JPH09294794A - 浴槽水循環流路 - Google Patents
浴槽水循環流路Info
- Publication number
- JPH09294794A JPH09294794A JP11390596A JP11390596A JPH09294794A JP H09294794 A JPH09294794 A JP H09294794A JP 11390596 A JP11390596 A JP 11390596A JP 11390596 A JP11390596 A JP 11390596A JP H09294794 A JPH09294794 A JP H09294794A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- pipe
- water circulation
- bath
- connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置スペースの減少、意匠性の向上、製品在
庫の削減、発注間違いの防止、施工性の向上等を図った
浴槽水循環流路を提供すること。 【解決手段】 浴槽本体(1) に設けて浴槽水を吸込み及
び/又は噴出する浴槽水循環口部(3) と、浴槽水を循環
させる浴槽水循環機器(C) とを配管により連通連結した
浴槽水循環流路であって、前記浴槽水循環口部(3) 側と
浴槽水循環機器(C) 側との配管同士を接続する継手部
(J) を、浴槽本体(1) の上縁に設けた浴槽リム(10)の下
方内側域に配設するとともに、同継手部(J) を介して浴
槽水循環機器(C) に接続すべき配管も浴槽リム(10)の下
内に配設可能とした。
庫の削減、発注間違いの防止、施工性の向上等を図った
浴槽水循環流路を提供すること。 【解決手段】 浴槽本体(1) に設けて浴槽水を吸込み及
び/又は噴出する浴槽水循環口部(3) と、浴槽水を循環
させる浴槽水循環機器(C) とを配管により連通連結した
浴槽水循環流路であって、前記浴槽水循環口部(3) 側と
浴槽水循環機器(C) 側との配管同士を接続する継手部
(J) を、浴槽本体(1) の上縁に設けた浴槽リム(10)の下
方内側域に配設するとともに、同継手部(J) を介して浴
槽水循環機器(C) に接続すべき配管も浴槽リム(10)の下
内に配設可能とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽水循環流路に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴槽水を循環させて浴槽本体中に
気泡混じりの浴槽水を噴出させたり、浴槽水を濾過した
りする機能を有する浴槽がある。
気泡混じりの浴槽水を噴出させたり、浴槽水を濾過した
りする機能を有する浴槽がある。
【0003】上記浴槽の標準施工例として、図11に示
すように、浴槽本体100 に設けた浴槽水吸込部110 や浴
槽水吐出部120 と、浴槽水を循環させるポンプや浴槽水
を濾過する濾過器等からなる浴槽水循環機器200 とを、
浴槽水吸込用配管310 と浴槽水強送用配管320 とから構
成した浴槽水循環流路300 で連通連結したものがあっ
た。
すように、浴槽本体100 に設けた浴槽水吸込部110 や浴
槽水吐出部120 と、浴槽水を循環させるポンプや浴槽水
を濾過する濾過器等からなる浴槽水循環機器200 とを、
浴槽水吸込用配管310 と浴槽水強送用配管320 とから構
成した浴槽水循環流路300 で連通連結したものがあっ
た。
【0004】このように、浴槽水循環機器200 は浴室40
0 外部に設置されているのが一般的であり、また、見栄
えをよくするために、浴槽水循環流路300 はできるだけ
外部に露出しないように短くしていた。なお、図11
中、130 は水栓金具、140 は排水口、410 は浴室壁、50
0 は隣地境界である。
0 外部に設置されているのが一般的であり、また、見栄
えをよくするために、浴槽水循環流路300 はできるだけ
外部に露出しないように短くしていた。なお、図11
中、130 は水栓金具、140 は排水口、410 は浴室壁、50
0 は隣地境界である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した浴
槽水循環流路300 は、未だ、以下の解決すべき課題を有
していた。
槽水循環流路300 は、未だ、以下の解決すべき課題を有
していた。
【0006】すなわち、浴室壁410 と隣地境界500 との
間に、浴槽水循環機器200 を設置する十分なスペースが
ない場合は、浴槽水循環機器200 の標準設置個所の変更
を余儀なくされることになり、図12に示すように、浴
槽本体100 を浴室壁410 から一定寸法L離して設置し、
浴室400 内に浴槽水循環流路300 を設置するスペースを
設け、浴槽本体100 の短辺側の浴室壁420 から浴槽水循
環流路300 を取り出し、浴室400 外に設置した浴槽水循
環機器200 に接続したりしていた。
間に、浴槽水循環機器200 を設置する十分なスペースが
ない場合は、浴槽水循環機器200 の標準設置個所の変更
を余儀なくされることになり、図12に示すように、浴
槽本体100 を浴室壁410 から一定寸法L離して設置し、
浴室400 内に浴槽水循環流路300 を設置するスペースを
設け、浴槽本体100 の短辺側の浴室壁420 から浴槽水循
環流路300 を取り出し、浴室400 外に設置した浴槽水循
環機器200 に接続したりしていた。
【0007】しかし、この場合、浴槽本体100 が洗い場
側に出てくることになり、洗い場のスペースが狭くなる
という問題があった。
側に出てくることになり、洗い場のスペースが狭くなる
という問題があった。
【0008】また、浴槽本体100 の短辺側の浴室壁420
から直接取り出せるような浴槽水循環流路300 を別途製
作することも考えられるが、これはコストが高くなる
上、納期もかかるという問題があった。
から直接取り出せるような浴槽水循環流路300 を別途製
作することも考えられるが、これはコストが高くなる
