JPH11139509A - クリーン倉庫 - Google Patents

クリーン倉庫

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JPH11139509A
JPH11139509A JP31658197A JP31658197A JPH11139509A JP H11139509 A JPH11139509 A JP H11139509A JP 31658197 A JP31658197 A JP 31658197A JP 31658197 A JP31658197 A JP 31658197A JP H11139509 A JPH11139509 A JP H11139509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clean
air
rack
fan unit
racks
Prior art date
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Pending
Application number
JP31658197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Fukushima
正純 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで、全体に均一にクリーンエアを
供給できるクリーン倉庫を提供する。 【構成】 クリーン倉庫の一対のラック1,2の背面両
側方に、高さを変えて複数のクリーンファンユニット1
4,20を配置し、ラック背面の送気路26,28から
クリーンエアを複数の棚3,4に均一に送気する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明はクリーン倉庫に関し、特
にクリーンファンユニットの配置に関する。
【0002】
【従来技術】クリーンルームでは、クリーンファンユニ
ット付きのラックを備えたクリーン倉庫が用いられる。
そしてラックの底部にクリーンファンユニットを設け
て、ラックの背面へ送気し、整流パネルを介してラック
の棚内に送気するものが知られている。しかしこのよう
なラックでは、底部にクリーンファンユニットの設置ス
ペースが必要である。またクリーンルームの大型化に伴
いラックを高層化すると、ラックの上部への送気量が不
足する。
【0003】
【発明の課題】請求項1の発明の課題は、高さ方向にコ
ンパクトで、ラック内に均一にクリーンエアを供給でき
るクリーン倉庫を提供することにある。請求項2の発明
での追加の課題は、ラックを高層化しても均一にクリー
ンエアを供給できるようにすることにある。請求項3の
発明での追加の課題は、昇降駆動部の背面の空きスペー
スを利用してクリーンファンユニットを配置し、かつ高
層化が容易なクリーン倉庫を提供することにある。
【0004】
【発明の構成】請求項1の発明は、クリーンファンユニ
ットからクリーンエアをラック内に送気するようにした
クリーン倉庫であって、ラックの一面の後部両側方から
クリーンエアを送気するようにクリーンファンユニット
を配置したことを特徴とするクリーン倉庫にある。また
実施例に示すように、後部両側方とは後部の両端との意
味ではなく、後部の各点へ向けて両側方からクリーンエ
アが送気されるとの意味である。またクリーンファンユ
ニットはラックの後部に配置される必要はなく、例えば
ラックの側部に配置して、ラックの後部から送気しても
良い。
【0005】請求項2の発明はさらに、請求項1のクリ
ーン倉庫において、ラック一面の後部各側方から、高さ
位置の異なる複数のクリーンファンユニットでクリーン
エアを送気するように構成したことを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、前記ラックを一対対向
して設けると共に、ラック間に移載装置を走行させるた
めの昇降レールを設け、該昇降レールを昇降させるため
の一対の昇降駆動部を一方のラックに設けて、少なくと
も昇降駆動部の背面にクリーンファンユニットを設けた
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の作用と効果】請求項1の発明では、ラックの後
部両側方からクリーンエアを送気するようにクリーンフ
ァンユニットを配置するので、ラックの底部から送気す
る場合に比べ、高さ方向にコンパクトなクリーン倉庫を
得ることができる。また後部両側方から送気するので、
送気された空気は大きく循環してクリーンファンユニッ
トに戻り、空気のよどみが生じず、かつ送気された直後
のクリーンエアの再吸引が生じない。このためラック全
体に均一に送気できる。さらに後部の送気スペースを用
いて、クリーンファンユニットのエアフィルタを交換し
たり、ラックをメンテナンスしたりできる。
【0008】請求項2の発明では、ラックの高さ方向に
複数のクリーンファンユニットを設けるので、ラックを
高層化しても均一にクリーンエアを送気できる。
【0009】請求項3の発明では、前記のラックを一対
対向させて配置し、ラック間に配置した昇降レールを昇
降駆動部で昇降させるので、昇降レールを走行する移載
装置には昇降機構が不要で、自動倉庫を高層化しても移
載装置が大型化しない。また昇降駆動部背面の空きスペ
ースにクリーンファンユニットを設けるので、クリーン
倉庫をコンパクトにできる。
【0010】
【実施例】図1〜図3に実施例とその変形とを示す。図
1,図2において、1,2は一対のラックで、ここでは
対向配置して自動倉庫とするが、単独のラックからなる
クリーン倉庫として物品の収容に用いても良い。3,4
は棚で、高さ方向に複数段設けて、物品5を収容する。
ラック1,2の場合、物品5は半導体ウェファーや液晶
ディスプレイの基板など、クリーンルーム内で取り扱う
べき物品やそのコンテナが適している。6はラック1,
2間の移載スペースで、昇降レール8を一方のラック1
に接して設け、ラック1の両端部に設けた昇降駆動部1
0,10で昇降レール8を昇降させる。そして走行体1
2を昇降レール8で支持して、このレール8に沿って走
