JP2001031211A - 搬送システム - Google Patents

搬送システム

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JP2001031211A
JP2001031211A JP21030299A JP21030299A JP2001031211A JP 2001031211 A JP2001031211 A JP 2001031211A JP 21030299 A JP21030299 A JP 21030299A JP 21030299 A JP21030299 A JP 21030299A JP 2001031211 A JP2001031211 A JP 2001031211A
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JP
Japan
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traveling rail
transfer device
fan unit
support
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP21030299A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Fukushima
正純 福島
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 自動倉庫2の移載装置4に、リニア搬送車1
2の走行レール10を支持体16で取り付ける。支持体
16には、移載装置4の内部とレール10の内部の双方
に連通した連通部18を設け、その底部にフィルターフ
ァンユニット20を設ける。 【効果】 移載装置とリニア搬送車の双方からの発塵
を、レールの支持体に設けたフィルターファンユニット
で処理でき、レール内のフィルターファンユニットを不
要にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明はクリーンルームで使用す
る搬送車システムに関し、特に搬送車の走行レールから
の発塵の処理に関する。
【0002】
【従来技術】クリーンルームでの物品の搬送に、リニア
搬送車等の有軌道台車が用いられている。これらの有軌
道台車の走行レールには、走行部等からの発塵を防止す
るため、フィルターファンユニットを設ける。ところで
クリーンルームに配設した走行レールの全長はかなりの
長さに及び、これにフィルターファンユニットを設ける
ため、相当のコストが必要であった。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、走行レールのフィル
ターファンユニットを不要にすることにある(請求項1
〜3)。請求項2,3の発明の追加の課題は、走行レー
ルの支持を容易にすることにある。請求項3の発明の追
加の課題は、走行レールのレイアウトを容易にすること
にある。
【0004】
【発明の構成】この発明は、クリーンルーム内に、位置
が固定の移載装置と有軌道台車の走行レールとを設けた
搬送システムにおいて、前記移載装置の内部と走行レー
ルの内部とを連通させる連通部と、該連通部内の空気を
処理するためのフィルターファンユニットとを設けたこ
とを特徴とする。有軌道台車はリニア搬送車等とし、連
通部は走行レール内の空気と移載装置からの空気、特に
その駆動部付近からの空気、を吸引できるものであれば
よい。移載装置は自動倉庫の一部でも、半導体加工装置
等の処理装置の一部でも、あるいは他の固定の移載ステ
ーションなどの一部でも良い。
【0005】好ましくは、走行レールを、移載装置付近
から突設した支持体で支持し、かつ連通部とフィルター
ファンユニットを支持体内に配設して、支持体と一体に
する。支持体の突設位置は、移載装置内の空気を連通部
で吸引できる位置であれば良く、文字通りに移載装置か
ら突設する必要はない。さらに好ましくは、走行レール
に沿って移載装置を複数個同じ高さレベルに配列し、各
移載装置の付近に設けた支持体により、走行レールを支
持する。
【0006】
【発明の作用と効果】この発明では、移載装置の内部と
走行レールの内部とを連通部で連通させて、共通のフィ
ルターファンユニットで処理するので、走行レールの内
部のフィルターファンユニットが不要になる。この結
果、同じフィルターファンユニットを、走行レールから
の発塵の防止と、移載装置からの発塵の防止とに兼用で
きる。
【0007】請求項2の発明ではさらに、走行レールを
移載装置側からの支持体で支持し、その内部に連通部と
フィルターファンユニットとを収容するので、移載装置
と走行レールの双方からの発塵の防止と、走行レールの
支持とを、同じ支持体で行える。請求項3の発明ではさ
らに、移載装置を高さレベルを揃えて複数個配列し、こ
れらに設けた支持体で走行レールを支持し、各支持体内
に連通部とフィルターファンユニットを設ける。このた
め走行レールを天井からつり下げたり、床に立設した支
柱で支える必要が無く、走行レールの設置が容易にな
る。また走行レール内のフィルターファンユニットの配
置を考慮してレイアウトする必要がなく、走行レールの
レイアウトも容易になる。
【0008】
【実施例】図1,図2に実施例を示す。図1に、移載装
置への走行レールの取付を示す。図1において、2は自
動倉庫で、スタッカークレーンを用いたものや循環棚を
用いたもの等、その方式を問わず、また自動倉庫2に代
えて、半導体加工装置や液晶加工装置等の処理装置とし
ても良い。4は移載装置本体で、6はスカラーアーム
で、スライドフォークやその他の移載装置でも良く、自
動倉庫2と後述のリニア搬送車12との間で物品を移載
できるものであればよい。スカラアーム6の駆動モータ
等の駆動部は移載装置本体4に収容されており、8はそ
の制御部である。
【0009】10は走行レールで、リニア搬送車12を
走行・停止させるために、リニアモータを設けてあり、
物品14を自動倉庫2,2間で搬送する。16は移載装
置本体4に突設した支持体で、走行レール10を支持す
る。18は移載装置本体4の内部の空気、特にその駆動
モータ付近の空気と、走行レール10内の空気の付近と
を吸引するための連通部で、20はフィルターファンユ
ニットであり、22はそのファンで、24はフィルター
である。即ちファン22で連通部18を介し、移載装置
本体4内の空気と走行レール10内の空気を吸引し、フ
ィルター24で処理し、これらを支持体16内に設け
る。
【0010】図1の矢印に空気の流れを示し、白抜き矢
印にフィルターファンユニット20で処理された空気の
流れを示す。クリーンルームでは常に上方から下方へと
向けてクリーンエアーの流れがあるので、スカラーアー
ム6の関節付近の空気や移載装置本体4内の駆動モータ
付近の空気は連通部18に入り、ファン22で吸引され
る。同様に走行レール10内の空気もファン22で吸引
されて連通部に入る。これらの空気はフィルター24で
浄化され、図1の白抜き矢印のように下方に放出され
る。この結果、移載装置と走行レール10の双方からの
クリーンルーム内への発塵の防止に、共通のフィルター
ファンユニット20を設けることができ、設備全体とし
て、フィルターファンユニットの個数を減少させること
ができる。またこのフィルターファンユニット20は、
走行レール10を支持するための支持体16内に収容さ
れ、追加のスペースを要せず、走行レール10の取り付
けも簡単である。
【0011】図2に実施例の搬送システムの全体的レイ
アウトを示すと、例えば自動倉庫2等をクリーンルーム
内に複数個配列し、高さレベルを揃えて同型式の移載装
置を各自動倉庫2に設け、これらの高さを共通にする。
また走行レール10は移載装置本体4の部分から突出し
た支持体16で支持し、走行レール10内に専用のフィ
ルターファンユニットは設けない。なお26は自動倉庫
2の他端側のステーションで、28は他の搬送装置とし
ての無人搬送車である。
【0012】図2のレイアウトでは、走行レール10を
移載装置本体から突き出した支持体16で支持するの
で、天井から吊り下げたり、床面に支柱を設けて支持し
たりする必要がない。そして移載装置の高さを共通にし
たので、走行レール10の設置も容易である。また自動
倉庫2の配列ピッチ毎に、フィルターファンユニット2
0を支持体16内に設け、これによって走行レール10
内の汚染空気や移載装置からの汚染空気を浄化する。
【0013】補助的な効果として、フィルターファンユ
ニットを走行レール10内に配置しないので、フィルタ
ーファンユニットの位置を考慮せずに、走行レール10
をレイアウトでき、レイアウトが容易になる。なお自動
倉庫2等の設備がない部分では、従来通り走行レール1
0を天井から吊り下げたり、クリーンルームの床面に設
けた支柱等で支えても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の搬送車システムの要部正面図
【図2】 実施例の搬送車システムのレイアウトを示す
要部平面図
【符号の説明】
2 自動倉庫 4 移載装置本体 6 スカラーアーム 8 制御部 10 走行レール 12 リニア搬送車 14 物品 16 支持体 18 連通部 20 フィルターファンユニット 22 ファン 24 フィルター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーンルーム内に、位置が固定の移載
    装置と有軌道台車の走行レールとを設けた搬送システム
    において、 前記移載装置の内部と走行レールの内部とを連通させる
    連通部と、該連通部内の空気を処理するためのフィルタ
    ーファンユニットとを設けたことを特徴とする、搬送シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記走行レールを、前記移載装置付近か
    ら突設した支持体で支持し、かつ前記連通部と前記フィ
    ルターファンユニットを前記支持体内に配設したことを
    特徴とする、請求項1の搬送システム。
  3. 【請求項3】 前記走行レールに沿って、前記移載装置
    を複数個同じ高さレベルに配列し、各移載装置の付近に
    設けた支持体により、走行レールを支持するようにした
    ことを特徴とする、請求項2の搬送システム。
JP21030299A 1999-07-26 1999-07-26 搬送システム Pending JP2001031211A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003021645A2 (en) * 2001-08-31 2003-03-13 Asyst Technologies, Inc. Wafer engine
US7217076B2 (en) 2001-08-31 2007-05-15 Asyst Technologies, Inc. Semiconductor material handling system
US7293950B2 (en) 2001-08-31 2007-11-13 Aysts Technologies, Inc. Universal modular wafer transport system

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