上、納期もかかるという問題があった。
【0009】さらに、従来では、水栓金具130 や排水口
140 の取付位置等の違いにより、浴槽本体100 を左型、
右型の二種類のタイプに設定し、浴室400 内への設置個
所に対応させる必要もあった。
140 の取付位置等の違いにより、浴槽本体100 を左型、
右型の二種類のタイプに設定し、浴室400 内への設置個
所に対応させる必要もあった。
【0010】本発明は、上記した課題を解決することの
できる浴槽水循環流路を提供することを目的としてい
る。
できる浴槽水循環流路を提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、浴槽本体に設けて浴槽水を吸込み及び
/又は噴出する浴槽水循環口部と、浴槽水を循環させる
浴槽水循環機器とを配管により連通連結した浴槽水循環
流路を、前記浴槽水循環口部側と浴槽水循環機器側との
配管同士を接続する継手部を浴槽本体の上縁に設けた浴
槽リムの下方内側域に配設するとともに、同継手部を介
して前記浴槽水循環機器に接続すべき配管も浴槽リムの
下方内側域に配設可能としている。このように、浴槽水
循環機器側の配管が浴槽本体から大きくはみ出さないの
で、浴槽設置スペースが小さくてすむ。
解決するために、浴槽本体に設けて浴槽水を吸込み及び
/又は噴出する浴槽水循環口部と、浴槽水を循環させる
浴槽水循環機器とを配管により連通連結した浴槽水循環
流路を、前記浴槽水循環口部側と浴槽水循環機器側との
配管同士を接続する継手部を浴槽本体の上縁に設けた浴
槽リムの下方内側域に配設するとともに、同継手部を介
して前記浴槽水循環機器に接続すべき配管も浴槽リムの
下方内側域に配設可能としている。このように、浴槽水
循環機器側の配管が浴槽本体から大きくはみ出さないの
で、浴槽設置スペースが小さくてすむ。
【0012】そして、上記継手部を、互いに接続される
二つの配管のうち、一方の配管の接続端部に形成した拡
大内径部と、同拡大内径部に対応して嵌合するように、
他方の配管の接続端部に形成した嵌合部と、前記拡大内
径部及び嵌合部にそれぞれ形成され、かつ、嵌合状態に
おいて互いに面当接する鍔部と、両鍔部を挟持する挟持
部材とから構成して、施工性を向上させている。
二つの配管のうち、一方の配管の接続端部に形成した拡
大内径部と、同拡大内径部に対応して嵌合するように、
他方の配管の接続端部に形成した嵌合部と、前記拡大内
径部及び嵌合部にそれぞれ形成され、かつ、嵌合状態に
おいて互いに面当接する鍔部と、両鍔部を挟持する挟持
部材とから構成して、施工性を向上させている。
【0013】また、前記浴槽水循環口部の上部及び/又
は下部に設けた接続部と、同接続部に接続する接続用配
管とを具備し、同接続用配管を、前記各接続部にそれぞ
れ接続可能に形成した接続本管と、同接続本管の中途に
突設した接続分岐管とから構成している。かかる接続用
配管を具備させることにより、接続用配管を接続部に対
して正逆自在に接続することができ、いわゆる右型、左
型の浴槽に対応可能となり、発注間違いなどを防止でき
るとともに、製品の在庫数を削減することができる。
は下部に設けた接続部と、同接続部に接続する接続用配
管とを具備し、同接続用配管を、前記各接続部にそれぞ
れ接続可能に形成した接続本管と、同接続本管の中途に
突設した接続分岐管とから構成している。かかる接続用
配管を具備させることにより、接続用配管を接続部に対
して正逆自在に接続することができ、いわゆる右型、左
型の浴槽に対応可能となり、発注間違いなどを防止でき
るとともに、製品の在庫数を削減することができる。
【0014】そして、それぞれ互いに接続される浴槽水
循環口部の接続部と、接続本管及び接続分岐管の各接続
端部のうち、いずれか一方に拡大内径部を形成するとと
もに、他方には同拡大内径部に対応して嵌合する嵌合部
を形成し、さらに、前記拡大内径部及び嵌合部にそれぞ
れ形成され、かつ、嵌合状態において互いに面当接する
鍔部同士を、挟持部材で挟持することとし、施工性を向
上させている。
循環口部の接続部と、接続本管及び接続分岐管の各接続
端部のうち、いずれか一方に拡大内径部を形成するとと
もに、他方には同拡大内径部に対応して嵌合する嵌合部
を形成し、さらに、前記拡大内径部及び嵌合部にそれぞ
れ形成され、かつ、嵌合状態において互いに面当接する
鍔部同士を、挟持部材で挟持することとし、施工性を向
上させている。
【0015】さらに、本発明は、前記浴槽水循環口部の
上部及び/又は下部に設けた接続部と、同接続部にそれ
ぞれ接続可能に形成した接続本管と同接続本管の中途に
突設した接続分岐管とからなる接続用配管と、同接続用
配管の接続本管と浴槽水循環機器側の配管とを接続する
継手部とを具備し、同継手部を浴槽本体の上縁に設けた
浴槽リムの下方内側域に配設するとともに、同継手部を
介して前記浴槽水循環機器に接続すべき配管も浴槽リム
の下方内側域に配設可能とした。
上部及び/又は下部に設けた接続部と、同接続部にそれ
ぞれ接続可能に形成した接続本管と同接続本管の中途に
突設した接続分岐管とからなる接続用配管と、同接続用
配管の接続本管と浴槽水循環機器側の配管とを接続する
継手部とを具備し、同継手部を浴槽本体の上縁に設けた
浴槽リムの下方内側域に配設するとともに、同継手部を
介して前記浴槽水循環機器に接続すべき配管も浴槽リム
の下方内側域に配設可能とした。
【0016】そして、上記継手部を、互いに接続される
接続本管と浴槽水循環機器側の配管の各接続端部のう
ち、いずれか一方の管に形成した拡大内径部と、同拡大
内径部に対応して嵌合するように、他方の管の接続端部
に形成した嵌合部と、前記拡大内径部及び嵌合部にそれ
ぞれ形成され、かつ、嵌合状態において互いに面当接す
る鍔部と、両鍔部を挟持する挟持部材とから構成すると
ともに、浴槽水循環口部の接続部と、接続本管及び接続
分岐管の各接続端部とを、前記継手部と同一構造で接続
した。
接続本管と浴槽水循環機器側の配管の各接続端部のう
ち、いずれか一方の管に形成した拡大内径部と、同拡大
内径部に対応して嵌合するように、他方の管の接続端部
に形成した嵌合部と、前記拡大内径部及び嵌合部にそれ
