JPH0362828B2 - - Google Patents

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JPH0362828B2
JPH0362828B2 JP59049351A JP4935184A JPH0362828B2 JP H0362828 B2 JPH0362828 B2 JP H0362828B2 JP 59049351 A JP59049351 A JP 59049351A JP 4935184 A JP4935184 A JP 4935184A JP H0362828 B2 JPH0362828 B2 JP H0362828B2
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JP
Japan
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thread
needle
magazine
sewing machine
needle bar
Prior art date
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Application number
JP59049351A
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English (en)
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JPS59179858A (ja
Inventor
Uirenbatsuhaa Eeritsuhi
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Pfaff Industriemaschinen GmbH
Original Assignee
Pfaff Industriemaschinen GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Pfaff Industriemaschinen GmbH filed Critical Pfaff Industriemaschinen GmbH
Publication of JPS59179858A publication Critical patent/JPS59179858A/ja
Publication of JPH0362828B2 publication Critical patent/JPH0362828B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05CEMBROIDERING; TUFTING
    • D05C11/00Devices for guiding, feeding, handling, or treating the threads in embroidering machines; Machine needles; Operating or control mechanisms therefor
    • D05C11/16Arrangements for repeating thread patterns or for changing threads

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 特許請求の範囲第1項の上部概念に記載の糸交
換装置は、西ドイツ国特許公開第2927142号公報
によつて公知になつている。若干個の針棒を有す
る小型刺しゆう機械のために開発された糸交換装
置は、それぞれの針棒の縦軸に交叉する方向に移
動可能なマガジンを備え、このマガジンの中にそ
れぞれ針を担持している若干個の針保持体が配置
され、これらの針保持体のうちのその都度1つが
針棒に連結可能になつている。糸を交換するため
には、針棒は、刺しゆう機械を停止した後で、切
換行程を実施するため、針棒の作動行程の上方死
点を越えて上方に持ち上げられ、そのことによ
り、針棒に連結されていた針保持体がマガジンの
中に引戻されそしてその際針棒との連結が断たれ
る。針棒が切換行程の終端でマガジンから完全に
持ち上げられた時、マガジンを移動させることに
よつて、次ぎの刺しゆう過程に必要な針保持体が
準備位置に移され、次ぎに針棒が再び降ろされそ
してその際新しい針保持体が針棒に連結される。
針棒の作動行程にさらに長い切換行程が加わる
