JPH06319657A - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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JPH06319657A
JPH06319657A JP20142493A JP20142493A JPH06319657A JP H06319657 A JPH06319657 A JP H06319657A JP 20142493 A JP20142493 A JP 20142493A JP 20142493 A JP20142493 A JP 20142493A JP H06319657 A JPH06319657 A JP H06319657A
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Tomohiro Hagino
知浩 萩野
Kazuo Kawai
一男 河合
Ryuichi Kinoshita
隆一 木下
Koji Ugi
浩二 宇城
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観を損ねることなく簡単に壁との隙間を埋
めることができるようにする。 【構成】 キャビネット1とキャビネット1の上側の天
板2とを具備する。キャビネット1の前面端部と天板2
の上面端部を覆って化粧枠3を配設する。化粧枠3の外
側端部をキャビネット1と天板2の側端部より側方に突
出させる。化粧枠3をキャビネット1と天板2の幅方向
に沿ってスライド移動可能にする。洗面化粧台Aを化粧
するための化粧枠3をスライド移動させることによって
洗面化粧台Aからの化粧枠3の側方外側への突出具合を
調節することができ、洗面化粧台Aの幅方向の長さをか
えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁との間に生じる隙間
を外部から見えなくすることができる洗面化粧台への化
粧枠の取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10(a)に示すように壁22と壁2
2との間(又は家具と家具の間)に洗面化粧台Aを載設
する場合、洗面化粧台Aの側面と壁22とに隙間が生じ
ることがあり、この隙間をそのままにしておくと見栄え
が悪く、ゴミが溜まり易いものであった。そこで図10
(b)、(c)に示すように洗面化粧台Aの側面と壁2
2との間にスペーサー20をはさんで隙間が生じないよ
うにし、また洗面化粧台Aの天板2と壁22との隙間は
シリコンシーラント21等で埋めるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし洗面化粧台Aの
側面と壁22との間にスペーサー20をはさんで隙間が
生じないようにした場合、インテリア商品である洗面化
粧台Aの外観を損ねるものであった。またシリコンシー
ラント21等では天板2と壁22との隙間を埋めること
しかできず、洗面化粧台Aのキャビネット1と壁22と
の隙間を簡便に埋めることができず、さらにシリコンシ
ーラント21にかびが発生したりする場合もあり、使用
しにくいものであった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、外観を損ねることなく簡単に壁との隙間を埋める
ことができる洗面化粧台を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る洗面化粧台
Aは、キャビネット1とキャビネット1の上側の天板2
とを具備し、キャビネット1の前面端部と天板2の上面
端部を覆って化粧枠3を配設すると共に、化粧枠3の外
側端部をキャビネット1と天板2の側端部より側方に突
出させ、化粧枠3をキャビネット1と天板2の幅方向に
沿ってスライド移動可能にして成ることを特徴とするも
のである。
【0006】また本発明は、天板2の上面端部に凸部4
を形成し、天板2の上面端部を覆う化粧枠3の上片3a
の下面に天板2の幅方向に沿ってガイド溝5を設け、天
板2の凸部4に化粧枠3のガイド溝5を被挿してもよ
い。さらに本発明は、キャビネット1の側板13にキャ
ビネット1の表裏に貫通する雌ねじ30を設け、この雌
ねじ30に雄ねじ31を螺合すると共に側板13から外
側に突出する雄ねじ31の先端を化粧枠3の外側端部に
設けた外面板11に当接し、側板13からの雄ねじ31
の突出長さによって化粧枠3の外側端部のキャビネット
1と天板2の側端部より側方に突出させる長さを調整自
在にすることができる。
【0007】またキャビネット1の一方の側端部に設け
た化粧枠3からキャビネット1の側板13を貫通してキ
ャビネット1内に突出する連結パイプ33を形成すると
共にキャビネット1の他方の側端部に設けた化粧枠3か
らキャビネット1の側板13を貫通してキャビネット1
内に突出する結合パイプ34を形成し、連結パイプ33
に結合パイプ34をスライド移動自在に挿入すると共に
連結パイプ33への結合パイプ34の挿入深さによって
化粧枠3の外側端部のキャビネット1と天板2の側端部
より側方に突出させる長さを調整自在にすることができ
る。
【0008】
【作用】キャビネット1の前面端部と天板2の上面端部
を覆って化粧枠3を配設すると共に、化粧枠3の外側端
部をキャビネット1と天板2の側端部より側方に突出さ
せ、化粧枠3をキャビネット1と天板2の幅方向に沿っ
てスライド移動可能にしたので、洗面化粧台Aを化粧す
る化粧枠3をスライド移動させることによって洗面化粧
台Aからの化粧枠3の側方外側への突出具合を調節する
ことができ、洗面化粧台Aの幅方向の長さをかえること
ができる。
【0009】また天板2の上面端部に凸部4を形成し、
天板2の上面端部を覆う化粧枠3の上片3aの下面に天
板2の幅方向に沿ってガイド溝5を設け、天板2の凸部
4に化粧枠3のガイド溝5を被挿したので、化粧枠3を
キャビネット1と天板2の幅方向に沿って確実に平行ス
ライド移動させることができる。さらにキャビネット1
の側板13にキャビネット1の表裏に貫通する雌ねじ3
0を設け、この雌ねじ30に雄ねじ31を螺合すると共
に側板13から外側に突出する雄ねじ31の先端を化粧
枠3の外側端部に設けた外面板11に当接し、側板13
からの雄ねじ31の突出長さによって化粧枠3の外側端
部のキャビネット1と天板2の側端部より側方に突出さ
せる長さを調整自在にしたので、雌ねじ30への雄ねじ
31の螺合深さを調整するだけで簡単に化粧枠3をスラ
イド移動させることができる。
【0010】またキャビネット1の一方の側端部に設け
た化粧枠3からキャビネット1の側板13を貫通してキ
ャビネット1内に突出する連結パイプ33を形成すると
共にキャビネット1の他方の側端部に設けた化粧枠3か
らキャビネット1の側板13を貫通してキャビネット1
内に突出する結合パイプ34を形成し、連結パイプ33
に結合パイプ34をスライド移動自在に挿入すると共に
連結パイプ33への結合パイプ34の挿入深さによって
化粧枠3の外側端部のキャビネット1と天板2の側端部
より側方に突出させる長さを調整自在にしたので、連結
パイプ33と結合パイプ34とが相互にガイドしあって
化粧枠3をスライド移動することができ、化粧枠3のス
ライド移動を確実におこなうことができる。
【0011】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。キャ
ビネット1は前面に扉7を設けて箱型に形成してあり、
その内部は洗面道具等を収納できる収納部として形成し
てある。天板2には略中央部に洗面ボール8が設けてあ
ると共に洗面ボール8の後方縁の天板2には水栓具10
や水栓具10を操作するための操作具9が設けてある。
【0012】化粧枠3は前片3bと上片3aと後片3c
でコ字型の枠状に形成させており、前片3bの長さはキ
ャビネット1の高さと天板2の厚みとを加えた長さに相
当し、上片3aの長さは天板2の奥行きの長さに相当す
る。また化粧枠3の外側面には上下に亘って外面板11
が設けてあり、内側面は開口してある。そして図1
(a)、(b)、(c)に示すようにキャビネット1の
上側には天板2が載置され、キャビネット1と天板2の
接合した両端部にはそれぞれ化粧枠3の内側面の開口が
被挿されると共に化粧枠3はキャビネット1と天板2の
幅方向に沿ってスライド移動可能に配設される。このと
き化粧枠3の前片3bでキャビネット1と天板2の前面
端部が覆われ、化粧枠3の上片3aで天板2の上面端部
が覆われるようにする。また化粧枠3の外側端部はキャ
ビネット1と天板2の側端部よりも側方へ突出されてい
る。
【0013】このように形成される洗面化粧台Aは、図
1(d)に示すように化粧枠3を側方にスライド移動さ
せることによって洗面化粧台Aからの化粧枠3の側方外
側への突出具合を調節することができ、洗面化粧台Aの
幅方向の長さをかえることができるものである。図2
(a)、(b)、(c)には他の実施例が示してあり、
天板2の上面の側端部に凸部4が突設してあると共に化
粧枠3の上片3aの下面に天板2の幅方向に沿ってガイ
ド溝5を設けてある。そして天板2の凸部4に化粧枠3
のガイド溝5を被挿して化粧枠3をキャビネット1と天
板2の幅方向に沿ってスライド移動可能に配設し、洗面
化粧台Aを形成する。
【0014】このように取り付けられた化粧枠3は、洗
面化粧台Aの側端部でスライド移動する際に、凸部4と
ガイド溝5でガイドされることになり、図3(b)に示
すように平行スライド移動を確実に行うことができる。
ちなみに凸部4とガイド溝5でガイドしない場合は、図
3(a)に示すように化粧枠3の平行スライド移動を確
実に行なえない場合がある。
【0015】図4、図5には他の実施例が示してあり、
化粧枠3をスライド移動させる手段としてキャビネット
1の側板13にキャビネット1の表裏に貫通する雌ねじ
30を設け、この雌ねじ30に雄ねじ31を螺合し、雌
ねじ30への雄ねじ31の螺合深さによって化粧枠3を
スライド移動させようとするものである。図4には雌ね
じ30として側板13にネジ孔23が形成してあると共
に雄ねじ31としてはアジャスタネジ12を用いたもの
が示してある。アジャスタネジ12はボルトの先端に係
止片12aを設けて形成してあり、図4(a)、(b)
に示すようにキャビネット1の側板13のネジ孔23に
螺合貫通して先端の係止片12aを側板13の外側に突
出させてある。化粧枠3の外面板11には凹部11aが
設けてあり、この凹部11aの開口周縁には係止突起1
1bが突設してある。そしてアジャスタネジ12の係止
片12aを外面板11の凹部11aに差し込むことによ
ってアジャスタネジ12を外面板11に係止することが
でき、アジャスタネジ12のネジ孔23への螺合深さを
変化させることによって化粧枠3をキャビネット1の幅
方向にスライド移動させることができる。つまり図4
(c)に示す状態から図4(d)に示す状態にするには
アジャスタネジ12を左回転してキャビネット1の側板
13に対して螺合深さを浅くする。そうすることで化粧
枠3をキャビネット1に近づく方向にスライド移動させ
ることができる。また図4(e)に示す状態にするには
アジャスタネジ12を右回転してキャビネット1の側板
13に対して螺合深さを深くする。そうすることで化粧
枠3をキャビネット1から遠のく方向にスライド移動さ
せることができる。このようにアジャスタネジ12で化
粧枠3をスライド移動させると、化粧枠3の洗面化粧台
Aからの突出長さを微妙に調節することができるもので
ある。
【0016】図5、6には他の実施例が示してある。キ
ャビネット1は上記実施例と同様なもので前面に扉7を
設けて箱型に形成してあり、その内部は洗面道具等を収
納できる収納部として形成してある。キャビネット1の
側板13には雌ねじ30として埋め込みナット37が左
右二箇所に設けてあり、図5(a)に示すようにこの埋
め込みナット37には雄ねじ31として上記実施例と同
様のアジャスタネジ12が螺着してある。
【0017】天板2には略中央部に洗面ボール8が設け
てあると共に洗面ボール8の後方縁の天板2には水栓具
10や水栓具10を操作するための操作具9が設けてあ
る。また天板2の後方端部には上方に突出するガイド片
35が天板2の幅方向の全長に亘って設けてある。化粧
枠3は図5(b)に示すように前片3bと上片3aとで
L字型の枠状に形成させており、前片3bの長さはキャ
ビネット1の高さと天板2の厚みとを加えた長さに相当
し、上片3aの長さは天板2の奥行きの長さに相当す
る。また化粧枠3の外側面には上下に亘って外面板11
が設けてあり、この外面板11の内面には凹部11aが
凹設してある。化粧枠3の上片3aの後端面には後方と
下方に開口するガイド凹部36が凹設してある。
【0018】そしてキャビネット1の上側には天板2が
載置され、キャビネット1と天板2の接合した両端部に
はそれぞれ化粧枠3の内側面の開口が被挿されると共に
化粧枠3はキャビネット1と天板2の幅方向に沿ってス
ライド移動可能に配設される。このとき化粧枠3の前片
3bでキャビネット1と天板2の前面端部が覆われ、化
粧枠3の上片3aで天板2の上面端部が覆われるように
し、化粧枠3のガイド凹部36を天板2のガイド片35
に被嵌する。また化粧枠3の外側端部はキャビネット1
と天板2の側端部よりも側方へ突出されている。そして
キャビネット1の側板13の埋め込みナット37に螺着
したアジャスタネジ12の係止片12aを化粧枠3の外
面板11の凹部11a内に当接させる。
【0019】このように形成される図6(a)の洗面化
粧台Aは、化粧枠3のガイド凹部36を天板2のガイド
片35に被嵌することによって化粧枠3のスライド移動
をガイド片35でガイドしながらスムーズにおこなうこ
とができる。またアジャスタネジ12の埋め込みナット
37への螺合深さを変化させることによって化粧枠3を
キャビネット1の幅方向にスライド移動させることがで
きる。つまり図6(b)に示す状態から図6(c)に示
す状態にするにはアジャスタネジ12を右回転して埋め
込みナット37に螺合深さを深くし、化粧枠3の外面板
11の外側に突出するアジャスタネジ12の突出長さを
大きくする。そうすることで化粧枠3をキャビネット1
から遠のく方向にスライド移動させることができる。
【0020】図7(a)、(b)にはさらに他の実施例
が示してある。キャビネット1は前面に扉7を設けて箱
型に形成してあり、その内部は洗面道具等を収納できる
収納部として形成してある。両側の側板13には上下に
一対の貫通孔38がそれぞれ設けてあると共に両側の側
板13の前面には板状のフィラー40が扉7と面一にな
るように取り付けてある。このフィラー40の側端部は
キャビネット1の側板13よりも外側に突出してある。
また扉7の後方には幕板50が設けてあり、幕板50の
両端部は両側の側板13に設けたさし込み部51にそれ
ぞれ差し込まれ、ダボで接続されている。また扉7の下
側に形成されるけこみ板52の両端部は両側のフィラー
40に設けた挿入部(図示省略)に差し込んでダボで接
続されている。
【0021】化粧枠3は図7(b)に示すように前片3
bと上片3aとでL字型の枠状に形成させており、前片
3bの長さはキャビネット1の高さと天板2の厚みとを
加えた長さに相当し、上片3aの長さは天板2の奥行き
の長さに相当する。前片3bのキャビネット1側の端面
には切欠部41が設けてある。また化粧枠3の外側面に
は上下に亘って外面板11が設けてある。このように形
成される化粧枠3において、一方の化粧枠3の外面板1
1にはキャビネット1内に突出する上下一対の連結パイ
プ33が設けてあると共に他方の化粧枠3の外面板11
にはキャビネット1内に突出する上下一対の結合パイプ
34が取り付けてある。結合パイプ34は連結パイプ3
3よりも断面積の小さいものを使用し、連結パイプ33
及び結合パイプ34は化粧枠3の互いに対向する位置に
略水平に取り付けられており、それぞれの先端には長手
方向に平行な長孔42が設けてある。また外面板11の
外面には連結パイプ33や結合パイプ34を取り付けた
時に形成する取付孔を塞ぐキャップ43が取り付けてあ
る。
【0022】そしてキャビネット1の上側には天板(図
示省略)が載置され、図7(a)に示すようにキャビネ
ット1と天板の接合した両端部にはそれぞれ化粧枠3の
内側面の開口が被挿されると共に化粧枠3の連結パイプ
33及び結合パイプ34をキャビネット1の側板13に
設けた貫通孔38に挿入してキャビネット1の両側に化
粧枠3を取り付ける。そして連結パイプ33内の先端に
結合パイプ34の先端を挿入すると共に連結パイプ33
と結合パイプ34に設けた長孔42を合わせ、図8に示
すようにその両方の長孔42に固定具44を挿着するこ
とによって連結パイプ33と結合パイプ34とを長孔4
2に沿ってスライド移動自在に連結することができる。
固定具44はゴム製で側面に突起45aを設けると共に
上面開口周縁に突出片45bを突設して形成されるナッ
ト45と、ワッシャ46と、セムスネジ47とで形成さ
れ、ナット45を長孔42に挿入して結合パイプ34の
長孔42の内縁に突起45aを係止し、ナット45の突
出片45bの上面にワッシャ46を載せ、ナット45に
セムスネジ47を螺合することによって連結パイプ33
と結合パイプ34とを連結することができる。そして化
粧枠3の前片3bでキャビネット1と天板(図示省略)
の前面端部が覆われ、化粧枠3の上片3bで天板の上面
端部が覆われるようにし、化粧枠3の外側端部はキャビ
ネット1と天板の側端部よりも側方へ突出されるように
して洗面化粧台が形成される。
【0023】上記のようにこの実施例では、両側の化粧
枠3から突設した連結パイプ33と結合パイプ34とを
スライド移動自在に連結したので、化粧枠3のキャビネ
ット1に対するスライド移動を連結パイプ33と結合パ
イプ34とに沿ってスムーズに且つ確実に行うことがで
きる。また上記何れの実施例においても、図9(a)、
(b)で示すように化粧枠3と天板2との隙間の上に軟
質塩化ビニル等で形成される目地材14を取り付けるこ
ともできる。この目地材14によって図9(c)に示す
ような化粧枠3と天板2との隙間を覆い隠すことができ
ると共にこの隙間より水が進入しないようにすることも
でき、また天板2の拭き掃除もおこないやすくなるもの
である。また図9(d)に示すように化粧枠3の上片3
aに収納凹部3cを設けてもよく、この収納凹部3cに
石鹸やシャンプー等の洗面道具を収納できるようにする
と便利である。
【0024】尚、化粧枠3は洗面化粧台Aの両側端部に
配設されるものであるが、両方の化粧枠3をスライド移
動可能に形成する必要がなく、少なくともどちらか一方
の化粧枠3がスライド移動可能であればよい。
【0025】
【発明の効果】上記のように本発明は、キャビネットと
キャビネットの上側の天板とを具備し、キャビネットの
前面端部と天板の上面端部を覆って化粧枠を配設すると
共に、化粧枠の外側端部をキャビネットと天板の側端部
より側方に突出させ、化粧枠をキャビネットと天板の幅
方向に沿ってスライド移動可能にしたので、洗面化粧台
を化粧するために設けられた化粧枠をスライド移動させ
ることによって洗面化粧台からの化粧枠の側方外側への
突出具合を調節することができ、洗面化粧台の幅方向の
長さをかえることができ、外観を損ねることなく簡単に
壁との隙間を埋めることができるものである。また施工
にも手間がかからず、天板と壁との隙間及びキャビネッ
トと壁との隙間を化粧枠のみで覆い隠すことができるも
のである。
【0026】また天板の上面端部に凸部を形成し、天板
の上面端部を覆う化粧枠の上片の下面に天板の幅方向に
沿ってガイド溝を設け、天板の凸部に化粧枠のガイド溝
を被挿したので、化粧枠をキャビネットと天板の幅方向
に沿って確実に平行スライド移動させることができるも
のである。さらにキャビネットの側板にキャビネットの
表裏に貫通する雌ねじを設け、この雌ねじに雄ねじを螺
合すると共に側板から外側に突出する雄ねじの先端を化
粧枠の外側端部に設けた外面板に当接し、側板からの雄
ねじの突出長さによって化粧枠の外側端部のキャビネッ
トと天板の側端部より側方に突出させる長さを調整自在
にしたので、雌ねじへの雄ねじの螺合深さを調整するだ
けで簡単に化粧枠をスライド移動させることができるも
のである。
【0027】またキャビネットの一方の側端部に設けた
化粧枠からキャビネットの側板を貫通してキャビネット
内に突出する連結パイプを形成すると共にキャビネット
の他方の側端部に設けた化粧枠からキャビネットの側板
を貫通してキャビネット内に突出する結合パイプを形成
し、連結パイプに結合パイプをスライド移動自在に挿入
すると共に連結パイプへの結合パイプの挿入深さによっ
て化粧枠の外側端部のキャビネットと天板の側端部より
側方に突出させる長さを調整自在にしたので、連結パイ
プと結合パイプとが相互にガイドしあって化粧枠をスラ
イド移動させることができ、化粧枠のスライド移動を確
実におこなうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の(a)は平面図、(b)は
正面図、(c)は化粧枠移動前の正面図、(d)は化粧
枠移動後の正面図である。
【図2】同上の他の実施例の(a)は斜視図、(b)は
一部分解した平面図、(c)は一部分解した斜視図であ
る。
【図3】同上の(a)、(b)は平面図である。
【図4】同上の(a)は斜視図、(b)は正面図、
(c)、(d)、(e)は一部拡大した断面図である。
【図5】同上の他の実施例を示す(a)は一部分解した
斜視図、(b)は化粧枠の斜視図である。
【図6】同上の(a)は斜視図、(b)、(c)は一部
の拡大断面図である。
【図7】同上の他の実施例を示す(a)は分解斜視図、
(b)は化粧枠の斜視図である。
【図8】同上の一部の拡大断面図である。
【図9】同上の(a)は一部拡大した断面図、(b)は
一部拡大した斜視図、(c)は目地材取付け前の一部拡
大した斜視図、(d)は一部拡大した斜視図である。
【図10】従来例の(a)、(b)は平面図、(c)は
正面図である。
【符号の説明】
1 キャビネット 2 天板 3 化粧枠 3a 上片 4 凸部 5 ガイド溝 11 外面板 13 側板 30 雌ねじ 31 雄ねじ 33 連結パイプ 34 結合パイプ A 洗面化粧台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇城 浩二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットとキャビネットの上側の天
    板とを具備し、キャビネットの前面端部と天板の上面端
    部を覆って化粧枠を配設すると共に、化粧枠の外側端部
    をキャビネットと天板の側端部より側方に突出させ、化
    粧枠をキャビネットと天板の幅方向に沿ってスライド移
    動可能にして成ることを特徴とする洗面化粧台。
  2. 【請求項2】 天板の上面端部に凸部を形成し、天板の
    上面端部を覆う化粧枠の上片の下面に天板の幅方向に沿
    ってガイド溝を設け、天板の凸部に化粧枠のガイド溝を
    被挿して成ることを特徴とする請求項1に記載の洗面化
    粧台。
  3. 【請求項3】 キャビネットの側板にキャビネットの表
    裏に貫通する雌ねじを設け、この雌ねじに雄ねじを螺合
    すると共に側板から外側に突出する雄ねじの先端を化粧
    枠の外側端部に設けた外面板に当接し、側板からの雄ね
    じの突出長さによって化粧枠の外側端部のキャビネット
    と天板の側端部より側方に突出させる長さを調整自在に
    して成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗面
    化粧台。
  4. 【請求項4】 キャビネットの一方の側端部に設けた化
    粧枠からキャビネットの側板を貫通してキャビネット内
    に突出する連結パイプを形成すると共にキャビネットの
    他方の側端部に設けた化粧枠からキャビネットの側板を
    貫通してキャビネット内に突出する結合パイプを形成
    し、連結パイプに結合パイプをスライド移動自在に挿入
    すると共に連結パイプへの結合パイプの挿入深さによっ
    て化粧枠の外側端部のキャビネットと天板の側端部より
    側方に突出させる長さを調整自在にして成ることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれかに記載の洗面化粧台。
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JP2021013456A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 Toto株式会社 洗面化粧台および洗面化粧台の施工方法

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