JPH06322801A - 建物の配管/配線構造 - Google Patents

建物の配管/配線構造

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Publication number
JPH06322801A
JPH06322801A JP5114583A JP11458393A JPH06322801A JP H06322801 A JPH06322801 A JP H06322801A JP 5114583 A JP5114583 A JP 5114583A JP 11458393 A JP11458393 A JP 11458393A JP H06322801 A JPH06322801 A JP H06322801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
piping
building
unit
movable carriage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5114583A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Onishi
洋 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5114583A priority Critical patent/JPH06322801A/ja
Publication of JPH06322801A publication Critical patent/JPH06322801A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物内に延在せしめた配管、配線を広い範囲
に渡ってメンテナンスでき、然もメンテナンス作業性を
向上すること。 【構成】 建物構造体(壁構造体20A)の内外に出し
入れできる移動台(移動台車27)を有し、該移動台に
配管及び/又は配線を保持させてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建物の配管/配線構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばユニット建物では、特開平
2-186040号公報に記載される如くの建物ユニットを互い
に隣接設置し、建物の外郭又は隣室間に壁構造体を設
け、各階の床には床構造体を設けている。
【0003】そして、建物のための配管(給排水管
等)、配線(電力線等)は、上述の壁構造体もしくは床
構造体の内部に延在せしめることとしている。このと
き、壁構造体を覆う壁面材、もしくは床構造体を覆う床
面材の局所に配管点検口の如くを設け、この点検口から
のぞき込める、或いは手のとどく範囲内で配管のメンテ
ナンスを行ない得るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、建物内の配管、配線のメンテナンスが、点検口か
らのぞき込める、或いは手のとどく範囲内でしか行なう
ことができない。従って、メンテナンスできる範囲が限
定的であって配管、配線の広い範囲をメンテナンスでき
ず、然もメンテナンス作業性が悪い。
【0005】本発明は、建物内に延在せしめた配管、配
線を広い範囲に渡ってメンテナンスでき、然もメンテナ
ンス作業性を向上することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、建物構造体の内外に出し入れできる移動台を有し、
該移動台に配管及び/又は配線を保持させてなるように
したものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記建物構造体が配管及び/
又は配線ユニットであるようにしたものである。
【0008】
【作用】 配管及び/又は配線を保持せしめた移動台を建物構造
体の内外に出し入れできる。従って、配管、配線のメン
テナンス時には、移動台を建物構造体の外部に引き出
し、広い外部スペースにてメンテナンスできる。よっ
て、建物内に延在せしめた配管、配線を広い範囲に渡っ
てメンテナンスでき、然もメンテナンス作業性を向上す
ることができる。
【0009】移動台を出し入れできる建物構造体を配
管及び/又は配線ユニットとしてユニット化することに
より、複雑な構成からなる移動体付きの建物構造体を予
め工場生産できるから、その品質を容易に向上できる。
また、建築過程で最も作業工数のかかる配管、配線作業
を予め工場にて施工でき、現地ではこのユニット内の配
管、配線と居室内の配管、配線とを接続するのみとな
り、現地での施工工数を削減できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る配管/配線ユ
ニットが適用された集合住宅を示す模式図、図2は配管
/配線ユニットを示す模式図、図3は居室ユニットを示
す模式図である。
【0011】図1に示した集合住宅10は複数の住戸1
1を隣接並置され、各住戸11は図3に示す如くの居室
ユニット12を接合して構成されている。
【0012】居室ユニット12は、図3に示す如く、4
個の床大梁13と4個の柱14と4個の天井大梁15を
箱形に溶接した骨組構造体である。そして、居室ユニッ
ト12は、相対する床大梁13、13間に床小梁16を
架け渡し、この床小梁16上に床根太17を取着し、こ
の床根太17上に床面材を取着される。また、居室ユニ
ット12は、相対する天井大梁15、15間に天井根太
18を架け渡し、この天井根太18下に天井面材を取着
される。また、各住戸11の外部に位置する居室ユニッ
ト12の外面には外壁パネル(不図示)が固定され、各
住戸11の内部に位置する居室ユニット12の隣室間に
は間仕切パネル(不図示)が固定される。
【0013】居室ユニット12は、予め工場にて上述の
如くに製造された後、建築現場に輸送されて据付けら
れ、前述の各住戸11、ひいては集合住宅10を構築可
能とするのである。
【0014】然るに、本実施例では、図1に示す如く、
隣接する住戸11の境界に配管/配線壁ユニット20を
設けてある。即ち、壁ユニット20は、隣接する住戸1
1の境界において、各住戸11の居室ユニット12に接
合されて、境界壁を構成する。このとき、各居室ユニッ
ト12の壁ユニット20が設けられる側面は、壁パネル
を設けられていても、設けられていなくても良い。
【0015】壁ユニット20は、図1、図2に示す如
く、床板21、天井板22、左右の側板23、23、後
側の端板24の5面材を箱形に接合することにて壁構造
体20Aを形成する。そして、この壁構造体20Aの内
部に配管/配線領域25を形成し、この配管/配線領域
25の前面に該領域25を開閉するシャッター26を設
けている。シャッター26は開閉戸に代えても良い。
【0016】そして、壁ユニット20は、床板21上を
移動して配管/配線領域25の内外に出し入れされる移
動台車27を有しており、この移動台車27に配管28
(給排水管等)及び配線(電力線等)(不図示)を保持
している。配管28及び配線は床板21を地下に向けて
貫通し得るように配置されている。また、配管28と配
線の居室側との接続部には、ジャバラホース29が介在
し、配管28と配線の取り回し長を一定範囲において伸
縮自在にしている。
【0017】以下、本実施例の作用について説明する。 配管28及び配線を保持せしめた移動台車27を壁構
造体20Aの内外に出し入れできる。従って、配管2
8、配線のメンテナンス時には、移動台車27を壁構造
体20Aの外部に引き出し、広い外部スペースにてメン
テナンスできる。よって、建物内に延在せしめた配管2
8、配線を広い範囲に渡ってメンテナンスでき、然もメ
ンテナンス作業性を向上することができる。
【0018】移動台車27を出し入れできる壁構造体
20Aを配管/配線壁ユニット20としてユニット化す
ることにより、複雑な構成からなる移動台車27付きの
壁構造体20Aを予め工場生産できるから、その品質を
容易に向上できる。また、建築過程で最も作業工数のか
かる配管、配線作業を予め工場にて施工でき、現地では
このユニット20内の配管28、配線と居室内の配管、
配線とを接続するのみとなり、現地での施工工数を削減
できる。
【0019】配管28と配線の居室側との接続部は接
続部にジャバラホース29を設け、配管28と配線の取
り回し長を一定範囲において伸縮自在としている。従っ
て、移動台車27を配管/配線領域25から引き出すと
きに、配管28と配線の居室側との接続部を切り離すこ
となく、配管28と配線を移動台車27とともに外部に
持ち出し、上述のメンテナンスに供することができる。
【0020】但し、本発明の実施において、移動台を建
物構造体から引き出すとき、移動台側の配管、配線を居
室側との接続部において切り離しても良いことはもちろ
んである。
【0021】以下、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、(a) 本発明
は複数の居室ユニットの接合からなる住戸に限らず、一
般建物においても適用できる。(b) 本発明は集合住宅に
限らず、単一住宅でも適用できる。(c) 本発明の建物構
造体は壁構造体に限らず、床構造体、天井構造体であっ
ても良い。移動台はそれらの床構造体、天井構造体の内
外に出し入れ自在とされる。(d) 本発明の建物構造体は
ユニット化されるものに限らず、建物躯体の一部をなす
ものであっても良い。(e) 複数の配管及び/又は配線ユ
ニットを水平或いは鉛直に接合し、隣接する配管及び/
又は配線ユニットに内蔵の配管/配線を互いに接合する
こともできる。(f) 本発明の移動台は台車に限らず、建
物構造体に対し摺接して出し入れされるものであっても
良い。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、建物内に
延在せしめた配管、配線を広い範囲に渡ってメンテナン
スでき、然もメンテナンス作業性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る配管/配線ユニ
ットが適用された集合住宅を示す模式図である。
【図2】図2は配管/配線ユニットを示す模式図であ
る。
【図3】図3は居室ユニットを示す模式図である。
【符号の説明】
10 集合住宅(建物) 20 配管/配線壁ユニット 20A 壁構造体 25 配管/配線領域 27 移動台車(移動台)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物構造体の内外に出し入れできる移動
    台を有し、該移動台に配管及び/又は配線を保持させて
    なる建物の配管/配線構造。
  2. 【請求項2】 前記建物構造体が配管及び/又は配線ユ
    ニットである請求項1記載の建物の配管/配線構造。
JP5114583A 1993-05-17 1993-05-17 建物の配管/配線構造 Pending JPH06322801A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114583A JPH06322801A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 建物の配管/配線構造

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JP5114583A JPH06322801A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 建物の配管/配線構造

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JPH06322801A true JPH06322801A (ja) 1994-11-22

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ID=14641485

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JP5114583A Pending JPH06322801A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 建物の配管/配線構造

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