JPH09396A - マットレス - Google Patents

マットレス

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Publication number
JPH09396A
JPH09396A JP18110995A JP18110995A JPH09396A JP H09396 A JPH09396 A JP H09396A JP 18110995 A JP18110995 A JP 18110995A JP 18110995 A JP18110995 A JP 18110995A JP H09396 A JPH09396 A JP H09396A
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JP
Japan
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air mat
air
mattress
mat
sheet
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Pending
Application number
JP18110995A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Masuda
勇 枡田
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NIPPON KENKO ZOUSHIN KENKYUKAI
NIPPON KENKO ZOUSHIN KENKYUKAI KK
Original Assignee
NIPPON KENKO ZOUSHIN KENKYUKAI
NIPPON KENKO ZOUSHIN KENKYUKAI KK
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Publication date
Application filed by NIPPON KENKO ZOUSHIN KENKYUKAI, NIPPON KENKO ZOUSHIN KENKYUKAI KK filed Critical NIPPON KENKO ZOUSHIN KENKYUKAI
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Publication of JPH09396A publication Critical patent/JPH09396A/ja
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易かつ安価に製作できるマットレスを提供
する。 【構成】 マットレス11は、枠体14の内側の空間に
エアーマット12が収納配備されると共に、その上面お
よび下面にクッションシート15,16が重ねられてい
る。エアーマット12と上面側のクッションシート15
との間には消音シート13が介装され、また積層体の外
周縁にはバンド17が装着してある。全体はカバー布1
8で被覆される。上面側のクッションシート15は、ポ
リウレタンフォームにゴムラテックスを含浸させて硬化
処理された半硬質体である。エアーマット12は、3枚
のエアーマットに分割されており、各エアーマットは、
それぞれナイロン系樹脂などの2枚のシートを重ねて外
周縁および中間部を線状に熱溶着することにより、互い
に連通する複数個の袋部が形成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クッション芯材とし
てエアーマットが用いられたマットレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマットレスとして、実公
昭56−54828号公報に記載されたものが存在す
る。このマットレスは、図6に示すように、平板状のエ
アーマット1の上面に半硬質弾性材としての発泡ポリエ
チレン5と、軟質弾性材としてのウレタンフォーム6お
よび綿7とを順次層状に重合し、これらの重合体の全体
を袋状の外装地8で被覆した構造のものである。前記エ
アーマット1は、袋状シート9の内部に複数の仕切壁2
を設け、各仕切壁2の上端を袋状シート9の上面に、下
端を袋状シート9の下面に、それぞれ接合することによ
り、隣合う仕切壁2,2間に互いに連通する袋部3が形
成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記エア
ーマット1は、袋状シート9の内面に複数の仕切壁2を
取り付けて複数の袋部3が形成されるため、エアーマッ
ト1の製作に手数を要し、マットレスの製造コストが高
価となる。また前記エアーマット1は、マットレスの全
長に相応する長さの1枚物であるため、このエアーマッ
ト1の一部が損傷した場合、全体を取り替えなければな
らず、不経済である。しかも最大荷重がかかる腰部分で
エアーマット1が沈み込むため、人体は不自然な体型で
支えられ、快適な寝心地が得られず、安眠の妨げとな
る。
【0004】この発明は、上記問題を解決するためにな
されたもので、エアーマットとして2枚のシートを重ね
て適所を溶着した構造のものを用いることにより、製作
が容易かつ安価に製作できるマットレスを提供すること
を目的とする。またこの発明が他に目的とするところ
は、エアーマットとして複数に分割されたものを用いる
ことにより、損傷時の取り替えに多大の費用を要さず、
加えて快適な寝心地が得られるマットレスを提供する点
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のマットレス
は、弾性を有する枠体の内側にエアーマットが収納配備
されると共に、前記エアーマットの少なくとも上面に半
硬質のクッションシートが重ねられている。前記エアー
マットは、2枚のシートを重ねて外周縁およびその中間
部を線状に熱溶着することにより、互いに連通する複数
個の袋部が形成されている。
【0006】請求項2の発明にかかるマットレスでは、
前記枠体の内側に、複数のエアーマットが長さ方向に連
ねて収納配備されている。
【0007】
【作用】2枚のシートを重ねて外周縁およびその中間部
を熱溶着するだけで、互いに連通する複数個の袋部を備
えたエアーマットが形づくられる。エアーマットに空気
が導入されると、各袋部で突出しかつ溶着部で窪む凹凸
