JPH06341717A - 浴槽用接続具 - Google Patents
浴槽用接続具Info
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- JPH06341717A JPH06341717A JP5129402A JP12940293A JPH06341717A JP H06341717 A JPH06341717 A JP H06341717A JP 5129402 A JP5129402 A JP 5129402A JP 12940293 A JP12940293 A JP 12940293A JP H06341717 A JPH06341717 A JP H06341717A
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- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、循環流路の配管の浴槽本体からの
取出方向にかかわらず、1種類の接続具で対応可能な浴
槽用接続具に関する。 【構成】 本発明では、浴湯循環流路(D) の始端または
終端を浴槽本体(1)に取付けるための浴槽用接続具であ
って、一端を浴槽本体(1) に取付けた接続具本体(11)の
他端に、内部に屈曲流路(26)を有する配管接続継手(12)
を首振り自在に取付けた。従って、1つの浴槽用接続具
で、種々の施工条件に対応することができ、種類を1つ
に限定できるので製造コストを下げることができる。
取出方向にかかわらず、1種類の接続具で対応可能な浴
槽用接続具に関する。 【構成】 本発明では、浴湯循環流路(D) の始端または
終端を浴槽本体(1)に取付けるための浴槽用接続具であ
って、一端を浴槽本体(1) に取付けた接続具本体(11)の
他端に、内部に屈曲流路(26)を有する配管接続継手(12)
を首振り自在に取付けた。従って、1つの浴槽用接続具
で、種々の施工条件に対応することができ、種類を1つ
に限定できるので製造コストを下げることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、循環流路の配管の浴槽
本体からの取出方向にかかわらず、1種類の接続具で対
応可能な浴槽用接続具に関するものである。
本体からの取出方向にかかわらず、1種類の接続具で対
応可能な浴槽用接続具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽本体と浴湯循環流路をなす配
管とを接続するための浴槽用接続具は、接続具本体と、
同本体に固設した管状の配管接続部とから構成されてお
り、一般に、上記浴槽用接続具は浴槽本体の背側(足
側)側壁に取付けられている。
管とを接続するための浴槽用接続具は、接続具本体と、
同本体に固設した管状の配管接続部とから構成されてお
り、一般に、上記浴槽用接続具は浴槽本体の背側(足
側)側壁に取付けられている。
【0003】そして、同浴槽用接続具は、浴槽本体の設
置位置と配管を貫通させる浴室側壁との位置関係によっ
て、施工時に使い分ける必要があるので複数種類製造さ
れていた。
置位置と配管を貫通させる浴室側壁との位置関係によっ
て、施工時に使い分ける必要があるので複数種類製造さ
れていた。
【0004】例えば、図8(a),(b) に示すように、吐出
配管Y1と吸入配管Y2とからなる循環流路Yを浴槽本体51
に接続する際に、浴槽本体51に対して浴室側壁Xが同浴
槽本体51の左右側壁51a,51b 側に位置する場合は、図1
0に示すように、配管接続部となる往管62及び戻管63
を、接続具本体61の軸方向に対して略90度折曲したL型
の浴槽用接続具Bを使用して施工することになる。
配管Y1と吸入配管Y2とからなる循環流路Yを浴槽本体51
に接続する際に、浴槽本体51に対して浴室側壁Xが同浴
槽本体51の左右側壁51a,51b 側に位置する場合は、図1
0に示すように、配管接続部となる往管62及び戻管63
を、接続具本体61の軸方向に対して略90度折曲したL型
の浴槽用接続具Bを使用して施工することになる。
【0005】また、図9に示すように、浴槽本体51に対
して浴室側壁Xが同浴槽本体51の背側(足側)側壁51c
側に位置する場合は、図11に示すような往管62及び戻
管63がストレート状の浴槽用接続具Cを使用して施工し
ていた。
して浴室側壁Xが同浴槽本体51の背側(足側)側壁51c
側に位置する場合は、図11に示すような往管62及び戻
管63がストレート状の浴槽用接続具Cを使用して施工し
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うに、施工条件に合わせるために、数種類の浴槽用接続
具を製造するとなると、どうしても製造コストが高くな
ってしまうという問題があった。
うに、施工条件に合わせるために、数種類の浴槽用接続
具を製造するとなると、どうしても製造コストが高くな
ってしまうという問題があった。
【0007】また、例えば、図10に示したL型の浴槽
用接続具Bを用いて、図8(a),(b)に示すような状態と
する施工を行った場合、図12(a),(b) に示すように往
管62及び戻管63の位置が上下逆になるので、配管を誤接
続するおそれがあった。
用接続具Bを用いて、図8(a),(b)に示すような状態と
する施工を行った場合、図12(a),(b) に示すように往
管62及び戻管63の位置が上下逆になるので、配管を誤接
続するおそれがあった。
【0008】本発明は、上記した課題を解決することの
できる浴槽用接続具を提供することを目的としている。
できる浴槽用接続具を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、浴湯循環流
路の始端または終端を浴槽本体に取付けるための浴槽用
接続具であって、一端を浴槽本体に取付けた接続具本体
の他端に、内部に屈曲流路を有する配管接続継手を首振
り自在に取付けたことを特徴とする浴槽用接続具を提供
せんとするものである。
路の始端または終端を浴槽本体に取付けるための浴槽用
接続具であって、一端を浴槽本体に取付けた接続具本体
の他端に、内部に屈曲流路を有する配管接続継手を首振
り自在に取付けたことを特徴とする浴槽用接続具を提供
せんとするものである。
【0010】また、本発明は、以下の構成にも特徴を有
する。
する。
【0011】上記配管接続継手をL字状に形成すると共
に、同配管接続継手の基端を、接続具本体の浴槽本体外
側に突出する筒体の周面に設けた接続口に取付けた。
に、同配管接続継手の基端を、接続具本体の浴槽本体外
側に突出する筒体の周面に設けた接続口に取付けた。
【0012】上記接続具本体内を、内部に吐出路と吸入
路とを区画形成した筒体から構成し、吐出路と吸入路の
各接続口を、同接続具本体の外周面に、円周方向に、ま
たは、軸線方向に一定間隔をあけて形成すると共に、各
接続口に、L字状に形成した配管接続継手を首振り自在
に取付けた。
路とを区画形成した筒体から構成し、吐出路と吸入路の
各接続口を、同接続具本体の外周面に、円周方向に、ま
たは、軸線方向に一定間隔をあけて形成すると共に、各
接続口に、L字状に形成した配管接続継手を首振り自在
に取付けた。
【0013】上記各接続口を、接続具本体の筒体周面の
点対称をなす位置にそれぞれ形成し、各接続口にL字状
に形成した配管接続継手をそれぞれ取付けると共に、同
配管接続継手の先端の向きを、前記筒体の軸線方向と同
一方向とした。
点対称をなす位置にそれぞれ形成し、各接続口にL字状
に形成した配管接続継手をそれぞれ取付けると共に、同
配管接続継手の先端の向きを、前記筒体の軸線方向と同
一方向とした。
【0014】上記配管接続継手と接続口に、同配管接続
継手の首振り角度を規制する位置決め部を設けた。
継手の首振り角度を規制する位置決め部を設けた。
【0015】上記接続具本体を、浴槽本体に対して取付
け角度を変更自在とした。
け角度を変更自在とした。
【0016】上記配管接続継手をL字状に形成すると共
に、同配管接続継手の基端を、接続具本体の浴槽本体外
側に突出する筒体の端面に設けた接続口に取付けた。
に、同配管接続継手の基端を、接続具本体の浴槽本体外
側に突出する筒体の端面に設けた接続口に取付けた。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を以下に具体的に説明する。
【0018】本実施例では、本発明に係る浴槽用接続具
を常時適温に保ちながら、浴槽水を浄化・殺菌していつ
でも入浴可能とした浴槽水浄化循環装置10と浴槽本体1
との間に適用している。
を常時適温に保ちながら、浴槽水を浄化・殺菌していつ
でも入浴可能とした浴槽水浄化循環装置10と浴槽本体1
との間に適用している。
【0019】図1は本発明に係る浴槽用接続具Aの配設
状態を示す模式的説明図であり、浴槽水浄化循環装置10
と浴槽本体1とを、上記浴槽用接続具Aを介して浴湯循
環流路Dで接続している。
状態を示す模式的説明図であり、浴槽水浄化循環装置10
と浴槽本体1とを、上記浴槽用接続具Aを介して浴湯循
環流路Dで接続している。
【0020】浴湯循環流路Dは、吸込配管D1と吐出配管
D2とからなり、吸込配管D1の始端を浴槽用接続具Aを介
して浴槽本体1に接続すると共に、終端を浴槽水浄化循
環装置10と接続し、吐出配管D2の始端を浴槽水浄化循環
装置10に接続すると共に、終端を浴槽用接続具Aを介し
て浴槽本体1に接続している。
D2とからなり、吸込配管D1の始端を浴槽用接続具Aを介
して浴槽本体1に接続すると共に、終端を浴槽水浄化循
環装置10と接続し、吐出配管D2の始端を浴槽水浄化循環
装置10に接続すると共に、終端を浴槽用接続具Aを介し
て浴槽本体1に接続している。
【0021】浴槽水浄化循環装置10は、図1に示すよう
に、浴槽本体1とある程度の距離をおいて配設してお
り、通常は浴室外部に設置される。
に、浴槽本体1とある程度の距離をおいて配設してお
り、通常は浴室外部に設置される。
【0022】また、同浴槽水浄化循環装置10は、図1に
示すように、ケーシング2内に装置内配管3を配設し、
同装置内配管3の基端と終端とを、上記吸込配管D1と吐
出配管D2とにそれぞれ接続している。
示すように、ケーシング2内に装置内配管3を配設し、
同装置内配管3の基端と終端とを、上記吸込配管D1と吐
出配管D2とにそれぞれ接続している。
【0023】そして、同装置内配管3に、吸込配管D1側
から、順に、循環ポンプP、濾過器4、殺菌装置5、ヒ
ータ6を接続している。
から、順に、循環ポンプP、濾過器4、殺菌装置5、ヒ
ータ6を接続している。
【0024】ここで、本発明の要旨となる浴槽用接続具
Aについて、図2〜図6を参照しながら以下に詳述す
る。
Aについて、図2〜図6を参照しながら以下に詳述す
る。
【0025】図2及び図3に示すように、浴槽用接続具
Aは、接続具本体11と、配管接続継手12とからなり、一
端を浴槽本体1に取付けた接続具本体11の他端に、内部
に屈曲流路26を有する配管接続継手12を首振り自在に取
付けて構成している。
Aは、接続具本体11と、配管接続継手12とからなり、一
端を浴槽本体1に取付けた接続具本体11の他端に、内部
に屈曲流路26を有する配管接続継手12を首振り自在に取
付けて構成している。
【0026】本実施例において、接続具本体11は一端を
浴槽本体1に取付けると共に、他端に接続口13を開口し
た筒体14と、同筒体14に螺着する連結筒体15とから構成
し、浴槽本体1に取付ける場合は、図3に示すように、
同筒体14の先端と連結筒体15とで浴槽本体1の側壁Wを
挟み込むようにして固定している。
浴槽本体1に取付けると共に、他端に接続口13を開口し
た筒体14と、同筒体14に螺着する連結筒体15とから構成
し、浴槽本体1に取付ける場合は、図3に示すように、
同筒体14の先端と連結筒体15とで浴槽本体1の側壁Wを
挟み込むようにして固定している。
【0027】接続口13は、筒体14周面の点対称をなす位
置にそれぞれ形成しており、本実施例の場合は、筒体14
の上下位置に、それぞれ180 度の間隔をあけて開口して
いる。
置にそれぞれ形成しており、本実施例の場合は、筒体14
の上下位置に、それぞれ180 度の間隔をあけて開口して
いる。
【0028】また、上記した連結筒体15は、内部に吐出
路16と吸入路17とを区画形成すると共に、本実施例にお
いては、ノズル18を嵌装している。同ノズル18は、図2
に示すように、エア配管継手19と連通連結しており、エ
ジェクタ効果によって、浴槽本体1内に吐出される浴湯
と共に気泡を噴出させることができ、所謂、ブロー運転
を可能としている。
路16と吸入路17とを区画形成すると共に、本実施例にお
いては、ノズル18を嵌装している。同ノズル18は、図2
に示すように、エア配管継手19と連通連結しており、エ
ジェクタ効果によって、浴槽本体1内に吐出される浴湯
と共に気泡を噴出させることができ、所謂、ブロー運転
を可能としている。
【0029】即ち、図4に示すように、筒体14の一個所
に空気取入孔29を穿設し、同空気取入孔29に前記エア配
管継手19を連結している。
に空気取入孔29を穿設し、同空気取入孔29に前記エア配
管継手19を連結している。
