JPH06325605A - 車輌用灯具 - Google Patents

車輌用灯具

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JPH06325605A
JPH06325605A JP5110392A JP11039293A JPH06325605A JP H06325605 A JPH06325605 A JP H06325605A JP 5110392 A JP5110392 A JP 5110392A JP 11039293 A JP11039293 A JP 11039293A JP H06325605 A JPH06325605 A JP H06325605A
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reflector
lamp
lamp body
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reflectors
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Norimasa Goto
儀正 後藤
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 仕向国毎に形状がわずかに異なるリフレクタ
ーをランプボディに取付ける様な場合に、形状の異なる
リフレクターであっても容易に取付けることができる車
輌用灯具の提供。 【構成】 ランプボディ10と前面レンズ30とによっ
て画成された灯室空間S1,S2に、光源13,14と光
源光を前方に反射する略放物面形状のリフレクター15
(16,17)とが収容された車輌用灯具において、ラ
ンプボディの背面壁10b1,10b2をリフレクター1
6,17の形状に略倣った曲面に形成してリフレクター
16,17に接するようにすることで、リフレクター1
6,17の組付けの際に、リフレクター16,17がラ
ンプボディ背面壁10b1,10b2に対し滑動し、わず
かに形状の異なるリフレクター16,16Aであっても
ランプボディ10内にスムーズに収まるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランプボディ内に光源
及び略放物面形状のリフレクターを収容した車輌用灯具
に係り、例えば仕向国毎に要求されるリフレクターの仕
様が異なる等のために、同一形状のランプボディに仕向
国毎にわずかに形状の異なるリフレクターを取付ける必
要がある車輌用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】同一種類の車輌用灯具であっても、仕向
国によって仕様が異なる場合がある。例えば仕向国毎に
要求されるリフレクターの有効反射面の形状が異なる場
合があり、この様な場合には、図6(a)に示されるよ
うに、ランプボディ1aの内側にリフレクターである反
射面2aを一体に形成したものと、図6(b)に示され
るように、ランプボディ1a内に別体のリフレクター2
bを収容したものとが知られている。なお符号3は光源
であるバルブ、符号4は前面レンズである。
【0003】また図6(b)に示す構造で、同一のラン
プボディに対し、収容するリフレクター2bを仕向国別
に異なる形状にした灯具も知られている。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかし、前記した第1
の従来技術では、仕向国別に灯具構造が全く異なるた
め、本来同一の種類の灯具であるにもかかわらず、ラン
プボディ,リフレクター,レンズ等の構成部品の全く異
なる灯具を用意しなければならないというわずらわしさ
があった。
【0005】また第2の従来技術では、灯具構成部品で
あるランプボディを共通化しているため、それだけ製造
コストも安価ですむが、形状の異なるリフレクターをラ
ンプボディに取付ける際に、ランプボディ側のリフレク
ター支持面が小さいためリフレクターの位置決めが難し
く、作業性が悪いという問題があった。本発明は前記従
来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、仕
向国毎に形状がわずかに異なるリフレクターをランプボ
ディ内に収容する様な場合に、形状の異なるリフレクタ
ーであっても容易に収容できる車輌用灯具を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る車輌用灯具においては、ランプボディ
と前面レンズとによって画成された灯室空間に、光源と
光源光を前方に反射する略放物面形状のリフレクターと
が収容された車輌用灯具において、ランプボディの背面
