JPH0742354Y2 - エアマットレス - Google Patents

エアマットレス

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JPH0742354Y2
JPH0742354Y2 JP1990112987U JP11298790U JPH0742354Y2 JP H0742354 Y2 JPH0742354 Y2 JP H0742354Y2 JP 1990112987 U JP1990112987 U JP 1990112987U JP 11298790 U JP11298790 U JP 11298790U JP H0742354 Y2 JPH0742354 Y2 JP H0742354Y2
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JP
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air
air tube
air mattress
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tube
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JP1990112987U
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JPH0469056U (ja
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馨 山下
隆宣 西山
博雄 福井
孝之 池田
浩二 堀
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C27/00Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
    • A47C27/08Fluid mattresses or cushions
    • A47C27/087Fluid mattresses or cushions with means for connecting opposite sides, e.g. internal ties or strips

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、エアマットレスに関するものである。さら
に詳しくは、この考案は、エアチューブの温度または外
力に対する内部圧変動を簡便に安定化させて、所定の硬
さに維持することのできるエアマットレスに関するもの
である。
(従来の技術) 従来より、ベット等に用いられてきているマットレスに
ついては、バネなどの弾性体を配備したものの他に、た
とえば第3図に示したような基台(ア)に内蔵した空気
圧制御装置(イ)に接続可能な、エアを充填することで
弾性を持たせるエアマット部(ウ)を有するエアマット
レスが知られてもいる。
このエアマットレスのエアマット部(ウ)においては、
たとえば第4図に示したように、エア供給用のポンプ等
と接続するためのコネクタ(エ)を有する送風用配管
(オ)を配設した複数個のエアチューブ(カ)を枠体
(キ)内に収納している。この枠体(キ)の上下には、
弾性体(ク)(ケ)を配設し、カバー体(コ)をかぶせ
るようにしてもいる。
たとえば以上のような構成を有するエアマットレスを使
用する際には、エアを送風用配管(オ)を介してエアチ
ューブ(カ)に供給し、エアマット部(ウ)を所要の硬
さにする。この時の操作やエアマット部(ウ)の硬さ等
の設定および変更は、たとえば第3図に示した操作器
(サ)で行えるようにしている。
第5図は、エアチューブ(カ)を例示した一部断面斜視
図である。
エアチューブ(カ)は、ナイロン等の伸弾性の小さい材
料で形成した、内面にウレタンシート層を有する密閉さ
れた袋状の本体(シ)と、この本体(シ)の表裏面を各
々の内面において接続する複数の第1吊り体(ス)およ
び第2吊り体(セ)とからなっている。これらの吊り体
(ス)(セ)は、エアチューブ本体(シ)の膨らみを防
止するために、所定の間隔をおいて設けている。第1吊
り体(ス)は、たとえばウレタン樹脂等の伸弾性の大き
い材料で形成されている。一方、第2吊り体(セ)は、
本体(シ)と同様に、ナイロン等の伸弾性の小さい材料
で形成され、第1吊り体(ス)とその上下部で連結して
いる。これらの吊り体(ス)(セ)は、本体(シ)と熱
溶着により接合されている。
このような構造においては、第6図(a)に示したよう
