JP2001065997A - ユニットバスの配管接続構造 - Google Patents
ユニットバスの配管接続構造Info
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- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 床下から鞘管工法によって通管された追焚配
管をバスコアに設けられた循環金具に接続する場合であ
っても、追焚配管を循環金具に接合させるのに困難が生
じない浴槽用の配管接続構造を提供する。 【解決手段】 バスコア２に浴槽１と床とが一体となっ
たユニットバス３において、バスコア２内に通された鞘
管７に通管された追焚配管４と浴槽１に連通し、且つ、
バスコア２内に設けられた循環金具５とを接続継手８を
介して接合するユニットバス３の配管接続構造であっ
て、循環金具５の先端部２２と、接続継手８の循環金具
接続部１１とにそれぞれフランジ１９，２３を形成さ
せ、各フランジ１９，２３を、バネクリップ２４を介し
て係止させた。
管をバスコアに設けられた循環金具に接続する場合であ
っても、追焚配管を循環金具に接合させるのに困難が生
じない浴槽用の配管接続構造を提供する。 【解決手段】 バスコア２に浴槽１と床とが一体となっ
たユニットバス３において、バスコア２内に通された鞘
管７に通管された追焚配管４と浴槽１に連通し、且つ、
バスコア２内に設けられた循環金具５とを接続継手８を
介して接合するユニットバス３の配管接続構造であっ
て、循環金具５の先端部２２と、接続継手８の循環金具
接続部１１とにそれぞれフランジ１９，２３を形成さ
せ、各フランジ１９，２３を、バネクリップ２４を介し
て係止させた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、鞘管工法により
床下から通管された追焚配管を浴槽に貫通する循環金具
に接合するユニットバスの配管接続構造に関する。
床下から通管された追焚配管を浴槽に貫通する循環金具
に接合するユニットバスの配管接続構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、ユニットバスのバスコアに設
けられた循環金具と追焚配管とを接合させる場合、追焚
配管として銅管を用い、この銅管と循環金具とをロウ付
けして接合させる方法、又は、追焚配管としてフレキシ
ブル管を用い、ホースクランプによってこの追焚配管と
循環金具とを締結させる方法が使用されている。
けられた循環金具と追焚配管とを接合させる場合、追焚
配管として銅管を用い、この銅管と循環金具とをロウ付
けして接合させる方法、又は、追焚配管としてフレキシ
ブル管を用い、ホースクランプによってこの追焚配管と
循環金具とを締結させる方法が使用されている。
【０００３】ところで最近では、管材を更新する必要が
生じる場合が少なく、水漏れが生じるおそれが低く、さ
らに、配管間の継手が少ない等の利点を有することか
ら、床下等に予め敷設された鞘管に追焚配管を通管する
鞘管工法を採用することが多くなった。
生じる場合が少なく、水漏れが生じるおそれが低く、さ
らに、配管間の継手が少ない等の利点を有することか
ら、床下等に予め敷設された鞘管に追焚配管を通管する
鞘管工法を採用することが多くなった。
【０００４】このような鞘管工法によって通管された追
焚配管を循環金具に接続する場合、接合用の継手を循環
金具と追焚配管の間に介在させ、これらをねじ接合させ
ることにより両者を接合させていた。
焚配管を循環金具に接続する場合、接合用の継手を循環
金具と追焚配管の間に介在させ、これらをねじ接合させ
ることにより両者を接合させていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
循環金具と追焚配管との間の介在させる継手をねじ接合
によって接合させる方法は、防水パンタイプのバスコア
に用いられた場合には、構造上、作業スペースが広くと
れるので特に問題を生じることはないが、浴槽と床とが
一体となったタイプのユニットバスにおいては、作業ス
