JPH0630206Y2 - 接続部品 - Google Patents
接続部品Info
- Publication number
- JPH0630206Y2 JPH0630206Y2 JP1989108801U JP10880189U JPH0630206Y2 JP H0630206 Y2 JPH0630206 Y2 JP H0630206Y2 JP 1989108801 U JP1989108801 U JP 1989108801U JP 10880189 U JP10880189 U JP 10880189U JP H0630206 Y2 JPH0630206 Y2 JP H0630206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- screwing
- preventing means
- male member
- rotation preventing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本考案は雄ネジと雌ネジの螺合が容易に外れないネジ脱
落防止タイプの接続部品に関する。
落防止タイプの接続部品に関する。
＜従来の技術＞ ２つの部品を着脱自在かつ強固に接続する方法として、
従来、一方の部品の端部に雌ネジを設けるとともに他方
の部品の端部に雄ネジを設け、これらのネジ同士を螺合
するという方法が採用されている。
従来、一方の部品の端部に雌ネジを設けるとともに他方
の部品の端部に雄ネジを設け、これらのネジ同士を螺合
するという方法が採用されている。
しかしながら螺合は振動などで螺合部分のネジが緩ん
で、ついには一方から他方が脱落するということがあ
り、またたとえばチューブの接続の場合には、緩んだネ
ジ部分から流体がリークすることがあり、問題であっ
た。
で、ついには一方から他方が脱落するということがあ
り、またたとえばチューブの接続の場合には、緩んだネ
ジ部分から流体がリークすることがあり、問題であっ
た。
＜考案の解決しようとする課題＞ 本考案は如上の事情に鑑みてなされたもので、螺合部分
のネジが緩んで脱落することのない接続部品を提供する
ことを目的とする。
のネジが緩んで脱落することのない接続部品を提供する
ことを目的とする。
＜課題を解決するための手段＞ 本考案は上記の課題を解決するために、螺合によって結
合される雄部材と雌部材とから構成されてなる可撓性樹
脂製管状部材であって、前記雄部材は外周にネジ山を有
する管状の螺合部と、該螺合部と一体に形成された鍔部
を含んでなり、該鍔部が前記螺合部と同心状に形成され
たスカートを有し、該スカートに螺合を解除する方向の
ネジの回転を阻止するネジ回転防止手段が設けられてお
り、前記雌部材の螺合部外壁に長手軸と並行に前記ネジ
回転防止手段と衝合する突出段部が形成されてなる接続
部品を採用している。
合される雄部材と雌部材とから構成されてなる可撓性樹
脂製管状部材であって、前記雄部材は外周にネジ山を有
する管状の螺合部と、該螺合部と一体に形成された鍔部
を含んでなり、該鍔部が前記螺合部と同心状に形成され
たスカートを有し、該スカートに螺合を解除する方向の
ネジの回転を阻止するネジ回転防止手段が設けられてお
り、前記雌部材の螺合部外壁に長手軸と並行に前記ネジ
回転防止手段と衝合する突出段部が形成されてなる接続
部品を採用している。
＜作用＞ 上記の構成によれば、雄部材または雌部材が螺合が解除
される方向に回転しようとすると、実質的に回転しない
内に（脱落やリークの起こらない程度の回転の範囲）、
雄部材のネジ回転阻止手段が雌部材の突出段部に衝合し
てネジの螺合解除方向の回転が阻止される。
される方向に回転しようとすると、実質的に回転しない
内に（脱落やリークの起こらない程度の回転の範囲）、
雄部材のネジ回転阻止手段が雌部材の突出段部に衝合し
てネジの螺合解除方向の回転が阻止される。
＜実施例＞ 次に図面に基づいて本考案の実施例について説明する。
第１図は本考案の一実施例に係る接続部品の斜視図であ
り、第２図は第１図の接続部品の分解斜視図、第３図は
第２図のＸ−Ｘ線断面図、第４図は第２図の雄部材の平
面図、第５図は第２図の雌部材の平面図、第６図は他の
実施例の雄部材の平面図である。
り、第２図は第１図の接続部品の分解斜視図、第３図は
第２図のＸ−Ｘ線断面図、第４図は第２図の雄部材の平
面図、第５図は第２図の雌部材の平面図、第６図は他の
実施例の雄部材の平面図である。
第２図に示すように本考案の接続部品は、可撓性樹脂で
製せられた管状の部材であって、螺合によって結合する
ように形成された雄部材（１）と雌部材（２）とから構
成されており、雄部材（１）に設けられたネジ回転阻止
手段（３）が雌部材（２）に形成された突出段部（４）
と衝合して意図しない螺合の解除が阻止されるようにな
っている。以下、本考案について詳しく説明する。
製せられた管状の部材であって、螺合によって結合する
ように形成された雄部材（１）と雌部材（２）とから構
成されており、雄部材（１）に設けられたネジ回転阻止
手段（３）が雌部材（２）に形成された突出段部（４）
と衝合して意図しない螺合の解除が阻止されるようにな
っている。以下、本考案について詳しく説明する。
雄部材（１）は長手軸方向に貫通する流体通路（５）を
有する管状の部材であって、外周にネジ山（６）を有す
る管状の螺合部（７）と、この螺合部（７）と一体に形
成された鍔部（８）およびチューブ等への接続部分（図
示していない）とから構成されている。この鍔部（８）
は螺合部（７）と同心円状に形成されたスカート（９）
を有しており、スカート（９）には螺合部（７）に向か
って垂下するネジ回転阻止手段（３）が設けられてい
る。このネジ回転阻止手段（３）は一般に薄板状または
棒状に形成されるが、薄板状に形成し、その端面（１
５）が突出段部（４）と衝合したときに雌部材（２）の
管壁方向に湾曲して管壁と当接するようにするのが好ま
しい。また薄板状のネジ回転阻止手段（３）の先端部を
折り曲げて折り目（１６）で突出段部（４）と衝合する
ようにすれば、強い力を加えた時にネジ回転阻止手段
（３）が折れてバージン性を失うので、バージンプルー
フの接続部品とすることができる。
有する管状の部材であって、外周にネジ山（６）を有す
る管状の螺合部（７）と、この螺合部（７）と一体に形
成された鍔部（８）およびチューブ等への接続部分（図
示していない）とから構成されている。この鍔部（８）
は螺合部（７）と同心円状に形成されたスカート（９）
を有しており、スカート（９）には螺合部（７）に向か
って垂下するネジ回転阻止手段（３）が設けられてい
る。このネジ回転阻止手段（３）は一般に薄板状または
棒状に形成されるが、薄板状に形成し、その端面（１
５）が突出段部（４）と衝合したときに雌部材（２）の
管壁方向に湾曲して管壁と当接するようにするのが好ま
しい。また薄板状のネジ回転阻止手段（３）の先端部を
折り曲げて折り目（１６）で突出段部（４）と衝合する
ようにすれば、強い力を加えた時にネジ回転阻止手段
（３）が折れてバージン性を失うので、バージンプルー
フの接続部品とすることができる。
雌部材（２）は長手軸方向に貫通する流体通路（１１）
を有する管状の部材であって、内周にネジ谷（１０）を
有し外周に突出段部（４）を有する螺合部（１２）とチ
ューブ等への接続部分（１３）とから構成されている。
突出段部（４）は螺合部（１２）の外壁に長手軸と並行
に突設された段部であり、雄部材（１）または雌部材
（２）が螺合が解除される方向に回転した時に、前記ネ
ジ回転阻止手段（３）と衝合して回転を阻止する機能を
有している。従って、突出段部（４）の形状は、ネジが
螺合する方向に回転する場合にはスムーズに回転し、螺
合を解除する方向に回転する場合には回転を阻止するよ
うに、たとえば第５図に示すように螺合回転側がスロー
プになっており、螺合解除回転側が段になっている。
尚、（１４）は雌部材（２）を指で回し易くするための
リブである。
を有する管状の部材であって、内周にネジ谷（１０）を
有し外周に突出段部（４）を有する螺合部（１２）とチ
ューブ等への接続部分（１３）とから構成されている。
突出段部（４）は螺合部（１２）の外壁に長手軸と並行
に突設された段部であり、雄部材（１）または雌部材
（２）が螺合が解除される方向に回転した時に、前記ネ
ジ回転阻止手段（３）と衝合して回転を阻止する機能を
有している。従って、突出段部（４）の形状は、ネジが
螺合する方向に回転する場合にはスムーズに回転し、螺
合を解除する方向に回転する場合には回転を阻止するよ
うに、たとえば第５図に示すように螺合回転側がスロー
プになっており、螺合解除回転側が段になっている。
尚、（１４）は雌部材（２）を指で回し易くするための
リブである。
上記の様な雄部材（１）と雌部材（２）により構成され
た接続部品は、使用に際しては、一方の手で雄部材
（１）を把持し、他方の手で雌部材（２）を螺合方向に
回せば、両部材（１）、（２）は確り結合され、非常に
強い力を加えない限り、決して雄部材（１）から雌部材
（２）が脱落することがない。
た接続部品は、使用に際しては、一方の手で雄部材
（１）を把持し、他方の手で雌部材（２）を螺合方向に
回せば、両部材（１）、（２）は確り結合され、非常に
強い力を加えない限り、決して雄部材（１）から雌部材
（２）が脱落することがない。
尚、接続部品の形成材料である可撓性樹脂としては、特
に限定するものではないが一般にポリエチレンやポリプ
ロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン共重合体などが好適に使
用される。
に限定するものではないが一般にポリエチレンやポリプ
ロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン共重合体などが好適に使
用される。
＜考案の効果＞ 以上説明してきたことから明らかなように、本考案の接
続部品を用いることにより、螺合部分のネジが緩んでリ
ークが生じたり、雄部材（１）からの雌部材（２）の脱
落という問題が回避できるので、輸液治療などにおいて
病院のシーツを汚したり、貴重な輸液剤を無駄にした
り、はたまた人工腎臓透析などにおいて人命に係わる血
液の損失などどいう事故ないし不都合を回避することが
できる。
続部品を用いることにより、螺合部分のネジが緩んでリ
ークが生じたり、雄部材（１）からの雌部材（２）の脱
落という問題が回避できるので、輸液治療などにおいて
病院のシーツを汚したり、貴重な輸液剤を無駄にした
り、はたまた人工腎臓透析などにおいて人命に係わる血
液の損失などどいう事故ないし不都合を回避することが
できる。
第１図は本考案の一実施例に係る接続部品の斜視図であ
り、第２図は第１図の接続部品の分解斜視図、第３図は
第２図のＸ−Ｘ線断面図、第４図は第２図の雄部材の平
面図、第５図は第２図の雌部材の平面図、第６図は他の
実施例の雄部材の平面図である。 ＜主な図面の説明＞ １：雄部材、２：雌部材 ３：ネジ回転阻止手段、４：突出段部 ７：螺合部、８：鍔部 １５：端面、１６：折り目
り、第２図は第１図の接続部品の分解斜視図、第３図は
第２図のＸ−Ｘ線断面図、第４図は第２図の雄部材の平
面図、第５図は第２図の雌部材の平面図、第６図は他の
実施例の雄部材の平面図である。 ＜主な図面の説明＞ １：雄部材、２：雌部材 ３：ネジ回転阻止手段、４：突出段部 ７：螺合部、８：鍔部 １５：端面、１６：折り目
Claims (3)
- 【請求項１】螺合によって結合される雄部材と雌部材と
から構成されてなる可撓性樹脂製管状部材であって、前
記雄部材は外周にネジ山を有する管状の螺合部と、該螺
合部と一体に形成された鍔部を含んでなり、該鍔部が前
記螺合部と同心状に形成されたスカートを有し、該スカ
ートに螺合を解除する方向のネジの回転を阻止するネジ
回転防止手段が設けられており、前記雌部材の螺合部外
壁に長手軸と並行に前記ネジ回転防止手段と衝合する突
出段部が形成されてなる接続部品。 - 【請求項２】ネジ回転阻止手段が雄部材に突設された長
手軸方向に偏平な薄板であり、該薄板の端面で突出段部
と衝合する請求項１記載の接続部品。 - 【請求項３】薄板の先端部が鋭角に折り曲げられてお
り、該薄板の折り目で突出段部と衝合する請求項１記載
の接続部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989108801U JPH0630206Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 接続部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989108801U JPH0630206Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 接続部品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0349849U JPH0349849U (ja) | 1991-05-15 |
| JPH0630206Y2 true JPH0630206Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31657420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989108801U Expired - Lifetime JPH0630206Y2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 接続部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630206Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012002315A1 (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-05 | テルモ株式会社 | コネクタおよびコネクタ組立体 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61284255A (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-15 | 川澄化学工業株式会社 | プラズマフエレ−シスバツグ用のコネクタ− |
| JPS61284254A (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-15 | 川澄化学工業株式会社 | プラズマフエレ−シスバツグ用のコネクタ− |
| JPS6212086B2 (ja) * | 1977-04-29 | 1987-03-17 | Bosch Gmbh Robert |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5353899U (ja) * | 1976-10-09 | 1978-05-09 | ||
| NL185061C (nl) * | 1978-07-03 | 1990-01-16 | Smiths Industries Plc | Verbindingsinrichting. |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP1989108801U patent/JPH0630206Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6212086B2 (ja) * | 1977-04-29 | 1987-03-17 | Bosch Gmbh Robert | |
| JPS61284255A (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-15 | 川澄化学工業株式会社 | プラズマフエレ−シスバツグ用のコネクタ− |
| JPS61284254A (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-15 | 川澄化学工業株式会社 | プラズマフエレ−シスバツグ用のコネクタ− |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0349849U (ja) | 1991-05-15 |
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