JP2519651B2 - カ―テンウォ―ルの表面仕上げ材の取付構造 - Google Patents

カ―テンウォ―ルの表面仕上げ材の取付構造

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JP2519651B2
JP2519651B2 JP5131301A JP13130193A JP2519651B2 JP 2519651 B2 JP2519651 B2 JP 2519651B2 JP 5131301 A JP5131301 A JP 5131301A JP 13130193 A JP13130193 A JP 13130193A JP 2519651 B2 JP2519651 B2 JP 2519651B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築構造物の外壁部に
装着されるカーテンウォールに関し、更に詳細に述べれ
ば、カーテンウォールの表面仕上げ材をベースフレーム
に固定する取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示した従来の取り付け方法では、
カーフ51の前端部に表面仕上げ材52の端面部の受溝
53に嵌挿される連結板部54を突接し、カーフ51の
後端部にフレーム55の下地板56の前面に当接される
取付板部57を突接し、取付板部57に受孔58を設
け、前面側から受孔58に嵌挿した固定ボルト59の頭
部を取付板部57の前面に溶接し、固定用ボルト59の
頭部と螺子軸部に螺子孔を貫通して設け、下地板56の
透孔とフレーム55の透孔に嵌挿した固定用ボルト59
の螺子軸部にナット60の後面側から螺合し、ナット6
0の締め付けによってカーフ51の取付板部57をフレ
ーム55の下地板56に引きつけ、固定ボルト59の螺
子孔に後面側から螺合した中押しボルト61の前端部を
表面仕上げ材52の後面に押し当て、中押しボルト61
の締め付けによって表面仕上げ材52をカーフ51の連
結板54に押し付けている。
【0003】しかしながら、このような取付方法の場
合、部品点数が多くなり組立工程に時間がかかるだけで
なく、ボルト59の螺子切りやカーフ51の折り曲げに
伴う製作加工に要する労力コストが嵩むことになる。
【0004】更にまた、カーフ51は全体の価格構成に
占める割合が大きい部品であるため、取付部分が多数に
なり、その取付総額が高額になった場合、部材コストが
嵩み、経済性な負担を大きくする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、カーフを用いないことで部品の単純化を図り、部
材コストを減らすと同時に、組立て加工に要する労力コ
ストを低減できるカーテンウォールの表面仕上げ材の取
付構造を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明のカーテンウォールの
表面仕上げ材の取付構造では、下地板8の透孔18とフ
レーム5の透孔15に嵌挿した固定用ボルト3の螺子軸
部13に押えナット6の螺子孔16を後面側から螺合す
る。
【0007】座金4の受孔14とゴムパッキング9の受
孔19と座金10の透孔20に固定用ボルト3を前面側
から嵌挿し、押えナット6の締め付けによって固定用ボ
ルト3の頭部3aに当接した座金4を介してゴムパッキ
ング9をフレーム5の下地板8に引き付け、座金4の前
面部に受孔14と同心にナット盤2の後面部を溶接し、
ナット盤2の螺子孔12に全螺子ボルト1を前面側から
螺合する。
【0008】全螺子ボルト1の後面の凹部11に固定用
ボルト3の頭部3aを収納し、全螺子ボルト1を表面仕
上げ材7の後面に設けた固定用空間17に挿入し、該空
間17に接着剤21を充填して全螺子ボルト1を表面仕
上げ材7に固着し、後面側から固定用ボルト3または押
えナット6を回して表面仕上げ材7と下地板の間隔を調
整する。
【作用】
【0009】図1に示したように固定用ボルト3の螺子
軸部13を座金4の受孔14に挿入し、座金4に溶接し
たナット盤2を表面仕上げ材7に接着された全螺子ボル
ト1に螺合し、全螺子ボルト後面の空間11内に収納し
位置を拘束することで、該ボルト3を表面仕上げ材7に
固定する。固定用ボルト3は軸の円周方向にのみ自由に
回転できる。
【0010】表面仕上げ材7に固定された固定用ボルト
3にゴムパッキング9を通した後、該ボルト3を下地板
8の透孔18とフレーム5の透孔15に挿入した後、後
面側から座金10を通し、押えナット6を締めることで
該仕上げ材7を下地板8に引き付ける。
【0011】後面側から固定用ボルト3または押えナッ
ト6を回し、弛緩または緊締することによって、座金4
と下地板8に挟まれたゴムパッキング9の厚みを変化さ
せ、表面仕上げ材7と下地板8の間隔を調整する。
【実施例】
【0012】図示の実施例では、予め工場段階で全螺子
ボルト1を表面仕上げ材7の固定用空間17に所定深さ
まで挿入し、該空間に接着剤21を充填して全螺子ボル
ト1を表面仕上げ材7に固着する。表面仕上げ材7の後
面には、該ボルト1にナット盤2を螺合した時に該ナッ
ト盤を収納する所定深さの空間22を設けて置く。
【0013】該空間22により表面仕上げ材7の後面に
は突起がなくなり積み上げ作業が容易になる。全螺子ボ
ルト1は接着面積を増加させるために用いる。座金4の
前面部に受孔14と同心にナット盤2の後面部を溶接し
て置く。
【0014】次に施工現場で、座金4の受孔14とゴム
パッキング9の受孔19に固定用ボルト3を前面側から
嵌挿し、ナット盤2の螺子孔12を全螺子ボルト1に後
面側から螺合し、接着剤注入孔2aから接着材を注入し
てナット盤2を空間22内に接着する。該ボルト3を下
地板8の透孔18とスチールフレーム5の透孔15に前
面側から挿入する。下地板8はスチール製であり強度保
持と防水幕を兼ねている。
【0015】更に、該ボルト3の螺子軸部13を座金1
0の受孔20に嵌挿し、螺子軸部13に押えナット6を
後面側から螺合する。押えナット6の締め付けによって
固定用ボルト3の頭部3aに当接した座金4を介してゴ
ムパッキング9をフレーム5の下地板8に引き付ける。
固定用ボルト3にはドライバー溝3bが設けられてお
り、後面側から固定用ボルト3または押えナット6を回
して、表面仕上げ材7と下地板8の間隔を調整する。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明のカーテンウォール
の表面仕上げ材の取付構造では、全螺子ボルト1は固定
用ボルト3に座金4とナット盤2を介して固着してお
り、該ボルト1に表面仕上げ材7を直接接着して固定し
たので、カーフを用いる必要がなく、部材コストを押え
ることが出来る。
【0017】更に本発明では、全体として部品点数が少
なく、部品自体の加工も全螺子ボルト1とナット盤2の
螺子切り、座金4とナット盤2の溶接等、少ない部分に
限られるので、部品加工の容易さ及び組立工程の簡略化
から、労力コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るカーテンウォールの表
面仕上げ材の取付構造を示す縦断面図である。
【図2】前記実施例の取付構造の分解状態の斜視図であ
る。
【図3】従来のカーテンウォールの表面仕上げ材の取付
構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 全螺子ボルト 2 ナット盤 3 固定用ボルト 3a ボルト頭部 3b ドライバー溝 4 座金 5 フレーム 6 押えナット 7 表面仕上げ材 8 下地板 9 ゴムパッキング 10 座金 11 凹部 12 螺子孔 13 螺子軸部 14 受孔 15 透孔 16 螺子孔 17 固定用空間 18 透孔 19 受孔 20 受孔 21 接着剤

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地板8の透孔18とフレーム5の透孔
    15と座金10の透孔20に嵌挿した固定用ボルト3の
    螺子軸部13に押えナット6の螺子孔16を後面側から
    螺合し、座金4の受孔14とゴムパッキング9の受孔1
    9に固定用ボルト3を前面側から嵌挿し、押えナット6
    の締め付けによって固定用ボルト3の頭部3aに当接し
    た座金4を介してゴムパッキング9をフレーム5の下地
    板8に引き付け、座金4の前面部に受孔14と同心にナ
    ット盤2の後面部を溶接し、ナット盤2の螺子孔12に
    全螺子ボルト1を前面側から螺合し、全螺子ボルト1の
    後面の凹部11に固定用ボルト3の頭部3aを収納し、
    全螺子ボルト1を表面仕上げ材7の後面に設けた固定用
    空間17に挿入し、該空間17に接着剤21を充填して
    全螺子ボルト1を表面仕上げ材7に固着し、後面側から
    固定用ボルト3または押えナット6を回して表面仕上げ
    材7と下地板の間隔を調整するカーテンウォールの表面
    仕上げ材の取付構造。
JP5131301A 1993-05-07 1993-05-07 カ―テンウォ―ルの表面仕上げ材の取付構造 Expired - Lifetime JP2519651B2 (ja)

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CN111197414A (zh) * 2020-01-09 2020-05-26 航天建筑设计研究院有限公司 建筑幕墙大分格幕墙铝板背面加强肋固接方法及其结构

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