ペースが充分確保できず、配管を接続する作業が非常に
困難であるという問題があった。
循環金具と追焚配管との間の介在させる継手をねじ接合
によって接合させる方法は、防水パンタイプのバスコア
に用いられた場合には、構造上、作業スペースが広くと
れるので特に問題を生じることはないが、浴槽と床とが
一体となったタイプのユニットバスにおいては、作業ス
ペースが充分確保できず、配管を接続する作業が非常に
困難であるという問題があった。
【０００６】この発明は、バスコアに浴槽と床とを一体
にしたユニットバスにおいて、床下から鞘管工法によっ
て通管された追焚配管をバスコアに設けられた循環金具
に接続する場合であっても、追焚配管を循環金具に接合
させるのに困難が生じない浴槽用の配管接続構造を提供
することを目的とする。
にしたユニットバスにおいて、床下から鞘管工法によっ
て通管された追焚配管をバスコアに設けられた循環金具
に接続する場合であっても、追焚配管を循環金具に接合
させるのに困難が生じない浴槽用の配管接続構造を提供
することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項１に記載の発明は、バスコアに浴槽と床とが
一体となったユニットバスにおいて、前記バスコア内に
通された鞘管に通管された追焚配管と前記浴槽に連通
し、且つ、前記バスコア内に設けられた循環金具とを継
手を介して接合するユニットバスの配管接続構造であっ
て、前記循環金具の端部と、前記継手の端部とにそれぞ
れフランジを形成させ、各フランジを、係止溝を有する
バネクリップを介して係止させたことを特徴とする。
に、請求項１に記載の発明は、バスコアに浴槽と床とが
一体となったユニットバスにおいて、前記バスコア内に
通された鞘管に通管された追焚配管と前記浴槽に連通
し、且つ、前記バスコア内に設けられた循環金具とを継
手を介して接合するユニットバスの配管接続構造であっ
て、前記循環金具の端部と、前記継手の端部とにそれぞ
れフランジを形成させ、各フランジを、係止溝を有する
バネクリップを介して係止させたことを特徴とする。
【０００８】請求項２に記載の発明は、前記継手は、前
記循環金具に接合する循環金具接合部と、前記追焚配管
に接続する追焚配管接合部と、この両接合部を結ぶ接続
パイプとを有し、前記追焚配管接合部と接続パイプとを
別体として分離自在とするとともに、この接続パイプと
追焚配管接合部とのどちらか一方にネジ構造を設け、他
方にこのネジ構造に螺合するネジ穴を形成したことを特
徴とする。
記循環金具に接合する循環金具接合部と、前記追焚配管
に接続する追焚配管接合部と、この両接合部を結ぶ接続
パイプとを有し、前記追焚配管接合部と接続パイプとを
別体として分離自在とするとともに、この接続パイプと
追焚配管接合部とのどちらか一方にネジ構造を設け、他
方にこのネジ構造に螺合するネジ穴を形成したことを特
徴とする。
【０００９】請求項３に記載の発明は、前記追焚配管が
向かう方向が前記循環金具の向く方向に沿うように前記
鞘管の端部を固定したことを特徴とする。
向かう方向が前記循環金具の向く方向に沿うように前記
鞘管の端部を固定したことを特徴とする。
【００１０】請求項４に記載の発明は、前記継手の接続
パイプが屈曲自在の部材から構成されていることを特徴
とする。
パイプが屈曲自在の部材から構成されていることを特徴
とする。
【００１１】
【作用】請求項１の発明によれば、環金具の端部と、継
手の端部とにそれぞれフランジを形成させ、各フランジ
を、係止溝を有するバネクリップを介して係止させたの
で、継手と循環金具とを接続する作業が簡単であり、広
いスペースを要さない。このため、循環金具の周囲が壁
に囲まれている等により作業スペースが充分でない場合
であっても、継手と循環金具との接続を容易に行うこと
ができる。
手の端部とにそれぞれフランジを形成させ、各フランジ
を、係止溝を有するバネクリップを介して係止させたの
で、継手と循環金具とを接続する作業が簡単であり、広
いスペースを要さない。このため、循環金具の周囲が壁
に囲まれている等により作業スペースが充分でない場合
