JPH063085Y2 - キーシリンダ取付構造 - Google Patents

キーシリンダ取付構造

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JPH063085Y2
JPH063085Y2 JP12139688U JP12139688U JPH063085Y2 JP H063085 Y2 JPH063085 Y2 JP H063085Y2 JP 12139688 U JP12139688 U JP 12139688U JP 12139688 U JP12139688 U JP 12139688U JP H063085 Y2 JPH063085 Y2 JP H063085Y2
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JP
Japan
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key cylinder
key
hole
mounting
mounting structure
Prior art date
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JP12139688U
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修司 益田
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Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車等のインスツルメントパネル等に取り付
けられ電磁式ラッゲージドアロックや電磁式フューエル
リッドロックを車両室内で解錠する場合に操作されるキ
ーシリンダのキーシリンダ取付構造に関する。
〔従来の技術〕
自動車のインスツルメントパネルの下方に位置するニー
パネルには電磁式ラツゲージドアロックや電磁式フユー
エルリツドロックを車両室内で解錠するためのトランク
オープナスイッチやフユーエルオープナスイッチが取り
付けられ、トランクオープナスイッチやフューエルオー
プナスイッチはオープナキーシリンダで操作されるよう
になっている(実願昭63−25251号)。
第7図に示す如くこのようなオープナキーシリンダ10
0はインスツルメントパネル(図示せず)に取り付けら
れたニーパネル104と一体のニーパネルリインフォー
ス105に取り付けられたスイッチケース106に取り
付けられている。
そして、前記ニーパネルリインフォース105のフラン
ジ部108は取付ねじ110を介して図示しない車両本
体に取り付けられるようになっている。
しかし、ニーパネルリインフォース105のフランジ部
108が車両本体に取り付けられる場所はスペースが狭
いため、取付ねじ110は乗員側(第7図右側)からで
ないと取り付けることができない。従って、スイッチケ
ース106及びニーパネルリインフォース105にはド
ライバー(図示せず)等の工具が挿入できる透孔112
が形成され車両前席から透孔112を介してドライバー
等で取付ねじ110の締め付け作業を行うようになって
いる。
このため、第三者が違法目的でニーパネルリインフォー
ス105を取り外して電磁式ラッゲージドアロックや電
磁式フューエルリッドロックのリレースイッチ(図示せ
ず)等を違法に操作することによりラッゲージドアロッ
クやフューエルリッドロック等を解錠してしまうことが
できるという問題があた。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は上記事実を鑑み車両室内に入った第三者が違法
な手段でラッゲージドアロックやフューエルリッドロッ
ク等を解錠することができないキーシリンダ取付構造を
提供することが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はキープレートを挿入しキープレートを回転させ
るとキープレートの回転に伴って回転する回転部を備え
たキーシリンダと、キーシリンダが取り付け可能でかつ
工具が挿入可能な透孔が穿設されたパネル体と、キーシ
リンダを取り付けたパネル体を車両本体に透孔を介して
のみ取り付け取り外し可能とする取付手段とを備えてな
るキーシリンダ取付構造において、キーシリンダに前記
回転部と連動するカバー部を設けカバー部を透孔と取付
手段との間に位置させた構成とした。
〔作用〕
上記構成の本考案では、キーシリンダの回転部にこの回
転部と連動するカバー部を設けカバー部でキーシリンダ
が取り付けられているパネル体を車両本体に固着する取
