JPS6040850Y2 - 車両用冷房装置 - Google Patents

車両用冷房装置

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Publication number
JPS6040850Y2
JPS6040850Y2 JP5885580U JP5885580U JPS6040850Y2 JP S6040850 Y2 JPS6040850 Y2 JP S6040850Y2 JP 5885580 U JP5885580 U JP 5885580U JP 5885580 U JP5885580 U JP 5885580U JP S6040850 Y2 JPS6040850 Y2 JP S6040850Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
evaporator
auxiliary engine
intake
vehicle
Prior art date
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Expired
Application number
JP5885580U
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English (en)
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JPS56160119U (ja
Inventor
晋 金敷
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Publication date
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Priority to JP5885580U priority Critical patent/JPS6040850Y2/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバス等の車両床下に搭載される車両用冷房装置
に関するものである。
バス等の冷房装置は、フレーム上にコンプレッサ、コン
デンサ、エバポレータ等の冷房用機器及び該冷房用機器
駆動用の補助エンジンを装着し一体型としたものをバス
等の床下に取付け、床部に設けた室内空気吸入部よりエ
バポレータ部に流入した室内空気を冷却して車室内に吐
出し冷房を行うようになっているのが普通である。
このような冷房装置において、床部に設けた室内空気吸
入部よりエバポレータ部に流入する室内空気の一部を、
補助エンジンの燃焼用空気として該補助エンジンの吸気
系に吸入するようにしたものが既に開発されている。
このように補助エンジンの吸気として室内空気を用いる
ようにしたものは、外気を吸入する場合に比し埃りが非
常に少なくエアクリーナの目づまり及びそれに伴なうエ
ンジン回転低下等の不具合がなく、又室内空気の一部を
エンジンを経由して常時排出することになるので室内の
強制換気の一部ともなる等、多くの利点を有してはいる
ものの、一方エンジンの吸気の脈動が車室内に伝わり、
車室内の騒音レベルが大きくなると言う欠点を有してい
る。
本考案は上記のような欠点を解消することを目的とする
もので、以下附図実施例につき説明する。
第1,2図において、2はラジェータ、3はコンデンサ
、4は通風ダクト、5はエバポレータ、6は該エバポレ
ータを内装したダクト、8はエバポレータファン、9は
コンプレッサを示し、これら及びこれらを駆動する補助
エンジン10はフレーム上に取付けられて一体型とし、
該フレーム1を車体床下に取付け、補助エンジン10を
駆動することにより、室内空気がエバポレータダクト6
の室内空気入口部7より矢印アの如く入すイ矢印の如く
エバポレータ5部を流れる間に冷却され、再び車室内に
吐出されて車室内の冷房を行い得るようになっている。
上記エバポレータダクト6のエバポレータ5より上流部
と補助エンジン10の吸気系に設けられたエアクリーナ
11の入口部間は吸入ダクト13,14により連結され
、エバポレータダクト6内に流入した室内空気の一部は
吸気取入口15よリダクト13,14を通リニアクリー
ナ11のフィルタ12にて濾過されて補助エンジン10
に吸入されるようになっている。
本考案では上記ダクト13と14間にダンパ16を設け
、これによりエンジン10の吸気脈動を吸収するように
したものである。
即ちダンパ16は第3図に示すように、多くの小孔を設
けた有孔チューブ16a1その外周部を所定の間隔aを
もって覆う弾性体等よりなる薄膜チューブ16b及び有
孔チューブ16aの外周面に溶接され、薄膜チューブ1
6bの前後端部を気密に保持する端面板16c、16c
により構成され、有孔チューブ16aの前後端部を吸入
ダクト13及び14にそれぞれ連結して取付ける。
上記構成において、エバポレータ5部に流入した室内空
気の一部は、補助エンジン10の吸入負圧によりダクト
13からダンパ16の有孔チューブ16aを通りダクト
14へとb矢印の如く吸入され、該吸入空気は吸入負圧
の変動により脈動流となって流れるが、該空気は脈動に
応じて有孔チューブ16aの多くの小孔から薄膜チュー
ブ16bにより形成される空間C内に自由に出、入りし
、それに応じて薄膜チューブ16bは膨張、収縮を行う
これによりエンジン吸入負圧に伴なう空気の脈動は該ダ
ンパ16部において吸収軽減され、吸気取入口15部で
の脈動は微少となり、室内への騒音としての影響は著し
く少なくなり、快適な室内環境をもたらすことができる
有孔チューブ16aとしては、金属管に多くの小孔を設
けたもののほか、図示のように前後の金属管16a′、
16a′間を金網或はパンチングメタル等よりなるチュ
ーブ16a“で連結したものとしても良く、又該金網は
パンチングメタル等よりなるチューブ162″に代え通
気性のあるスポンジ又は布等を用いても良い。
薄膜チューブ16bとしてはゴムシート或は布等可撓性
の材質よりなる薄膜を円筒形に形成したものが用いられ
る。
第4図は上記ダンパ16の他の構成例を示すもので、こ
の例では有孔チューブ16aに角形の枠体形状をなす端
面板16C′を溶接等にて固着し、該枠体形状の端面板
16C′の上下面にゴムシート等よりなる薄膜板16b
′を張設した構造としたものである。
この例でも吸気の脈動により薄膜板16b′が伸縮振動
し、その脈動の吸収軽減を行うことは上記第3図のもの
と全く同じである。
第5図は吸気ダクトに第3図或は第4図に示すようなダ
ンパ16を多段に設けた例を示しており、例えば第1の
ダンパ16Aを40Hzで薄膜が振動するようにし、第
2のダンパ16Bを80Hzで薄膜が振動するよう、そ
れぞれ脈動吸収特性を変えたものを2個設けておけば、
吸気取入口15部の脈動を更に一層平滑化し、室内騒音
レベルの大幅な低減をはかることができる。
以上のように本考案によれば極めて簡単なる構成によっ
て、エンジンの吸気脈動に基づく室内騒音を吸気効率を
いささかも低下させることなく大幅に低減させ、室内環
境の著しい向上をはかることができるもので、実用上多
大の効果をもたらし得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一体型冷房装置の平面図
、第2図は第1図の正面図、第3図は第2図のダンパ部
の拡大断面図、第4図はダンパの他の構成例を示す一部
切開斜視図、第5図は本考案の他の実施例を示す要部平
面図である。 1・・・・・・フレーム、3・・・・・・コンデンサ、
5・・・・・・エバポレータ、6・・・・・・エバポレ
ータダクト、8・・・・・・エバポレータファン、9・
・・・・・コンプレッサ、10・・・・・・補助エンジ
ン、11・・・・・・エアクリーナ、13.14・・・
・・・吸気用ダクト、16・・・・・・ダンパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バス等の車両の床下に、エバポレータ、コンデンサ、コ
    ンプレッサ等の冷房用機器及びこれらを駆動する補助エ
    ンジンを搭載し、上記エバポレータ部に流入する室内空
    気の一部を上記補助エンジンの燃焼用空気として吸入す
    るよう構成すると共に、該補助エンジンへの車室内空気
    吸入用ダクトに、吸入負圧の変動に応じて伸縮振動する
    弾力性ある薄膜により形成された空間部及び吸入空気を
    該空間部内に連通ずる多くの小孔を設けた有孔チューブ
    よりなるダンパを設けたことを特徴とする車両冷房装置
JP5885580U 1980-04-28 1980-04-28 車両用冷房装置 Expired JPS6040850Y2 (ja)

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JP5885580U JPS6040850Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28 車両用冷房装置

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JP5885580U JPS6040850Y2 (ja) 1980-04-28 1980-04-28 車両用冷房装置

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JPS56160119U JPS56160119U (ja) 1981-11-28
JPS6040850Y2 true JPS6040850Y2 (ja) 1985-12-10

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ID=29653324

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JP6662730B2 (ja) * 2016-07-04 2020-03-11 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 サブエンジン式輸送用冷凍ユニット
JP7028738B2 (ja) * 2018-08-01 2022-03-02 株式会社Roki 吸気系部品

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JPS56160119U (ja) 1981-11-28

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