であっても、継手と循環金具との接続を容易に行うこと
ができる。
【００１２】請求項２の発明によれば、前記継手は、前
記循環金具に接合する循環金具接合部と、前記追焚配管
に接続する追焚配管接合部と、この両接合部を結ぶ接続
パイプとを有し、前記追焚配管接合部と接続パイプとを
別体として分離自在とするとともに、この接続パイプと
追焚配管接合部とのどちらか一方にネジ構造を設け、他
方にこのネジ構造に螺合するネジ穴を形成したので、追
焚配管と継手とを接合させる場合、別体とした追焚配管
接合部を追焚配管に接合したのちにこの追焚配管接合部
に接続パイプ・循環金具接合部を取り付ければよく、作
業がさらに行い易くなる。すなわち、追焚配管接合部を
他の部分と別体とすれば、他の部分の荷重がかからない
ので、軽量な追焚配管接合部を追焚配管に接続すること
により、追焚配管を追焚配管接合部に接合する作業が行
いやすくなる。
記循環金具に接合する循環金具接合部と、前記追焚配管
に接続する追焚配管接合部と、この両接合部を結ぶ接続
パイプとを有し、前記追焚配管接合部と接続パイプとを
別体として分離自在とするとともに、この接続パイプと
追焚配管接合部とのどちらか一方にネジ構造を設け、他
方にこのネジ構造に螺合するネジ穴を形成したので、追
焚配管と継手とを接合させる場合、別体とした追焚配管
接合部を追焚配管に接合したのちにこの追焚配管接合部
に接続パイプ・循環金具接合部を取り付ければよく、作
業がさらに行い易くなる。すなわち、追焚配管接合部を
他の部分と別体とすれば、他の部分の荷重がかからない
ので、軽量な追焚配管接合部を追焚配管に接続すること
により、追焚配管を追焚配管接合部に接合する作業が行
いやすくなる。
【００１３】請求項３の発明によれば、前記追焚配管が
向かう方向が前記循環金具の向く方向に沿うように前記
鞘管の端部を固定したので、追焚配管をそのまま引き出
せば循環金具と継手の循環金具とを接続させる位置に合
い循環金具が追焚アダプターの設置により上向きになっ
ていても、継手を循環金具に接続する作業がし易くな
る。
向かう方向が前記循環金具の向く方向に沿うように前記
鞘管の端部を固定したので、追焚配管をそのまま引き出
せば循環金具と継手の循環金具とを接続させる位置に合
い循環金具が追焚アダプターの設置により上向きになっ
ていても、継手を循環金具に接続する作業がし易くな
る。
【００１４】請求項４の発明によれば、前記継手の接続
パイプが屈曲自在の部材から構成されているので、循環
金具の方向と継手の方向とを合わせ易くなり、継手と循
環金具とを接合する作業がさらに行い易くなる。
パイプが屈曲自在の部材から構成されているので、循環
金具の方向と継手の方向とを合わせ易くなり、継手と循
環金具とを接合する作業がさらに行い易くなる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。
て、図面に基づいて説明する。
【００１６】図１において、浴槽１、バスコア２等を浴
室として一体形成したユニットバス３を示している。バ
スコア２には、図１の点線部分に示すように、鞘管工法
によって通管された追焚配管４が、本発明の実施の形態
のユニットバスの配管接続構造により循環金具５に接続
されている。６はバスコア内の配管を接続したり配管の
水漏れ等を検査するために設けられた点検口である。ま
た、６ａは、この点検口に開閉自在に取り付けられた扉
である。
室として一体形成したユニットバス３を示している。バ
スコア２には、図１の点線部分に示すように、鞘管工法
によって通管された追焚配管４が、本発明の実施の形態
のユニットバスの配管接続構造により循環金具５に接続
されている。６はバスコア内の配管を接続したり配管の
水漏れ等を検査するために設けられた点検口である。ま
た、６ａは、この点検口に開閉自在に取り付けられた扉
である。
【００１７】図２には、その本発明のユニットバスの配
管構造に係る部分の詳細を示している。７は予め床下に
敷設されバスコア２内の床上部分に通された鞘管であ
り、この鞘管７内には、例えば樹脂によって形成された
追焚配管４が通管されている。この追焚配管４は接続継
