JP3852694B2 - 加工物受け渡し装置 - Google Patents
加工物受け渡し装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3852694B2 JP3852694B2 JP2002098348A JP2002098348A JP3852694B2 JP 3852694 B2 JP3852694 B2 JP 3852694B2 JP 2002098348 A JP2002098348 A JP 2002098348A JP 2002098348 A JP2002098348 A JP 2002098348A JP 3852694 B2 JP3852694 B2 JP 3852694B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- stacker crane
- cassette
- delivery device
- workpiece transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶用ガラス基板、半導体ウエハ、PDP、HD、磁気ヘッド等(本明細書において、「ガラス基盤等」という場合がある。)の加工物(本明細書において、「ワーク」という場合がある。)を加工装置等との間で受け渡しするための加工物受け渡し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、ガラス基盤等の加工物は、各種加工装置等と加工物受け渡し装置との間で受け渡しを行いながら、複数工程の加工を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このように複数工程の加工を行う場合、加工装置の稼働効率等との関係やシステムにトラブルが発生したときに、一時的に加工物を収納したカセットをスタッカークレーンを備えた載置棚に仮置きする必要があるが、通常、加工装置の設置位置とスタッカークレーンを備えた載置棚の設置位置とは、離れていることが多く、このため、加工物を収納したカセットの移動に時間を要し、生産効率が低下するという問題があった。
【0004】
また、従来の加工物受け渡し装置は、装置毎にヘパフィルタ等の空気清浄機構を配設する必要があるため、空調費が高額になるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の加工物受け渡し装置が有する問題点に鑑み、加工物を収納したカセットの移動を短時間で行うことができるようにすることによって、生産効率を向上することができるとともに、空調費を節約することができる加工物受け渡し装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の加工物受け渡し装置は、ガラス基盤等の加工物を加工装置等との間で受け渡しするための加工物受け渡し装置において、該加工物受け渡し装置に、加工物収納用カセット搬送用のスタッカークレーンと、加工物収納用カセットの載置棚と、加工物受け渡し部と、該加工物受け渡し部と加工装置等との間で加工物を受け渡しする加工物移載機構と、移動用車輪を備えるとともに、加工物受け渡し装置内にヘパフィルタを通った清浄空気が流通するようにし、かつ、スタッカークレーンを配設したスタッカークレーン部と、加工物収納用カセットの載置棚及び加工物受け渡し部を配設したカセット部と、加工物移載機構を配設した移載機構部とを、それぞれ独立して、又は隣接する任意の2つの部分でユニット化し、それぞれ分離可能にしたことを特徴とする。
【0007】
この加工物受け渡し装置は、加工物受け渡し装置に、加工物収納用カセット搬送用のスタッカークレーンと、加工物収納用カセットの載置棚と、加工物受け渡し部と、該加工物受け渡し部と加工装置等との間で加工物を受け渡しする加工物移載機構と、移動用車輪を備えるようにしているので、一時的に加工物を収納したカセットを載置棚に仮置き等する必要がある場合でも、カセットを、加工物受け渡し装置に備えたスタッカークレーンを用いて、加工物受け渡し装置に備えた加工物収納用カセットの載置棚に仮置き等することができる。
また、加工物受け渡し装置内にヘパフィルタを通った清浄空気が流通するようにしているので、個別に配設した各装置毎にヘパフィルタを配設する場合と比較して、空調費を節約することができる。
さらに、スタッカークレーンを配設したスタッカークレーン部と、加工物収納用カセットの載置棚及び加工物受け渡し部を配設したカセット部と、加工物移載機構を配設した移載機構部とを、それぞれ独立して、又は隣接する任意の2つの部分でユニット化し、それぞれ分離可能にすることにより、装置の汎用性を高め、ユニット化した各部分を適宜組み合わせることにより、個別システムに最適な加工物受け渡し装置を容易に提供することができる。
【0008】
また、加工物受け渡し装置の下面に気流制御用可変抵抗ルーバを配設することができる。
【0009】
これにより、加工物受け渡し装置内を流通するヘパフィルタを通った清浄空気の流通経路及び流通量を容易に制御することができる。
【0010】
また、スタッカークレーンを、加工物受け渡し装置の移動用車輪による移動方向と直交する方向に敷設した走行レール上を移動するように構成することができる。
【0011】
これにより、加工物収納用カセットの載置棚の容量を増大することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の加工物受け渡し装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1に、本発明の加工物受け渡し装置の一実施例を示す。
