JPH06339679A - 活性炭再生式浄水器 - Google Patents

活性炭再生式浄水器

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JPH06339679A
JPH06339679A JP15303493A JP15303493A JPH06339679A JP H06339679 A JPH06339679 A JP H06339679A JP 15303493 A JP15303493 A JP 15303493A JP 15303493 A JP15303493 A JP 15303493A JP H06339679 A JPH06339679 A JP H06339679A
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信之 前橋
Masahiro Tokida
昌広 常田
Junji Tanaka
順治 田中
Ayako Hirano
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バクテリア濾過用の中空糸膜フィルターは熱に
弱いので、活性炭再生式の浄水器においては、中空糸膜
フィルターを活性炭の後段に配置するのは好ましくな
い。本発明は、活性炭再生式の浄水器において、不使用
後の再使用時に活性炭の煮沸滅菌を励行させ又は強制さ
せることを目的とする。 【構成】浄水器は、活性炭(98)を収容した活性炭カー
トリッジ(84)と、カートリッジを加熱する電気ヒータ
ー(158)と、電源回路(200)と、ヒーターへの通電を
制御するスイッチ装置(198)と、表示パネル(190)
と、制御部(196)とを有する。制御部は、電源プラグ
をコンセントに差し込んだ時に、表示パネルに活性炭の
煮沸滅菌の推奨を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【産業上の利用分野】本発明は、活性炭を随時加熱する
ことにより活性炭を再生し、長期間にわたって浄化能力
を維持するようになった浄水器に関する。
【0002】
【従来の技術】水道水を活性炭に接触させることによ
り、水道水中に溶存するカルキ臭成分(次亜塩素酸イオ
ン若しくは次亜塩素酸の形の残留塩素)や人体に有害な
有機塩素化合物(トリハロメタンなど)や黴くさい臭気
物質(2メチルイソボルネオールやジオスミン)を活性
炭に吸着させ、水道水から除去するようになった浄水器
は知られている。
【0003】活性炭により残留塩素(次亜塩素酸イオン
若しくは次亜塩素酸)を吸着除去すると、浄水器の非使
用時には、活性炭にバクテリアが繁殖し、衛生的でな
い。そこで、従来の浄水器では、活性炭の後段に中空糸
膜フィルターが配置してあり、濾過によりバクテリアを
除去するようになっている。
【0004】他方、特公昭51-23817号には、電気ヒータ
ーを備えた活性炭再生式の浄水器が開示されている。ヒ
ーターに通電すると、活性炭容器内の水は加熱されて沸
騰し、活性炭に吸着された物質は熱水と水蒸気の作用に
より脱着され、活性炭が再生される。斯る活性炭再生式
の浄水器は、長期間にわたって活性炭の浄化能力を維持
することができ、高価な活性炭カートリッジの交換に伴
うランニングコストを低減できるという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、活性炭
再生式の浄水器においては、バクテリア濾過用の中空糸
膜フィルターを活性炭の後段に配置するのは好ましくな
い。何故ならば、中空糸膜フィルターの中空糸膜は熱に
弱い材料で形成されていると共に親水処理が施してある
ので、活性炭再生時に発生する熱水や水蒸気により容易
に劣化し或いは損傷すると共に、水蒸気が接触すると中
空糸膜の細孔がベーパロックを起こして通水抵抗が増大
するからである。
【0006】このように、活性炭再生式の浄水器におい
てはバクテリア濾過用の中空糸膜フィルターを活性炭の
後段に配置することができないので、かなりの期間にわ
たって浄水器を使用せず、その結果活性炭にバクテリア
が発生した場合には、再使用時にはバクテリアが流出す
るおそれがある。浄水器のユーザーズ・マニュアルに
は、一定期間(例えば、2日以上)不使用後の再使用時
には先ずヒーターに通電して活性炭を煮沸滅菌するよう
との指示を記載することができるが、使用者がユーザー
ズ・マニュアルの指示に従うのを忘れ又は怠ることも起
こり得る。
【0007】本発明の目的は、不使用後の再使用時に活
性炭の煮沸滅菌を励行させ又は強制させることの可能な
活性炭再生式の浄水器を提供することにある。
【0008】
【発明の構成】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の活性
炭再生式浄水器は、活性炭を収容した活性炭容器と、活
性炭容器を加熱する電気ヒーターと、この電気ヒーター
に電力を供給する電源回路と、電源回路からヒーターへ
の通電を制御するスイッチ手段と、表示手段と、表示手
段とスイッチ手段を制御する制御手段とを備えてなる。
この制御手段は、浄水器の差込プラグをコンセントに差
し込むことにより電源回路に電源を投入した時に、表示
手段に活性炭の煮沸滅菌の推奨を表示させ、使用者に活
性炭の煮沸滅菌を催促する。
【0009】このように、浄水器の再使用に当って差込
プラグをコンセントに差し込む度に活性炭の煮沸滅菌が
推奨されるので、使用者が煮沸滅菌を忘れるのが防止さ
れる。使用者が煮沸滅菌を必要と判断した場合には再生
スイッチを押して滅菌を開始させることができ、不要と
判断した場合にはそのまゝ使用することができる。
【0010】他の実施態様においては、本発明の活性炭
再生式浄水器は、活性炭を収容した活性炭容器と、活性
炭容器を加熱する電気ヒーターと、電気ヒーターに電力
を供給する電源回路と、電源回路からヒーターへの通電
を制御するスイッチ手段と、スイッチ手段を制御する制
御手段とを備え、この制御手段は、電源回路に電源を投
入した時にスイッチ手段をして所定時間電気ヒーターに
通電させる。この場合には、電源投入時には活性炭は強
制的かつ自動的に煮沸滅菌される。
【0011】本発明の他の特徴は、以下の実施例の記載
につれて明らかにする。
【0012】
【実施例】添付図面を参照しながら本発明の浄水器の好
適な実施例を説明する。初めに図1に基づいて本発明の
浄水器の使用例を説明するに、この浄水器10は例えば
流し12を備えた台所カウンター14上に載置して使用
することができる。その場合、流しの既存の任意の水栓
(図示した使用例では、シングルレバー型の湯水混合
栓)16のスパウト18に切換え弁機構を内蔵した蛇口
アダプタ20を取付け、このアダプタ20を上水供給ホ
ース22と浄水吐出ホース24により浄水器10に接続
することができる。アダプタ20のハンドル26を所定
位置に回すと、水栓16からの上水は上水供給ホース2
2により浄水器10に送られ、浄水器で浄化された水は
浄水吐出ホース24からアダプタ20に送られ、その出
口28から吐出される。残留塩素や有害物質や臭気物質
が除去された浄水は飲料水として或いは料理用に使用す
ることができる。ハンドル26を他の位置に回すと、水
栓16からの未処理の上水(又は湯水混合物)は浄水器
を経由することなくアダプタ20の出口28からそのま
ゝ吐出され、野菜や食器の洗浄などの用途に供すること
ができる。図示した使用例では、シングルレバー型湯水
混合栓16には給湯パイプ16Aを介して給湯機(図示
せず)からの湯が供給され、水道管(同じく図示せず)
に接続された給水パイプ16Bから上水が供給されるよ
うになっている。
【0013】次に図2から図5を参照するに、この浄水
器10は、プラスチック製のハウジング30と、このハ
ウジング30にスナップ嵌めされたキャップ32を有す
る。ハウジング30に一体形成された下向きに延長する
例えば6本の脚部34には底板36がねじ38によって
固定してあり、この底板36にねじ止めされた例えば4
個のゴム脚40により浄水器10の荷重は支持される。
【0014】概略的に述べれば、図示した実施例では、
この浄水器10は、水道水中に浮遊する赤錆や微生物な
どの粒子成分を濾過作用により除去するための濾過段4
2と、水道水中に溶存する残留塩素やトリハロメタンや
臭気物質のような有害な或いは不本意な物質を活性炭素
繊維の吸着作用により除去するための吸着段44からな
り、吸着段44の活性炭は電気ヒーターにより随時加熱
され、煮沸滅菌されると共に再生されるようになってい
る。濾過段42は吸着段44の活性炭への粒子成分の負
荷を軽減するためのもので、本発明の目的を達成する上
では不可欠ではなく、省略することができる。
【0015】より詳しくは、濾過段42は複数のねじ4
6によってハウジング30の水平壁48に液密に固定さ
れた逆コップ形のフィルターケース50を有し、このフ
ィルターケース50内には従来型の中空糸膜フィルター
・モジュール52がキャップ54によって位置決めされ
ている。ハウジング水平壁48とこのキャップ54との
間には半径方向分配通路56が確保してあり、この通路
56はハウジング水平壁48に一体形成された下向きに
延長する入口管58に連通している。この入口管58に
は上水供給ホース22が接続されたホース継手60が固
