JPH06300427A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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Publication number
JPH06300427A
JPH06300427A JP8609193A JP8609193A JPH06300427A JP H06300427 A JPH06300427 A JP H06300427A JP 8609193 A JP8609193 A JP 8609193A JP 8609193 A JP8609193 A JP 8609193A JP H06300427 A JPH06300427 A JP H06300427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
cold air
showcase
lid plate
air discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8609193A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Hirata
隆司 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP8609193A priority Critical patent/JPH06300427A/ja
Publication of JPH06300427A publication Critical patent/JPH06300427A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上面の開口を狭めること無く、蓋板を安定的
に載置できるショーケースを提供する。 【構成】 ショーケース1は上面に開口8を有して庫内
9に商品を陳列する。開口縁に載置されてこの開口8を
閉塞する蓋板21を設ける。蓋板21は開口縁内側に位
置する部分に下方へ屈曲された低位部22を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上面に開口を有し、当
該開口を蓋板にて閉塞されるショーケースに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種ショーケース100を図3
を用いて説明する。ショーケース100は、上面及び両
側に開放した断面略コ字状の断熱壁101と、この断熱
壁101の左右両側を閉塞するように取り付けられた図
示しない側板と、断熱壁101の側壁101A、101
Aの上端に立設された透明ガラス板102、102と、
このガラス板102、102の上端に左右に渡って取り
付けられたハンドレール103、103とから本体を構
成されており、これによって断熱壁101内には、上面
に開口104を有した庫内106が形成されている。
【0003】この庫内106には、断熱壁101内面と
間隔を存して断面略コ字状の仕切板107、107が並
設されている。各仕切板107、107は庫内106の
中央部にて相互に間隔を存して対向しており、相対する
縦壁の上端には、開口104に位置して左右に渡る冷気
吐出部材108が取り付けられている。また、各仕切板
107、107の反対側の縦壁上端には、ガラス板10
2、102の内側に間隔を存して対向するガード10
9、109が取り付けられている。
【0004】そして、仕切板107、107と断熱壁1
01の間には冷気通路111が形成され、この冷気通路
111は、冷気吐出部材108の前後面に形成された冷
気吐出口112、112と、ガード109、109及び
ガラス板102、102間に形成された冷気吸込口11
3、113とに連通している。この冷気通路111内に
は図示しない冷却器と送風機から成る冷却装置が設置さ
れており、該冷却装置からの冷気は両冷気吐出口11
2、112から図中矢印の如く吐出され、仕切板10
7、107上を循環された後、冷気吸込口113、11
3から冷気通路111内に吸い込まれる。
【0005】係るショーケース100の庫内106の両
仕切板107、107上には例えば冷凍食品Gが収納さ
れ、上述の如く循環される冷気によって所定の冷凍温度
に冷却維持される。このように、ショーケース100は
店舗の開店時、商品Gを庫内106において冷却しなが
ら陳列する。そして、顧客は開口104から商品Gを選
別し、取り出して購入するものであるが、開口104か
らはどうしても冷気が漏出するため、その分の消費電力
が無駄となる。従って、店舗が閉店していて商品Gを納
出する必要の無い場合には、開口104は閉じて置いた
方が有利である。
【0006】そこで、店舗が閉店するとショーケース1
00には所謂ナイトボードと称される蓋板115が載置
され、開口104が閉塞される。この蓋板115は冷気
吐出部材108の天面とハンドレール103、103間
に渡って複数架設され、冷気吐出部材108の前後にお
ける開口104を開閉自在に閉塞するものであるが、こ
の蓋板115を安定的に載置するために、ハンドレール
103には段落して内方に突出した段差部103Aがそ
れぞれ形成されており、蓋板115はこの段差部103
A上に載置されるように構成されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハンド
レール103に係る段差部103Aを形成すると、ハン
ドレール103自体の形状が複雑となり、コストが高騰
する。また、ハンドレール103の幅が拡大されるの
で、開口104が狭められる形となり、商品Gの視認性
が悪化し、それらの選別及び納出に支障を来す問題があ
った。
【0008】そこで、例えば図4の如くハンドレール1
03には段差部103Aを形成せず、逆に蓋板115の
幅を拡張してハンドレール103から外方に突出する如
く載置するように構成することが考えられるが、係る設
置形態ではどうしても不安定であり、蓋板115が滑り
落ちる危険性がある。また、蓋板115の上面には庫内
106からの冷却により結露が生ずるが、この結露水が
蓋板115の端部から図4に示す如くショーケース10
0外に滴下するため、床面等が汚損される問題もあっ
た。
【0009】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、上面の開口を狭めること
無く、蓋板を安定的に載置できるショーケースを提供す
ることを目的とするものである。本発明のもう一つの目
的は、上記に加えて蓋板を容易に着脱できると共に、蓋
板に付着した結露水も良好に処理することができるショ
ーケースを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
ショーケース1は、上面に開口8を有し、庫内9に商品
を陳列するものであって、開口8縁に載置されてこの開
口8を閉塞する蓋板21を設けると共に、この蓋板21
は開口縁内側に位置する部分に下方へ屈曲された低位部
22を具備しているものである。
【0011】また、請求項2の発明のショーケース1
は、上面に開口8を有し、庫内9の商品を冷却しながら
陳列するものであって、開口8の内側に形成された冷気
吸込口17若しくは冷気吐出口16と、開口8縁に載置
されて当該開口8を閉塞する蓋板21とを具備してお
り、この蓋板21には開口縁に載置された状態で冷気吸
込口17若しくは冷気吐出口16の上方であって開口縁
内側に位置する部分に、下方へ屈曲された低位部22を
形成すると共に、この低位部22には指掛け用の透孔2
3を穿設したものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明のショーケース1によれば、蓋
板21に屈曲形成された低位部22がショーケース1の
開口8縁内側に係合する形となるので、その位置ずれが
防止される。従って、例えばハンドレールを拡張する等
により開口8を狭めること無く、蓋板21を安定的に開
口8縁に載置することができるようになる。
【0013】また、請求項2の発明のショーケース1に
よれば、上記に加えて蓋板21は指掛け用の透孔23に
指を引っ掛けることにより、開口8縁に容易に着脱する
ことができるようになる。特に、蓋板21上面に付着し
た結露は低位部22に集まり、そこに形成された指掛け
用の透孔23から下方の冷気吸込口17若しくは冷気吐
出口16内に滴下するので、蓋板21に付着した結露水
によりショーケース1周囲や商品が汚損されることもな
くなる。
【0014】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のショーケース1の斜視図、図
2はショーケース1の縦断側面図を示している。本発明
のショーケース1も、上面及び両側に開放した断面略コ
字状の断熱壁2と、この断熱壁2の左右両側を閉塞する
ように取り付けられた側板3、4と、断熱壁2の側壁2
A、2Aの上端に立設された透明ガラス板6、6と、こ
のガラス板6、6の上端に左右に渡って取り付けられた
ハンドレール7、7とから本体を構成されており、これ
によって断熱壁2内には、上面に開口8を有した庫内9
が形成されている。
【0015】この庫内9には、断熱壁2内面と間隔を存
して断面略コ字状の仕切板11、11が並設されてい
る。各仕切板11、11は庫内9の中央部にて相互に間
隔を存して対向しており、相対する縦壁の上端には、開
口8に位置して左右に渡る冷気吐出部材12が取り付け
られている。また、各仕切板11、11の反対側の縦壁
上端には、ガラス板6、6の内側に間隔を存して対向す
るガード13、13が取り付けられている。
【0016】そして、仕切板11、11と断熱壁2の間
には冷気通路14が形成され、この冷気通路14は、冷
気吐出部材12の前後面に形成された冷気吐出口16、
16と、ガード13、13及びガラス板6、6間に形成
された冷気吸込口17、17とに連通している。この冷
気通路14内には図示しない冷却器と送風機から成る冷
却装置が設置されており、該冷却装置からの冷気は両冷
気吐出口16、16から図中矢印の如く吐出され、仕切
板11、11上を循環された後、冷気吸込口17、17
から冷気通路14内に吸い込まれる。
【0017】係るショーケース1の庫内9の両仕切板1
1、11上には例えば冷凍食品Gが収納され、上述の如
く循環される冷気によって所定の冷凍温度に冷却維持さ
れる。即ち、ショーケース1は店舗の開店時、商品Gを
庫内9において冷却しながら陳列する。そして、顧客は
開口8から商品Gを選別し、取り出して購入するもので
あるが、店舗が閉店した場合にはショーケース1に所謂
ナイトボードと称される蓋板21が載置され、開口8は
閉塞される。
【0018】この蓋板21は、例えはアルミニウムの薄
板間に合成樹脂を挟んだ板材にて構成されており、一側
の縁部から少許内方に位置する部分が全幅に渡って下方
に屈曲され、そこに低位部22が形成されている。この
低位部22から他側に至る部分の蓋板21は滑らかな平
板状傾斜面で構成されており、更に、前記低位部22の
中央部には指掛け用の透孔23が穿設され、この透孔2
3は手指が挿入できる大きさを有している。
【0019】係る蓋板21は、前記低位部22をハンド
レール7側として冷気吐出部材12の天面とハンドレー
ル7、7間に渡って複数架設され、冷気吐出部材12の
前後における開口8を開閉自在に閉塞する。このとき、
蓋板21には指掛け用の透孔23が穿設されているの
で、この透孔23に指を挿入して引っ掛けることによ
り、容易に蓋板23を保持して載置することができる。
