JPH086331Y2 - 車体色ランプ - Google Patents

車体色ランプ

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JPH086331Y2
JPH086331Y2 JP8520490U JP8520490U JPH086331Y2 JP H086331 Y2 JPH086331 Y2 JP H086331Y2 JP 8520490 U JP8520490 U JP 8520490U JP 8520490 U JP8520490 U JP 8520490U JP H086331 Y2 JPH086331 Y2 JP H086331Y2
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JP
Japan
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lens
vehicle body
reflector
lamp
body color
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JP8520490U
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JPH0442005U (ja
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正彦 佐藤
川野辺  修
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、非点灯時に車体色に見えるよう構成した車
体色ランプに関する。
B.従来の技術 車両の後退灯(バックランプ)は、例えば第2図に示
すように、光源としてのバルブ22と、このバルブ22から
の光を反射させるリフレクタ23と、このリフレクタ23か
らの反射光を透過して外部に導くレンズ24とを有し、通
常、車体の後部パネル30(あるいはバンパー)に形成さ
れた取付け孔31に挿入されて固定される。
ところで、このようなバックランプには、見栄えを向
上させるために上記バルブ22の非点灯時にランプが車体
と同じ色に見えるようにしたものがある。そして従来か
ら、ランプを車体色に見せる方法として以下に示すよう
な方法が用いられている。
(1)例えば第2図に示すように、車体色の塗料25a
(不透明)が部分的に塗布された透明のシート25をレン
ズ24とバルブ22との間に設ける。
(2)上記レンズの外面または内面に車体色塗料を部分
的に塗布する。
(3)レンズの外面または内面に車体色の樹脂を一体成
形する。
C.考案が解決しようとする課題 しかしながら、上述した(1),(2),(3)の方
法はいずれもコストが高く、また塗料を使用するもの
は、その部分は光が通過せず配光ロスが発生する。さら
に、例えば赤の車体色ランプは青の車体には使用できな
いというように汎用性に乏しく車体色分だけ異なった色
のランプを用意しなければならない。
本考案の目的は、廉価で配光ロスがなく、かつ汎用性
に富んだ車体色ランプを提供することにある。
D.課題を解決するための手段 一実施例を示す第1図に対応付けて説明すると、本考
案に係る車体色ランプは、光源2と、この光源2からの
光を反射させるリフレクタ3と、このリフレクタ3から
の反射光を透過して外部に導くレンズ4とを備え、車体
10に形成されたランプ取付孔11に挿入されて固定される
ランプであって、車体色に塗装された取付孔壁面11aの
像をリフレクタ3で反射させレンズ4を介して外部に投
影するよう構成したものであり、これにより上記問題点
を解決する。
E.作用 車体色に塗装された取付孔壁面11aの像がリフレクタ
3で反射されレンズ4を介して外部に投影されるので、
ランプが車体色に見える。
なお、本考案の構成を説明する上記D項およびE項で
は、本考案を分かり易くするために実施例の図を用いた
が、これにより本考案が実施例に限定されるものではな
い。
F.実施例 第1図により本考案を車両のバックランプに適用した
場合の一実施例を説明する。
第1図は本考案に係るバックランプを車両上部から見
た断面図である。1はランプハウジング、2はハウジン
グ1内に固着された光源としてのバルブであり、ハウジ
ング1の内面は、放物面状のリフレクタ3とされてい
る。またハウジング1には、そ開口部を覆うようにレン
ズ4が取付けられる。このレンズ4は、前面4aがすりガ
ラス状とされ、側面4bが透明とされる。
このようなバックランプは、車体を構成する後部パネ
ル(車体パネル)10に設けられた取付孔11に挿入されて
固定されるが、その際、レンズ4の前面4aは車体パネル
11の外面と略同一平面上で外部に露出し、一方、側面4b
は全周に渡って取付孔11の壁面11aと対向する。ここ
で、上記車体パネル10は、取付孔11の壁面11aまで車体
色に塗装されているものとする。
以上のような構成において、バルブ2から射出された
光は、リフレクタ3で反射されてレンズ4側に導かれ、
レンズ4を透過して車外、すなわち車両後方に導かれ
る。またレンズ4の側面4bが透明であるので、取付孔11
の壁面11a(車体色に塗装される)の像が図示矢印の如
くリフレクタ3で反射されレンズ4を介して外部に投影
される。したがって、バルブ2非点灯時に車両後方から
見ると、バックランプが車体色に見える。ここで、レン
ズ4の中央部分Cは壁面11aの像が投影されないが、レ
ンズ前面4aがすりガラス状であるため中心部分Cも濁っ
て車体色に見える。
なお以上では、レンズ4の側面4bを透明にして取付孔
壁面11aをリフレクタ3で反射させるようにしたが、ハ
ウジング1の一部を透明にして同様の作用を得るように
してもよい。またハウジング1の内面をリフレクタ3と
する例を示したが、リフレクタが別に設けられているも
のにも本考案を適用できる。さらにランプ取付孔は、そ
の壁面が車体色とされているものであれば、車体パネル
に限定されず、例えばバンパーに設けられていてもよ
い。さらにまた、パックランプ以外の車両用灯具にも本
考案を適用できる。
G.考案の効果 本考案によれば、車体色に塗装された取付孔壁面の像
をリフレクタで反射させレンズを介して投影するように
したので、従来の方法と比べて廉価であるとともに、光
源点灯時の配光ロスが皆無であり、さらに1種類でいず
れの車体色にも対応でき汎用性が高いという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車体色ランプの一実施例を示す断
面図、第2図は従来の車体色ランプを示す断面図であ
る。 1:ハウジング、2:バルブ 3:リフレクタ、4:レンズ 4a:前面、4b:側面 10:車体パネル、11:ランプ取付孔 11a:壁面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、この光源からの光を反射させるリ
    フレクタと、このリフレクタからの反射光を透過して外
    部に導くレンズとを備え、車体に形成されたランプ取付
    孔に挿入されて固定されるランプであって、 車体色に塗装された前記取付孔壁面の像を前記リフレク
    タで反射させ前記レンズを介して外部に投影するよう構
    成したことを特徴とする車体色ランプ。
JP8520490U 1990-08-09 1990-08-09 車体色ランプ Expired - Lifetime JPH086331Y2 (ja)

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JP8520490U JPH086331Y2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 車体色ランプ

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JP8520490U JPH086331Y2 (ja) 1990-08-09 1990-08-09 車体色ランプ

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JPH0442005U JPH0442005U (ja) 1992-04-09
JPH086331Y2 true JPH086331Y2 (ja) 1996-02-21

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JP4509905B2 (ja) * 2005-09-29 2010-07-21 本田技研工業株式会社 車両用テールライト

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JPH0442005U (ja) 1992-04-09

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