JP5107000B2 - フィルタユニットパネルとその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、クリーンルーム、空調設備、ガスタービン、蒸気タービン等の吸気口において使用されるフィルタユニットパネルに関する。
クリーンルーム、空調設備、ガスタービン、蒸気タービン等の吸気口にはエアフィルタが設けられている。これらの用途におけるエアフィルタとしては、フィルタ濾材とそれを支持する枠体とを有する複数のフィルタユニットを、その外周面が互いに接するように連結させたフィルタユニットパネルが適している。特許文献1には、フィルタユニットを連結したフィルタユニットパネルの一例が開示されている(図2)。
特許文献1に開示されているフィルタユニットパネルは、樹脂部材を枠体(支持枠)とするフィルタユニットを一体化したものであってパネルの軽量化に適している。
特開2005−177641号公報
樹脂部材を枠体とするフィルタユニットを用いる場合、フィルタユニットの連結は、溶着によって枠体を互いに接合することにより行うことができる。溶着による接合は、互いに当接する外周面でなく、連続する枠体の面を跨ぐように配置された接合樹脂により行うこととなる。しかし、このような溶着では、通常、隣接するフィルタユニットの接合強度が不足し、フィルタユニットパネルの耐圧を十分に大きくできない。
本発明は、樹脂部材を枠体として有する複数のフィルタユニットを溶着により接合する方法の改良を図り、耐圧に優れたフィルタユニットパネルを提供することを目的とする。
本発明は、連結された複数のフィルタユニットを備えたフィルタユニットパネルであって、複数のフィルタユニットが、それぞれ、フィルタ濾材と、前記フィルタ濾材を支持する枠体とを備え、前記枠体が、前記フィルタ濾材よりも当該濾材を通過する気流の上流側に位置して前記上流側を向く上面と、前記フィルタ濾材よりも前記気流の下流側に位置して前記下流側を向く下面と、前記フィルタ濾材を支持する内周面と、外周面とを有する樹脂部材であり、隣接するフィルタユニットの外周面の一部が互いに接しながらも上面および/または下面の少なくとも一部が離間し、その離間した上面および/または下面の間に接合樹脂が入り込み、当該接合樹脂により前記隣接するフィルタユニットが接合された、フィルタユニットパネルを提供する。
また、本発明は、連結された複数のフィルタユニットを備えたフィルタユニットパネルの製造方法であって、フィルタ濾材と、前記フィルタ濾材を支持する枠体とを備え、前記枠体が、前記フィルタ濾材よりも当該濾材を通過する気流の上流側に位置して前記上流側を向く上面と、前記フィルタ濾材よりも前記気流の下流側に位置して前記下流側を向く下面と、前記フィルタ濾材を支持する内周面と、外周面とを有する樹脂部材である、複数のフィルタユニットを準備し、前記複数のフィルタユニットを隣接するフィルタユニットの外周面の一部が互いに接しながらも上面および/または下面の少なくとも一部が離間するように配置した状態で、離間した上面および/または下面の間に溶解した接合樹脂を流し込み、前記接合樹脂を固化させる、フィルタユニットパネルの製造方法を提供する。なお、本明細書では、「溶解した樹脂」を、完全に溶解した状態の樹脂のみならず、流動可能な程度に軟化した状態の樹脂を含む用語として使用する。
本発明によれば、隣接するフィルタユニットの上面および/または下面に離間した部分を準備し、この部分に接合樹脂を流し込んでフィルタユニットを一体化することとした。気流の漏れ(リーク)の防止のみを考慮すると、隣接するフィルタユニットはできるだけ密着させた状態で溶着すべきである。しかし、完全に密着させたフィルタユニットの間には溶解した樹脂が入り込む隙間がなく、パネルの耐圧が十分に向上しない。離間した部分に樹脂を流し込めば、パネルの耐圧は向上するし、流れ込んだ樹脂により気流の漏れを防止することも可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を例示する。
図1は、フィルタユニットパネルを構成するフィルタユニットの斜視図である。フィルタユニット100はフィルタ濾材1と枠体2とを備え、フィルタ濾材1の周縁部は枠体2により支持されている。フィルタ濾材1は、濾過面積の増加のためにプリーツ加工(ひだ折り加工)されている。フィルタ濾材1は、平面視(フィルタ濾材を通過する気流に沿って見た状態を指す)で矩形であり、枠体2は、平面視でその内周および外周がそれぞれ矩形を描く額縁形状を有する。
枠体2の外周面14には嵌合部4,5’が形成されている。嵌合部4,5’は、枠体の周方向に伸長し、枠体の高さ方向に交互に配列した凸部(峰部)および凹部(谷部)から構成されている。嵌合部4,5’は、複数のフィルタユニット100を一体化するときに隣接するユニットの嵌合部と嵌め合わされることになる。
図2(嵌合部5’が伸長する方向に沿ったフィルタユニット100の断面図)および図3(嵌合部4が伸長する方向に沿ったフィルタユニット100の断面図)を図1とともに参照しながら、フィルタユニットについてさらに説明する。嵌合部4が形成された枠体2の外周面14とフィルタ濾材1を挟んで反対側の外周面14には、嵌合部4’が形成されている。嵌合部4’は、嵌合部4とは凸部と凹部とが逆になった形状を有し、嵌合部4と嵌め合わせ可能に形成されている。同様に、嵌合部5’が形成された枠体2の外周面14とフィルタ濾材1を挟んで反対側の外周面14には嵌合部5’が形成されている。嵌合部5も、嵌合部5’とは凹凸が反転した形状を有し、嵌合部5’と嵌め合わせ可能である。このように、枠体2は、平面視でフィルタ濾材1を挟んで対向する部分の外周面14に、互いに嵌め合わせ可能な嵌合部4,4’;5,5’を有する。
枠体2の上面11および下面12には凸部10が形成されている。凸部10は枠体2の外周面14を延伸した壁面を有する。また、凸部10は上面11および下面12のそれぞれにおいて枠体2を周回するように形成されている。凸部10は、複数のフィルタユニット100を一体化するときに溶着リブとして機能する。
フィルタ濾材1は枠体2の内周面13に固定されている。フィルタ濾材1は、接着剤を用いて枠体2に接合してもよいし、枠体2を射出成形する工程において枠体2に固定しても構わない。
以下、フィルタユニット100を組み合わせてパネルとする方法を説明する。まず、複数のフィルタユニットを準備し、所望のパネル形状および大きさを参照しつつ、隣接するフィルタユニット100a,100bの嵌合部4,4’;5,5’を嵌め合わせていく。フィルタユニット100a,100bは、枠体高さ方向については互いに拘束され固定される(図4参照)。
図4に示すように、フィルタユニット100a,100bの嵌合部は互いに嵌め合わされているものの、枠体の上面11および下面12には隙間15が生じている。この隙間15は、嵌合部の凸部(上面または下面に最も近い凸部)を底面とする溝部(後退部)である。フィルタユニット100a,100bは、嵌合部を構成する凸部をこの凸部に対向する凹部の最も奥にまで押し込んでも、凸部10a,10bの間に隙間15が形成されるように設計されている。
次いで、隣接する枠体の凸部10a,10bを溶着リブとして溶着を行う。溶解した凸部10a,10bは、隣接する枠体の隙間15に入り込みながら上面11および下面12を跨ぐように変形し、この状態で固化して接合樹脂6となる(図5参照)。枠体の隙間15には接合樹脂6の一部が入り込み、フィルタユニットの接合強度を増加させる。接合樹脂6は、その一部が離間した上面(下面)の間に入り込み、かつ別の一部が離間した上面(下面)を跨ぐ状態で固化し、フィルタユニット100a,100bを十分な強度で接合する。このように、接合樹脂6は、離間した上面11および/または下面12の間に入り込むとともに当該上面11および/または下面12を跨ぐように形成されていることが好ましい。
溶着により、フィルタユニット100は、枠体周方向についても固定される。こうして、図11に示すように、複数(図示した例では4つ)のフィルタユニット100が、外周面が接するように一体化されたフィルタユニットパネル200が作製される。フィルタユニットパネル200では、接合樹脂6が上面および下面の間に形成されたすべての隙間(溝部)を塞いでいる。溶着の種類は、特に制限されず、超音波溶着、熱溶着、レーザー溶着であってよいが、樹脂の確実な流れ込みのためには熱溶着が好ましい。
隙間15は、フィルタユニットを完全に密着させないようにして確保されたものであってもよい。こうして形成された隙間15を図6に示す。図6に示したフィルタユニット100a,100bは、嵌合部の凸部を対向する凹部に完全に押し込むと外周面が完全に密着する(即ち隙間はなくなる)が、これらのユニットをやや離間させるだけでも隙間15を作り出すことはできる。図6に示したフィルタユニットを溶着した状態を図7に示す。
接合樹脂6となる樹脂材料は、凸部(溶着リブ)10として枠体に予め形成しておく必要はなく、別途準備したものであってもよい。この場合、溶着のための樹脂部材8は、隙間15の近傍に配置するとよい(図8参照)。樹脂部材8は、溶解した後にはその一部が隙間15に入り込む。樹脂部材8としては、溝部15の長さに応じた長さを有する棒状体を用いるとよい。図8には、上面11のみに樹脂部材8を配置した状態を示したが、この部材8を用いた溶着が終了した後、下面12が上方となるようにフィルタユニットを反転させ、下面12について樹脂部材を用いた溶着を行えばよい。こうすれば、図7に示したような接合樹脂6を形成できる。
以上の形態で示した嵌合部4,4’;5,5’は、フィルタユニットの位置決めを容易にし、パネルの剛性を高める機能も発揮する。フィルタユニットパネル200は、隣接するフィルタユニットの外周面14に凸部および/または凹部からなる嵌合部が形成され、嵌合部が嵌め合わされて互いに接する状態で、これら隣接するフィルタユニットが接合されたものであることが好ましい。
以上で説明した形態に対し、フィルタユニット100a,100bを隙間がないように密着させた状態で溶着を実施すると(図9、図10参照)、接合強度が相対的に弱くなり、十分な耐圧を保てない。これは、接合樹脂6が上面11および下面12を跨いでフィルタユニット100a,100bを一体化するものの、これらユニットの枠体の間には介在していないためである。
以上で説明した形態では、外周面14に凸部および/または凹部からなる嵌合部4,4’;5,5’を有する複数のフィルタユニットを準備し、嵌合部が嵌り合って互いに接するように隣接するフィルタユニット100a,100bを配置した状態で、離間した上面11および/または下面12間に溶解した接合樹脂を流し込むこととした。このように嵌合部を利用しながらユニットの隙間に樹脂を流し込めば、耐圧が高いフィルタユニットパネルを確実に得ることができる。
上記においては、枠体の上面11および/または下面12に樹脂からなる凸部10を有する複数のフィルタユニットを準備し、上記樹脂からなる凸部を溶解させて接合樹脂として流し込む形態も例示した。この形態によれば、別途準備した溶着のための樹脂部材を配置する必要はない。
以下では、別の形態として、枠体を変形させて形成した隙間に樹脂を流し込んで枠体を一体化する方法を説明する。
上述のとおり、フィルタユニット100は、枠体2を射出成形することにより得ることができる。射出成形は、枠体の形成とフィルタ濾材の枠体への接合とを同時に行う方法であり、フィルタユニットの製造工程を簡略化する。射出成形を用いて得たフィルタユニットでは、フィルタ濾材1の周縁部は枠体2の内部(内周面13)に埋め込まれ、枠体2を構成する樹脂が濾材の周縁部に浸透する。
射出成形では、樹脂の収縮に伴って枠体2が変形する場合がある。具体的には、枠体2は、それを平面視した状態で(濾材を通過する気流に沿った方向から見て)、辺中央部から辺端部に向かうにつれて外周面14が内周面13側に後退していくように変形する。この変形は、樹脂材料の収縮率、射出成形の条件等を適切に選択すれば、ごく小さい範囲に抑えることも可能である。しかし、枠体の変形を利用して確保したフィルタユニットの隙間に樹脂を流し込めば、フィルタユニットパネルの耐圧を増すことが可能となる。
図12に示すように、上記のように変形した枠体2を有する複数のフィルタユニット100を枠体2の外周面が接するように配置すると、枠体2は、辺中央部では互いに接するが辺端部においては離間する。このため、フィルタユニット100の間には、枠体2の辺端部には対向する枠体との間に隙間25が形成される。フィルタユニット100の周囲に外枠20を配置すると、フィルタユニット100と外枠20との間にも隙間25が形成される。なお、図示したように長辺と短辺とを有する矩形状に枠体を成形する場合、枠体の変形は長辺において顕著となる(即ち、長辺が短辺よりも大きく湾曲する傾向にある)。
隙間25には溶解させた接合樹脂を流し込んで固化させる。流し込む樹脂は、隙間25の上に配置した樹脂部材から供給してもよく、枠体に形成した凸部(溶着リブ)から供給してもよい。
隙間25が形成されていない部分、即ち枠体2が互いに接している部分においても、隣接するフィルタユニット100を溶着により接合してもよい。この溶着も、フィルタユニットとは別に準備した樹脂部材を溶かして行ってもよいし、フィルタユニットに形成した凸部を溶着リブとして実施してもよい。なお、外枠20についても、フィルタユニット100との一体化は溶着により行うことが好ましい。この溶着は、例えば外枠20にフィルタユニットと同様の凸部を形成し、この凸部を溶着リブとして実施することができる。
図12を参照して説明した実施形態では、フィルタ濾材を通過する気流に沿った方向から見て、枠体が辺中央部から辺端部に向かうにつれて外周面が内周側に後退していく複数のフィルタユニットを準備し、複数のフィルタユニットを、隣接するフィルタユニットの枠体が辺中央部において接しながらも辺端部において離間するように配置した状態で、辺端部の間に形成された隙間に樹脂を流し込むこととした。この形態は、射出成形により枠体を形成したフィルタユニットを用いる場合に適している。
枠体2および外枠20を構成する樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂(芳香族アミド系樹脂を含む)、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂(ABS樹脂等)、ポリカーボネート系樹脂が挙げられる。これらの樹脂は、2種以上を混合して用いてもよいし、枠体と外枠とで異なる種類の樹脂を用いても構わない。樹脂には、ガラス繊維、炭素繊維等の充填剤、顔料、抗菌剤等を添加してもよい。
なお、図11に示したフィルタユニットパネルにも、図12に例示したような外枠を配置してよいことは言うまでもない。フィルタユニットパネルは、複数のフィルタユニットの側面を囲む外枠をさらに備えていてもよい。外枠は、フィルタユニットを保護し、パネル全体の強度を増し、フィルタユニットパネルの設置を容易にする。
フィルタ濾材1としては、メルトブロー不織布、エレクトレットフィルタ等を用いればよい。好ましいフィルタ濾材1としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)多孔質膜と通気性繊維層との積層体を挙げられる。通気性繊維層は、例えば高分子繊維材料から構成するとよい。フィルタ濾材1の材料としてはガラス繊維も知られているが、ガラス繊維を用いると焼却処分が難しくなる。
以上のとおり、枠体の上面および/または下面を離間させ、これにより形成された隙間に樹脂を流し込むと、フィルタユニットの接合強度が増し、耐圧も向上する。隙間は、狭すぎると樹脂が流れ込みにくいが、広すぎると却って樹脂による接合が不十分になる。適切な隙間の広さは、0.3mm〜1.5mmである。また、凸部(溶着リブ)10の好ましい高さは1mm〜4mm、好ましい幅は1mm〜2mmである。なお、図12に示した隙間25の幅は、正確には図13により示したWの長さに相当するものとする。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
(参照例)
PTFE多孔質膜と通気性繊維層との積層体(日東電工社製「NTF9317−H01」)を、山高さが27mmで山の数が95個となるようにプリーツ加工した。なお、上記積層体からなる濾材の圧力損失は、気流速度5.3cm/秒の条件で170Paである。他方、ポリカーボネート樹脂(三菱エンジニアリングプラスチック製「ユーピロン」)の切削加工により、プリーツ加工したフィルタ濾材を収容できる枠体を作製した。図1に示した枠体2と同様、この枠体には、外周面の周方向に伸長する嵌合部と、上面および下面を周回する凸部(溶着リブ)とを形成した。枠体の外形は195mm×295mm、枠体の厚さ(高さ)は30mmとした。凸部の高さは2mm、凸部の幅は1.5mmとした。フィルタ濾材を枠体の内部に接着剤(セメダイン社製「PPX」)で固定し、図1に示したような形状のフィルタユニットを得た。
上記で得たフィルタユニットを、縦2個、横3個となるように嵌合部を嵌め合わせて連結させた。フィルタユニットは、図9に示したように、隣接する枠体の外周面および凸部の壁面が互いに完全に密着するように配置した。次いで、互いに接している凸部を加熱して溶解させる熱溶着を上面および下面について順次行い、フィルタユニットを一体化した。こうして得たフィルタユニットパネルには、図10に示したような接合樹脂が形成されていた。
さらに、フィルタユニット全体を囲むように外枠を配置した。外枠は、枠体と同じポリカーボネート樹脂(「ユーピロン」)を押出加工して得た4本の棒材からなり、各棒材の内周面には溶着リブとなる凸部を形成した。外枠とフィルタユニットとの接合部分では、外枠の凸部とフィルタユニットの凸部とが互いに接触していた。引き続き、これらの凸部を溶着リブとする熱溶着により外枠とフィルタユニットとを一体化した。また、外枠同士も外枠の凸部を溶着リブとする熱溶着により一体化した。こうして、外枠付きのフィルタユニットパネル(エアフィルタ)を得た。
(実施例1)
枠体の断面形状を変更し、嵌合部を完全に押し込んでフィルタユニットを配置したときに隣接する枠体の上面および下面の間に0.5mmの隙間(溝部)が形成されるようにした以外は参照例と同様にして、エアフィルタを得た。隙間は隣接する枠体の全長にわたって形成されるようにした。凸部の高さおよび幅も参照例と同じである。実施例1における溶着前のフィルタユニットの断面は図4と同様であり、溶着後のフィルタユニットの断面は図5と同様となった。
(実施例2)
フィルタユニットをやや引き離して隣接する枠体それぞれの上面および下面の間に0.5mの隙間が形成されるように配置した以外は参照例と同様にして、エアフィルタを得た。実施例2における溶着前のフィルタユニットの断面は図6と同様であり、溶着後のフィルタユニットの断面は図7と同様となった。
(実施例3)
凸部を省いた枠体を用い、隙間の上にポリカーボネート樹脂を配置して溶着した以外は実施例2と同様にして、エアフィルタを得た(この実施例でも、枠体の上面および下面の間の隙間は0.5mとした)。隙間の上に配置した樹脂部材は、断面積約1mm2で隙間の全長を覆う長さを有するものを準備した。この樹脂部材も、枠体と同じポリカーボネート樹脂(「ユーピロン」)から得たものである。実施例3における溶着前のフィルタユニットの断面は図8と同様であり、溶着後のフィルタユニットの断面は図7と同様となった。
(実施例4)
参照例と同様にして得たフィルタ濾材を射出成形機の金型にセットし、ポリカーボネート樹脂(上記「ユーピロン」)を射出成形して枠体を形成するとともにフィルタ濾材を枠体に固定した。こうして、外形195mm×295mm、厚さ30mmのフィルタユニットを得た。フィルタユニットの枠体は、その長辺が中央から端部にかけて僅かに後退するように反っていた。このため、枠体は、長辺の中央部よりも端部の両側において0.2〜0.3m程度後退していた。実施例3と同様、この枠体には、嵌合部は形成したが凸部は設けなかった。
上記で得たフィルタユニットを、縦2個、横3個となるように嵌合部を嵌め合わせて配置し、さらに参照例と同様にして準備した外枠を配置した。図12に示したように、フィルタユニットの間、およびフィルタユニットと外枠との間には隙間が現れた。この状態で、フィルタユニットの隣接部およびフィルタユニットと外枠との隣接部に、枠体と同じポリカーボネート樹脂(上記「ユーピロン」)からなる厚さ1mmの板状の樹脂部材を配置し、この樹脂部材を溶解させる熱溶着を行った。樹脂部材としては、幅1mm、長さ195mmの樹脂部材と幅1mm、長さ295mmの樹脂部材とを準備し、これら樹脂部材を、上記隣接部のすべてが覆われるように配置した。熱溶着は、表裏の面それぞれについて順次実施した。こうして、上記の隙間のすべてを表裏それぞれにおいて塞ぎ(隙間の一部は中空部となって残存していた)、エアフィルタを得た。
参照例および実施例1〜4から得た各エアフィルタについて、図14に用いた装置を用いて耐圧試験を行った。この装置では、耐圧容器30内にエアフィルタ31を設置した状態でファンブロア33から空気が容器30内に送り込まれる。エアフィルタ31の上流側と下流側との差圧を差圧計32で測定しながらエアフィルタ31が破壊するまでファンブロアによる送風を続行し、エアフィルタ31が破壊したときの差圧を耐圧とした。なお、この測定では、差圧を100Paごとに段階的に引き上げて耐圧を測定した。結果を表1に示す。
Figure 0005107000
フィルタユニットの隙間を利用した溶着により、各実施例のエアフィルタの耐圧は、参照例と比較して、2倍以上となった。
本発明のフィルタユニットパネルは、クリーンルーム、空調設備、ガスタービン、蒸気タービン等の吸気口に使用されるエアフィルタに好適である。
フィルタユニットの一形態を示す斜視図である。 図1のフィルタユニットの断面図である。 図1のフィルタユニットの断面図である(図2の断面図とは断面観察方向が直交する)。 2つのフィルタユニットの外周面の嵌合部を嵌合させた状態の一例を示す断面図である。 図4に示した2つのフィルタユニットを溶着した状態を示す断面図である。 2つのフィルタユニットの外周面の嵌合部を嵌合させた状態の別の一例を示す断面図である。 図6、図8に示した2つのフィルタユニットを溶着した状態を示す断面図である。 2つのフィルタユニットの外周面の嵌合部を嵌合させた状態のまた別の一例を溶着のために配置した樹脂部材とともに示す断面図である。 2つのフィルタユニットの外周面の嵌合部を嵌合させ、かつ外周面を密着させた状態(接合樹脂が入り込む隙間がない状態)の一例を示す断面図である。 図9に示した2つのフィルタユニットを溶着した状態を示す断面図である。 4つのフィルタユニットが連結した状態(パネル)を示す斜視図である。 枠体が辺中央部から辺端部にかけて変形しているフィルタユニットを配列した状態をその周囲に配置した外枠とともに示す平面図である。 図12に示したフィルタユニットの隙間近傍の拡大図である。 実施例において耐圧測定に用いた装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 フィルタ濾材
2 枠体
4,4’,5,5’ 嵌合部
6 接合樹脂
10,10a,10b 凸部
11 上面
12 下面
13 内周面
14 外周面
15 隙間(溝部)
20 外枠
25 隙間
100 フィルタユニット
200 フィルタユニットパネル

Claims (3)

  1. 連結された複数のフィルタユニットを備えたフィルタユニットパネルであって、
    複数のフィルタユニットが、それぞれ、フィルタ濾材と、前記フィルタ濾材を支持する枠体とを備え、
    前記枠体が、前記フィルタ濾材を通過する気流に沿って見たときに額縁形状を有するとともに、前記フィルタ濾材よりも当該濾材を通過する気流の上流側に位置して前記上流側を向く上面と、前記フィルタ濾材よりも前記気流の下流側に位置して前記下流側を向く下面と、前記フィルタ濾材を支持する内周面と、外周面とを有する樹脂部材であり、
    隣接するフィルタユニットの枠体がともに前記気流に沿って見たときに辺中央部から辺端部に向かうにつれて前記外周面が前記内周面側へと後退し、前記辺中央部において前記外周面が互いに接しながらも前記辺端部において離間しており、
    前記辺端部において離間した前記上面の間および/または前記下面の間に入り込むとともに前記離間した上面および/または前記離間した下面を跨ぐように、接合樹脂が配置され、前記接合樹脂により前記隣接するフィルタユニットが接合された、フィルタユニットパネル。
  2. 前記外周面に凸部および/または凹部からなる嵌合部が形成され、前記嵌合部が嵌め合わされて互いに接する状態で、前記隣接するフィルタユニットが接合された、請求項1に記載のフィルタユニットパネル。
  3. 前記複数のフィルタユニットの側面を囲む外枠をさらに備えた請求項1に記載のフィルタユニットパネル。
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