JPH0633930Y2 - エアマット - Google Patents

エアマット

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JPH0633930Y2
JPH0633930Y2 JP1990070159U JP7015990U JPH0633930Y2 JP H0633930 Y2 JPH0633930 Y2 JP H0633930Y2 JP 1990070159 U JP1990070159 U JP 1990070159U JP 7015990 U JP7015990 U JP 7015990U JP H0633930 Y2 JPH0633930 Y2 JP H0633930Y2
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JP
Japan
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air
cells
joint
cell
diameter
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JP1990070159U
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JPH0427917U (ja
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茂喜 秦
幹彦 森本
充昭 松島
昭延 村岡
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Molten Corp
Original Assignee
Molten Corp
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  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、エアの給排気により膨張、収縮を繰り返すエ
アマットに関し、特にエアの給排気時に発生する風切り
音を防止すべく改良を図ったものである。
<従来の技術> この種エアマットの典型例として、細長いエアセルを多
数隣接して配列し、これらを2つのグループ例えば奇数
番目のセルと偶数番目のセルの2グループに分け、各グ
ループに細いエアパイプを介して、交互にエアが給排気
され、セルを膨張、収縮させる構造が知られている(例
えば特開昭61-48361号、特開昭62-181043号、特開昭62-
181044号)。
また消音機構に関する技術を開示したものに特開平1-13
9061号公報及び実開昭63-180034号公報がある。
<考案が解決しようとする課題> 第5図は、典型的なエアマットのエアセル1と給排気エ
アパイプ2の接続部分の構造を示し、中央に孔3を有す
る接続部材4を介して、エアの給排気が行われる。図示
の構造において、エアをエアパイプ2からエアセル1へ
注入する場合、エアは矢印aで示す如く移動するが、こ
のとき矢印bで示す如き渦巻状の流れが発生し、これが
風切り音或いは笛吹き音を発生し、就寝者に不快感を与
えている。このような風切り音等は、排気時において
は、エアパイプ2側で発生する。一般にエアセル1の膨
張時において、就寝者が寝返り等で体を動かせば、各セ
ル1に加わる圧力は変わり、エアの移動が起こり、一の
エアセル1は給気され、他のエアセル1は排気され、こ
のとき各所で前述の風切り音等が発生する。
特開平1-139061号公報及び実開昭63-180034号に開示の
技術は、ポンプから吐出された空気を消音タンク或いは
空気溜室に導入し、その脈動を消すものであり、エアセ
ルとエアパイプの接続部において生じる風切り音を消す
ことはできない。
本考案は、エアセルとエアパイプの接続部におけるエア
の移動による不快音の発生を防止するものである。
<課題を解決するための手段> 本考案は、複数の細長い可撓性中空エアセルを並列に隣
接配置し、上記各エアセルにエアパイプを接続してエア
を給排気し、上記エアセルを膨張又は収縮させるエアマ
ットにおいて、上記エアセル及びエアパイプの接続部に
おける口径変化部に、見掛比重が0.02ないし0.08の範囲
にある連泡状スポンジよりなる消音部材を介在させたも
のである。
本考案において、上記口径変化部は、上記エアセルと上
記エアパイプの接続部であって、該接続部は着脱可能な
ジョイントにて構成され、該ジョイントの通気孔に上記
消音部材が介在せしめられてなるものである。
<作用> エアセル及びエアパイプの接続部における口径変化部に
消音部材が介在せしめられるから、エアの給排気時風切
り音、笛吹き音等の不快音は発生しない。
<実施例> 第1図及び第2図において、10はエアマット本体で、複
数の細長い略円錐形状の可撓性中空セルよりなる第1エ
アセル11,11…と、同一形状の第2エアセル12,12…より
なる。第1エアセル11,11…は、その径大部が一方向に
向けて配列され、第2エアセル12,12…は、その径大部
が逆方向に向けて配列され、かつ第1,第2エアセル11,1
1…12,12…は交互に隣接配置されている。第1,第2エア
セル11,11…12,12…は、長さ約85cm、エア給気時におけ
る径大部の直径約9cm、径小部の直径約6cmであり、その
材料としてナイロン等の織布の片面又は両面にポリ塩化
ビニルをラミネートしたものが使用できる。13は、エア
マット本体10の一端側に隣接して配置された枕用エアセ
ルで、第1,第2エアセル11,11…12,12…と同一材料にて
作製され、長さ約85cm、幅約30cm、エア給気時の厚さ約
9cmである。14は、第1エアセル11,11…にエアを給排気
する第1エアパイプ、15は第2エアセル12,12…にエア
を給排気する第2エアパイプで、上記第1,第2エアセル
11,11…12,12…と同一材料にて形成することができ、そ
の直径を約3.5cmとすることができる。16は、第1,第2
エアパイプ14,15に交互にエアを注入、排気するエアポ
ンプ及びこれを駆動するモータのほか、エアの給排気の
制御機構を内蔵する給排気手段である。第1,第2エアセ
ル11,11…12,12…と、第1,第2エアパイプ14,15の接続
部は、口径が大きく変化する部分であり、この口径変化
部には、ジョイント17,17…が介在せしめられている。
枕用エアセル13においても、第1,第2エアパイプ14,15
を介して給気され、両者を接続するジョイント18,18に
は、枕用エアセル13に給気されたエアが第1,第2エアパ
イプ14,15側に逆流しないよう逆止弁(図示せず)が取
りつけられている。19は枕用エアセル13に設けられた排
気用栓である。
第1,第2エアセル11,11…12,12…には、交互にエアが注
入、排気される。排気時の気圧は、給気時の気圧の約7
割ないし9割が適当である。第1,第2エアセル11,11…1
2,12…は細長い円錐形状であるから、就寝者への圧迫部
位は、右から左へ、また左から右へと変化し、就寝者に
軽いローリング運動を与える。この周期に1/ゆらぎ特
性(は周波数)をもたせることにより、就寝者に1/
ゆらぎをもったローリング運動を与えることができる。
尚、第1,第2エアセル11,11…12,12…の形状を単純な円
柱状とし、両セルを交互に膨張、収縮させ体のセルによ
る圧迫部位を周期的に変化させる構造とすることもでき
る。
第3図及び第4図は、ジョイント17の構造を示し、20a
は第1,第2エアパイプ14,15側に固定されるジョイント
雄部で、鍔状部分21と円筒体部分22よりなる。20bは第
1エアセル11又は第2エアセル12の径大部に固定された
ジョイント雌部であり、同様に鍔状部分23と上記円筒体
部分22より大きい径を有する円筒体部分24よりなる。第
3図に示す如く、ジョイント雌部20bをジョイント雄部2
0aに押し込み、ジョイント雌部20bを矢印c方向へ45°
回転させることにより、両者はOリング25にエア洩れを
生じることはなく結合せしめられる。26,27はジョンイ
ト雄部20a及び雌部20bの鍔状部分21,23にそれぞれ形成
された突起体で、これに指を引っ掛けて回転操作させ
る。28,28…はジョイント雄部20aの円筒体部分22外側に
等間隔に形成された4個の係止突起、29,29…はジョイ
ント雌部20bの円筒体部分24内側に等間隔に形成された
4個の係止突起で、ジョイント雌部20bの係止突起29,29
…がジョイント雄部20aの係止突起28,28…の下方へ、O
リング25の弾性に抗して押圧され重ね合わされることに
より、ジヨイント雌雄部20a,20bは結合されるのであ
る。30は、ジヨイント雄部20aの中央の孔31に固定され
た消音部材で、ウレタン製連泡スポンジを使用すること
ができる。このスポンジは、見掛比重0.02〜0.08の範囲
のものが適している。比重0.02より小さいと消音効果が
小さく、また比重0.08を越えると、エアの通過が悪くな
るからである。ジョイント雄部20aの孔31の径は、約13
〜20mmが適当であり、この範囲の径とすることによって
風切り音を減少させることができる。
スポンジよりなる消音部材30のジョイント雄部20aへの
固定は、孔31の径より大径の消音部材30を使用し、その
弾発力を利用して孔31内に維持させることができ、また
接着材を使用して、孔31内に確実に固定することも可能
である。
<考案の効果> 本考案によれば、エアセルへの給排気時、及び就寝者が
体重移動した際に生じるエアの流動時エアセルとエアパ
イプの接続部における口径変化部にて発生するおそれの
ある風切り音、笛吹き音等不快な騒音は、消音部材によ
ってその発生を防止させるから就寝者の安眠が妨げられ
ることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案一実施例エアマットの斜視図、第2図
は、同一部斜視図、第3図は、ジョイントを示す斜視
図、第4図は、ジョイントの結合状態であってかつ第3
図I−I線断面に対応する断面図、第5図は、従来例を
説明するための断面図である。 10……エアマット本体 11,11……第1エアセル 12,12……第2エアセル、13……枕用エアセル 14……第1エアパイプ、15……第2エアパイプ 16……給排気手段、17,17……ジョイント 20a……ジョイント雄部 20b……ジョイント雌部 21,23……鍔状部分、22,24……円筒体部分 28,28…29,29……係止突起 30……消音部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の細長い可撓性中空エアセルを並列に
    隣接配置し、上記各エアセルにエアパイプを接続してエ
    アを給排気し、上記エアセルを膨張又は収縮させるエア
    マットにおいて、上記エアセル及びエアパイプの接続部
    における口径変化部に、見掛比重が0.02ないし0.08の範
    囲にある連泡状スポンジよりなる消音部材を介在させた
    ことを特徴とするエアマット
  2. 【請求項2】上記口径変化部は、上記エアセルと上記エ
    アパイプの接続部であって、該接続部は着脱可能なジョ
    イントにて構成され、該ジョイントの通気孔に上記消音
    部材が介在せしめられてなることを特徴とする請求項1
    記載のエアマット
JP1990070159U 1990-06-29 1990-06-29 エアマット Expired - Lifetime JPH0633930Y2 (ja)

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JPH0427917U JPH0427917U (ja) 1992-03-05
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