手８に接続され、この接続継手８によって循環金具５に
接続されている。９は点検口６の近傍にあって鞘管７及
び追焚配管４を循環金具５の方向に向くように支持して
いる鞘管固定架台である。１０は循環金具５の水漏れを
防止するために設けられた追焚アダプターである。
管構造に係る部分の詳細を示している。７は予め床下に
敷設されバスコア２内の床上部分に通された鞘管であ
り、この鞘管７内には、例えば樹脂によって形成された
追焚配管４が通管されている。この追焚配管４は接続継
手８に接続され、この接続継手８によって循環金具５に
接続されている。９は点検口６の近傍にあって鞘管７及
び追焚配管４を循環金具５の方向に向くように支持して
いる鞘管固定架台である。１０は循環金具５の水漏れを
防止するために設けられた追焚アダプターである。
【００１８】接続継手８は、図３に示すように、循環金
具接合部１１と、追焚配管接合部１２と、これら両接合
部を結ぶ接続パイプ１３とから構成されている。
具接合部１１と、追焚配管接合部１２と、これら両接合
部を結ぶ接続パイプ１３とから構成されている。
【００１９】追焚配管接合部１２は、図４、図５に示す
ように、先端部に小径の管部１２ａを有し、その外周側
に割りリング１４、押さえ輪１５が設けられている。こ
の割りリング１４と管部１２ａとの間には追焚配管４の
先端を挿入するための隙間を形成している。１６は管部
１２ａの外側に周回して設けられたＯリングであり、追
焚配管４の内径に当接して管部１２ａと追焚配管４との
間を水密にして管部１２ａと追焚配管４とからの水漏れ
を防止するものである。押さえ輪１５は、追焚配管４の
外周側を巻回し、その上部側にはフランジ１７が設けら
れている。このフランジ１７にはネジ穴が形成され、こ
のネジ穴には押さえ輪１５を締めるためのボルト１８が
通されている。割りリング１４は、押さえ輪１５と管部
１２ａの間に介装され、押さえ輪１４を締め付けたとき
に樹脂製の追焚配管４に傷が付くのを防止する。
ように、先端部に小径の管部１２ａを有し、その外周側
に割りリング１４、押さえ輪１５が設けられている。こ
の割りリング１４と管部１２ａとの間には追焚配管４の
先端を挿入するための隙間を形成している。１６は管部
１２ａの外側に周回して設けられたＯリングであり、追
焚配管４の内径に当接して管部１２ａと追焚配管４との
間を水密にして管部１２ａと追焚配管４とからの水漏れ
を防止するものである。押さえ輪１５は、追焚配管４の
外周側を巻回し、その上部側にはフランジ１７が設けら
れている。このフランジ１７にはネジ穴が形成され、こ
のネジ穴には押さえ輪１５を締めるためのボルト１８が
通されている。割りリング１４は、押さえ輪１５と管部
１２ａの間に介装され、押さえ輪１４を締め付けたとき
に樹脂製の追焚配管４に傷が付くのを防止する。
【００２０】循環金具接合部１１は、図３、図６に示す
ように、後述のバネクリップ２４を係止するためのフラ
ンジ１９が設けられている。２０は循環金具５の先端部
２２に嵌入される嵌入部であり、その先端には、Ｏリン
グ２１が設けられている。このＯリング２１は循環金具
５に嵌入部２０を嵌入したときに循環金具５の先端部２
２の内部側に当接して水漏れを防止するものである。
ように、後述のバネクリップ２４を係止するためのフラ
ンジ１９が設けられている。２０は循環金具５の先端部
２２に嵌入される嵌入部であり、その先端には、Ｏリン
グ２１が設けられている。このＯリング２１は循環金具
５に嵌入部２０を嵌入したときに循環金具５の先端部２
２の内部側に当接して水漏れを防止するものである。
【００２１】循環金具５の先端部２２には、図７、図８
に示すように、前記循環金具接合部１１のフランジ１９
に対応してフランジ２３が設けられており、循環金具５
の先端部２２に設けられたフランジ２３と循環金具接合
部１１に設けられたフランジ１９に後述のバネクリップ
２４を填め込むことによって循環金具５の先端部２２と
接続継手８の循環金具接合部１１は固定される。
に示すように、前記循環金具接合部１１のフランジ１９
に対応してフランジ２３が設けられており、循環金具５
の先端部２２に設けられたフランジ２３と循環金具接合