また、蓋板21の低位部22はハンドレール7の内側に
位置してそれに係合する形となるので、それによってハ
ンドレール7の幅を拡張すること無く、蓋板21を安定
的にハンドレール7及び冷気吐出部材12に載置するこ
とができるようになる。
【0020】更に、このとき蓋板21は冷気吐出部材1
2方向から徐々に低位部22に向けて低くなり、透孔2
3は冷気吸込口17の上方に位置する形となる。従っ
て、庫内9からの冷却により蓋板21が冷却され、その
上面に結露が発生しても、結露水は蓋板21の上面を伝
って低位部22に集中し、透孔23から下方の冷気吸込
口17内に滴下する。そして、図示しない冷却装置から
の廃水と一緒に廃棄されるので、従来の如く蓋板の結露
水によりショーケース1周囲や商品Gが汚損される不都
合が解消される。
【0021】尚、実施例ではガラス板6の内側に冷気吸
込口17を形成したが、それに限らず、冷気吐出口を形
成して当該冷気吐出口の上方に前記透孔23を位置させ
ても差し支えないものである。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、蓋板に屈曲形成された低位部がショーケースの開
口縁内側に係合するので、蓋板の位置ずれによる脱落等
が防止される。従って、蓋板を安定的に開口縁に載置す
ることができると共に、開口を狭める必要も無いので、
庫内の視認性も向上させることができるものである。
【0023】また、請求項2の発明によれば、上記に加
えて蓋板の指掛け用の透孔に指を引っ掛けることによ
り、蓋板をショーケースの開口縁に容易に着脱すること
ができるようになる。特に、蓋板上面に付着した結露水
は低位部に集まり、そこに形成された透孔から下方の冷
気吸込口若しくは冷気吐出口内に滴下するようになるの
で、蓋板に付着した結露水によりショーケース周囲や商
品が汚損される不都合も解消することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースの斜視図である。
【図2】本発明のショーケースの縦断側面図である。
【図3】従来のショーケースの縦断側面図である。
【図4】もう一つの従来のショーケースの縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
1 ショーケース 7 ハンドレール 8 開口 9 庫内 12 冷気吐出部材 17 冷気吸込口 21 蓋板 22 低位部 23 透孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開口を有し、庫内に商品を陳列す
    るショーケースにおいて、前記開口縁に載置されて該開
    口を閉塞する蓋板を設けると共に、該蓋板は前記開口縁
    内側に位置する部分に下方へ屈曲された低位部を具備し
    ていることを特徴とするショーケース。
  2. 【請求項2】 上面に開口を有し、庫内の商品を冷却し
    ながら陳列するショーケースにおいて、前記開口の内側
    に形成された冷気吸込口若しくは冷気吐出口と、前記開
    口縁に載置されて当該開口を閉塞する蓋板とを具備し、
    該蓋板には前記開口縁に載置された状態で前記冷気吸込
    口若しくは冷気吐出口の上方であって前記開口縁内側に
    位置する部分に、下方へ屈曲された低位部を形成すると
    共に、該低位部には指掛け用の透孔を穿設したことを特
    徴とするショーケース。
JP8609193A 1993-04-13 1993-04-13 ショーケース Pending JPH06300427A (ja)

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JP8609193A JPH06300427A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 ショーケース

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JP8609193A JPH06300427A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 ショーケース

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JPH06300427A true JPH06300427A (ja) 1994-10-28

Family

ID=13877046

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JP8609193A Pending JPH06300427A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 ショーケース

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JP (1) JPH06300427A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233623A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Sanyo Electric Co Ltd オープンショーケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233623A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Sanyo Electric Co Ltd オープンショーケース

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