JP2663942B2 - 施肥装置付き５条植え田植機 - Google Patents
施肥装置付き５条植え田植機Info
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- JP2663942B2 JP2663942B2 JP25023296A JP25023296A JP2663942B2 JP 2663942 B2 JP2663942 B2 JP 2663942B2 JP 25023296 A JP25023296 A JP 25023296A JP 25023296 A JP25023296 A JP 25023296A JP 2663942 B2 JP2663942 B2 JP 2663942B2
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- fertilizer
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- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 title claims description 23
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 title claims description 23
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 title 1
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- Transplanting Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、施肥装置を装備した
５条植え田植機に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】この種の従来例としては、実開昭５８−
１３０２８号公報に示すように、田植作業機を走行車体
の後部に昇降リンクを介して昇降自在に装着して設けた
田植機において、座席の左右両側方に施肥装置の肥料タ
ンクを設けた施肥装置付き５条植え田植機がある。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】併し乍ら、上記従来例
のものは、座席の左右両側方に施肥装置の肥料タンクを
設けたものであるから、左右の肥料タンク内の肥料の量
が異なると機体の左右バランスが大きく変動し、安定し
た走行ができず、良好な施肥作業及び田植作業が行なえ
るものではなかった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】この発明は、前記の課題
を解消するために、走行前輪５及び後輪６を具備する機
体の前部の左右中央部に設けた原動機３の後方の機体左
右中央部に座席４を設けて走行車体１を構成して、該走
行車体１の左右両側に予備苗載台１６を装備し、走行車
体１の後部には苗タンク８の苗を圃場に植付ける５つの
植付装置９を設けた田植作業機７を昇降リンク１１・１
１’を介して昇降自在に装着すると共に、該各植付装置
９に対応して施肥する施肥装置の各肥料タンク部１３を
機体左右方向に一列に配列して設けた田植機において、
機体左右中央部に１つの植付装置９を配置しその左右両
側に各々２つの植付装置９を配置して５条植えの田植機
とすると共に、該機体左右中央部に設けた植付装置９に
対応して施肥する施肥装置の肥料タンク部１３を機体左
右中央部に設けてその左右両側に各々２つの施肥装置の
肥料タンク部１３を配置して５条用の施肥構成としたこ
とを特徴とする施肥装置付き５条植え田植機としたもの
である。 【０００５】 【発明の作用効果】この発明は、走行前輪５及び後輪６
を具備する機体の前部の左右中央部に設けた原動機３の
後方の機体左右中央部に座席４を設けて走行車体１を構
成して、該走行車体１の左右両側に予備苗載台１６を装
備したものであるから、走行車体１の左右バランスは良
好であり、その上に、機体左右中央部に１つの植付装置
９を配置しその左右両側に各々２つの植付装置９を配置
して５条植えの田植機とすると共に、該機体左右中央部
に設けた植付装置９に対応して施肥する施肥装置の肥料
タンク部１３を機体左右中央部に設けてその左右両側に
各々２つの施肥装置の肥料タンク部１３を配置して５条
用の施肥構成とした施肥装置付き５条植え田植機とした
ものであるから、機体全体としても非常に左右バランス
の取れた構成となっており、然も、肥料タンク部１３内
の肥料の増減による機体の左右バランスの変動も極力少
なくできて、良好な施肥作業及び田植作業が行なえる。 【０００６】 【実施例】この発明の一実施例である施肥装置付き乗用
型田植機を図面に基づき詳細に説明する。走行車体１
は、機体２上の前部の左右中央部に原動機３を搭載する
とともに、その後部の機体左右中央部に座席４を設け、
走行車輪５及び後輪６によって走行できる構成としてい
る。 【０００７】田植作業機７は、苗タンク８、５つの植付
装置９、３つのフロート１０からなる５条植えの構成と
なっており、昇降リンク１１，１１’を介して前記走行
車体１の後部に装着されている。そして、苗タンク８の
前部は側面視で後輪６の上方に位置し上下にオーバーラ
ップして配置するように設けられている。１２は昇降用
の油圧装置を示す。 【０００８】ここで、施肥装置について説明すると、肥
料タンク部１３は、側面視で後輪６の車軸の上方で座席
４の後方に一列状に並べて配置し、しかも、田植作業機
７の苗タンク８の前端昇降軌跡イを避けた位置に設けて
いる。そして、各肥料パイプ１４は、一端を前記各肥料
タンク部１３に連結し、他端を施肥ノズル１５に連通さ
せて、各植付装置９の植付位置の前方に施肥する構成と
している。 【０００９】１６は予備苗載台であって、前記肥料タン
ク部１３より若干高くすれば、予備苗の補給に好都合で
ある。つぎに、その作用について説明する。まず、苗タ
ンク８及び予備苗載台１６に苗を補給し、各肥料タンク
部１３に肥料を供給して施肥田植作業を開始する。 【００１０】すると、走行車体１の前進に伴って、各肥
料タンク部１３の肥料は、肥料パイプ１４、肥料ノズル
１５を通って圃場面に施肥され、一方、苗タンク８の苗
は、５つの植付装置９によって施肥後の圃場に植付けら
れる。以上のようにして施肥田植作業を続け、走行車体
１が、圃場の端に来て旋回する場合、田植作業機７は、
油圧装置１２の作用により昇降リンク１１，１１’を介
して上昇作動される。 【００１１】その場合、田植作業機７は、苗タンク８の
先端部分が図２の矢印イの軌跡を描いて上昇し、又、下
降するときは矢印イの逆作動をするので肥料タンク部１
３に当ることが全くない。また、苗タンク８に、予備苗
を補給するにあたっても、肥料タンク部１３が比較的低
いから予備苗載台１６から苗タンク８への苗の供給を容
易に行なうことができる。 【００１２】そして、特に、走行前輪５及び後輪６を具
備する機体の前部の左右中央部に設けた原動機３の後方
の機体左右中央部に座席４を設けて走行車体１を構成し
て、該走行車体１の左右両側に予備苗載台１６を装備し
たものであるから、走行車体１の左右バランスは良好で
あり、その上に、機体左右中央部に１つの植付装置９を
配置しその左右両側に各々２つの植付装置９を配置して
５条植えの田植機とすると共に、該機体左右中央部に設
けた植付装置９に対応して施肥する施肥装置の肥料タン
ク部１３を機体左右中央部に設けてその左右両側に各々
２つの施肥装置の肥料タンク部１３を配置して５条用の
施肥構成とした施肥装置付き５条植え田植機としたもの
であるから、機体全体としても非常に左右バランスの取
れた構成となっており、然も、肥料タンク部１３内の肥
料の増減による機体の左右バランスの変動も極力少なく
できて、良好な施肥作業及び田植作業が行なえる。
５条植え田植機に関するものである。 【０００２】 【従来の技術】この種の従来例としては、実開昭５８−
１３０２８号公報に示すように、田植作業機を走行車体
の後部に昇降リンクを介して昇降自在に装着して設けた
田植機において、座席の左右両側方に施肥装置の肥料タ
ンクを設けた施肥装置付き５条植え田植機がある。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】併し乍ら、上記従来例
のものは、座席の左右両側方に施肥装置の肥料タンクを
設けたものであるから、左右の肥料タンク内の肥料の量
が異なると機体の左右バランスが大きく変動し、安定し
た走行ができず、良好な施肥作業及び田植作業が行なえ
るものではなかった。 【０００４】 【課題を解決するための手段】この発明は、前記の課題
を解消するために、走行前輪５及び後輪６を具備する機
体の前部の左右中央部に設けた原動機３の後方の機体左
右中央部に座席４を設けて走行車体１を構成して、該走
行車体１の左右両側に予備苗載台１６を装備し、走行車
体１の後部には苗タンク８の苗を圃場に植付ける５つの
植付装置９を設けた田植作業機７を昇降リンク１１・１
１’を介して昇降自在に装着すると共に、該各植付装置
９に対応して施肥する施肥装置の各肥料タンク部１３を
機体左右方向に一列に配列して設けた田植機において、
機体左右中央部に１つの植付装置９を配置しその左右両
側に各々２つの植付装置９を配置して５条植えの田植機
とすると共に、該機体左右中央部に設けた植付装置９に
対応して施肥する施肥装置の肥料タンク部１３を機体左
右中央部に設けてその左右両側に各々２つの施肥装置の
肥料タンク部１３を配置して５条用の施肥構成としたこ
とを特徴とする施肥装置付き５条植え田植機としたもの
である。 【０００５】 【発明の作用効果】この発明は、走行前輪５及び後輪６
を具備する機体の前部の左右中央部に設けた原動機３の
後方の機体左右中央部に座席４を設けて走行車体１を構
成して、該走行車体１の左右両側に予備苗載台１６を装
備したものであるから、走行車体１の左右バランスは良
好であり、その上に、機体左右中央部に１つの植付装置
９を配置しその左右両側に各々２つの植付装置９を配置
して５条植えの田植機とすると共に、該機体左右中央部
に設けた植付装置９に対応して施肥する施肥装置の肥料
タンク部１３を機体左右中央部に設けてその左右両側に
各々２つの施肥装置の肥料タンク部１３を配置して５条
用の施肥構成とした施肥装置付き５条植え田植機とした
ものであるから、機体全体としても非常に左右バランス
の取れた構成となっており、然も、肥料タンク部１３内
の肥料の増減による機体の左右バランスの変動も極力少
なくできて、良好な施肥作業及び田植作業が行なえる。 【０００６】 【実施例】この発明の一実施例である施肥装置付き乗用
型田植機を図面に基づき詳細に説明する。走行車体１
は、機体２上の前部の左右中央部に原動機３を搭載する
とともに、その後部の機体左右中央部に座席４を設け、
走行車輪５及び後輪６によって走行できる構成としてい
る。 【０００７】田植作業機７は、苗タンク８、５つの植付
装置９、３つのフロート１０からなる５条植えの構成と
なっており、昇降リンク１１，１１’を介して前記走行
車体１の後部に装着されている。そして、苗タンク８の
前部は側面視で後輪６の上方に位置し上下にオーバーラ
ップして配置するように設けられている。１２は昇降用
の油圧装置を示す。 【０００８】ここで、施肥装置について説明すると、肥
料タンク部１３は、側面視で後輪６の車軸の上方で座席
４の後方に一列状に並べて配置し、しかも、田植作業機
７の苗タンク８の前端昇降軌跡イを避けた位置に設けて
いる。そして、各肥料パイプ１４は、一端を前記各肥料
タンク部１３に連結し、他端を施肥ノズル１５に連通さ
せて、各植付装置９の植付位置の前方に施肥する構成と
している。 【０００９】１６は予備苗載台であって、前記肥料タン
ク部１３より若干高くすれば、予備苗の補給に好都合で
ある。つぎに、その作用について説明する。まず、苗タ
ンク８及び予備苗載台１６に苗を補給し、各肥料タンク
部１３に肥料を供給して施肥田植作業を開始する。 【００１０】すると、走行車体１の前進に伴って、各肥
料タンク部１３の肥料は、肥料パイプ１４、肥料ノズル
１５を通って圃場面に施肥され、一方、苗タンク８の苗
は、５つの植付装置９によって施肥後の圃場に植付けら
れる。以上のようにして施肥田植作業を続け、走行車体
１が、圃場の端に来て旋回する場合、田植作業機７は、
油圧装置１２の作用により昇降リンク１１，１１’を介
して上昇作動される。 【００１１】その場合、田植作業機７は、苗タンク８の
先端部分が図２の矢印イの軌跡を描いて上昇し、又、下
降するときは矢印イの逆作動をするので肥料タンク部１
３に当ることが全くない。また、苗タンク８に、予備苗
を補給するにあたっても、肥料タンク部１３が比較的低
いから予備苗載台１６から苗タンク８への苗の供給を容
易に行なうことができる。 【００１２】そして、特に、走行前輪５及び後輪６を具
備する機体の前部の左右中央部に設けた原動機３の後方
の機体左右中央部に座席４を設けて走行車体１を構成し
て、該走行車体１の左右両側に予備苗載台１６を装備し
たものであるから、走行車体１の左右バランスは良好で
あり、その上に、機体左右中央部に１つの植付装置９を
配置しその左右両側に各々２つの植付装置９を配置して
５条植えの田植機とすると共に、該機体左右中央部に設
けた植付装置９に対応して施肥する施肥装置の肥料タン
ク部１３を機体左右中央部に設けてその左右両側に各々
２つの施肥装置の肥料タンク部１３を配置して５条用の
施肥構成とした施肥装置付き５条植え田植機としたもの
であるから、機体全体としても非常に左右バランスの取
れた構成となっており、然も、肥料タンク部１３内の肥
料の増減による機体の左右バランスの変動も極力少なく
できて、良好な施肥作業及び田植作業が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図１】施肥装置付き乗用型田植機の全体平面図であ
る。 【図２】施肥装置付き乗用型田植機の一部を断面した全
体側面図である。 【符号の説明】 １ 走行車体 ２ 機体 ３ 原動機 ４ 座席 ５ 走行前輪 ６ 後輪 ７ 田植作業機 ８ 苗タンク ９ 植付装置 １０ フロート １１・１１’ 昇降リンク １３ 肥
料タンク部 １４ 肥料パイプ １５ 肥料ノズル １６ 予備苗載台
る。 【図２】施肥装置付き乗用型田植機の一部を断面した全
体側面図である。 【符号の説明】 １ 走行車体 ２ 機体 ３ 原動機 ４ 座席 ５ 走行前輪 ６ 後輪 ７ 田植作業機 ８ 苗タンク ９ 植付装置 １０ フロート １１・１１’ 昇降リンク １３ 肥
料タンク部 １４ 肥料パイプ １５ 肥料ノズル １６ 予備苗載台
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．走行前輪５及び後輪６を具備する機体の前部の左右
中央部に設けた原動機３の後方の機体左右中央部に座席
４を設けて走行車体１を構成して、該走行車体１の左右
両側に予備苗載台１６を装備し、走行車体１の後部には
苗タンク８の苗を圃場に植付ける５つの植付装置９を設
けた田植作業機７を昇降リンク１１・１１’を介して昇
降自在に装着すると共に、該各植付装置９に対応して施
肥する施肥装置の各肥料タンク部１３を機体左右方向に
一列に配列して設けた田植機において、機体左右中央部
に１つの植付装置９を配置しその左右両側に各々２つの
植付装置９を配置して５条植えの田植機とすると共に、
該機体左右中央部に設けた植付装置９に対応して施肥す
る施肥装置の肥料タンク部１３を機体左右中央部に設け
てその左右両側に各々２つの施肥装置の肥料タンク部１
３を配置して５条用の施肥構成としたことを特徴とする
施肥装置付き５条植え田植機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25023296A JP2663942B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 施肥装置付き５条植え田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25023296A JP2663942B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 施肥装置付き５条植え田植機 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP781495A Division JPH07250522A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 施肥装置付き田植機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09121623A JPH09121623A (ja) | 1997-05-13 |
| JP2663942B2 true JP2663942B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=17204805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25023296A Expired - Lifetime JP2663942B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 施肥装置付き５条植え田植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2663942B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP25023296A patent/JP2663942B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09121623A (ja) | 1997-05-13 |
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