壁をリフレクターの形状に略倣った曲面に形成してリフ
レクターに接するようにしたものである。
【0007】
【作用】ランプボディの背面壁がリフレクターの放物面
と略同一形状に形成されてリフレクターに接しているの
で、ランプボディ、即ち灯具がコンパクトとなる。また
リフレクター背面とランプボディ背面壁とは略同一曲面
であるため、リフレクターはランプボディ背面壁に沿っ
てスライドできる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図5は本発明の一実施例であるテール&ス
トップランプとターンシグナルランプとが一体化された
リヤコンビネーションランプを示し、図1は同ランプの
正面図、図2は同ランプの水平断面図(図1に示す線II
−IIに沿う断面図)、図3は同ランプの縦断面図(図1
に示す線III−IIIに沿う断面図)、図4は同ランプの縦
断面図(図1に示す線IV−IVに沿う断面図)、図5はリ
フレクターとエクステンション間の締結部の断面図(図
1に示す線V−Vに沿う断面図)である。
【0009】これらの図において、符号10はリヤコン
ビネーションランプのランプボディで、ランプボディ1
0の前面開口部にはクリアな前面レンズであるアウター
レンズ30が組付けられて、ランプボディ10とレンズ
30とによって2つの灯室S 1,S2(テール&ストップ
ランプの灯室S1、ターンシグナルランプの灯室S2)が
画成されている。灯室S1,S2内には、ランプボディ1
0の下面にそれぞれ形成されたバルブ挿着孔11,12
に挿着されたバルブ13,14が収容されるとともに、
アルミ蒸着処理された放物面形状の有効反射面16a,
17aがバルブ13,14の背面位置となるようにリフ
レクター16,17が配置されている。リフレクター1
6,17の各々の前面開口部には機能色である赤色のイ
ンナーレンズ18,アンバー色のインナーレンズ19が
組付けられている。インナーレンズ18,19の内側に
は、縦長のシリンドリカルステップ18a,19aが形
成されており、バルブ13,14から発した光がリフレ
クターの有効反射面16a,17aで反射され、インナ
ーレンズ18,19を透過することで所定の機能色を帯
びるとともに、透過光はシリンドリカルステップ18
a,19aによって左右方向に拡散され、透明なアウタ
ーレンズ30を直進透過することによって前方に配光さ
れる。インナーレンズ18の周縁部には正面視円環状に
延びるリフレックスリフレクターR.R.が設けられて
いる。
【0010】リフレクター16,17はリフレクターユ
ニット15として一体化されており、リフレクターユニ
ット15には、エクステンション20が組付けられてい
る。エクステンション20の表側には、リフレクター1
6,17の金属光沢色と同様の色を呈する表面塗装が施
されており、エクステンション20は、リフレクター1
6,17の周り、特にリフレクターユニット15の下前
方及び左右側前方に延出して、インナーレンズ18を透
過した光を前方に反射してアウターレンズ30の前面全
体を発光させるとともに、ランプ非点灯時の灯室内を明
るくかつ豪華に見せる作用がある。
【0011】リフレクター16,17の有効反射面16
a,17aを形成するリフレクターの背面壁16b,1
7bは放物面形状に形成されるとともに、ランプボディ
の背面壁10b1,10b2もこのリフレクター背面壁1
6b,17bに略倣った曲面形状に形成されて、両者1
6b(17b),10b1(10b2)は接した状態に配
置されている。このためランプボディ10はコンパクト
であり、ランプ全体もコンパクト化されている。
【0012】リフレクターユニット15は、図5に示さ
れるように、エクステンション20にねじ締結されるこ
とで、リフレクター・エクステンションユニットAとし
て一体化されており、このリフレクター・エクステンシ
ョンユニットAは、ランプボディの背面壁10b1,1
0b2とアウターレンズ20とに挟持されることで灯室
空間に固定保持されている。図2符号10c,15c
は、ランプボディ10とリフレクターユニット15間に
設けられた位置決め用の凹凸係合部で、リフレクターユ
ニット15側の凸部15cがランプボディ10側の凹部
10cに係合することで、リフレクター16,17(リ
フレクター・エクステンションユニットA)が灯室空間
内で位置決めされる。即ち、リフレクターの背面壁16
b,17bがランプボディ背面壁10b1,10b2に当
接し、エクステンション20の上側縁部21がアウター
レンズ30の上シール脚31の内側に設けられた段差部
32に係合し、エクステンション20の下側縁から前方
に延出する水平延出部22の下面に突設された突起23
がアウターレンズの下シール脚33の内側に設けられた
段差部34に係合して、リフレクター・エクステンショ
ンユニットAが前後左右上下方向に拘束されるととも
に、ランプボディ10とリフレクターユニット15間の
凹凸係合部10c,15cが係合してリフレクター1
6,17が位置決めされる。
【0013】そしてこの実施例に示すコンビネーション
ランプを組立てるには、まずリフレクターユニット15
(リフレクター16,17)にインナーレンズ18,1
9を組付け接着剤で固定し、リフレクターユニット15
にエクステンション20をねじ固定する。次にこのイン
ナーレンズ・リフレクター・エクステンション組付体を
アウターレンズ30の背面側から挿入して、エクステン
ション20とアウターレンズ30間係合部(32,2
1、34,23)を係合状態とする。次にランプボディ
10とアウターレンズ30とを組付け、ランプボディ側
凹部10cとリフレクター側凸部15cとを係合させて
ランプとして一体化する。リフレクター背面壁16b,
17bとランプボディ背面壁10b1,10b2とは略同
一の曲面形状に形成されているので、インナーレンズ・
リフレクター・エクステンション組付体を収容したアウ
ターレンズ30にランプボディ10を組付ける際に、リ
フレクター背面壁16b(17b)とランプボディ背面
壁10b1,10b2とが相対摺動して、ランプボディ1
0とリフレクターユニット15間の位置決め用の凹凸係
合部10c,15cが係合する所定位置に、リフレクタ
ーユニット15(リフレクター16,17)がスムーズ
に収まる。
【0014】また仕向国が異なる場合には、灯室空間内
に図3仮想線で示す一部の形状だけを異にするリフレク
ター16Aが装着されるが、ランプボディ背面壁10b
1はリフレクター16Aの背面形状に略倣った形状でも
あるので、第1の仕様に用いられるリフレクター16と
わずかに形状の異なるリフレクター16Aであっても、
ランプの組付けの際に、リフレクター16Aがランプボ
ディ背面壁10b1の内周面に沿ってスライドして、リ
フレクター側凸部15cとランプボディ側凹部10cが
係合する所定の位置にスムーズに納まるので、ランプの
組付作業上、何等問題はない。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る車輌用灯具によれば、ランプボディの背面壁がリ
フレクターの放物面と略同一形状に形成されてリフレク
ターに接しているので、灯具がコンパクトなものとな
る。またリフレクター背面とランプボディ背面壁とは略
同一曲面であるため、リフレクターはランプボディ背面
壁に沿ってスライドでき、仕向国毎にわずかに形状の異
なるリフレクターであってもランプボディ内にスムーズ
に収まり、ランプの組立が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるリヤコンビネーション
ランプの正面図
【図2】同ランプの水平断面図(図1に示す線II−IIに
沿う断面図)
【図3】同ランプの縦断面図(図1に示す線III−IIIに
沿う断面図)
【図4】同ランプの縦断面図(図1に示す線IV−IVに沿
う断面図)
【図5】リフレクターとエクステンション間の締結部の
断面図(図1に示す線V−Vに沿う断面図)
【図6】(a),(b)は仕向国毎に仕様を異にする従
来の灯具の断面図
【符号の説明】
10 ランプボディ 10b1,10b2 ランプボディ背面壁 10c ランプボディ側凹部 13,14 光源であるバルブ 15 リフレクターユニット 15c リフレクター側凸部 16,17 リフレクター 16A 放物面形状がわずかに異なるリフレクター 16a,17a リフレクターの有効反射面 16b,17b リフレクターの放物面形状の背面壁 20 エクステンション 30 前面レンズであるアウターレンズ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディと前面レンズとによって画
    成された灯室空間に、光源と光源光を前方に反射する略
    放物面形状のリフレクターとが収容された車輌用灯具に
    おいて、ランプボディの背面壁がリフレクターの形状に
    略倣った曲面に形成されてリフレクターに接することを
    特徴とする車輌用灯具。
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JP2008098089A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Honda Motor Co Ltd 車両用灯具
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