JP2021038509A - 水洗大便器 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄水供給管を陶器製の便器本体に簡単かつ確実に組み付けることができ、施工性を向上させることができる水洗大便器を提供する。【解決手段】本発明の水洗大便器1は、陶器製の便器本体と、洗浄水源10,30と便器本体との間に接続され、洗浄水源から供給される洗浄水を便器本体のリム導水路2dに供給する洗浄水供給管8と、この洗浄水供給管の出口部8aに設けられ、この出口部を便器本体のリム導水路の入口部に接続した状態で固定する管接続固定装置40と、を有し、この管接続固定装置は、ノズル部42と、内側保持部材46と、外側保持部材44と、を備えており、ノズル部及び内側保持部材のそれぞれには、管接続固定装置を便器本体のリム導水路の入口部に取り付ける際に、内側保持部材をノズル部に対して摺動且つ揺動可能に保持する保持部56,58,60,62がそれぞれ設けられている。【選択図】図5

Description

本発明は、水洗大便器に係り、特に、洗浄水により洗浄されて汚物を排出する水洗大便器に関する。
従来から、洗浄水により洗浄されて汚物を排出する水洗大便器として、例えば、特許文献1、2に知られているように、洗浄水源から供給される洗浄水を便器本体のリム導水路に供給する洗浄水供給管が洗浄水源と便器本体との間に接続されているものが知られている。
まず、特許文献1に記載されている従来の水洗大便器においては、洗浄水源(貯水タンク)と便器本体とを接続する洗浄水供給管が伸縮可能な蛇腹状のホース部材からなる。これにより、貯水タンクを便器本体に組み付ける施工時において、洗浄水供給管を伸縮させることにより、貯水タンクと便器本体との組み付けを容易にすることができるようになっている。
つぎに、特許文献2に記載されている従来の水洗大便器では、洗浄水供給管の下流側が便器本体における導水路の入口部(導水路の後方側壁部の開口)に接続されている。この洗浄水供給管は、具体的には、給水管と、この給水管の外側を同軸に延びる外筒管とを備えている。
また、給水管は、その先端側において、便器本体の導水路後方側壁部の開口内に挿入可能な内筒部と、この内筒部よりも先端側で開口よりも大きく拡がる係止部と、を備えている。
さらに、外筒部の先端側にはフランジが設けられており、このフランジは、便器本体の導水路後方側壁部の開口の外側において、この開口よりも大きく拡がるように形成されている。
これらにより、外筒部のフランジと便器本体の導水路後方側壁部の開口内の係止部とが、パッキンを介して導水路後方側壁部を挟持することができ、洗浄水供給管が便器本体の導水路の開口に固定されるようになっている。
特開2017−218789号公報 特許第5110865号公報(特開2008−144454号公報)
しかしながら、洗浄水源と便器本体との間に洗浄水供給管が接続されている上述した従来の水洗大便器においては、洗浄水供給管内を通過する洗浄水の圧力損失や、洗浄水供給管の出口部が接続される便器本体の導水路の入口部(開口)を通過する洗浄水の圧力損失をいかに低減させるかが、近年要請されている課題となっている。
また、特に、洗浄水供給管の出口部を便器本体の導水路の入口部(開口)に組み付ける施工時には、導水路の入口部(開口)の内部に施工者がアクセスし難く、便器本体の表側の施工者にとって、裏側の導水路内の壁面(裏側壁面)側における洗浄水供給管の出口部と便器本体の導水路の入口部(開口)との接続具合を目視することもできないため、接続不良の要因にもなっているという問題がある。
さらに、陶器製の便器本体では、洗浄水供給管の出口部が接続される便器本体の導水路の入口部(開口)を形成する壁面において、陶器特有の製造誤差によるバラツキにより凹凸面等が形成され易いため、洗浄水供給管の出口部と便器本体の導水路の入口部(開口)との固定不良の要因にもなっているという問題がある。
したがって、便器本体の導水路の入口部(開口)への洗浄水供給管の組み付けにおいて、いかに、洗浄水供給管の出口部と便器本体の導水路の入口部(開口)との接続及び固定を簡易的にかつ確実に行うかが、近年要請されている課題となっている。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題点及び近年要請されている課題を解決するためになされたものであり、洗浄水供給管を陶器製の便器本体に簡単かつ確実に組み付けることができ、施工性を向上させることができる水洗大便器を提供すること目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、洗浄水により洗浄されて汚物を排出する水洗大便器であって、洗浄水を供給する洗浄水源と、汚物を受けるボウル部と、このボウル部の上縁に形成されたリム部と、このリム部に設けられて上記ボウル部に洗浄水を導くリム導水路と、を備えた陶器製の便器本体と、上記洗浄水源と上記便器本体との間に接続され、上記洗浄水源から供給される洗浄水を上記便器本体のリム導水路に供給する洗浄水供給管と、この洗浄水供給管の出口部に設けられ、この出口部を上記便器本体のリム導水路の入口部に接続した状態で固定する管接続固定装置と、を有し、上記管接続固定装置は、上記洗浄水供給管の出口部に設けられ、上記リム導水路の入口部の開口から上記リム導水路内に挿入可能なノズル部と、上記ノズル部に対して摺動且つ揺動可能に取り付けられ、上記ノズル部と共に上記リム導水路の入口部から上記リム導水路内に挿入された状態で上記ノズル部を上記リム導水路の内側から保持可能な内側保持部材と、上記ノズル部を上記リム導水路の入口部から上記リム導水路内に挿入された状態で上記ノズル部を上記便器本体の外側から保持可能な外側保持部材と、を備えており、上記ノズル部及び上記内側保持部材のそれぞれには、上記管接続固定装置を上記便器本体のリム導水路の入口部に取り付ける際に、上記内側保持部材を上記ノズル部に対して摺動且つ揺動可能に保持する保持部がそれぞれ設けられていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、水洗大便器の取付施工時等において、洗浄水源と陶器製の便器本体とを接続する洗浄水供給管を便器本体に組み付ける際、管接続固定装置により、洗浄水供給管の出口部が便器本体のリム導水路の入口部に接続された状態で固定される。
具体的には、まず、洗浄水供給管の出口部に設けられた管接続固定装置のノズル部及び内側保持部材のそれぞれの保持部により、内側保持部材がノズル部に対して摺動且つ揺動可能に取り付けられる。
つぎに、内側保持部材がノズル部と共に便器本体のリム導水路の入口部の開口からリム導水路内に挿入可能な姿勢となるように、内側保持部材の保持部をノズル部の保持部に対して相対的に摺動させる。
その後、内側保持部材の一部をノズル部に当接させるまで揺動させて傾斜させる。これにより、管接続固定装置の内側保持部材がノズル部に対して一時的に固定された状態となる。そして、ノズル部及び内側保持部材の双方がリム導水路の入口部の開口から挿入可能な状態となる。
つぎに、管接続固定装置の内側保持部材の全体がノズル部と共にリム導水路の入口部を通過してリム導水路内まで挿入されると、内側保持部材はノズル部に対して一時的に固定されていた状態から解放されて再び揺動し、内側保持部材のほぼ全体がリム導水路内において入口部の開口を形成する内側壁面と接触した状態となる。
これにより、便器本体の表側の施工者にとって、リム導水路の入口部の開口からリム導水路内に挿入された状態の内側保持部材をリム導水路2dの内側から目視することができなくても、内側保持部材46によってノズル部をリム導水路の内側から容易に保持することができる。
そして、管接続固定装置の外側保持部材によりノズル部を便器本体の外側から保持することにより、内側保持部材がリム導水路の入口部の開口からリム導水路内に挿入された状態でリム導水路の内側壁面に対して確実に固定(係止)されると共に、ノズル部が内側保持部材を介してリム導水路の内側壁面に対して確実に固定(係止)される。
これらの結果、製造誤差を有する陶器製の便器本体のリム導水路の入口部やその開口を形成するリム導水路の内側壁面(製造誤差による凹凸を有する陶器製の壁面)に対しても、洗浄水供給管の出口部を接続した状態で簡単且つ確実に固定することができる。
したがって、管接続固定装置により、洗浄水供給管を陶器製の便器本体に簡単かつ確実に組み付けることができ、水洗大便器の施工性を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、上記内側保持部材は、その外形の最大寸法が上記リム導水路の入口部の開口断面の最大寸法よりも大きく環状に形成された環状部を備えており、この環状部は、上記ノズル部の軸方向に対して垂直な方向に延びる揺動軸線を備えており、この揺動軸線を中心に上記ノズル部に対して揺動可能である。
このように構成された本発明においては、ノズル部をリム導水路の入口部の開口に挿入する際には、内側保持部材の環状部をノズル部に当接させるまで揺動軸線を中心に揺動させて傾斜させることができる。これにより、内側保持部材をノズル部と共に挿入可能な姿勢(傾斜した姿勢)でノズル部に対して一時的に固定することができる。
よって、内側保持部材の環状部の外形の最大寸法がリム導水路の入口部の開口断面の最大寸法よりも大きく設定されていても、ノズル部及び内側保持部材の双方をリム導水路の入口部の開口から容易に挿入することができる。
また、内側保持部材の全体がノズル部と共にリム導水路の入口部を通過してリム導水路内まで挿入された状態では、内側保持部材の環状部がノズル部に対して一時的に固定されていた状態から解放され、揺動軸線を中心に再び揺動することができる。
このとき、内側保持部材の環状部の外形の最大寸法がリム導水路の入口部の開口断面の最大寸法よりも大きいため、内側保持部材の環状部のほぼ全体が、リム導水路内において入口部の開口を形成する内側壁面(陶器面)に対して、陶器製の製造誤差による凹凸の影響を受け難い状態で接触することができる。
これにより、ノズル部及び内側保持部材の双方をリム導水路の内側壁面(陶器面)に対しても確実に固定(係止)し、抜け難くすることができる。
これらの結果、洗浄水供給管を陶器製の便器本体に組み付ける際に、ノズル部及び内側保持部材の双方について、リム導水路の入口部の開口への挿入時には挿入し易く、挿入後には、外れ難くする管接続固定装置を提供することができる。
本発明において、好ましくは、上記内側保持部材の保持部は、上記摺動軸線を含むように上記環状部の内周側に互いに対向して設けられた一対の保持突起部を備えており、上記ノズル部の保持部は、上記ノズル部の外周面の周方向に沿って形成されて上記一対の保持突起部のそれぞれを摺動且つ回動可能に保持する第1保持溝部と、この第1保持溝部の一端から上記ノズル部の軸方向に形成されて上記一対の保持突起部のそれぞれを摺動且つ回動可能に保持する第2保持溝部と、を備えている。
このように構成された本発明においては、洗浄水供給管を便器本体に組み付ける際、予め、内側保持部材の一対の保持突起部のそれぞれをノズル部の第1保持溝部又は第2保持溝部のいずれかに容易に取り付けることができ、互いの組立性を向上させることができる。
そして、内側保持部材の一対の保持突起部のそれぞれがノズル部の第1保持溝部又は第2保持溝部に沿って摺動且つ回動可能に保持されている。これにより、例えば、内側保持部材の一対の保持突起部のそれぞれについて、第1保持溝部に沿ってノズル部の周方向に摺動させることができると共に、第2保持溝部に沿ってノズル部の軸方向に摺動させることができるため、ノズル部に対する内側保持部材の相対位置を容易に調整することができる。
また、内側保持部材の一対の保持突起部のそれぞれについて、ノズル部の第1保持溝部又は第2保持溝部において回動させることができ、内側保持部材の環状部をノズル部に対して揺動させることができる。これにより、ノズル部に対する内側保持部材の環状部の姿勢(傾斜姿勢やその傾斜角度)を容易に調整することができる。
本発明において、好ましくは、上記ノズル部の保持溝部は、さらに、上記ノズル部の外周面の周方向に沿って湾曲状に切り欠かれた第3保持溝部を備えており、この第3保持溝部は、揺動した状態の上記内側保持部材の環状部における上記保持突起部以外の一部を保持可能にする。
このように構成された本発明においては、内側保持部材をノズル部と共にリム導水路の入口部の開口からリム導水路内に挿入する際に、内側保持部材の環状部における保持突起部以外の一部がノズル部の第3保持溝部まで揺動し、傾斜した状態に保持される。
これにより、ノズル部及び内側保持部材をリム導水路の入口の開口に挿入する状態では、これらの挿入部分の軸方向に対する垂直な断面の最大寸法について、リム導水路の入口の開口の大きさよりも小さくすることができる。
したがって、内側保持部材の環状部の外形の最大寸法がリム導水路の入口の開口の大きさよりも大きく設定されていても、ノズル部及び内側保持部材の双方をリム導水路の入口の開口からスムーズに挿入することができるため、施工性を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、上記内側保持部材の環状部は、その内部が概ね長穴状に形成された開口断面と、この開口断面の長手方向に延びる第1中心軸線と、この第1中心軸線を二等分して上記環状部の長手方向に対して垂直な幅方向に延びる第2中心軸線と、を備えており、上記揺動軸線は、上記環状部の第2中心軸線に対して偏心するように設定されている。
このように構成された本発明においては、内側保持部材の環状部の概ね長穴状の開口断面がその長手方向の第1中心軸線と、この第1中心軸線を二等分して環状部の長手方向に対して垂直な幅方向に延びる第2中心軸線とを備えており、内側保持部材の環状部の揺動軸線が第2中心軸線に対して偏心している。
これにより、内側保持部材及びノズル部をリム導水路の入口部の開口に挿入する際には、内側保持部材の環状部の一部がノズル部に接触するまで内側保持部材全体について揺動軸線を中心に揺動させ易くすることができる。
したがって、内側保持部材の環状部の外形の最大寸法がリム導水路の入口部の開口断面の最大寸法よりも大きく設定されていても、内側保持部材及びノズル部をリム導水路の入口部の開口に挿入する前にスムーズに挿入可能な状態にすることができる。
また、内側保持部材の全体がノズル部と共にリム導水路の入口部を通過してリム導水路内まで挿入された状態においても、内側保持部材の環状部がノズル部に対して一時的に固定されていた状態から解放され、内側保持部材全体について揺動軸線を中心に再び揺動させ易くすることができる。
これにより、ノズル部及び内側保持部材の双方をリム導水路の内側壁面(陶器面)に対してもスムーズに固定(係止)し、抜け難くすることができる。
本発明において、好ましくは、上記便器本体は、上記洗浄水源から上記洗浄水供給管に供給された洗浄水のうちのすべてが上記リム導水路の入口部から上記リム導水路を経て上記ボウル部内に供給されるように構成されている。
このように構成された本発明においては、陶器製の便器本体が、洗浄水源から洗浄水供給管に供給された洗浄水のうちのすべてがリム導水路の入口部からリム導水路を経てボウル部内に供給されるように構成されているため、リム導水路の入口部の開口の大きさを比較的大きく設定することができる。
これにより、リム導水路の入口部の開口に接続されるノズル部材の通水路や吐水口の流路断面の大きさについても大きく設定することができるため、ノズル部材の通水路及び吐水口を通過する洗浄水の圧力損失を低減させることができる。
また、管接続固定装置について、洗浄水供給管の出口部をリム導水路の入口部の開口に容易に接続して固定し易い簡易な構造にすることができる。
これらの結果、洗浄水供給管を陶器製の便器本体のリム導水路に簡単かつ確実に組み付けることができ、施工性を向上させることができる。
本発明の水洗大便器によれば、洗浄水供給管を陶器製の便器本体に簡単かつ確実に組み付けることができ、施工性を向上させることができる。
本発明の一実施形態による水洗大便器を斜め後方且つ上方から見た概略斜視図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器の全体構成図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器のタンクユニットの部分を拡大した部分拡大平面図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置の分解斜視図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置におけるノズル部材及び内側保持部材の部分を拡大した分解拡大斜視図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置のノズル部材及び内側保持部材について、便器本体の後方側に対して右側から見た右側面図であり、内側保持部材がノズル部材に対して揺動される前の状態(傾斜される前の状態)を示す。 本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置のノズル部材及び内側保持部材について、便器本体の後方側に対して右側から見た右側面図であり、内側保持部材がノズル部材に対して揺動された状態(傾斜された状態)を示す。 本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置のノズル部材及び内側保持部材において、内側保持部材の保持突起がノズル部材の保持溝(周方向溝)に組み付けられる前の状態を示す。 本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置のノズル部材及び内側保持部材において、内側保持部材の保持突起がノズル部材の保持溝(周方向溝)に組み付けられた後、この周方向溝に沿って摺動されている状態を示す。 本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置のノズル部材及び内側保持部材において、内側保持部材の保持突起がノズル部材の周方向溝に沿ってその溝の角部まで摺動された後、軸方向溝に沿って摺動されている状態を示す。 本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置のノズル部材及び内側保持部材において、内側保持部材の保持突起がノズル部材の軸方向溝に沿ってその溝の先端部まで摺動された後、内側保持部材の環状部の一部がノズル部材の揺動規制溝に嵌合されている状態を示す。 本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置のノズル部材及び内側保持部材において、便器本体のリム導水路の入口部の開口に挿入されている状態について便器本体の表側(便器本体の後方側)から見た斜視図である。 本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置のノズル部材及び内側保持部材の組付作業が完了した状態について便器本体の導水路の内側から見た斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による水洗大便器について説明する。
まず、図1は、本発明の一実施形態による水洗大便器を斜め後方且つ上方から見た概略斜視図である。また、図2は、本発明の一実施形態による水洗大便器の全体構成図である。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態による水洗大便器1は、陶器製の便器本体2と、その後方側に設けられたタンク装置4(洗浄水源)と、を備えている。
また、便器本体2は、汚物を受けるボウル部2aと、このボウル部2aの底部から延びてボウル部2a内の汚物を排出する排水トラップ部(排水トラップ管2b)と、ボウル部2aの上縁に形成されるリム部2cと、を備えている。
つぎに、図1及び図2に示すように、タンク装置4は、その上流側及び下流側にそれぞれ接続された給水管6及び吐水管8をそれぞれ備えている。
給水管6の上流側は、水道等の外部の給水源(図示せず)に接続されている。一方、給水管6の下流側は、タンク装置4の貯水タンク10に接続されている。これらにより、給水管6から貯水タンク10に洗浄水が供給されるようになっている。
また、給水管6には、上流側から下流側に向かって、止水栓12、バルブユニット14がそれぞれ設けられている。
さらに、バルブユニット14は、給水管6に設けられた定流量弁16、並びに、この定流量弁16の下流側に設けられた開閉弁(ダイヤフラム弁17)を開閉する電磁弁18をそれぞれ含む。
つぎに、図1及び図2に示すように、タンク装置4は、さらに、給水管6のバルブユニット14の下流側に接続されている連結ユニット20と、この連結ユニット20の下流側に接続されて貯水タンク10を含むタンクユニット22とを備えている。
バルブユニット14において、給水管6内の洗浄水が定流量弁16により流量が一定に調整されるようになっている。
その後、電磁弁18が電磁的に開弁し、開閉弁(ダイヤフラム弁17)により給水管6の流路が開放されると、給水管6内の洗浄水が連結ユニット20を経てタンクユニット22に供給されるようになっている。
図2に示すように、連結ユニット20は、ハウジング24と、オーバーフロー管26と、逆止弁28と、を備えている。
また、ハウジング24は、その下方開口部24aがタンクユニット22の貯水タンク10の上方開口部10aに着脱可能に接続されている。
つぎに、オーバーフロー管26は、ハウジング24の側壁の一部に設けられたオーバーフロー口24bと吐水管8とを接続している。
吐水管8は、その上流側がタンク装置4のポンプ30に接続された接続管(洗浄水供給管)であり、その下流側が便器本体2のリム部2cの内部のリム導水路2dに接続されている。
さらに、逆止弁28は、オーバーフロー口24bに設けられており、ハウジング24内の洗浄水がオーバーフロー口24bからオーバーフロー管26に流入することを可能にする一方、オーバーフロー管26内の洗浄水がハウジング24内へ逆流することを妨げることができるようになっている。
つぎに、図2に示すように、タンクユニット22は、貯水タンク10と、ポンプ30と、フロートスイッチ32と、水抜き栓34と、を備えている。
ポンプ30は、吐水管8の上流側に接続されている通水管36の一部(途中)に設けられている。この通水管36の上流端36aは、貯水タンク10内に設けられた吸引管38の下流端38aに接続されている。
貯水タンク10内に貯水されている洗浄水は、ポンプ30が作動することにより、吸引管38から通水管36内に吸引された後、ポンプ30を経て吐水管8に圧送されるようになっている。
これにより、貯水タンク10からポンプ30により吐水管8に供給された洗浄水のうちのすべてがリム導水路2dの入口2eからリム導水路2d内に供給されるようになっている。
そして、リム導水路2d内の洗浄水はリム導水路2dの下流端のリム吐水口2fからボウル部2a内に吐水され、便器洗浄(いわゆる、リム吐水100%による便器洗浄)が行われるようになっている。
すなわち、これらの通水管36及び吐水管8のそれぞれは、貯水タンク10からポンプ30によって圧送された洗浄水を便器本体2に供給する洗浄水供給管として機能するようになっている。
フロートスイッチ32は、貯水タンク10内の水位を検知するものであり、バルブユニット14の電磁弁18の開閉動作は、フロートスイッチ32が検知した貯水タンク10内の水位に基づいてコントローラCにより制御されるようになっている。
また、ポンプ30の作動についても、フロートスイッチ32が検知した貯水タンク10内の水位に基づいてコントローラCにより制御されるようになっている。
例えば、フロートスイッチ32が検知した貯水タンク10内の水位が所定以下である場合には、電磁弁18が開弁して給水管6が開放され、ポンプ30が作動されるようになっている。
そして、貯水タンク10内の水位が所定水位まで到達すると、電磁弁18が閉弁して給水管6が閉鎖され、ポンプ30が停止されるようになっている。
水抜き栓34は、貯水タンク10の底面に設けられている。この水抜き栓34は、通常使用時では、常時閉鎖されており、必要に応じて開放され、貯水タンク10内の洗浄水を外部に排出することができるようになっている。
つぎに、図3は、本発明の一実施形態による水洗大便器のタンクユニットの部分を拡大した部分拡大平面図である。また、図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図である。
まず、図1〜図4に示すように、吐水管8は、可撓性を有するフレキシブルホース等のホース部材からなり、吐水管8の下流端である出口部8a(洗浄水供給管の出口部)には、詳細は後述する管接続固定装置40が設けられている。
水洗大便器1の取付施工時等において、タンク装置4を陶器製の便器本体2に組み付ける際には、この管接続固定装置40により、吐水管8の出口部8a(洗浄水供給管の出口部)が、便器本体2のリム部2cの後方側に位置するリム導水路2dの入口2e(リム導水路の入口部)に接続された状態で固定されるようになっている。
つぎに、図4〜図7Bを参照して、管接続固定装置40の詳細について説明する。
図5は、本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置の分解斜視図である。
図4及び図5に示すように、管接続固定装置40は、ノズル部材42、外側保持部材44、及び、内側保持部材46をそれぞれ備えている。
まず、図4及び図5に示すように、ノズル部材42は、概ね円筒状の部材であり、その上流端が吐水管8内と連通するように吐水管8の出口部8aに接続されている。すなわち、ノズル部材42の内部には、吐水管8の出口部8aから流出した洗浄水が通過する単一の通水路42aがほぼ円筒状に形成されている。
また、ノズル部材42の通水路42aの下流端は、吐水管8から通水路42aに供給された洗浄水をリム導水路2d内に吐水する吐水口42bとして機能するようになっている。
さらに、図4に示すように、ノズル部材42の吐水口42bの円形状の開口断面の直径(吐水口径D1)は、ノズル部材42がリム導水路2dの入口2eの開口に挿入可能な寸法に設定されている。
つぎに、図4及び図5に示すように、外側保持部材44は、ノズル部材42の外側に同心状に設けられた複数の部材48,50,52,54からなり、ノズル部材42を便器本体2の外側から保持することができるようになっている。
具体的には、外側保持部材44は、その軸方向の外側から内側に向かって、或いは、外周側から内周側に向かって、ナット部材48、押さえ部材50、パッキン52、及び、Oリング54をそれぞれ備えている。
ナット部材48は、その一部の内周面がノズル部材42の外周面に螺合されており、ノズル部材42を便器本体2の外側から保持することができるようになっている。
押さえ部材50は、その外周面にフランジ部50aを備えた概ね円環状の部材である。この押さえ部材50は、その軸方向の端部を含む一部がナット部材48の内部に挿入されており、ノズル部材42の軸方向の中間部分を外周側から保持することができるようになっている。
パッキン52は、押さえ部材50の外周面から外側に突出するフランジ部50a(図4参照)の内部に取り付けられている。これらの押さえ部材50及びパッキン52は、便器本体2におけるリム導水路2dの入口2eの開口を形成する壁面(リム部2cの後壁面2g)に対して水密に取り付けられている。
Oリング54は、ノズル部材42の軸方向の中間部分の外周面に取り付けられている。このOリング54の外周側は、押さえ部材50の内周面によって水密に保持されている。
つぎに、図4及び図5に示すように、内側保持部材46は、ノズル部材42に対して摺動且つ揺動可能に取り付けられた概ね環状の部材である。
ここで、以下、図4〜図7Bを参照して、内側保持部材46の具体的な構造、及び、内側保持部材46がノズル部材42に対して摺動かつ揺動可能にする内側保持部材46とノズル部材42との取付構造の詳細について説明する。
まず、図6は、本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置におけるノズル部材及び内側保持部材の部分を拡大した分解拡大斜視図である。
つぎに、図7A及び図7Bのそれぞれは、本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置のノズル部材及び内側保持部材について、便器本体の後方側に対して右側から見た右側面図であり、内側保持部材がノズル部材に対して揺動される前の状態(傾斜される前の状態)、及び、内側保持部材がノズル部材に対して揺動された状態(傾斜された状態)をそれぞれ示す。
図5〜図7Bに示すように、ノズル部材42及び内側保持部材46のそれぞれは、一対の保持溝56,58及び一対の保持突起60,62をそれぞれ備えている。
これらの保持溝56,58及保持突起60,62は、管接続固定装置40が便器本体2のリム導水路2dの入口2eに取り付けられる際に、それぞれ雌側及び雄側として互いに嵌合又は係合され、内側保持部材46をノズル部材42に対して摺動且つ揺動可能に保持する保持部として機能するようになっている。
つぎに、図5〜図7Bに示すように、ノズル部材42の一対の保持溝56,68は、ノズル部材42の外周面において、互いに径方向に対向するように設けられており、側面視における各溝の形状が概ねL字形形状に形成されている。
また、各保持溝56,58は、ノズル部材42の外周面において周方向に沿って所定長さだけ形成される周方向溝56a,58a(第1保持溝部)と、ノズル部材42の外周面において各周方向溝56a,58aの一端から軸方向に沿って所定長さだけ形成される軸方向溝56b,58b(第2保持溝部)と、を備えている。
つぎに、図5〜図7Bに示すように、内側保持部材46は、概ね環状に形成された環状部64を備えている。
この環状部64は、その内部が概ね長穴状に形成された開口断面S1(図6参照)と、この開口断面S1の長手方向に延びる第1中心軸線C1と、この第1中心軸線C1を二等分して環状部64の長手方向に対して垂直な方向(幅方向)に延びる第2中心軸線C2と、を備えている。
また、環状部64の外形の最大寸法L1(図6参照)は、リム導水路2dの入口2eの開口断面S2(図4参照)の最大寸法(最大内径D2)よりも大きく設定されている(L1>D2)。
さらに、内側保持部材46の環状部64の内周側には、上述した一対の保持突起60,62が環状部64の幅方向に互いに対向するように設けられている。
各保持突起60,62は、ノズル部材42の軸方向に対して垂直な方向に延びる揺動軸線A1を含み、各保持突起60,62がこの揺動軸線A1を中心に一方向又は他方向に回動することにより、環状部64の全体がノズル部材42に対して揺動可能となっている。
また、図6に示すように、揺動軸線A1は、環状部64の第2中心軸線C2に対して第1中心軸線C1方向に所定距離(偏心距離L2)だけ偏心するように設定されており、第2中心軸線C2とは平行に設定されている。
つぎに、図5〜図7Bに示すように、ノズル部材42は、さらに、その外周面において周方向に沿って湾曲状(概ね三日月形形状又は弓形形状)に切り欠かれた第3保持溝部である保持溝(揺動規制溝66)を備えている。
図7Bに示すように、揺動規制溝66は、揺動した状態の内側保持部材46の環状部64における保持突起60,62以外の一部を保持可能にする。
より具体的には、図6に示すように、環状部64の開口断面S1を揺動軸線A1に対して開口断面積が異なるように2つの開口断面(第1開口断面S3,第2開口断面S4)で分割した場合、第1開口断面S3の断面積が第2開口断面S4の断面積よりも小さくなる。
このとき、断面積が小さい第1開口断面S3を形成する環状部64のアーチ状の部分(アーチ部分64a)は、図7Aに示すように、ノズル部材42の軸方向に対して垂直方向に立ち上がる立位姿勢の状態から、図7Bに示すように揺動軸線A1を中心に揺動規制溝66まで揺動し、図7Bに示すように揺動規制溝66に嵌合可能となる。これにより、内側保持部材46の全体がノズル部材42に対して傾斜した姿勢で一時的に係止されるようになっている。
そして、図7Bに示すように、内側保持部材46の全体がノズル部材42に対して傾斜した姿勢で一時的に係止された状態では、ノズル部材42の先端側及び内側保持部材46の全体がリム導水路2dの入口2eの開口からリム導水路2dの内部に挿入可能となっている。
つぎに、図8A〜図8Fを参照して、水洗大便器1の取付施工時等において、管接続固定装置40を便器本体2のリム導水路2dの入口2eの開口に組み付ける組付方法について説明する。
図8A〜図8Fのそれぞれは、本発明の一実施形態による水洗大便器の取付施工時等において、管接続固定装置を便器本体のリム導水路の入口の開口に組み付ける際に、組付作業が開始される前から組み付け作業が完了するまでの各状態における管接続固定装置のノズル部材及び内側保持部材を示す。
まず、図8Aに示すように、吐水管8を陶器製の便器本体2に組み付ける際、予め内側保持部材46の環状部64内にノズル部材42を挿入した後、内側保持部材46の一対の保持突起60,62のそれぞれがノズル部材42の各周方向溝56a,58a内に挿入されて嵌合される。
つぎに、図8Bに示すように、内側保持部材46の各保持突起60,62が、ノズル部材42の各周方向溝56a,58aに沿って周方向の先端側から基端側に向かって摺動され、各周方向溝56a,58aと各軸方向溝56b,58bとの角部まで移動される。
そして、図8Cに示すように、内側保持部材46の各保持突起60,62が、ノズル部材42の各軸方向溝56b,58bに沿って摺動され、各軸方向溝56b,58bの軸方向の先端部まで移動する。
このとき、内側保持部材46の環状部64(アーチ部64a)の全体は、揺動軸線A1を中心に揺動可能な状態にもなっている。
つぎに、図8Dに示すように、内側保持部材46の各保持突起60,62がノズル部材42の各軸方向溝56b,58bにおいて揺動軸線A1を中心に回動する。
そして、内側保持部材46の環状部64(アーチ部64a)の全体は、ノズル部材42に対して揺動することにより傾斜(倒伏)した状態となり、その後、揺動規制溝66に嵌合される。
これにより、内側保持部材46の環状部64(アーチ部64a)が組付作業開始時よりもノズル部材42の側に傾斜(倒伏)した姿勢となり、内側保持部材46の全体がノズル部材42に対して一時的に係止された状態で保持される。
また、このように内側保持部材46の全体がノズル部材42に対して一時的に係止された状態では、ノズル部材42及び内側保持部材46の双方がリム導水路2dの入口2eの開口に挿入可能となる。
つぎに、図8Eに示すように、ノズル部材42及びこれに一時的に係止された状態で傾斜(倒伏)姿勢の内側保持部材46の双方が、便器本体2のリム部2cの後壁面2gの外側からリム導水路2dの入口2eに挿入される。
図8Fは、本発明の一実施形態による水洗大便器の管接続固定装置のノズル部材及び内側保持部材の組付作業が完了した状態について便器本体の導水路の内側から見た斜視図である。
図8Fに示すように、内側保持部材46の全体がノズル部材42と共にリム導水路2dの入口2eの開口を通過してリム導水路2d内まで挿入されると、内側保持部材46は、ノズル部材42に対して一時的に固定されていた状態から解放され、傾斜(倒伏)姿勢から立ち上がる姿勢(立位姿勢)へと再び揺動し、内側保持部材46のほぼ全体がリム導水路2d内において入口2eの開口を形成する内側壁面2hと接触した状態となる。
また、ノズル部材42について、その軸方向の中心軸線A2回りに回転させると共に、内側保持部材46についてもノズル部材42の軸方向の中心軸線A2回りに回転させる。 これにより、便器本体の表側の施工者にとって、リム導水路2dの入口2eの開口からリム導水路2d内に挿入された状態の内側保持部材46をリム導水路2dの内側から目視することができなくても、リム導水路2d内の内側壁面2hの表面とこれに対向する内側保持部材46の接触面との接触具合を調整することができる。
そして、外側保持部材44により、ノズル部材42を便器本体2の外側から保持した状態において、ノズル部材42に螺合されているナット部材48を締め付けることにより、ノズル部材42が内側保持部材46を介してリム導水路2d内の内側壁面2hに固定され、組付作業が完了となる。
つぎに、図1〜図8Fを参照して、上述した本発明の一実施形態による水洗大便器1の作用について説明する。
本実施形態による水洗大便器1によれば、水洗大便器1の取付施工時等において、タンク装置4のポンプ30に接続されている吐水管8(洗浄水供給管)を陶器製の便器本体2に組み付ける際、吐水管8の出口部8aについて管接続固定装置40を介して陶器製の便器本体2のリム導水路2dの入口2eに対して接続して容易に固定することができる。
具体的には、まず、吐水管8の出口部8aに設けられた管接続固定装置40のノズル部材42の保持部(一対の保持溝56,58)及び内側保持部材46の保持部(一対の保持突起60,62)により、内側保持部材46をノズル部材42に対して摺動且つ揺動可能に容易に取り付けることができる。
つぎに、内側保持部材46がノズル部材42と共に便器本体2のリム導水路2dの入口2eの開口からリム導水路2d内に挿入可能な姿勢(傾斜姿勢)となるように、内側保持部材46の各保持突起60,62のそれぞれをノズル部材42の各保持溝56,58に対して相対的に容易に摺動させることができる。
その後、内側保持部材46のアーチ部分64aの一部をノズル部材42の揺動規制溝66に当接させるまで容易に揺動させて傾斜(倒伏)させることができる。
これにより、管接続固定装置40の内側保持部材46は、ノズル部材42に対して傾斜(倒伏)した姿勢で一時的に固定された状態となる。そして、ノズル部材42及び内側保持部材46の双方がリム導水路2dの入口2eの開口から挿入可能な状態となる。
つぎに、管接続固定装置40の内側保持部材46の全体をノズル部材42と共にリム導水路2dの入口2eの開口を通過してリム導水路2d内まで容易に挿入することができる。
この挿入後、内側保持部材46について、ノズル部材42に対して一時的に固定されていた状態から解放することができ、傾斜(倒伏)姿勢から立ち上がる姿勢(立位姿勢)へと再び揺動させることができる。
これにより、内側保持部材46のほぼ全体がリム導水路2d内において入口2eの開口を形成する内側壁面2hと容易に接触させることができる(図4、図8F参照)。
したがって、便器本体の表側の施工者にとって、リム導水路2dの入口2eの開口からリム導水路2d内に挿入された状態の内側保持部材46をリム導水路2dの内側から目視することができなくても、内側保持部材46によってノズル部材42をリム導水路2dの内側から容易に保持することができる。
そして、管接続固定装置40の外側保持部材44(ナット部材48、押さえ部材50、パッキン52、Oリング54)によりノズル部材42を便器本体2の外側から保持することができる。
これらにより、内側保持部材46について、リム導水路2dの入口2eの開口からリム導水路2d内に挿入された状態でリム導水路2dの内側壁面2hに対して確実に固定(係止)することができる。同時に、ノズル部材42について、内側保持部材46を介してリム導水路2dの内側壁面2hに対して確実に固定(係止)することができる。
これらの結果、製造誤差を有する陶器製の便器本体2のリム導水路2dの入口2eやその開口を形成するリム導水路2dの内側壁面2h(すなわち、陶器の製造誤差による凹凸等の表面形状のばらつきを有する壁面)に対しても、吐水管8の出口部8aを便器本体2に対して簡単且つ確実に固定して組み付けることができる。
よって、水洗大便器1の施工性を向上させることができる。
また、本実施形態による水洗大便器1によれば、ノズル部材42をリム導水路2dの入口2eの開口に挿入する際には、内側保持部材46の環状部64のアーチ部分64aの一部をノズル部材42の揺動規制溝66に当接させるまで揺動軸線A1を中心に揺動させて傾斜させることができる。
これにより、内側保持部材46をノズル部材42と共に挿入可能な傾斜(倒伏)した姿勢でノズル部材42の揺動規制溝66に対して一時的に固定することができる。
よって、内側保持部材46の環状部64の外形の最大寸法L1がリム導水路2dの入口2eの開口断面S2の最大寸法(最大内径D2)よりも大きく設定されていても、ノズル部材42及び内側保持部材46の双方をリム導水路2dの入口2eの開口から容易に挿入することができる。
また、内側保持部材46の全体がノズル部材42と共にリム導水路2dの入口2eを通過してリム導水路2d内まで挿入された状態では、内側保持部材46の環状部64がノズル部材42の揺動規制溝66に対して一時的に固定されていた状態から解放され、揺動軸線A1を中心に再び揺動することができる。
このとき、内側保持部材46の環状部64の外形の最大寸法L1がリム導水路2dの入口2eの開口断面S2の最大寸法(最大内径D2)よりも大きいため、内側保持部材46の環状部64のほぼ全体が、リム導水路2d内において入口2eの開口を形成する内側壁面2h(陶器面)に対して、陶器製の製造誤差による凹凸の影響を受け難い状態で接触することができる。
これにより、ノズル部材42及び内側保持部材の双方をリム導水路2dの内側壁面2h(陶器面)に対しても確実に固定(係止)し、抜け難くすることができる。
これらの結果、吐水管8を陶器製の便器本体2に組み付ける際に、ノズル部材42及び内側保持部材の双方について、リム導水路2dの入口2eの開口への挿入時には挿入し易く、また、挿入後には、外れ難くする管接続固定装置40を提供することができる。
さらに、本実施形態による水洗大便器1によれば、吐水管8を便器本体2に組み付ける際、予め、内側保持部材46の一対の保持突起60,62のそれぞれをノズル部材42の第1保持溝部(周方向溝56a,58a)又は第2保持溝部(軸方向溝56b,58b)のいずれかに容易に取り付けることができ、互いの組立性を向上させることができる。
そして、内側保持部材46の一対の保持突起60,62のそれぞれがノズル部材42の第1保持溝部(周方向溝56a,58a)又は第2保持溝部(軸方向溝56b,58b)に沿って摺動且つ回動可能に保持される。
これにより、内側保持部材46の一対の保持突起60,62のそれぞれについて、第1保持溝部(周方向溝56a,58a)に沿ってノズル部材42の周方向に摺動させることができると共に、第2保持溝部(軸方向溝56b,58b)に沿ってノズル部材42の軸方向に摺動させることができるため、ノズル部材42に対する内側保持部材46の相対位置を容易に調整することができる。
また、内側保持部材46の一対の保持突起60,62のそれぞれについて、ノズル部材42の第1保持溝部(周方向溝56a,58a)又は第2保持溝部(軸方向溝56b,58b)において回動させることができ、内側保持部材46の環状部64をノズル部材42に対して揺動させることができる。
これにより、ノズル部材42に対する内側保持部材46の環状部64の姿勢(立位姿勢、或いは、傾斜姿勢やその傾斜角度)を容易に調整することができる。
また、本実施形態による水洗大便器1によれば、内側保持部材46をノズル部材42と共にリム導水路2dの入口2eの開口からリム導水路2d内に挿入する際に、内側保持部材46の環状部64における保持突起60,62以外の一部(アーチ部64a)がノズル部材42の第3保持溝部(揺動規制溝66)まで揺動し、傾斜(倒伏)した状態に保持される。
これにより、ノズル部材42及び内側保持部材46をリム導水路2dの入口2eの開口に挿入する状態では、これらの挿入部分の軸方向に対する垂直な断面S5の最大寸法L3(図7B参照)について、リム導水路2dの入口2eの開口の最大内径D2(図4、図8E参照)よりも小さくすることができる(L3<D2)。
したがって、内側保持部材46の環状部64の外形の最大寸法L1がリム導水路2dの入口2eの開口断面S2の最大寸法(最大内径D2)よりも大きく設定(L1>D2)されていても、ノズル部材42及び内側保持部材46の双方をリム導水路2dの入口2eの開口からスムーズに挿入することができるため、施工性を向上させることができる。
さらに、本実施形態による水洗大便器1によれば、内側保持部材46の環状部64の揺動軸線A1が第2中心軸線C2に対して偏心している。
これにより、内側保持部材46及びノズル部材42をリム導水路2dの入口2eの開口に挿入する際には、内側保持部材46の環状部64のアーチ部64aの一部がノズル部材42の揺動規制溝66に接触するまで、内側保持部材46全体について揺動軸線A1を中心に揺動させ易くすることができる。
したがって、内側保持部材46の環状部64の外形の最大寸法L1がリム導水路2dの入口2eの開口断面S2の最大内径D2よりも大きく設定されていても、内側保持部材46及びノズル部材42をリム導水路2dの入口2eの開口に挿入する前にスムーズに挿入可能な状態にすることができる。
また、内側保持部材46の全体がノズル部材42と共にリム導水路2dの入口2eの開口を通過してリム導水路2d内まで挿入された状態においても、内側保持部材46の環状部64がノズル部材42に対して一時的に固定されていた状態から解放され、内側保持部材46全体について揺動軸線A1を中心に再び揺動させ易くすることができる。
これにより、ノズル部材42及び内側保持部材46の双方をリム導水路2d内の内側壁面2h(陶器面)に対してもスムーズに固定(係止)し、抜け難くすることができる。
また、本実施形態による水洗大便器1によれば、貯水タンク10からポンプ30により吐水管8に供給された洗浄水のうちのすべてがリム導水路2dの入口2eからリム導水路2dを経てボウル部2a内に供給され、便器洗浄(いわゆる、リム吐水100%による便器洗浄)が行われるようになっている。
したがって、陶器製の便器本体2のリム導水路2dの入口2eの開口の大きさを比較的大きく設定することができる。
これにより、リム導水路2dの入口2eの開口に接続されるノズル部材42の通水路42aや吐水口42bの流路断面の大きさについても大きく設定することができる。
よって、ノズル部材42における通水路42a及び吐水口42bを通過する洗浄水の圧力損失を低減させることができる。
また、リム導水路2dの入口2eの開口の大きさを比較的大きく設定することができるため、管接続固定装置40について、吐水管8の出口部8aをリム導水路2dの入口2eの開口に容易に接続して固定し易い簡易な構造にすることができる。