部１１に設けられたフランジ１９に後述のバネクリップ
２４を填め込むことによって循環金具５の先端部２２と
接続継手８の循環金具接合部１１は固定される。
【００２２】２４は循環金具５の先端部２２と接続継手
８の循環金具接合部１１との固定に使用されるバネクリ
ップである。このバネクリップ２４は、２本の係止溝２
５を有し、一方に開口するほぼ円形状に対向する半円形
の係止部２６を形成させており、上側は箱状の頭部２７
で係止部２６に繋げて摘み易くしている。係止部２６の
下側は外側に向けて広がるように傾斜するスカート部２
８を設けている。
８の循環金具接合部１１との固定に使用されるバネクリ
ップである。このバネクリップ２４は、２本の係止溝２
５を有し、一方に開口するほぼ円形状に対向する半円形
の係止部２６を形成させており、上側は箱状の頭部２７
で係止部２６に繋げて摘み易くしている。係止部２６の
下側は外側に向けて広がるように傾斜するスカート部２
８を設けている。
【００２３】次に、この発明の配管接続構造による配管
の接続方法について説明する。
の接続方法について説明する。
【００２４】まず、バスコア２内の追焚配管４を点検口
６の外に引き出す。点検口６から引き出された追焚配管
４の先端をカッター等により平らにした後、この追焚配
管４の先端を接続継手８の追焚配管接合部１２に挿入す
る。その後、上部のボルト１８を締め、追焚配管４を接
続継手８の追焚配管接合部１２に固定する。
６の外に引き出す。点検口６から引き出された追焚配管
４の先端をカッター等により平らにした後、この追焚配
管４の先端を接続継手８の追焚配管接合部１２に挿入す
る。その後、上部のボルト１８を締め、追焚配管４を接
続継手８の追焚配管接合部１２に固定する。
【００２５】次に、接続継手８を接続した追焚配管４を
バスコア２内に戻し、接続継手８の循環金具接合部１１
を循環金具５の先端部２２の位置に合わせ、接続継手８
の循環金具接合部１１の嵌入部２０を循環金具５の先端
部２２に挿入する。そして、図１１に示すように、循環
金具５の先端部２２と接続継手８の循環金具接合部１１
の双方に形成されたフランジ１９，２３に、バネクリッ
プ２４を填め込み、循環金具５と接続継手８とを接続す
る。
バスコア２内に戻し、接続継手８の循環金具接合部１１
を循環金具５の先端部２２の位置に合わせ、接続継手８
の循環金具接合部１１の嵌入部２０を循環金具５の先端
部２２に挿入する。そして、図１１に示すように、循環
金具５の先端部２２と接続継手８の循環金具接合部１１
の双方に形成されたフランジ１９，２３に、バネクリッ
プ２４を填め込み、循環金具５と接続継手８とを接続す
る。
【００２６】このように、追焚配管４と循環金具５との
接続を接続継手８を介して行い、その接続継手８と循環
金具５との接続は、接続継手８の循環金具接続部１１と
循環金具５の先端部２２との双方に形成されたフランジ
１９，２３にバネクリップ２４を填め込むだけでよいの
で、バスコア２のスペースが狭くても接続継手８と循環
金具５との接続が容易である。
接続を接続継手８を介して行い、その接続継手８と循環
金具５との接続は、接続継手８の循環金具接続部１１と
循環金具５の先端部２２との双方に形成されたフランジ
１９，２３にバネクリップ２４を填め込むだけでよいの
で、バスコア２のスペースが狭くても接続継手８と循環
金具５との接続が容易である。
【００２７】また、この実施の形態の鞘管７は、点検口
６近傍に設けられた鞘管固定架台９によって、循環金具
５の方向へ向くように支持されており、鞘管７から追焚
配管４を引き出せばそのまま循環金具５のある方向に向
かうので、追焚配管４を引き出すだけで、循環金具５の
先端部２２と接続継手８の循環金具接合部１１との位置
が合うので循環金具５と接続継手８とを接続する作業が
し易くなる。
６近傍に設けられた鞘管固定架台９によって、循環金具
５の方向へ向くように支持されており、鞘管７から追焚
配管４を引き出せばそのまま循環金具５のある方向に向
かうので、追焚配管４を引き出すだけで、循環金具５の
先端部２２と接続継手８の循環金具接合部１１との位置