に、本体(シ)内の空気圧を通常使用される圧力範囲に
設定した時には、本体(シ)の表裏面の間隔を第1吊り
体(ス)で設定するように、第2吊り体(セ)は、ゆる
んだ状態で取り付けられている。
また、第6図(b)に示したように、たとえば人体から
発散する熱やアンカ等の暖房器具などの熱、あるいは大
気圧等の外力の変化によってエアチューブ(カ)の内部
圧が増大する場合には、大きな伸弾性を有する第1吊り
体(ス)が伸びてエアチューブ(カ)の体積が増大す
る。一方、第2吊り体(セ)がこの伸びを抑制する。こ
れによって、内部空気圧の変動にともなうエアチューブ
(カ)の硬さの変化を制御し、これを抑止することを可
能とする。こうして、第3図に例示した操作器(サ)で
の設定に基づく空気圧制御装置(イ)によるエアマット
レスの制御回数を減少させることも可能となる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、たとえばこれらの第5図および第6図に
示したような構造を有するエアチューブ(カ)を用いた
従来のエアマットレスは、上記したように、熱や外力が
変化してもエアチューブ(カ)の内部圧変動を制御し、
その硬さを所定のものに維持することができるという利
点を有するものの、エアチューブ本体(シ)の内面に第
1吊り体(ス)および第2吊り体(セ)を取り付ける構
造としているために、その取り付けは面倒で、必ずしも
容易ではない。特に、エアチューブ(カ)の加工性が悪
いという問題がある。このため、エアチューブ(カ)の
薄型化は、実質的に困難であった。また、エアマットレ
スの製造コストが高くなるという問題もあった。
この考案は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来のエアマットレスの欠点を解消し、エアチュ
ーブの温度または外力の変化に対する内部圧変動を簡便
な構造で安定化させて、所定の硬さを維持することので
きる、改善されたエアマットレスを提供することを目的
としている。
(課題を解決するための手段) この考案は、上記の課題を解決するものとして、伸弾性
の小さい材料により形成した密閉袋状のエアチューブ
と、このエアチューブの表裏面を各々の内面において接
続する複数の吊り体とからなるエアマットレスにおい
て、吊り体が強度とストレッチ性を有する生材と弾力性
を有するフィルム材との積層一体化材よりなることを特
徴とするエアマットレスを提供する。
(作用) この考案のエアマットレスにおいては、密閉された袋状
のエアチューブの表裏面をその各々の内面において接続
する複数の吊り体を、強度とストレッチ性を有する生材
と弾力性を有するフィルム材との積層一体化材によって
構成することによって、人体から発散する熱やアンカ等
の暖房器具などの熱、あるいは大気圧等の外力変化によ
るエアチューブの内部圧の変動を抑制し、安定化させ
て、エアマットレスの硬さを所定のものに維持すること
ができる。しかも、このエアマットレスの硬さの安定化
を簡便な構造で実現する。
(実施例) 以下、図面に沿って実施例を示し、この考案のエアマッ
トレスについてさらに詳しく説明する。
第1図は、この考案のエアマットレスの一実施例を示し
た一部断面斜視図である。
たとえばこの第1図に例示したように、この考案のエア
マットレスにおいては、ナイロン等の伸弾性の小さい材
料により形成した密閉袋状のエアチューブ(1)の表裏
面を、その各々の内面において、ナイロン、ポリエステ
ル等の強度とストレッチ性を有する生材(2)と、ポリ
ウレタン、塩化ビニル等の弾力性を有するフィルム材
(3)とを積層一体化させて形成した吊り体(4)で接
続する。この吊り体(4)は、エアチューブ(1)がエ
アの供給により膨らまないように適当な間隔をおいて配
置される。エアチューブ(1)と吊り体(4)との接合
は、たとえば熱溶着とすることができ、点線円内に拡大
して示したように、吊り体(4)のフィルム材(3)側
をエアチューブ(1)の表裏面の内面と接合する。この
エアチューブ(1)の内面には、従来と同様に、ウレタ
ンシート層を設けることができる。
このように、吊り体(4)を強度とストレッチ性を有す
る生材(2)と弾力性を有するフィルム材(3)との積
層一体化により形成することにより、エアチューブ
(1)内の空気圧が上昇しそうになると、生材(2)と
フィルム材(3)との弾力によって、吊り体(4)が伸
び、エアチューブ(1)内の圧力上昇を効果的に抑制す
ることができる。
すなわち、第2図(a)に示したように、チューブ内初
期圧P0,吊り体長さl0,チューブ内容積V0の状態におい