から、針棒の全体の行程は比較的大でありそしそ
のためこれに応じて互いに大なる距離を隔てた支
承位置が必要になる。さらに、作動行程を実施す
るための駆動装置のほかに、切換行程を実施する
ための別の駆動装置が必要になるから、針棒を支
承しそして駆動するため、空間を占有する構造が
構成され、この構造はそれの機械部分を収容する
容器が嵩ばつた形となる。この事実は刺しゆう機
械を新らしく開発する場合には何等問題にならな
い。なぜならばこの場合には機械の容器の大きさ
は、問題なく、収容すべき伝動部材の空間的要求
に適合させることが可能だからである。これに反
して、上記の原理に従つて作動する糸交換装置を
従来のミシンに結合して使用しようとする場合に
困難が生起する。
特許請求の範囲第1項記載の発明の目的は、刺
しゆう機械に使用可能であるばかりでなく、特に
従来のミシンにも使用可能な僅かな空間を要求す
る糸交換装置を構成することである。
針棒と針保持体との間の連結及び連結解除過程
を、針保持体を収容しているマガジンの対応する
垂直方向の運動により実施しそして、針保持体の
1つを連結した後で、マガジンを、引き渡し位置
から針棒の側方に距離を隔てた静止位置に移動さ
せるという処置によつて、糸交換装置は刺しゆう
機械にも又通常の如く駆動されている針棒を有す
るミシンにも使用可能になり、その際マガジンは
連結された針保持体の運動を、刺しゆう又は縫付
けを実施している間、妨害しないことが保証され
ている。
特許請求の範囲第2項記載の連結手段の形成は
形状拘束的なそしてそのことにより位置正確で確
実な、針棒と針保持体との連結が可能になつてい
る。マガジンと針保持体の構造と機能が、針棒の
端にリング状溝が配置されることのほかには、刺
しゆう機械又はミシンに対してその他の適応又は
変化を要求していないから、本発明により糸交換
装置は特にミシンに後から取付けるのに適し又は
別の目的の縫合機械に糸交換装置を使用するのに
僅かな費用で取付けることが可能である。
特許請求の範囲第3項記載の形状は、針保持体
の連結を解除した後の球の位置を確実ならしめ、
斯くして球は横方向に明けられた孔から落下する
ことが不可能になつている。針保持体の連結を解
除するとき閉塞ピンが針棒の端に突き当たりなが
ら押し戻されると、担持体と切換え円筒殻は、担
持体の下端に弾性により接触している圧力レバー
によつて、切換円筒殻を収容しているマガジンの
切欠き部分と協働して、球を連結解除の位置に保
持する相対位置に移され、斯くして針保持体は針
棒の端に完全に摺動して嵌ることが可能になる。
引き続いてマガジンが引き渡し位置から静止位置
に水平方向に横に移動することによつて、ばねの
力を受けていた切換円筒殻はその力から開放さ
れ、その結果円筒殻は連結位置又は閉鎖位置に移
され、この位置では切換円筒殻は球を針棒のリン
グ状の溝の中に押込んでいる。この際、切換円筒
殻がすでに連結位置又は閉鎖位置にある時に始め
て圧力レバーが担持体の範囲からはなれる様な長
さに形成するのが有利である。
特許請求の範囲第4項記載のクランプレバーは
マガジンに収容された針保持体を落下しない様に
確保しそしてそれぞれの針保持体の針から糸貯蔵
所に上昇している針糸を切換円筒殻とマガジンの
切欠き部の境界面との間でクランプしている。こ
の様にして刺しゆう過程に参加していない糸がほ
どけるのがさけられている。
特許請求の範囲第5項に記載の糸を捕捉するレ
バーは、通常の糸を緊張させる装置とマガジンの
クランプ位置との間にあつて刺しゆう形成に参加
していない針糸の部分を多少緊張した状態に置
き、このことによつて、糸供給レバーの糸案内指
は、上記の糸の部分に沿つて動かされ、この部分
の糸は上下に振動させられることがない。この様
にして刺しゆう形成に参加していない糸は個々に
又は一緒にもつれ合うことがさけられている。
特許請求の範囲第6項に記載された、マガジン
の長手方向にマガジンと共に連行可能な衝当て板
は、固有の駆動装置を何等必要としない、糸捕捉
レバーのための特に簡単な切換え装置を形成して
いる。
特許請求の範囲第7項記載の装置により、公知
の針棒位置決め装置によつては、角度にして数度
に及ぶ誤差の範囲で上方死点に静止させられる針
棒が、上方死点の位置に正確に移動し、斯くして
針保持体の連結および連結解除が確実に且つ正確
に実施可能になる。それと同時にミシンはそれの
主軸が不用意に動かない様に確保されそしてその
ことにより、若しそうなつていなければ生起し易
い糸交換装置および/または針棒の破損を回避し
ている。
本発明は添付図に示された実施例により説明さ
れる。
ミシンはアーム1を有し、このアームはベツド
2、台部3および腕部4から成り、腕部は頭部5
に移行している。腕部4の内部に支承されている
上軸6は図示されていない公知の方法で頭部5の
内部に支承されている針棒7とこれと同様の内部
に配置された糸供給レバー8を駆動するが、この
糸供給レバーは例えば米国特許第462398号明細書
により公知の、詳しくは説明しないリンク天びん
装置の構成部材である。糸供給レバー8はカウン
タークランクの介在のもとに上軸6に固定された
カム板並びに一端を腕部4に固定されたピンに支
持されているリンクの他端と連結されている。
中空に形成された針棒7には、第4図に示す如
く、軸帯部分を有する栓9が取付けられ、この栓
はくさび状の突出部分9′とリング状溝10を有
している。この軸帯部分を有する栓9には針保持
体11が差し込まれており、この針保持体は、大
体において担持体12とこの担持体を取り囲んで
軸方向に移動可能な切換円筒殻13から成り立つ
ている。担持体12は、図示されていないが、突
出部分9′と協働し針保持体11がねじ回されな
い様にしている切欠きの配置と切換円筒殻13が
抜け出さない様にしている保持リング14を包括
している。担持体は更に、軸帯部分を有する栓9
を収容するため軸方向に延長した穴15および半
径方法を向いた若干個の横孔15′を有しこの横
孔の中にはそれぞれ1個の球16が可動に配置さ
れている。収容穴15の底部の範囲には閉塞ピン
17が移動可能に配置されており、この閉塞ピン
は圧力ばね18に支えられている。閉塞ピン17
の中に一部分がねじこまれているねじ棒19は垂
直に走行している担持体12のスリツト20に嵌
つている。担持体12には衝当て肩21が形成さ
れている。
切換円筒殻13には内側にリング状の切換突出
部22を有し、この突出部の一方の端は肩部23
により、他の端はリング状の溝24によつて境界
されている。切換円筒殻13の外側には突出した
保持リング25が形成されている。担持体12と
切換円筒殻13との間に配置されそして肩部23
と衝当て肩21とに支えられている圧力ばね26
は切換円筒殻13を保持リング14に向かつて上
方に押し上げている。この位置では切換突出部2
2は球16を押圧し、この球の直径は、この範囲
の担持体の壁の厚さよりも大であるので、軸帯部
分を有する栓9のリング状の溝10の中に押込ま
れており、そのことにより針保持体11は針棒7
と形状拘束的に連結されている。
担持体12には糸を導く針28の保持装置27
が配置されている。針28は、公知であり従つて
図示されていないフツクと協働し、このフツクは
ベツド2の下方に支承されている軸29を介して
駆動されている。軸29は有歯ベルト駆動装置3
0を介して上軸6と駆動結合している。
上軸6の端部には公知になつているパルス送信
器31が配置され、この送信器はミシンを駆動す
る、公知であり従つて図示されていない位置決め
モーターと協働して、ミシンの針棒7がそれの作
動行程の上方死点に位置する時にミシンを停止す
る。軸29には阻止円板32が固着されており、
この円板はくさび状の切欠き部分33を有してい
る。この阻止円板32には、圧縮空気シリンダー
34を介して旋回可能になつている阻止レバー3
5が付設されており、切欠き部分33と協働する
このレバーの端は前同様にくさび状に形成されて
いる。
更に頭部5には材料押え棒36が支承されてお
り、この押え棒は材料押え37を担持している。
材料押え37は旋回駆動装置38と連結してい
る。
腕部4には支え台39が固着され、この支え台
は5個の糸緊張装置40を担持している。糸緊張
装置40は支え台39に固着されているねじボル
ト41を有し、このねじボルト上に2個の緊張円
板42が配置されている。これらの円板は圧力ば
ね43を介して互いに押付けられている。圧力ば
ね43は圧力円板44に支えられ、ばね43の圧
力を定める、圧力円板44と緊張円板42との距
離は位置決めナツト45で調節可能になつてい
る。支え台39の2つの付加物46は軸47を支
承し、この軸上には担持体48がそれぞれの糸緊
張装置のために固着されている。それぞれの担持
体48には指49が旋回可能に支承されており、
担持体48に対するこの指の角度位置は調節ねじ
50によつて調節可能になつている。それぞれの
指49の自由端はフオーク状に形成されそして付
設されている糸緊張装置40の圧力円板44と位
置決めナツト45との間に配置される。更に軸4
7上には2個のレバー51,52が固着され、こ
れらのうちレバー51は短行程シリンダー53
(第1,2図)にそしてレバー52は短行程シリ
ンダー54(第1図)に付設されている。支え台
39に固着された2つのシリンダー53,54は
相異なるピストン行程を有しており、そのことに
より位置決めナツト45を介して調節された糸緊
張装置40の基本圧力が2段階に亘つて増加可能
になつている。
腕部4と頭部5に配置されている担持板55に
は2個の側板56が固着され、これらの側板は、
互いに平行で水平に走行している2本の案内棒5
7を担持しいてる。案内棒57上には往復台58
が移動可能に支承されている。往復台58を駆動
するため多位置調節シリンダー59が用いられ、
このシリンダーは腕部4に固着された支え台60
と相前後して配置された3個の個々の圧縮空気シ
リンダー61,62,63から成り立つている。
圧縮空気シリンダー61の容器64は支え台60
に固着されそしてピストンロツド65は、圧縮空
気シリンダー62の容器66と連結している。容
器66は支え台60上に移動可能な如く配置され
ている。圧縮空気シリンダー62のピストンロツ
ド67は圧縮空気シリンダー63の容器68に固
着連結されている。容器68は、前同様に、支え
台60上に移動可能な如く配置されている。圧縮
空気シリンダー63のピストンロツド69は往復
台58の付加物70に固着連結されている。
圧縮空気シリンダー61および63は20mmの行
程を持つており、圧縮空気シリンダー62は40mm
の行程をもつている。個々又は群毎に又は一緒に
圧縮空気シリンダーを刺激することによつて、往
復台58は相異なる5つの位置に移動させられ、
その際隣接する2つの位置の間隔はそれぞれ20mm
になつている。
往復台58は切欠き部分71と2つの付加物7
2を包含しそして垂直に走行している互いに平行
な2本の案内棒73を担持し、この案内棒上には
切欠き部分71を貫通しているU字形の担持板7
4が移動可能に配置されている。担持板74は頭
部5に向かつて開放されている切欠き部分75を
有している。担持板74と、圧縮空気シリンダー
77のピストンロツド76とが結合し、このシリ
ンダーは往復台58の付加物78に固着されてい
る。担持板74は、互いに平行で水平に走行して
いる2つの案内棒79を包含し、この案内棒上に
は横方向往復台80移動可能なごとく支承されて
いるこの横方向往復台80は、圧縮空気シリンダ
ー82のピストンロツド81と連結しており、こ
のシリンダーは担持板74に固着されている板8
3に配置されている。
横方向往復台80の下側には針保持体11のマ
ガジン84が配置されている。マガジン84は、
横方向往復台80に固着された保持板85を有
し、この保持板は、針棒7に向かつて開放されて
いる5個の切欠き部分86を有し、この切欠き部
分の巾は切換円筒殻13の直径よりもいくらか大
になつている。互いに隣接する2つの切欠き部分
86の間の中心距離は何れも20mmになつている。
切欠き部分86の側壁には溝87が形成されてお
り、この溝は切換円筒殻13の保持リング25の
形状と大きさに対応している。保持板85の表面
にはそれぞれの切欠き部分86の傍に、段付ねじ
88により鉤状のクランプレバー89が配置さ
れ、このレバーは、針棒の方を向いた端に斜面9
0を有している。それぞれのクランプレバー89
には段付ねじ91を用いて保持板85上に配置さ
れている回転ばね92が付設されており、これら
のばねはクランプレバー89を、保持板85に固
着されている衝当てピン93の方向に旋回させ
る。
それぞれの切欠き部分86の下側には、保持板
85の付加物94に圧力レバー95が配置されて
いる。圧力レバー95は平に削られそして切欠き
部分96を有し、そのことにより圧力レバー95
にはフオーク97が形成されている。切欠き部分
96の巾は、針保持体11の保持装置27の直径
よりもいくらか大になつている。フオーク97の
針棒に向き合つている端は斜面98を有し、その
ことにより、フオーク97はくさび状の形態をも
つている。フオーク97は切欠き部分96との境
界に平な切欠き部分99を有し、この切欠き部分
の巾は針保持体11の衝当て肩21の直径に適合
している。それぞれの圧力レバー95には圧力ば
ね100が付設され、この圧力ばねは圧力レバー
95をフオーク97と共に上方に旋回させる。
側板56にはU字形の弓形部材101が固着さ
れ、この部材は下方に突出している2つの小板1
02を担持している。小板102はピン103を
担持し、このピン上には、相互に等しい間隔で5
