JP2560434Y2 - ミシン - Google Patents

ミシン

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JP2560434Y2
JP2560434Y2 JP1988077359U JP7735988U JP2560434Y2 JP 2560434 Y2 JP2560434 Y2 JP 2560434Y2 JP 1988077359 U JP1988077359 U JP 1988077359U JP 7735988 U JP7735988 U JP 7735988U JP 2560434 Y2 JP2560434 Y2 JP 2560434Y2
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JP
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sewing
fabric support
fabric
needle
needle plate
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JP1988077359U
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JPS6417673U (ja
Inventor
ブラウン オスカー
Original Assignee
パフ インドゥストリーマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Publication date
Application filed by パフ インドゥストリーマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング filed Critical パフ インドゥストリーマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B27/00Work-feeding means
    • D05B27/22Work-feeding means with means for setting length of stitch

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、布地を支持するため針側に突出している突
起部と突起部に設けた針穴とを備え、針板の開口部に挿
入される布地支持体と、布地支持体を、前記突起部が針
板から突出して縫付けを可能にする縫付け位置と、前記
突起部が針板の下方に待避して布地の交換を可能にする
布地交換位置とへ、針の上下動と連動せずに移動させる
ための駆動装置と、布地支持体と駆動装置とを連結させ
ている伝動機構とを有するミシンに関するものである。
〔従来技術〕
この種類のミシンは例えば西ドイツ国特許第1660928
号明細書によって公知になっている。布地支持体は旋回
可能に支承されている第1軸上に連結されており、この
第1軸の一端は斜めに切り落とされた直角曲げ部分を有
している。この直角曲げ部分は、同様に旋回可能に支承
されている第2軸の曲げられた端部と作動連結し、この
第2軸の他の端部は1つのレバーを介して1つのシリン
ダーのピストンロッドと結合し、その際ピストンロッド
の1つのピンがレバーに設けられた案内溝の中で運動可
能になっている。
ピストンロッドの直線状の運動は前述した駆動連結部
を介して第1軸に伝達される。そのことによりこの第1
軸は布地支持体と共に、90°の旋回運動によって、縫付
け位置又は布地交換位置から他の位置に移される事が可
能である。布地支持体はそれの縫付け位置では針板を超
えて突出し、一方それの布地交換位置では針板から突出
することはない。
この公知のミシンにおいてはピストンロッドの直線運
動は多数の滑り連結部を介して布地支持体に伝達されて
いる。この様な滑り連結部の接触面では摩擦のため比較
的大きな摩耗が発生する。このことにより付加的な遊隙
が伝動機構に生じ、そのことにより運動の精度が著しく
減少する。
〔考案の解決しようとする課題〕
本考案は、駆動装置の運動を1つの布地支持体に伝達
する伝動機構を、運動を僅かな技術的費用で、摩耗が少
なくそして高い精度で伝達可能である様に、形成するこ
とを課題とする。
[課題を解決する手段、作用及び効果] 本考案は、上記課題を解決するため、伝動機構は四節
リンク機構として形成され、駆動装置が四節リンク機構
の第1揺り腕に係合し、そして第2揺り腕が布地支持体
の担持体として形成されていること、第1揺り腕と、該
第1揺り腕を第2揺り腕に結合させている連結棒とが、
布地支持体の縫付け位置において死点位置を占め、布地
支持体を縫付け位置に保持すること、駆動装置により第
1揺り腕と連結棒とを死点位置外にもたらすことによ
り、布地支持体を縫付け位置から布地交換位置へ持ち来
たし可能であることを特徴とするものである。
本考案によれば、伝動機構として四節リンク機構が採
用されているので、構成が簡潔で、摩耗の少ない、しか
も高精度の伝動機構が提供され、また第2揺り腕が布地
支持体の担持体として形成されているので、この点でも
部品数を少なくして構成を簡潔にすることができる。
また、ミシンの縫付け位置において第1揺り腕と連結
棒とが死点位置にあるので、四節リンク機構はいわば自
動制動作動により縫付け位置に相当する位置に保持さ
れ、よって布地支持体は針板を越えて突出する縫付け位
置で保持され、その結果縫付け作業を支障なく行うこと
ができる。そして、例えば布地を交換するため布地保持
体を針体上で移動させる場合には、駆動装置により第1
揺り腕と連結棒とを死点位置外にもたらすことにより、
布地支持体を縫付け位置から布地交換位置へ持ち来たす
ことができ、その結果布地保持体を針板上で支障なく移
動させることができる。
実施態様の第1には第1揺り腕の運動のための有利な
駆動装置が記載されている。
実施態様の第2には第1揺り腕の有利な構造の実施が
記載されている。この揺り腕は円板として形成されてい
るから、駆動装置も連結棒もそれぞれ回転軸に対して偏
心した位置に取り付けることが可能である。
実施態様の第3は、布地支持体の振動運動は、第2揺
り腕が布地交換位置と縫付位置との間で高さの差が非常