【0030】なお、ブロー運転の必要がない場合は、施
工前に、予め上記エア配管継手19に代えてプラグ等によ
り空気取入孔29を封止しておけばよい。
工前に、予め上記エア配管継手19に代えてプラグ等によ
り空気取入孔29を封止しておけばよい。
【0031】ところで、図3において、20は連結筒体15
の先端に取付ける化粧カバーであり、その中央には吐出
口21を、周縁部には、一定の間隔をあけて吸込口22を開
口すると共に、内部にはストレーナー23を配設してい
る。また、24はパッキン、25は気泡混じりの浴湯の噴出
方向を自在に変更できるスロートである。
の先端に取付ける化粧カバーであり、その中央には吐出
口21を、周縁部には、一定の間隔をあけて吸込口22を開
口すると共に、内部にはストレーナー23を配設してい
る。また、24はパッキン、25は気泡混じりの浴湯の噴出
方向を自在に変更できるスロートである。
【0032】一方、配管接続継手12は、図3に示すよう
に、L字状に形成すると共に、内部に屈曲流路26を形成
しており、その基端12a を接続具本体11の筒体14の上下
に開口した接続口13,13 にそれぞれ連結している。
に、L字状に形成すると共に、内部に屈曲流路26を形成
しており、その基端12a を接続具本体11の筒体14の上下
に開口した接続口13,13 にそれぞれ連結している。
【0033】即ち、図5に示すように、配管接続継手12
の基端12a を接続口13に回動自在に嵌合すると共に、接
続口13の周縁に設けたフランジ部27と、配管接続継手12
の基端12a からやや間隔をあけて設けたフランジ部28と
を密着させ、かかる両フランジ部27,28 を抱き込むよう
にしてクイックファスナー30を取付け、配管接続継手12
が抜けることを防止している。
の基端12a を接続口13に回動自在に嵌合すると共に、接
続口13の周縁に設けたフランジ部27と、配管接続継手12
の基端12a からやや間隔をあけて設けたフランジ部28と
を密着させ、かかる両フランジ部27,28 を抱き込むよう
にしてクイックファスナー30を取付け、配管接続継手12
が抜けることを防止している。
【0034】即ち、クイックファスナー30にフランジ係
合用切欠部31を設け、図6に示すように、同切欠部31に
上記両フランジ部27,28 を係合させるようにしている。
合用切欠部31を設け、図6に示すように、同切欠部31に
上記両フランジ部27,28 を係合させるようにしている。
【0035】また、接続口13のフランジ部27と配管接続
継手12のフランジ部28とには、それぞれ、突起部32と切
欠部33とを設けて位置決め部34を構成している。
継手12のフランジ部28とには、それぞれ、突起部32と切
欠部33とを設けて位置決め部34を構成している。
【0036】これは、かかる突起部32と切欠部33とを係
合させることにより、配管接続継手12の首振り角度を規
定できるようにしたものであり、本実施例では、突起部
32を180 度の間隔をあけて2個、切欠部33を90度の間隔
を開けて4個設け、2個所の係合で位置決めをしてい
る。
合させることにより、配管接続継手12の首振り角度を規
定できるようにしたものであり、本実施例では、突起部
32を180 度の間隔をあけて2個、切欠部33を90度の間隔
を開けて4個設け、2個所の係合で位置決めをしてい
る。
【0037】従って、配管接続継手12の先端12b の向き
を接続具本体11の筒体14の軸線方向に対して90度間隔で
変えることができる。
を接続具本体11の筒体14の軸線方向に対して90度間隔で
変えることができる。
【0038】また、突起部32をなくせば位置決めはでき
ないが、角度を自在に調整することができる。この場合
は切欠部33を設けなくてもよい。
ないが、角度を自在に調整することができる。この場合
は切欠部33を設けなくてもよい。
【0039】本実施例では、配管接続継手12の先端12b
の向きを接続具本体11の筒体14の軸線方向と同一として
いる。
の向きを接続具本体11の筒体14の軸線方向と同一として
いる。
【0040】上記したような構成としたことにより、一
種類の浴槽用接続具Aを使用するだけで、配管施工時の
様々な条件に対応することができ、しかも、浴槽用接続
具Aの製造コストを下げることができる。
種類の浴槽用接続具Aを使用するだけで、配管施工時の
様々な条件に対応することができ、しかも、浴槽用接続
具Aの製造コストを下げることができる。
【0041】また、浴槽本体1から浴湯循環流路Dをな
す吸込配管D1、吐出配管D2の取出方向が、例えば、平面
視で前方であったり、あるいは、左右方向となっても、
配管接続継手12の首振り角度を変更することができ、し
かも、位置決め部34を設けたので所望の位置に固定する
ことができる。
す吸込配管D1、吐出配管D2の取出方向が、例えば、平面
視で前方であったり、あるいは、左右方向となっても、
配管接続継手12の首振り角度を変更することができ、し
かも、位置決め部34を設けたので所望の位置に固定する
ことができる。
【0042】なお、図5において、35はOリング、36は
配管接続継手12の先端12a に形成した配管接続部であ
り、浴湯循環流路Dの吸込配管D1の一端、あるいは、吐
出配管D2の一端に接続する。
配管接続継手12の先端12a に形成した配管接続部であ
り、浴湯循環流路Dの吸込配管D1の一端、あるいは、吐
出配管D2の一端に接続する。
【0043】また、他の実施例として、図7(a),(b) に
示すものを説明する。
示すものを説明する。
【0044】これは、接続具本体11を、浴槽本体1に対
して取付け角度を変更自在とした浴槽用接続具Aであ
る。
して取付け角度を変更自在とした浴槽用接続具Aであ
る。
【0045】即ち、先の実施例における配管接続継手1
2,12 の接続口13,13 への取付け角度を90度回動させて
配管接続継手12の先端12b の向きを接続具本体11の筒体
14の軸線方向と直交するようにすると共に、接続具本体
11を浴槽本体1に対して取付け角度を90度回動させてい
る。
2,12 の接続口13,13 への取付け角度を90度回動させて
配管接続継手12の先端12b の向きを接続具本体11の筒体
14の軸線方向と直交するようにすると共に、接続具本体
11を浴槽本体1に対して取付け角度を90度回動させてい
る。
【0046】本実施例の場合は、浴槽本体1は、浴槽用
接続具A及び、同接続具Aに連結する浴湯循環流路Dを
介して給湯ユニットEと接続しており、図7(a),(b) に
示すように、かかる給湯ユニットEが浴槽本体1の直上
方に配設されている場合等においても、施工時に容易に
対応可能となる。図7中、37はケーシング、38は給湯機
である。
接続具A及び、同接続具Aに連結する浴湯循環流路Dを
介して給湯ユニットEと接続しており、図7(a),(b) に
示すように、かかる給湯ユニットEが浴槽本体1の直上
方に配設されている場合等においても、施工時に容易に
対応可能となる。図7中、37はケーシング、38は給湯機
である。
【0047】このように、接続具本体11を浴槽本体1に
対する取付け角度を変更自在とすることにより、配管接
続継手12の接続具本体11からの立上がり方向を筒体14の
軸線回りで自在に変更できることになり、同配管接続継
手12と浴湯循環流路Dの各配管D1,D2 との接続方向を2
倍に増加させることができ、施工時の対応が容易とな
る。
対する取付け角度を変更自在とすることにより、配管接
続継手12の接続具本体11からの立上がり方向を筒体14の
軸線回りで自在に変更できることになり、同配管接続継
手12と浴湯循環流路Dの各配管D1,D2 との接続方向を2
倍に増加させることができ、施工時の対応が容易とな
る。
【0048】なお、上記してきたように、配管接続継手
12を接続具本体11の筒体14の外周面に取付ける場合、円
周方向に一定間隔をあけて取付けるだけでなく、軸線方
向に取付けることもできる。また、筒体14の外周面だけ
ではなく、例えば、接続具本体の筒体14の端面に取付け
ることもできる。
12を接続具本体11の筒体14の外周面に取付ける場合、円
周方向に一定間隔をあけて取付けるだけでなく、軸線方
向に取付けることもできる。また、筒体14の外周面だけ
ではなく、例えば、接続具本体の筒体14の端面に取付け
ることもできる。
【0049】
【発明の効果】本発明では、以下の効果を奏する。
【0050】一端を浴槽本体に取付けた接続具本体の他
端に、内部に屈曲流路を有する配管接続継手を首振り自
在に取付けたことにより、一種類の浴槽用接続具を使用
するだけで、配管施工時の様々な条件に対応することが
でき、しかも、浴槽用接続具の製造コストを下げること
ができる。
端に、内部に屈曲流路を有する配管接続継手を首振り自
在に取付けたことにより、一種類の浴槽用接続具を使用
するだけで、配管施工時の様々な条件に対応することが
でき、しかも、浴槽用接続具の製造コストを下げること
ができる。
【0051】また、配管接続継手をL字状に形成すると
共に、同配管接続継手の基端を、接続具本体の浴槽本体
外側に突出する筒体の周面に設けた接続口に首振り自在
に取付けたことにより、浴槽本体から循環流路をなす吸
込配管、吐出配管の取出方向が、例えば、平面視で前方
であったり、あるいは、左右方向となっても、配管接続
継手の首振り角度を変更することができ、容易に対応可
能となる。
共に、同配管接続継手の基端を、接続具本体の浴槽本体
外側に突出する筒体の周面に設けた接続口に首振り自在
に取付けたことにより、浴槽本体から循環流路をなす吸
込配管、吐出配管の取出方向が、例えば、平面視で前方
であったり、あるいは、左右方向となっても、配管接続
継手の首振り角度を変更することができ、容易に対応可
能となる。
【0052】また、上記接続具本体内を、内部に吐出路
と吸入路とを区画形成した筒体から構成し、吐出路と吸
入路の各接続口を、同接続具本体の外周面に、円周方向
に、または、軸線方向に一定間隔をあけて形成すると共
に、各接続口に、L字状に形成した配管接続継手を首振
り自在に取付けたことにより、1つの浴槽用接続具に2
つの通路を設けた場合でも種々の施工条件に容易に対応
可能となる。
と吸入路とを区画形成した筒体から構成し、吐出路と吸
入路の各接続口を、同接続具本体の外周面に、円周方向
に、または、軸線方向に一定間隔をあけて形成すると共
に、各接続口に、L字状に形成した配管接続継手を首振
り自在に取付けたことにより、1つの浴槽用接続具に2
つの通路を設けた場合でも種々の施工条件に容易に対応
可能となる。
【0053】また、上記配管接続継手と接続口に、同配
管接続継手の首振り角度を規制する位置決め部を設けた
ことにより、所望の位置に安定して固定することができ
る。
管接続継手の首振り角度を規制する位置決め部を設けた
ことにより、所望の位置に安定して固定することができ
る。
【0054】さらに、上記接続具本体を、浴槽本体に対
して取付け角度を変更自在としたことにより、同配管接
続継手の接続具本体からの立上がり方向を筒体の軸線回
りで自在に変更できることになり、配管接続継手の首振
りとあいまって、配管接続継手と浴湯循環流路の各配管
との接続方向を2倍に増加させることができる。従っ
て、施工時の対応がより容易となる。
して取付け角度を変更自在としたことにより、同配管接
続継手の接続具本体からの立上がり方向を筒体の軸線回
りで自在に変更できることになり、配管接続継手の首振
りとあいまって、配管接続継手と浴湯循環流路の各配管
との接続方向を2倍に増加させることができる。従っ
て、施工時の対応がより容易となる。
【図1】本発明に係る浴槽用接続具の配設状態を示す模
式的説明図である。
式的説明図である。
【図2】同浴槽用接続具の要部の説明図である。
【図3】同浴槽用接続具の断面側面図である。
【図4】図2のI−I線における断面図である。
【図5】接続具本体と配管接続継手との組立状態を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図6】接続具本体と配管接続継手との接続状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】他の実施例に係る浴槽用接続具の配設状態を示
す模式的説明図である。
す模式的説明図である。
【図8】従来の浴槽用接続具の一形態を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】従来の浴槽用接続具の配設状態の一形態を示す
模式的説明図である。
模式的説明図である。
【図10】従来の浴槽用接続具の一形態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図11】従来の浴槽用接続具の配設状態の一形態を示
す模式的説明図である。
す模式的説明図である。
【図12】従来の浴槽用接続具を逆方向に取付けた場合
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 浴槽本体 11 接続具本体 12 配管接続継手 12a 基端 12b 先端 13 接続口 14 筒体 16 吐出路 17 吸入路 26 屈曲流路 34 位置決め部 A 浴槽用接続具 D 循環流路
Claims (7)
- 【請求項1】 浴湯循環流路(D) の始端または終端を浴
槽本体(1) に取付けるための浴槽用接続具であって、 一端を浴槽本体(1) に取付けた接続具本体(11)の他端
に、内部に屈曲流路(26)を有する配管接続継手(12)を首
振り自在に取付けたことを特徴とする浴槽用接続具。 - 【請求項2】 上記配管接続継手(12)をL字状に形成す
ると共に、同配管接続継手(12)の基端(12a) を、接続具
本体(11)の浴槽本体(1) 外側に突出する筒体(14)の周面
に設けた接続口(13)に取付けたことを特徴とする請求項
1記載の浴槽用接続具。 - 【請求項3】 上記接続具本体(11)を、内部に吐出路(1
6)と吸入路(17)とを区画形成した筒体(14)から構成し、
吐出路(16)と吸入路(17)の各接続口(13),(13)を、同接
続具本体(11)の外周面に、円周方向に、または、軸線方
向に一定間隔をあけて形成すると共に、各接続口(13),
(13) に、L字状に形成した配管接続継手 (12),(12)
を首振り自在に取付けたことを特徴とする請求項1また
は2記載の浴槽用接続具。 - 【請求項4】 上記各接続口(13),(13) を、接続具本体
(11)の筒体(14)周面の点対称をなす位置にそれぞれ形成
し、各接続口(13),(13) にL字状に形成した配管接続継
手(12),(12) をそれぞれ取付けると共に、同配管接続継
手(12),(12)の先端(12b),(12b) の向きを、前記筒体(1
4)の軸線方向と同一方向としたことを特徴とする請求項
1〜3のいずれかに記載の浴槽用接続具。 - 【請求項5】 上記配管接続継手(12)と接続口(13)に、
同配管接続継手(12)の首振り角度を規制する位置決め部
(34)を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
に記載の浴槽用接続具。 - 【請求項6】 上記接続具本体(11)を、浴槽本体(1) に
対して取付け角度を変更自在としたことを特徴とする請
求項1〜5のいずれかに記載の浴槽用接続具。 - 【請求項7】 上記配管接続継手(12)をL字状に形成す
ると共に、同配管接続継手(12)の基端(12a) を、接続具
本体(11)の浴槽本体(1) 外側に突出する筒体(14)の端面
に設けた接続口(13)に取付けたことを特徴とする請求項
1記載の浴槽用接続具。
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---|---|---|---|
JP12940293A JP3254813B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 浴槽用接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12940293A JP3254813B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 浴槽用接続具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341717A true JPH06341717A (ja) | 1994-12-13 |
JP3254813B2 JP3254813B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=15008675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12940293A Expired - Fee Related JP3254813B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 浴槽用接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3254813B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-05-31 JP JP12940293A patent/JP3254813B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3254813B2 (ja) | 2002-02-12 |
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