JPH06339415A - アジャスタ取付構造 - Google Patents

アジャスタ取付構造

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JPH06339415A
JPH06339415A JP13087193A JP13087193A JPH06339415A JP H06339415 A JPH06339415 A JP H06339415A JP 13087193 A JP13087193 A JP 13087193A JP 13087193 A JP13087193 A JP 13087193A JP H06339415 A JPH06339415 A JP H06339415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
square pipe
pipe material
rectangular pipe
mounting bracket
mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP13087193A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Koushiyo
高所正敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
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Publication of JPH06339415A publication Critical patent/JPH06339415A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】溶接することなく角パイプ材にアジャスタの取
付金具を取り付ける。 【構成】角パイプ材1と、該角パイプ材1の下側端部に
取り付けられる取付金具2と、該取付金具2に螺合して
角パイプ材1の高さを調整するアジャスタ3とからなる
アジャスタ取付構造であって、取付金具2が、アジャス
タ3が螺合するねじ孔22を有して前記角パイプ材1の
外形と略同一形状の底板部23と、該底板部23の背向
する二辺部分に上方に向けて設けられその外表面21c
に係合部を有してなる挿入片21とを備え、角パイプ材
1が、その下側端部近傍に前記係合部が係合する被係合
部を有してなり、この取付金具2を、その挿入片21が
前記角パイプ材1の内面に内接し、その底板部23が前
記角パイプ材1の下端面13に当接し、かつ前記係合部
が前記被係合部に係合するように前記角パイプ材1に圧
入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーティションなどの
支柱の下面に、高さ調整のためのアジャスタを取り付け
る部分のアジャスタ取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パーティションなどでは、左右方
向に連設した際に、設置面の凹凸を吸収するために、支
柱部分の下面にねじ式のアジャスタを取り付けて、相互
の高さを一定高さに調整できるようになっている。この
種のアジャスタを取り付ける部分の構造は、アジャスタ
を螺合するねじ孔のあいた板金製のアジャスタ取付板
を、支柱を構成する角パイプの下端面に溶接して固定し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のアジャ
スタ取付構造を製造する場合にあっては、まずプレスに
より素材からアジャスタ取付板を切り出し、そのアジャ
スタ取付板を目的の角パイプの下端面に溶接し、その後
バリなど不要なものを除去した後、塗装をしなければな
らない。つまり、アジャスタ取付板を取り付けるにあた
っては、溶接作業が必要であり、簡単な構造の割に製造
時の手間がかかる工程となっていた。本発明は、このよ
うな不具合を解消することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような手段を講じたものであ
る。すなわち、本発明に係るアジャスタ取付構造は、角
パイプ材と、該角パイプ材の下側端部に取り付けられる
取付金具と、該取付金具に螺合して角パイプ材の高さを
調整するアジャスタとからなるアジャスタ取付構造であ
って、取付金具が、アジャスタが螺合するねじ孔を有し
て前記角パイプ材の外形と略同一形状の底板部と、該底
板部の背向する二辺部分に上方に向けて設けられその外
表面に係合部を有してなる挿入片とを備え、角パイプ材
が、その下側端部近傍に前記係合部が係合する被係合部
を有してなり、この取付金具を、その挿入片が前記角パ
イプ材の内面に内接し、その底板部が前記角パイプ材の
下端面に当接し、かつ前記係合部が前記被係合部に係合
するように前記角パイプ材に圧入してなることを特徴と
する。
【0005】
【作用】このような構成のものであれば、取付金具を、
角パイプ材の下側端部に、その挿入片が角パイプ材の内
面に内接し、その底板部が下端面に当接し、かつ挿入片
に設けられた係合部が角パイプ材の被係合部に係合する
まで圧入することにより、挿入片が角パイプ材の内側面
に圧接した状態で角パイプ材の内側において停止する。
この場合、取付金具の角パイプ材の側面方向の動きは挿
入片の内接により、また下方向への動きは係合部の係合
により、それぞれ禁止されるものとなる。そして、取付
金具の底板部のねじ孔にアジャスタを螺合させることに
より、アジャスタの取付が完了する。つまり、取付金具
と角パイプ材とは別体であるものの、取付金具の角パイ
プ材への取付は、取付金具を角パイプ材に圧入する作業
のみで、取付作業を行うにあたって溶接などのように準
備作業を必要とせず、例えば、取付部材の挿入片を角パ
イプ材の下側端部に当接させた状態で、プレスなどで取
付部材に圧力を加えるだけで圧入することが可能とな
る。したがって、製造工程における取付金具の溶接工程
が省略でき、取付作業を容易にすることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1において、1は角パイプ材で、例えば、
パーティションの支柱であり、スチール製の断面略正方
形の四角柱からなり、その下側端部近傍の対向する2つ
の側面11には、被係合部である透孔12が2カ所にそ
れぞれ設けられている。この透孔12は、角パイプ材1
に設けられており、取付金具2の挿入片21に設けられ
た係合部である凸部21aが係合する。
【0007】取付金具2は、アジャスタ3が螺合するね
じ孔22を有して角パイプ材1の外形と略同一形状の底
板部23と、その底板部23の背向する二辺部分に上方
に向けて設けられその外表面に凸部21aを有してなる
挿入片21とからなる。この取付金具2は、板金素材か
らプレス加工により製造されるもので、底板部23と挿
入片21とが一体的に形成されており、ねじ孔22及び
ダボ加工による凸部21aが挿入片21に形成される。
つまり、底板部23は、角パイプ材1の下端面13に当
接するように、その側面23aが角パイプ材1の側面1
1の外表面と面一になる大きさに形成されており、挿入
片21の立設される辺は、その中央部にその側面23a
より角パイプ材1の厚み分だけ内側の位置に挿入片21
が形成されるように、挿入片21の両側に位置する側面
23aのみが角パイプ材1の側面11の外表面と面一に
なるように加工されている。そして、それぞれの挿入片
21は、その先端部分21bが角パイプ材1に圧入しや
すいように互いに接近する方向に折り曲げてあり、その
外表面21cが角パイプ材1の内側面に圧接するよう
に、つまり、その一方の挿入片21の外表面21cから
他方の外表面21cまでの距離が若干角パイプ材1の内
法より大きくして、底板部23の側面部分で折り曲げら
れて形成される。また、この挿入片21の幅寸法は、角
パイプ材1の内法と略同一で、角パイプ材1に圧入され
た場合に、その左右に存在する角パイプ材1の内面にそ
の左右の側端面21dが内接する大きさになっている。
一方、ねじ孔22は、底板部23の中央部に、底板部2
3の下側方向からバーリング加工により角パイプ材1の
内側方向に膨らんで形成された凸部に孔をあけ、めねじ
を切ることにより形成されるもので、底板部23に透孔
を穿設し、その透孔と中心を同じにしてナットを溶接し
て形成したものではない。なお、この実施例では、挿入
片21にも、パーティションを組み立てる際に利用され
るねじ孔24が形成されている。
【0008】このような構成において、取付金具2は、
角パイプ材1の下側端部からその挿入片21が圧入され
て角パイプ材1に取り付けられる。具体的には、角パイ
プ材1を倒立状態にしてその下端面13を上向きにし
て、取付金具2の挿入片21の先端部21bを凸部21
aが角パイプ材1の透孔12に対応するようにして下端
面13に当接させる。そしてその状態から、例えばプレ
スにより、取付金具2の底板部23が角パイプ材1の下
端面13に当接まで、取付金具2に下側に向かう圧力を
与えて、取付金具2を角パイプ材1に圧入する。このよ
うに圧入した状態では、挿入片21の左右の側面21d
が角パイプ材1の内面に内接し、またその凸部21aが
角パイプ材1の透孔12に係合する。この場合、凸部2
1aと透孔12との係合は、挿入片21の外面間の距離
が角パイプ材1の内法より若干大きいことから、凸部2
1aから透孔12に対して付勢力(板金素材の有する弾
性力に基く)が作用した状態で行われている。したがっ
て、取付金具2は、角パイプ材1の長手方向の移動を透
孔12と凸部21aとの係合により禁止され、挿入片2
1側面21dの内接により角パイプ材1の横方向の移動
を禁止されることになり、角パイプ材1の所定位置に定
着されることになる。取付金具2が取り付けられた後
は、塗装を行い、その後その底板部23のねじ孔22に
アジャスタ3のおねじ部31を螺合させて、角パイプ材
1が支柱とされた際に適当な高さがでるように取り付け
ておく。アジャスタ3の使用時において、角パイプ材1
の下端面13は取付金具2の底板部23に当接している
ので、使用状態において取付金具2が角パイプ材1の内
側に入り込んでしまうことはない。
【0009】このように、取付金具2は、プレス加工な
どにより所定の形状に形成された後は、取り付ける方向
を角パイプ材1に合わせて圧入するだけでよく、したが
って、溶接による取付作業が不要となり、取付後即座に
塗装工程に移行することができ、取付工程全体を短縮す
ることができる。なお、必要な場合には、塗装後に取付
金具2を角パイプ材1に圧入してもよいのはもちろんで
ある。また、この実施例のように、アジャスタ3を螺合
するねじ孔22においても、ナットを溶接せずに形成し
ているので、取付金具2をプレス加工を主として手間の
かかる加工なしに製作することができ、そのコストを低
く抑えることが可能となる。
【0010】なお、本発明は以上説明した実施例に限定
されるものではない。その他、各部の構成は図示例に限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々変形が可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上に詳述したように、取付
金具を角パイプ材の下端に圧入するだけでアジャスタの
取付ができるので、取付作業を簡素化でき、また、挿入
片の内接及び係合部の被係合部への係合により取付位置
の位置決めもできるので、作業に熟練を要する必要がな
くなり、取付不良による歩留まりの低下を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を分解して示す斜視
図。
【符号の説明】
1…角パイプ材 2…取付金具 3…アジャスタ 12…透孔 13…下端面 21…挿入片 21a…凸部 22…ねじ孔 23…底板部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角パイプ材と、該角パイプ材の下側端部に
    取り付けられる取付金具と、該取付金具に螺合して角パ
    イプ材の高さを調整するアジャスタとからなるアジャス
    タ取付構造であって、取付金具が、アジャスタが螺合す
    るねじ孔を有して前記角パイプ材の外形と略同一形状の
    底板部と、該底板部の背向する二辺部分に上方に向けて
    設けられその外表面に係合部を有してなる挿入片とを備
    え、角パイプ材が、その下側端部近傍に前記係合部が係
    合する被係合部を有してなり、この取付金具を、その挿
    入片が前記角パイプ材の内面に内接し、その底板部が前
    記角パイプ材の下端面に当接し、かつ前記係合部が前記
    被係合部に係合するように前記角パイプ材に圧入してな
    ることを特徴とするアジャスタ取付構造。
JP13087193A 1993-06-01 1993-06-01 アジャスタ取付構造 Pending JPH06339415A (ja)

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JP13087193A JPH06339415A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 アジャスタ取付構造

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JP13087193A Pending JPH06339415A (ja) 1993-06-01 1993-06-01 アジャスタ取付構造

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003013315A3 (en) * 2001-08-09 2003-11-20 Anthony Inc Shelf post assemblies and components for shelf posts
CN103829623A (zh) * 2012-11-23 2014-06-04 宝钜(中国)儿童用品有限公司 收折机构及具有该机构的底脚
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