に少なくなる様に軸受け要素の回りで非常に小さな旋回
運動を実施するから、それ自体にほぼ平行に運動可能で
あることを実現する。
実施態様の第4に記載した偏心輪をクランプのボスの
中で旋回することによって第2揺り腕の支承要素の高さ
が調節可能になっている。この際布地支持体もこの高さ
の一部だけが動かされ、斯くして布地支持体の針板に対
する高さが調節可能になる。クランプと偏心輪とを旋回
することによって、針板の開口部の中の布地支持体の相
対位置が調節可能である。
〔実施例〕
本考案は添付図に示された1つの実施例を用いて詳細
に説明される。
第1図にはミシン2の頭部1が示され、この頭部の中
には1つの針4を有する1つの針棒3が上下に運動可能
に支承されている。基板5は1つの針板6を有し、この
針板は開口部7を有している。この開口部7は針穴9を
有する布地支持体8を収容する用をなす。布地支持体8
は布地押さえを支えるのに役立っている1つの突起部10
を有し、この突起部はそれを取り囲んでいる周囲の面11
よりも針4側に突出している。
基板5は支承肋材12,13を有し、その際支承リブ12に
は1つの軸14が、そして支承リブ13には1つのピン15が
回転不可能に収容されている。軸14上には1つの第1揺
り腕16が旋回可能に支承され、この第1揺り腕は1つの
連結棒17を介して1つの第2揺り腕18と枢着している。
第2揺り腕18は1つのピン19を掴んでおり、このピン19
は、1つのクランプ21の支承要素20として形成された叉
状の端部に旋回可能に収容されている。クランプ21は偏
心輪22上に取付けられており(第3図)、この偏心輪は
ピン15上に配置されている。クランプ21は1つのねじ23
により、そして偏心輪22は1つのねじ24により固定可能
になっている。
第2図に示した如く、第1揺り腕16と第2揺り腕18は
連結棒17と共に四節リンク機構25を形成し、その際第1
揺り腕16は例えば円板26として、そして第2揺り腕18は
布地支持体8の担持体27として形成されることが可能で
ある。
四節リンク機構25を駆動して布地支持体8を突起部10
が針板6から突出して縫付けを可能にする縫付け位置
と、突起部10が針板6の下方に待避して布地の交換を可
能にする布地交換位置とへ移動させるため駆動装置28が
用いられている。この駆動装置は例えば1つのシリンダ
ー29として形成されることが可能である。シリンダー29
のピストンロッド30は1つのピン31を掴み、このピンは
円板26上でそれの回転軸に対して偏心した位置に取り付
けられている。
上記の装置は次の様に作動する。
添付図において布地支持体8はそれの縫付け位置にお
いて示されている。担持体27はこの位置においては針板
6に対して平行になっている。従って布地支持体8の面
11は針板6の表面と正確に合致する。この時突起部10は
針板6を超えて突出し、斯くして針板上に配置され、図
示されていない布地支持体に張られている布地が縫目形
成位置の範囲では突起部10の上端に直接載せられる。
担持体がこの位置にある時連結棒17は円板26に関して
死点位置にあり、斯くして四節リンク機構25は自動的に
制動されるため、付加的な動きを止める手段の必要なく
縫付け位置に保持される。
布地を交換するため、布地保持体を任意に針板6上で
移動させることが出来るように、布地支持体8を、その
突起部10が針板6の下方に待避して布地の交換を可能に
する布地交換位置へ持ち来すことが可能であり、斯くし
て突起部10は針板6を超えて上方に突出しない様にな
る。このためシリンダー29が制御され、そのピストンロ
ッド30が引き出されそして円板26が第2図に示した位置
から前以て定められている一定の角度だけ旋回させられ
る。円板26に連結されている連結棒17の端部はそのこと
により、軸14の回りの1つの円弧上の下方の位置に移動
し、その際連結棒17は右に回転する旋回運動を行いそし
て担持体27を下方に引っ張る。
布地を交換した後で布地支持体8は再びそれの縫付位
置に持ち上げられる。このためピストンロッド30が再び
引き込まれ、斯くして円板26、連結棒17及び担持体27が
それらの出発位置に戻され、そのことにより布地支持体
8は再び持ち上げられる。
布地支持体8の位置の高さは偏心輪22を介して調節可
能である。
この調節のためクランプ21のねじ23及び偏心輪22のね
じ24が緩められそして偏心輪22がピン15並びにクランプ
21に対して相対的に回転させられる。布地支持体8の位
置の高さが正しく調節された時、クランプ21と偏心輪22
とが再び固くクランプされる。
開口部7の内部での布地支持体8の相対的な位置は、
クランプ21がねじ23を緩めた後でピン15に対して穿介さ
れることによって調節可能である。その際布地支持体8
の位置の高さが非常に変化する様であれば、再度調節可
能である。
考案の実施態様は以下の如く形成することが出来る。
(1)駆動装置(28)はシリンダー(29)として形成さ
れ、それのピストンロッド(30)は第1揺り腕(16)と
枢着連結されていることを特徴とする、請求項1に記載
のミシン。
(2)第1揺り腕(16)はそれの中心軸の回りに回転可
能に支承されている円板(26)として形成されており、
駆動装置(28)はこの円板の偏心した位置に連結されて
いることを特徴とする、請求項1又は前記第1項に記載
のミシン。
(3)第2揺り腕(18)は縫付け位置において針板
(6)にほぼ平行に位置決めされており、布地支持体
(8)を、この第2揺り腕を収容している支承要素(2
0)から比較的大なる距離において担持していることを
特徴とする請求項1に記載のミシン。
(4)支承要素(20)は旋回することが可能な偏心輪
(22)に取外し可能に配置されている1つのクランプ
(21)の一部分であることを特徴とする、請求項1又は
前記第3項に記載のミシン。
【図面の簡単な説明】
第1図はミシンの頭部と基盤との部分破断断面図(第2
図のI−I線に沿った断面図)、第2図は第1図II−II
線に沿った基板の断面図、第3図は第2図のIII−III線
に沿った基盤の断面図である。 8……布地支持体、16……第1揺り腕 17……連結棒、18……第2揺り腕 25……四節リンク機構、26……円板 27……担持体、28……駆動装置 29……シリンダー、30……ピストンロッド

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】布地を支持するため針(4)側に突出して
    いる突起部(10)と突起部(10)に設けた針穴(9)と
    を備え、針板(6)の開口部(7)に挿入される布地支
    持体(8)と、布地支持体(8)を、前記突起部(10)
    が針板(6)から突出して縫付けを可能にする縫付け位
    置と、前記突起部(10)が針板(6)の下方に待避して
    布地の交換を可能にする布地交換位置とへ、針(4)の
    上下動と連動せずに移動させるための駆動装置(28)
    と、布地支持体(8)と駆動装置(28)とを連結させて
    いる伝動機構とを有するミシンにおいて、 伝動機構は四節リンク機構(25)として形成され、駆動
    装置(28)が四節リンク機構(25)の第1揺り腕(16)
    に係合し、そして第2揺り腕(18)が布地支持体(8)
    の担持体(27)として形成されていること、 第1揺り腕(16)と、該第1揺り腕(16)を第2揺り腕
    (18)に結合させている連結棒(17)とが、布地支持体
    (8)の縫付け位置において死点位置を占め、布地支持
    体(8)を縫付け位置に保持すること、 駆動装置(28)により第1揺り腕(16)と連結棒(17)
    とを死点位置外にもたらすことにより、布地支持体
    (8)を縫付け位置から布地交換位置へ持ち来たし可能
    であること、 を特徴とするミシン。
JP1988077359U 1987-07-24 1988-06-13 ミシン Expired - Lifetime JP2560434Y2 (ja)

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