JPH01166205A - 輪郭プログラム修正方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分母〉 本発明は輪郭プログラム修正方法に係り、特に対話形自
動プログラミング機能を備えた数値制御装置における輪
郭プログラム修正方法に関する。

〈従来技術〉 輪郭加工用のＮＣプログラムを自動プログラミング機能
により対話的に作成し、該作成したＮＣプログラムによ
り工作機械を制御して輪郭加工を行わせろ数値制御装置
（ＮＣ装置）がある。かかる対話形ＮＣ装置においては
、輪郭データ入力画面においてデータを設定して輪郭ソ
ースプログラムを作成し、しかる後内部的に演算処理を
行って輪郭ソースプログラムをＮＣ装置が実行可能なＩ
ＳＯあるいはＥＩＡコードのＮＣ加ニブログラムに変換
し、該ＮＣ加ニブログラムに基づいて輪郭加工を行うよ
うになっている。

輪郭ソースプログラムは大別すると、第５図に示すよう
に（ｉ）初期設定・輪郭準備部分Ｃ１と、（ｉｉ）輪郭
プログラム部分Ｃ２と、Ｇ１１）終了部分Ｃ３とで構成
され、輪郭プログラム部分Ｃ１は、工具をワークにアプ
ローチさせる通路を特定するアプローチブロック（ａ）
と、直線、円弧、コーナＲ１面取りなどにより輪郭を特
定する輪郭形状ブロックｆｂ）〜ｆｆ）と、工具を逃が
す通路を特定する逃げブロック（ｇｌで構成されている
。尚、第５図の輪郭ソースプログラムＣ８Ｐは第６図に
示す輪郭加工用のものであり、符号（ａ）〜（ｇ）は互
いＬこ対応している。

輪郭プログラム部分Ｃ２の作成に際しては、アプローチ
、直線、円弧、コーナＲ１面取り、逃げの選択メニュー
が表示されるから、所定の要素を選択すると第７ｒＩ！
Ｊ乃至第１０図に示すように選択された要素に応じた輪
郭データ入力画面が描画されろ。尚、第７図はアプロー
チ用通路を特定するための輪郭データ入力画面、第８図
は直線を特定するための輪郭データ入力画面、第９図は
円弧を特定するための輪郭データ入力画面、第１０図は
コーナＲを特定するための輪郭データ入力画面であり、
第７図〜第９図にはデータ入力後の状態を示しである。

輪郭データ入力画面（こおいてデータを設定して入力し
た後に「入力終了キー」　（ソフトキー）を押圧すれば
、該設定データが輪郭ソースプログラムの１ブロツクと
なり、再び要素選択メニューが描画されろ。従って、以
後順次輪郭に沿って必要な要素を選択すると共に、輪郭
データ入力画面でデータを設定すれば第６図の輪郭は第
５図の輪郭プログラム部分Ｃ２に示すようになる。尚、
直線データとしては方向（左、右、上、下、各斜め方向
）、終点座標値、角度（あろい（よ＾度成分）、前ブロ
ックとの関係を入力することにより、円は方向（時計、
反時計方向）、中心座標値、半径、円弧終点座標値、前
ブロックとの関係を入力することにより、コーナＲは挿
入円弧の半径を入力することによ抄特定され、同様に面
取り、アプローチ、逃げ通路が特定される。尚、輪郭デ
ータ入力画面において表示されているデータは全て入力
する必要はなく、設計図面から既知のデータを入力し、
未知のものは入力する必要はない。

従って、各ブロックの図形はそのブロックのデータのみ
で（よ定義できず、前後のブロックのデータを考慮して
確定される。すなわち、各ブロックでどのような図形を
定義しているかは、輪郭プログラム部の先頭から内部演
算を順次施していって初めて確定する。

