JPH06335900A - オートカッター用データ作成装置 - Google Patents

オートカッター用データ作成装置

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Publication number
JPH06335900A
JPH06335900A JP14843393A JP14843393A JPH06335900A JP H06335900 A JPH06335900 A JP H06335900A JP 14843393 A JP14843393 A JP 14843393A JP 14843393 A JP14843393 A JP 14843393A JP H06335900 A JPH06335900 A JP H06335900A
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JP
Japan
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data
image
contour
creating
coordinate
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JP14843393A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Saiki
木 和 幸 斉
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】布等から文字や図形を切り抜くオートカッター
用のカットデータを作成するオートカッター用データ作
成装置であって、画像データ読み取り手段11で原画か
ら画像データを読み取り、画像データに基づき画像を表
示すると共に切り換え可能な画面キーのエリアを備えた
表示手段14で表示された画像を修正する画像データ修
正手段S4と、修正された表示画像から自動的に輪郭デ
ータを作成する輪郭データ作成手段S7と、表示画像の
輪郭部分を円弧部分と直線部分に分けて座標データを作
成する座標データ作成手段S11と、座標データをカッ
トデータに変換するカットデータ作成手段S17とを備
えてなる。 【効果】表示画像に対する輪郭データ、座標データおよ
びカットデータの作成に個人の図形認識の差が入り込む
余地がなく、一定水準のオートカッター用カットデータ
が迅速に作成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布等を熱溶断等により
切断して文字や図形を切り抜くオートカッター用のカッ
トデータを作成するオートカッター用データ作成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、布等を熱溶断等により切断して文
字や図形を切り抜くオートカッター用のカットデータを
作成するための座標データ作成に時間がかかっていた。
即ち、従来のカットデータを作成するための座標データ
の作成手順は、原画をデジタイザー装置のタブレットの
画像入力エリアにセットし、手作業によりデジタイザー
で原画の輪郭の代表点とタブレットのキー入力エリアの
双方をポイントしながら座標データを作成していた。
【0003】しかし、複雑な図形でしかも曲率の異なる
多くの曲線部分を含むものにあっては、第1にデータ入
力作業として、これらの多くの曲線部分を円弧として指
定するのに時間がかかり、しかも曲線部分に対して円弧
の指定を上手に使わないと図形の曲線部分およびそれら
の接続部分が目的に合う形状にならず、第2にデータ入
力作業は、作業者間の図形認識のセンスの個人差による
変化が大きく作用し、一定水準の座標データを得ること
ができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、オートカッター用のカットデータを作成す
るための座標データ作成を、複雑な図形でしかも曲率の
異なる多くの曲線部分を含むものであっても短時間で行
えるようにし、しかもデータ入力作業は、作業者間の図
形認識のセンスの個人差による影響を極力排除し、一定
水準の座標デーが得られるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した課題を
解決するために、第1にオートカッター用のカットデー
タを作成するオートカッター用データ作成装置であっ
て、カットデータを作成するための原画の画像データを
読み取る画像データ読み取り手段と、該手段で読み取ら
れた画像データに基づき画像を表示すると共に切り換え
可能な画面キーのエリアを備えた表示手段と、表示手段
に表示された画像を修正する画像データ修正手段と、修
