JPH06327326A - 施肥装置付き田植機 - Google Patents
施肥装置付き田植機Info
- Publication number
- JPH06327326A JPH06327326A JP12226293A JP12226293A JPH06327326A JP H06327326 A JPH06327326 A JP H06327326A JP 12226293 A JP12226293 A JP 12226293A JP 12226293 A JP12226293 A JP 12226293A JP H06327326 A JPH06327326 A JP H06327326A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- fertilizer
- paste
- rice transplanter
- machine body
- Prior art date
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- Granted
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- Fertilizing (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 苗植付けに伴って圃場にペースト状肥料を撒
く施肥装置付き田植機において、畦からタンクへのペー
スト状肥料の補給を容易に実行できるようにする。 【構成】 ペースト状肥料を貯留するタンク9を機体前
部に機体横側方に沿う状態で配置し、このタンク9を前
端寄りの縦向き軸芯P周りで回動操作自在に取付け、タ
ンク9の肥料補給口9aを後端寄りに配置する。
く施肥装置付き田植機において、畦からタンクへのペー
スト状肥料の補給を容易に実行できるようにする。 【構成】 ペースト状肥料を貯留するタンク9を機体前
部に機体横側方に沿う状態で配置し、このタンク9を前
端寄りの縦向き軸芯P周りで回動操作自在に取付け、タ
ンク9の肥料補給口9aを後端寄りに配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗植付けに伴って圃場
にペースト状肥料を撒くように構成した施肥装置付き田
植機に関する。
にペースト状肥料を撒くように構成した施肥装置付き田
植機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記田植機においてはタンクを機
体前部に機体横側方に沿う状態で配置固定し、ペースト
状肥料をタンクからポンプに供給してポンプで圃場に撒
くように構成していた。
体前部に機体横側方に沿う状態で配置固定し、ペースト
状肥料をタンクからポンプに供給してポンプで圃場に撒
くように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、タンクへのペ
ースト状肥料の補給に際して、機体横側部近くに位置す
るタンクの肥料補給口を機体操向で畦に接近させること
が難しいために、畦からタンクへの補給作業が困難にな
りやすく、肥料補給の作業性の面から改良の余地があっ
た。本発明の目的は、畦からタンクへのペースト状肥料
の補給を容易に実行できるようにする点にある。
ースト状肥料の補給に際して、機体横側部近くに位置す
るタンクの肥料補給口を機体操向で畦に接近させること
が難しいために、畦からタンクへの補給作業が困難にな
りやすく、肥料補給の作業性の面から改良の余地があっ
た。本発明の目的は、畦からタンクへのペースト状肥料
の補給を容易に実行できるようにする点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、苗
植付けに伴って圃場に撒くペースト状肥料を貯留するタ
ンクを機体前部に機体横側方に沿う状態で配置し、前記
タンクを前端寄りの縦向き軸芯周りで回動操作自在に取
付け、タンクの肥料補給口を後端寄りに配置したことに
ある。
植付けに伴って圃場に撒くペースト状肥料を貯留するタ
ンクを機体前部に機体横側方に沿う状態で配置し、前記
タンクを前端寄りの縦向き軸芯周りで回動操作自在に取
付け、タンクの肥料補給口を後端寄りに配置したことに
ある。
【0005】
【作用】つまり、機体の前端を畦に近づければ、タンク
を前端寄りの縦向き軸芯周りで回動させることによっ
て、後端寄りに配置したタンクの肥料補給口を機体から
前方や横側方に張り出させて畦に接近させることがで
き、畦から肥料補給口へのペースト状肥料供給作業を容
易に実行できる。
を前端寄りの縦向き軸芯周りで回動させることによっ
て、後端寄りに配置したタンクの肥料補給口を機体から
前方や横側方に張り出させて畦に接近させることがで
き、畦から肥料補給口へのペースト状肥料供給作業を容
易に実行できる。
【0006】
【発明の効果】その結果、畦からタンクへのペースト状
肥料の補給を容易に実行できる、肥料補給の作業性の面
で優れたペースト状肥料用施肥装置付の田植機を提供で
きるようになった。
肥料の補給を容易に実行できる、肥料補給の作業性の面
で優れたペースト状肥料用施肥装置付の田植機を提供で
きるようになった。
【0007】
【実施例】図1ないし図3に示すように、四輪型自走機
体の前部に原動部1を、後部に運転座席2、及び、リン
ク機構3により駆動昇降操作自在な苗植付け装置4を設
け、一定ストロークで左右に往復移動される苗載せ台
5、苗載せ台5の下端部から一株分の苗を取り出して植
付ける回転式の複数条の植付け機構6、苗植付け装置4
を支持するとともに植付け地面を整地する接地フロート
7などを苗植付け装置4に装備して、乗用田植機を構成
してある。左右一対の予備苗載せ台8を機体前部に機体
横側方に沿う状態で設け、予備苗載せ台8夫々の上下三
段の棚に予備苗を収納できるように構成してある。ペー
スト状肥料を貯留する左右一対のタンク9を機体前部で
予備苗載せ台8の下方に機体横側方に沿う状態で配置
し、タンク9に配管接続したポンプ(図示せず)を苗植
付け装置4に装備し、かつ、このポンプに配管接続した
ノズル11を接地フロート7に取付け、もって、タンク
9からのペースト状肥料をノズル11により苗植付けに
伴って圃場に撒くように構成してある。タンク9を前端
寄りの縦向き軸芯P周りで機体前方に張り出す状態にま
で回動操作自在に取付け、タンク9の肥料補給口9a,
9bを後端寄りと前端寄りに配置してある。つまり、機
体の前端を畦に近づけた時に前端寄りの肥料補給口9b
が畦から離れている場合、タンク9を前端寄りの縦向き
軸芯P周りで回動させ、後端寄りの肥料補給口9aを機
体から前方や横側方に張り出させて畦に接近させ、畦か
ら後端寄りの肥料補給口9aへペースト状肥料を容易に
供給できるように構成してある。又、機体の前端を畦に
近づけた時に前端寄りの肥料補給口9bが畦に近い場
合、タンク9を回動させずに、畦から前端寄りの肥料補
給口9bへペースト状肥料を容易に供給できるように構
成してある。タンク9を機体に取付けるに、機体前部を
囲む丸パイプ製のプロテクター12に軸受け部13を設
け、タンク9を挾持するホルダー14に連設のロッド1
5に支軸16を取付け、支軸16を軸受け部13に嵌着
して、タンク9を縦向き軸芯P周りで回動操作自在に取
付けてある。図4に示すように、レバー17により出退
操作自在なロックピン18を軸受け部13に付設し、支
軸16の凹部にロックピン18を差し込んでタンク9を
使用姿勢で固定するように構成してある。
体の前部に原動部1を、後部に運転座席2、及び、リン
ク機構3により駆動昇降操作自在な苗植付け装置4を設
け、一定ストロークで左右に往復移動される苗載せ台
5、苗載せ台5の下端部から一株分の苗を取り出して植
付ける回転式の複数条の植付け機構6、苗植付け装置4
を支持するとともに植付け地面を整地する接地フロート
7などを苗植付け装置4に装備して、乗用田植機を構成
してある。左右一対の予備苗載せ台8を機体前部に機体
横側方に沿う状態で設け、予備苗載せ台8夫々の上下三
段の棚に予備苗を収納できるように構成してある。ペー
スト状肥料を貯留する左右一対のタンク9を機体前部で
予備苗載せ台8の下方に機体横側方に沿う状態で配置
し、タンク9に配管接続したポンプ(図示せず)を苗植
付け装置4に装備し、かつ、このポンプに配管接続した
ノズル11を接地フロート7に取付け、もって、タンク
9からのペースト状肥料をノズル11により苗植付けに
伴って圃場に撒くように構成してある。タンク9を前端
寄りの縦向き軸芯P周りで機体前方に張り出す状態にま
で回動操作自在に取付け、タンク9の肥料補給口9a,
9bを後端寄りと前端寄りに配置してある。つまり、機
体の前端を畦に近づけた時に前端寄りの肥料補給口9b
が畦から離れている場合、タンク9を前端寄りの縦向き
軸芯P周りで回動させ、後端寄りの肥料補給口9aを機
体から前方や横側方に張り出させて畦に接近させ、畦か
ら後端寄りの肥料補給口9aへペースト状肥料を容易に
供給できるように構成してある。又、機体の前端を畦に
近づけた時に前端寄りの肥料補給口9bが畦に近い場
合、タンク9を回動させずに、畦から前端寄りの肥料補
給口9bへペースト状肥料を容易に供給できるように構
成してある。タンク9を機体に取付けるに、機体前部を
囲む丸パイプ製のプロテクター12に軸受け部13を設
け、タンク9を挾持するホルダー14に連設のロッド1
5に支軸16を取付け、支軸16を軸受け部13に嵌着
して、タンク9を縦向き軸芯P周りで回動操作自在に取
付けてある。図4に示すように、レバー17により出退
操作自在なロックピン18を軸受け部13に付設し、支
軸16の凹部にロックピン18を差し込んでタンク9を
使用姿勢で固定するように構成してある。
【0008】〔別実施例〕タンク9を前端寄りの縦向き
軸芯P周りで回動操作自在に取付ける具体構造は適当に
変更できる。前端寄りの補給口9bは省略してもよい。
タンク9を使用姿勢で固定する固定手段は適宜変更自在
である。図5に示すように、車輪夫々に対して洗浄用ノ
ズル19を付設し、植付け具6夫々に対して洗浄用ノズ
ル20を付設し、タンク9にバルブ付の配管でノズル1
9,20を接続して、タンク9を洗浄液貯留用に兼用構
成してもよい。
軸芯P周りで回動操作自在に取付ける具体構造は適当に
変更できる。前端寄りの補給口9bは省略してもよい。
タンク9を使用姿勢で固定する固定手段は適宜変更自在
である。図5に示すように、車輪夫々に対して洗浄用ノ
ズル19を付設し、植付け具6夫々に対して洗浄用ノズ
ル20を付設し、タンク9にバルブ付の配管でノズル1
9,20を接続して、タンク9を洗浄液貯留用に兼用構
成してもよい。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】乗用田植機の全体側面図
【図2】田植機前部の側面図
【図3】田植機前部の平面図
【図4】タンク取付け部の縦断正面図
【図5】別実施例の田植機側面図
【符号の説明】 9 タンク 9a 補給口 P 縦向き軸芯
Claims (1)
- 【請求項1】 苗植付けに伴って圃場に撒くペースト状
肥料を貯留するタンク(9)を機体前部に機体横側方に
沿う状態で配置し、前記タンク(9)を前端寄りの縦向
き軸芯(P)周りで回動操作自在に取付け、前記タンク
(9)の肥料補給口(9a)を後端寄りに配置してある
施肥装置付き田植機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12226293A JP3258442B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 施肥装置付き田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12226293A JP3258442B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 施肥装置付き田植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06327326A true JPH06327326A (ja) | 1994-11-29 |
JP3258442B2 JP3258442B2 (ja) | 2002-02-18 |
Family
ID=14831606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12226293A Expired - Fee Related JP3258442B2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 施肥装置付き田植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3258442B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09172829A (ja) * | 1995-12-21 | 1997-07-08 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移動農機における肥料タンクの取付構造 |
JP2000023519A (ja) * | 1998-07-10 | 2000-01-25 | Kubota Corp | 施肥装置付き乗用型田植え機 |
JP2009232789A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移植機 |
JP2019062807A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7031518B2 (ja) | 2018-07-10 | 2022-03-08 | 日本製鉄株式会社 | 電磁ブレーキ装置 |
-
1993
- 1993-05-25 JP JP12226293A patent/JP3258442B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09172829A (ja) * | 1995-12-21 | 1997-07-08 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移動農機における肥料タンクの取付構造 |
JP2000023519A (ja) * | 1998-07-10 | 2000-01-25 | Kubota Corp | 施肥装置付き乗用型田植え機 |
JP2009232789A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移植機 |
JP2019062807A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3258442B2 (ja) | 2002-02-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |