JPH0632585A - 天井走行運搬車 - Google Patents

天井走行運搬車

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Publication number
JPH0632585A
JPH0632585A JP18827992A JP18827992A JPH0632585A JP H0632585 A JPH0632585 A JP H0632585A JP 18827992 A JP18827992 A JP 18827992A JP 18827992 A JP18827992 A JP 18827992A JP H0632585 A JPH0632585 A JP H0632585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative pressure
work
pressure tank
suction cup
overhead traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18827992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Yamaguchi
義明 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP18827992A priority Critical patent/JPH0632585A/ja
Priority to DE4310237A priority patent/DE4310237A1/de
Priority to ITMI930635A priority patent/IT1263865B/it
Publication of JPH0632585A publication Critical patent/JPH0632585A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エネルギ消費が少なく、電源が切れた場合で
もワークを脱落させる虞れのない安全性の高い天井走行
運搬車を提供することを目的とする。 【構成】 天井を走行する本体2からワーク3を保持す
る吸盤4を有する昇降枠5を吊下げた天井走行運搬車1
において、上記本体2に吸盤4に負圧タンク10を介し
て負圧を与える真空ポンプ11を設け、負圧タンク10
に設定圧を維持すべく真空ポンプ11を運転させる圧力
ゲージ17を設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークを保持する吸盤
に負圧を与える構造を改良した天井走行運搬車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、紡績工場では、パッケージ運搬
用のパレットや中仕切板等(以下、ワークという。)を
運搬するために、天井走行運搬車が用いられている。こ
の天井走行運搬車は、天井を走行する本体から昇降枠を
吊下げ、この昇降枠にワークを保持する吸盤を設けた構
造になっている。
【0003】そして、上記吸盤に負圧を与えるために、
上記本体に圧縮機を設け、その圧縮空気によりエゼクタ
を介して負圧を生じさせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記天
井走行運搬車にあっては、圧縮空気により負圧を生じさ
せているため、エネルギ消費が大きく、また電源が切れ
た場合にワークを脱落させる危険があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、エネルギ消費が
少なく、電源が切れた場合でもワークを脱落させる虞れ
のない安全性の高い天井走行運搬車を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、天井を走行する本体からワークを保持する
吸盤を有する昇降枠を吊下げた天井走行運搬車におい
て、上記本体に吸盤に負圧タンクを介して負圧を与える
真空ポンプを設け、負圧タンクに設定圧を維持すべく真
空ポンプを運転させる圧力ゲージを設けたことを特徴と
している。
【0007】
【作用】負圧タンクの圧力は、圧力ゲージで検出され、
真空ポンプの運転により設定圧に維持される。そして、
その負圧タンクから吸盤に負圧が与えられる。
【0008】従って、常時圧縮機を運転させて負圧を生
じさせている従来の天井走行運搬車に比して、エネルギ
消費が極めて少ない。また、負圧タンクが負圧に維持さ
れているため、仮に電源が切れた場合でも、ワークを脱
落させる虞れがなく、安全である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0010】図1〜図3において、1はワークを運搬す
るための天井走行運搬車で、この天井走行運搬車1は天
井を走行する本体2と、この本体2から昇降自在に吊下
げられ、ワーク3を保持する吸盤4を有する昇降枠5を
備えている。
【0011】本体2は天井に架設したレール6に走行車
輪7を介して懸垂支持され、本体2には下部の昇降枠5
をワイヤあるいは金属ベルト等からなる吊り部材8を介
して巻上げ下げする巻上装置9が設けられている。ま
た、本体2には負圧タンク10とこれを真空にする真空
ポンプ11とが設けられ、昇降枠5には真空ポンプ11
から吐出する圧縮空気を蓄圧するための正圧タンク12
が設けられている。すなわち、真空ポンプ11の吸入側
11aには負圧タンク10が接続され、真空ポンプ11
の吐出側に11bには昇降枠5上の正圧タンク12が螺
旋状のフレキシブルホース13を介して接続されてい
る。
【0012】昇降枠5の下部には複数個の吸盤4が設け
られ、これら吸盤4はパイプ14を介して共通の切換弁
15に接続されている。この切換弁15は正圧タンク1
2と負圧タンク10を切換えるためのもので、一方には
正圧タンク12が接続され、他方には本体2上の負圧タ
ンク10が螺旋状のフレキシブルホース16を介して接
続されている。
【0013】負圧タンク10と正圧タンク12にはこれ
らをそれぞれの設定圧に維持すべく真空ポンプ11を運
転させるための圧力ゲージ17,18がそれぞれ設けら
れている。また、正圧タンク12には逃し弁19とドレ
ン抜き弁20が設けられている。特に、正圧タンク12
を昇降枠5に設けているため、昇降枠5を降下させた低
い位置で正圧タンク12のドレン抜きを容易に行うこと
ができる。
【0014】そして、天井走行運搬装車1には吸盤4が
ワーク3上の所定高さHに降下した時にワーク3の上面
に圧縮空気を噴射させ、吸盤4がワーク3上に着地した
時に吸盤4に負圧を作用させる空気供給システムが設け
られている。このシステムを構成するために、昇降枠5
にはワーク3の上面から昇降枠5までの高さを検知する
距離センサ21と、昇降枠5がワーク3上に着地したこ
とを検知する近接スイッチ22と、これらの検知信号か
ら切換弁15の制御を行うコントローラ23とが設けら
れている。
【0015】コントローラ23は昇降枠5の吸盤4がワ
ーク3上の所定高さHに降下したことを距離センサ21
により検知すると、先ず切換弁15をOFFから正圧タ
ンク12側に切換え、圧縮空気の噴射によりワーク上面
の清掃を行い、次いで昇降枠5の吸盤4がワーク3に着
地したことを近接スイッチ22により検知すると、切換
弁15を正圧タンク12側から負圧タンク10側に切換
え、ワーク3を吸着保持するようになっている。
【0016】次に実施例の作用を述べる。ここでは、ワ
ーク3である中仕切板をその置場AからパッケージP上
に運搬する場合について説明する。先ず、天井走行運搬
車1をワーク3の真上に停止させ、巻上装置9により本
体2から昇降枠5を降下させる。コントローラ23は昇
降枠5がワーク3上の所定高さHに降下したことを距離
センサ21により検知すると、先ず切換弁15をOFF
から正圧タンク12側に切換える。すると、正圧タンク
12からの圧縮空気が吸盤4からワーク3の上面に噴射
され、ワーク3の上面に付着している風綿やごみ等が清
掃される。
【0017】次いで、コントローラ23は昇降枠5がワ
ーク3に着地したことを近接スイッチ22により検知す
ると、切換弁15を正圧タンク12側から負圧タンク1
0側に切換える。すると、今度は吸盤4に負圧が作用し
てワーク3を吸着保持するようになるため、この状態で
昇降枠5を巻上げてワーク3を上昇させ、本体2の走行
によりワーク3をパッケージPの真上に搬送したら、昇
降枠5を巻下げてワーク3をパッケージP上に載置す
る。そして、ワーク3をパッケージP上に切離すのであ
るが、この場合、切換弁15を負圧タンク10側から正
圧タンク12側に切換えることにより吸盤4から圧縮空
気が噴射されるので、吸盤4からワーク3を極めて容易
に切離すことができる。
【0018】このように天井走行運搬車1の本体2に、
吸盤4に負圧タンク10を介して負圧を与える真空ポン
プ11を設けたので、常時圧縮機を運転させて負圧を生
じさせている従来の天井走行運搬車に比して、エネルギ
消費が極めて少なく、また吸盤4が負圧タンク10によ
り負圧を維持されるため、仮に電源が切れた場合でも、
ワークを脱落させる虞れがなく安全である。
【0019】更に、吸盤4がワーク3上の所定高さHに
降下した時にワーク3の上面に圧縮空気を噴射させ、吸
盤4がワーク3上に着地した時に吸盤4に負圧を作用さ
せるようにしたので、ワーク3の上面に付着している風
綿やごみ等を迅速容易に除去することができ、吸盤4の
付着障害が防止され、ワーク3を脱落させる虞れがなく
なり、安全性が向上する。しかも、これらの清掃および
吸着動作を距離センサ21および近接スイッチ22を用
いてコントローラ23により一連の動作として行うよう
にしたので、タイムロスがなく、荷役作業の効率が向上
する。
【0020】なお、実施例では、圧縮空気を噴射するの
に吸盤を利用したが、専用のノズルを用いるようにして
もよい。この場合には、切換弁15の代わりに負圧タン
ク10と吸盤4との間および正圧タンク12とノズルと
の間に弁が必要となる。
【0021】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、天井走行
運搬車の本体に吸盤に負圧タンクを介して負圧を与える
真空ポンプを設けたので、常時圧縮機を運転させて負圧
を生じさせている従来の天井走行運搬車に比して、エネ
ルギ消費が極めて少なく、また吸盤が負圧タンクにより
負圧を維持されるため、仮に電源が切れた場合でも、ワ
ークを脱落させる虞れがなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】圧縮空気をワークに吹付けて吸着面を清掃する
状態を示す図である。
【図3】ワークを吸着する状態を示す図である。
【符号の説明】
1 天井走行運搬車 2 本体 3 ワーク 4 吸盤 5 昇降枠 10 負圧タンク 11 真空ポンプ 17 圧力ゲージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65G 67/06 D 2124−3F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井を走行する本体からワークを保持す
    る吸盤を有する昇降枠を吊下げた天井走行運搬車におい
    て、上記本体に吸盤に負圧タンクを介して負圧を与える
    真空ポンプを設け、負圧タンクに設定圧を維持すべく真
    空ポンプを運転させる圧力ゲージを設けたことを特徴と
    する天井走行運搬車。
JP18827992A 1992-03-31 1992-07-15 天井走行運搬車 Pending JPH0632585A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18827992A JPH0632585A (ja) 1992-07-15 1992-07-15 天井走行運搬車
DE4310237A DE4310237A1 (de) 1992-03-31 1993-03-30 Hängebahnwagen
ITMI930635A IT1263865B (it) 1992-03-31 1993-03-31 Carrello a ponte

Applications Claiming Priority (1)

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JP18827992A JPH0632585A (ja) 1992-07-15 1992-07-15 天井走行運搬車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0632585A true JPH0632585A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16220875

Family Applications (1)

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JP18827992A Pending JPH0632585A (ja) 1992-03-31 1992-07-15 天井走行運搬車

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JP (1) JPH0632585A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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TWI576300B (zh) * 2011-09-30 2017-04-01 Ats自動模具系統股份有限公司 提供真空給一移動元件的系統與方法
CN108820868A (zh) * 2018-05-09 2018-11-16 京东方科技集团股份有限公司 自动平衡式取屏器以及取屏器的自动平衡方法

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