この加工物受け渡し装置は、ガラス基盤等の加工物を加工装置等との間で受け渡しするための加工物受け渡し装置において、加工物受け渡し装置に、加工物収納用カセット搬送用のハンド11等を備えたスタッカークレーン1と、加工物収納用カセットの載置棚3と、加工物受け渡し部4と、この加工物受け渡し部4と加工物受け渡し口10を介して加工装置等との間で加工物を受け渡しするロボットハンド51等を備えた加工物移載機構としての移載用ロボット5と、移動用車輪8を備えるとともに、エア取り入れ口9から加工物受け渡し装置内に取り入れられてヘパフィルタ6を通った清浄空気が流通するように構成している。
【0014】
この場合において、スタッカークレーン1を配設したスタッカークレーン部A1と、加工物収納用カセットの載置棚3及び加工物受け渡し部4を配設したカセット部A2と、加工物移載機構5を配設した移載機構部A3とは、それぞれ独立してユニット化するようにしたり、あるいは、隣接する任意の2つの部分、例えば、カセット部A2と移載機構部A3とで1ユニット化B2したり、スタッカークレーン部A1とカセット部A2とで1ユニット化C1して、それぞれ分離可能に構成することができる。
これにより、装置の汎用性を高め、ユニット化した各部分を適宜組み合わせることにより、個別システムに最適な加工物受け渡し装置を容易に提供することができるものとなる。
【0015】
また、加工物受け渡し装置の下面には、気流制御用可変抵抗ルーバ7を配設することにより、加工物受け渡し装置内を流通するエア取り入れ口9から取り入れられてヘパフィルタ6を通った清浄空気の流通経路及び流通量を容易に制御することができ、加工物受け渡し装置内の各部を最適な清浄度に維持することができる。
【0016】
また、スタッカークレーン1を、加工物受け渡し装置の移動用車輪8による移動方向と直交する方向に敷設した走行レール2上を移動するように構成することにより、加工物収納用カセットの載置棚3の容量を容易に増大することができる。
【0017】
上記の構成からなる加工物受け渡し装置は、加工物受け渡し装置に、加工物収納用カセット搬送用のスタッカークレーン1と、加工物収納用カセットの載置棚3と、加工物受け渡し部4と、この加工物受け渡し部4と加工装置等との間で加工物を受け渡しする加工物移載機構5と、移動用車輪8を備えるようにしているので、一時的に加工物を収納したカセットCを載置棚3に仮置き等する必要がある場合でも、カセットCを、加工物受け渡し装置5に備えたスタッカークレーン1を用いて、加工物受け渡し装置に備えた加工物収納用カセットの載置棚3に仮置き等することができる。
また、加工物受け渡し装置内にヘパフィルタ6を通った清浄空気が流通するようにしているので、個別に配設した各装置毎にヘパフィルタを配設する場合と比較して、空調費を節約することができる。
【0018】
以上、本発明の加工物受け渡し装置について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
【0019】
【発明の効果】
本発明の加工物受け渡し装置によれば、加工物受け渡し装置に、加工物収納用カセット搬送用のスタッカークレーンと、加工物収納用カセットの載置棚と、加工物受け渡し部と、該加工物受け渡し部と加工装置等との間で加工物を受け渡しする加工物移載機構と、移動用車輪を備えるようにしているので、一時的に加工物を収納したカセットを載置棚に仮置き等する必要がある場合でも、カセットを、加工物受け渡し装置に備えたスタッカークレーンを用いて、加工物受け渡し装置に備えた加工物収納用カセットの載置棚に仮置き等することができ、これにより、加工物を収納したカセットの移動を短時間で行うことができるため、生産効率を向上することができる。
また、加工物受け渡し装置内にヘパフィルタを通った清浄空気が流通するようにしているので、個別に配設した各装置毎にヘパフィルタを配設する場合と比較して、空調費を節約することができる。
さらに、スタッカークレーンを配設したスタッカークレーン部と、加工物収納用カセットの載置棚及び加工物受け渡し部を配設したカセット部と、加工物移載機構を配設した移載機構部とを、それぞれ独立して、又は隣接する任意の2つの部分でユニット化し、それぞれ分離可能にすることにより、装置の汎用性を高め、ユニット化した各部分を適宜組み合わせることにより、個別システムに最適な加工物受け渡し装置を容易に提供することができる。
【0020】
また、加工物受け渡し装置の下面に気流制御用可変抵抗ルーバを配設することにより、加工物受け渡し装置内を流通するヘパフィルタを通った清浄空気の流通経路及び流通量を容易に制御することができる。
【0021】
また、スタッカークレーンを、加工物受け渡し装置の移動用車輪による移動方向と直交する方向に敷設した走行レール上を移動するように構成することにより、加工物収納用カセットの載置棚の容量を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加工物受け渡し装置の一実施例を示す説明図(正面断面図)である。
【符号の説明】
C カセット
1 スタッカークレーン
2 走行レール
3 加工物収納用カセットの載置棚
4 加工物受け渡し部
5 加工物移載機構
6 ヘパフィルタ
7 気流制御用可変抵抗ルーバ
8 移動用車輪
9 エア取り入れ口
10 加工物受け渡し口
Claims (3)
- ガラス基盤等の加工物を加工装置等との間で受け渡しするための加工物受け渡し装置において、該加工物受け渡し装置に、加工物収納用カセット搬送用のスタッカークレーンと、加工物収納用カセットの載置棚と、加工物受け渡し部と、該加工物受け渡し部と加工装置等との間で加工物を受け渡しする加工物移載機構と、移動用車輪を備えるとともに、加工物受け渡し装置内にヘパフィルタを通った清浄空気が流通するようにし、かつ、スタッカークレーンを配設したスタッカークレーン部と、加工物収納用カセットの載置棚及び加工物受け渡し部を配設したカセット部と、加工物移載機構を配設した移載機構部とを、それぞれ独立して、又は隣接する任意の2つの部分でユニット化し、それぞれ分離可能にしたことを特徴とする加工物受け渡し装置。
- 加工物受け渡し装置の下面に気流制御用可変抵抗ルーバを配設したことを特徴とする請求項1記載の加工物受け渡し装置。
- スタッカークレーンを、加工物受け渡し装置の移動用車輪による移動方向と直交する方向に敷設した走行レール上を移動するように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の加工物受け渡し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002098348A JP3852694B2 (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 加工物受け渡し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002098348A JP3852694B2 (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 加工物受け渡し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003292119A JP2003292119A (ja) | 2003-10-15 |
JP3852694B2 true JP3852694B2 (ja) | 2006-12-06 |
Family
ID=29240380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002098348A Expired - Fee Related JP3852694B2 (ja) | 2002-04-01 | 2002-04-01 | 加工物受け渡し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3852694B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5083278B2 (ja) | 2009-06-15 | 2012-11-28 | 村田機械株式会社 | 装置前自動倉庫 |
EP2554495B1 (en) * | 2010-04-02 | 2020-08-05 | Murata Machinery, Ltd. | Automated warehouse |
SG186088A1 (en) * | 2010-06-10 | 2013-01-30 | Murata Machinery Ltd | Conveyance system and method of communication in conveyance system |
-
2002
- 2002-04-01 JP JP2002098348A patent/JP3852694B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003292119A (ja) | 2003-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4541232B2 (ja) | 処理システム及び処理方法 | |
JP4584821B2 (ja) | 真空処理装置及び帯状気流形成装置 | |
JP4606348B2 (ja) | 基板処理装置及び基板搬送方法並びに記憶媒体 | |
JP4280159B2 (ja) | 基板処理装置 | |
WO2003105216A1 (ja) | 容器搬送システム | |
JP3852694B2 (ja) | 加工物受け渡し装置 | |
JPH06232064A (ja) | 熱処理装置 | |
CN101794720B (zh) | 基板缓冲单元 | |
TW201700926A (zh) | 基板搬送裝置、基板處理裝置及基板搬送方法 | |
JP3720421B2 (ja) | 除電方法 | |
JP4790326B2 (ja) | 処理システム及び処理方法 | |
JP4212713B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP2009184794A (ja) | 搬送車システム | |
JPH11191582A (ja) | カセット搬送システム | |
JPH03177732A (ja) | 半導体の無塵化製造システム | |
JP2005206304A (ja) | エア浮上式コンベア | |
JP2004226574A (ja) | 基板洗浄装置および基板処理施設 | |
JPH11199007A (ja) | カセットの搬送方法及び処理設備 | |
TWI632633B (zh) | Substrate processing device | |
JP2003060001A (ja) | 基板処理装置及び搬送装置 | |
JPH11233392A (ja) | 基板処理装置 | |
JP2009126631A (ja) | 保管倉庫設備 | |
JP2003037144A (ja) | 基板処理装置およびフィルタ交換方法 | |
JP3585611B2 (ja) | ガラス基板用ストッカー | |
JP2929248B2 (ja) | 清浄化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040723 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060602 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060804 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060830 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |