JP3220604B2 - 噴流装置付浴槽の配管構造 - Google Patents

噴流装置付浴槽の配管構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、噴流装置付浴槽の配管
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、噴流装置付浴槽においては、図1
1に示されるように浴槽2の外面に沿って吸入管8や吸
気管11や接続管4等の管体が配管されており、これら
の管体は浴槽2の設置に伴って浴槽2外面と浴室壁面1
との間に収納配置されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12中想
像線にて示されるように浴槽2を隣合う壁面1間いっぱ
いに設置する場合には浴槽2を斜めにした後に下方に落
とし込んで設置するようにするが、図12中実線にて示
されるように循環される浴用水を浴槽2内に噴出する噴
出口から導出された導出管5とポンプPとの間に設置さ
れることとなる接続管4が壁面1に接触することとな
り、配管した状態では浴槽2を設置することができない
という事態が生じたり、配管または壁面1に傷が付いて
しまう等の問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、隣合う壁面間いっぱいに浴槽を設置する場合
であっても、配管した状態のままで配管や壁に傷が付い
たりするようなことなく浴槽を設置することができる噴
流装置付浴槽の配管構造を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、対向する浴室壁面1間に噴流
装置付浴槽2を配設し、壁面1と浴槽2外面との間にお
いて壁面1及び浴槽2の外面と略平行となるようにポン
プPと噴射口3とを接続する接続管4を配設し、噴射口
3より導出された導出管5と接続管4との間に回転自在
管6を設け、この回転自在管6にて接続管4を浴槽2外
面に対して近接または離間する方向に回転移動自在とし
たことを特徴とするものである。
【0006】請求項2の発明では、請求項1において導
出管5の端部または接続管4の端部に挿入接続される回
転自在管6の両端部外周面にフランジ6aを設け、この
フランジ6aと対向するように導出管5及び接続管4の
端部外周面にフランジ5a,4aを設け、着脱自在なク
リップ部材7にて接続管4と回転自在管6のフランジ4
a,6a及び導出管5と回転自在管6のフランジ5a,
6aを相互に挟持固定したことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、回転自在管6の部分
を介して接続管4を回転移動させて位置変えすることに
よって接続管4が壁面1に当たったりするようなことな
く浴槽2を壁面1間に設置することができる。また、設
置後に回転自在管6の部分を介して接続管4を回転移動
させることで配管を行うにあたって最適の位置に接続管
4を簡単に位置させることができる。また、ポンプPや
浴槽2の設置位置がずれていても接続管4を回転移動さ
せて配管作業を問題なく行うことができる。
【0008】請求項2の発明によれば、クリップ部材7
の付け外しによって接続管4の付け外しを簡単に行うこ
とができる。また、各フランジ6a,4a,5aをクリ
ップ部材7にて挟持固定するようにして相互に管体を接
続するようにしているために接続時にナットの回転締め
込み操作等の手間のかかる接続作業を行うことなく簡単
に接続することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。噴流装置付浴槽2は図1乃至図4に示される
ように対向する浴室壁面1間に設置されるようになって
おり、この浴槽2には外面に沿って吸入管8や接続管4
等の管体が配管されている。
【0010】浴槽2の内側壁面には浴槽2内の浴用水を
吸入するための吸入口9が設けられており、吸入口9か
らは浴槽2外部に向けて吸入管8が導出されている。こ
の吸入管8は浴用水を循環させるためのポンプPに接続
されている。浴槽2の背面側の内壁面には噴射口3が設
けられており、噴射口3からは浴槽2外部に向けて導出
管5が導出されている。浴槽2の周縁部に設置される浴
槽フランジ部2aには吸気口10が設けられており、吸
気口10に接続された吸気管11は上記導出管5に接続
されている。ポンプPと導出管5との間には接続管4が
設置されており、吸入口9から噴射口3まで連続する管
路が形成されている。そして、吸入口9より吸入した浴
用水を噴射口3より浴槽2内に噴出するにあたって吸気
口10より吸気した空気を噴射口3より噴出される浴用
水に混合させて気泡が混在した気泡混合水が浴槽2内に
噴出されるようになっている。接続管4と導出管5とは
回転自在管6を介して接続されており、壁面1と浴槽2
外面との間において壁面1及び浴槽2の外面と略平行と
なるように配置された接続管4は回転自在管6にて浴槽
2外面に対して近接または離間する方向に回転移動自在
とされている。図10には接続管4の他の実施例が示さ
れており、このものにあっては、ポンプPに接続される
こととなる他端部に鈍角に曲がった部分が形成されてい
る。
【0011】回転自在管6は図8、図9に示されるよう
に筒体6bの両端部にフランジ6aを設けて主体が構成
されており、フランジ6aよりも側方に突出する突出管
部6cにはOリングのような止水材12が取付けられて
いる。回転自在管6が接続されることとなる接続管4の
端部にはフランジ4aが設けられており、回転自在管6
の突出管部6cを接続管4の端部に挿入した状態で図9
(b)に示されるように回転自在管6のフランジ6aと
接続管4のフランジ4aとが相互に当接されるようにな
っている。この状態でクリップ部材7を嵌合して回転自
在管6のフランジ6aと接続管4のフランジ4aとを相
互に挟持固定することで回転自在管6と接続管4とが接
続されるようになっている。
【0012】クリップ部材7は基体部7aの両端より長
手方向に沿ってスリット7bが設けられた挟持片7cを
突設して略U字状に形成されており、接続管4に回転自
在管6を装着した状態でクリップ部材7を上方より嵌着
するようにして挟持片7cのスリット7bに回転自在管
6と接続管4のフランジ6a,4aを嵌合させることに
よって接続管4と回転自在管6とを接続することができ
るようになっている。また、導出管5の端部にもフラン
ジ5aが設けられており、上記した回転自在管6と接続
管4の接続と同じようにクリップ部材7によって導出管
5と回転自在管6とが接続されるようになっている。つ
まり、接続管4と導出管5とを接続するにあたって回転
自在管6とクリップ部材7とを用いることによって従来
のようなナットの締め込み作業を行ったりすることなく
クリップ部材7の嵌め込み作業によってワンタッチで簡
単に接続作業を行うことができると共に取り外す場合に
おいてもクリップ部材7を外すことで簡単に分解作業を
行うことができるようになっている。そして、このよう
に突出管部6cを接続管4または導出管5の端部に挿入
した状態でクリップ部材7にて各フランジ4a,5a,
6aを挟持する構造とされていることによって水密性を
確保した状態で接続管4を導出管5に対して回転移動さ
せることができ、接続管4は浴槽2外面に対して近接ま
たは離間する方向に回転移動自在とすることができるよ
うになっている。
【0013】しかして、隣合う浴室壁面1間いっぱいに
浴槽2を設置する場合、接続管4や導出管5や吸入管8
や吸気管11等の管体を配管した状態のままであって
も、回転自在管6の部分を介して接続管4を回転移動さ
せて位置変えすることによって接続管4が壁面1に当た
ったりするようなことなく浴槽2を壁面1間に設置する
ことができるものであり、すなわち、回転自在管6の部
分を介して接続管4を浴槽2の外面に近接する方向に回
転移動させて接続管4を浴槽2側に位置させることで接
続管4が浴槽2の外面より大きく外方に突出することが
なくなり、接続管4が壁面1に接触したりするようなこ
となく管体を配管した状態のままで支障なく浴槽2を設
置することができるものである。また、設置後に回転自
在管6の部分を介して接続管4を回転移動させることで
配管を行うにあたって最適の位置に接続管4を簡単に位
置させてポンプPと接続管4の接続作業を行うことがで
きるものである。さらに、ポンプPや浴槽2の設置位置
がずれていても接続管4を回転移動させることによって
寸法誤差を吸収して配管作業を問題なく簡単に行うこと
ができるものである。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明は、対向する浴室壁面間
に噴流装置付浴槽を配設し、壁面と浴槽外面との間にお
いて壁面及び浴槽の外面と略平行となるようにポンプと
噴射口とを接続する接続管を配設し、噴射口より導出さ
れた導出管と接続管との間に回転自在管を設け、この回
転自在管にて接続管を浴槽外面に対して近接または離間
する方向に回転移動自在としてあるので、回転自在管の
部分を介して接続管を回転移動させて位置変えすること
によって接続管が壁面に当たったりするようなことなく
浴槽を壁面間に設置することができるものであり、ま
た、設置後に回転自在管の部分を介して接続管を回転移
動させることで配管を行うにあたって最適の位置に接続
管を簡単に位置させることができるものであり、隣合う
壁面間いっぱいに浴槽を設置する場合であっても、管体
や壁に傷が付いたりするようなことなく配管した状態の
ままで浴槽を設置することができるものである。
【0015】請求項2の発明は、請求項1において導出
管の端部または接続管の端部に挿入接続される回転自在
管の両端部外周面にフランジを設け、このフランジと対
向するように導出管及び接続管の端部外周面にフランジ
を設け、着脱自在なクリップ部材にて接続管と回転自在
管のフランジ及び導出管と回転自在管のフランジを相互
に挟持固定してあるので、請求項1の効果に加えてクリ
ップ部材の付け外しによって接続管の付け外しを簡単に
行うことができるものである。また、各フランジをクリ
ップ部材にて挟持固定するようにして相互に管体を接続
するようにしているために接続時にナットの回転締め込
み操作等の手間のかかる接続作業を行うことなく簡単に
接続することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部省略した平面図で
ある。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】図1におけるC−C線断面図である。
【図5】配管状態を説明する説明図である。
【図6】同上の他の方向から見た一部省略した斜視図で
ある。
【図7】接続管を取付ける前の状態を示すものであり、
(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図であ
る。
【図8】接続管への回転自在管の接続状態を示す斜視図
である。
【図9】(a)は接続管と回転自在管を示す斜視図、
(b)はクリップ部材と接続管及び回転自在管を示す斜
視図である。
【図10】接続管の他の実施例を示すものであり、
(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図11】従来例を示すものであり、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図12】従来例の問題点を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 壁面 2 浴槽 3 噴射口 4 接続管 4a フランジ 5 導出管 5a フランジ 6 回転自在管 6a フランジ 7 クリップ部材 P ポンプ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する浴室壁面間に噴流装置付浴槽を
    配設し、壁面と浴槽外面との間において壁面及び浴槽の
    外面と略平行となるようにポンプと噴射口とを接続する
    接続管を配設し、噴射口より導出された導出管と接続管
    との間に回転自在管を設け、この回転自在管にて接続管
    を浴槽外面に対して近接または離間する方向に回転移動
    自在として成ることを特徴とする噴流装置付浴槽の配管
    構造。
  2. 【請求項2】 導出管の端部または接続管の端部に挿入
    接続される回転自在管の両端部外周面にフランジを設
    け、このフランジと対向するように導出管及び接続管の
    端部外周面にフランジを設け、着脱自在なクリップ部材
    にて接続管と回転自在管のフランジ及び導出管と回転自
    在管のフランジを相互に挟持固定して成ることを特徴と
    する請求項1記載の噴流装置付浴槽の配管構造。
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JP4167047B2 (ja) * 2002-12-06 2008-10-15 ヤマハリビングテック株式会社 ジェットバスの配管構造

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