ところで、輪郭プログラム部におけろ所定のブロックを
修正したい場合がある。ががろブロック修正においては
、修正データが幾何学的に妥当であるか毎回チエツクす
る必要がある。すなわち、輪郭は連続していなければな
らないから、修正後の図形が前後のブロックの図形と交
点あるいは接点を有さなくてはならず、修正の都度この
点をチエツクする必要がある。又、ブロックの修正に際
しては該ブロック迄に確定されている輪郭（工具通路）
をグラフィック表示したり、修正後のデータに基づいて
輪郭をグラフィック表示できれば、ブロック修正を簡単
に、かつ確実に行えると共に、修正ブロックにおける図
形の確認ができ便利である。

このため、従来は以下に示す操作及び処理に従って所定
ブロックの修正を行うようにしている。

すなわち。

（１）まず、修正すべく輪郭ソースプログラムを選択し
て該プログラムを第１１図に示すようにデイスプレィ画
面に描画し、 （１１）ついで、カーソルＣ３Ｒを輪郭プログラムの先
頭ブロック　（アプローチブロック）に第１１図に示す
ように位置合せする。

（ｉｉｉｌ　Ｌ／かる後、「変換キーＪＳＦＫＩを押圧
する。

これにより、第１２図に示すように最初のゴロ・ツク　
（アプローチブロック）におけろ輪郭データ入力画面が
表示される。このブロックにおけるデータを修正する必
要がなければ「連続変換キー」５ＦＫ２を抑圧する。

（１ψ「連続変換キー」の抑圧により、第１３図に示す
ように次のブロック（直線ブロック）に８ける輪郭デー
タ入力画面とそれ迄に確定している輪郭（アプローチ通
路）ＣＮＩが表示される。以後同様に、このブロックに
おけるデータを修正する必要がなければ「連続変換キー
ＪＳＦＫ２を押圧する。

（■）「連続変換キー」の押圧により、第１４図に示す
ように次のブロック　（コーナＲブロック）におけろ輪
郭データ入力画面とそれ迄に確定している輪郭ＣＮ２が
表示される。以後同様に、修正したいブロックの輪郭デ
ータ入力画面が現われる迄「連続変換キーＪ　５ＦＫ２
を押圧する。尚、この間、内部演算が順次実行され確定
したブロックから図形が順次描画される。

（ｖＤそして、修正ブロックの輪郭データ入力画面が描
画されている状態において、データの修正が終了すれば
「入力終了キーＪＳＦＫ３を押圧する。

−これにより第１１図に示すように輪郭ソースプログラ
ム（修正済み）が表示されるから、「変換キー」を押圧
して次のブロックの輪郭データ入力画面を表示すると共
に修正ブロックの内部演算を行う。そして、以後「連続
変換キーＪＳＦＫ２を押圧して以上と同様の処理を行う
。

そして、たとえば＠１１図における第３プロ・ツク　（
コーナＲブロック）を削除したのであれば、最終的に第
１５図に示すように修正後の輪郭・）　−スプログラム
と輪郭形状が描画されて修正処理は終了する。

〈発明が解決しようとしている問題点〉このように従来
の輪郭プログラム部分における所定ブロックの修正にお
いては、まず先頭ブロックから修正したいブロックまで
の内部演算を実行させるために、ブ四ツク毎にオペレー
タによるソフトキーの操作と、所定の輪郭データ入力画
面が描画されたかの判別が必要となり、修正作業が面倒
となる問題があった。特に、輪郭プログラム部分が短い
うちは問題はないがプログラムが長くなると非常に手間
がかかる操作であった。

以上から、本発明は修正したいブロックを指示して修正
の起動を掛けるだけで自動的に該ブロック塩の内部演算
を実行して輪郭と該ブロックの輪郭データ修正画面を表
示できる輪郭プログラム修正方法を提供することである
。

く問題点を解決するための手段〉 第１図は本発明方法を適用できろ対話形ＮＣ装置のブロ
ック図である。

１１は自動プログラミング部、１２はＮＣ制御部、１３
はグラフィックデイスプレィ装置、１４はキーボードで
ある。

又、デイスプレィ画面ＣＲＴにおいて、Ｃ３Ｐは輪郭ソ
ースプログラム、ＣＮＰは輪郭プログラム部分、Ｃ８Ｒ
はカーソル、ＳＦＫはソフトキーである。

く作用〉 輪郭プログラム部分ＧＮＰの各ブロックにアルファベッ
トｒＺＹＪを付して、輪郭プログラムの先頭！ｅ＃＆別
可能となるようにする。そして、輪郭プログラム部分Ｇ
ＮＰにおける所定のブロックの修正に際しては、該ブロ
ックにカーソルＣ３Ｒをセットシて修正ブロックを指定
し、しかろ後［変換キーＪＳＦＫＩを押圧して修正の起
動が掛けろ。

これにより、輪郭プログラム部分の先頭ブロック（アプ
ローチブロック）をサーチし、サーチ後輪郭プログラム
部分の先頭から指定されたブロック塩の内部演算を順次
実行して該ブロック塩の輪郭及び輪郭データ入力画面を
描画する。

この状態で、指定されたブロックの修正あるいは削除あ
るいは新たなブロックの追加を行うと共に、該修正、削
除、追加により隣接ブロックとの間に交点あるいは接点
が存在するか判断し、存在する場合には修正通りの輪郭
を登録し、存在しない場合にはエラー表示する。

〈実施例〉 第１図は本発明方法を適用できる対話形ＮＣ装置のブロ
ック図である。

１１は自動プログラミング部、１２はＮＣ制御部、１３
はグラフィックデイスプレィ装置、１４はキーボード、
１５．１６は切替ユニットである。

自動プログラミング部１１及びＮＣ制御部１２はマ、イ
クロコンビューク構成になっており、プロセッサや制御
プログラムメモリ（ＲＯＭ）やＲＡＭを内蔵している。

グラフィックデイスプレィ装置１３のデイスプレィ画面
ＣＲＴには輪郭ソースプログラムＣ８Ｐが描画され、該
輪郭ソースプログラムには輪郭プログラム部ＧＮＰが含
まれ、輪郭プログラム部分ＧＮＰにおける各ブロックの
先頭にはアルファベットｒＺＹＪが付されている。すな
わち、直線ブロックにはｒＺＹｏ　ＩＪが、円弧ブロッ
クにはｒＺＹＯ２Ｊが、コーナＲブロックにはｒｚｙ。

３」が、面取りブロックにはｒＺＹＯ４Ｊが、アプロー
チブロックにはｒＺＹＯ５Ｊが、逃げブロックにはｒＺ
ＹＯ６Ｊが付されて輪郭プログラム部分ＧＮＰが作成さ
れている。Ｃ３Ｒはカーソル、ＳＦＫはソフトキーであ
る。

第２図は本発明の処理の流れ図、第３図は輪郭ソースプ
ログラム画面、第４図は指定ブロックの輪郭データ入力
画面である。

以下、第１図乃至第４図を参照して本発明にかかる輪郭
プログラムの修正方法を説明する。

まず、修正したい輪郭ソースプログラムを選択する（ス
テップ１０１）。これによりデイスプレィ画面には第３
図（あるいは第１図）に示すように輪郭ソースプログラ
ムＣ８Ｐが描画される。

ついで、キーボード１４上のカーソルシフトキーを用い
てカーソルＣ８Ｒを輪郭プログラム部分ＧＮＰにおける
修正したいブロックに位置合わせする（ステップ１０２
）。

しかる後、「変換キーＪ　５ＦＫＩを押圧して修正の起
動を措ける（ステップ１０３）。

これにより、システムはまず現カーソル位置のブロック
がアルファベット「ＺＹ」で始まるか否かをチエツクす
る（ステップ１０４）。

ｒＺＹＪで始まらなければ、修正指示されたブロックは
輪郭プログラム部分ＧＮＰにおけるブロックでないから
通常の修正モードとなる（ステ・シブ１０５）。

しかし、ｒＺＹＪで始まれば修正指示されたブロックは
輪郭プログラム部分ＧＮＰにおけるブロックであるから
、システムは現カーソル位置から逆方向に輪郭プログラ
ム部分の先頭をサーチする（ステップ１０６）。輪郭プ
ログラム部分ＧＮＰは、「ＺＹ」を有するブロックの連
なりになっているから、逆方向にブロックを読出し、そ
の先頭２キヤラクタが「ｚＹ」以外のものを見付けた時
点で、輪郭プログラム部分の先頭ブロックが見付かった
ことになる。

以後、順方向に先頭ブロックからカーソルで指定された
ブロックまでの指令に基づいて内部演算を順次実行して
各ブロックの図形を確定してゆき、確定されたブロック
の図形をデイスプレィ画面にグラフィック描画する（ス
テップ１０８〜１１１）。尚、各ブロックの図形の連な
りが輪郭となる。

そして、カーソルが示すブロック迄の内部演算及び輪郭
のグラフィック表示が行れると、デイスプレィ画面には
第４図に示すようにグラフィック画像ＩＭと共に、指定
されたブロックの輪郭データ入力画面（輪郭データ修正
両面）ｊｅ描画する（ステップ１１２）。

しかる後、輪郭データの修正、削除、追加あるいは新規
ブロックの挿入処理を行う　（ステップ１１３）。

必要な修正終了後、「入力終了キーＪ　５ＦＫ３（第４
図参照）を押圧すれば（ステップ１１４）、システムは
修正内容に幾何学的な誤りが存在するか、換言すれば修
正ブロックの図形とｇ！Ｉ接ブロッ　。

ゲとの間に交点あるいは接点が存在するか判断しくステ
ップ１１５，１１６）　、存在しなければエラーとして
エラーメツセージを出力して再入力を促しくステップ１
１７）、エラーが無ければ修正通りに輪郭ソースプログ
ラムを修正してメモリに登録する（ステップ１１８）。

〈発明の効果〉 以上本発明によれば、修正したいブロックを指示して修
正起動を掛けるだけで自動的（ζ該プロ・ツク塩の内部
演算を実行して輪郭と輪郭データ修正画面を表示できる
から修正作業が簡単に、しかも短時間で確実に行えるよ
うになった。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明方法を適用できろ対話形ＮＯ装置のブロ
ック図 第２図は本発明の処理の流れ図、 第３図は輪郭ソースプログラム画面、 第４図は指定ブロックの輪郭データ入力画面、第５図及
び第６図は輪郭ソースプログラムの説明図、 第７図乃至第１０図は輪郭データ入力画面例、第１１図
乃至第１５図は従来の輪郭プログラム修正方法説明図で
ある。 １１・・自動プログラミング部、 １２・・ＮＣ制御部、 １３・・グラフィックデイスプレィ装置、１４・・キー
ボード、 Ｃ８Ｐ・・輪郭ソースプログラム、 ＧＮＰ・・輪郭プログラム部分、 Ｃ３Ｒ・・カーソル 特許出願人　　　　　　　　ファナック株式会社代理人
　　　　　　　　　　弁理士　　齋藤千幹第２図 （ａ） 第２図 （ｂ） 第６図 第７図 第８図 第９図 第１０図 第１４図 ＳＦ３　　　５Ｆ２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 自動プログラミング機能により作成した輪郭プログラム
   部分の修正方法において、 輪郭プログラム部分の先頭を識別可能となるように該輪
   郭プログラム部分を作成する工程と、輪郭プログラム部
   分における任意のブロックを指定する工程と、 修正の起動が掛かった時輪郭プログラムの先頭をサーチ
   する工程と、 該輪郭プログラムの先頭から前記指定されたブロック迄
   の内部演算を順次実行して該ブロック迄に確定された輪
   郭を描画する工程と、 指定されたブロックのデータ修正あるいは削除あるいは
   新たなブロックの追加を行う工程と、該修正、削除、追
   加により隣接ブロックの図形との間に交点あるいは接点
   が存在するか判断する工程と、 存在する場合には修正通りの輪郭を登録する工程を有す
   ることを特徴とする輪郭プログラム修正方法。