これらの結果、吐水管8を陶器製の便器本体2のリム導水路2dに簡単かつ確実に組み付けることができ、施工性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、便器本体2へ洗浄水を供給する吐水管8の洗浄水源として、貯水タンク10を採用し、この貯水タンク10内の洗浄水についてポンプ30の補圧を利用して吐水管8から便器本体2のリム導水路2dに供給する形態について説明したが、このような形態に限られず、吐水管8の洗浄水源としては、他の形態でも適用可能である。
例えば、吐水管の上流側の洗浄水源の形態として、重力給水式の貯水タンクのような形態を採用してもよいし、水道水の給水圧を直接利用した水道直圧式の形態、或いは、フラッシュバルブ式の形態を採用してもよい。
1 本発明の一実施形態による水洗大便器
2 便器本体
2a ボウル部
2b 排水トラップ管
2c リム部
2d リム導水路
2e リム導水路の入口(リム導水路の入口部)
2f リム吐水口
2g リム部の後壁面
2h リム導水路内における入口の開口を形成する内側壁面
4 タンク装置(洗浄水源)
6 給水管
8 吐水管(洗浄水供給管)
8a 吐水管の出口部(洗浄水供給管の出口部)
10 貯水タンク
10a 上方開口部
12 止水栓
14 バルブユニット
16 定流量弁
17 ダイヤフラム弁
18 電磁弁
20 連結ユニット
22 タンクユニット
24 ハウジング
24a 下方開口部
24b オーバーフロー口
26 オーバーフロー管
28 逆止弁
30 ポンプ(洗浄水源)
32 フロートスイッチ
34 水抜き栓
36 通水管
36a 通水管の上流端
38 吸引管
38a 吸引管の下流端
40 管接続固定装置
42 ノズル部材(ノズル部)
42a 通水路
42b 吐水口
44 外側保持部材
46 内側保持部材
48 ナット部材(外側保持部材)
50 押さえ部材(外側保持部材)
50a フランジ部
52 パッキン(外側保持部材)
54 Oリング(外側保持部材)
56 保持溝(保持部)
56a 周方向溝(第1保持溝部)
56b 軸方向溝(第2保持溝部)
58 保持溝(保持部)
58a 周方向溝(第1保持溝部)
58b 軸方向溝(第2保持溝部)
60 保持突起(保持部、保持突起部)
62 保持突起(保持部、保持突起部)
64 内側保持部材の環状部
64a アーチ部分
66 揺動規制溝(保持部、第3保持溝部)
A1 揺動軸線
A2 ノズル部材の軸方向の中心軸線
C コントローラ
C1 内側保持部材の環状部の長手方向に延びる第1中心軸線
C2 内側保持部材の環状部の幅方向に延びる第2中心軸線
D1 吐水口径
D2 リム導水路の入口の開口断面の最大内径
L1 内側保持部材の環状部の外形の最大寸法
L2 偏心距離
L3 挿入時のノズル部材及び内側保持部材の軸方向に対して垂直な断面の最大寸法
S1 内側保持部材の環状部の開口断面
S2 リム導水路の入口の開口断面
S3 内側保持部材の環状部の第1開口断面
S4 内側保持部材の環状部の第2開口断面

Claims (6)

  1. 洗浄水により洗浄されて汚物を排出する水洗大便器であって、
    洗浄水を供給する洗浄水源と、
    汚物を受けるボウル部と、このボウル部の上縁に形成されたリム部と、このリム部に設けられて上記ボウル部に洗浄水を導くリム導水路と、を備えた陶器製の便器本体と、
    上記洗浄水源と上記便器本体との間に接続され、上記洗浄水源から供給される洗浄水を上記便器本体のリム導水路に供給する洗浄水供給管と、
    この洗浄水供給管の出口部に設けられ、この出口部を上記便器本体のリム導水路の入口部に接続した状態で固定する管接続固定装置と、を有し、
    上記管接続固定装置は、上記洗浄水供給管の出口部に設けられ、上記リム導水路の入口部の開口から上記リム導水路内に挿入可能なノズル部と、
    上記ノズル部に対して摺動且つ揺動可能に取り付けられ、上記ノズル部と共に上記リム導水路の入口部から上記リム導水路内に挿入された状態で上記ノズル部を上記リム導水路の内側から保持可能な内側保持部材と、
    上記ノズル部を上記リム導水路の入口部から上記リム導水路内に挿入された状態で上記ノズル部を上記便器本体の外側から保持可能な外側保持部材と、を備えており、
    上記ノズル部及び上記内側保持部材のそれぞれには、上記管接続固定装置を上記便器本体のリム導水路の入口部に取り付ける際に、上記内側保持部材を上記ノズル部に対して摺動且つ揺動可能に保持する保持部がそれぞれ設けられていることを特徴とする水洗大便器。
  2. 上記内側保持部材は、その外形の最大寸法が上記リム導水路の入口部の開口断面の最大寸法よりも大きく環状に形成された環状部を備えており、この環状部は、上記ノズル部の軸方向に対して垂直な方向に延びる揺動軸線を備えており、この揺動軸線を中心に上記ノズル部に対して揺動可能である請求項1記載の水洗大便器。
  3. 上記内側保持部材の保持部は、上記摺動軸線を含むように上記環状部の内周側に互いに対向して設けられた一対の保持突起部を備えており、
    上記ノズル部の保持部は、上記ノズル部の外周面の周方向に沿って形成されて上記一対の保持突起部のそれぞれを摺動且つ回動可能に保持する第1保持溝部と、この第1保持溝部の一端から上記ノズル部の軸方向に形成されて上記一対の保持突起部のそれぞれを摺動且つ回動可能に保持する第2保持溝部と、を備えている請求項2記載の水洗大便器。
  4. 上記ノズル部の保持溝部は、さらに、上記ノズル部の外周面の周方向に沿って湾曲状に切り欠かれた第3保持溝部を備えており、この第3保持溝部は、揺動した状態の上記内側保持部材の環状部における上記保持突起部以外の一部を保持可能にする請求項3記載の水洗大便器。
  5. 上記内側保持部材の環状部は、その内部が概ね長穴状に形成された開口断面と、この開口断面の長手方向に延びる第1中心軸線と、この第1中心軸線を二等分して上記環状部の長手方向に対して垂直な幅方向に延びる第2中心軸線と、を備えており、
    上記揺動軸線は、上記環状部の第2中心軸線に対して偏心するように設定されている請求項2乃至4の何れか1項に記載の水洗大便器。
  6. 上記便器本体は、上記洗浄水源から上記洗浄水供給管に供給された洗浄水のうちのすべてが上記リム導水路の入口部から上記リム導水路を経て上記ボウル部内に供給されるように構成されている請求項1乃至5の何れか1項に記載の水洗大便器。
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