JPH0631397B2 - 香料組成物 - Google Patents
香料組成物Info
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- JPH0631397B2 JPH0631397B2 JP61146993A JP14699386A JPH0631397B2 JP H0631397 B2 JPH0631397 B2 JP H0631397B2 JP 61146993 A JP61146993 A JP 61146993A JP 14699386 A JP14699386 A JP 14699386A JP H0631397 B2 JPH0631397 B2 JP H0631397B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11B—PRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
- C11B9/00—Essential oils; Perfumes
- C11B9/0061—Essential oils; Perfumes compounds containing a six-membered aromatic ring not condensed with another ring
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は香料組成物に関し、詳しくは皮膚に対し低感作
性の香料組成物に関する。
性の香料組成物に関する。
3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオクチリデンアンス
ラニル酸メチルは、ヒドロキシシトロネラール(3,7
−ジメチル−7−ヒドロキシオクタナール)とアンスラ
ニル酸メチルから製造されるシッフ塩基化合物である。
この化合物の製造原料として用いられるヒドロキシシト
ロネラール自体も合成香料の1つであり、従来は主にシ
トロネラ油から得られるd−シトロネラールの亜硫酸付
加物を加水分解して得られるd−ヒドロキシシトロネラ
ールと、テレビン油からのピネンやその熱分解で得られ
るミルセン,アロオシメンを原料にして得られるd−
ヒドロキシシトロネラールが用いられており、体は殆
んど用いられていなかった(奥田 治、「香料化学総
覧」第753頁、広川書店,昭和43年発行)。
ラニル酸メチルは、ヒドロキシシトロネラール(3,7
−ジメチル−7−ヒドロキシオクタナール)とアンスラ
ニル酸メチルから製造されるシッフ塩基化合物である。
この化合物の製造原料として用いられるヒドロキシシト
ロネラール自体も合成香料の1つであり、従来は主にシ
トロネラ油から得られるd−シトロネラールの亜硫酸付
加物を加水分解して得られるd−ヒドロキシシトロネラ
ールと、テレビン油からのピネンやその熱分解で得られ
るミルセン,アロオシメンを原料にして得られるd−
ヒドロキシシトロネラールが用いられており、体は殆
んど用いられていなかった(奥田 治、「香料化学総
覧」第753頁、広川書店,昭和43年発行)。
したがって、3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオクチ
リデンアンスラニル酸メチルについてもd体およびd
のみしか一般に知られていなかった。この3,7−ジメ
チル−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニル酸メチ
ルは古くからオレンジ花香として知られ、種々のフロー
ラル系の調合に不可欠のものとされていた(Steffen,Ar
ctander:Perfume and Flavor Chemicals monograph N
o.1735,1969年)。しかしながら、体のみを
分離したり、これを合成してその香気,性状等を確認し
た例は見あたらないし、香料としての特性および安全性
についての報告も全く認められない。
リデンアンスラニル酸メチルについてもd体およびd
のみしか一般に知られていなかった。この3,7−ジメ
チル−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニル酸メチ
ルは古くからオレンジ花香として知られ、種々のフロー
ラル系の調合に不可欠のものとされていた(Steffen,Ar
ctander:Perfume and Flavor Chemicals monograph N
o.1735,1969年)。しかしながら、体のみを
分離したり、これを合成してその香気,性状等を確認し
た例は見あたらないし、香料としての特性および安全性
についての報告も全く認められない。
近年、香料の安全性が問題となり、交際的にもより安全
な香料の創製が叫ばれている。ところで、それ自体が合
成香料であり、また3,7−ジメチル−7−ヒドロキシ
オクチリデンアンスラニル酸メチルの製造原料でもある
ヒドロキシシトロネラールはクリームベースにおいて皮
膚炎を起す恐れがあると報告されている(中山秀夫、
「香粧品アレルギーとバッチテスト」、香粧品科学叢
書、No.1,フレグランスジャーナル社、第78頁,昭
和58年)。
な香料の創製が叫ばれている。ところで、それ自体が合
成香料であり、また3,7−ジメチル−7−ヒドロキシ
オクチリデンアンスラニル酸メチルの製造原料でもある
ヒドロキシシトロネラールはクリームベースにおいて皮
膚炎を起す恐れがあると報告されている(中山秀夫、
「香粧品アレルギーとバッチテスト」、香粧品科学叢
書、No.1,フレグランスジャーナル社、第78頁,昭
和58年)。
それ故、従来の3,7−ジメチル−7−ヒドロキシアン
スラニル酸メチルも皮膚アレルギーを起す可能性がある
と考えられる。もしそうであれば、シトラスまたはネロ
リ系の調合に不可欠である当該化合物を使用できないこ
とになる。
スラニル酸メチルも皮膚アレルギーを起す可能性がある
と考えられる。もしそうであれば、シトラスまたはネロ
リ系の調合に不可欠である当該化合物を使用できないこ
とになる。
そこで、安全な香料の作成のために、香りを可及的に変
えないで溶解性等の性状が類似した代替品の開発が望ま
れている。
えないで溶解性等の性状が類似した代替品の開発が望ま
れている。
本発明者らは種々のアルデヒド化合物を合成し、これを
アンスラニル酸メチルと反応させてシッフ塩基を調製
し、香料としての特性や安全性等について検討した。そ
の際、−ヒドロキシシトロネラールの合成法を確立し
(特開昭58−4748号公報)、さらにこの体はd
体に比較して抗原性が非常に低いことも知見した。
アンスラニル酸メチルと反応させてシッフ塩基を調製
し、香料としての特性や安全性等について検討した。そ
の際、−ヒドロキシシトロネラールの合成法を確立し
(特開昭58−4748号公報)、さらにこの体はd
体に比較して抗原性が非常に低いことも知見した。
上記方法により得た各種シッフ塩基について香調,溶解
性のほか皮膚に対するアレルギー性(感作性)について
もモルモットを使い、アレルギー試験法で調べ、安全性
が高く香調が著しく変化しない代替品の検索を続けた。
その結果、−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオク
チリデンアンスラニル酸メチルのみが著しく低感作性で
あると共に香調は他の異性体とあまり変らず、刺激臭が
減り、クリーンであり、グリーン調が加わるということ
を知見して本発明を完成するに至った。
性のほか皮膚に対するアレルギー性(感作性)について
もモルモットを使い、アレルギー試験法で調べ、安全性
が高く香調が著しく変化しない代替品の検索を続けた。
その結果、−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオク
チリデンアンスラニル酸メチルのみが著しく低感作性で
あると共に香調は他の異性体とあまり変らず、刺激臭が
減り、クリーンであり、グリーン調が加わるということ
を知見して本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、3,7−ジメチル−7−ヒドロキシ
オクチリデンアンスラニル酸メチルとして次式(I) で表わされる−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオ
クチリデンアンスラニル酸メチルのみを有効成分として
含有することを特徴とする香料組成物を提供するもので
ある。
オクチリデンアンスラニル酸メチルとして次式(I) で表わされる−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオ
クチリデンアンスラニル酸メチルのみを有効成分として
含有することを特徴とする香料組成物を提供するもので
ある。
上記式(I)で表わされる−3,7−ジメチル−7−
ヒドロキシオクチリデンアンスラニル酸メチルは、たと
えば(+)プレゴンから(-)−8−ヒドロキシ−Δ4−メン
セン−3−オンを経由してアルカリ性過酸化水素で(+)
−8−ヒドロキシ−4,5α−エポキシイソメントンを
得、これにトシルヒドロジンを反応させて(-)−7−ヒ
ドロキシ−3,7−ジメチルオクト−5−イン−1−ア
ールを得て水添する方法(Helv.Chimica Acta,54,
1797(1971))または特開昭58−4748号
の実施例3に記載の方法およびJ.Am,Chem,Soc.,10
6,5208(1984)の記載に準じた方法によりN,
N−ジエチル−7−ヒドロキシ−ゲラニルアミン((E)−
N,N−ジエチル−7−ヒドロキシ−3,7−ジメチル−
2−オクテニルアミン)またはN,N−ジエチル−7−ヒ
ドロキシネリルアミン((2)−N,N−ジエチル−7−ヒド
ロキシ−3,7−ジメチル−2−オクテニルアミン)に
それぞれ〔Rh((+)-BINAP)(NBD)〕+または〔Rh((-)-BIN
AP)(NBD)〕+で不斉異性化を行い、(-)−7−ヒドロキ
シシトロネラールのエナミンを得、これを加水分解する
方法により(-)−7−ヒドロキシシトロネラール〔沸点
85〜90℃/2mmHg、旋光度▲〔α〕23 D▼=−12
°(C=20,ベンゼン)〕を得たのち、この物質をア
ンスラニル酸メチルと既知の方法で反応させることによ
って製造することができる。この物質はオレンジ花香を
持った黄色粘性液体である。
ヒドロキシオクチリデンアンスラニル酸メチルは、たと
えば(+)プレゴンから(-)−8−ヒドロキシ−Δ4−メン
セン−3−オンを経由してアルカリ性過酸化水素で(+)
−8−ヒドロキシ−4,5α−エポキシイソメントンを
得、これにトシルヒドロジンを反応させて(-)−7−ヒ
ドロキシ−3,7−ジメチルオクト−5−イン−1−ア
ールを得て水添する方法(Helv.Chimica Acta,54,
1797(1971))または特開昭58−4748号
の実施例3に記載の方法およびJ.Am,Chem,Soc.,10
6,5208(1984)の記載に準じた方法によりN,
N−ジエチル−7−ヒドロキシ−ゲラニルアミン((E)−
N,N−ジエチル−7−ヒドロキシ−3,7−ジメチル−
2−オクテニルアミン)またはN,N−ジエチル−7−ヒ
ドロキシネリルアミン((2)−N,N−ジエチル−7−ヒド
ロキシ−3,7−ジメチル−2−オクテニルアミン)に
それぞれ〔Rh((+)-BINAP)(NBD)〕+または〔Rh((-)-BIN
AP)(NBD)〕+で不斉異性化を行い、(-)−7−ヒドロキ
シシトロネラールのエナミンを得、これを加水分解する
方法により(-)−7−ヒドロキシシトロネラール〔沸点
85〜90℃/2mmHg、旋光度▲〔α〕23 D▼=−12
°(C=20,ベンゼン)〕を得たのち、この物質をア
ンスラニル酸メチルと既知の方法で反応させることによ
って製造することができる。この物質はオレンジ花香を
持った黄色粘性液体である。
本物質(体)の皮膚に対するアレルギー性(感作性)
を調べるため、従来のd体およびd体と比較した。試
験はMagnusson,B.& Kligman,A.M.「J.Inv.Derm.52,2
68−276(1976)」の記載に基いて次のように
して行った。
を調べるため、従来のd体およびd体と比較した。試
験はMagnusson,B.& Kligman,A.M.「J.Inv.Derm.52,2
68−276(1976)」の記載に基いて次のように
して行った。
モルモット肩甲骨上3×4cmを除毛し、3種類の被験溶
液10%FCA(Freund Complete Adjuvant)溶液を0.1m
皮内注射して6日後、10%ラウリル硫酸ソーダ(SLS)
含有ワセリンを塗布する。塗布24時間後、同部位に被
験物質10%FCA溶液0.2mを2×4cmの濾紙にて48
時間閉塞適用して感作誘導を行う。感作誘導開始後21
日目に、側腹部位を除毛し、被験物質d体,d体およ
び体を40%,20%,10%および5%のアセトン
溶液として径1.0cmの皮膚に0.02m開放塗布して感作
誘発を行い、所定時間後に判定する。
液10%FCA(Freund Complete Adjuvant)溶液を0.1m
皮内注射して6日後、10%ラウリル硫酸ソーダ(SLS)
含有ワセリンを塗布する。塗布24時間後、同部位に被
験物質10%FCA溶液0.2mを2×4cmの濾紙にて48
時間閉塞適用して感作誘導を行う。感作誘導開始後21
日目に、側腹部位を除毛し、被験物質d体,d体およ
び体を40%,20%,10%および5%のアセトン
溶液として径1.0cmの皮膚に0.02m開放塗布して感作
誘発を行い、所定時間後に判定する。
上記試験の結果、d体,d体,体で感作誘導したも
のに対してそれぞれd体,d体,体の感作誘発は
体の場合が最も低く、体で感作誘導し、d体,d
体,体で感作誘発した場合が、その他のd体,d体
で感作誘導した場合よりも矢張り誘発は低いことが判明
した。
のに対してそれぞれd体,d体,体の感作誘発は
体の場合が最も低く、体で感作誘導し、d体,d
体,体で感作誘発した場合が、その他のd体,d体
で感作誘導した場合よりも矢張り誘発は低いことが判明
した。
それ故、体を使用することにより感作誘発を起す可能
性が低くなり、また既にd体,d体で感作誘導したも
のも、体での感作誘発が低いので、この点からも体
の使用が望ましい。
性が低くなり、また既にd体,d体で感作誘導したも
のも、体での感作誘発が低いので、この点からも体
の使用が望ましい。
次に、本発明に係る体、すなわち−3,7−ジメチ
ル−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニル酸メチル
を香料組成物として使用する場合、従来用いられている
異性体と同様にオレンジ花香様香気を持ったシトラスま
たはネロリ系調合香料として多用でき、その使用量は0.
1〜50重量%、好ましくは0.5〜20重量%である。本
発明の香料組成物には有効成分たる本物質のほか常用さ
れる各種添加物を適宜加えることができ、さらに所望の
剤型とすることができる。
ル−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニル酸メチル
を香料組成物として使用する場合、従来用いられている
異性体と同様にオレンジ花香様香気を持ったシトラスま
たはネロリ系調合香料として多用でき、その使用量は0.
1〜50重量%、好ましくは0.5〜20重量%である。本
発明の香料組成物には有効成分たる本物質のほか常用さ
れる各種添加物を適宜加えることができ、さらに所望の
剤型とすることができる。
次に、実施例および試験例により本発明を詳しく説明す
る。
る。
製造例1 (イ)−ヒドロキシシトロネラールの製造 400mの耐圧容器に窒素気流下で、文献〔H.Takaya
ら:J.Am.Chem.Soc.,102,7932〜4(198
0)〕に記載の方法で調製したロジウム錯体[Rh(S)-(-)
BINAP)(ノルボナジエン)]+ClO4 -、229mg(0.25ミリモル)を
入れ、次に攪拌下テトラヒドロフラン70mを加えて
溶解した。続いてヒドロキシネリルジエチルアミン11
4gを加えて封管し、100℃にて15時間反応させ
た。反応終了後、テトラヒドロフランを回収したのち、
クライゼン蒸留して沸点105〜110℃/1mmHgの留
分112gを得た。この留分はガスクロマトグラフ分
析、NMR測定により純度98%の−ヒドロキシシト
ロネラールのエナミンであることを確かめた。
ら:J.Am.Chem.Soc.,102,7932〜4(198
0)〕に記載の方法で調製したロジウム錯体[Rh(S)-(-)
BINAP)(ノルボナジエン)]+ClO4 -、229mg(0.25ミリモル)を
入れ、次に攪拌下テトラヒドロフラン70mを加えて
溶解した。続いてヒドロキシネリルジエチルアミン11
4gを加えて封管し、100℃にて15時間反応させ
た。反応終了後、テトラヒドロフランを回収したのち、
クライゼン蒸留して沸点105〜110℃/1mmHgの留
分112gを得た。この留分はガスクロマトグラフ分
析、NMR測定により純度98%の−ヒドロキシシト
ロネラールのエナミンであることを確かめた。
これに続き、上記−ヒドロキシシトロネラールのエナ
ミンを300mの水の中に加えて氷冷攪拌下5〜10
℃にて酢酸15gを滴下し、15分間攪拌して該エナミ
ンの加水分解を行い、次いでn−ヘキサン100mに
て3回反応液の抽出を行った。抽出液は水洗、次いで飽
和炭酸ソーダ水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、n−ヘキサンを留去し、クライゼン蒸留により沸点
91.5〜92℃/2mmHgの留分33gを得た。このものは
ガスクロマトグラフ分析の結果、−ヒドロキシシトロ
ネラールを97%含有していることを確認した。
ミンを300mの水の中に加えて氷冷攪拌下5〜10
℃にて酢酸15gを滴下し、15分間攪拌して該エナミ
ンの加水分解を行い、次いでn−ヘキサン100mに
て3回反応液の抽出を行った。抽出液は水洗、次いで飽
和炭酸ソーダ水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、n−ヘキサンを留去し、クライゼン蒸留により沸点
91.5〜92℃/2mmHgの留分33gを得た。このものは
ガスクロマトグラフ分析の結果、−ヒドロキシシトロ
ネラールを97%含有していることを確認した。
(ロ)−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオクチリ
デンアンスラニル酸メチルの製造 上記(イ)で得た−ヒドロキシシトロネラール172
g(1モル)とアンスラニル酸メチル151g(1モ
ル)を500m容蒸留フラスコに入れ、減圧下(10
mmHg)に加熱して80℃に保ち、約15時間かけて理論
量の反応水(17.9g)を除き反応を終了した。
デンアンスラニル酸メチルの製造 上記(イ)で得た−ヒドロキシシトロネラール172
g(1モル)とアンスラニル酸メチル151g(1モ
ル)を500m容蒸留フラスコに入れ、減圧下(10
mmHg)に加熱して80℃に保ち、約15時間かけて理論
量の反応水(17.9g)を除き反応を終了した。
得られた−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオクチ
リデンアンスラニル酸メチルの性状は、黄色粘性液体
で、比重▲d20 20▼=1.0575,屈折率▲η20 D▼=1.531
2,旋光度▲α25 D▼=-6.73°であった。この物質の赤
外線吸収スペクトルを第1図に示す。この物質の香気は
従来のd体またはd体の持つオレンジ花香と類似して
いるが、刺激臭が少なくクリーンであり、少しグリーン
感を有しているので、より高級感を与える。
リデンアンスラニル酸メチルの性状は、黄色粘性液体
で、比重▲d20 20▼=1.0575,屈折率▲η20 D▼=1.531
2,旋光度▲α25 D▼=-6.73°であった。この物質の赤
外線吸収スペクトルを第1図に示す。この物質の香気は
従来のd体またはd体の持つオレンジ花香と類似して
いるが、刺激臭が少なくクリーンであり、少しグリーン
感を有しているので、より高級感を与える。
試験例 体重約270gのハートレイ系モルモットを2週間予備
飼育し体重350〜400gとなった健康なモルモット
を使い、以下の方法によりアレルギー試験を行った。
飼育し体重350〜400gとなった健康なモルモット
を使い、以下の方法によりアレルギー試験を行った。
感作誘導:モルモットの肩甲骨上の毛刈,剃毛を行い、
3×4cmの除毛部に次の3種の被験溶液を0.1mづつ
各々2個所に皮内注射した。
3×4cmの除毛部に次の3種の被験溶液を0.1mづつ
各々2個所に皮内注射した。
FCAと同量の水でw/o型で乳化したもの 被験物質の10%FCA溶液 被験物質の20%FCA溶液に同量の滅菌水を加えて乳
化し、被験物質の10%エマルジョンとしたもの 注射して6日後、再び肩甲骨の同一部位を剃毛し、被験
物質の経皮吸収を促進させるためにSLS10%含有ワセ
リンを塗布した。24時間後、同部位に被験物質10%
FCA溶液0.2mを2×4cmの濾紙を用いて48時間閉塞
適用した。なお、陰性対照群には被験物質の代りに水を
用い、陽性対照群には桂皮アルデヒドを用い感作誘導を
3%で行った。
化し、被験物質の10%エマルジョンとしたもの 注射して6日後、再び肩甲骨の同一部位を剃毛し、被験
物質の経皮吸収を促進させるためにSLS10%含有ワセ
リンを塗布した。24時間後、同部位に被験物質10%
FCA溶液0.2mを2×4cmの濾紙を用いて48時間閉塞
適用した。なお、陰性対照群には被験物質の代りに水を
用い、陽性対照群には桂皮アルデヒドを用い感作誘導を
3%で行った。
感作誘発:誘導開始後21日目にモルモット側腹部位を
毛刈,剃毛して誘発試験を行った。感作処理群と対照群
には被験物質の規定濃度(40%,20%,10%およ
び5%)のアセトン溶液を径1.0cmの皮膚に0.02m開
放塗布した。判定は24時間後、48時間後および72
時間後に、下記により陽性率と評価点を求め、感作処理
群(A)と対照群(a)の差異を算出することにより行った。
毛刈,剃毛して誘発試験を行った。感作処理群と対照群
には被験物質の規定濃度(40%,20%,10%およ
び5%)のアセトン溶液を径1.0cmの皮膚に0.02m開
放塗布した。判定は24時間後、48時間後および72
時間後に、下記により陽性率と評価点を求め、感作処理
群(A)と対照群(a)の差異を算出することにより行った。
陽性率:陽性動物数/実験動物数 評価点:評点の総計(紅斑および痂皮+浮腫)/実験動
物数 紅斑および痂皮の形成 判 定 基 準 評 点 紅斑が全く認められないもの 0 僅かな紅斑が認められるもの 1 明らかな紅斑が認められるもの 2 中程度の紅斑が認められるもの 3 強い紅斑に僅かな痂皮が認められるもの 4 浮腫の形成 判 定 基 準 評 点 浮腫が全く認められないもの 0 僅かな浮腫が認められるもの 1 中程度の浮腫が認められるもの 2 強い浮腫が認められるもの 3 試験結果を第1表に示す。
物数 紅斑および痂皮の形成 判 定 基 準 評 点 紅斑が全く認められないもの 0 僅かな紅斑が認められるもの 1 明らかな紅斑が認められるもの 2 中程度の紅斑が認められるもの 3 強い紅斑に僅かな痂皮が認められるもの 4 浮腫の形成 判 定 基 準 評 点 浮腫が全く認められないもの 0 僅かな浮腫が認められるもの 1 中程度の浮腫が認められるもの 2 強い浮腫が認められるもの 3 試験結果を第1表に示す。
表から明らかなように、d体で感作誘導したものに対す
る感作誘発は、48時間の判定で20%d体の場合は3.
0であるのに対し、20%体の場合は僅かに0.4であ
り、顕著な差異がある。しかるに、体で感作誘導した
ものに対する感作誘発は、48時間の判定で20%d体
と体は同程度であり差異が認められない。しかも、こ
のときの値は前記d体で感作誘導し、d体で感作誘発し
たときの判定値のほぼ半分である。48時間の判定ばか
りでなく、24時間および72時間の判定においても同
様の傾向が認められる。
る感作誘発は、48時間の判定で20%d体の場合は3.