個の糸を捕捉する糸捕捉レバー104が自由回転
可能な如く支承されている。リンク天びん装置の
構成部材である糸捕捉レバー104のそれぞれ
は、先端に鉤105を形成している長い捕捉腕1
06と、短い操作腕107とを有している。ピン
103上にはさらに、U字形の操作弓形材108
が旋回可能に支承され、この操作弓形材は操作腕
107に付設されている。操作弓形材108には
腕109が固着され、この腕は、圧縮空気シリン
ダー111のピストンロツド110に連結してい
る。圧縮空気シリンダー111は曲げられた担持
体112により弓形部材101に配置されてい
る。
糸捕捉レバー104は、往復台58に固着され
そしてそのことにより該往復台と一緒に移動可能
な衝当て板113に付設されている。衝当て板1
13は垂直に走行している5個のスリツト114
を有し、これらのスリツトの中は捕捉腕106の
巾よりもいくらか大になつている。スリツト11
4は衝当て板113を6個の部分115に分割
し、これら分割部分のそれぞれの巾は、往復台5
8のその都度の位置に依存して何時も糸捕捉レバ
ー104の4個は115の部分に衝当たり、そし
てその際第2および3図に示した上方の旋回位置
を占め、そして針棒7に連結された針保持体11
に付設されている糸捕捉レバー104だけが、重
力の作用でスリツト114の1つに嵌り込みそし
てその際第2および3図に示されている下方の旋
回位置を占める様な寸法になつている。
糸供給レバー8の自由端は相並んで配置されて
いる糸案内指116を有している。これらの糸案
内指の相互の間隔は、糸捕捉レバー104の捕捉
腕106の巾の約2倍になつている。糸案内指1
16のそれぞれは孔117を有している。糸供給
レバー8の下側の頭部には、糸を方向変換するた
めの鉤118が配置されている。
上記の装置は次ぎの様に作動する。
第1図においては左側の針保持体11が針棒7
に連結されている。その他の4個の針保持体11
はマガジン84の対応する切欠き部分86に中に
存在しており、その際保持リング25は溝87の
中に収容されている。圧力レバー95は衝当て肩
21に接触している。閉塞ピン17が上方の位置
にあつて球16を溝24の中に押圧し、そのこと
によつて一方では切換円筒殻13は連結解除位置
に保持されそして他方では球16は横孔15′か
ら抜けて落ちるのを阻止されている。ばねの力を
受けて切換円筒殻13に接触しているクランプレ
バー89は針保持体11を切欠き部分86の中に
しつかり保持しそしてその際針28から糸供給レ
バー8に走行している針糸の部分を保持リング2
5と切欠き部分86の壁面との間にクランプして
いる。
往復台58は多位置調節シリンダー59によつ
て右の終端位置に保持されており、そのことによ
り、第1図に示す如く、連結されている針保持体
11に付設されている、マガジン84の左側の切
欠き部分86は針棒7に対して向き合つた位置に
ある。圧縮空気シリンダー77は横方向往復台8
0とマガジン84とを有する担持板74を第2図
に示されている持ち上げられた位置に保持し、こ
の位置ではマガジン84に収容された針保持体1
1は、針棒7がそれの運動路の上方死点に位置す
るとき、これに連結された針保持体11が位置す
るのと同じだけベツド2からの垂直距離を隔てた
高さに位置する。これと同時に圧縮空気シリンダ
ー82は、第2図に示す如く、マガジン84を有
する横方向往復台80を、針棒7から遠く離れた
終端位置に保持している。針棒7に連結された針
保持体11は、圧力ばね26により上方位置に維
持されている切換円筒殻13が球16を切換突出
部22で閉塞ピン9のリング状溝10に押し込む
ことにより、針棒7と形状拘束的に連結される。
図示されていない糸貯蔵所に連結されている針
糸N1は第1図の左側の糸緊張装置40の緊張円
板42の間を通り、付設された糸を方向変換する
ための鉤118の所で上方に方向変換され、第3
図に示す如く糸供給レバー8の左側の糸案内指1
6の孔117を通過しそして針棒7に連結されて
いる針保持体11の針28の針の目に通されてい
る。第3図に示されている如く、左側の糸捕捉レ
バー104は付設されている衝当て板113の左
側のスリツト114の中に旋回して入り、そのこ
とにより鉤105は糸供給レバー8の糸案内指1
16の下方に位置しそして斯くして縫付が行われ
ている間糸供給レバー8によつて上下に動かされ
る針糸N1の部分に何の作用も及ぼさない。
第二の糸貯蔵所に連結された針糸N2は、第3
図に示す如く、左側の糸緊張装置40に隣接する
第二の糸緊張装置40を通過して第二の糸の方向
を変換する鉤118に到達し、そこから第二の糸
案内指116の孔117に到達しそして最後には
マガジン84に収容されている第二の針保持体1
1の針に到達している。この際針糸N2は、前述
した様に、針保持体11とマガジン84の間に固
くクランプされている。第二から第五番目の糸捕
捉レバー104は衝当板113の第二の部分11
5に衝当つておりそして第3図に示す上方の旋回
位置を占めている。この旋回位置では鉤105は
付設されている糸案内指116の運動路に隣接
し、斯くして糸供給レバー8により上下に動かさ
れる針糸の部分の運動路に位置する。この様にし
て、第3図においては上記以外の図示されていな
い針糸のすべてを代表して図示されている針糸N
2は第二の糸捕捉レバー104の鉤105によつ
て捕捉され、斯くして糸供給レバー8の糸案内指
116は、マガジン84のクランプ位置と鉤10
5との間に緊張された針糸N2の部分に沿つて動
き、針糸を上下に動かすことはない。糸捕捉レバ
ー104は斯くして、マガジン84に収容されて
いる針保持体11に導かれているが縫付過程に参
加していない針糸が糸供給レバー8によつて個々
に又は相互にもつれ合うのを阻止している。
針保持体11を交換するためには、ミシンは、
パルス送信器31により、運動路の上方死点に針
棒7が到達した時に停止される。続いて圧縮空気
シリンダー34によつて阻止レバー35が阻止円
板32の切欠き部分33に旋回挿入されそしてそ
のことによつて、パルス送信器の誤差範囲により
惹起される、場合によつては必要な、針棒7の停
止位置の補正調節が行われる。阻止レバー35を
阻止円板32の中に旋回挿入することによつてミ
シンの上軸6の不用意な回転も阻止される。
針棒7がそれの上方死点に正しく停止すると、
マガジン84が圧縮空気シリンダー82によつて
針棒7の所まで動かされる。この運動の終端で
は、針棒7に連結された針保持体11は切欠き部
分86の内部に位置する。次ぎに圧縮空気シリン
ダー77によつてマガジン84は下方に動かさ
れ、そのことにより切換円筒殻13は圧力ばね2
6の力に抗して、連結位置から連結解除位置に移
動させられる。その際切換突出部22と球16と
の接触が解除されそしてその代わりに溝24が球
16の範囲に移動し、その結果球は、マガジン8
4がさらに下方に移動することによつて、リング
状溝10から溝24に押込まれそして針保持体1
1は針棒7の軸帯部分を有する栓9から引抜かれ
る。針保持体11を針棒7から引抜いている間に
圧力ばね18が閉塞ピン17を上方に押上げ、そ
のことにより球16は溝24の中に拘束されそし
て切換円筒殻13は連結解除位置に保持される。
針保持体11が針棒7から引抜かれた後で、マ
ガジン84は圧縮空気シリンダー82により針棒
7から離れる様に動かされる。さらに操作弓形材
108が圧縮空気シリンダー111により下方に
向かつて旋回させられ、そのことにより糸捕捉レ
バー104のすべてが上方に向かつて旋回させら
れそしてそのことにより衝当板113から取除か
れる。その後で初めて、マガジン84が多位置調
節シリンダー59により位置を移されそして望み
通りの針保持体11が針棒7に連結するための出
発位置に移される。
圧縮空気シリンダー82によつて再びマガジン
84は針棒7の方に移動させられる。次にマガジ
ン84は圧縮空気シリンダー77によつて持ち上
げられそして針保持体11は軸帯部分を有する栓
9に差込まれる。その際閉塞ピン17は軸帯部分
を有する栓9によつて押込まれる。担持体12に
ばねの力で接触している圧力レバー95は担持体
12の切換円筒殻13とを、閉塞ピン17が押し
込まれる間も連結解除位置に保持しておりそして
そのことにより、圧力ばね26が切換突出部22
を介して球16を閉塞ピン17と軸帯部分を有す
る栓9の間で収容穴15の中に押込むのを阻止し
ている。針保持体11が完全に軸帯部分を有する
栓9に嵌りそしてリング状溝10が球16に向き
合つた後で、マガジン84は圧縮空気シリンダー
82により引出される。その際先ず切換円筒殻1
3が開放され、その結果、切換円筒殻は圧力ばね
26によつて上方の連結位置に移動させられ、こ
の位置で切換突出部22は球16をリング状溝1
0に押込む。
圧縮空気シリンダー82がマガジン84を引出
しているのと同時刻に、圧縮空気シリンダー34
は阻止レバー35を阻止円板32から遠ざけそし
て圧縮空気シリンダー111は操作弓形材108
を持ち上げ、そのことにより糸捕捉レバー104
は重力の作用によつて下方に向かつて旋回する。
この際縫い付け過程に参加しない針糸に付設され
ている糸捕捉レバー104は115で示された分
割部分に衝当たりそして第3図に示されている上
方の旋回位置に留まつている。次ぎの縫付け過程
に参加する針糸に付設されている糸捕捉レバー1
04のみが、衝当て板113の対応するスリツト
114に嵌り、そしてそのことにより糸供給レバ
ー8の運動範囲外に到達する。針保持体11の全
ての針28は何時も糸も備えておりそしてこれら
の針は針保持体11を交換する際に糸を抜かれて
いないから、1つの針保持体11を針棒に連結し
た後で直ちに次ぎの縫付過程が開始可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は糸交換装置を有するミシンの正面図、
第2図は第1図の−線に沿う糸交換装置の断
面図、第3図は糸供給レバーと糸捕捉レバーの斜
視図、第4図は針保持体とマガジンの部分破断面
図、第5図はマガジンの一部分の平面図である。 6……ミシンの上軸、7……針棒、8……針供
給レバー、9……軸帯部分を有する栓、10……
リング状溝、11……針保持体、12……担持
体、13……切換円筒殻、15……収容穴、1
5′……横孔、16……球、17……閉塞ピン、
22……切換突出部、24……溝、32……阻止
円板、33……切欠き部分、35……阻止レバ
ー、84……マガジン、86……切欠き部分、8
9……クランプレバー、95……圧力レバー、1
04……糸捕捉レバー、113……衝当板、11
4……スリツト、115……分割部分、116…
…糸案内指。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長手軸線に平行で且つ針棒に交叉する方向に
    移動可能なマガジンに収容されている若干個の針
    保持体を有し、これらの針保持体のうちの1つが
    その都度、マガジンと針棒との間の垂直方向の相
    対運動によつて針棒の自由端に連結可能になつて
    いる糸交換装置と、1つの針棒と、1つの天びん
    装置とを有するミシンにおいて、マガジン84
    は、針保持体11を収容するため、側方が開放さ
    れている切欠き部分86を有し、そして針棒7が
    上方死点に停止している時、針棒の長手軸に交叉
    している水平面内で、引渡し位置と静止位置との
    間を移動可能になつており、そして連結および連
    結解除過程を実施するため、垂直方向に移動可能
    になつていることを特徴とするミシン。 2 針保持体11は、その軸線方向に延在し針棒
    の端9を収容するための収容穴15とその軸線方
    向に直交する方向に貫通する横孔15′とその横
    孔15′の中で半径方向に動くことが可能な若干
    個の球16を有する担持体12および該担持体1
    2の外側に差込まれる切換円筒殻13を有し、該
    切換円筒殻13は外周面に突出形成され、前記マ
    ガジンの切欠き部分86に係合する保持リング2
    5と、内周面に突出形成され前記担持体12が摺
    動する切換突出部22と該切換突出部22に隣接
    して形成される球16の回避溝24とを有し、前
    記担持体12と切換円筒殻13との間に軸方向の
    力を付与するばね26が張設されていることと、
    針棒の端9が球16が係合するリング状溝10を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のミシン。 3 針保持体11の担持体12は収容穴15の底
    部に、ばね18の力を受け、針保持体11の連結
    を解除する時、軸方向上方に向かつて移動しそし
    てそのことによつて球16を回避溝24に保持す
    る閉塞ピン17を有していることおよびマガジン
    84の下側には圧力レバー95が配置されてお
    り、これらの圧力レバーは担持体12にばね10
    0の力で接触しそして側面がくさび状に形成され
    ていることを特徴とする、特許請求の範囲第2項
    記載のミシン。 4 マガジン84の表面の切欠き部分86の傍ら
    には、ばね92の力を受け垂直軸の周りに旋回可
    能にクランプレバー89が配置されていることを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項から第3項ま
    でのうちのいずれか一つに記載のミシン。 5 前記天びん装置は針保持体11の数に対応す
    る数の、相互に側方に距離を隔てた糸案内指16
    を有する1つの糸供給レバー8と、該糸供給レバ
    ー8に向き合い、前記糸案内指116の運動路の
    傍に設けられ糸案内指と同数の鉤状に形成された
    糸捕捉レバー104とを具備し、これらの糸捕捉
    レバーは個々に、関連する糸案内指116の運動
    路に隣接している捕捉位置と、運動路から離れた
    開放位置との間を移動可能になつていることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項から第4項まで
    のうちのいずれか一つに記載のミシン。 6 糸捕捉レバー104にはマガジン84と同期
    して、該マガジンの長手方向に連行可能な衝当板
    113が付設されており、この衝当板は、糸捕捉
    レバー104の巾に適合した複数のスリツト11
    4によつて分割された若干個の部分115を有
    し、この部分は縫付過程に参加していない糸案内
    指116に付設された糸捕捉レバー104を捕捉
    位置に保持していることを特徴とする、特許請求
    の範囲第5項記載のミシン。 7 ミシンを、針棒7が上方死点位置に有るとき
    正確に停止させるため、ミシンの上軸6に駆動可
    能に結合された、くさび状の切欠き部分33を有
    する阻止円板32が設けられ、この切欠き部分に
    は、ミシンが停止する時に挿入可能な、前同様く
    さび状に形成された阻止レバー35が付設されて
    いることを特徴とする、特許請求の範囲第1項か
    ら第6項までのうちのいずれか一つに記載のミシ
    ン。
JP59049351A 1983-03-17 1984-03-16 ミシン Granted JPS59179858A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3309609A DE3309609C1 (de) 1983-03-17 1983-03-17 Fadenwechseleinrichtung für Stick- oder Nähmaschinen
DE33096090 1983-03-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59179858A JPS59179858A (ja) 1984-10-12
JPH0362828B2 true JPH0362828B2 (ja) 1991-09-27

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ID=6193785

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JP59049351A Granted JPS59179858A (ja) 1983-03-17 1984-03-16 ミシン

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DE (1) DE3309609C1 (ja)
ES (1) ES529813A0 (ja)
IL (1) IL71262A (ja)
IT (2) IT1178885B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62120888A (ja) * 1985-11-20 1987-06-02 ブラザー工業株式会社 ミシンの天秤装置
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Publication number Publication date
IT8467248A1 (it) 1985-09-16
IT8467248A0 (it) 1984-03-16
ES8501462A1 (es) 1984-11-16
IL71262A0 (en) 1984-06-29
JPS59179858A (ja) 1984-10-12
ES529813A0 (es) 1984-11-16
DE3309609C1 (de) 1984-05-10
IT8453137V0 (it) 1984-03-16
IT1178885B (it) 1987-09-16
IL71262A (en) 1987-01-30

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