JPH0632168Y2 - ユニット型エアフィルタ - Google Patents

ユニット型エアフィルタ

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JPH0632168Y2
JPH0632168Y2 JP1991031266U JP3126691U JPH0632168Y2 JP H0632168 Y2 JPH0632168 Y2 JP H0632168Y2 JP 1991031266 U JP1991031266 U JP 1991031266U JP 3126691 U JP3126691 U JP 3126691U JP H0632168 Y2 JPH0632168 Y2 JP H0632168Y2
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JP
Japan
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filter
unit type
type air
frame
air filter
Prior art date
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Application number
JP1991031266U
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English (en)
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JPH0518622U (ja
Inventor
昭 斉木
龍彦 堀内
幸彦 赤松
義之 福島
義男 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Corp
Shinwa Corp
Sinko Industries Ltd
Original Assignee
Takenaka Corp
Shinwa Corp
Sinko Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建物内の循環空気を
清浄化するエアフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビル空調等の設備に使用する空気
清浄機には、その用途に応じて高性能フィルタや中性能
フィルタを取り付け、室内を循環させる空気を濾過し、
清浄空気に変えている。最近の建設技術の発達に伴い、
これら空調機等の設備機器は、より小型化が要求され、
またその取り扱いも簡単なものが要求されている。
【0003】前記フィルタもこれらの要求に沿って種々
の工夫がなされ、最近では濾過性能を落とさずに厚さを
薄くしたユニット型フィルタが中性能フィルタの主流と
なりつつある。
【0004】これらのユニット型フィルタは空気流を遮
って複数個横並びに配置されることが多く、通常は空調
機の空気流入口近辺に設けられたフィルタ挿入口に差し
込まれて使用される。従って、ユニット型フィルタの枠
体はある程度の強度と、隣のユニット型フィルタとの連
結手段を持つ必要がある。
【0005】図4は従来のユニット型エアフィルタの一
例を示す断面図である。図において、1は従来のユニッ
ト型エアフィルタ、3は濾材に難燃処理を施した上波状
に成形したフィルタ、2はフィルタ3を気密に囲むよう
アルミニウム板を成形した枠体、7はユニット型エアフ
ィルタ1の相互を連結するために、枠体2の両側面に設
けた断面が鍵型のフックである。フィルタ3と枠体2の
接触部分は接着剤で気密に固着されている。
【0006】図5は前記ユニット型エアフィルタ1を3
個連結して使用する状態を示す斜視図である。図におい
て、5はフック7を用いて連結した連結部である。この
ような構成によって小形のユニット型エアフィルタ1を
連結して大きい空気吸入口にも使用できるようにしてい
た(実開昭63-147628号公報、 実開昭63-87431号公報参
照)。
【0007】また、横枠内に連結材を貫通させたり(実
開昭 61-195317号公報)、枠にエアフィルタを吸着する
ための永久磁石を設けたりした工夫もある(実開昭 63-
181415号公報)。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
ユニット型エアフィルタ1の枠体2は金属からなってい
るため通常の成形では完全に平面にすることが困難であ
る。図5に示すように枠体2相互の連結部5の気密性は
勿論、空調機器のフィルタ装着部において、枠体2と枠
体受け面との密着性が不良になることが多く、汚れた空
気の一部がこの部分を通過してしまう欠点があった。ま
た、金属製では強度上では問題がなくとも廃棄性に問題
が有り、価格が高くなり大きな問題点となっていた。
【0009】この考案は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、廃棄性と機器に装着したときの気密
性が良好で、軽量で取り扱いが容易なユニット型エアフ
ィルタを安価に得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この考案に係わるユニッ
ト型フィルタは、枠体の連結部をシールするために粘着
テープを使用し、かつ枠体を難燃性の紙で成形したもの
である。
【0011】
【実施例】図1は、この考案の一実施例であるユニット
