JPH0570618U - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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Publication number
JPH0570618U
JPH0570618U JP022637U JP2263792U JPH0570618U JP H0570618 U JPH0570618 U JP H0570618U JP 022637 U JP022637 U JP 022637U JP 2263792 U JP2263792 U JP 2263792U JP H0570618 U JPH0570618 U JP H0570618U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
casing
air
sound absorbing
shielding plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP022637U
Other languages
English (en)
Inventor
芳郎 大熊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosokawa Micron Corp
Original Assignee
Hosokawa Micron Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hosokawa Micron Corp filed Critical Hosokawa Micron Corp
Priority to JP022637U priority Critical patent/JPH0570618U/ja
Publication of JPH0570618U publication Critical patent/JPH0570618U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファンを内蔵したユニット型の空気清浄機の
運転音を低減する。 【構成】 空気清浄機のケーシング内面に吸音材を張り
付けると共に、ファンの吸込口および吐出口の手前にこ
れらの開口よりも大きな遮蔽板を付設することにより、
ファンの回転音と吸入・吐出音および振動による共鳴音
などを遮音して空気清浄機の運転音の低減を図る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ファンと高性能フイルタとを内蔵したユニット型の空気清浄機、並 びに空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空気清浄機あるいは空気調和機は、例えば病院等では院内感染を防止するため 、各室内単位に付設し、個別に運転するのが望ましい。そうした点からもファン と高性能フイルタとを内蔵したユニット型のものが利用し易い。しかし、この種 のものではケーシング内にファンを内蔵しているため、モータの回転音とファン 自体が発生する風切音や吸入・吐出音、さらにファンの振動が加わり、これらが ケーシング内で共鳴を起こすと、思いのほか大きな騒音源となるものであった。 そのため、ファンの防振を図ると共に、ケーシング内に吸音材を張り付けるなど して遮音を図り、運転時の発生音を低減すべく改良がなされてきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これらの対策を施しても騒音低減の結果は未だ十分とは言えず、更に 改善が望まれていた。本考案は、これらユニット型空気清浄機の欠点である騒音 の低減を簡単で効果的に、かつ安価に実施することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ケーシング内面に吸音材を張り付けると共に、ファンの吸込口およ び吐出口に対して、これらの開口よりも大きな遮蔽板を適当な間隔を置いて配設 させることにより機外への遮音を図るもので、その作用は次のとおりである。
【0005】
【作用】
空気清浄機のケーシングの空気取入口より吸入された空気はファンの吸込口に 向かう際に、該吸込口開口の正面に設けられた遮蔽板に衝突した後、ケーシング 壁面側に拡散され、あるいはケーシング壁面側に設けられた通路に向かって方向 変換されることによって減速され、吸込口への流入速度が抑えられ吸入音は低減 される。また、該遮蔽板は吸込口での吸入音を空気取入口側に直接洩れることを 防止し、ケーシング内壁の吸音材と併せて消音効果をもたらす。また、ファンの 吐出口から出た空気も遮蔽板に衝突させてから、高性能フイルタや脱臭フイルタ あるいは熱交換器に送り込むため、該吐出口部においても前記吸込口部における のと同様の消音作用によって減音が図れる。
【0006】
【考案の効果】
このように、ファンの吸込口と吐出口に遮蔽板を配設することによって、ファ ンの吸入・吐出音を遮音あるいは減音させることができる。そして、ケーシング 内に張り付けた吸音材とも併せて前記の吸・排気音および振動とそれに伴う共鳴 音などファンによる騒音を減少あるいは消音することができる。
【0007】 また、ファンの吐出口部において空気が減速されると、高性能フイルタや脱臭 フイルタ内の通過速度を抑えることになり、高性能フイルタによる塵埃の捕集効 率を高めたり、脱臭フイルタによる含有ガスの吸着効率を高めることもできる。
【0008】 但し、遮蔽板の設置位置によっては異常に圧力損失が増え、ファンへの負荷が 大きくなり、ファン自体の吐出風量が低下するおそれがあるので、その場合には 遮蔽板の位置をさらに吸込口あるいは吐出口より前方に移して適度な間隔に設定 することで対処することができる。
【0009】
【実施例】
第1図により実施例を説明する。空気清浄機本体を構成するケーシング1には 側面下方側に空気取入口2、側面上方側に吹出口3を設け、空気取入口2にはラ フフイルタ12を、吹出口3にはグリル13を付設している。ケーシング1内に はモータ直結のファン6を取り付け、ファン6の吸込口7と空気取入口2との間 は通路4を以て連通させ、ファン6の吐出口8と吹出口3とは通路5を以て接続 させている。これら通路4、5の内壁には全面に吸音材10を張り付けている。
【0010】 さらに、ファン6の吸込口7に対して適当な間隔を持たせて遮蔽板9aを通路 4内に配設させ、ファン6の吐出口8に対して適当な間隔を持たせて遮蔽板9b を通路5内に配設させている。これら遮蔽板9a、9bは通路4又は通路5の壁 面に一端を除く他端を接合して通路4、5を区画し、残る一端側と壁面との間に 隙間4a、5aを持たせることによって、ファン6への吸込口7の手前および吐 出口8の直後にそれぞれに曲折した通路を形成させている。これら遮蔽板9a、 9bの両面には通路4、5の内壁面と同様の吸音材10を張り付けている。
【0011】 ファン6の吐出口8側の曲折した通路5への途中には熱交換器15を配設し、 該通路5の末端には脱臭フイルタ14および高性能フイルタ11を遮蔽板9bの 下手側に当たる吹出口3との間に配設させている。
【0012】
【別実施例】
前記遮蔽板9a、9bは、吸込口7および吐出口8のそれぞれの開口よりも大 きいものであればよい。また、遮蔽板9a、9bの通路4、5への配設に当たっ ては、通路4、5の壁面に遮蔽板9a、9bの一端を固定するほか、上下あるい は左右両端を固定したり、遮蔽板9a、9bをファン6の吸込口7および吐出口 8の開口の形状に合わせて、棒材等の部材を以て保持させてもよい。
【0013】 遮蔽板9a、9bに吸音材10を張り付ける場合には、遮蔽板9a、9bはど のような材料であってもよく、吸音材10の付設はファン6の吸込口4および排 気口5の開口側だけであってもよい。また、遮蔽板9a、9bの吸音材と通路4 、5の壁面に張る吸音材とは異なった材質、種類のものであってもよく、例えば 遮蔽板9a、9b自体を発泡スチロールやウレタン樹脂等のほか、ゴム、繊維、 紙、その他の多孔質材料あるいは吸音効果のある材料で構成させてもよい。
【0014】 なお、脱臭フイルタ14や熱交換器15は必要に応じて付設するもので、これ らの一方あるいは両方を省略してもよく、また、その配設位置等は条件に合わせ 設計変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】 本考案の概要を示す要部断面図である。
【0016】
【符号の説明】
1 ケーシング 2 空気取入口 3 吹出口 4 通路 4a 隙間 5 通路 5a 隙間 6 ファン 7 吸込口 8 吐出口 9a 遮蔽板 9b 遮蔽板 10 吸音材 11 高性能フイルタ 12 ラフフイルタ 13 吹出グリル 14 脱臭フイルタ 15 熱交換器

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内にファンおよび高性能フイ
    ルタを内蔵したユニット型の空気清浄機において、ケー
    シング内の全面に吸音材を張り付けると共に、ファンの
    吸込口および吐出口に対し、これらの開口よりも大きな
    遮蔽板を適当な間隔を置いて配設させたことを特徴とす
    る空気清浄機。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽板を吸音材で形成、または吸音
    材を遮蔽板の両面又は片面に張り付けた請求項1記載の
    空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記遮蔽板の一端を除く他端をケーシン
    グ内壁に接合し、一端側に所定の空気通路を確保した上
    で空気取入口とファンとの間を区画させた請求項1又は
    2記載の空気清浄機。
  4. 【請求項4】 高性能フイルタの上手側に脱臭フイルタ
    を配設させた請求項1ないし3記載の空気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記遮蔽板と高性能フイルタとの間に熱
    交換器を付設した請求項1ないし4記載の空気清浄機。
JP022637U 1992-02-26 1992-02-26 空気清浄機 Pending JPH0570618U (ja)

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JP022637U JPH0570618U (ja) 1992-02-26 1992-02-26 空気清浄機

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JPH0570618U true JPH0570618U (ja) 1993-09-24

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ID=12088355

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014073169A1 (ja) * 2012-11-09 2014-05-15 株式会社デンソー 空調装置
JP2014094687A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Denso Corp 空調装置
JP2022163665A (ja) * 2021-04-14 2022-10-26 一幸 森 歌唱者、吹奏者又は発話者の呼気中の飛沫及びエアロゾルを、局所排気装置の動力を用いて強制的に及び個人毎に吸引及び捕集する装置及び方法。

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638238B2 (ja) * 1972-10-23 1981-09-04
JPH01236911A (ja) * 1987-10-23 1989-09-21 Hitachi Ltd 空気清浄装置

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