JPH0631354U - 直流電動機のフレーム構造 - Google Patents

直流電動機のフレーム構造

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JPH0631354U
JPH0631354U JP7146092U JP7146092U JPH0631354U JP H0631354 U JPH0631354 U JP H0631354U JP 7146092 U JP7146092 U JP 7146092U JP 7146092 U JP7146092 U JP 7146092U JP H0631354 U JPH0631354 U JP H0631354U
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JP
Japan
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frame
cup
shaped
motor
shaped frame
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Application number
JP7146092U
Other languages
English (en)
Inventor
涼一 相本
岳司 井上
隆一 松田
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 負荷側または反負荷側のブラケット2、3を
一体に形成した磁性体の鋼板からなるカップ状のフレー
ム13と、このフレーム13の円筒部の内周面に固定し
た永久磁石10とを有する直流電動機において、前記フ
レーム13の円筒部の外周面に、リング状の磁性体の補
助フレーム14を取付けたもの。 【効果】 磁気回路上不足する板厚寸法を補助フレーム
で補うので、経済的にすぐれたカップ状フレーム構造を
中容量の直流電動機においても採用することができ、コ
ストダウンが図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、負荷側または反負荷側のブラケットを一体に形成した鋼板からなる カップ状のフレームを用いた直流電動機のフレーム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の中容量の直流電動機は、図5に示すようになっている。 図において、1は回転軸で、負荷側および反負荷側のブラケッット2、3に軸 受4、5を介して回転自在に支承されている。6は回転子鉄心で、巻線7を装着 するとともに、前記回転軸1に嵌合固定している。8は整流子で、前記軸受3と 回転子鉄心6間において、前記回転軸1に固定されている。9はヨークを兼ねた フレームで、前記負荷側および反負荷側のブラケット2、3に嵌合固定するとと もに、内周面に前記回転子鉄心6と細隙を介して対向するように永久磁石10を 界磁極として取付けている。11は刷子で、前記反負荷側ブラケット3に刷子ホ ルダ12を介して摺動自在に取付けられ、前記整流子8に接触している。 フレーム9は、平板状の鋼板にベンディングローラ等でリング状に曲げて接合 部を溶接して成形した鋼板製のものと、鋳造で成形した鋳物製のものとがある。 これに対して小容量の直流電動機は、図6に示すように、平板状の鋼板をプレ スで深絞りして成形したカップ状のフレーム13を用いており、たとえば負荷側 のブラケットを兼ねた構成にして部品点数および組立工数を減らしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような直流電動機のフレーム9、13は磁気回路の一部として構成されて いるので、磁気回路としては支障がでない程度の板厚が必要である。 図5のリング状のフレームを用いた従来例においては、フレーム9はプレス成 形によるものではないので十分な板厚を容易に設定することができるが、ブラケ ットを2個必要とするので、部品点数と組立工数が図6の従来例のものより多い という問題がある。 これに対して、図6のカップ状のフレームを用いた従来例においては、経済性 はすぐれているが、プレスによる深絞り成形であるため、加工上の問題から厚い 板厚を必要とするフレームの場合は、この構造は採用できないという問題があっ た。 そこで、本考案は、中容量の直流電動機においても、経済的にすぐれたカップ 状フレーム構造を採用して、しかも磁気回路上の必要板厚を確保することができ るフレーム構造を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本考案は、負荷側または反負荷側のブラケットを 一体に形成した磁性体の鋼板からなるカップ状のフレームと、このフレームの円 筒部の内周面に固定した永久磁石とを有する直流電動機において、前記フレーム の円筒部の外周面に、リング状の磁性体の補助フレームを取付けたフレーム構造 としたものである。
【0005】
【作用】
上記手段により、フレームをカップ状のフレームとリング状の補助フレームと で構成するので、フレームの板厚寸法は磁気回路の構成に最適な寸法となる。ま た、カップ状のフレームは、加工に最適な板厚寸法とすることができ、良好な加 工ができる。さらに、磁気回路を構成しないブラケット部分が不必要な厚さとな らないため、電動機が軽量化される。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の第1の実施例を図1に基づいて説明する。 図1は、本考案の第1の実施例を示す直流電動機の側断面図、図2は第1図に おけるA−A線に沿う断面図で、わかりやすくするため回転子の部分は省略して いる。直流電動機の全体構造は、図6の従来例とほぼ同様であるが、カップ状の フレーム13の円筒部の外周面上に、リング状の磁性体の補助フレーム14を取 付けている。この補助フレーム14の板厚は、磁気回路の構成に必要な板厚寸法 から、カップ状のフレーム13の板厚寸法を差引いた寸法以上としている。 またこの補助フレーム14は、鋼管を必要長さ切断したものを、カップ状のフ レーム13の外周面に圧入や接着等によって嵌合固定している。 フレームを、カップ状のフレームのとリング状の補助フレームとで構成するこ とにより、フレームの板厚寸法を磁気回路の構成に最適な寸法とすることが容易 にできる。 また、カップ状のフレーム13は加工に最適な板厚寸法を採用することができ 、プレスによる深絞り加工が良好に行なえるようになる。さらに、磁気回路を構 成しないブラケット部分つまりカップ状フレーム13の底部が不必要な厚さとな らないので、直流電動機の重量が必要以上に増加することはない。 図3は本考案の第2の実施例を示すもので、補助フレーム14を鋼管でなく、 平板状の鋼板をベンディングローラ等でリング状に曲げた巻板で構成するように している。 この巻板の場合は、周方向の両端部つまり合わせ面に隙間15が生じるが、こ の隙間15の位置を永久磁石10の中央部に配置すれば磁気回路上は問題はない 。 この第2の実施例の場合は、補助フレーム14の内径寸法を比較的自由に設定 することができるので、カップ状フレーム13の外径寸法の変更にも容易に応じ られる効果がある。 図4は本考案の第3の実施例を示すもので、カップ状フレーム13と補助フレ ーム14との間に薄肉の樹脂層16を形成している。 この場合は、樹脂層16が、電動機の振動を抑制するので、電動機の振動と騒 音が減少する効果がある。
【0007】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によればつぎのような効果がある。 (1)磁気回路上不足する板厚寸法を補助フレームで補うので、経済的にすぐれ たカップ状フレーム構造を中容量の直流電動機においても採用することができ、 コストダウンが図れる。 (2)カップ状のフレームは加工に最適な板厚寸法にすることができるので、プ レスによる深絞り加工が良好に行える。 (3)磁気回路を構成しないカップ状フレームのブラケット部分の板厚が不必要 な大きさとならないので、電動機の重量が必要以上に増加しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す直流電動機の側断
面図である。
【図2】図1におけるA−A線に沿う断面図で、回転子
の部分は省略している。
【図3】本考案の第2の実施例を示す図2相当図であ
る。
【図4】本考案の第3の実施例を示す固定子の要部の側
断面図である。
【図5】従来例を示す中容量の直流電動機の側断面図で
ある。
【図6】従来例を示す小容量の直流電動機の側断面図で
ある。
【符号の説明】
1 回転軸 2 負荷側ブラケット 3 反負荷側ブラケット 4 軸受 5 軸受 6 回転子鉄心 7 巻線 8 整流子 9 フレーム 10 永久磁石 11 刷子 12 刷子ホルダー 13 カップ状のフレーム 14 補助フレーム 15 隙間 16 樹脂層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷側または反負荷側のブラケットを一
    体に形成した磁性体の鋼板からなるカップ状のフレーム
    と、このフレームの円筒部の内周面に固定した永久磁石
    とを有する直流電動機において、 前記フレームの円筒部の外周面に、リング状の磁性体の
    補助フレームを取付けたことを特徴とする直流電動機の
    フレーム構造。
JP7146092U 1992-09-17 1992-09-17 直流電動機のフレーム構造 Pending JPH0631354U (ja)

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