JP2949175B2 - 空気袋シート並びに空気袋シートを用いた腰椎変形防止用具及び空気袋シートを用いた座布団及び枕 - Google Patents
空気袋シート並びに空気袋シートを用いた腰椎変形防止用具及び空気袋シートを用いた座布団及び枕Info
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- JP2949175B2 JP2949175B2 JP26203196A JP26203196A JP2949175B2 JP 2949175 B2 JP2949175 B2 JP 2949175B2 JP 26203196 A JP26203196 A JP 26203196A JP 26203196 A JP26203196 A JP 26203196A JP 2949175 B2 JP2949175 B2 JP 2949175B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通気性化学を密閉性
化学フィルムで覆い片面に複数の空気室を膨出させた空
気袋シートに関するものであって、他に、その空気袋シ
ートを用いた腰椎変形防止用具並びに空気袋シートを用
いた座布団及び枕に関する。
化学フィルムで覆い片面に複数の空気室を膨出させた空
気袋シートに関するものであって、他に、その空気袋シ
ートを用いた腰椎変形防止用具並びに空気袋シートを用
いた座布団及び枕に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気袋シートとしては、表裏2枚
の柔軟な合成樹脂製のシートの間に壁部を設け複数の独
立した空気室を備え、該空気室にそれぞれ空気弁を備え
た腰椎変形防止用具、座布団及び枕が知られている。
の柔軟な合成樹脂製のシートの間に壁部を設け複数の独
立した空気室を備え、該空気室にそれぞれ空気弁を備え
た腰椎変形防止用具、座布団及び枕が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気袋シートに
よると、各空気室を形成する壁部は表裏の間隔が広がら
ない方向に作用するが、その方向に直交する空気室の広
がる方向には保持力がないため表面に身体が接触した時
に裏面に対し、ズレるような不快感がある上、逆に壁部
を多く設けると、空気を封入する際の抵抗となり空気を
入れにくく、また、折り畳んだ時にかさばるといったと
いう不具合があった。
よると、各空気室を形成する壁部は表裏の間隔が広がら
ない方向に作用するが、その方向に直交する空気室の広
がる方向には保持力がないため表面に身体が接触した時
に裏面に対し、ズレるような不快感がある上、逆に壁部
を多く設けると、空気を封入する際の抵抗となり空気を
入れにくく、また、折り畳んだ時にかさばるといったと
いう不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、内部に通気層を有した柔
軟性通気性化学シートの片面に、柔軟性密閉性化学フィ
ルムを全面融着又は全面接着し、他面に、複数の空気室
を膨出した柔軟性密閉性独立化学フィルムの基部を部分
融着又は部分接着するとともに、該通気性化学シート
を、該密閉性化学フィルムと該密閉性独立化学フィルム
との外周を融着又は接着して封入する空気袋シートであ
る。これにより、表裏面を形成する柔軟性密閉性化学フ
ィルム及び柔軟性密閉性独立化学フィルムのズレなくす
るとともに、空気の入り方をスムーズにし、不使用時に
は折り畳んで体積が最小になり携帯に便利である。ま
た、合成樹脂で成形するから装着者の症状などに適応さ
せて空気室の高さや形状を独特な形状とすることができ
る上、空気は断熱性に優れ、微細な振動は吸収し装着者
に不快感を感じさせない。
めに、請求項1記載の発明は、内部に通気層を有した柔
軟性通気性化学シートの片面に、柔軟性密閉性化学フィ
ルムを全面融着又は全面接着し、他面に、複数の空気室
を膨出した柔軟性密閉性独立化学フィルムの基部を部分
融着又は部分接着するとともに、該通気性化学シート
を、該密閉性化学フィルムと該密閉性独立化学フィルム
との外周を融着又は接着して封入する空気袋シートであ
る。これにより、表裏面を形成する柔軟性密閉性化学フ
ィルム及び柔軟性密閉性独立化学フィルムのズレなくす
るとともに、空気の入り方をスムーズにし、不使用時に
は折り畳んで体積が最小になり携帯に便利である。ま
た、合成樹脂で成形するから装着者の症状などに適応さ
せて空気室の高さや形状を独特な形状とすることができ
る上、空気は断熱性に優れ、微細な振動は吸収し装着者
に不快感を感じさせない。
【0005】請求項2記載の発明は、前記空気袋シート
の一端に空気栓を設け、両端に、椅子を抱持するベルト
を介して係合部材をそれぞれ取り付ける腰椎変形防止用
具であって、これにより、空気を詰めた場合弾力性があ
って軽量であり、空気を抜いた場合折り畳みができ運搬
