーションへ渡すことがで
きるので、メッセージハンドラによるコピー処理を削減
でき、受信時間を短縮できる。
【0035】また、レジスタあるいは制御ブロックで、
メッセージのヘッダとデータを分けて受信することを禁
止できるようにすれば、動的にヘッダとデータ受信の分
割または非分割を選択でき、適用範囲を拡大できる。
メッセージのヘッダとデータを分けて受信することを禁
止できるようにすれば、動的にヘッダとデータ受信の分
割または非分割を選択でき、適用範囲を拡大できる。
【図1】本発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】本発明の実施例1のメッセージキューを示す構
成図である。
成図である。
【図3】本発明の実施例5のメッセージキューを示す構
成図である。
成図である。
【図4】マルチプロセッサシステムを示す構成図であ
る。
る。
【図5】従来のメッセージ転送の流れを示す流れ図であ
る。
る。
1 システムバス 2 プロセッサモジュール 3 プロセッサモジュール 21 ローカルバス 22 プロセッサ 23 ローカルメモリ 24 メッセージ転送制御装置 31 ローカルバス 32 プロセッサ 33 ローカルメモリ 34 メッセージ転送制御装置 41 ローカルバスインタフェース 42 システムバスインタフェース 43 送信FIFOバッファ 44 受信FIFOバッファ 45 共通制御部 46 送信制御部 47 受信制御部 48 レジスタファイル 49 送信制御バッファ 50 受信制御バッファ 51 割込み要求 60 メッセージ制御ブロック 61 制御ブロック 62 メッセージフレーム 601 制御ブロック領域 602 制御ブロック領域 611 制御ステータスワード 612 メッセージフレームアドレス 613 送信先プロセッサアドレス 614 メッセージヘッダアドレス 615 メッセージデータアドレス 621 割込みマスクフラグ 631 メッセージヘッダ 632 メッセージデータ 641 メッセージ制御テーブルの先頭ポインタ 642 メッセージ制御ブロックポインタ 643 メッセージ制御テーブル末尾ポインタ
Claims (5)
- 【請求項1】 送信メッセージを保持する送信バッフ
ァ、受信メッセージを保持する受信バッファ、メッセー
ジ転送制御情報を記憶するレジスタファイル、及び該メ
ッセージ転送情報に基づいてメッセージ送受信処理全体
を制御するメッセージ転送制御手段を備え、更にメッセ
ージフレームの送信に必要な情報を格納した送信用制御
ブロック情報と、前記メッセージ転送制御手段からの指
令に基づいてメッセージ送信処理を制御するメッセージ
送信制御部、及びメッセージフレームの受信に必要な情
報を格納した受信用制御ブロック情報と、前記メッセー
ジ転送制御手段からの指令に基づいてメッセージ受信処
理を制御するメッセージ受信制御部を備え、 メッセージ送信処理に対しては、前記送信用制御ブロッ
ク中に保持されている割込み制御情報に基づいて逐次メ
ッセージ送信後に、 メッセージ受信処理に対しては、同様に前記受信用制御
ブロック中に保持されている割込み制御情報に基づいて
メッセージを逐次受信する度に、割込みの発生、及び禁
止を制御することを可能としたことを特徴とするメッセ
ージ転送制御装置。 - 【請求項2】 送信メッセージを保持する送信バッフ
ァ、受信メッセージを保持する受信バッファ、メッセー
ジ転送制御情報を記憶するレジスタファイル、及び該メ
ッセージ転送情報に基づいてメッセージ送受信処理全体
を制御するメッセージ転送制御手段を備え、更にメッセ
ージフレームの送信に必要な情報を格納した送信用制御
ブロック情報と、前記メッセージ転送制御手段からの指
令に基づいてメッセージ送信処理を制御するメッセージ
送信制御部、及びメッセージフレームの受信に必要な情
報を格納した受信用制御ブロック情報と、前記メッセー
ジ転送制御手段からの指令に基づいてメッセージ受信処
理を制御するメッセージ受信制御部、並びに時間監視手
段を備え、 メッセージ送信後、またはメッセージ受信後の割込み非
発生時間を監視し、所定時間に達した時に割込みを発生
することを特徴とするメッセージ転送制御装置。 - 【請求項3】 送信メッセージを保持する送信バッフ
ァ、受信メッセージを保持する受信バッファ、メッセー
ジ転送制御情報を記憶するレジスタファイル、及び該メ
ッセージ転送情報に基づいてメッセージ送受信処理全体
を制御するメッセージ転送制御手段を備え、更にメッセ
ージフレームの送信に必要な情報を格納した送信用制御
ブロック情報と、前記メッセージ転送制御手段からの指
令に基づいてメッセージ送信処理を制御するメッセージ
送信制御部、及びメッセージフレームの受信に必要な情
報を格納した受信用制御ブロック情報と、前記メッセー
ジ転送制御手段からの指令に基づいてメッセージ受信処
理を制御するメッセージ受信制御部、並びに送信、また
は受信したメッセージ数を計数する計数手段を備え、 前記メッセージ数が所定数に達した時に割込みを発生す
ることを特徴とするメッセージ転送制御装置。 - 【請求項4】 送信メッセージを保持する送信バッフ
ァ、受信メッセージを保持する受信バッファ、メッセー
ジ転送制御情報を記憶するレジスタファイル、及び該メ
ッセージ転送情報に基づいてメッセージ送受信処理全体
を制御するメッセージ転送制御手段を備え、更にメッセ
ージフレームの送信に必要な情報を格納した送信用制御
ブロック情報と、前記メッセージ転送制御手段からの指
令に基づいてメッセージ送信処理を制御するメッセージ
送信制御部、及びメッセージフレームの受信に必要な情
報を格納した受信用制御ブロック情報と、前記メッセー
ジ転送制御手段からの指令に基づいてメッセージ受信処
理を制御するメッセージ受信制御部を備え、 メッセージ送信制御部はローカルメモリ上に分離して置
かれたメッセージのヘッダとデータを連結して1回の転
送で送信し、メッセージ受信制御部はメッセージのヘッ
ダとデータをローカルメモリの別々の領域に受信するこ
とを特徴とするメッセージ転送制御装置。 - 【請求項5】 送信メッセージを保持する送信バッフ
ァ、受信メッセージを保持する受信バッファ、メッセー
ジ転送制御情報を記憶するレジスタファイル、及び該メ
ッセージ転送情報に基づいてメッセージ送受信処理全体
を制御するメッセージ転送制御手段を備え、更にメッセ
ージフレームの送信に必要な情報を格納した送信用制御
ブロック情報と、前記メッセージ転送制御手段からの指
令に基づいてメッセージ送信処理を制御するメッセージ
送信制御部、及びメッセージフレームの受信に必要な情
報を格納した受信用制御ブロック情報と、前記メッセー
ジ転送制御手段からの指令に基づいてメッセージ受信処
理を制御するメッセージ受信制御部を備え、 メッセージ送信時のヘッダ領域とデータ領域の連結処
理、及びメッセージ受信時のヘッダ領域とデータ領域に
分割した受信処理を禁止する手段を備えたことを特徴と
するメッセージ転送制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29834092A JPH06149703A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | メッセージ転送制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29834092A JPH06149703A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | メッセージ転送制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06149703A true JPH06149703A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17858407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29834092A Pending JPH06149703A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | メッセージ転送制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06149703A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011072030A (ja) * | 2010-12-15 | 2011-04-07 | Renesas Electronics Corp | ストリームデータ通信方法及びストリームデータ通信装置 |
US11422937B2 (en) | 2019-03-20 | 2022-08-23 | Kioxia Corporation | Multiprocessor system and method for controlling shared memory |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53145536A (en) * | 1977-05-25 | 1978-12-18 | Hitachi Ltd | Interruption process system |
JPS6123264A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-01-31 | Nec Corp | 通信処理装置 |
JPS6163139A (ja) * | 1984-09-04 | 1986-04-01 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 通信プロトコル制御装置 |
JPH01255061A (ja) * | 1988-04-01 | 1989-10-11 | Hitachi Ltd | 通信処理装置 |
JPH01303825A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-07 | Nec Corp | ローカルエリアネットワークのデータ転送制御方式 |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP29834092A patent/JPH06149703A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS53145536A (en) * | 1977-05-25 | 1978-12-18 | Hitachi Ltd | Interruption process system |
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US11422937B2 (en) | 2019-03-20 | 2022-08-23 | Kioxia Corporation | Multiprocessor system and method for controlling shared memory |
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