JPH06304369A - ミシンのボビン交換装置 - Google Patents

ミシンのボビン交換装置

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JPH06304369A
JPH06304369A JP11636393A JP11636393A JPH06304369A JP H06304369 A JPH06304369 A JP H06304369A JP 11636393 A JP11636393 A JP 11636393A JP 11636393 A JP11636393 A JP 11636393A JP H06304369 A JPH06304369 A JP H06304369A
Authority
JP
Japan
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bobbin
bobbin case
case
lock lever
lever
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Application number
JP11636393A
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English (en)
Inventor
Masao Nakamura
征夫 中村
Hiroyuki Tomioka
宏之 富岡
Takayoshi Mori
隆良 森
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縫い品質をそのままに維持しつつ、ボビン5
の自動交換を実行することを可能とする。 【構成】 ボビンケース4のロックレバー4eを閉位置
から引き起こして開放させ、この開放されたロックレバ
ー4eを開状態に保持しつつボビンケース4の把持を行
う把持機構によりボビン把持手段8を構成し、釜2、ボ
ビンケース4及びボビン5に何ら変形を加えることな
く、新旧のボビンケース4の交換を自動で行うようにし
たもの

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部にボビンを収容す
るボビンケースを把持してボビンの交換を行うようにし
たミシンのボビン交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上糸と下糸とを使用して縫製を行うミシ
ン、特に高速の縫製作業を行う工業用のミシンでは、下
糸を巻回したボビンを頻繁に交換する必要がある。一般
には、下糸が消費されたときにミシンの運転を一旦停止
し、ボビンケースを釜から抜き取った後に、新たなボビ
ンケースを釜内に装着する操作を手作業で行っている。
しかしながらこのような人手によるボビンケース交換作
業は極めて非能率的であり、生産性の低下の原因となっ
ている。
【0003】そこで従来から、特開昭61−16838
7号公報、特開昭61−168388号公報、特開昭6
1−168389号公報等において、ボビンケースを自
動で交換するように構成した装置が種々提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来から
提案されているボビン交換装置では、釜、ボビン及びボ
ビンケースが特殊な形状に構成されているため、これら
三者の微妙な関係によって決定される縫い品質への影響
が大きいという問題がある。縫い品質は、長年培ってき
て初めて良好な状態とすることができるものであり、加
えてメンテナンスに与える経済的な負担の観点からも、
上記三者(釜、ボビン、ボビンケース)の変形はできる
だけ回避する必要がある。
【0005】そこで本発明は、釜、ボビン及びボビンケ
ースに変形を加えることなく、そのままの構成で使用す
ることができ、縫い品質を良好に維持することができる
ようにしたミシンのボビン交換装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
第1発明にかかるミシンのボビン交換装置は、下糸を巻
回したボビンを内部に収容し、ロックレバーの開閉によ
って上記ボビンを保持・開放するボビンケースと、この
ボビンケースを把持して所定の経路を移動するボビン把
持手段と、新たなボビンケースを蓄えたボビンストック
機構とを備え、釜内に収容されたボビンケースを上記ボ
ビン把持手段により把持して釜内から抜き取るととも
に、前記ボビンストック機構に準備された新たなボビン
ケースを上記ボビン把持手段により把持して釜内に装着
するミシンのボビン交換装置において、上記ボビン把持
手段は、前記ボビンケースのロックレバーを閉位置から
引き起こして開放させ、この開放されたロックレバーを
開状態に保持しつつボビンケースの把持を行う把持機構
を備えた構成になされている。
【0007】また第2発明にかかるミシンのボビン交換
装置は、上記第1発明の構成に加えて、ボビン把持手段
は、ボビンケースのロックレバーを閉位置から引き起こ
して開放させるレバー爪と、このレバー爪により開放さ
れたロックレバーを開位置において受け、前記レバー爪
との間でロックレバーを挟持し開状態に保持することに
よってボビンケースの全体を把持するベース体と、を備
えた構成を有している。
【0008】
【作用】このような構成を有するミシンのボビン交換装
置においては、下糸が消費されたボビンケースがボビン
把持手段により把持されつつ釜から抜き取られ、さらに
ボビンストック機構に準備された新たなボビンケースが
ボビン把持手段により把持されつつ釜内に装着される。
このときボビン把持手段による把持操作の過程では、ま
ずボビン把持手段のレバー爪が開状態に維持されつつ、
釜あるいはボビンストック機構におけるボビンケースに
ボビン把持手段が密着される。そしてそのボビン把持手
段におけるレバー爪の先端部が、閉位置にあるボビンケ
ースのロックレバーの先端部から内側に入り込み、ロッ
クレバーを閉位置から引き起こして開放させる。この開
放されたロックレバーは、開位置においてベース体によ
り受けられ停止される。この状態で、上記レバー爪によ
る押圧力により、開状態にあるロックレバーがベース体
側に押し付けられて上記レバー爪との間に挟持され開状
態に保持される。これによってボビンケースの全体が把
持され、上述したボビンケースの抜き取りあるいは装着
が行われる。従って本発明によれば、釜、ボビン及びボ
ビンケースに何ら変形を加えることなく、ボビンの交換
が自動で行われるようになっている。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。まず図4に示されているように、ミシンの
針板1の直下に配置された釜2には、下軸3が連結され
ているとともに、ボビンケース4が釜2に内に収容され
ている。さらに上記ボビンケース4内には、下糸が巻回
されたボビン5が納められている。これらの釜2、ボビ
ンケース4及びボビン5としては、従来から用いられて
いる通常構造のものが変形されることなく使用されてい
る。従ってこれらの構造の詳細な説明は省略するが、ボ
ビンケース4の概略構造を図5に基づき説明しておく。
【0010】図5に示されているように、ボビンケース
4の前面部には、前記釜2の支軸側に嵌着される透孔4
aが設けられており、この透孔4aを上側から覆うよう
にしてボビン係止板4bが、軸直交方向にスライドする
ように装着されている。このボビン係止板4bには、上
記透孔4aに対応する位置に係止穴4cが設けられてい
るとともに、先端部分に係止爪4dが突設されている。
そしてこのボビン係止板4bのスライド移動によって、
上記係止穴4cの円弧状辺部が、前記透孔4aの一部を
覆う位置と、透孔4aを全開状態とする位置との間で往
復移動する。またこのとき上記係止爪4dは、ケースの
外側に外れてボビン5と非係合状態となる位置と、ケー
ス内に食い込んでボビン5と係合状態となる位置との間
で往復移動するように構成されている。さらにこのボビ
ン係止板4bは、図示を省略したコイルバネの付勢力に
よって、図示の位置すなわち係止穴4cの円弧状辺部が
透孔4aの一部を覆い、かつ係止爪4dがケース外に外
れてボビン5と非係合状態となる位置に寄せられてい
る。なお係止穴4cの円弧状辺部が透孔4aの一部を覆
った場合には、上記釜2に対してボビンケース4が保持
されるとともに、係止穴4cの円弧状辺部が透孔4aを
開放した場合には、釜2に対してボビンケース4が離脱
可能な自由状態になされるようになっている。
【0011】一方、上記ボビン係止板4bの表面上に
は、ロックレバー4eが開閉可能に重ね合わせられてい
る。このロックレバー4eの一端部は、ボビンケース4
の前面部にヒンジ止めされており、そのヒンジ部からボ
ビン係止板4bの上面側に向かって延在している。そし
てこのロックレバー4eを開放することによって、前記
ボビン係止板4bがコイルバネの付勢力に抗して後退す
るようにスライドされ、これにより係止穴4cの円弧状
辺部が透孔4aから外れ、釜2に対してボビンケース4
が離脱可能な自由状態になされる。またこのとき係止爪
4dがボビン5に係合してボビン5がボビンケース4内
から離脱しないように把持される構成になされている。
なおロックレバー4eに設けられている穴4fは、上記
透孔4a及び係止穴4cを常時開放する矩形状の長穴形
状に形成されている。
【0012】再び図4に戻って、前記釜2の下方位置に
は、複数段にわたって積み重ねられた新たなボビンケー
ス4を供給するためのボビンストック機構6が配置され
ている。このストック機構6においては、最下段におけ
るボビンケース4に背後側(図4左側)から当接する押
圧壁6aが、基板6bの上を略水平に平行移動するよう
に構成されている。上記押圧壁6aの背後側には、エア
シリンダ6cの出力軸6dが接続されており、そのエア
シリンダ6cの作動力によって押圧壁6aとともにボビ
ンケース4が前方側(図示右側)押し出され、ボビンケ
ース4の供給が行われるようになっている。このとき上
記押圧壁6aの上縁部には、分離片6eが突設されてお
り、その分離片6eによって上側のボビンケース4が仕
分されるるようにして保持され、最下段のボビンケース
4が、上側のボビンケース4とは独立して移動される構
成になされている。
【0013】一方、上記釜2及びストック機構6に隣接
するようにして、トランスファー機構7が対面配置され
ている。このトランスファー機構7は、前記釜2内に収
容されたボビンケース4を把持して釜2内から抜き取る
とともに、前記ボビンストック機構6に準備された新た
なボビンケース4を把持して釜2内に装着する構成を有
している。すなわちこのトランスファー機構7において
は、取付台7aの上部に設けられた支持胴7bに、円筒
状の軸受7cが略水平方向に突出するように取り付けら
れており、その軸受7cの外周面側に、中空円筒状の回
転筒7dが、回転移動可能かつ軸移動可能に装着されて
いる。またこの回転筒7dの基端側(図示右端側)に
は、歯車7eが設けられており、この歯車7eが、駆動
モータ7fの出力軸に設けられた長尺状のピニオン歯車
7gに噛み合わせられている。上記駆動モータ7fは、
前記取付台7aに固定されている。
【0014】一方上記軸受7cの内部には、エアシリン
ダ7hが軸方向に向かって延在するように設けられてお
り、そのエアシリンダ7hの出力軸7iが、前記回転筒
7dの底部に対して軸方向に係合されている。この係合
部分においては、上記出力軸7iと回転筒7dとが回転
可能に係合されている。
【0015】さらに上記回転筒7dの外周面側からは、
1対のアーム7j,7jが反対側に向かって放射状に延
出されており、これらの各アーム7j,7jの先端部分
に、ボビン把持機構8がそれぞれ設けられている。これ
らの各ボビン把持機構8を図1,図2及び図3に基づき
説明する。図1,図2及び図3に示されているように、
略平行に配置された一対の両側板8a,8aの間には、
回転軸8bが回転可能に掛け渡されており、この回転軸
8bに、上述したボビンケース4のロックレバー4eを
閉位置から引き起こして開放させるレバー爪8cが取り
付けられている。上記回転軸8bは、片側の側板8aを
貫通して外方に突出されており、その回転軸8bの外方
突出部分に、駆動腕8dの一端部が固定されている。こ
の駆動腕8dの他端部分には、当該駆動腕8dの長手方
向に向かって延在するカム溝8eが凹設されており、こ
のカム溝8e内に、駆動駒8fのピン8gが移動可能に
遊嵌されている。上記駆動駒8fは、前記側板8a側に
アーム8iを介して固定されたエアシリンダー8hの出
力軸(シリンダーロッド)8jに連結されている。従っ
て上記エアシリンダー8hの作動力は、駆動駒8f、ピ
ン8g、駆動腕8d及び回転軸8bを介して前記レバー
爪8cに伝達され、これによりレバー爪8aの回動が行
われるように構成されている。
【0016】上記レバー爪8cは、先端側が円弧状に湾
曲形成されており、その湾曲状先端部が、ボビンケース
4のロックレバー4eとボビン係止板4bとの重なり合
い部分に挿入可能な位置関係に配置されている。そして
このレバー爪8cの先端部は、図3中の実線Pで示され
た軌跡に従って回動するとともに、このレバー爪8aの
回動によって、ボビンケース4のロックレバー4eが図
3中の2点鎖線Qで示された軌跡に従って回動され開放
されるようになっている。
【0017】またこのとき上記両側板8a,8aは、側
面略矩形状に形成されており、その先端縁部すなわち前
記釜2及びストック機構6に対面する図示左側の縁部
が、ボビンケース4の外表面形状に沿った形状に形成さ
れている。そしてこの側板8aから突出するように設け
られた回止め板8kが、ボビンケース4側の凹部4g内
に挿入されれることによって、ボビンケース4とボビン
把持機構8との位置決めが行われるように構成されてい
る。
【0018】さらに上記両側板8a,8aとの間には、
開放されたロックレバー4eを開位置において受けるベ
ース体8mが設けられている。このベース体8mのレバ
ー受け面は、開位置にあるロックレバー4e(図3中の
2点鎖線)に沿った傾斜面に形成されており、その途中
部分に、ロックレバー4eの穴4f内に入り込む矩形台
状の凸部8nが形成されている。またこの凸部8nの傾
斜面やや上側に、ロックレバー4eの先端部分を受け入
れる円弧状の凹部8pが形成されている。このようなベ
ース体8mに受けられたロックレバー4eは、前記レバ
ー爪8cからの押圧力により開状態に挟持されて固定さ
れ、これによりボビンケース4の全体の把持が行われる
ように構成されている。
【0019】このような実施例装置においては、下糸が
消費されたボビンケース4がボビン把持手段8により把
持されつつ釜2から抜き取られるとともに、ボビンスト
ック機構6に準備された新たなボビンケース4がボビン
把持手段8により把持されつつ釜2内に装着される。す
なわちまず釜2内のボビンケース4に収容されたボビン
5の下糸が消費されると、図4の状態からトランスファ
ー機構7のエアシリンダ7hの出力軸7iが図4の左側
に向かって前進され、上下のボビン把持手段8,8が、
釜2及びボビンストック機構6側にそれぞれ近接してい
く。このとき各ボビン把持手段8のレバー爪8cは、図
1のように開放状態に維持されており、その状態で側板
8aの先端縁部がボビンケース4の外表面に圧着され
る。なおボビンストック機構6におけるボビンケース4
は、やや図示右側に押し出された状態に保持される。
【0020】各ボビン把持手段8がボビンケース4に圧
着された後、ボビン把持手段8のエアシリンダー8hに
よりレバー爪8cが閉方向(図1下側)に向かって回動
され、これによりボビンケース4のロックレバー4eが
開放される。すなわち開状態にあるレバー爪8cの先端
部が、閉位置にあるボビンケース4のロックレバー4e
の先端部から内側に入り込んでロックレバー4eを閉位
置から引き起こし開放させる。その開放されたロックレ
バー4eは、開位置においてボビン把持手段8のベース
体8mにより受けられ停止される。そしてこのロックレ
バー4eが開放された状態で、レバー爪8cによる押圧
力によりロックレバー4eがベース体8m側に押し付け
られて挟持され、その結果、ボビンケース4の全体がボ
ビン把持手段8に把持される。またこのようにロックレ
バー4eが開放状態に維持されることにより、釜2に対
してボビンケース4が離脱可能な自由状態になされると
ともに、ボビン5がボビンケース4内から離脱しないよ
うに保持される。
【0021】ついでトランスファー機構7のエアシリン
ダ7hの出力軸7iが図4の右側に向かって引き込ま
れ、これにより釜2内及びボビンストック機構6から、
ボビンケース4がそれぞれ引き抜かれる。そして駆動モ
ータ7fの作動によって回転筒7dが180°半回転さ
れ、上述した上下のボビン把持手段8,8が相互に入れ
替えられる。すなわち釜2から抜き取られたボビンケー
ス4が図示下側に回転移動されてボビンストック機構6
に対面するように位置されるとともに、ボビンストック
機構6から引き出された新たなボビンケース4が、図示
上側に回転移動されて釜2に対面するように位置され
る。
【0022】そしてその反転位置において、ボビンスト
ック機構6に対面するように位置されたボビン把持手段
8のレバー爪8cが再び開放され、これにより下糸が消
費されたボビンケース4が、図示下方に向かって落下さ
れていく。
【0023】一方、前記釜2に対面するように位置され
たボビン把持手段8は、そのままの把持状態に維持され
つつ、トランスファー機構7のエアシリンダ7hによっ
て釜2側に押し出されていく。そして釜2にボビンケー
ス4が挿入された時点で、ボビン把持手段8のレバー爪
8cが開放され、これにより新たなボビンケース4が釜
2内に装着される。このとき上述したようにボビンスト
ック機構6側のボビン把持手段8は、ボビンケース4を
把持していない空の状態となっているが、前記釜2への
装着動作と同時に、ボビンストック機構6の最下段に落
とし込まれている新たなボビンケース4の把持動作を行
う。以下、同様な動作を繰り返すことによってボビンの
交換が適宜自動で行われる。
【0024】このように本実施例によれば、釜2、ボビ
ンケース4及びボビン5に何ら変形を加えることなく、
新旧のボビンケース4の交換が自動で行われるようにな
っている。
【0025】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。例え
ば、エアシリンダーや駆動モータ等のアクチュエータと
しては、電磁石等の他の機器を同様に採用することがで
きる。
【0026】また本発明にかかるミシンのボビン交換装
置に、既存の下糸消費検出機構を併設するとともに、そ
の下糸消費検出機構をミシン動作と連動するように回路
構成することによって更なる性能の向上を図ることがで
きる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、ボビンケー
スのロックレバーを閉位置から引き起こして開放させ、
この開放されたロックレバーを開状態に保持しつつボビ
ンケースの把持を行う把持機構からボビン把持手段を構
成し、釜、ボビンケース及びボビンに何ら変形を加える
ことなく、新旧のボビンケースの交換を自動で行うよう
にしたものであるから、長年の縫い品質をそのままに維
持しつつ、ボビンの自動交換を実行することができ、ミ
シンの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるボビン交換装置に用
いられているボビン把持手段の構成を表した部分拡大側
面図である。
【図2】図1に表されたボビン把持手段の構成を表した
部分拡大背面図である。
【図3】図1に表されたボビン把持手段の動作を表した
図1中の III−III 線に沿う部分拡大縦断面図である。
【図4】本発明の一実施例におけるボビン交換装置の全
体構造を表した縦断面説明図である。
【図5】ボビンケースの概略構造を表した正面説明図で
ある。
【符号の説明】
2 釜 4 ボビンケース 4b ボビン係止板 4e ロックレバー 5 ボビン 6 ボビンストック機構 7 トランスファー機構 7h エアシリンダー 7f 駆動モータ 8 ボビン把持機構 8c レバー爪 8m ベース体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下糸を巻回したボビンを内部に収容し、
    ロックレバーの開閉によって上記ボビンを保持・開放す
    るボビンケースと、このボビンケースを把持して所定の
    経路を移動するボビン把持手段と、新たなボビンケース
    を蓄えたボビンストック機構とを備え、 釜内に収容されたボビンケースを上記ボビン把持手段に
    より把持して釜内から抜き取るとともに、前記ボビンス
    トック機構に準備された新たなボビンケースを上記ボビ
    ン把持手段により把持して釜内に装着するミシンのボビ
    ン交換装置において、 上記ボビン把持手段は、前記ボビンケースのロックレバ
    ーを閉位置から引き起こして開放させ、この開放された
    ロックレバーを開状態に保持しつつボビンケースの把持
    を行う把持機構を備えていることを特徴とするミシンの
    ボビン交換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のミシンのボビン交換装
    置において、 ボビン把持手段は、 ボビンケースのロックレバーを閉位置から引き起こして
    開放させるレバー爪と、 このレバー爪により開放されたロックレバーを開位置に
    おいて受け、前記レバー爪との間でロックレバーを挟持
    し開状態に保持することによってボビンケースの全体を
    把持するベース体と、を備えていることを特徴とするミ
    シンのボビン交換装置。
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