が容易となる。請求項3記載の発明は、前記空気袋シー
トの一端に空気栓を設け、全体をほぼ矩形に成形する座
布団及び枕であって、これによっても、空気を詰めた場
合弾力性があって軽量であり、空気を抜いた場合折り畳
みができ運搬が容易となる。
の一端に空気栓を設け、両端に、椅子を抱持するベルト
を介して係合部材をそれぞれ取り付ける腰椎変形防止用
具であって、これにより、空気を詰めた場合弾力性があ
って軽量であり、空気を抜いた場合折り畳みができ運搬
が容易となる。請求項3記載の発明は、前記空気袋シー
トの一端に空気栓を設け、全体をほぼ矩形に成形する座
布団及び枕であって、これによっても、空気を詰めた場
合弾力性があって軽量であり、空気を抜いた場合折り畳
みができ運搬が容易となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1は、本願発
明に係る空気袋シートの縦断面を示す図である。なお、
厚み方向は尺度を大きくして示している。11は、柔軟
性通気性化学シートであるポリエステル樹脂製の厚さ
1.26mm・見付291g/平方mとした不織布であっ
て、樹脂繊維を立体的に組み上げる特殊加工を行い、表
面のみ融着処理により繊維間隔を密とし密閉層を形成
し、残る内部に通気層を構成しその内部の通気性を確保
している。通気性としては、水柱1,000mmの水頭を
保ちながら不織布の一端から内部に通気して1,000
mm離れた他端の直径10mmの排気孔から通過する単位時
間の空気量を測定して、1,640cc/min20℃の通気量
が得られた。21は、柔軟性の密閉性合成樹脂フィルム
である厚さ0.5mmとしたポリエステル樹脂フィルムで
あり、該通気性化学シート11の下片面に全面融着し一
体的に形成されている。31は、柔軟性を有する厚さ
0.5mmとしたポリエステル樹脂フィルムである密閉性
独立合成樹脂フィルムであって、高さ20mmから30mm
程度に膨出した空気室32を、23mm間隔で格子状に規
則正しい配列に複数配置している。この密閉性独立合成
樹脂フィルム31は、該通気性化学シート11の他面
に、該空気室32を膨出しない基部33の箇所で部分融
着され、該空気室32は通気性化学シート11との通気
性を保持されている。なお、格子状の配列は45度傾斜
させることにより千鳥状に配列することもできる。これ
ら融着された後のシート11・フィルム21,31の外
周は融着され内部の空気を封入し気密性を保つととも
に、一端に公知の空気栓41を設けることにより内部へ
の空気の出し入れは自由に行える。
形態を図1〜図3に基づいて説明する。図1は、本願発
明に係る空気袋シートの縦断面を示す図である。なお、
厚み方向は尺度を大きくして示している。11は、柔軟
性通気性化学シートであるポリエステル樹脂製の厚さ
1.26mm・見付291g/平方mとした不織布であっ
て、樹脂繊維を立体的に組み上げる特殊加工を行い、表
面のみ融着処理により繊維間隔を密とし密閉層を形成
し、残る内部に通気層を構成しその内部の通気性を確保
している。通気性としては、水柱1,000mmの水頭を
保ちながら不織布の一端から内部に通気して1,000
mm離れた他端の直径10mmの排気孔から通過する単位時
間の空気量を測定して、1,640cc/min20℃の通気量
が得られた。21は、柔軟性の密閉性合成樹脂フィルム
である厚さ0.5mmとしたポリエステル樹脂フィルムで
あり、該通気性化学シート11の下片面に全面融着し一
体的に形成されている。31は、柔軟性を有する厚さ
0.5mmとしたポリエステル樹脂フィルムである密閉性
独立合成樹脂フィルムであって、高さ20mmから30mm
程度に膨出した空気室32を、23mm間隔で格子状に規
則正しい配列に複数配置している。この密閉性独立合成
樹脂フィルム31は、該通気性化学シート11の他面
に、該空気室32を膨出しない基部33の箇所で部分融
着され、該空気室32は通気性化学シート11との通気
性を保持されている。なお、格子状の配列は45度傾斜
させることにより千鳥状に配列することもできる。これ
ら融着された後のシート11・フィルム21,31の外
周は融着され内部の空気を封入し気密性を保つととも
に、一端に公知の空気栓41を設けることにより内部へ
の空気の出し入れは自由に行える。
【0007】特に、空気室32基部の中央にあたる通気
性化学シート11には、通気孔12をそれぞれ穿設さ
れ、通気性化学シート11の内部が空気室32に直接に
臨むように設けられ通気性が高められている。なお、前
記シート11・フィルム21,31間は融着処理されて
いるが、接着処理を行うこともでき、他に合成樹脂化学
において通気性化学シート11の表面にポリエステル樹
脂をコーティングして化学反応効果又は熱硬化させて成
型をすることにより、前記シート11・フィルム21,
31間の気密性を保つことができる。
性化学シート11には、通気孔12をそれぞれ穿設さ
れ、通気性化学シート11の内部が空気室32に直接に