正された表示画像から自動的に輪郭データを作成する輪
郭データ作成手段と、前記画像の複雑さに応じて選択可
能で、表示画像の輪郭部分に対して手入力により円弧部
分および直線部分を指定して座標データを作成する第1
の座標データ作成手段と、表示画像の輪郭部分に対して
自動的に円弧部分および直線部分を判別して座標データ
を作成する第2の座標データ作成手段と、作成された座
標データをカットデータに変換するカットデータ作成手
段とを備えてなるオートカッター用データ作成装置を提
供するものである。
【0006】本発明は第2に前記した第1のオートカッ
ター用データ作成装置における輪郭データ作成手段が、
走査中の輪郭部分の前後のドットデータと既に選択され
た輪郭データとの関係から、現ドットを輪郭データにす
るか否かをファジー推論により判別するようにしたオー
トカッター用データ作成装置を提供するものである。
【0007】本発明は第3に、前記第1または第2のオ
ートカッター用データ作成装置における第2の座標デー
タ作成手段が、走査中の輪郭データの前後の輪郭データ
等の関係から輪郭部分を円弧データにするか直線データ
にするかをファジー推論により判別するようにしたオー
トカッター用データ作成装置を提供するものである。
【0008】
【発明の作用】本発明のオートカッター用データ作成装
置によれば、画像読み取り手段で読み取られた画像デー
タに基づき画面表示され、画像修正後の表示画像のから
自動的に輪郭データが作成されるので、第1に輪郭デー
タの作成に個人の図形認識の差が入り込む余地がなく、
一定水準の輪郭データが迅速に作成できるいう作用があ
る。
【0009】第2に作成された輪郭データに対して表示
画像の複雑さに応じて輪郭データから座標データを作成
する座標データ作成手段を、第1の座標データ作成手段
または第2の座標データ作成手段の内から選択できるよ
うにしたので、輪郭データから効率良く目的に応じた座
標データを作成できるという作用がある。
【0010】第3に複雑な輪郭部分を含む表示画像の輪
郭データに対しては、第2の座標データ作成手段を使用
することにより、従来に比べ座標データの作成作業に要
する時間が大幅に短縮されるという作用がある。
【0011】
【第1実施例】以下本発明を第1実施例により説明す
る。 (1)オートカッターのデータ作成装置の構成
【0012】図1において、プログラム記憶手段M1は
データ作成装置全体の制御を行う。画像データ読み取り
手段11は、カットデータを作成するための原画の画像
データを読み取る。読み取られた画像データは画像デー
タ記憶手段M2に記憶される。キー入力部12はデータ
作成時に各種数値等の入力を行い、マウス13は表示手
段14の画面キーをポイントし表示画像を指定し、各種
処理操作を行う。
【0013】画像データ修正手段S4は、読み取られた
画像データに基づき表示手段12に表示された表示画像
の輪郭等を修正し、輪郭データ作成手段S7は修正され
た表示画像の輪郭主要部のドットデータを一定の規則の
もとに選択して自動的に輪郭データを作成し、座標デー
タ作成手段は、第1の座標データ作成手段S11および
第2の座標データ作成手段S14からなり、これらは作
成された輪郭データの各部分をドットデータからなる直
線データまたは円弧データに置き換えて座標データを作
成し、カットデータ作成手段S17は座標データから変
換プログラムによりマークカッター用のカットデータを
作成する。
【0014】データ作成時の輪郭データおよび座標デー
タは、それぞれこの順に輪郭データ記憶手段M3、座標
データ一時記憶手段M4に一時記憶され、作成された座
標データおよびカットデータはそれぞれこの順に外部記
憶媒体の座標データ記憶手段M5およびカットデータ記
憶手段M6に格納される。
【0015】(2)表示画面の説明 データ作成装置によるカットデータ作成に関連する各モ
ードの表示画面についてその画面キーエリアの各ファン
クションを示し、各表示画面の関係と主要なファンクシ
ョンについて簡単な説明を加える。
【0016】(2−a)画面A データ作成装置の電源を投入し、データ作成装置のデー
タ作成プログラムが起動すると、図6に示す初期画面
(画面A)が表示される。画面Aに対してマウス13で
「イメージ」をポイントすると、図7に示すイメージ画
面(画面B)に切り換わる。また画面Aで「終了」をポ
イントすると、データ作成プログラムが終了する。
【0017】(2−b)画面B 図7に示すイメージ画面(画面B)で、「画像入力」を
ポイントすると、画像読み取りが可能となり、画面Bで
「画像修正」をポイントすると、図8に示す画像修正画
面(画面C)に切り換わる。また画面Bで「輪郭走査」
をポイントすると、図9に示す輪郭走査画面(画面D)
に切り換わる。また画面Bで「処理1」または「処理
2」をポイントすると、座標データ作成が可能になる。
画面Bで「中止」をポイントするかまたはキー入力部1
2のESCキー(エスケープキー)を操作し、ウインド
ウで「確認」をポイントすると、画像データが失われ画
面Aに戻る。
【0018】(2−c)画面C 図8に示す画像修正画面(画面C)で各ファンクション
をポイントし、表示画像の修正部分を指定すると、同図
に示す各種機能の修正処理が可能になる。各種修正が終
了して、「終了」をポイントすると、イメージ画面(画
面B)に戻る。
【0019】(2−d)画面D 図9に示す輪郭走査画面(画面D)で、マウス13によ
りカーソルを表示画像の左下に位置させマウス13を操
作すると、表示画像の輪郭走査が可能になる。輪郭走査
終了後「終了」をポイントすると、イメージ画面(画面
B)に戻る。画面Bにおけるポイントが「処理1」の場
合は、図10に示す判別画面(画面E)に切り換わり、
「処理2」の場合は、ウインドウに”複雑さの程度を入
力して下さい(1〜10)”と表示される。
【0020】(2−e)画面E 図10に示す判別画面(画面E)で各ファンクションを
ポイントし、表示画像の輪郭部分を指定すると、同図に
示す各種機能の処理が可能になる。各種判別が終了し
て、「終了」をポイントすると、ウインドウで内線デー
タか外線データかを聞いてくるので、該当するものを選
択すると、輪郭データの修正により座標データが作成さ
れ、初期画面(画面A)に戻り、作成された座標データ
による表示が行われ、次いで座標データの変換により、
カットデータが作成される。
【0021】(3)カットデータの作成手順 次に、図2を参照しながらカットデータの作成手順につ
いて説明する。同図において、Sn(n=1、2、3・
・・)は各処理のステップを示す。
【0022】データ作成装置の電源を投入し、データ作
成プログラムを起動させると、図6に示す初期画面(画
面A)が表示される。
【0023】(画像データの読み込み) S1〜S3 画面Aで「イメージ」をポイント(S1)し、画像デー
タ読み取り手段としてのイメージスキャナ11の電源を
ONにして原画をセットし、画面Bで「画像入力」をポ
イントし、イメージスキャナ11をスタートさせ、S3
で画像読み込み作業が完了するまで画像データの読み込
み(S2)を行う。
【0024】(画像修正) S4、S5 画面Bで「画像修正」をポイントすると、図8に示す画
面修正画面(画面C)に切り換わる。S4で画面Cの各
ファンクションをポイントし、表示画像の修正部分を指
定すると、同図に示す各種機能の修正処理が可能にな
る。S5で各種修正が終了して、「終了」をポイントす
ると、画面Bに戻る。
【0025】(輪郭データ作成) S6 画面Bで「輪郭走査」をポイントすると、図9に示す輪
郭走査画面(画面D)に切り換わる。マウス13の操作
でカーソルを表示画像の左下に位置させ、マウス13を
操作すると一定の規則に従って自動的に修正後の表示画
像の輪郭データが作成される。輪郭データ作成の詳細に
ついては、図3のフローチャートで説明する。 S7 画面Dで「終了」をポイントすると、図7に示すイメー
ジ画面(画面B)に切り換わる。
【0026】(座標データ作成) S8 表示画像の輪郭が多数の曲線部分を含む複雑な図柄であ
るかそうでないかによって、画面Bで「処理1」または
「処理2」を選択入力する。処理2は複雑な図柄に対し
て選択する。
【0027】S9〜S11 「処理1」をポイントし、画面Eにおいて、S9で円弧
を指定する「曲線」、直線を指定する「データ」等をポ
イントし、その対象となる表示画像の輪郭部分を指定
し、S10で「終了」をポイントすると、S11で処理
1による一定の規則により座標データが作成される。処
理1による座標データ作成の詳細については、図4のフ
ローチャートで説明する。
【0028】S12 「処理2」をポイントし、ウインドウで図柄の複雑さの
程度を入力すると、処理2による一定の規則により自動
的に座標データが作成される。処理2による座標データ
作成の詳細については、図5のフローチャートで説明す
る。
【0029】(カットデータの作成、出力等) S13〜S17 座標データの作成が終了すると、S13で内線データか
外線データかをウインドウで聞いてくるので、該当する
ものを選ぶと、画面Aに戻り、S14で表示画面に作成
された座標データによる表示が行われ、S15で座標デ
ータからプログラムによりカットデータが作成され、カ
ットデータ記憶手段M6に格納され、S16で表示画面
にカットデータによる表示が行われる。カットデータ作
成作業が終了し、画面Aで「終了」をポイントすると、
データ作成プログラムが終了する。
【0030】(4)輪郭データ作成 輪郭データ作成について説明する前に、輪郭データ作成
