JPH0728750A - インターフェース変換装置 - Google Patents

インターフェース変換装置

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Publication number
JPH0728750A
JPH0728750A JP17317093A JP17317093A JPH0728750A JP H0728750 A JPH0728750 A JP H0728750A JP 17317093 A JP17317093 A JP 17317093A JP 17317093 A JP17317093 A JP 17317093A JP H0728750 A JPH0728750 A JP H0728750A
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JP
Japan
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system bus
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JP17317093A
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English (en)
Inventor
Koichi Ogasawara
公一 小笠原
Takuya Asano
拓哉 浅野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主記憶装置が接続されたシステムバスの使用
状態によってチャネル装置が接続された入出力バスの転
送が妨げられることのない効率的なデータ転送ができ、
さらに上記システムバス上のデータ転送で発生したエラ
ー情報を、上記チャネル装置へ確実に伝えることができ
るインターフェース変換装置を得る。 【構成】 バッファ制御回路9から出力される各チャネ
ル装置5a、5bに対応する主記憶装置2への書き込み
要求を一時的に記憶するリクエストキュー13を備え、
また、システムバス3のデータ転送で発生したエラー情
報を記憶するエラーバッファ14を各チャネル装置ごと
に備え、さらに、各チャネル装置自身が任意に対応する
バッファ内のデータを主記憶装置2へ書き込むことので
きる手段を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子計算機システム
などにおける、データ転送用バスに接続されるインター
フェース変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子計算機システムなどにおいて、一度
に転送できるデータのバイト幅が異なるようなバスどう
しを接続する場合には、転送データを一時記憶するバッ
ファを備えたインターフェース変換装置を上記2つのバ
スの間に接続して、バスの整合をとることが知られてい
る。例えば特開平1−161461号公報にこのような
構成例が示されている。
【0003】図6は上記のような電子計算機システムの
構成図である。図において1は中央処理装置、2は主記
憶装置、3はシステムバス、4はインターフェース変換
装置、5a、5bはそれぞれチャネル装置、6は入出力
バスである。中央処理装置1と主記憶装置2は共通のシ
ステムバスに接続され、チャネル装置5a、5bはそれ
ぞれ入出力バスに接続される。システムバス3と入出力
バス6はインターフェース変換装置4を介して接続され
る。チャネル装置5a、5bは互いに入出力バス6を時
分割で使用しながら、インターフェース変換装置4を通
して、システムバス3に接続される主記憶装置2とデー
タのブロック転送を行う。
【0004】図7は、図6で示された従来のインターフ
ェース変換装置4の内部構成を詳しく示したものであ
る。2は主記憶装置、3はシステムバス、5a、5bは
それぞれチャネル装置、6は入出力バスである。7は入
出力バス6から送られるデータを記憶するデータバッフ
ァ、8は上記データの主記憶アドレスや制御情報を記憶
するアドレスバッファ、9はデータバッファ7やアドレ
スバッファ8を制御するバッファ制御回路、10はシス
テムバス3へ転送要求を出力するメモリリクエスト出力
回路、11はシステムバス3へ出力するデータを保持す
るストアデータレジスタ、12はシステムバス3へ出力
する主記憶アドレスを保持するアドレスレジスタであ
る。データバッファ7とアドレスバッファ8は、チャネ
ル装置5aに対応する領域とチャネル装置5bに対応す
る領域に、それぞれ分けられている。
【0005】次に、チャネル装置5aから主記憶装置2
へデータを書き込む場合の動作について説明する。ここ