が合うので循環金具５と接続継手８とを接続する作業が
し易くなる。
【００２８】また、図１２には、本発明のユニットバス
の配管接続構造に使用される接続継手の他の例を示して
いる。この接続継手２９は、接続継手８と略同一の構成
となっており、循環金具接合部３０と、追焚配管接合部
３１と、これら両接合部を結ぶ接続パイプ３２とを備え
ているが、追焚配管接合部３１と接続パイプ３２とは別
体として分離可能になっており、接続パイプ３２にはネ
ジ構造３３を形成し、追焚配管接合部３１にはこのネジ
構造に螺合するネジ穴３４が形成されている。
の配管接続構造に使用される接続継手の他の例を示して
いる。この接続継手２９は、接続継手８と略同一の構成
となっており、循環金具接合部３０と、追焚配管接合部
３１と、これら両接合部を結ぶ接続パイプ３２とを備え
ているが、追焚配管接合部３１と接続パイプ３２とは別
体として分離可能になっており、接続パイプ３２にはネ
ジ構造３３を形成し、追焚配管接合部３１にはこのネジ
構造に螺合するネジ穴３４が形成されている。
【００２９】この接続継手２９を使用すれば、追焚配管
４に接続継手２９の追焚配管接合部３１だけを接続させ
た後に、この追焚配管接合部３１に接続継手２９の他の
部分を接続すればよいので、追焚配管４に接続継手２９
の追焚配管接合部３１を接続する作業を行うにあたっ
て、その作業中に接続パイプ３２、循環金具接合部３０
の荷重がかからないため、作業がよりやり易くなる。
４に接続継手２９の追焚配管接合部３１だけを接続させ
た後に、この追焚配管接合部３１に接続継手２９の他の
部分を接続すればよいので、追焚配管４に接続継手２９
の追焚配管接合部３１を接続する作業を行うにあたっ
て、その作業中に接続パイプ３２、循環金具接合部３０
の荷重がかからないため、作業がよりやり易くなる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よれば、バスコアに浴槽と床とが一体となったユニット
バスにおいて、前記バスコア内に通された鞘管に通管さ
れた追焚配管と前記浴槽に連通し、且つ、前記バスコア
内に設けられた循環金具とを継手を介して接合するユニ
ットバスの配管接続構造であって、前記循環金具の端部
と、前記継手の端部とにそれぞれフランジを形成させ、
各フランジを、係止溝を有するバネクリップを介して係
止させたので、継手と循環金具とを接続する作業が簡単
であり、広いスペースを要さない。このため、循環金具
の周囲が壁に囲まれている等により作業スペースが充分
でない場合であっても、継手と循環金具との接続を容易
に行うことができる。
よれば、バスコアに浴槽と床とが一体となったユニット
バスにおいて、前記バスコア内に通された鞘管に通管さ
れた追焚配管と前記浴槽に連通し、且つ、前記バスコア
内に設けられた循環金具とを継手を介して接合するユニ
ットバスの配管接続構造であって、前記循環金具の端部
と、前記継手の端部とにそれぞれフランジを形成させ、
各フランジを、係止溝を有するバネクリップを介して係
止させたので、継手と循環金具とを接続する作業が簡単
であり、広いスペースを要さない。このため、循環金具
の周囲が壁に囲まれている等により作業スペースが充分
でない場合であっても、継手と循環金具との接続を容易
に行うことができる。
【００３１】請求項２の発明によれば、前記継手は、前
記循環金具に接合する循環金具接合部と、前記追焚配管
に接続する追焚配管接合部と、この両接合部を結ぶ接続
パイプとを有し、前記追焚配管接合部と接続パイプとを
別体として分離自在とするとともに、この接続パイプと
追焚配管接合部とのどちらか一方にネジ構造を設け、他
方にこのネジ構造に螺合するネジ穴を形成したので、追
焚配管と継手とを接合させる場合、別体とした追焚配管
接合部を追焚配管に接合したのちにこの追焚配管接合部
に接続パイプ・循環金具接合部を取り付ければよく、作
業がさらに行い易くなる。すなわち、追焚配管接合部を
他の部分と別体とすれば、他の部分の荷重がかからない
ので、軽量な追焚配管接合部を追焚配管に接続すること
により、追焚配管を追焚配管接合部に接合する作業が行
いやすくなる。
記循環金具に接合する循環金具接合部と、前記追焚配管
に接続する追焚配管接合部と、この両接合部を結ぶ接続
パイプとを有し、前記追焚配管接合部と接続パイプとを
別体として分離自在とするとともに、この接続パイプと
追焚配管接合部とのどちらか一方にネジ構造を設け、他
方にこのネジ構造に螺合するネジ穴を形成したので、追
焚配管と継手とを接合させる場合、別体とした追焚配管
接合部を追焚配管に接合したのちにこの追焚配管接合部
に接続パイプ・循環金具接合部を取り付ければよく、作
業がさらに行い易くなる。すなわち、追焚配管接合部を
他の部分と別体とすれば、他の部分の荷重がかからない
ので、軽量な追焚配管接合部を追焚配管に接続すること
により、追焚配管を追焚配管接合部に接合する作業が行
いやすくなる。
【００３２】請求項３の発明によれば、前記追焚配管が
向かう方向が前記循環金具の向く方向に沿うように前記
鞘管の端部を固定したので、追焚配管をそのまま引き出
せば循環金具と継手の循環金具とを接続させる位置に合
い循環金具が追焚アダプターの設置により上向きになっ
ていても、継手を循環金具に接続する作業がし易くな
る。
向かう方向が前記循環金具の向く方向に沿うように前記
鞘管の端部を固定したので、追焚配管をそのまま引き出
せば循環金具と継手の循環金具とを接続させる位置に合
い循環金具が追焚アダプターの設置により上向きになっ
ていても、継手を循環金具に接続する作業がし易くな
る。
【００３３】請求項４の発明によれば、前記継手の接続
パイプが屈曲自在の部材から構成されているので、循環
金具の方向と継手の方向とを合わせ易くなり、継手と循
環金具とを接合する作業がさらに行い易くなる。
パイプが屈曲自在の部材から構成されているので、循環
金具の方向と継手の方向とを合わせ易くなり、継手と循
環金具とを接合する作業がさらに行い易くなる。
【図１】この発明の配管接続構造を備えたユニットバス
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図２】ユニットバス内に備えられたこの発明の配管接
続構造を示した側面図である。
続構造を示した側面図である。
【図３】この発明の配管接続構造に使用される接続継手
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図４】図３に示す接続継手の追焚配管接続部の上面側
からの断面図である。
からの断面図である。
【図５】図３に示す接続継手の追焚配管接続部のＡ−Ａ
線に沿う断面図である。
線に沿う断面図である。
【図６】図３に示す接続継手の循環金具接続部の断面図
である。
である。
【図７】循環金具の先端部を示す側面図である。
【図８】循環金具の先端部を示す断面図である。
【図９】バネクリップを示す斜視図である。
【図１０】配管の接続方法を説明する図である。
【図１１】接続継手の循環金具接続部と循環金具の先端
部を接続したときの断面図である。
部を接続したときの断面図である。
【図１２】この発明の接続継手の他の例を示す上面図で
ある。
ある。
１ 浴槽 ２ バスコア ３ ユニットバス ４ 追焚配管 ５ 循環金具 ７ 鞘管 ８ 接続継手 １１ 循環金具接続部 １９ フランジ ２２ 先端部 ２３ フランジ ２４ バネクリップ
Claims (4)
- 【請求項１】バスコアに浴槽と床とが一体となったユニ
ットバスにおいて、前記バスコア内に通された鞘管に通
管された追焚配管と前記浴槽に連通し、且つ、前記バス
コア内に設けられた循環金具とを継手を介して接合する
ユニットバスの配管接続構造であって、 前記循環金具の端部と、前記継手の端部とにそれぞれフ
ランジを形成させ、各フランジを、係止溝を有するバネ
クリップを介して係止させたことを特徴とするユニット
バスの配管接続構造。 - 【請求項２】前記継手は、前記循環金具に接合する循環
金具接合部と、前記追焚配管に接続する追焚配管接合部
と、この両接合部を結ぶ接続パイプとを有し、 前記追焚配管接合部と接続パイプとを別体として分離自
在とするとともに、この接続パイプと追焚配管接合部と
のどちらか一方にネジ構造を設け、他方にこのネジ構造