に使用する主要な用語について説明する。それらの用語
の内、輪郭データ作成に直接関係するのは、8)〜1
0)に示す角度1、角度2および距離1である。
【0031】(4−a)用語の説明 1)方向数字 図11において、輪郭線上の*印のドット位置から次に
走査するドットへの向きを示す数字 2)入り数字 1つ前のドット位置から見た現ドットへの方向数字 3)入り座標 1つ前のドット位置の座標
【0032】4)検索数字 現ドットから最初に走査する方向数字、走査の取り決め
により入り数字に依存して決定される。 5)検出座標 現ドットから走査の取り決めにより最初に検出した輪郭
線上のドットの座標 6)輪郭データ 輪郭線のドット走査の結果、一定の規則により輪郭線上
にデータとして残されたドットデータ
【0033】7)走査数字列 現ドットから次のドットを検出するための規則に基づく
方向数字の順番を表す方向数字列 例 入り数字8に対して 走査数字列 7 4 1 2 3 入り数字7に対して 走査数字列 4 1 2 3 6 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 入り数字4に対して 走査数字列 1 2 3 6 9 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【0034】8)角度1 図12に示すように、入り座標D0、現在座標D1、検
出座標D2がなす角度 9)角度2 図12が示すように、輪郭データの前の座標L0、現在
座標D1、検出座標D2がなす角度 10)距離1 輪郭データの前の座標L0と現在座標D1との距離
【0035】(4−b)輪郭データ作成 次に、図3を参照しながらず2のS6ステップに対応す
る輪郭データ作成手順について説明する。同図におい
て、Sn(n=21、22、23・・・)は各処理のス
テップを示す。
【0036】画面Bで「輪郭走査」をポイントすると、
画面Dに切り換わり、マウス13によりカーソルを表示
画像の左下に位置させ、マウス13を操作すると、輪郭
データ作成ルーチンが開始される。
【0037】S21 メモリを初期設定し、最初に検出されるべき表示画像の
輪郭線上の座標値に対してデフォルト値の座標を設定す
る。このデフォルト値の座標は、輪郭走査後に表示画面
の座標に変換される。
【0038】S22〜S25 S22で画像データ記憶手段M2から表示画像の輪郭線
上のドットデータを逐次読み込み、S23でこれらのデ
ータおよび次のS24で生成された(最初の輪郭データ
生成後)データとから前記した角度1、角度2および距
離1を求め、S24で、S23で求めた角度1、角度2
および距離1を使用して逐次ファジー推論により、現ド
ットを輪郭データにするか否かを判断し、S25で読み
込みデータがなくなるまでS22〜S24の処理を繰り
返し、輪郭データを作成する。
【0039】(4ーc)S24のファジー推論 次に図13を参照しながら、図のS24の処理について
説明する。図13のファジー推論のグラフは、各パラメ
ータに対する度合に対して補正量を求め、これらを補正
量から総合的に現ドットを輪郭データにするか否かを推
論するものである。
【0040】推論の基本的な考え方は、以下の通りであ
る。 1)角度1が180度に近い場合はデータにしない。 2)角度2が180度に近い場合はデータにしない。 3)角度1と角度2の差が大きい場合はデータにしな
い。 4)距離1が小さい場合はデータにしない。
【0041】即ち、図13において、角度1が180度
に近い度合に対する補正量A、角度2が180度に近い
度合に対する補正量B、角度1と角度2の差が大きい度
合に対する補正量Cおよび距離1が小さい度合に対する
補正量Dを求め、A+B−C+D=S1として、S1の
値と設定値M1とを比較し、S1の値がM1以上であれ
ば、現ドットを輪郭データにし、そうでない場合は輪郭
データにしない。
【0042】(5)処理1による座標データ作成 次に、図4を参照しながら図2のS9ステップに対応す
る処理1による座標データ作成手順について説明する。
同図において、Sn(n=31、32、33・・・)は各
処理のステップを示す。
【0043】S31 輪郭走査を始めたドットの座標値に対してデフォルト値
の座標を設定する。このデフォルト値の座標は、座標デ
ータ作成後に表示画面の座標に変換される。
【0044】S32〜S35 S32で輪郭データ記憶手段M3から輪郭データおよび
修正後の輪郭データを逐次読み込み、S33でこれらの
データの直線、円弧等を示すファンクションデータを調
べ、次のS34でこれらのファンクションデータとデー
タ数から現輪郭データを修正後の輪郭データにするか否
かを判断し、S35で読み込みデータがなくなるまでS
32〜S34の処理を繰り返し、修正後の輪郭データと
しての座標データを作成する。
【0045】この処理1の座標データの作成では、図2
のS9ステップで輪郭データに対して直線、円弧等のフ
ァンクショおよびその範囲が指定されているので、それ
に従って座標データを作成する。直線に関しては、その
始点と終点を座標データとし、円弧に関しては終点、終
点およびこれらの点の中間付近に新たな座標データを定
め、これらを座標データとする。
【0046】(6)処理2による座標データ作成 処理2による座標データ作成について説明する前に、座
標データ作成に使用する主要な用語について説明する。
それらの用語の内、座標データ作成に直接関係するの
は、角度3、距離2および角度差である。
【0047】(6−a)用語の説明 1)角度3 図14に示すように、輪郭線上の前輪郭データの座標L
0、現輪郭データの座標L1、次の輪郭データの座標L
2のなす角度
【0048】2)距離2 図14に示すように、輪郭線上の前輪郭データの座標L
0と現輪郭データの座標L1との距離
【0049】3)R角度1〜R角度3、角度差 図15において、 R角度1:角度ACB R角度2:角度AaC R角度3:角度CbB 角度差:R角度3とR角度2との角度差
【0050】(6−b)処理2による座標データ作成 次に、図5を参照しながら処理2による座標データ作成
手順について説明する。同図において、Sn(n=4
1、42、43・・・)は各処理のステップを示す。
【0051】S41 輪郭走査を始めたドットの座標値に対してデフォルト値
の座標を設定する。このデフォルト値の座標は、座標デ
ータ作成後に表示画面の座標に変換される。
【0052】S42〜S45 S42で輪郭データ記憶手段M3から輪郭データおよび
修正後の輪郭データを逐次読み込み、S43でこれらの
データから各R角度、距離2を演算し、次のS44でこ
れらの各パラメータから現輪郭データを修正後の輪郭デ
ータにするか否かを判断し、S45で読み込みデータが
なくなるまでS42〜S44の処理を繰り返し、修正後
の輪郭データとしての座標データを作成する。
【0053】(6ーc)S44のファジー推論 次に図16を参照しながら、図5のS44ステップの処
理について説明する。図16のファジー推論のグラフ
は、各パラメータに対する度合に対して補正量を求め、
これらを補正量から総合的に輪郭データを直線データに
するか円弧データするかを推論するためのもので、これ
によって逐次座標データを作成するものである。
【0054】ファジー推論の基本的な考え方は、以下の
通りである。以下の各場合の度合に対する補正量の合計
をパラメータとする度合がある設定値より大きい場合
は、円弧データであると推論する。 1)角度3が小さく距離2が大きい。 2)角度差(R角度3とR角度2)が小さい。 3)角度3が小さい。 4)角度3が180度ではない。
【0055】即ち、図16において、MIN法により角
度3が小さい度合、および距離2が大きい度合による補
正量E、角度差が小さい度合に対する補正量F、角度3
が小さい度合に対する補正量Gおよび角度3が180度
ではない度合Hに対する補正量をパラメータとする度合
S2が、設定値M2より小さい場合は輪郭データを直線
データとし、S2が設置値M2以上の場合は円弧データ
とする。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明のオートカッター用
データ作成装置によれば、画像読み取り手段で読み取ら
れた画像データに基づき画面表示され、画像修正後の表
示画像のから自動的に輪郭データが作成されるので、第
1に輪郭データの作成に個人の図形認識の差が入り込む
余地がなく、一定水準の輪郭データが迅速に作成できる
いう効果が得られる。
【0057】第2に作成された輪郭データに対して表示
画像の複雑さに応じて輪郭データから座標データを作成
する座標データ作成手段を、第1の座標データ作成手段
または第2の座標データ作成手段の内から選択できるよ
うにしたので、輪郭データから効率良く目的に応じた座
標データを作成できるという効果が得られる。
【0058】第3に複雑な輪郭部分を含む表示画像の輪
郭データに対しては、第2の座標データ作成手段を使用
することにより、従来に比べ座標データの作成作業に要
する時間が大幅に短縮できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ作成装置のブロック図
【図2】 データ作成手順を示すフローチャート
【図3】 図2のS6に対応するサブルーチンフロー
チャート
【図4】 図2のS9に対応するサブルーチンフロー
チャート
【図5】 図2のS12に対応するサブルーチンフロ
ーチャート
【図6】 初期画面を示す図
【図7】 イメージ画面を示す図
【図8】 画像修正画面を示す図
【図9】 輪郭走査画面を示す図
【図10】 判別画面を示す図
【図11】 現ドットに対する方向数字を示す図
【図12】 角度1、角度2、距離1等を説明する図
【図13】 輪郭データ作成のためのファジー推論を説
明する図
【図14】 座標データ作成のための用語を説明するた
めの図
【図15】 R角度1〜3を説明するための図
【図16】 座標データ作成のためのファジー推論を説
明する図
【符号の説明】
11 画像データ読み取り手段 14 表示手段 S4 画像データ修正手段 S7 輪郭データ作成手段 S11 第1の座標データ作成手段 S14 第2の座標データ作成手段 S17 カットデータ作成手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布等を熱溶断等により切断して文字や図形
    を切り抜くオートカッター用のカットデータを作成する
    オートカッター用データ作成装置であって、カットデー
    タを作成するための原画の画像データを読み取る画像デ
    ータ読み取り手段と、該手段で読み取られた画像データ
    に基づき画像を表示すると共に切り換え可能な画面キー
    のエリアを備えた表示手段と、表示手段に表示された画
    像を修正する画像データ修正手段と、修正された表示画
    像から自動的に輪郭データを作成する輪郭データ作成手
    段と、前記画像の複雑さに応じて選択可能で、表示画像
    の輪郭部分に対して手入力により円弧部分および直線部
    分を指定して座標データを作成する第1の座標データ作
    成手段と、表示画像の輪郭部分に対して自動的に円弧部
    分および直線部分を判別して座標データを作成する第2
    の座標データ作成手段と、作成された座標データをカッ
    トデータに変換するカットデータ作成手段とを備えてな
    ることを特徴とするオートカッター用データ作成装置。
  2. 【請求項2】輪郭データ作成手段が、走査中の輪郭部分
    の前後のドットデータと既に選択された輪郭データとの
    関係から、現ドットを輪郭データにするか否かをファジ
    ー推論により判別することを特徴とする請求項1に記載
    のオートカッター用データ作成装置。
  3. 【請求項3】第2の座標データ作成手段が、走査中の輪
    郭データの前後の輪郭データ等の関係から輪郭部分を円
    弧データにするか直線データにするかをファジー推論に
    より判別することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のオートカッター用データ作成装置。
JP14843393A 1993-05-27 1993-05-27 オートカッター用データ作成装置 Pending JPH06335900A (ja)

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JP14843393A JPH06335900A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 オートカッター用データ作成装置

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JP14843393A JPH06335900A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 オートカッター用データ作成装置

Publications (1)

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JPH06335900A true JPH06335900A (ja) 1994-12-06

Family

ID=15452688

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JP14843393A Pending JPH06335900A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 オートカッター用データ作成装置

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JP (1) JPH06335900A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104294575A (zh) * 2014-09-30 2015-01-21 上海和鹰机电科技股份有限公司 自动裁剪机的校准方法及带校准功能的自动裁剪机

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