0であるのに対し、20%体の場合は僅かに0.4であ
り、顕著な差異がある。しかるに、体で感作誘導した
ものに対する感作誘発は、48時間の判定で20%d体
と体は同程度であり差異が認められない。しかも、こ
のときの値は前記d体で感作誘導し、d体で感作誘発し
たときの判定値のほぼ半分である。48時間の判定ばか
りでなく、24時間および72時間の判定においても同
様の傾向が認められる。
また、d体で感作誘導したものに対する感作誘発は、
いずれの判定時においてもd体が最も高い値を示し、
体が最も低い値を示している。
いずれの判定時においてもd体が最も高い値を示し、
体が最も低い値を示している。
以上の事実から、体を使用することにより感作を起す
可能性が低いことが窺知され、しかも既にd体またはd
体で感作誘導を受けている場合でも感作を起す機会が
低くなることを示している。
可能性が低いことが窺知され、しかも既にd体またはd
体で感作誘導を受けている場合でも感作を起す機会が
低くなることを示している。
実施例1 製造例1で得た−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシ
オクチリデンアンスラニル酸メチルを使用して以下の処
方により花香のオレンジフラワーの調合香料を作成し
た。 成 分 重量部 リナロール 35 メチルナフチルケトン 15 −3,7−ジメチル−7−ヒドロキシ オクチリデンアンスラニル酸メチル 18 ローズP 14 ネロリオイル 1.5 プチグレンシトロニヤ 4 ベルガモット 2 酢酸リナリル 8 d−ヒドロキシシトロネラール 4 オレンジフラワーアブストラクト 1 インドール(10%) 1 酢酸ゲラニル 2 プチグレンパラガイ 0.5 得られた調合香料は、対応する従来のd体またはd体
の化合物で調合した場合と比較すると、一層まろやかに
なり、刺激臭が無くなってグリーンノートが強く感じら
れ、よりフレッシュな花香を有していた。
オクチリデンアンスラニル酸メチルを使用して以下の処
方により花香のオレンジフラワーの調合香料を作成し
た。 成 分 重量部 リナロール 35 メチルナフチルケトン 15 −3,7−ジメチル−7−ヒドロキシ オクチリデンアンスラニル酸メチル 18 ローズP 14 ネロリオイル 1.5 プチグレンシトロニヤ 4 ベルガモット 2 酢酸リナリル 8 d−ヒドロキシシトロネラール 4 オレンジフラワーアブストラクト 1 インドール(10%) 1 酢酸ゲラニル 2 プチグレンパラガイ 0.5 得られた調合香料は、対応する従来のd体またはd体
の化合物で調合した場合と比較すると、一層まろやかに
なり、刺激臭が無くなってグリーンノートが強く感じら
れ、よりフレッシュな花香を有していた。
実施例2 製造例1で得た−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシ
オクチリデンアンスラニル酸メチルを使用し、以下の処
方によりチュベローズの調合香料を作成した。 成 分 重量部 r−ノニルラクトン 10.0 セロリエードオイル 1.5 α−n−アミルシンナミックアルデヒド7.5 酢酸ベンジル 6.0 安息香酸メチル 10.0 ラプダナムクレアー 2.0 チュベローズアブストラクト 5.0 サリチル酸メチル 3.5 イランイランオイル 12.5 ピペロナール 3.0 成 分 重量部 −3,7−ジメチル−7−ヒドロキシ35.0 オクチリデンアンスラニル酸メチル バルサムピュアー 5.0 ギ酸ゲラニル 2.0 フェニル酢酸パラクレジル 2.0 安息香酸ベンジル 5.0 得られた調合香料は、対応する従来のd体またはd体
の化合物で調合した場合と比較すると、一層まろやかに
なり、刺激臭が無くなってグリーンノートが強く感じら
れるようになった。
オクチリデンアンスラニル酸メチルを使用し、以下の処
方によりチュベローズの調合香料を作成した。 成 分 重量部 r−ノニルラクトン 10.0 セロリエードオイル 1.5 α−n−アミルシンナミックアルデヒド7.5 酢酸ベンジル 6.0 安息香酸メチル 10.0 ラプダナムクレアー 2.0 チュベローズアブストラクト 5.0 サリチル酸メチル 3.5 イランイランオイル 12.5 ピペロナール 3.0 成 分 重量部 −3,7−ジメチル−7−ヒドロキシ35.0 オクチリデンアンスラニル酸メチル バルサムピュアー 5.0 ギ酸ゲラニル 2.0 フェニル酢酸パラクレジル 2.0 安息香酸ベンジル 5.0 得られた調合香料は、対応する従来のd体またはd体
の化合物で調合した場合と比較すると、一層まろやかに
なり、刺激臭が無くなってグリーンノートが強く感じら
れるようになった。
本発明では−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオク
チリデンアンスラニル酸メチルを使用したことにより、
対応する従来のd体またはd体の化合物よりもアレル
ギー性が少なく、安全性にすぐれた香料組成物が得られ
る。しかも、刺激臭が少なく、クリーンでまろやかなグ
リーンノートを持った調合香料を作ることができ、工業
的に価値のある製品を提供することができる。
チリデンアンスラニル酸メチルを使用したことにより、
対応する従来のd体またはd体の化合物よりもアレル
ギー性が少なく、安全性にすぐれた香料組成物が得られ
る。しかも、刺激臭が少なく、クリーンでまろやかなグ
リーンノートを持った調合香料を作ることができ、工業
的に価値のある製品を提供することができる。
第1図は製造例1により得られた−3,7−ジメチル
−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニル酸メチルの
赤外線吸収スペクトルである。
−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニル酸メチルの
赤外線吸収スペクトルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木野崎 敦士 東京都大田区蒲田5丁目36−31 高砂香料 工業株式会社蒲田事業所内 (56)参考文献 Food Cosmet.Toxico l.,13(5)(1975年)P.543
Claims (1)
- 【請求項1】3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオクチ
リデンアンスラニル酸メチルとして次式(I) で表わされる−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオ
クチリデンアンスラニル酸メチルのみを有効成分として
含有することを特徴とする香料組成物。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP61146993A JPH0631397B2 (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 香料組成物 |