て、人体から発散される熱またはアンカ等の暖房器具の
熱、あるいは大気圧等の外力によりエアチューブ(1)
の内部圧が上昇しそうになると、第2図(b)に示した
ように、吊り体(4)の長さが伸び、l1となり、容積を
V1まで拡大させる。その結果、内部圧がP1までに抑止さ
れることとなる。この内部圧P1は、第2図(c)に示し
たような伸縮しない吊り体(4′)を用いる場合の内部
圧P0′よりも初期圧P0に近い値となる。このため、エア
チューブ(1)の硬さ、ひいてはエアマットレスそのも
のの硬さを所定のものに維持することが可能となる。
一方、吊り体(4)の伸びが一定量を越えると、生材
(2)のストレッチ強度により吊り体(4)の伸びが抑
止され、エアチューブ(1)の形状が保持される。
また、吊り体(4)は、生材(2)とフィルム材(3)
とが一体となって変形するため、その強度は、生材
(2)の有する強度により確保される。このため、従来
のように第1および第2の吊り体と別体とした場合に比
べ、吊り体(4)としての強度が向上する。繰返しの変
形によって吊り体(4)が破損するおそれはない。
フィルム材(3)の材質としては、上記したようなポリ
ウレタン、塩化ビニル等の弾力性を有するもので、所要
の特性等に応じたヤング率を有するものを選定すること
ができる。一方、生材(2)の材質としては、フィルム
材(3)の伸びを妨害せず、しかも伸びきった状態で所
要の強度を発揮するナイロン、ポリエステル等から選ぶ
ことができる。こうすることで、エアチューブ(1)の
内部圧変動を簡便に、かつ効果的に抑制することがで
き、エアマットの硬さを所定のものに維持することがで
きる。
もちろんこの考案は、以上の例によって限定されるもの
ではない。吊り体を構成する生材およびフィルム材の材
質、吊り体の高さおよび長さ等の細部については様々な
態様が可能であることはいうまでもない。
(考案の効果) 以上詳しく説明した通り、この考案によって、エアチュ
ーブ内の温度変化または外力の変化に対して、エアチュ
ーブの内部圧変動を安定化することのできるエアマット
レスが提供される。予め設定された内部圧保持のための
空気圧制御装置による制御回数を減少させることができ
る。また、構造が簡便であるため、その加工が容易とな
り、加工工数も減少する。さらには、製造コストを低減
させることができ、エアチューブの薄型化も可能とな
る。そして、吊り体は十分な強度が生材によって確保さ
れ、この生材とともにフィルム材が一体となって変形
し、繰返しの変形によって吊り体が破損するのが防止さ
れる。エアマットとしての品質が安定化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案のエアマットレスの一実施例を示し
た一部断面斜視図である。第2図は、この考案のエアマ
ットレスの動作状態を例示した断面図である。 第3図および第4図は、各々、エアマットレスとその構
成について例示した分解斜視図である。第5図および第
6図は、各々、従来のエアチューブの構造を示した一部
断面斜視図および部分断面図である。 1…エアチューブ 2…生材 3…フィルム材 4…吊り体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 池田 孝之 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)考案者 堀 浩二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 実公 昭52−15499(JP,Y2)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸弾性の小さい材料により形成した密閉袋
    状のエアチューブと、このエアチューブの表裏面を各々
    の内面において接続する複数の吊り体とからなるエアマ
    ットレスにおいて、吊り体が強度とストレッチ性を有す
    る生材と弾力性を有するフィルム材との積層一体化材よ
    りなることを特徴とするエアマットレス。
  2. 【請求項2】生材がナイロンまたはポリエステルからな
    る請求項(1)記載のエアマットレス。
  3. 【請求項3】フィルム材がポリウレタンまたは塩化ビニ
    ルからなる請求項(1)記載のエアマットレス。
JP1990112987U 1990-10-25 1990-10-25 エアマットレス Expired - Lifetime JPH0742354Y2 (ja)

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