JPH0423204Y2 - - Google Patents

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JPH0423204Y2
JPH0423204Y2 JP8260585U JP8260585U JPH0423204Y2 JP H0423204 Y2 JPH0423204 Y2 JP H0423204Y2 JP 8260585 U JP8260585 U JP 8260585U JP 8260585 U JP8260585 U JP 8260585U JP H0423204 Y2 JPH0423204 Y2 JP H0423204Y2
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JP
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connection chamber
connection
cable
optical submarine
room
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JP8260585U
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JPS61198907U (ja
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、光ケーブル、特に光海底ケーブル
に中継器、又はジヨイントボツクス等を接続する
ときに有用な可搬式光海底ケーブルの接続室に関
するものである。
〔従来の技術〕
光フアイバを心線とする海底ケーブル(以下、
光海底ケーブルという)は、従来の海底同軸ケー
ブルと異なり接続作業の環境が重要であり、また
接続作業にも高度の技術が要請される。
従つて、従来のケーブルの接続現場にみられる
ように簡易テント型の接続室を使用する場合は、
光フアイバーの接続で要求される所定の空気清浄
度、および温度環境を得ることはきわめて困難に
なるという問題がある。
特に、光海底ケーブルの接続作業ではケーブル
の接続部が大型になるため、上記したような要件
を満たす接続室を構築することは大きな費用がか
かり、経済的にも問題が発生する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、任意の場所に容易に移動して固定
でき、かつ、接続室内で光海底ケーブルの接続要
件が充分みたされるようにした可搬式光海底ケー
ブルの接続室を提供することを目的とてなされた
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の光海底ケーブルの接続室には、接続
すべき光海底ケーブルを容易に室内に導入するこ
とができるスリツト、および開閉可能の扉を設け
ると共に、各種接続装置、および環境管理装置を
収容した状態で容易に移動できるような移動補助
手段を備えている。
〔作用〕
移動補助手段によつて接続室を光海底ケーブル
の接続場所に移動して固定するとともに、その位
置で接続すべき光海底ケーブルを開閉可能な扉か
らスリツトを介して導入し、接続室内の接続架台
に固定する。接続作業の前に、接続室に配置され
ている環境管理装置によつて所定の温度・湿度及
び、空気清浄度が得られるような環境にし、光海
底ケーブルの接続を行う。
〔実施例〕
第1図、第2図、第3図は、はこの考案の可搬
式光海底ケーブルの接続室の一実施例を示す接続
室の概要及び、その仕様態様を示す斜視図であつ
て、10は床台1の上に軽量鉄骨及び合板パネル
等で強固に組立てた接続室を示している。
接続室の前面は上下に分割された2枚の扉2
a,2bからなり、これらはヒンジ等によつて第
2図に示すように上、下に開閉されるように構成
されている。また、2枚の扉2a,2bには作業
員のために出入口2cを形成しておくことが好ま
しい。
側面には前面側に向かつて開口しているスリツ
ト3,3が形成されており、このスリツト3,3
には光海底ケーブルを導入したあとも室内を密閉
できるような遮蔽板3a,3aが嵌挿されるよう
に構成されている。なお、この遮蔽板3a,3a
は1枚で構成してもよく、接続室10の強度を増
加するために蟻溝構造でスリツト3の部分に取付
けることが好ましい。4は接続室の天井を示し、
この天井4には後述するように空気清浄装置9が
取り付てあり、その他に図示しないが温度・湿度
調整装置等の環境管理装置や、光海底ケーブル接
続装置、後述するケーブル架台等が接続室10の
壁面や床面1に配置されている。
床面1には移動補助手段としてフオークリフ
ト、またはクレーン等で運送するときに便利とな
るように貫通している穴1a,1aを設け、必要
があれば後述するように車輪5を設けることがで
きる。
なお、7,7は接続すべき光海底ケーブル、8
は電源用のコードを示している。
この考案の光海底ケーブルの接続室は上記した
ように構成されているので、第4図、第5図にし
めすようにクレーン、またはフオークリフトによ
つて任意の場所に移動して、その場所で接続すべ
き光海底ケーブルを前述した第2図にみられるよ
うにスリツト3,3を介して接続室内に導入し、
遮蔽板3a,3aを取付けたのち扉2a,2bを
閉成して接続室内を密閉し、内部にある空気清浄
装置9によつて室内のケーブル接続位置を所定の
クリーン度(クラス100)以下に設定し、温度も
例えば24±2度に設定して接続作業を行うことが
できる。
接続室10の構造としては、例えば、外装を合
板+アルミ、内装に断熱材+合板+目張材を使用
して耐久性、及び密閉性を確保することが好まし
い。
第6図は移動補助手段としての車輪5の取付例
を示す概要図で、車輪5は油圧等によつて上下さ
せるための油圧シリンダー、及び方向転換用のギ
ヤー等を内蔵している車輪支持装置6によつて接
続室の4隅に取り付けられている。
第7図は、この考案の光海底ケーブル接続架台
の概要を示したもので、床台1には2本のレール
11,11が設けられており、このレール11,
11によつて案内されるキヤスター付きの接続基
礎架台12の上にはさらに横方向にレール13,
13を設け、このレール13,13にはボールキ
ヤスター付きのカツプリングラツク14、リング
ホルダ15等が横行可能に搭載されている。な
お、接続基礎架台12、カツプリングラツク1
4、リングホルダ15等はレール11,11およ
びレール13,13の任意の位置でロツクされる
ように構成されている。従つて、接続すべきケー
ブルは前面側から接続基礎架台12に載せて接続
室のほぼ中央まで移動され、カツプリングユニツ
ト、そのたのリングを挿通したのち前記カツプリ
ングラツク14、リングホルダ15等にのせて、
突合せ接続位置までケーブルを曲げることなく容
易に移動させることができるようになる。
接続室全体はクリーン度クラス100以下に保つ
必要がなく、例えば、空気清浄装置9を突合せ接
続位置の上に配置し、その真下でクリーン度クラ
ス100となるようなエアーカーテンを付ければ、
他の室内空間はクリーン度ンクラス5000程度にし
ても光ケーブルの接続現場としては充分である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の光海底ケーブ
ルの接続室はケーブルを接続する現場に容易に移
動させることができると共に、その場所で接続す
べきケーブルを簡単に室内に導入して密閉状態に
することができ、さらに光海底ケーブルを接続す
るための環境条件を設定できるようにしているの
で、光海底ケーブルの接続が完全に、しかも作業
性よく行われるという効果がある。
特に、光海底ケーブルをまげることなく接続室
内のフアイバ接続位置にセツトできるように構成
されているので、接続後の光海底ケーブルの信頼
性が高くなり、任意の場所で作業できるように移
動補助手段が設けられているので光海底ケーブル
の接続費用が低減するという経済的な効果が発揮
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は接続室にケーブルを装着するときの斜視
図、第3図は接続室にケーブルを収容したあとの
斜視図、第4図、第5図は接続室の移動作業を示
す説明図、第6図は車輪の位置を示す接続室の側
面図、第7図は接続室内の概要を示す斜視図であ
る。 図中、1は床台、1a,1aは穴、2a,2b
は扉、3,3はスリツト、3a,3aは遮蔽板、
4は天井、5は車輪、6は車輪支持装置、10は
接続室を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 光海底ケーブルを接続するための装置が収納
    されている接続室の前側面を開閉自在な扉と
    し、前記接続室の両側面に、前記前面側から対
    向する面側へ光ケーブルが挿入できる幅のスリ
    ツトを設けるとともに、床面には前記接続室の
    移動を補助するための移動補助手段を設け、前
    記スリツトに遮蔽板を挿通することによつて前
    記接続室を密閉構造にできるようにすると共
    に、前記接続室内に環境管理装置が備えられて
    いることを特徴とする可搬式光海底ケーブルの
    接続室。 (2) 移動補助手段は接続室の底部に設けた走行車
    輪と該車輪の昇降、及び方向転換装置からなる
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の可搬式光ケーブルの接続室。 (3) 移動補助手段は接続室の底面を貫通している
    開口からなることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の可搬式海底光ケーブル
    の接続室。
JP8260585U 1985-06-03 1985-06-03 Expired JPH0423204Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8260585U JPH0423204Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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JP8260585U JPH0423204Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61198907U JPS61198907U (ja) 1986-12-12
JPH0423204Y2 true JPH0423204Y2 (ja) 1992-05-29

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ID=30630470

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JP8260585U Expired JPH0423204Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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JPS61198907U (ja) 1986-12-12

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