面が表面に形成される。この凹凸面は、エアーマットの
上面に重ねられた半硬質のクッションシートにより吸収
されるので、人体に凹凸感を感じさせない。またマット
レスにかかる荷重は、クッションシートとエアーマット
に分散して作用するので、クシッョンシートの疲労が防
止される。さらにエアーマットは、枠体およびクッショ
ンシートによりその周囲が覆われているので、外部から
の衝撃が直接エアーマットに作用することはない。また
枠体によりエアーマットの移動が規制されるので、エア
ーマットが一方に偏ってマットレスの形態が崩れること
はない。
【0008】請求項2のマットレスでは、複数のエアー
マットが長さ方向に連ねられているので、そのいずれか
が損傷しても、その損傷したエアーマットのみを取り替
えれば済む。またエアーマット毎に空気圧が個別に設定
できるので、最大荷重がかかる腰部分のエアーマットの
空気圧を他のエアーマットの空気圧より高く設定するこ
とにより、人体の沈み込みが防止され、自然な体型で人
体が支持される。
【0009】
【実施例】図1〜図3は、この発明の一実施例であるマ
ットレス11の構成を示す。このマットレス11は、枠
体14の内側の空間にクッション芯材としてのエアーマ
ット12が収納配備されると共に、その上面および下面
にクッションシート15,16が重ねられている。前記
エアーマット12と上側のクッションシート15との間
には消音シート13が介装され、また積層体の外周縁に
はバンド17が装着してある。図中、18は全体を被覆
するカバー布である。
【0010】前記クッションシート15,16は、一方
の表面に、突部21と凹部22とが長さ方向および幅方
向に交互に連続する凹凸面を備えており、上面側のクッ
ションシート15には、硬化処理が施された半硬質のポ
リウレタンフォームのような弾性材が、また下面側のク
ッションシート16には、硬化処理が施されていない中
くらいの固さのポリウレタンフォームのような弾性材
が、それぞれ用いられている。各クッションシート1
5,16は、その外周部が枠体14の上面および下面に
接着剤により接着される。
【0011】上面側のクッションシート15は、ポリウ
レタンフォームより成るシート状の弾性材の全体に、ゴ
ムラテックスを含浸させて硬化処理した後、各突部21
の先端部に、さらにゴムラテックスを含浸させて高硬度
に硬化処理することにより形成されている。各突部22
は、仰臥する人体のツボを刺激し、血行を良好となす働
きがある。上面側のクッションシート15の上面には、
複数個の永久磁石19が配設されており、各永久磁石1
9より出る磁力線を人体に作用させるようになってい
る。各永久磁石15は、仰臥した人体の外形に沿う位置
に配置され、凹凸面の凹部22内に接着剤により固定さ
れる。
【0012】前記エアーマット12は、3枚のエアーマ
ット12A,12B,12Cに分割されており、第1〜
第3のエアーマット12A,12B,12Cを長さ方向
に連ねるようにして前記枠体14内に収納配備されてい
る。第1のエアーマット12Aは人体の頭部を、第2の
エアーマット12Bは人体の胴部を、第3のエアーマッ
ト12Cは人体の脚部を、それぞれ支持するようになっ
ており、第2のエアー12Bの長さは第1,第3の各エ
アーマット12A,12Cの長さより長く設定されてい
る。
【0013】各エアーマット12A,12B,12C
は、図4および図5に示すように、ナイロン系樹脂など
の2枚のシート25,25を上下に重ねて外周縁および
その中間部を線状に熱溶着することにより形成される。
図中、26a,26bは縦横の溶着部を示しており、上
下のシート25,25間には、溶着部26a,26bに
より区画された複数の袋部28が並列状態で形成されて
いる。各袋部28は、幅方向に長い形状であり、長さ方
向へ連なっており、エアーマット12A,12B,12
Cに空気を導入したとき、表面には各袋部28で突出し
かつ各溶着部26aで窪む凹凸面が形成される。
【0014】幅方向に沿う溶着部26aには、隣接する
袋部28,28間を連通させる連通孔27がそれぞれ一
箇所づつ設けてあり、この連通孔27を通じて隣接する
袋部28,28内の空気が相互に移動できるようになっ
ている。前記連通孔27は、各溶着部26aのいずれか
の側端部位置に設けられるもので、ある溶着部26aの
連通孔27が一方の側端部に位置するとき、隣の溶着部
26bの連通孔27は他方の側端部に位置するように、
各連通孔27は交互に配置される。
【0015】各エアーマット12A,12B,12Cに
は、長さ中央部付近の袋部28に、袋部28内へ空気を
供給するための空気供給口29が開設されるとともに、
その空気供給口29には先端に栓を備えた空気供給用の
チューブ20が接続される。各チューブ20は、図1に
示すように、枠体14と下面側のクッションシート16
との間から引き出され、さらにバンド17の対応する箇
所に設けられる貫通孔(図示せず)より外部へ引き出さ
れて、エアーマット12への空気の導入および空気圧の
調整を行うようになっている。
【0016】各エアーマット12A,12B,12Cの
空気圧は、仰臥した人体の頭部,胴部,脚部の荷重に応
じて設定されるもので、最大荷重がかかる第2のエアー
マット12Bの空気圧を他のエアーマット12A,12
Cの空気圧より大きな値に設定することにより、腰部の
沈み込みを防止する。
【0017】前記消音シート13、枠体14、およびバ
ンド17は、軟質のポリウレタンフォームなどの弾性材
より成る。前記消音シート13は、エアーマット12の
平面形状に適合する大きさの矩形状に形成されており、
上面側のクッションシート15がエアーマット12に直
接触れることにより発生する擦り音の発生を防止し、ま
たエアーマット12を叩いたときに発生する共鳴音の発
生を抑制するために設けられる。前記バンド17は、枠
体14とクッションシート15,16の積層厚に一致す
る幅の帯状体であり、外周面は凸曲面に形成されてい
る。このバンド17は積層体の外周に嵌めて接着剤によ
り接合される。
【0018】上記構成のマットレス11上に仰臥したと
き、エアーマット12の上面に半硬質のクッションシー
ト15が重ねられているので、エアーマット12の上面
に形成される凹凸面は前記クッションシート15により
吸収され、人体に凹凸感を感じさせない。また荷重はク
ッションシート15とエアーマット12に分散して作用
するので、クシッョンシート15の疲労が防止される。
またエアーマット12は、枠体14およびクッションシ
ート15,16によりその全体が覆われているので、外
部からの衝撃が直接エアーマット12に作用することは
ない。また枠体14によりエアーマット12の移動が規
制されるので、エアーマット12が一方に偏ってマット
レス11の形態が崩れることはない。
【0019】さらに最大荷重がかかる第2のエアーマッ
ト12Bの空気圧を第1,第3の各エアーマット12
A,12Cの空気圧より大きな値に設定してあるので、
人体の沈み込みが防止されて自然な体型で人体が安定支
持され、快適な寝心地が得られる。さらにまたエアーマ
ット12に対し、片側に偏った集中荷重が作用しても、
各袋部28の連通口27はいずれかの側端部位置に交互
に設けられているので、一度に全ての連通口27が塞が
れることはなく、袋部28の空気圧が極度に高くなっ
て、袋部28が破裂することはない。
【0020】
【発明の効果】この発明は上記の如く、2枚のシートを
重ねてその外周縁および中間部を線状に熱溶着すること
により、エアーマットの内部に互いに連通する複数の袋
部を形成したから、エアーマットの製作が容易となり、
製作コストも安価となる。また、エアーマットは、枠体
の内側に収納されかつ少なくとも上面にクッションシー
トが重ねられているから、外部からの衝撃から保護され
て破損しにくく、また偏りが阻止されて、マットレスの
形態が保持される。さらにエアーマットの表面に形成さ
れる凹凸面は、その上に重ねられたクッションシートに
より吸収されるから、人体に凹凸面を感じさせず、快適
な寝心地が得られる。
【0021】請求項2の発明では、複数のエアーマット
を長さ方向に連ねて枠体の内側に収納配備されているか
ら、いずれかのエアーマットが損傷しても、損傷したエ
アーマットだけを取り替えればよく、経済的である。ま
た各エアーマットの空気圧を異なる値に設定できるか
ら、最大荷重がかかる腰部分のエアーマットの空気圧を
高めることにより、腰部分での沈み込みを防止でき、自
然な体型で人体を支えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるマットレスの一部
を破断した斜視図である。
【図2】マットレスの主要構成を示す分解斜視図であ
る。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】エアーマットの平面図である。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図6】従来例のマットレスを示す断面図である。
【符号の説明】
12,12A,12B,12C エアーマット 15 クッションシート 14 枠体 26a,26b 溶着部 27 連通孔 28 袋部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性を有する枠体の内側にエアーマット
    が収納配備されると共に、前記エアーマットの少なくと
    も上面に半硬質のクッションシートが重ねられており、 前記エアーマットは、2枚のシートを重ねて外周縁およ
    びその中間部を線状に熱溶着することにより、互いに連
    通する複数個の袋部が形成されて成るマットレス。
  2. 【請求項2】 前記枠体の内側には、複数のエアーマッ
    トが長さ方向に連ねて収納配備されている請求項1に記
    載されたマットレス。
JP18110995A 1995-06-22 1995-06-22 マットレス Pending JPH09396A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18110995A JPH09396A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 マットレス

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JP18110995A JPH09396A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 マットレス

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JPH09396A true JPH09396A (ja) 1997-01-07

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ID=16095014

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JP18110995A Pending JPH09396A (ja) 1995-06-22 1995-06-22 マットレス

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JP (1) JPH09396A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100510006B1 (ko) * 2003-01-16 2005-08-26 함의신 매트리스
KR100510004B1 (ko) * 2002-11-20 2005-08-26 함의신 라텍스와 에어튜브를 이용한 매트리스
CN103340535A (zh) * 2013-07-05 2013-10-09 谢学新 一种两用型可拆坐垫
CN105011622A (zh) * 2015-07-24 2015-11-04 吕志雪 一种半导体冷暖床垫
GB2552830A (en) * 2016-08-12 2018-02-14 Frontier Therapeutics Ltd Mattress

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KR100510006B1 (ko) * 2003-01-16 2005-08-26 함의신 매트리스
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CN105011622A (zh) * 2015-07-24 2015-11-04 吕志雪 一种半导体冷暖床垫
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