臨むように設けられ通気性が高められている。なお、前
記シート11・フィルム21,31間は融着処理されて
いるが、接着処理を行うこともでき、他に合成樹脂化学
において通気性化学シート11の表面にポリエステル樹
脂をコーティングして化学反応効果又は熱硬化させて成
型をすることにより、前記シート11・フィルム21,
31間の気密性を保つことができる。
【0008】上記は基本的な空気シートの構造を説明し
たが、図1はその空気シートを利用した腰椎変形防止用
具を示していた。50は装着者の右手側面から見た、背
中下部から臀部にかけた外形線である。各空気室32の
相対的高さは、腰部のくぼみに相当する空気室の高さが
最も高くなるように、背中下部及び臀部に行くにしたが
って空気室の高さが徐々に低くなるように形成すること
により、肌あたりがよく適当なマッサージ効果がある。
また、上下方向だけでなく、左右方向も背中から脇腹に
かける曲面に合わせて各空気室の高さをシート11の外
周ほど高く形成することが望ましい。更に、シート11
の一端に設けた空気栓41を取り付けることにより、空
気栓41からシート11の内部へ空気を詰めた場合弾力
性があって軽量であり、空気を抜いた場合折り畳みがで
き運搬が容易となる。なお、シート11の両端に一対の
面ファスナーを係合部材としてそれぞれ取り付ければ、
椅子の背もたれ下端に簡単に固定することができ、椅子
が回転した時に落下することを防止できる。
たが、図1はその空気シートを利用した腰椎変形防止用
具を示していた。50は装着者の右手側面から見た、背
中下部から臀部にかけた外形線である。各空気室32の
相対的高さは、腰部のくぼみに相当する空気室の高さが
最も高くなるように、背中下部及び臀部に行くにしたが
って空気室の高さが徐々に低くなるように形成すること
により、肌あたりがよく適当なマッサージ効果がある。
また、上下方向だけでなく、左右方向も背中から脇腹に
かける曲面に合わせて各空気室の高さをシート11の外
周ほど高く形成することが望ましい。更に、シート11
の一端に設けた空気栓41を取り付けることにより、空
気栓41からシート11の内部へ空気を詰めた場合弾力
性があって軽量であり、空気を抜いた場合折り畳みがで
き運搬が容易となる。なお、シート11の両端に一対の
面ファスナーを係合部材としてそれぞれ取り付ければ、
椅子の背もたれ下端に簡単に固定することができ、椅子
が回転した時に落下することを防止できる。
【0009】上記は空気シートを利用した腰椎変形防止
用具を説明したが、図2及び図3はその空気シートを利
用した座布団及び枕の側面を示す説明図である。図2
は、平面における外周全体をほぼ矩形に成形した座布団
の断面図を示しており、正座した両脚60で載る空気袋
シート61は、脚の痺れが強くならないように空気室6
2a,62bを特に柔軟性に富むように形成することが
望ましい。また、柔軟性密閉性合成樹脂フィルム21の
全面及び密閉性独立合成樹脂フィルム31のを空気室6
2a,62bを膨出しない基部33は、通気性化学シー
ト11の表裏面と接着層11aで接合され、各空気室6
2a,62bは通気孔12により通気性化学シート11
との通気性が保持されている。そして、空気袋シート6
1の一端には空気栓63を設けたことにより、空気栓6
3から空気袋シート61の内部へ空気を詰めた場合弾力
性があって軽量となり、空気を抜いた場合折り畳みがで
き運搬が容易となり、座布団の用意がされていない病院
の待合室で利用できる他、家庭では収納場所を広く必要
としない。更に、空気室62の高さは、中央付近62a
を20mm、外周付近62bを30mmとし、その中間を2
5mmと外側に向けて徐々に高くすることによって足との
接触面積を大きくし座りやすくした。
用具を説明したが、図2及び図3はその空気シートを利
用した座布団及び枕の側面を示す説明図である。図2
は、平面における外周全体をほぼ矩形に成形した座布団
の断面図を示しており、正座した両脚60で載る空気袋
シート61は、脚の痺れが強くならないように空気室6
2a,62bを特に柔軟性に富むように形成することが
望ましい。また、柔軟性密閉性合成樹脂フィルム21の
全面及び密閉性独立合成樹脂フィルム31のを空気室6
2a,62bを膨出しない基部33は、通気性化学シー
ト11の表裏面と接着層11aで接合され、各空気室6
2a,62bは通気孔12により通気性化学シート11
との通気性が保持されている。そして、空気袋シート6
1の一端には空気栓63を設けたことにより、空気栓6
3から空気袋シート61の内部へ空気を詰めた場合弾力
性があって軽量となり、空気を抜いた場合折り畳みがで
き運搬が容易となり、座布団の用意がされていない病院
の待合室で利用できる他、家庭では収納場所を広く必要
としない。更に、空気室62の高さは、中央付近62a
を20mm、外周付近62bを30mmとし、その中間を2
5mmと外側に向けて徐々に高くすることによって足との
接触面積を大きくし座りやすくした。
【0010】図3は寝具の枕を示した断面図であって、
頭部70を載せる空気袋シート71の一端に空気栓73
を設け、全体をほぼ矩形に成形したことにより、空気栓
73から空気袋シート71の内部へ空気を詰めた場合弾
力性があって軽量であり、空気を抜いた場合折り畳みが
でき運搬が容易となる。特に、楕円形状の頭部に適する
ように空気室72の高さは、枕の中央付近は大きな荷重
がかかるので高さの低い、例えば25mm程度の形状の空
気室72aに、その中央付近から上端部の空気室72b
にかけては高さの高い、例えば40mm程度の形状となだ
らかな曲面に形成するとともに、その中央付近から下端
部の空気室72cへは首から肩にかけた身体の輪郭に沿
うように高さが低くなるように形成することが好まし
い。
頭部70を載せる空気袋シート71の一端に空気栓73
を設け、全体をほぼ矩形に成形したことにより、空気栓
73から空気袋シート71の内部へ空気を詰めた場合弾
力性があって軽量であり、空気を抜いた場合折り畳みが
でき運搬が容易となる。特に、楕円形状の頭部に適する
ように空気室72の高さは、枕の中央付近は大きな荷重
がかかるので高さの低い、例えば25mm程度の形状の空
気室72aに、その中央付近から上端部の空気室72b
にかけては高さの高い、例えば40mm程度の形状となだ
らかな曲面に形成するとともに、その中央付近から下端
部の空気室72cへは首から肩にかけた身体の輪郭に沿
うように高さが低くなるように形成することが好まし
い。
【0011】その他、この発明は上記実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各
部の形状や構成、空気室の高さ、配置を適宜に変更して
具体化することも可能である。たとえば、平板状のシー
トであるベッド、マットに利用できる。また、柔軟性通
気性化学シートであるポリエステル樹脂に代わり、適宜
ポリエチレン樹脂、ポリビニル樹脂、ポリアクリル樹
脂、ポリアミド樹脂などを利用してもよく、特に、 空
気室に空気の代わりに、特殊な気体や液体を入れて特殊
な効果を上げる場合は、その気体や液体に耐性のある樹
脂で成形する。
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各
部の形状や構成、空気室の高さ、配置を適宜に変更して
具体化することも可能である。たとえば、平板状のシー
トであるベッド、マットに利用できる。また、柔軟性通
気性化学シートであるポリエステル樹脂に代わり、適宜
ポリエチレン樹脂、ポリビニル樹脂、ポリアクリル樹
脂、ポリアミド樹脂などを利用してもよく、特に、 空
気室に空気の代わりに、特殊な気体や液体を入れて特殊
な効果を上げる場合は、その気体や液体に耐性のある樹
脂で成形する。
【0012】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1記載の
発明は、表裏面を形成する柔軟性密閉性化学フィルム及
び柔軟性密閉性独立化学フィルムのズレを無くし、従来
感じていた不快感を解消した。また、通気性化学シート
による通気層は、空気の入り方をスムーズにし、不使用
時には折り畳んで体積が最小になり携帯に便利である。
また、合成樹脂で成形する空気室の高さや形状は、装着
者の症状などに適応させて独特な形状とすることができ
る上、空気は断熱性に優れ、微細な振動は吸収し装着者
に不快感を感じさせない。請求項2及び請求項3記載の
発明は、空気を詰めた場合弾力性があって軽量であり、
空気を抜いた場合折り畳みができ運搬が容易となる。特
に請求項2記載の発明は、シートの両端に、椅子を抱持
するベルトを介して係合部材をそれぞれ取り付けること
により、椅子から立ち上がる時に床に落してしまうよう
なことを防止できる。
発明は、表裏面を形成する柔軟性密閉性化学フィルム及
び柔軟性密閉性独立化学フィルムのズレを無くし、従来
感じていた不快感を解消した。また、通気性化学シート
による通気層は、空気の入り方をスムーズにし、不使用
時には折り畳んで体積が最小になり携帯に便利である。
また、合成樹脂で成形する空気室の高さや形状は、装着
者の症状などに適応させて独特な形状とすることができ
る上、空気は断熱性に優れ、微細な振動は吸収し装着者
に不快感を感じさせない。請求項2及び請求項3記載の
発明は、空気を詰めた場合弾力性があって軽量であり、
空気を抜いた場合折り畳みができ運搬が容易となる。特
に請求項2記載の発明は、シートの両端に、椅子を抱持
するベルトを介して係合部材をそれぞれ取り付けること
により、椅子から立ち上がる時に床に落してしまうよう
なことを防止できる。
【図1】本発明の空気袋シートを腰椎変形防止用具に利
用した縦断面図である。
用した縦断面図である。
【図2】本発明の空気袋シートを座布団に利用した縦断
面図である。
面図である。
【図3】本発明の空気袋シートを寝具の枕に利用した縦
断面図である。
断面図である。
11・・柔軟性通気性化学シート、11a・・接着層、
12・・空気孔、21・・柔軟性の密閉性合成樹脂フィ
ルム、31・・柔軟性密閉性独立合成樹脂フィルム、3
2・・空気室、33・・基部、41・・空気栓
12・・空気孔、21・・柔軟性の密閉性合成樹脂フィ
ルム、31・・柔軟性密閉性独立合成樹脂フィルム、3
2・・空気室、33・・基部、41・・空気栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61F 5/02 A47C 27/08 A47G 9/00 A61F 5/01
Claims (3)
- 【請求項1】 内部に通気層を有した柔軟性通気性化学
シートの片面に、柔軟性密閉性化学フィルムを全面融着
又は全面接着し、他面に、複数の空気室を膨出した柔軟
性密閉性独立化学フィルムの基部を部分融着又は部分接
着するとともに、該通気性化学シートを、該密閉性化学
フィルムと該密閉性独立化学フィルムとの外周を融着又
は接着して封入することを特徴とする空気袋シート。 - 【請求項2】 前記空気袋シートの一端に空気栓を設
け、両端に、椅子を抱持するベルトを介して係合部材を
それぞれ取り付けることにより、空気を詰めた場合弾力
性があって軽量であり、空気を抜いた場合折り畳みがで
き運搬が容易となる請求項1記載の空気袋シートを用い
た腰椎変形防止用具。 - 【請求項3】 前記空気袋シートの一端に空気栓を設
け、全体をほぼ矩形に成形することにより、空気を詰め
た場合弾力性があって軽量であり、空気を抜いた場合折
り畳みができ運搬が容易となる請求項1記載の空気袋シ
ートを用いた座布団及び枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26203196A JP2949175B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 空気袋シート並びに空気袋シートを用いた腰椎変形防止用具及び空気袋シートを用いた座布団及び枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26203196A JP2949175B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 空気袋シート並びに空気袋シートを用いた腰椎変形防止用具及び空気袋シートを用いた座布団及び枕 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1099357A JPH1099357A (ja) | 1998-04-21 |
JP2949175B2 true JP2949175B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=17370074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26203196A Expired - Lifetime JP2949175B2 (ja) | 1996-10-02 | 1996-10-02 | 空気袋シート並びに空気袋シートを用いた腰椎変形防止用具及び空気袋シートを用いた座布団及び枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2949175B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075513A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Hamamatsu Kagaku Gijutsu Kenkyu Shinkokai | 多面支持ベッド |
KR100823968B1 (ko) * | 2006-12-27 | 2008-04-22 | 광 지 진 | 공기 순환 입체 쿠션 베개 |
CN104305795B (zh) * | 2014-11-25 | 2016-01-13 | 广东聚合有机硅材料有限公司 | 一种自充气高透气定型枕 |
CN106263923B (zh) * | 2016-10-28 | 2018-07-17 | 河北宏益家具有限公司 | 一种智能的可调睡眠枕 |
KR102667334B1 (ko) * | 2022-06-20 | 2024-05-20 | 주식회사 경호엔지니어링 종합건축사사무소 | 높이조절 가능한 좌변기 좌대 장치 |
-
1996
- 1996-10-02 JP JP26203196A patent/JP2949175B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1099357A (ja) | 1998-04-21 |
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