型エアフィルタを示す斜視図である。図4と同一又は相
当部分は同一符号を用いて表示してあり、その詳細な説
明は省略する。図において、1はこの考案のユニット型
エアフィルタ、2はJIS規格の難燃性を満たすように
化学処理された紙をもって成形した枠体で、フィルタ3
と枠体2との接触部は総て接着材で固着して気密性を保
っている。4は枠体の外周の一辺に貼着されたシール用
の粘着テープ(両面用)であり、使用前にはその外側表
面には保護紙を貼っておいて保護し、使用直前に保護紙
を剥がして使用する。なお、粘着テープ4の長さは枠体
2の長さ一杯に貼る必要があるが、その幅は気密が保持
できる範囲で枠体2の幅より小さくしてもよい。
【0012】図2はこの考案の一実施例であるユニット
型エアフィルタ1の使用状態を示す斜視図である。図に
おいて、5は粘着テープ4によって隣り合うユニット型
エアフィルタ1を接着した連結部、11は空調機の空気
吸入部、12は空気吸入部11の内部に設けた枠体受け
面、13はユニット型エアフィルタ1の案内を兼ねた枠
体支持台、14は空気流入口、15は空気吸入部11の
片側面に穿設したフィルタ挿入口である。
【0013】図に示すようにこの考案のユニット型エア
フィルタ1は、粘着テープ4の部分を隣のユニット型エ
アフィルタ1の枠体2に押圧するだけで希望する個数を
接着し気密に連結して使用することができる。
【0014】この連結した複数個のユニット型エアフィ
ルタ1(以下フィルタ連結体という)を空調機の空気吸
入部11に装着するには、フィルタ連結体をフィルタ挿
入口15から枠体支持台13の案内により枠体受け面1
2の前に設置する。空調機が作動して空気吸入部11の
吸気が始まると、フィルタ連結体は軽量で柔軟性がある
ので、風圧により枠体2の背面は枠体受け面12に押し
付けられて、空気洩れのない状態で設置し使用すること
ができる。
【0015】図3はこの考案の他の実施例であるユニッ
ト型エアフィルタを示す斜視図である。図において、6
は長さをほぼフィルタ連結体の長さに等しく、その幅を
枠体2の幅に等しくした連結板である。図1に示す実施
例では粘着テープ4をユニット型エアフィルタ1の枠体
2の縦の一辺に貼着するようにしたが、この実施例では
粘着テープ4を枠体2の上面又は底面に貼着し、このユ
ニット型エアフィルタ1を図3に示すように密接した横
並びの状態で連結材6に粘着テープ4により接着してフ
ィルタ連結体とすることができる。
【0016】
【考案の効果】この考案は以上説明したとおり、ユニッ
ト型フィルタにおいて、その枠体を難燃性の紙をもって
成形し、その外周の一辺にシール用の粘着テープを貼着
したので、 1.安価に製造できる。 2.総ての部品が紙製であるので焼却処分ができ、廃棄
性に優れる。 3.フィルタ連結体として使用するとき連結部を完全に
気密にして連結し、空調機の空気吸入部に装着したとき
も完全な気密性が得られる。 4.連結用突起が不要になるので、その分濾過面積を大
きくできる。 5.軽量になると共に枠体の外側に余計なフックなどの
突出物がなくなるので、取り扱いが格段に容易になる。 6.軽量かつ柔軟性があるため、空調機に装着すると風
圧によるシール効果が得られる。 等の実用上極めて優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例であるユニット型エアフィ
ルタを示す斜視図。
【図2】この考案のユニット型エアフィルタの使用状態
を示す斜視図。
【図3】この考案の他の実施例であるユニット型エアフ
ィルタを示す斜視図。
【図4】従来のユニット型エアフィルタを示す断面図。
【図5】従来のユニット型エアフィルタを3個連結した
状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ユニット型エアフィルタ 2 枠体 3 フィルタ 4 粘着テープ 5 連結部 6 連結板 7 フック 11 空気吸入部 12 枠体受け面 13 枠体支持台 14 空気流入口 15 フィルタ挿入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 堀内 龍彦 大阪府大阪市中央区本町4−1−13 株式 会社竹中工務店大阪本店内 (72)考案者 赤松 幸彦 大阪府大阪市北区南森町1−4−5 新晃 工業株式会社内 (72)考案者 福島 義之 大阪府大阪市北区南森町1−4−5 新晃 工業株式会社内 (72)考案者 佐野 義男 大阪府大阪市北区堂島浜1−2−6 進和 テック株式会社 大阪支店内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濾材を波状になしたフィルタと、このフ
    ィルタを気密に周縁を囲むように成形した枠体とからな
    る薄型のユニット型エアフィルタにおいて、前記枠体を
    難燃性の紙にて成形し、かつ該枠体の少なくも一辺の外
    周にシール用の粘着テープを貼着したことを特徴とする
    ユニット型エアフィルタ。
JP1991031266U 1991-02-04 1991-02-04 ユニット型エアフィルタ Expired - Lifetime JPH0632168Y2 (ja)

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JPH0518622U JPH0518622U (ja) 1993-03-09
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