付手段の車両前席側に位置させたので違法目的で取付手
段の取り付けを解除することを阻止することができる。
〔実施例〕
第1図乃至第6図には、本考案が適用されたキーシリン
ダ取付構造が示されている。
第6図に示す如く車両の運転席前方のインスツルメント
パネル12及びインスツルメントパネル12の車両前方
側に配設されるリインフォースメント13にはインスツ
ルメントパネル12からフランジ部15が延設され、こ
のフランジ部15にはニーパネル11と一体のニーパネ
ルリインフォース16が取り付けられるようになってい
る。
該ニーパネルリインフォース16には第5図に示すよう
に凹部17が形成されており、ニーパネルリインフォー
ス16の上辺に突設されたフランジ部18がインスツル
メントパネル12のフランジ部15と取付ボルト20を
介して取り付けられるようになっている。ニーパネルリ
インフォース16の中央部にはキーシリンダ貫通孔22
が左右の両側部には角孔24が夫々形成されている。ま
た、ニーパネルリインフォース16の下端には略L字状
のブラケット26が密着され、ブラケット26の上部に
はねじ貫通孔28が形成されている。
ニーパネルリインフォース16の凹部17には筺状のス
イッチケース30が収納され、スイッチケース30の裏
面の両側部に突設されたコネクタ32がニーパネルリイ
ンフォース16の角孔24に挿入するようになってい
る。前記スイッチケース30には電磁式フューエルリッ
ドロック及び電磁式ラッゲージドアロックを室内で解錠
するためのフューエルオープナスイッチ34とトランク
オープナスイッチ36が取り付けられている。このフュ
ーエルオープナスイッチ34とトランクオープナスイッ
チ36は夫々ブラケット26の車両前方面側に配置され
た図示しないリレースイッチと連絡している。また、ス
イッチケース30の中央部にはキーシリンダ貫通孔38
及び角孔40が夫々形成されている。
第1図乃至第4図に示す如くスイッチケース30のキー
シリンダ貫通孔38にはキーシリンダ42が嵌入されて
いる。該キーシリンダ42は円柱状のキーハウジング4
4とキーハウジング44に回動及び前後方向に摺動可能
に挿入されたロータケース46及びEリング47とから
なっている。
第5図に示す如くキーハウジング44にはねじ孔48A
が形成されたフランジ部48がキーハウジング44の軸
線方向と直交方向に2個突設されている。また、キーハ
ウジング44にはフランジ部48同士の間に下片状のカ
バー部50がキーハウジング44の軸線方向と直交方向
に取り付けられている。該カバー部50はキーハウジン
グ44の後方部でEリング47によりロータケース46
と連結されロータケース46を回転させることによりカ
バー部50も回転するようになっている。
前記キーシリンダ42は第5図矢印Aで示すように車両
後方側からニーパネルリインフォース16のキーシリン
ダ貫通孔22及びスイッチケース30のキーシリンダ貫
通孔38を貫通して車両前席側へ突出した状態でフラン
ジ部48がニーパネルリインフォース16の裏面に当接
した状態で取付ねじ51によってニーパネルリインフォ
ース16に固着されるようになっている。
第1図及び第2図で示す如くキーシリンダ42のロータ
ケース46にはキー孔52が形成され、キープレート5
4が挿入可能となっている。
第1図に示す如く前記ニーパネルリインフォース16の
下方に溶着れたブラケット26は車両ボデーにインスツ
ルメントパネル12を取り付けるインパネブラケット5
6にボルト58で固着されたマウンティングブラケット
60に取付ねじ62によって取り付けられている。
次にキーシリンダ取付構造の組付手順について説明す
る。
第5図に示す如くキーシリンダ42の車両後方側(第5
図左下側)をニーパネルリインフォース16のキーシリ
ンダ貫通孔22及びスイッチケース30のキーシリンダ
貫通孔38に挿入しつつスイッチケース30のコネクタ
32をニーパネルリインフォース16の角孔24に嵌入
させる。そして、キーシリンダ42のフランジ部48の
ねじ孔48Aをニーパネルリインフォース16のねじ孔
16Aとスイッチケースのねじ孔(図示せず)に対応さ
せて取付ねじ51を該ねじ孔に螺入することによりキー
シリンダ42、ニーパネルリインフォース16及びスイ
ッチケース30を連結させる。尚、この時キーシリンダ
42のキー孔52にキープレート54を挿入してキープ
レート54を回転させてロータケース46及びカバー部
50を回転させて車両前席側ら角孔40を介して後に螺
入する取付ねじ51を目視できるようにしておく。
次に、ニーパネルリインフォース16のフランジ部18
をインスツルメントパネル12のフランジ部15と合わ
せて取付ボルト20を介して取り付ける。そうすると、
ニーパネルリインフォース16に下片が溶着されたブラ
ケット26と車両本体に溶着されインスツルメントパネ
ル12を車両に結合するインパネブラケット56にボル
ト58で結合されたマウンティングブラケット60が対
応する。これをスイッチケース30に形成した角孔40
より取付ねじ62を挿入してブラケット26のねじ孔2
8とマウンティングブラケット60のねじ孔60Aに取
付ねじ62を螺入してニーパネルリインフォース16を
固定することによりインスツルメントパネル12とニー
パネルリインフォース16との結合作業が完了する。
尚、結合作業終了後に角孔40に樹脂材の蓋70等をし
ておけば見栄えが悪くなることがない。
次に本考案の作用について説明する。
第2図に示す如く電磁式ラッゲージドアロックを解錠す
る場合について説明する。
まず、キーシリンダ42のキー孔52にキープレート5
4を挿入してキープレート54を時計回り方向に回転さ
せると、ロータケース46の回転に伴ってカバー部50
も時計回り方向に回転する。このため、車両前席側から
蓋70を取れば角孔24を介して取付ねじ62が目視す
ることができる。
しかし、キープレート54をキー孔52に挿入してキー
プレート54を回転させる場合以外はカバー部50は第
2図に想像線で示す位置にある。
このため車両室内に入って違法目的でラッゲージドアロ
ックを解錠しようとしても取付ねじ62の車両前席側に
カバー部50が位置していれば取付ねじ62をゆるめて
ニーパネルリインフォース16を取り外すための工具の
侵入を防止し、違法な手段によるニーパネルリインフォ
ース16の取り外しを困難にすることができ、ブラケッ
ト26の車両前方側に配置しているリレースイッチを操
作できない。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案に係るキーシリンダ取付構造
ではパネル体を車両本体に取り付ける取付手段をキープ
レートでキーシリンダを回転させる場合以外はキーシリ
ンダのカバー部で隠したので違法な手段でラッゲージド
ア等を開放することを阻止することができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案に係るキーシリンダ取付構造
の一実施例を示し、第1図はキーシリンダの側面図、第
2図は正面図、第3図は平面図、第4図は全体斜視図、
第5図は分解斜視図、第6図はインスツルメントパネル
の一部斜視図、第7図は従来のキーシリンダ取付構造の
キーシリンダの側面図である。 12……インスツルメントパネル、 42……キーシリンダ、 50……カバー部、 54……キープレート、 62……取付ねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キープレートを挿入しキープレートを回転
    させるとキープレートの回転に伴って回転する回転部を
    備えたキーシリンダと、キーシリンダが取り付け可能で
    かつ工具が挿入可能な透孔が穿設されたパネル体と、キ
    ーシリンダを取り付けたパネル体を車両本体に透孔を介
    してのみ取り付け取り外し可能とする取付手段とを備え
    てなるキーシリンダ取付構造において、キーシリンダに
    前記回転部と連動するカバー部を設けカバー部を透孔と
    取付手段との間に位置させたことを特徴とするキーシリ
    ンダ取付構造。
JP12139688U 1988-09-16 1988-09-16 キーシリンダ取付構造 Expired - Lifetime JPH063085Y2 (ja)

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JP12139688U JPH063085Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 キーシリンダ取付構造

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JP12139688U JPH063085Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16 キーシリンダ取付構造

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JPH0243362U JPH0243362U (ja) 1990-03-26
JPH063085Y2 true JPH063085Y2 (ja) 1994-01-26

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