EP87305558A EP0251644B1 (en) | 1986-06-25 | 1987-06-23 | Perfume composition containing a derivative of hydroxy citronellal |
DE8787305558T DE3773436D1 (de) | 1986-06-25 | 1987-06-23 | Ein derivat des hydroxycitronelles enthaltende riechstoffzusammenstellung. |
US07/066,297 US4738951A (en) | 1986-06-25 | 1987-06-25 | Perfume composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61146993A JPH0631397B2 (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 香料組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS635017A JPS635017A (ja) | 1988-01-11 |
JPH0631397B2 true JPH0631397B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=15420177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61146993A Expired - Fee Related JPH0631397B2 (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | 香料組成物 |
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---|---|
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EP (1) | EP0251644B1 (ja) |
JP (1) | JPH0631397B2 (ja) |
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US6790815B1 (en) * | 1998-07-10 | 2004-09-14 | Procter & Gamble Company | Amine reaction compounds comprising one or more active ingredient |
EP0971025A1 (en) * | 1998-07-10 | 2000-01-12 | The Procter & Gamble Company | Amine reaction compounds comprising one or more active ingredient |
US6413920B1 (en) * | 1998-07-10 | 2002-07-02 | Procter & Gamble Company | Amine reaction compounds comprising one or more active ingredient |
US20030158079A1 (en) * | 2001-10-19 | 2003-08-21 | The Procter & Gamble Company | Controlled benefit agent delivery system |
US20030134772A1 (en) * | 2001-10-19 | 2003-07-17 | Dykstra Robert Richard | Benefit agent delivery systems |
CN1845983A (zh) * | 2003-09-05 | 2006-10-11 | 株式会社资生堂 | 温度感觉调整用香料组合物、感觉调整用物品与感觉调整方法及香料图谱 |
EP1964542A1 (en) | 2007-03-02 | 2008-09-03 | Takasago International Corporation | Sensitive skin perfumes |
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---|---|---|---|---|
FR327467A (fr) * | 1902-12-18 | 1903-06-24 | R Haftung | Fabrication des parfums de fleurs avec certains éthers |
US2976217A (en) * | 1957-08-20 | 1961-03-21 | Dyk & Company Inc Van | Sunscreening agents |
CH575459A5 (en) * | 1973-03-15 | 1976-05-14 | Naarden International Nv | Methyl-n (2-methlpentylidene)-anthranilate - odorant for foodstuffs,drinks |
-
1986
- 1986-06-25 JP JP61146993A patent/JPH0631397B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1987
- 1987-06-23 EP EP87305558A patent/EP0251644B1/en not_active Expired
- 1987-06-23 DE DE8787305558T patent/DE3773436D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-06-25 US US07/066,297 patent/US4738951A/en not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
FoodCosmet.Toxicol.,13(5)(1975年)P.543 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0251644B1 (en) | 1991-10-02 |
EP0251644A2 (en) | 1988-01-07 |
JPS635017A (ja) | 1988-01-11 |
US4738951A (en) | 1988-04-19 |
EP0251644A3 (en) | 1989-01-25 |
DE3773436D1 (de) | 1991-11-07 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |