JP2005040071A - 農作業機 - Google Patents

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Tatsuo Kamiya
龍雄 神谷
Takeshi Kato
武史 加藤
Shizuo Niimi
静男 新見
Yasuhiro Hayashi
靖浩 林
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Abstract

【課題】施肥装置の上方に苗床を入れた苗収容部を配置しながら、施肥装置に肥料を容易に補給できる構成を備えた田植機1などの農作業機を提供すること。
【解決手段】走行車体2の後方の苗植付部4と操縦席22の間の施肥タンク70の上方に苗を収容する苗収容部55を配置し、該苗収容部55は施肥タンク70の上端より低くて該施肥タンク70を挟んだ位置の走行車体2上に設けたレール59に移動可能に載置される。苗収容部55が苗植付部4の上方にあり、かつレール59上を移動可能に載置されているので、苗が不足している苗植付部4への苗補給が容易に行える。
【選択図】図4

Description

本発明は、線引きマーカの姿勢を制御する装置を設けた田植機1等の農作業機に関するものである。
乗用型田植機1等の田植機1では、苗植付用の苗植付部を昇降可能に装着すると共に、苗植付部側に肥料吐出口を設けた施肥装置の本体部が乗用走行車体の後部に装着してあり、全体で、例えば8条植え乗用施肥田植機1として構成されている(特開平5−3708号公報)。
上記特許公開公報記載の田植機1では施肥装置の上方に苗床を入れた苗収容部を配置しており、該苗収納部から随時苗床を人手により、苗植付部に移して田植作業を行う構成になっている。
特開平5−3708号公報
上記特許公開公報記載の田植機1では施肥装置の上方に苗床を入れた苗収容部を配置しているため、施肥装置に肥料を補給する場合には苗収容部に載置した苗床を取り外す必要があった。
本発明の課題は、施肥装置の上方に苗床を入れた苗収容部を配置しながら、施肥装置に肥料を容易に補給できる構成を備えた田植機1などの農作業機を提供することである。
本発明の上記課題は、継ぎの解決手段により達成される。
請求項1記載の発明は、走行車体2の後方部位に施肥タンク70を設け、該施肥タンク70の後方部位に苗植付部4を装着した農作業機において、施肥タンク70の上方に苗を収容する苗収容部55を配置し、該苗収容部55は施肥タンク上端より低くて該施肥タンクを挟んだ位置に設けた苗支持フレームに移動可能に載置される農作業機である。
請求項2記載の発明は、苗収容部55は、その底部が施肥タンク70の天井部より高い位置にある、側面視で門型の構成であり、該支持構成体は走行車体2の幅方向に平面視で施肥タンク70と重複しない位置まで移動可能に構成されている請求項1記載の農作業機である。
請求項1によれば、苗収容部55が苗植付部4の上方にあり、かつレール59上を移動可能に載置されているので、苗が不足している苗植付部4への苗補給が容易に行える。
請求項2によれば、請求項1記載の発明の作用の他に苗収容部55を施肥タンク70の上方から外れた位置に移動できるので、施肥タンク70の蓋70aを開けることができ、施肥タンク70への肥料補給が容易に行える。
請求項1によれば、苗収容部55が苗植付部4の上方にあり、かつレール59上を移動可能に載置されているので、苗が不足している苗植付部4への苗補給が容易に行え、作業性の良い農作業機が得られる。
請求項2によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて苗収容部55を施肥タンク70の上方から外れた位置に移動できるので、施肥タンク70の蓋70aを開けることができ、施肥タンク70への肥料補給が容易に行え、施肥作業性の良い農作業機が得られる。
以下、本発明の農作業機の好ましい実施の形態である田植機1について説明するが、施肥機や薬剤散布機等の他の農作業機についても本発明が適用できる。
図1には田植機1の側面図、図2には平面図を示す。田植機1は、乗用走行車体2の後側に昇降リンク装置3を介して8条植えの苗植付部4を昇降可能に装着すると共に、苗植付部4側に肥料吐出口を設けた施肥装置5の本体部が乗用走行車体2の後部に装着してあり、全体で8条植え乗用施肥田植機1として構成されている。なお、本明細書では田植機1の進行方向を前後方向といい、進行方向に向かって左右の方向を左右方向という。
走行車体2は、機体の前部にミッションケース10が配設されており、その左右側方に設けた前輪ファイナルケース11、11から外向きに突出する前輪車軸に前輪12、12が取り付けられている。また、ミッションケース10の背面部から後方に延びるメインフレーム14の後端部に、前後方向のローリング軸15によって左右の後輪ギヤケース16、16がローリング自在に支持され、その後輪ギヤケース16、16の外側部から横向きに突出する後輪車軸に主後輪17、17及び補助後輪18、18が取り付けられている。
メインフレーム14の上にエンジン20が搭載され、該エンジン20の上方を覆うエンジンカバー21の上に座席22が設置されている。該座席22の前方には、前輪12、12を操向操作するハンドル23が設けられている。そして、ハンドル23の下方には、各種警告ランプや各種操作スイッチや各種表示ランプが設けられた操作パネルBが配置されている。また、座席22とハンドル23の周辺部には、各種レバー、ペダル類、内部に後記制御装置を内蔵した制御ボックス25等が設けられている。メインフレーム14上のメインステップ26と補助ステップ27、27は、その上をオペレータが移動できるようになっている。なお、メインステップ26及び補助ステップ27、27の後部は、主後輪17、17及び補助後輪18、18と干渉しないように高くなっている。また、機体左右側からステップ27、27上に乗り降りするときに使用する足掛け28、28がステップ27、27にそれぞれ取り付けられている。
昇降リンク装置3は、メインフレーム14の後端部に固定して設けたリンクベース30に回動自在に取り付けられた上リンク31、31及び下リンク32、32を備え、これら上下リンク31、32の後端部に縦リンク33が連結されている。そして、縦リンク33の下端部から後方に突出する軸受部に苗植付部側に固着した連結軸34が回転自在に挿入連結されている。メインフレーム14に固着の支持部材に基部が枢支された昇降油圧シリンダ36のピストンロッドが上リンク31と一体に設けたスイングアーム37の下端部に連結されており、この昇降油圧シリンダ36を伸縮させると、昇降リンク装置3が昇降作動し、苗植付部4がほぼ一定姿勢のまま昇降する。
苗植付部4は、苗植付部フレーム41と該苗植付部フレーム41の上側に苗載台42が設けられ、また各植付伝動フレーム(図示せず)…の後端部左右両側に計8組の植付装置43、…が設けられている。苗載台42は、支持レール45などによって左右に摺動自在に支持されている。この左右往復動により、苗載台42の最下段に位置する苗が支持レール45と一体の苗受枠に形成された苗取出口45a(図2参照)、…に一株づつ供給される。その苗取出口45a、…に供給された苗を植付装置43、…が圃場に植付ける。苗載台42が左右行程の端部まで移動して最下段の苗が全て植付けられると、苗送りベルト48、…が作動して、台上の苗を1段分だけ下方へ移送する。
苗植付部4の下部には、センタフロート53、53とサイドフロート54、54の計4個の整地用フロートが設けられている。これらフロートを圃場の泥面に接地させた状態で機体を進行させると、フロートが泥面を整地しつつ滑走する。そして、その整地跡に苗が植えられる。
苗植付部4は、前記連結軸34を中心にローリング自在になっている。そして、前記縦リンク33には回動自在にローリングアーム61が設けられており、そのローリングアーム61と苗載台フレーム46とが図示しないローリングスプリングで結ばれ、苗植付部4を弾力的に左右中立位置に復帰移動するように作用する。また、苗載台42とローリングアーム61とが図示しないバランススプリングで結ばれ、苗載台42が左右中央から左右に移動した場合でも苗載台42の左右のバランスが保たれるようにしている。
なお、苗載台42の左右外側1条分づつが上側に折り畳めると共に、支持レール45の左右端部が上側に折り曲げられるように構成されており、運搬時や格納時に苗植付部4の左右幅を縮小させることができる。
施肥装置5は、走行車体2の後部上側に施肥タンク70、70と肥料繰出器71、…を設けると共に、各フロート53、53、54、54の左右両側に作溝具72、…と施肥ガイド73、…を設け、各条の肥料繰出器71、…と施肥ガイド73、…をフレキシブルな施肥ホース74、…で結んであり、施肥タンク70、70内の肥料を肥料繰出器71、…によって一定量づつ施肥ホース74、…内に繰り出し、その肥料をブロア75で発生させた圧風によって施肥ガイド73、…へ搬送し、作溝具72、…によって苗植付条の側部近傍に形成される施肥用の溝に落とし込むようになっている。
走行車体2の前部左右両側には、苗載せ部77a…が多段に形成された予備苗載台77が設けられており、作業者は苗植付け作業中に苗載台42の苗が残り少なくなった時に、この予備苗載台77に載置された苗を取って、苗載台42に補給する。
図4の斜視図に示すように、施肥タンク70の上方には苗床を入れた(補助)苗収容台55を配置しており、該(補助)苗収容台55から随時苗床81を苗植付部4に移して田植作業を行う構成になっている。
(補助)苗収容台55は、2つの並列配置された施肥タンク70、70を合わせた面積より少し広い面積に相当する平面のコーナー位置に4本のスタンド57を備え、該スタンド57は走行車体2の適所に立設され、該スタンド57上に2つの施肥タンク70、70の横幅を合わせた幅より大きな幅で車体2の左右方向に伸びる2本のレール59を設ける。前記2本のレール59は(補助)苗収容台55の底部に設けた車輪56の軌道となる。2本のレール59は、施肥タンク70、70の上端より低い位置で、かつ該タンク70の前後に設けている。また(補助)苗収容台55の底部は、タンク70より上方位置にあるように、(補助)苗収容台55の車輪56が設けられている。従って(補助)苗収容台55が2本のレール59上を機体横方向(矢印A方向)に移動することができる。
そのため、(補助)苗収容台55に苗床81を補給した後、8列ある苗載置台42上の中で、苗床81が少なくなった、又は無くなった苗載置台42と前後方向に位置が同じ位置に苗床81を供給できるため、苗載置台42への苗補給が容易になる。また、施肥タンク70の蓋70aを開ける場合には、(補助)苗収容台55をレール59の端の待機位置に移動させておく。こうして、施肥タンク70への肥料の補給も容易に行える。
また、図2及び、図2の矢印A方向からの要部側面図である図3に示すように(補助)苗収容台55の収納位置の前方には(補助)苗収容台55の搬送用の複数のローラ82aを備えた斜路82を設ける。また、図3に示すように該斜路82の前方に 回転昇降式の苗載置機83を設ける。
回転昇降式の苗載置機83は複数のゴンドラ式の苗載置籠83aを備え、上下方向に回転する装置であり、最上部位で前記斜路82に苗床81の入った苗箱(図示せず)を移送する。斜路82から(補助)苗収容台55があるレール59の端の待機位置まで苗箱を移送させた後、苗箱から苗取板86(図4)により苗を取り出して苗取板86ごと(補助)苗収容台55上に苗床81を移して、当該苗床81を載せた(補助)苗収容台55を苗床81が少なくなった、又は無くなった苗載置台42に対応する位置まで移動させて、苗床81を苗載置台42に移す。
図4は待機位置にある(補助)苗収容台55を示す斜視図であるが、一方の施肥タンク70の蓋70aの側面にはマーカ85付きの苗載置台42の先端部42aが苗載置台42に対応する位置にそれぞれ設けられている。該先端部42aは(補助)苗収容台55が移動してくると、これを感知することができる。
(補助)苗収容台55は両側の上部に回動アーム55aが設けられ、苗載置台42側のアーム端部を回転軸として矢印Bのように回動アーム55aが回転可能な構成である。
また、別途用意した苗箱内に入れた苗床81を取り出し、その底部に図4(b)に示すように苗取板86を差し込む。該苗取板86の端部には前記(補助)苗収容台55の回動アーム55aに係合する折曲片86aを有しているので、(補助)苗収容台55上に苗床81を載置した苗取板86を載せる時に前記折曲片86aを回動アーム55aに係合させておく。こうして前記折曲部86aが回動アーム55aに係合した状態で回動アーム55aを回転したときに、苗取板86は(補助)苗収容台55上に残ったままで、苗床81だけが苗載置台42に滑り落ちる。
また(補助)苗収容台55のレール59上の移動制御と回動アーム55aの駆動制御をするコントローラ89が操縦席22に設けられ、該コントローラ89には苗載置台42の数と同数の苗切れ警告ランプ90と、(補助)苗収容台55の移動先指示スイッチ91が設けられている。さらに回動アーム55aの回転制御用スイッチ92が設けられている。該スイッチ92は苗床81を苗載置台42に投入するための回動アーム作動スイッチ92と苗床81を(補助)苗収容台55上に収納するために回動アーム55aを水平に回動させる収納スイッチ94及び回動アーム55aを傾斜姿勢に回動させるための投入スイッチ95が設けられている。
また図示しない手段で苗床81が不足している苗載置台42を検出する構成を設けてもよいが、作業者が苗床81が不足している苗載置台42を見つけると、苗載置台42の先端部42aのマーカ85が作動してコントローラ89に対応する警告ランプ90を点灯、又は点滅させ、当該苗載置台42の移動先指示スイッチ91を押すと、待機位置にいた(補助)苗収容台55がレール59上を走り、対応する苗載置台42の上方に移動する。該当する苗載置台42に対応位置に移動した(補助)苗収容台55の回動アーム55aを矢印B方向に回動させるために投入スイッチ95を押すと、回動アーム55aの回動で苗載置台42上に(補助)苗収容台55上の苗床81が供給される。
図5には、田植機1の予備苗台77aとして用いる苗供給機97の構成を示す。図5(a)は苗供給機97の正面図、図5(b)は苗供給機97の側面図、図5(c)は苗供給機97を伸張した場合の側面図を示す。
従来、田植機1への苗供給は田植機1を畦の近くに移動させておき、作業者は田植機1のステップ26、27に立って苗箱を田植機1に補給していた。このとき補助者がいる場合でも、やはり苗箱の受渡しするために、作業者は前記ステップ26、27に立つ必要があり、ステップ26、27上の移動量もかなり多かった。
しかし、図5に示す苗供給機97には3重の補助苗枠98、99、100があり、第1の補助苗枠98内に第2の補助苗枠99が収納可能であり、第2の補助苗枠99内に第3の補助苗枠100が収納可能な構成であり、各補助苗枠98〜100には苗箱(図示せず)をスライドさせるためのローラ98a、99a、100aが配置され、また第1の補助苗枠98には第2の補助苗枠99の底部の突起99bが係合するスライド用のレール溝98cが設けられ、第2の補助苗枠99には第3の補助苗枠100の底部の突起100bが係合するスライド用のレール溝99cが設けられている。また、第3の補助苗枠100の先端にはストッパ100cが取り付けられている。
図5(c)に示すように、苗供給機97の各補助苗枠98〜100を伸張すると圃場の畦に達するので、図示しない田植機1から畦に向かって空の苗箱を搬送できる。また逆に苗床81を収納した苗供給機97を田植機1より高い位置にセットした状態で畦から田植機1側に苗床81を収納した苗箱を供給することもできる。
このように伸縮可能な苗供給機97を用いることで、一度に多数の苗箱を移動することができ、しかも作業者(オペレータ)は田植機1の座席22または補助席22’(図2)に座ったままでその作業を行うことができる。
補助苗枠98、99のレール溝98c、99cは、ある程度(1〜2m)矢印C方向に伸縮できるように構成しているので畦から離れていても田植機1に苗供給を行うこともできる。また、補助苗枠98〜100を水平方向に回動可能な構成を採用する場合には、機体の向きに拘わらずレール溝98c、99cを畦方向へ向けることもできる。そのときは補助者が必要となる。
また、図5(a)に示す位置に各補助苗枠98〜100を収納する時には苗供給機97はコンパクトになり、収納スペースが小さくてよい。また、図5(c)の苗供給機97に示すように作業時はレール溝98c、99cを伸ばし、角度を上げて畦から苗箱の補給を行うと、苗箱の重みでローラ98a〜100aが廻り、田植機1又は畦方向に苗箱が移動する。また、空箱を田植機1から畦へ回収することもできる。
本実施例の田植機1には図6に示すように座席22の後方に支柱102を設け、支柱102の中にあるモータ(図示せず)により支柱102内を上下移動する伸縮する補助支柱103を配置し、支柱103にはバイザー104を取り付ける。
前記モータを動かすスイッチ106は座席22の下部に設け、作業者が座席22に座るとスイッチ106がオンとなり、支柱103とバイザー104が定位置まで下がって止まる。作業者が座席22を立つと前記スイッチ106がオフとなり、支柱102内のスプリング(図示せず)の力により支柱103とバイザー104が別の定位置まで上がる。
上記バイザー104の上記支柱の構成により、支柱102が座席22の後方に1本あればよく、(補助)苗収容台55への苗補給、施肥タンク70への肥料補給の邪魔にならない。
また、支柱103が曲がっているため、座席22に座っている作業者が後ろを振り向いて作業するときに肘が支柱103に当たらないので作業性が良い。そして、その屈折部が上下移動するので、バイザー104の支持強度が得られる。
また前記図示しないモータとスプリングで上記のように自動で支柱103が作動するのでバイザー104の高さを意識せず作業にだけ集中できる。さらに当然であるが、雨に打たれないで田植えができ、また日照りを避けることもでき快適な苗植え付け作業ができる。
また、図7の田植機1の要部平面図に示すように座席22を囲む走行車体2の4隅に4本の支柱110を立て、4本の支柱110の頂部にシート111をゴム112とフック113を使って張り、バイザーを構成しても良い。
従来のサンバイザーは動かないので、苗補給施肥タンク70への肥料補給に支障があったが、図7に示す構成では支柱110に支持されたフック113をシート111に係合するだけでバイザーが構成でき、また苗補給や肥料補給時には、適宜フック113を外して邪魔になるシート111部分を移動させることができ、すぐシート111を外すことができるので、苗補給作業や肥料補給作業の支障にならない。
また、図8に示すように座席22を囲む走行車体2の4隅に4本の支柱110を立て、前方同士又は側方同士(図8では前方同士)2本の支柱110の頂部間に取り外し可能な梁115を設け、該2つの梁115の間にシート111を張る構成からなるバイザーを設けても良い。この場合のシート111の対向する辺には梁115に係合する一対のアーム116を設けておき、該アーム116を梁115上でスライド可能にしておくと、日除け、雨よけ、あるいはバイザーが邪魔をするような作業時には移動又は小さく折りたたむことができる。
走行車体2の左右両側には、次行程で機体の左右中心が通る位置を表土面に線引きする線引きマーカ(図示せず)が設けられている。線引きマーカ先端が水平状に伸びた線引き位置(作用位置)と、上方に起立した後述の非線引き位置又は収納位置の両方の位置(非作用位置)に回動させられるようになっている。線引きマーカを作用位置に下降した状態で機体を進行させると、その線引きマーカ先端が表土面を引っ掻いて線を引く。次行程では、この線引き跡とセンターマスコットA(図2)が視覚上で合致するようにハンドル23の操作を行いながら機体を進行させる。
また、車体前部に左右回動及び伸縮自在に設けた畦マーカ105(図2)は、圃場内で苗植付け開始時に、側方に回動させて伸張してその先端部を畦に接するようにして苗の植付け作業をすると、畦と植付けた苗の間がちょうど8条分の距離になるようにその長さが構成されている。また、起立させて縮小した状態では、センターマスコットAと同じ機体左右位置となり、センターマスコットAと同じ作用を果たすことができる。従って、センターマスコットAを廃止して、この畦マーカ105でセンターマスコットを兼用させてもよい。
車体前部の畦マーカ105の後方近くにはマスコットパネル101(図2)が設けられ、前述の操作パネルBと同様に座席22に着座した作業者が見えるその後部面に各種表示ランプ(苗載台の苗が減少したことを表示する苗減少ランプや左右何れかのマーカが作用位置にあるか表示するマーカランプや植付けクラッチが入りに成っているかどうかを表示する植付けランプ等)が設けられている。このように、従来は操作パネルBに設けていた各種表示ランプを別にマスコットパネル101に設けることにより、操作パネルBを小さくすることができるため、車体前部のカバー部を低くできて、前方視界が良くなり作業性が向上する。
また、このマスコットパネル101に上記の縮小起立させた畦マーカ105を係合させるようにすれば、マスコットパネル101及び畦マーカ105の姿勢保持構造が簡潔となり、機体の軽量化に貢献できて水田走行性能が良くなり、作業性の良い田植機1を得ることができる。
本発明の農作業機は、田植機や施肥機や薬剤散布機等の他の農作業機についても本発明が利用できる。
本発明の実施の形態の田植機1の側面図である。 図1の田植機1の平面図である。 図1の田植機1の苗植付部と操縦席付近の一部側面図である。 図1の田植機1の苗植付部の一部斜視図(図4(a))と苗床部分の斜視図(図4(b))である。 図1の田植機1に用いる補助苗枠の正面図(図5(a))、側面図(図5(b))と展開側面図(図5(c))である。 図1の田植機1の操縦席付近の一部側面図である。 図1の田植機1の操縦席付近の一部平面図である。 図1の田植機1の操縦席付近の一部平面図である。
符号の説明
1 田植機(農作業機) 2 走行車体
3 昇降リンク装置 4 苗植付部(農作業部)
5 施肥装置 10 ミッションケース
11 前輪ファイナルケース 12 前輪
14 メインフレーム 15 ローリング軸
16 後輪ギヤケース 17 主後輪
18 補助後輪 20 エンジン
21 エンジンカバー 22 操縦席(座席)
22’補助席 23 ハンドル
25 制御ボックス 26 メインステップ
27 補助ステップ 28 足掛け
30 リンクベース 31 上リンク
32 下リンク 33 縦リンク
34 連結軸 36 昇降油圧シリンダ
37 スイングアーム 40 植付伝動軸
41 苗植付部フレーム 42 苗載台
42a 苗載置台の先端部 43 植付装置
45 支持レール 45a 苗取出口
46 苗載台(支持)フレーム 47 ローラ
48 苗送りベルト 53 センタフロート
54 サイドフロート 55 (補助)苗収容部
55a 回動アーム 56 車輪
57 スタンド 59 レール
61 ローリングアーム 67 ローリングモータ
70 施肥タンク 70a 蓋
71 肥料繰出器 72 作溝具
73 施肥ガイド 74 施肥ホース
75 ブロア 77 予備苗載台
77a 苗載せ部 81 苗床
82 斜路 82a ローラ
83 苗載置機 83a 苗載置籠
85 マーカ 86 苗取板
86a 折曲片 89 コントローラ
90 苗切れ警告ランプ 91 移動先指示スイッチ
92 回転制御用スイッチ 94 収納スイッチ
95 投入スイッチ 97 苗供給機
98 第1の補助苗枠 99 第2の補助苗枠
100 第3の補助苗枠 98a、99a、100a ローラ
98c、99c レール溝 99b、100b 突起
100c ストッパ 101 マスコットパネル
102、110 支柱 103 補助支柱
104 バイザー 105 畦マーカ
106 スイッチ 111 シート
112 ゴム 113 フック
115 梁 116 アーム
A センターマスコット B 操作パネル

Claims (2)

  1. 走行車体2の後方部位に施肥タンク70を設け、該施肥タンク70の後方部位に苗植付部4を装着した農作業機において、
    施肥タンク70の上方に苗を収容する苗収容部55を配置し、該苗収容部55は施肥タンク上端より低くて該施肥タンクを挟んだ位置に設けた苗支持フレームに移動可能に載置されることを特徴とする農作業機。
  2. 苗収容部55は、その底部が施肥タンク70の天井部より高い位置にある、側面視で門型の構成であり、該支持構成体は走行車体2の幅方向に平面視で施肥タンク70と重複しない位置まで移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の農作業機。
JP2003278449A 2003-07-23 2003-07-23 農作業機 Withdrawn JP2005040071A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008113564A (ja) * 2006-10-31 2008-05-22 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 移植機
JP2016123350A (ja) * 2014-12-27 2016-07-11 井関農機株式会社 苗移植機
JP2017006075A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 井関農機株式会社 苗移植機
JP2020000138A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 株式会社クボタ 乗用型田植機

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