ぞれ形成され、かつ、嵌合状態において互いに面当接す
る鍔部と、両鍔部を挟持する挟持部材とから構成すると
ともに、浴槽水循環口部の接続部と、接続本管及び接続
分岐管の各接続端部とを、前記継手部と同一構造で接続
した。
【0017】かかる構成とすることにより、設置スペー
スの減少、意匠性の向上、製品在庫の削減、発注間違い
の防止、施工性の向上等を図っている。
スの減少、意匠性の向上、製品在庫の削減、発注間違い
の防止、施工性の向上等を図っている。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、浴槽本体に設けて浴槽
水を吸込み、または噴出する浴槽水循環口部と、浴槽水
を循環させる浴槽水循環機器とを配管により連通連結し
た浴槽水循環流路であって、以下のように実施される。
なお、浴槽水循環口部は、吸込み部と吐出部とそれぞれ
分離した別個のものであっても、あるいは、両者を一体
的に構成したものいずれであってもよい。
水を吸込み、または噴出する浴槽水循環口部と、浴槽水
を循環させる浴槽水循環機器とを配管により連通連結し
た浴槽水循環流路であって、以下のように実施される。
なお、浴槽水循環口部は、吸込み部と吐出部とそれぞれ
分離した別個のものであっても、あるいは、両者を一体
的に構成したものいずれであってもよい。
【0019】すなわち、上記浴槽水循環口部側と浴槽水
循環機器側との配管同士を接続する継手部を設け、同継
手部を浴槽本体の上縁に設けた浴槽リムの下方内側域に
配設するとともに、同継手部を介して浴槽水循環機器に
接続すべき配管も浴槽リムの下方内側域に配設可能とし
ている。
循環機器側との配管同士を接続する継手部を設け、同継
手部を浴槽本体の上縁に設けた浴槽リムの下方内側域に
配設するとともに、同継手部を介して浴槽水循環機器に
接続すべき配管も浴槽リムの下方内側域に配設可能とし
ている。
【0020】そして、上記継手部は、互いに接続される
二つの配管のうち、一方の配管の接続端部に形成した拡
大内径部と、同拡大内径部に対応して嵌合するように、
他方の配管の接続端部に形成した嵌合部と、前記拡大内
径部及び嵌合部にそれぞれ形成され、かつ、嵌合状態に
おいて互いに面当接する鍔部と、両鍔部を挟持する挟持
部材とから構成することにより、施工性を大きく向上さ
せることができる。
二つの配管のうち、一方の配管の接続端部に形成した拡
大内径部と、同拡大内径部に対応して嵌合するように、
他方の配管の接続端部に形成した嵌合部と、前記拡大内
径部及び嵌合部にそれぞれ形成され、かつ、嵌合状態に
おいて互いに面当接する鍔部と、両鍔部を挟持する挟持
部材とから構成することにより、施工性を大きく向上さ
せることができる。
【0021】また、本発明に係る浴槽水循環流路は、上
記浴槽水循環口部の上部や下部、あるいは両方に設けた
接続部と、同接続部に接続する接続用配管とを具備し、
同接続用配管を、前記各接続部にそれぞれ接続可能に形
成した接続本管と、同接続本管の中途に突設した接続分
岐管とから構成することができる。
記浴槽水循環口部の上部や下部、あるいは両方に設けた
接続部と、同接続部に接続する接続用配管とを具備し、
同接続用配管を、前記各接続部にそれぞれ接続可能に形
成した接続本管と、同接続本管の中途に突設した接続分
岐管とから構成することができる。
【0022】そして、それぞれ互いに接続される浴槽水
循環口部の接続部と、接続本管及び接続分岐管の各接続
端部のうち、いずれか一方に拡大内径部を形成するとと
もに、他方には同拡大内径部に対応して嵌合する嵌合部
を形成し、さらに、前記拡大内径部及び嵌合部にそれぞ
れ形成され、かつ、嵌合状態において互いに面当接する
鍔部同士を、挟持部材で挟持している。
循環口部の接続部と、接続本管及び接続分岐管の各接続
端部のうち、いずれか一方に拡大内径部を形成するとと
もに、他方には同拡大内径部に対応して嵌合する嵌合部
を形成し、さらに、前記拡大内径部及び嵌合部にそれぞ
れ形成され、かつ、嵌合状態において互いに面当接する
鍔部同士を、挟持部材で挟持している。
【0023】したがって、施工性が向上するとともに、
接続用配管を接続部に対して容易に正逆自在に接続する
ことができるので、左型、右型の浴槽への対応が容易と
なっている。
接続用配管を接続部に対して容易に正逆自在に接続する
ことができるので、左型、右型の浴槽への対応が容易と
なっている。
【0024】さらに、上記接続用配管の接続本管と浴槽
水循環機器側の配管とを接続する継手部を設け、同継手
部を浴槽本体の上縁に設けた浴槽リムの下方内側域に配
設するとともに、同継手部を介して前記浴槽水循環機器
に接続すべき配管も浴槽リムの下方内側域に配設可能と
することもできる。
水循環機器側の配管とを接続する継手部を設け、同継手
部を浴槽本体の上縁に設けた浴槽リムの下方内側域に配
設するとともに、同継手部を介して前記浴槽水循環機器
に接続すべき配管も浴槽リムの下方内側域に配設可能と
することもできる。
【0025】そして、上記継手部の構成を前述と同様な
構成とするとともに、浴槽水循環口部の接続部と、接続
本管及び接続分岐管の各接続端部とについても、継手部
と同一構造で接続することがでるものである。
構成とするとともに、浴槽水循環口部の接続部と、接続
本管及び接続分岐管の各接続端部とについても、継手部
と同一構造で接続することがでるものである。
【0026】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき、具体的に説
明する。
明する。
【0027】図1は本発明に係る浴槽水循環流路Rを具
備する気泡発生浴槽Aの正面図、図2は同側面図、図3
は同平面図である。
備する気泡発生浴槽Aの正面図、図2は同側面図、図3
は同平面図である。
【0028】気泡発生浴槽Aは、浴槽本体1と、浴室B
の外部に設置した浴槽水循環機器Cとの間を、吸込配管
R1と吐出配管R2とからなる浴槽水循環流路Rで連通連結
して構成している。
の外部に設置した浴槽水循環機器Cとの間を、吸込配管
R1と吐出配管R2とからなる浴槽水循環流路Rで連通連結
して構成している。
【0029】吸込配管R1及び吐出配管R2は、図3に示す
ように、直管21、エルボ管22、接続継手2との組合せに
より構成されており、所望する配管を可能としている。
なお、接続継手2については後述する。
ように、直管21、エルボ管22、接続継手2との組合せに
より構成されており、所望する配管を可能としている。
なお、接続継手2については後述する。
【0030】浴槽水循環機器Cは、ケーシングC1内に、
図示しないが、浴槽水を循環させる循環ポンプや、浴槽
水を浄化する濾過器、また、気泡発生浴槽Aの作動を制
御する制御装置等の必要機器類を収納している。
図示しないが、浴槽水を循環させる循環ポンプや、浴槽
水を浄化する濾過器、また、気泡発生浴槽Aの作動を制
御する制御装置等の必要機器類を収納している。
【0031】浴槽本体1は、上方開口の箱形に形成され
ており、上部周縁に浴槽リム10を形成するとともに、短
辺側の浴槽周壁11には2個の浴槽水循環口部3,3 を設け
ている。12は排水口、13は滑り防止パターン、B1は浴室
壁である。
ており、上部周縁に浴槽リム10を形成するとともに、短
辺側の浴槽周壁11には2個の浴槽水循環口部3,3 を設け
ている。12は排水口、13は滑り防止パターン、B1は浴室
壁である。
【0032】なお、上記浴槽水循環口部3を取付ける浴
槽周壁11は、図2及び図3に示すように、垂直ではな
く、しかも湾曲しているので、各浴槽水循環口部3の軸
線方向がそれぞれ異なっている。
槽周壁11は、図2及び図3に示すように、垂直ではな
く、しかも湾曲しているので、各浴槽水循環口部3の軸
線方向がそれぞれ異なっている。
【0033】また、図1に示すように、浴槽水循環口部
3,3 には、上記吸込配管R1と吐出配管R2とを接続するた
めの継手部Jを具備する接続用配管Dを取付けている。
したがって、接続用配管Dとともに、継手部Jは浴槽リ
ム10の下方内側域に位置することになる。
3,3 には、上記吸込配管R1と吐出配管R2とを接続するた
めの継手部Jを具備する接続用配管Dを取付けている。
したがって、接続用配管Dとともに、継手部Jは浴槽リ
ム10の下方内側域に位置することになる。
【0034】ここで、図4〜図6を参照しながら、浴槽
水循環口部3、及び、接続用配管Dについて詳述する。
水循環口部3、及び、接続用配管Dについて詳述する。
【0035】図4に示すように浴槽水循環口部3は、浴
槽周壁11に設けた取付孔15に、浴槽本体1の内側から挿
入した内側ケーシング3aと、同内側ケーシング3aに浴槽
本体1の外側から螺着した外側ケーシング3bとから主に
構成されている。
槽周壁11に設けた取付孔15に、浴槽本体1の内側から挿
入した内側ケーシング3aと、同内側ケーシング3aに浴槽
本体1の外側から螺着した外側ケーシング3bとから主に
構成されている。
【0036】内側ケーシング3aは、内側端部にフランジ
部31を形成し、外側端部外周面に雄ねじを形成した内側
筒体32の内部に、所定の間隙をあけて、略筒状のノズル
ケーシング33を配設しており、同ノズルケーシング33の
先端に形成した球面ソケット34を介し、噴出ノズル35を
上下左右に回動自在に取付けている。
部31を形成し、外側端部外周面に雄ねじを形成した内側
筒体32の内部に、所定の間隙をあけて、略筒状のノズル
ケーシング33を配設しており、同ノズルケーシング33の
先端に形成した球面ソケット34を介し、噴出ノズル35を
上下左右に回動自在に取付けている。
【0037】一方、外側ケーシング3bは、上記内側筒体
32の外側端部に螺着するための雌ねじを形成した外側筒
体36の上下部に、それぞれ、上下方向に開口した吐出配
管接続部37と吸込配管接続部38とを、浴槽水循環口部3
の取付孔15に対する軸線を挟んで対向状態に形成してい
る。
32の外側端部に螺着するための雌ねじを形成した外側筒
体36の上下部に、それぞれ、上下方向に開口した吐出配
管接続部37と吸込配管接続部38とを、浴槽水循環口部3
の取付孔15に対する軸線を挟んで対向状態に形成してい
る。
【0038】吐出配管接続部37は、基端部を外側ケーシ
ング3bに螺着し、先端部をノズルケーシング33の後端部
に螺着固定した連通管39を介してノズルケーシング33に
連通して浴槽水吐出部40を形成している。
ング3bに螺着し、先端部をノズルケーシング33の後端部
に螺着固定した連通管39を介してノズルケーシング33に
連通して浴槽水吐出部40を形成している。
【0039】また、前記連通管39は、前側部33a と後側
部33b とに二分割形成されており、同ノズルケーシング
33の前側部33a と後側部33b との間に形成された空気導
入孔33c を、図5に示す空気取込管Eの先端に連通させ
ている。
部33b とに二分割形成されており、同ノズルケーシング
33の前側部33a と後側部33b との間に形成された空気導
入孔33c を、図5に示す空気取込管Eの先端に連通させ
ている。
【0040】なお、図5において、E1は空気取入管用継
手、E2は取入管連結具であり、空気取込管Eの他端は浴
槽水循環機器Cに連通して外気に連通している。
手、E2は取入管連結具であり、空気取込管Eの他端は浴
槽水循環機器Cに連通して外気に連通している。
【0041】また、吸込配管接続部38は、内側ケーシン
グ3a及び外側ケーシング3bの内周面と上記連通管39及び
ノズルケーシング33の外周面との間に形成される筒状空
間と連通して浴槽水吸込部41を形成している。
グ3a及び外側ケーシング3bの内周面と上記連通管39及び
ノズルケーシング33の外周面との間に形成される筒状空
間と連通して浴槽水吸込部41を形成している。
【0042】このように、本実施例に係る浴槽水循環口
部3は、浴槽水吐出部40と吸込部41とを一体的に構成し
たものとしており、上記した構成により、浴槽水を浴槽
水循環機器Cを介して循環させて、噴出ノズル35から噴
出される浴槽水中に、上記した空気取込管Eからの空気
を混入して気泡発生浴槽Aとして機能することができる
ものである。
部3は、浴槽水吐出部40と吸込部41とを一体的に構成し
たものとしており、上記した構成により、浴槽水を浴槽
水循環機器Cを介して循環させて、噴出ノズル35から噴
出される浴槽水中に、上記した空気取込管Eからの空気
を混入して気泡発生浴槽Aとして機能することができる
ものである。
【0043】なお、図4中、42は浴槽水循環口部3の浴
槽本体1内側に取付けた化粧キャップ、43はメッシュ状
のストレーナ、44はパッキン、45はOリングである。
槽本体1内側に取付けた化粧キャップ、43はメッシュ状
のストレーナ、44はパッキン、45はOリングである。
【0044】また、接続用配管Dは、図5及び図6に示
すように、各浴槽水循環口部3にそれぞれ接続する吐出
用接続管5と吸込用接続管6とからなり、各接続管5,6
は、それぞれ、一端に継手部Jを有し、吸込配管R1と吐
出配管R2とを接続可能に構成するとともに、他端には、
一方の吐出配管接続部37や吸込配管接続部38に接続する
嵌合端部50,60 を形成した接続本管51,61 と、同接続本
管51,61 の中途に突設し、他方の吐出配管接続部37や吸
込配管接続部38に接続する嵌合端部52,62 を形成した接
続分岐管53,63 とから構成されている。図6中、46はO
リングである。
すように、各浴槽水循環口部3にそれぞれ接続する吐出
用接続管5と吸込用接続管6とからなり、各接続管5,6
は、それぞれ、一端に継手部Jを有し、吸込配管R1と吐
出配管R2とを接続可能に構成するとともに、他端には、
一方の吐出配管接続部37や吸込配管接続部38に接続する
嵌合端部50,60 を形成した接続本管51,61 と、同接続本
管51,61 の中途に突設し、他方の吐出配管接続部37や吸
込配管接続部38に接続する嵌合端部52,62 を形成した接
続分岐管53,63 とから構成されている。図6中、46はO
リングである。
【0045】また、接続本管51,61 は、それぞれ、摺動
部D1を介して摺動自在に接続された第一接続管51a,61a
と、嵌合端部50,60 を屈曲して形成した第二接続管51b,
61bとからなり、各第一接続管51a,61a に上記継手部J
と接続分岐管53,63 とを設けるとともに、前記摺動部D1
によって全長を可変としている。
部D1を介して摺動自在に接続された第一接続管51a,61a
と、嵌合端部50,60 を屈曲して形成した第二接続管51b,
61bとからなり、各第一接続管51a,61a に上記継手部J
と接続分岐管53,63 とを設けるとともに、前記摺動部D1
によって全長を可変としている。
【0046】なお、かかる摺動部D1は、図6に示すよう
に、Oリング46を二重に設け、摺動性及び水密性ともに
良好となるように構成している。
に、Oリング46を二重に設け、摺動性及び水密性ともに
良好となるように構成している。
【0047】また、吐出用接続管5の接続本管51は、前
記摺動部D1から継手部Jに至る管軸が直線状であるのに
対し、吸込用接続管6の接続本管61は、その先端を上方
に向けて屈曲させたL字状とし、さらに、エルボー型の
連結管61c を連結しており、同連結管61c に継手部Jを
設けている。
記摺動部D1から継手部Jに至る管軸が直線状であるのに
対し、吸込用接続管6の接続本管61は、その先端を上方
に向けて屈曲させたL字状とし、さらに、エルボー型の
連結管61c を連結しており、同連結管61c に継手部Jを
設けている。
【0048】ここで、継手部Jについて説明すると、本
実施例における継手部Jは、前記した接続継手2を介し
て吸込配管R1と吸込用接続管6、あるいは、吐出配管R2
と吐出用接続管5とを互いに軸線回りに回動自在に接続
するものであり、その構成は、吸込・吐出用接続管5,6
側の接続端部に拡大内径部7を設けるとともに、同拡大
内径部7に対応して、Oリング46を介して嵌合するよう
に、吸込・吐出配管R1,R2 側、すなわち、接続継手2に
嵌合部8を形成し(図7参照)、さらに、前記拡大内径
部7及び嵌合部8に、それぞれ、嵌合状態において互い
に面当接する鍔部71,81 を設け、さらに、両鍔部71,81
を挟持部材9により連結するようにしている。
実施例における継手部Jは、前記した接続継手2を介し
て吸込配管R1と吸込用接続管6、あるいは、吐出配管R2
と吐出用接続管5とを互いに軸線回りに回動自在に接続
するものであり、その構成は、吸込・吐出用接続管5,6
側の接続端部に拡大内径部7を設けるとともに、同拡大
内径部7に対応して、Oリング46を介して嵌合するよう
に、吸込・吐出配管R1,R2 側、すなわち、接続継手2に
嵌合部8を形成し(図7参照)、さらに、前記拡大内径
部7及び嵌合部8に、それぞれ、嵌合状態において互い
に面当接する鍔部71,81 を設け、さらに、両鍔部71,81
を挟持部材9により連結するようにしている。
【0049】なお、本実施例における挟持部材9は、略
帯板状の弾力性を有する素材、例えば、ステンレスばね
鋼等で形成したクイックファスナーとしている。
帯板状の弾力性を有する素材、例えば、ステンレスばね
鋼等で形成したクイックファスナーとしている。
【0050】また、上記継手部Jについて、嵌合部8は
吸込・吐出配管R1,R2 の端部にも形成することができ、
吐出用・吸込用接続管5,6 から吸込・吐出配管R1,R2 を
直進状態に伸延させる場合は、接続継手2を省略しても
よい。
吸込・吐出配管R1,R2 の端部にも形成することができ、
吐出用・吸込用接続管5,6 から吸込・吐出配管R1,R2 を
直進状態に伸延させる場合は、接続継手2を省略しても
よい。
【0051】ところで、本実施例では、上記継手部Jの
構造を、吐出配管接続部37及び吸込配管接続部38と、こ
れらにそれぞれ接続する接続分岐管53,63 及び第二接続
管51b,61b の各嵌合端部50,60,52,62 との間にも適用し
ている。
構造を、吐出配管接続部37及び吸込配管接続部38と、こ
れらにそれぞれ接続する接続分岐管53,63 及び第二接続
管51b,61b の各嵌合端部50,60,52,62 との間にも適用し
ている。
【0052】したがって、作業性が著しく向上してお
り、例えば図8に示すように、接続用配管Dはその着脱
が容易に行え、かかる接続用配管Dを吐出配管接続部37
及び吸込配管接続部38に対して逆向きに接続する(図8
(b) )ことも容易となり、いわゆる、左型、右型の浴槽
(従来技術の説明参照)への対応が容易となり、施工現
場においての即座の対応も可能となる。
り、例えば図8に示すように、接続用配管Dはその着脱
が容易に行え、かかる接続用配管Dを吐出配管接続部37
及び吸込配管接続部38に対して逆向きに接続する(図8
(b) )ことも容易となり、いわゆる、左型、右型の浴槽
(従来技術の説明参照)への対応が容易となり、施工現
場においての即座の対応も可能となる。
【0053】このように、本発明に係る浴槽水循環流路
Rでは、同流路Rを構成する浴槽水循環機器C側の配管
を浴槽リム10の下内に配設することが可能となり、配管
の浴槽本体1からの張出しがないので浴槽の設置スペー
スを大きくとらずに済み、しかも、意匠性が向上して見
栄えが良くなる。
Rでは、同流路Rを構成する浴槽水循環機器C側の配管
を浴槽リム10の下内に配設することが可能となり、配管
の浴槽本体1からの張出しがないので浴槽の設置スペー
スを大きくとらずに済み、しかも、意匠性が向上して見
栄えが良くなる。
【0054】また、施工性が向上するとともに、製品の
在庫数が削減され、在庫スペースも省スペースとなり、
さらには、浴槽としての製品自体や、配管類の部品の発
注間違いを防止することができる。
在庫数が削減され、在庫スペースも省スペースとなり、
さらには、浴槽としての製品自体や、配管類の部品の発
注間違いを防止することができる。
【0055】しかも、図9及び図10に示すように、浴
槽水循環機器Cの設置スペースが標準位置と異なっても
容易に対応することができ、しかも、浴槽本体1を洗い
場側に寄せて設置する必要もなく、上述したように、見
栄えを損なうおそれもない。
槽水循環機器Cの設置スペースが標準位置と異なっても
容易に対応することができ、しかも、浴槽本体1を洗い
場側に寄せて設置する必要もなく、上述したように、見
栄えを損なうおそれもない。
【0056】さらに、前記したように、接続用配管Dに
摺動部D1を設けたこと、及び、配管同士の接続を回動自
在としたことにより、浴槽水吐出部40、浴槽水吸込部41
とを一体的に構成した浴槽水循環口部3,3 の軸線方向が
それぞれ異なっていても、かかる浴槽水循環口部3,3 と
吸込・吐出配管R1,R2 との接続が容易となる。
摺動部D1を設けたこと、及び、配管同士の接続を回動自
在としたことにより、浴槽水吐出部40、浴槽水吸込部41
とを一体的に構成した浴槽水循環口部3,3 の軸線方向が
それぞれ異なっていても、かかる浴槽水循環口部3,3 と
吸込・吐出配管R1,R2 との接続が容易となる。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明では以
下の効果を奏する。
下の効果を奏する。
【0058】浴槽本体に設けて浴槽水を吸込み及び/
又は噴出する浴槽水循環口部と、浴槽水を循環させる浴
槽水循環機器とを配管により連通連結した浴槽水循環流
路において、前記浴槽水循環口部側と浴槽水循環機器側
との配管同士を接続する継手部を浴槽本体の上縁に設け
た浴槽リムの下方内側域に配設するとともに、同継手部
を介して前記浴槽水循環機器に接続すべき配管も浴槽リ
ムの下方内側域に配設可能としたことにより、浴槽水循
環機器側の配管が浴槽本体から大きくはみ出すことがな
く、浴槽設置スペースが小さくてすみ、しかも、配管が
浴槽本体の周囲に形よく収まるので意匠性が向上し、見
栄えが向上する。
又は噴出する浴槽水循環口部と、浴槽水を循環させる浴
槽水循環機器とを配管により連通連結した浴槽水循環流
路において、前記浴槽水循環口部側と浴槽水循環機器側
との配管同士を接続する継手部を浴槽本体の上縁に設け
た浴槽リムの下方内側域に配設するとともに、同継手部
を介して前記浴槽水循環機器に接続すべき配管も浴槽リ
ムの下方内側域に配設可能としたことにより、浴槽水循
環機器側の配管が浴槽本体から大きくはみ出すことがな
く、浴槽設置スペースが小さくてすみ、しかも、配管が
浴槽本体の周囲に形よく収まるので意匠性が向上し、見
栄えが向上する。
【0059】上記継手部を、互いに接続される二つの
配管のうち、一方の配管の接続端部に形成した拡大内径
部と、同拡大内径部に対応して嵌合するように、他方の
配管の接続端部に形成した嵌合部と、前記拡大内径部及
び嵌合部にそれぞれ形成され、かつ、嵌合状態において
互いに面当接する鍔部と、両鍔部を挟持する挟持部材と
から構成したことにより、施工性が著しく向上する。
配管のうち、一方の配管の接続端部に形成した拡大内径
部と、同拡大内径部に対応して嵌合するように、他方の
配管の接続端部に形成した嵌合部と、前記拡大内径部及
び嵌合部にそれぞれ形成され、かつ、嵌合状態において
互いに面当接する鍔部と、両鍔部を挟持する挟持部材と
から構成したことにより、施工性が著しく向上する。
【0060】浴槽水循環口部の上部及び/又は下部に
設けた接続部と、同接続部に接続する接続用配管とを具
備し、同接続用配管を、前記各接続部にそれぞれ接続可
能に形成した接続本管と、同接続本管の中途に突設した
接続分岐管とから構成したことにより、接続用配管を接
続部に対して正逆自在に接続することができ、いわゆる
右型、左型の浴槽に対応可能となり、発注間違いなどを
防止できるとともに、製品の在庫数を削減することがで
きる。
設けた接続部と、同接続部に接続する接続用配管とを具
備し、同接続用配管を、前記各接続部にそれぞれ接続可
能に形成した接続本管と、同接続本管の中途に突設した
接続分岐管とから構成したことにより、接続用配管を接
続部に対して正逆自在に接続することができ、いわゆる
右型、左型の浴槽に対応可能となり、発注間違いなどを
防止できるとともに、製品の在庫数を削減することがで
きる。
【0061】それぞれ互いに接続される浴槽水循環口
部の接続部と、接続本管及び接続分岐管の各接続端部の
うち、いずれか一方に拡大内径部を形成するとともに、
他方には同拡大内径部に対応して嵌合する嵌合部を形成
し、さらに、前記拡大内径部及び嵌合部にそれぞれ形成
され、かつ、嵌合状態において互いに面当接する鍔部同
士を、挟持部材で挟持したことにより、施工性が著しく
向上する。
部の接続部と、接続本管及び接続分岐管の各接続端部の
うち、いずれか一方に拡大内径部を形成するとともに、
他方には同拡大内径部に対応して嵌合する嵌合部を形成
し、さらに、前記拡大内径部及び嵌合部にそれぞれ形成
され、かつ、嵌合状態において互いに面当接する鍔部同
士を、挟持部材で挟持したことにより、施工性が著しく
向上する。
【0062】浴槽水循環口部の上部及び/又は下部に
設けた接続部と、同接続部にそれぞれ接続可能に形成し
た接続本管と同接続本管の中途に突設した接続分岐管と
からなる接続用配管と、同接続用配管の接続本管と浴槽
水循環機器側の配管とを接続する継手部とを具備し、同
継手部を浴槽本体の上縁に設けた浴槽リムの下方内側域
に配設するとともに、同継手部を介して浴槽水循環機器
に接続すべき配管も浴槽リムの下方内側域に配設可能と
したことにより、上記同様、設置スペースを減少させる
とともに、意匠性を向上し、製品在庫の削減及び発注間
違いの防止を図ることができる。
設けた接続部と、同接続部にそれぞれ接続可能に形成し
た接続本管と同接続本管の中途に突設した接続分岐管と
からなる接続用配管と、同接続用配管の接続本管と浴槽
水循環機器側の配管とを接続する継手部とを具備し、同
継手部を浴槽本体の上縁に設けた浴槽リムの下方内側域
に配設するとともに、同継手部を介して浴槽水循環機器
に接続すべき配管も浴槽リムの下方内側域に配設可能と
したことにより、上記同様、設置スペースを減少させる
とともに、意匠性を向上し、製品在庫の削減及び発注間
違いの防止を図ることができる。
【0063】上記継手部を、互いに接続される接続本
管と浴槽水循環機器側の配管の各接続端部のうち、いず
れか一方の管に形成した拡大内径部と、同拡大内径部に
対応して嵌合するように、他方の管の接続端部に形成し
た嵌合部と、前記拡大内径部及び嵌合部にそれぞれ形成
され、かつ、嵌合状態において互いに面当接する鍔部
と、両鍔部を挟持する挟持部材とから構成するととも
に、浴槽水循環口部の接続部と、接続本管及び接続分岐
管の各接続端部とを、前記継手部と同一構造で接続した
ことにより、上記効果に加えて施工性が著しく向上す
る。
管と浴槽水循環機器側の配管の各接続端部のうち、いず
れか一方の管に形成した拡大内径部と、同拡大内径部に
対応して嵌合するように、他方の管の接続端部に形成し
た嵌合部と、前記拡大内径部及び嵌合部にそれぞれ形成
され、かつ、嵌合状態において互いに面当接する鍔部
と、両鍔部を挟持する挟持部材とから構成するととも
に、浴槽水循環口部の接続部と、接続本管及び接続分岐
管の各接続端部とを、前記継手部と同一構造で接続した
ことにより、上記効果に加えて施工性が著しく向上す
る。
【図1】本発明に係る浴槽水循環流路を具備する気泡発
生浴槽の正面視による説明図である。
生浴槽の正面視による説明図である。
【図2】同側面視による説明図である。
【図3】同平面視による説明図である。
【図4】浴槽水循環口部の断面説明図である。
【図5】接続用配管の説明図である。
【図6】同接続用配管の断面説明図である。
【図7】接続継手の断面説明図である。
【図8】接続用配管の着脱を示す説明図である。
【図9】浴槽水循環流路の配設状態の一例を示す説明図
である。
である。
【図10】浴槽水循環流路の配設状態の一例を示す説明
図である。
図である。
【図11】従来の浴槽水循環流路を示す説明図である。
【図12】浴槽水循環機器の標準設置個所を変更した例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
1 浴槽本体 3 浴槽水循環口部 7 拡大内径部 8 嵌合部 9 挟持部 10 浴槽リム 71,81 鍔部 A 気泡発生浴槽 C 浴槽水循環機器 D 接続用配管 J 継手部 R 浴槽水循環流路
Claims (6)
- 【請求項1】 浴槽本体(1) に設けて浴槽水を吸込み及
び/又は噴出する浴槽水循環口部(3) と、浴槽水を循環
させる浴槽水循環機器(C) とを配管により連通連結した
浴槽水循環流路であって、 前記浴槽水循環口部(3) 側と浴槽水循環機器(C) 側との
配管同士を接続する継手部(J) を浴槽本体(1) の上縁に
設けた浴槽リム(10)の下方内側域に配設するとともに、
同継手部(J) を介して前記浴槽水循環機器(C) に接続す
べき配管も浴槽リム(10)の下方内側域に配設可能とした
ことを特徴とする浴槽水循環流路。 - 【請求項2】 上記継手部(J) を、互いに接続される二
つの配管のうち、一方の配管の接続端部に形成した拡大
内径部(7) と、 同拡大内径部(7) に対応して嵌合するように、他方の配
管の接続端部に形成した嵌合部(8) と、 前記拡大内径部(7) 及び嵌合部(8) にそれぞれ形成さ
れ、かつ、嵌合状態において互いに面当接する鍔部(7
1),(81) と、 両鍔部(71),(81) を挟持する挟持部材(9) と、から構成
したことを特徴とする請求項1記載の浴槽水循環流路。 - 【請求項3】 浴槽本体(1) に設けて浴槽水を吸込み及
び/又は噴出する浴槽水循環口部(3) と、浴槽水を循環
させる浴槽水循環機器(C) とを配管により連通連結した
浴槽水循環流路であって、 前記浴槽水循環口部(3) の上部及び/又は下部に設けた
接続部と、 同接続部に接続する接続用配管(D) とを具備し、 同接続用配管(D) を、前記各接続部にそれぞれ接続可能
に形成した接続本管と、同接続本管の中途に突設した接
続分岐管とから構成したことを特徴とする浴槽水循環流
路。 - 【請求項4】 それぞれ互いに接続される浴槽水循環口
部(3) の接続部と、接続本管及び接続分岐管の各接続端
部のうち、いずれか一方に拡大内径部(7) を形成すると
ともに、他方には同拡大内径部(7) に対応して嵌合する
嵌合部(8) を形成し、 さらに、前記拡大内径部(7) 及び嵌合部(8) にそれぞれ
形成され、かつ、嵌合状態において互いに面当接する鍔
部(71),(81) 同士を、挟持部材(9) で挟持したことを特
徴とする請求項3記載の浴槽水循環流路。 - 【請求項5】 浴槽本体(1) に設けて浴槽水を吸込み及
び/又は噴出する浴槽水循環口部(3) と、浴槽水を循環
させる浴槽水循環機器(C) とを配管により連通連結した
浴槽水循環流路であって、 前記浴槽水循環口部(3) の上部及び/又は下部に設けた
接続部と、 同接続部にそれぞれ接続可能に形成した接続本管と同接
続本管の中途に突設した接続分岐管とからなる接続用配
管(D) と、 同接続用配管(D) の接続本管と浴槽水循環機器(C) 側の
配管とを接続する継手部(J) とを具備し、 同継手部(J) を浴槽本体(1) の上縁に設けた浴槽リム(1
0)の下方内側域に配設するとともに、同継手部(J) を介
して前記浴槽水循環機器(C) に接続すべき配管も浴槽リ
ム(10)の下方内側域に配設可能としたことを特徴とする
浴槽水循環流路。 - 【請求項6】 上記継手部(J) を、互いに接続される接
続本管と浴槽水循環機器(C) 側の配管の各接続端部のう
ち、いずれか一方の管に形成した拡大内径部(7) と、 同拡大内径部(7) に対応して嵌合するように、他方の管
の接続端部に形成した嵌合部(8) と、 前記拡大内径部(7) 及び嵌合部(8) にそれぞれ形成さ
れ、かつ、嵌合状態において互いに面当接する鍔部(7
1),(81) と、 両鍔部(71),(81) を挟持する挟持部材(9) とから構成す
るとともに、 浴槽水循環口部(3) の接続部と、接続本管及び接続分岐
管の各接続端部とを、前記継手部(J) と同一構造で接続
したことを特徴とする請求項5記載の浴槽水循環流路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11390596A JPH09294794A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 浴槽水循環流路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11390596A JPH09294794A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 浴槽水循環流路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09294794A true JPH09294794A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14624117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11390596A Pending JPH09294794A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 浴槽水循環流路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09294794A (ja) |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP11390596A patent/JPH09294794A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7665676B2 (en) | Showerhead system with integrated handle | |
US5560548A (en) | Diverter valve for shower spray systems | |
US7077153B2 (en) | Side control faucet with diverter assembly | |
US20070272312A1 (en) | Faucet structure | |
CN211704385U (zh) | 淋浴装置 | |
US20030042337A1 (en) | Connector for a faucet | |
CN214487434U (zh) | 一种气水混合件、喷嘴及浴缸 | |
JP3254813B2 (ja) | 浴槽用接続具 | |
JPH09294794A (ja) | 浴槽水循環流路 | |
JPS59170513A (ja) | 壁に装着可能なバキユ−ムブレ−カ | |
CN110584516A (zh) | 一种淋浴装置 | |
US20090108097A1 (en) | Spraying Type Nose Rinsing Apparatus | |
US5992466A (en) | Plumbing apparatus | |
CN212418385U (zh) | 一种双通道喷枪 | |
CN210770405U (zh) | 一种进水管距离可调节的淋浴水龙头 | |
US6688542B1 (en) | Pressure joint for a pump | |
JP2002173963A (ja) | 分岐接続具 | |
CN221334785U (zh) | 一种可独立调节喷淋角度的花洒结构 | |
CN210240709U (zh) | 一种净水器水龙头外壳与水路座的安装结构 | |
JPH08266581A (ja) | 浴槽水循環流路 | |
CN218763584U (zh) | 喷嘴结构及吸油烟机 | |
CN217056449U (zh) | 一种感应龙头及其感应水嘴的装配结构 | |
CN209084250U (zh) | 一种带开关的三通支架 | |
US11952759B2 (en) | Switching device for shower system and shower system including same | |
CN220757262U (zh) | 一种沐浴系统的摆臂装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040323 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040330 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040824 |