で、それぞれのバスが一度に転送できるデータのバイト
幅を、入出力バスは8バイト、システムバスは32バイ
トとする。まず、チャネル装置5aから8バイトのデー
タ転送要求がくると、送られたデータはデータバッファ
7に書き込まれ、上記データの書き込むべき主記憶アド
レスと制御情報などがアドレスバッファ8に書き込まれ
る。各バッファへの書き込みが終了すると、インターフ
ェース変換装置4はチャネル装置5aへ転送終了信号を
出力し、チャネル装置5aは上記信号を受け取ることに
よって入出力バス6の1回の転送が完了する。データバ
ッファ7の各チャネル装置に対応する領域の大きさは、
システムバス3のデータ転送量に合わせ32バイトにし
てあるので、この1回の転送ではデータバッファ7の対
応する領域は一杯にならず、これに続く残りの3回の8
バイト転送で一杯になる。チャネル装置5bからの転送
も同様に行われる。
【0006】チャネル装置5aからの4回目の転送で、
入出力バス6からデータバッファ7へデータが送られ、
データバッファ7の対応する領域が一杯になると、バッ
ファ制御回路9からメモリリクエスト出力回路10を通
して、システムバス3へ主記憶装置2への書き込み要求
が出力される。同時にデータバッファ7に記憶されてい
た32バイトのデータがストアデータレジスタ11へ、
上記データの主記憶アドレスがアドレスレジスタ12へ
書き込まれる。システムバス3で上記データの書き込み
要求が受け付けられると、アドレスレジスタ12の内容
と、ストアデータレジスタ11の内容がシステムバス3
に出力され、データが主記憶装置2へ書き込まれる。イ
ンターフェース変換装置4は、主記憶装置2へのデータ
の書き込みが正常終了したことを確認すると、チャネル
装置5aへ転送終了信号を出力し、チャネル装置5aは
上記信号を受け取ることによって入出力バス上の4回目
の転送が完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のインターフェー
ス変換装置は以上のように動作するので、チャネル装置
5aに対応するデータバッファ領域が一杯になり、シス
テムバス3に書き込み要求を出力した後、その要求がす
ぐに受け付けられず待たされている間も、入出力バス6
はチャネル装置5aによって占有されている。このた
め、別のチャネル装置5bは入出力バス6を使用するこ
とができず、結果的に入出力バス6のデータ転送速度が
落ちてしまう。また、システムバス3に書き込み要求を
出した後すぐに、チャネル装置5aに転送終了信号を出
力しても良いが、従来のような構成では、データを主記
憶装置2へ書き込む過程で何らかのエラーが発生した場
合は、そのエラー情報をチャネル装置5aに伝えること
ができない。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、システムバスの使用状態によっ
て入出力バスの転送が妨げられることのない効率的なデ
ータ転送ができ、さらにシステムバス上のデータ転送で
発生したエラー情報を、チャネル装置へ確実に伝えるこ
とができるインターフェース変換装置を得ることを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るインタ
ーフェース変換装置は、ある資源が接続されたシステム
バスと、上記資源をアクセスするアクセス装置が接続さ
れた入出力バスとの間にあり、上記システムバスと上記
入出力バスのデータ転送能力の違いを緩衝するデータバ
ッファを持ち、上記データバッファを介して上記アクセ
ス装置と上記資源との間のデータ転送を行うインタフェ
ース変換装置であり、上記システムバスのデータ転送と
上記入出力バスのデータ転送を非同期に行う非同期転送
手段を備えたことを特徴としている。
【0010】第2の発明に係るインターフェース変換装
置は、上記第1の発明に係るインタフェース変換装置に
おいて、上記非同期転送手段が、アクセス装置からのア
クセス要求を一時的に記憶して順に出力するリクエスト
キューを備えたことを特徴としている。
【0011】第3の発明に係るインターフェース変換装
置は、上記第1の発明に係るインタフェース変換装置に
おいて、上記非同期転送手段が、アクセス装置からのア
クセス要求を一度に複数記憶し、所定の優先順位に基づ
いて出力するリクエスト制御手段を備えたことを特徴と
している。
【0012】第4の発明に係るインターフェース変換装
置は、上記第1の発明に係るインタフェース変換装置に
おいて、さらに、システムバスでのデータ転送の際にエ
ラーが検出された場合、エラー情報を記憶し、エラー情
報を上記アクセス装置に出力するエラーバッファを備え
たことを特徴としている。
【0013】第5の発明に係るインターフェース変換装
置は、上記第1の発明に係るインタフェース変換装置に
おいて、さらに、上記データバッファに記憶されたデー
タを任意の時点で上記資源に出力するバッファパージ手
段を備えたことを特徴としている。
【0014】
【作用】第1の発明におけるインターフェース変換装置
は、非同期転送手段を備えたので、入出力バスのデータ
転送とは非同期に、主記憶装置等の資源に対してデータ
バッファの内容を書き込むことができる。
【0015】第2の発明におけるインターフェース変換
装置は、上記第1の発明において、上記非同期転送手段
がリクエストキューを備えたので、非同期に、かつ、ア
クセス装置からのアクセス要求順に、資源に対してデー
タバッファの内容を書き込むことができる。
【0016】第3の発明におけるインターフェース変換
装置は、上記第1の発明において、上記非同期転送手段
がリクエスト制御手段を備えたので、複数のアクセス要
求が記憶でき、また、上記複数のアクセス要求に優先順
位を設けて、この優先順位に基づいて資源に対してデー
タバッファの内容を書き込むことができる。
【0017】第4の発明におけるインターフェース変換
装置は、上記第1の発明に係るインターフェース変換装
置が、さらにエラーバッファを備えたので、システムバ
ス上のデータ転送において発生したエラー情報を、アク
セス装置に対して伝えることができる。
【0018】第5の発明におけるインターフェース変換
装置は、上記第1の発明に係るインターフェース変換装
置が、さらに、バッファパージ手段を備えたので、入出
力バスのデータ転送とは非同期に、資源に対してデータ
バッファの内容を書き込むことができるとともに、従来
のように、資源に対してリアルタイムにデータバッファ
の内容を書き込むことができる。
【0019】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、2〜12は従来例を示す図7と同
一のものである。13はバッファ制御回路9から出力さ
れる主記憶装置へのデータの書き込み要求を記憶するリ
クエストキュー、14はシステムバス上のデータ転送で
発生したエラー情報を記憶するエラーバッファ、15は
各チャネル装置から出力されるバッファパージ信号であ
る。図2は、主記憶装置へデータを書き込む手順を示し
た流れ図である。
【0020】次に、図2に従い従来例と同様にチャネル
装置5aから主記憶装置2へデータを書き込む場合の動
作について説明する。チャネル装置5aから8バイトの
データ転送要求がくると(S1)、送られたデータはデ
ータバッファ7に書き込まれ(S2)、上記データの書
き込むべき主記憶アドレスと制御情報などがアドレスバ
ッファ8に書き込まれる(S3)。上記の転送が繰り返
され、4回目の入出力バス6の転送でデータバッファ7
のチャネル装置5aに対応する32バイトの領域が一杯
になると(S4)、バッファ制御回路9から主記憶装置
2へのデータの書き込み要求が、リクエストキュー13
に送られ記憶される(S5)。同時にインターフェース
変換装置4はチャネル装置5aへ転送終了信号を出力
し、入出力バス上の転送が完了する(S14)。その後
は、他のチャネル装置が入出力バス6を使用してデータ
転送を行うことができる。
【0021】次に、システムバスの空きを確認し(S
6)、空いている場合に、リクエストキュー13に記憶
された上記書き込み要求は、メモリリクエスト出力回路
10を通してシステムバスに出力される(S7)。ま
た、データバッファ7のチャネル装置5aに対応する領
域の32バイトのデータがストアデータレジスタ11へ
(S8)、上記データの主記憶アドレスがアドレスレジ
スタ12へ書き込まれる(S9)。システムバス3で上
記データの書き込み要求が受け付けられると、アドレス
レジスタ12の内容と、ストアデータレジスタ11の内
容がシステムバス3に出力され(S10)、データが主
記憶装置2へ書き込まれる(S11)。リクエストキュ
ー13に記憶された上記書き込み要求は、システムバス
3が空いている時間に、入出力バス6のデータ転送とは
非同期に処理される。
【0022】リクエストキュー13に対して、チャネル
装置5aに対応する主記憶装置2への書き込み要求があ
った場合、リクエストキュー13はシステムバス3へ上
記要求を出力する。もし、システムバス3が他によって
使用されており、上記書き込み要求の受け付けが待たさ
れる場合でも、チャネル装置は入出力バス6を使用可能
である。例えば、チャネル装置5aに対応する主記憶装
置2への書き込み要求がリクエストキュー13において
待たされている場合に、チャネル装置5bから新たな主
記憶装置2への書き込み要求が発生することがある。こ
のような場合でも、上記新たな書き込み要求はリクエス
トキュー13に記憶されるため、チャネル装置5bの入
出力バス6のアクセスは直ちに完了する。ここで、リク
エストキュー13にはチャネル装置5aとチャネル装置
5bに対応する2つの書き込み要求が記憶されることに
なり、チャネル装置5aに対応する書き込み要求がシス
テムバス3で受け付けられ処理された後に、チャネル装
置5bに対応する書き込み要求がメモリリクエスト出力
回路10からシステムバス3に出力され、同様に処理さ
れる。
【0023】次に、チャネル装置5aから主記憶装置2
へデータを書き込む際に、システムバス3で何らかのエ
ラーが発生した場合の動作について説明する。チャネル
装置5aからのデータの主記憶装置2への書き込み要求
が受け付けられ、実際に主記憶装置2へデータ転送が行
われるときに、例えばストアデータレジスタ11からの
データにパリティエラーが検出された場合は(S1
2)、エラーが検出された時点ではチャネル装置5aは
すでに入出力バス6の転送を完了している。そこで、上
記エラーの情報は、エラーバッファ14のチャネル装置
5aに対応する領域に一時記憶される(S13)。上記
エラーバッファ14に記憶されたエラー情報は、チャネ
ル装置5aからの次回の入出力バスアクセス時に、チャ
ネル装置5aに送られる。
【0024】以上のように、この実施例におけるインタ
ーフェース変換装置は、各チャネル装置に対応したバッ
ファ領域が一杯になることによって出力される主記憶装
置への書き込み要求を一時的に複数記憶するリクエスト
キューを備えたものである。また、システムバス上のデ
ータ転送で発生したエラー情報を記憶するエラーバッフ
ァを各チャネル装置ごとに備えたものである。
【0025】この実施例によれば、システムバスに書き
込み要求を出力した後、その要求がすぐに受け付けられ
ずに待たされている間も、入出力バスはチャネル装置に
よって占有されることがなく、別のチャネル装置が入出
力バスを使用できる。また、データを主記憶装置へ書き
込む過程で何らかのエラーが発生した場合に、チャネル
装置に対してエラー情報を伝えることを可能にしてい
る。
【0026】実施例2.また、各チャネル装置は、例え
ば一連のデータ転送の最後のアクセス時などで、入出力
バスへ出力したデータをバッファリングせず直接主記憶
装置へ書き込み、上記書き込み動作時、または、以前に
発生したエラー情報を、上記入出力バスのアクセス中に
実時間で知りたい場合がある。このような場合につい
て、図3を用いて説明する。データ転送要求の受け入れ
(S1)からデータの制御情報をアドレスバッファに書
く(S3)の処理までは上記実施例1と同じで、この後
の処理でチャネル装置5aは、入出力バス6をアクセス
する際にバッファパージ信号15を出力する(S1
5)。バッファパージ信号15が出力された場合、入出
力バス6に出力されたデータがデータバッファ7の該当
するバッファ領域に書き込まれると、バッファ制御回路
9は、上記バッファ領域が一杯になったかどうかに拘ら
ず、主記憶装置2へのデータ書き込み要求をリクエスト
キュー13を介さずに直接メモリリクエスト出力回路1
0へ出力する(S5a)。上記書き込み要求はシステム
バスが空き状態であれば(S6)システムバス3へ出力
され(S7)、上記要求が受け付けられると、上記デー
タが、上記バッファ領域に前の転送で記憶されていたデ
ータと共に、主記憶装置2へ書き込まれる(S11)。
主記憶装置2への書き込みの際にエラーが発生した場合
は(S12)、そのエラー情報はエラーバッファ14に
は書き込まれず、直接チャネル装置5aへ出力される
(S13a)。その後、チャネル装置5aに転送終了信
号が出力され、入出力バス6の転送が完了する(S1
4)。チャネル装置5bからのアクセスもまったく同様
である。
【0027】この実施例ではデータバッファに記憶され
たデータをそれぞれ対応するチャネル装置が、任意に主
記憶装置へ出力することを可能にしているが、従来例と
同様にチャネル装置に入出力バスが占有されてしまう問
題が発生する。しかし、上記実施例1の方法と併用する
ことにより、すなわち入出力バスを占有しないように主
記憶装置への書き込み要求をキューイングすることと、
入出力バスへ出力したデータをリアルタイムに主記憶装
置へ書き込むことを併用することにより、それぞれの方
法の利点に合わせて書き込みを行うタイミングを選択す
ることができ、利用者の目的に応じたアクセスが可能に
なる。
【0028】実施例3.上記実施例1では、バッファ制
御回路9からの主記憶装置2への書き込み要求がリクエ
ストキュー13に一時記憶される場合について説明した
が、リクエストキュー13の代わりに、図4に示すよう
なリクエスト制御回路16を用いてもよい。バッファ制
御回路9からの各チャネル装置に対応した上記書き込み
要求は、リクエストフラグ17a、17bにそれぞれ保
持され、リクエストフラグ17a、17bに保持された
上記書き込み要求の最も優先順位の高いものが優先順位
決定回路18からメモリリクエスト出力回路10に出力
される。メモリリクエスト出力回路10からシステムバ
スに出力された上記書き込み要求が受け付けられると、
これに対応するリクエストフラグがリセットされる。
【0029】上記優先順位決定回路18による優先順位
の決定方法は、例えば、リクエストフラグ毎に予め優先
順位を定め、常に優先順位の高いリクエストフラグか
ら、書き込み要求が存在しているか確認を行うようにし
てもよい。あるいは、リクエストフラグ毎に書き込み要
求が存在しているかの確認を行う時間間隔を予め設定し
ておくようにしてもよい。例えば、後者の方法ではリク
エストフラグ17aは5秒間隔毎に、リクエストフラグ
17bは1秒間隔毎に、それぞれ書き込み要求が存在し
ているかの確認を行うようにすることにより、リクエス
トフラグ17bに対して5回確認を行うところ、リクエ
ストフラグ17aに対しては1回しか確認を行わないの
でリクエストフラグ17bに記憶された書き込み要求の
方が早く処理されることになる。
【0030】実施例4.上記実施例3では、リクエスト
フラグ17a、17bに保持された上記書き込み要求の
最も優先順位の高いものが優先順位決定回路18からメ
モリリクエスト出力回路10に出力されるが、図5のよ
うにリクエストフラグが開始時刻T1から一定の処理間
隔T2ごとに複数連続したテーブル構成になっていても
よい。この方法は、例えば開始時刻T1を9:01:0
0として、処理間隔T2を10分とすると、リクエスト
フラグ17aには主記憶装置への書き込み要求時刻が
9:01:00〜9:10:59までのリクエストが記
憶されリクエストフラグ17bには主記憶装置への書き
込み要求時刻が9:11:00〜9:20:59までの
リクエストが記憶され、常にリクエストフラグには書き
込み要求時刻順にリクエストが記憶されていることにな
る。この書き込み要求時刻は、例えば、チャネル装置で
データに付加され、データとともにデータバッファ7に
記憶され、バッファ制御回路9を経由してリクエスト制
御回路16に入力されてもよい。あるいは、バッファ制
御回路9がデータが持つデータ属性(例えば〆切時刻
等)に基づいて書き込み要求時刻を判断して付加しても
よい。優先順位決定回路18は、現在時刻と書き込み要
求時刻を比較し、現在時刻≧書き込み要求時刻である書
き込み要求から先に処理を行うようにする。
【0031】実施例5.また上記実施例2では、チャネ
ル装置5a、5bから入出力バス6へ出力されるバッフ
ァパージ信号15によって、データバッファ7内の該当
する領域のデータを直ちに主記憶装置2へ書き込む処理
をしていたが、このバッファパージ信号によらずに、入
出力バス上にチャネル装置からの特別なファンクション
を定義することによっても同様の効果を実現することが
できる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、イ
ンターフェース変換装置の非同期転送手段がシステムバ
スのデータ転送と、入出力バスのデータ転送を非同期に
行うので、従来のように、システムバスのデータ転送が
終了するまで、入出力バスが使用不可能になることを回
避できる効果がある。
【0033】また、第2の発明によれば、例えば主記憶
装置のようなある資源へのアクセス要求をリクエストキ
ューが一時的に記憶し、順に出力することにより、主記
憶装置へデータバッファの内容を書き込み途中でも、入
出力バスは使用可能であるため、効率的なデータ転送が
行える効果がある。
【0034】また、第3の発明によれば、リクエスト制
御回路がアクセス要求を優先順位に基づいて出力するの
で、利用者はアクセス要求の優先順位を指定すれば、さ
らに効率的なデータ転送が行える効果がある。
【0035】また、第4の発明によれば、エラーバッフ
ァがシステムバスでのデータ転送で発生したエラー情報
を記憶するので、入出力バスのデータ転送とシステムバ
スのデータ転送が非同期に行われた場合でも、システム
バス上のデータ転送で発生したエラー情報を、アクセス
装置へ確実に伝えることができる効果がある。
【0036】さらに、第5の発明によれば、バッファパ
ージ手段により、データバッファ内のデータをリアルタ
イムに資源に出力するよう要求できるので、利用者は、
リアルタイムに出力を必要とするような場所とそうでな
い場合とに区別してアクセス要求が行えるようになり、
効率的なデータ転送が行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1におけるインターフェース
変換装置の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例1におけるデータを書き込む
手順を示した流れ図である。
【図3】この発明の実施例2におけるデータを書き込む
手順を示した流れ図である。
【図4】この発明の実施例3におけるリクエスト制御回
路の構成を示す図である。
【図5】この発明の実施例4におけるリクエスト制御回
路の構成を示す図である。
【図6】従来の電子計算機システムの構成図である。
【図7】従来のインターフェース変換装置の構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 主記憶装置 3 システムバス 4 インターフェース変換装置 5a,5b チャネル装置 6 入出力バス 7 データバッファ 8 アドレスバッファ 9 バッファ制御回路 10 メモリリクエスト出力回路 11 ストアデータレジスタ 12 アドレスレジスタ 13 リクエストキュー 14 エラーバッファ 15 バッファパージ信号 16 リクエスト制御回路 17a,17b リクエストフラグ 18 優先順位決定回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある資源が接続されたシステムバスと、
    上記資源をアクセスするアクセス装置が接続された入出
    力バスとの間にあり、上記システムバスと上記入出力バ
    スのデータ転送能力の違いを緩衝するデータバッファを
    持ち、上記データバッファを介して上記アクセス装置と
    上記資源との間のデータ転送を行うインターフェース変
    換装置において、上記システムバスのデータ転送と上記
    入出力バスのデータ転送を非同期に行う非同期転送手段
    を備えたことを特徴とするインターフェース変換装置。
  2. 【請求項2】 上記非同期転送手段は、アクセス装置か
    らのアクセス要求を一時的に記憶して順に出力するリク
    エストキューを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    インターフェース変換装置。
  3. 【請求項3】 上記非同期転送手段は、アクセス装置か
    らのアクセス要求を複数記憶し所定の優先順位に基づい
    て出力するリクエスト制御手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のインターフェース変換装置。
  4. 【請求項4】 上記インターフェース変換装置は、さら
    に、システムバスでのデータ転送の際にエラーが検出さ
    れた場合、エラー情報を記憶し、記憶したエラー情報を
    上記アクセス装置に出力するエラーバッファを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のインターフェース変換装
    置。
  5. 【請求項5】 上記インターフェース変換装置は、さら
    に、上記データバッファに記憶されたデータを任意の時
    点で上記資源に出力するバッファパージ手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のインターフェース変換装
    置。
JP17317093A 1993-07-13 1993-07-13 インターフェース変換装置 Pending JPH0728750A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6684362B1 (en) 1999-02-18 2004-01-27 International Business Machines Corporation Method and apparatus for connecting manufacturing test interface to a global serial bus including an I2 c bus

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US6684362B1 (en) 1999-02-18 2004-01-27 International Business Machines Corporation Method and apparatus for connecting manufacturing test interface to a global serial bus including an I2 c bus

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