行させ、一対のアーム等からなる移載手段13で物品5
を移載する。移載手段13の種類は任意である。
【0011】14,14は、ラック1の両端部で、かつ
昇降駆動部10の背面に設けたクリーンファンユニット
である。なお移載スペース6に面した側をラック1,2
の前面とし、その反対側を背面とする。クリーンファン
ユニット14は昇降駆動部10,10の背面のデッドス
ペースに配置し、送気用のクリーンファン16と、塵芥
等の微粒子を除去するためのエアフィルター18とから
なる。同様にラック2の両端に、クリーンファン22と
エアフィルタ24とからなる、クリーンファンユニット
20,20を配置する。
【0012】ラック1,2の背面には送気路26,28
を設け、両端のクリーンファンユニット14,20から
クリーンエアを送気し、30,32はメンテナンス等の
際に取り外すようにした背面パネルである。34,36
はシルクスクリーン等の整流パネルで、ファン16,2
2からエアフィルタ18,24を介して送気されたクリ
ーンエアを、棚3,4内に均一に分配する。
【0013】図2に示すように、ラック1,2は高層
で、多数の棚3,4を有し、昇降駆動部10,10はベ
ルト38で昇降レール8を昇降させるようにしたもので
ある。またラック1,2にベルトコンベア等を用いたス
テーション40等を設け、棚3,4の物品5を搬送し
て、図示しない無人搬送車や天井走行車との間で移載す
る。そしてクリーンファンユニット14,20はラック
1,2の両端部側面ないし両端部後方にそれぞれ高さを
変えて複数設け、送気路26,28に均一にクリーンエ
アが供給されるようにする。なお複数のクリーンファン
ユニット14,20は例えば左右で高さを変えて千鳥状
に配置しても、左右の高さ位置を共通にしてもよい。そ
して供給されたクリーンエアは、整流パネル34,36
で棚3,4の各部に均一に供給され、昇降スペース6に
入る。昇降スペース6には昇降駆動部10が接してお
り、また走行体12等があるので発塵しやすく、これを
クリーンファンユニット14,20で浄化して循環させ
る。空気の流れを図1の矢印で示す。
【0014】図3に変形例を示す。この自動倉庫は図
1,図2の自動倉庫を両端方向に延長したもので、昇降
レール8を昇降駆動部10,10の両側に延長し、延長
部に棚を増設して、物品5を戴置するようにしたもので
ある。また7は新たな移載スペース、15は新たなクリ
ーンファンユニットで、エアフィルタ18,18を両側
に設けて、ラックの左右方向両側に送気する他は、クリ
ーンファンユニット14と変わらない。これに伴ってク
リーンファンユニット15,20は、ラックの両端では
なく、例えば左右2カ所以上の複数箇所に配置されるこ
とになる。なお図のクリーンファンユニット以外に、さ
らにラック両端等にクリーンファンユニット14,20
等を増設しても良い。図3の変形例は、ラックの延長に
伴い、クリーンファンユニットの位置をラック両端から
ラックの左右2カ所に変更した他は、図1,図2の実施
例と同様である。
【0015】実施例や変形例の作用を示す。自動倉庫内
で昇降駆動部10や走行体12等からの発塵で汚染され
た空気を、クリーンファンユニット14,15,20の
クリーンファン16,22で吸引し、エアフィルタ1
8,24で浄化して、送気路26,28から整流パネル
34,36を介して、棚3,4へ送気する。クリーンフ
ァンユニット14,15は昇降駆動部10の背面のデッ
ドスペースを利用して接地するので、ラック1の側にク
リーンファンユニット14,15を設けるための新たな
スペースは不要である。
【0016】クリーンファンユニット14,15,20
をラック1,2の高さ方向に複数個配置するので、高層
のラック1,2でも均一にクリーンエアを供給できる。
さらにラック1,2の両端付近から(図1,図2)、あ
るいはラックの左右2カ所から各両側へ(図3)、クリ
ーンエアを送気するので、棚3,4の各部に均一にクリ
ーンエアを送気できる。
【0017】ラック1,2の両端や左右の2カ所等から
送気するので、自動倉庫内の空気は大きく循環し、局所
的なよどみが生じず、またクリーンファンユニットで処
理した直後の空気がそのままクリーンファンユニット1
4,15,20へ再吸引されることがない。発明者は、
送気路26,28の整流パネル34,36に面した位置
に多数のクリーンファンユニットを併設することも検討
したが、これでは棚3,4内への送気の流路と昇降スペ
ース6,7からクリーンファンユニットへの吸引の流路
とを分離できず、送気直後のクリーンエアが再吸引され
たり、あるいはクリーンエアが及ばないよどみ部が生じ
たりする恐れがある。
【0018】エアフィルタ18,24や整流パネル3
4,36は交換の必要があるが、背面パネル30,32
を外せば容易に交換でき、また背面パネル30,32と
整流パネル34,36を外せば、高層のラック1,2等
でも容易に内部のメンテナンスを行うことができる。
【0019】昇降レール8を昇降駆動部10,10で昇
降させて、走行体12を水平方向に走行させるので、ラ
ック1,2を高層化しても、走行体12自体のサイズは
変わらない。これに対して、移載スペース6,7の床面
に昇降マスト等を備えた移載装置を走行させると、ラッ
ク1,2の高層化に連れて移載装置を大型化する必要が
生じる。このため昇降レール8と走行体12とを用いる
と、ラック1,2をコンパクトに高層化できる。
【0020】実施例では自動倉庫を空気に関して閉鎖系
として構成したが、自動倉庫外のクリーンルーム内の空
気と所定の割合で空気を交換する開放系としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のクリーン倉庫の要部平面図
【図2】 実施例のクリーン倉庫の要部縦方向断面図
【図3】 変形例のクリーン倉庫の要部平面図
【符号の説明】
1,2 ラック 3,4 棚 5 物品 6,7 移載スペース 8 昇降レール 10 昇降駆動部 12 走行体 13 移載手段 14,15,20 クリーンファンユニット 16,22 クリーンファン 18,24 エアフィルタ 26,28 送気路 30,32 背面パネル 34,36 整流パネル 38 ベルト 40 ステーション

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンファンユニットからクリーンエ
    アをラック内に送気するようにしたクリーン倉庫であっ
    て、ラックの一面の後部両側方からクリーンエアを送気
    するようにクリーンファンユニットを配置したことを特
    徴とする、クリーン倉庫。
  2. 【請求項2】 ラック一面の後部各側方から、高さ位置
    の異なる複数のクリーンファンユニットでクリーンエア
    を送気するように構成したことを特徴とする、請求項1
    のクリーン倉庫。
  3. 【請求項3】 前記ラックを一対対向して設けると共
    に、ラック間に移載装置を走行させるための昇降レール
    を設け、該昇降レールを昇降させるための一対の昇降駆
    動部を一方のラックに設けて、少なくとも昇降駆動部の
    背面にクリーンファンユニットを設けたことを特徴とす
    る、請求項1または2のクリーン倉庫。
JP31658197A 1997-10-31 1997-10-31 クリーン倉庫 Pending JPH11139509A (ja)

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JP31658197A JPH11139509A (ja) 1997-10-31 1997-10-31 クリーン倉庫

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JP (1) JPH11139509A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005231774A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Murata Mach Ltd クリーンルーム用の自動倉庫
JP2011242503A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Shin Etsu Chem Co Ltd クリーンルーム内製品保管用ストッカー

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JP2005231774A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Murata Mach Ltd クリーンルーム用の自動倉庫
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