定してあり、上水供給ホース22から入来する上水が分
配通路56内に流入するようになっている。入口管58
には従来型の逆止弁62が配置してあり、中空糸膜フィ
ルター・モジュール52から上水供給ホース22へと上
水が逆流しないようになっている。半径方向分配通路5
6内に流入した上水は、キャップ54の外周に形成され
た星型突起64間の隙間を経て、フィルターケース50
内周と中空糸膜フィルター・モジュール52外周との間
の環状分配通路66に流入し、中空糸膜フィルター・モ
ジュール52の開口68からモジュール52内に入り、
中空糸膜フィルターによって濾過される。濾過された上
水は、キャップ54に形成された出口70から流出す
る。通常の水質条件下で約7年間にわたり交換すること
なく使用することができるようにするため、中空糸膜フ
ィルター・モジュール52は好ましくは約2m2の膜面
積を有する。中空糸膜フィルター・モジュール52に代
えて、他の形式のフィルターを使用してもよい。
【0016】図2および図5からよく分かるように、ハ
ウジング30の水平壁48には、樋形の通路形成部材7
2が液密に固定してあり、水平壁48と協動して上水通
路74を形成している。この通路形成部材72にはドレ
ーンプラグ76が螺合してあり、浄水器10の搬送など
に当りプラグ76を外すことにより通路74の水抜きが
できるようになっている。上水通路74はハウジング3
0と一体形成された上水供給ライザー78に連通してお
り、濾過段42によって濾過された上水はこのライザー
78を介して後段の吸着段44に送られるようになって
いる。図2および図4からよく分かるように、この上水
供給ライザー78は浄水器10の垂直中央面に関して片
側にオフセットしてあり、他方の側には同様にハウジン
グ30と一体形成された浄水吐出ライザー80が配置し
てある。この浄水吐出ライザー80は後述するように吸
着段44の吸着作用によって浄化された浄水を浄水吐出
ホース24に送るためのもので、このライザー80には
ホース継手82が接続してあり、この継手82に浄水吐
出ホース24が装着してある。
【0017】図6および図7を参照するに、吸着段14
は活性炭素繊維が充填された活性炭カートリッジの形の
活性炭容器84を有する。この活性炭カートリッジ84
はステンレス鋼板製の金属缶86からなる。この金属缶
86は、ステンレス鋼板を深絞り成形してなる有底円筒
形の胴体88とステンレス鋼板製の円環形の蓋90から
なり、両者は周縁92に沿って液密に巻締めてある。金
属缶86の耐食性を向上させるため、胴体88と蓋90
の内周面にはテフロンTMがコーティングしてある。蓋9
0には円弧状の複数の上水入口開口94が打ち抜きによ
り形成してあり、ライザー78を介して濾過段42から
送られた水がカートリッジ84内に流入するようになっ
ている。カートリッジ84の中央にはステンレス製の多
孔円筒96が配置してあり、この円筒96の周りには活
性炭素繊維98がバインダーを用いて成型してある。バ
インダー成型の代わりに、活性炭素繊維98の不織布を
ぐるぐると巻き付けて適宜拘束してもよい。活性炭素繊
維層98と胴体88との間には上水入口94に連通する
環状の分配通路100が形成してあり、上水入口94か
らカートリッジ84内に流入した上水が多孔円筒96に
向かって半径方向内側に活性炭素繊維層98を通過する
ようになっている。活性炭素繊維層98を通過する際、
水中に溶存する塩素やトリハロメタンや発臭物質は活性
炭素繊維に吸着され、除去される。活性炭素繊維98に
よって浄化された浄水は多孔円筒96内に回収され、カ
ートリッジ84の出口102に送られる。環状分配通路
100と多孔円筒96との間で流れのショートパスが起
こるのを防止するため、活性炭素繊維充填後、金属缶8
6の胴体88および蓋90には環状のV溝型エンボス部
104をプレス成形し、これらのエンボス部104を活
性炭素繊維層の上下端面に食い込ませるのが好ましい。
【0018】図2および図8に示したように、活性炭カ
ートリッジ84はハウジング30の水平壁106に座金
108を介して支持され、マニホールド・アッセンブリ
110によって閉鎖されている。このマニホールド・ア
ッセンブリ110は、上部材112と下部材114に分
割されており、両者は互いに液密に固定されている。下
部材114はライザー78および80の上端に液密に嵌
合されていると共に、それらに支持されている。例えば
7本のねじ116(図4)を用いてハウジング30の水
平壁106に上部材112と下部材114を共締めする
ことにより、マニホールド・アッセンブリ110はハウ
ジング30に固定される。
【0019】図8は図4のVIII−VIII線に沿った断面図