に螺合するネジ穴を形成したことを特徴とする請求項１
に記載のユニットバスの配管接続構造。 - 【請求項３】前記追焚配管が向かう方向が前記循環金具
の向く方向に沿うように前記鞘管の端部を固定したこと
を特徴とする請求項１ないし請求項２のいずれかに記載
のユニットバスの配管接続構造。 - 【請求項４】前記継手の接続パイプが屈曲自在の部材か
ら構成されていることを特徴とする請求項２ないし請求
項３のいずれかに記載のユニットバスの配管接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24531699A JP2001065997A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | ユニットバスの配管接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24531699A JP2001065997A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | ユニットバスの配管接続構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001065997A true JP2001065997A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17131863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24531699A Pending JP2001065997A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | ユニットバスの配管接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001065997A (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5513826U (ja) * | 1978-07-10 | 1980-01-29 | ||
| JPH06341717A (ja) * | 1993-05-31 | 1994-12-13 | Toto Ltd | 浴槽用接続具 |
| JPH08152198A (ja) * | 1994-11-28 | 1996-06-11 | Toto Ltd | ユニットルーム用さや管ヘッダー工法 |
| JPH10299952A (ja) * | 1997-04-22 | 1998-11-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 床上への配管の立上げ構造 |
| JPH10311608A (ja) * | 1997-05-09 | 1998-11-24 | Inax Corp | ユニツトバスにおける追焚き配管構造 |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24531699A patent/JP2001065997A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPH10299952A (ja) * | 1997-04-22 | 1998-11-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 床上への配管の立上げ構造 |
| JPH10311608A (ja) * | 1997-05-09 | 1998-11-24 | Inax Corp | ユニツトバスにおける追焚き配管構造 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060511 |
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|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081210 |