で、図8と図4を参照するに、マニホールド・アッセン
ブリ110の上部材112には細長い膨出部118が形
成してあり、下部材114と協動して上水通路120を
形成している。図8からよく分かるように、この通路1
20は一方においてライザー78に連通していると共
に、他方において下部材114に形成された入口ポート
122に連通している。この入口ポート122は下部材
114とカートリッジ84の蓋90との間に形成された
空間124に開口している。従って、濾過段42の中空
糸膜フィルター・モジュール52によって濾過された上
水は、通路74、ライザー78、通路120、ポート1
22、空間124、金属缶86の上水入口94を介して
環状分配通路100に流入する。
【0020】図2および図4に示したように、マニホー
ルド・アッセンブリ110の上部材112には更に他の
膨出部126が形成してある。この膨出部126には感
温切換え弁128が組み込んであり、従ってこの膨出部
126は感温切換え弁128のハウジングを兼ねてい
る。この膨出部126は、また、マニホールド・アッセ
ンブリ110の下部材114と協動して浄水吐出通路1
30を形成しており、この浄水吐出通路130はライザ
ー80に連通している。
【0021】感温切換え弁128は図9に示したような
感温素子132を有する。この感温素子132は従来型
のもので、熱膨脹性ワックス(図示せず)を収容した本
体133と、2つの弁頭部134および136と、例え
ば3つの摺動ガイド部138と、スピンドル140を有
し、雰囲気温度の上昇に伴いスピンドル140が本体1
33から次第に突出するようになっている。この感温素
子132は図2に示したようにばね受けに作用する復帰
ばね142を介して膨出部126の段付ボアに嵌合さ
れ、そのスピンドル140は膨出部126にねじ止めさ
れたキャップ144に当接させてある。従って、本体1
33と2つの弁頭部134および136との組立体は低
温時には復帰ばね142によって図2において右方に付
勢されているが、温度上昇に伴いスピンドル140が本
体133から突出するにつれてこの組立体は図2におい
て左方に変位する。熱膨脹性ワックスを使用した感温切
換え弁128に代えて、形状記憶合金を使用した感温切
換え弁を用いてもよい。
【0022】マニホールド・アッセンブリ110の上部
材112には活性炭カートリッジ84の出口102に整
列した入口ポート146が形成してあり、活性炭カート
リッジ84から流出する流体に感温素子132が接触す
るようになっている。感温切換え弁128は、流体温度
が50℃以下の時には図2に示したように第1弁頭部1
34により弁座148が閉鎖されると共に第2弁頭部1
36が弁座150を開放し、流体温度が50℃を超える
とスピンドル140の突出に伴い弁座148が開放され
ると共に弁座150が閉鎖されるように設定することが
できる。図4からよく分かるように、感温切換え弁12
8のキャップ144には、スピンドル140から側方に
オフセットした位置において、熱水蒸気排出管152が
形成してあり、この熱水蒸気排出管152は弁座148
(図2)に連通している。図4に示したように、この熱
水蒸気排出管152にはドレーンホース154の一端を
接続することができる。このドレーンホース154はハ
ウジング30の水平壁の開口156を経てライザー80
に沿って下方に延長させ、その他端は図1に示したよう
に流し12まで延長させることができる。
【0023】再び図7を参照するに、活性炭カートリッ
ジ84の缶胴体88の底部には電気ヒーター158が配
置してあり、このヒーターに通電したときに活性炭カー
トリッジ84が底から加熱されるようになっている。ヒ
ーター158としては、ニクロム線を雲母箔で挟んだマ
イカヒーターや、シーズヒータを使用することができ
る。ヒーター158から缶胴体88への熱伝達を向上さ
せるため、ヒーター158と缶胴体88底部との間には
熱伝導性の良いアルミニューム板160を挟持するのが
好ましい。ヒーター158とアルミニューム伝熱板16
0とは、缶胴体88に溶接されたボルト162とナット
164により、アルミニューム放熱板166と共に缶胴
体88に締結されている。
【0024】図7からよく分かるように、缶胴体88の
中央部168は上げ底になっており、この中央上げ底部
168にはその温度検出するためのサーミスタ170が
伝熱関係で接触させてある。サーミスタ170はコイル
ばね172を介して放熱板166に支持されたサーミス
タホルダー174に支持されており、中央上げ底部16
8に弾力接触されている。アルミニューム放熱板166
には、また、クリップにより温度ヒューズ176が伝熱
関係で保持されている。
【0025】再び図2を参照するに、浄水器10のキャ
ップ32の裏には、回路基板178がねじ止めしてあ
り、この回路基板に制御回路180が固定してある。制
御回路180をヒーター158の熱から保護するため、
キャップ32には熱遮蔽板182が装着してある。制御
回路180には差込プラグ185(図1)を備えた電源
コード184から交流電力が供給される。図2に示した
ように、回路基板178には操作・表示パネル186が
設けてある。
【0026】図10に示したように、サーミスタ170
の出力はリード線188により制御回路180に入力さ
れ、制御回路180は操作・表示パネル186の液晶表
示パネル190と再生時刻設定スイッチ192および手
動再生スイッチ194に接続することができる。図示し
た実施例では、制御回路180はプログラムされたマイ
クロプロセッサ196を備え、このマイクロプロセッサ
196はソリッド・ステート・リレー(SSR)198
を介してヒーター158への通電を制御するようになっ
ている。電源コード184には電源回路200が接続し
てあり、その交流出力はSSR198と温度ヒューズ1
76を介して電気ヒーター158に供給され、直流出力
はマイクロプロセッサ196に供給される。制御回路1
80は、また、ブザー202を制御するようになってい
る。マイクロプロセッサ196はバックアップ回路20
4を有し、電源回路200に電源が供給されていない時
でも後述するプログラム(図11又は図12)をスリー
プ・モードで周期的に実行するようになっている。マイ
クロプロセッサ196は電源回路200に電源が投入さ
れると図13のプログラムを実行する。
【0027】図11を参照するに、マイクロプロセッサ
196は電源回路200の直流出力をチェックすること
により差込プラグ185がコンセントに差し込まれてい
るかどうか周期的に監視しており(S301)、電源が投入
されないときには滅菌完了フラグを“0”にする。滅菌
完了フラグは滅菌が完了しているかどうかを識別するた
めのもので、“0”は滅菌が完了していないことを表し
“1”は滅菌が完了していることを表すものとしてマイ
クロプロセッサ196のメモリを利用して記憶させてお
くことができる。差込プラグ185がコンセントから抜
かれ、従って、浄水器10が非使用状態にある限り、滅
菌完了フラグは“0”になっている。
【0028】使用者が浄水器を図1に示したように台所
などに設置し、差込プラグ185をコンセントに差し込
むと、滅菌完了フラグがチェックされる(S302)。不使
用後に浄水器を再使用する場合には滅菌完了フラグは
“0”になっているので、表示パネル190に例えば
“スイッチを押して滅菌を開始して下さい”の表示をさ
せ(S303)、使用者の注意を喚起するためブザー202
を例えば10秒鳴らす(S304)。使用者が滅菌必要と判
断し、手動再生スイッチ194を押した場合には(S30
5)、例えば約20分間ヒーター158への通電が行わ
れ(S306)、滅菌完了フラグが“1”にされ(S307)、
表示パネル190には“READY”または“使用可能”と
表示される(S308)。ヒーター158への通電により活
性炭カートリッジ84内の滞留水は沸騰し、約20分の
煮沸により活性炭素繊維98は滅菌される。その際に発
生する水蒸気は後述するようにドレーンホース154を
介して流し12に排出される。
【0029】図12のフローチャートに示したように、
活性炭の滅菌は差込プラグ185をコンセントに差し込
む都度自動的に行わせることもできる。即ち、電源が投
入され(S401)、かつ、滅菌が未だ行われていない場合
には(S402)、自動的に約20分間ヒーター158への
通電が行われ(S403)、滅菌完了フラグが“1”にされ
た上で(S404)、表示パネル190に“READY”が表示
される(S405)。
【0030】マイクロプロセッサ196は、また、予め
設定された所定時刻(好ましくは、深夜の所定時刻)が
到来すると毎日自動的にヒーター158に通電するよう
にプログラムされている。この設定時刻は、再生時刻設
定スイッチ192を押すことにより、例えば1時間単位
でインクレメントすることができる。また、マイクロプ
ロセッサ196は、使用者が手動再生スイッチ194を
押した時にもヒーター158に通電されるようにプログ
ラムされている。マイクロプロセッサ196は、ヒータ
ー158への通電開始後はサーミスタ170の出力を監
視することによりカートリッジ84の中央上げ底部16
8の温度を監視し、この温度に応じてSSR198と液
晶表示パネル190を後述するように制御する。
【0031】滅菌完了後のこの浄水器10の作動につい
て説明するに、浄水供給時には、アダプタ20のハンド
ル26を浄水器10側に回して水栓16を開けると、前
述したように、上水は濾過段42の中空糸膜モジュール
52により濾過され、次いで吸着段44に送られて活性
炭素繊維98により吸着浄化され、多孔円筒96内に回
収された浄水は活性炭カートリッジ84の出口102か
ら流出する。前述したように、感温切換え弁128は出
口102から流出する流体温度が50℃以下の時には出
口102を浄水吐出通路130に接続するように設定さ
れているので、多孔円筒96内に回収された浄水は浄水
吐出通路130からライザー80を介して浄水吐出ホー
ス24に送られてアダプター20の出口28から吐出さ
れ、飲用などに供される。
【0032】活性炭の再生は、設定時刻が到来すると毎
日自動的に行われ、使用者が手動再生スイッチ194を
押した時にはその都度行われる。図13のフローチャー
トに示したように、設定時刻が到来するか(S501)手動
再生スイッチ194が押されると(S502)、マイクロプ
ロセッサ196はSSR198を励磁し、ヒーター15
8への通電を開始させる(S503)。同時に、液晶表示パ
ネル190には“再生中”または“準備中”などの使用
禁止表示がなされる(S504)。
【0033】ヒーター158に通電が行われると、活性
炭カートリッジ84の底部は加熱され、活性炭カートリ
ッジ84内に滞留する水は熱水となり、やがて沸騰し始
める。中空糸膜フィルター・モジュール52の入口には
逆止弁62が設けてあるので、活性炭カートリッジ84
内に発生した熱水と水蒸気は、中空糸膜フィルター・モ
ジュール52の方へ逆流することなく、活性炭カートリ
ッジ84の出口102から感温切換え弁128に向かっ
て上昇し、感温素子132に接触する。感温素子132
が50℃以上に加熱されると、弁頭部134と136は
図2において左方に移動し、自動的に浄水吐出通路13
0を閉鎖すると共に、カートリッジ出口102および入
口ポート146を熱水蒸気排出管152に接続するの
で、活性炭カートリッジ84内に発生した熱水と水蒸気
はドレーンホース154を介して流し12に排出され
る。
【0034】活性炭カートリッジ84内に滞留する水が
沸騰するに伴い、活性炭素繊維98は煮沸滅菌されると
共に、活性炭素繊維に吸着された塩素や、沸点が水の沸
点より低いトリハロメタンは熱水と水蒸気の作用により
容易に脱着され、活性炭素繊維が再生される。沸点が水
の沸点より高い2メチルイソボルネオールやジオスミン
のような臭気物質は水蒸気によっては脱着し難い。従っ
て、活性炭素繊維98としては、臭気物質に対する吸着
容量に優れた中心細孔直径2.7nm前後の活性炭素繊
維を使用するのが好ましい。このような活性炭素繊維を
約70g充填すれば、通常の水質条件下で約7年の長期
間にわたり活性炭素繊維カートリッジ84を交換するこ
となく高度の浄化を行うことができる。
【0035】図13のフローチャートに示したように、
ヒーター158への通電開始後、マイクロプロセッサ1
96はサーミスタ170の出力をチェックすることによ
りカートリッジ84の中央上げ底部168の温度を監視
している(S505)。カートリッジ84の中央上げ底部1
68の温度が120℃を超えるとヒーター158への通
電を終了させる(S506)。カートリッジ84内の滞留水
が蒸発するにつれて滞留水の水位が下がるが、カートリ
ッジ84の中央底部168は上げ底になっているので、
蒸発と水位低下に伴い先ずこの中央上げ底部168が滞
留水から露出し、他の部分より早く温度が上昇する。こ
のため、サーミスタ170により検出される中央上げ底
部168の温度が120℃になった時でも、カートリッ
ジ84の底部には少量の滞留水が残留しているので、上
げ底部168の温度が120℃になった時にヒーターへ
の通電を終了させることにより、活性炭素繊維の過熱を
防止し、活性炭素繊維の焼損と熱劣化を防止することが
できる。
【0036】ヒーター158への通電が終了すると、カ
ートリッジ84は放熱により冷却される。感温切換え弁
128の雰囲気温度が50℃以下になると、感温切換え
弁128は自動的にカートリッジ84の出口102を浄
水吐出通路130に接続し、使用時に備える。マイクロ
プロセッサ196は、ヒーター158への通電終了後
も、サーミスタ170の出力をチェックしている(S50
7)。カートリッジ84が更に放熱冷却し、サーミスタ
170の出力によりカートリッジ底部168の温度が4
0℃に低下したことが検出されると、マイクロプロセッ
サ196は液晶表示パネル190に“使用可能”又は
“READY”と表示させ(S508)、浄水器が使用可能な状
態に回復したことを使用者に知らせる。
【0037】以上には本発明の特定の実施例について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種
々の設計変更を加えることができる。例えば、活性炭再
生時のヒーターへの通電は時間制御することができる。
また、中空糸膜フィルター・モジュール52は省略する
ことができる。
【0038】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明は、活性炭
再生式浄水器において、差込プラグをコンセントに接続
する度に活性炭の煮沸滅菌を推奨し又は自動的に行わせ
るようにしたので、浄水器を長期間使用しなかった場合
でも、再使用時には確実に滅菌が行われる。従って、本
発明の浄水器は使い勝手が良く、いつでも安心して使用
することができる。しかも、活性炭の再生により高度の
浄化性能が長期間にわたり維持されるので、浄水器のラ
ンニングコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の浄水器を台所に設置した使用
例を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示した浄水器の断面図で、図4
のII−II線に沿った断面を示すもので、中空糸膜モジュ
ールと活性炭カートリッジの半径方向寸法が忠実になる
ように描写してある。
【図3】図3は、図1に示した浄水器の分解斜視図であ
る。
【図4】図4は、図1に示した浄水器の平面図で、キャ
ップを外した所を示す。
【図5】図5は、図1に示した浄水器の底面図で、底板
と活性炭カートリッジを取り外したところを示す。
【図6】図6は、図1に示した浄水器の活性炭カートリ
ッジの平面図である。
【図7】図7は、図1に示した浄水器の活性炭カートリ
ッジの断面図である。
【図8】図8は、図4のVIII−VIII線に沿った断面図で
ある。
【図9】図9は、切換え弁の感温素子組立体の斜視図で
ある。
【図10】図10は、制御回路のブロック図である。
【図11】図11は、制御回路の動作の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図12】図12は、制御回路の動作の他の例を示すフ
ローチャートである。
【図13】図13は、制御回路の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10: 浄水器 84: 活性炭カートリッジ(活性炭容器) 94: カートリッジの上水入口 102: カートリッジの浄水出口 158: 電気ヒーター 180: 制御回路 190: 表示手段(液晶パネル) 196: 制御手段(マイクロプロセッサ) 198: スイッチ手段 200: 電源回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 順治 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 平野 綾子 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上水入口(94)と浄水出口(102)を有
    し活性炭(98)を収容した活性炭容器(84)と、前記活
    性炭容器を加熱する電気ヒーター(158)と、前記電気
    ヒーターに電力を供給する電源回路(200)と、前記電
    源回路からヒーターへの通電を制御するスイッチ手段
    (198)と、表示手段(190)と、前記表示手段とスイッ
    チ手段を制御する制御手段(196)とを備え、前記制御
    手段は、前記電源回路に電源を投入した時に、前記表示
    手段に活性炭の煮沸滅菌の推奨を表示させることを特徴
    とする活性炭再生式浄水器。
  2. 【請求項2】 上水入口(94)と浄水出口(102)を有
    し活性炭(98)を収容した活性炭容器(84)と、前記活
    性炭容器を加熱する電気ヒーター(158)と、前記電気
    ヒーターに電力を供給する電源回路(200)と、前記電
    源回路からヒーターへの通電を制御するスイッチ手段
    (198)と、前記スイッチ手段を制御する制御手段(19
    6)とを備え、前記制御手段は、前記電源回路に電源を
    投入した時に、前記スイッチ手段をして所定時間電気ヒ
    ーターに通電させ、活性炭を煮沸滅菌させることを特徴
    とする活性炭再生式浄水器。
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