JPH11159937A - 冷蔵ショーケース - Google Patents

冷蔵ショーケース

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JPH11159937A
JPH11159937A JP32599997A JP32599997A JPH11159937A JP H11159937 A JPH11159937 A JP H11159937A JP 32599997 A JP32599997 A JP 32599997A JP 32599997 A JP32599997 A JP 32599997A JP H11159937 A JPH11159937 A JP H11159937A
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JP
Japan
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cool air
plate
product storage
air
discharge port
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Pending
Application number
JP32599997A
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English (en)
Inventor
Akira Koseki
朗 古関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品を均一に、むらなく冷却することがで
き、ショーケース内外の温度差を保持することのできる
冷蔵ショーケースを提供する。 【解決手段】 冷気通路11を、所定間隔を隔てて立設
した透明な前面板14a及び後面板14bによって形成
するとともに、前面板14a及び後面板14bに、冷気
を商品収容部12に吐出する冷気吐出口を穿設し、か
つ、冷気吐出口から吐出する冷気を棚板30の方向に導
く整風板34を商品収容部12に設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食料品等を陳列す
るのに利用される冷蔵ショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】コンビニエンスストアやスーパーマーケ
ット等における冷蔵ショーケースは、前面に冷気を吹き
出し、エアカーテンを形成することによって、ショーケ
ース内部への熱の侵入を防止し、外部との温度差を保持
するようになっている。
【0003】従来の冷蔵ショーケースは、上部に冷気吹
き出し口が設けられ、この冷気吹き出し口から下部に設
けた冷気吸い込み口に向かって冷気を吹き出して、エア
カーテンをショーケースの前面に形成する。また、商品
収容部には、冷気吐出口が設けられ、この冷気吐出口か
ら冷気を商品収容部に吹き出して、陳列されている商品
を冷却する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ショーケース
の奥行き寸法が短い場合、即ち、商品収容部の背面から
エアカーテンに至るまでの距離が短いと、前面に形成さ
れたエアカーテンが、商品収容部内の冷気吐出口から吹
き出された冷気の流れの影響を受け易くなり、その結
果、エアカーテンの気流に乱れが生じて、外部の熱が侵
入しやすくなる。そのため、ショーケース内外の温度差
を保持できず、冷却効率が悪化するという問題がある。
【0005】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、奥行き寸法の短い冷
蔵ショーケースの場合でも、エアカーテンの乱れを防止
することができ、商品を均一にむらなく冷却することの
できるようにした冷蔵ショーケースを提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のようにし
て上記課題を解決している。 (1) 棚板を有する商品収容部の背面側に冷気通路を設
け、冷気通路内を上昇した冷気を、上部の吹き出し口か
ら、商品収容部へ向かって吹き出して、エアカーテンを
商品収容部の前面に形成するようにした前面開放型の冷
蔵ショーケースにおいて、商品収容部の背面側に、所定
間隔を隔てて立設された前面板と後面板との間に形成さ
れる空間を、冷気循環用の冷気通路とするとともに、こ
れらの前面板及び後面板の少なくともいずれかに、冷気
を商品収容部に向かって吹き出す冷気吐出口を設け、こ
の冷気吐出口の近傍に、冷気吐出口から吹き出される冷
気を、棚板の方向に向かって整流する整風板を設けてな
る。
【0007】(2) 上記(1)項において、冷気吐出口
を、商品収容部の幅方向に穿設された横長の長孔とし、
かつ、整風板は、冷気吐出口とほぼ同寸法の横幅を有す
る。
【0008】(3) 上記(1)項または(2)項において、
前面板及び後面板と、整風板とを透明材で形成してい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る冷蔵ショーケ
ースの実施の形態を、添付図面を参照しながら説明す
る。
【0010】図1は、本実施形態の冷蔵ショーケースを
示している。
【0011】基台(10)の上面の前後方向に設けた垂直の
冷気通路(11)の前後両側における商品収容部(12)には、
複数段の棚板(20)が設けられている。
【0012】冷気通路(11)は、所定間隔を隔てて立設さ
れた前面板(14a)及び後面板(14b)間に形成され、前面板
(14a)及び後面板(14b)は、前面側から後面側への見通し
を確保するために、例えばアクリル樹脂板、ガラス板等
の透明な材料を用いて形成されている。
【0013】冷気通路(11)は、各商品収容部(12)の下方
における密閉蓋(16)内の下部空間(18)と連通している。
この下部空間(18)内には、ファン(20)及び熱交換器(22)
が配設されている。
【0014】ファン(20)は、商品収容部(12)の開口端部
において、下部空間(18)、密閉蓋(16)の頂壁(16a)に設
けた冷気吸込口(24)の下方に配置され、冷気通路(11)の
上端前後における冷気吹き出し口(26)から、商品収容部
(12)の前面にエアカーテンとして吹き出された冷気を、
冷気吸込口(24)から吸い込み、熱交換器(22)による熱交
換の後、再び冷気通路(11)の下部へ導く。
【0015】商品収容部(12)及び密閉蓋(16)を支持する
基台(10)の内部には、熱交換を行うコンプレッサ(28)が
設置され、熱交換器(22)と図示しない冷媒管によって接
続されている。
【0016】図2は、本実施形態の要部を示し、図3
は、本実施形態の冷蔵ショーケースを正面から視た概略
図である。
【0017】図2に示すように、冷気通路(11)の前面板
(14a)及び後面板(14b)における各棚板(30)のやや上方に
は、冷気吐出口(32)が穿設されている。冷気吐出口(32)
の上縁には、側面視下向鉤形の透明な整風板(34)が設け
られている。
【0018】図3に示すように冷気吐出口(32)は、棚板
(30)の幅と同寸法の横長の長孔であり、棚板(30)全体に
冷気が吹き出されるようになっている。整風板(34)も棚
板(30)の幅寸法と、ほぼ同様な幅寸法を有している。
【0019】次に、前記のように構成した本実施形態の
冷蔵ショーケースの作用について説明する。
【0020】まず、図1において、熱交換器(22)を通過
した冷気は、冷気通路(11)に沿って上昇し、冷気吹き出
し口(26)から、商品収容部(12)の前面に矢印Aに示すよ
うに吹き出され、エアカーテンとなって降下していく。
冷気は、降下時において、商品収容部(12)の棚板(30)等
に載置されている冷蔵商品を冷却しつつ、ファン(20)の
吸込圧力によって冷気吸込口(24)の方向に導かれる。
【0021】一方、図2に示すように、冷気通路(11)内
の冷気は、冷気吹き出し口(26)から吹き出される他、冷
気吐出口(32)からも吹き出されるが、この冷気は、整風
板(34)によって矢印Bに示すように棚板(30)の上面へ導
かれる。そのため、冷気が商品収容部(12)内で拡散する
のを防止することができる。
【0022】また、棚板(30)に載置された商品に対し
て、直接冷気があたるため、商品をむらなく、均一に冷
却することができる。
【0023】冷気吐出口(32)から吹き出した冷気は、前
面板(14a)及び後面板(14b)の表裏面の温度差を低減さ
せ、結露や、曇りを防止する作用もある。これにより、
前面板(14a)及び後面板(14b)と、整風板(34)とを透明と
したこととあいまって、前面側の商品収容部(12)から、
後面側の商品収容部(12)への見通しがよくなる。
【0024】図1に示すように、商品収容部(12)の前面
を降下してきた冷気は、冷気吸込口(24)から、ファン(2
0)の吸引力により冷気通路(11)内に導入され、熱交換機
(22)によって熱交換された後、冷気通路(11)内を上昇
し、再び冷気吹き出し口(26)及び冷気吐出口(32)から吹
き出されて循環する。
【0025】また、冷気吐出口(32)の真上に、冷気を棚
板(30)上へ導く整風板(34)を設けてあるので、ショーケ
ースの奥行き寸法が短い場合でも、棚板(30)に載置され
た商品に、冷気が均一に導かれ、かつ、前面のエアカー
テンに直接冷気があたるのを防止することができる。こ
れにより、エアカーテンの気流の乱れが防止され、ショ
ーケースの内外の温度差の保持をロスなく行うことがで
きる。
【0026】また、冷気吐出口(32)を、商品収容部(12)
の棚板(30)の幅と、同寸法を有する横長の長孔とし、か
つ、整風板(34)を、冷気吐出口(32)の全領域をカバーす
る幅を有するものとしたので、冷気を棚板(30)の全体に
亘って均一にゆきわたらせることができ、冷却効率が向
上する。
【0027】前述した実施の形態では、前面側及び後面
側の両面に商品収容部(12)を有する冷蔵ショーケース
に、本発明を適用した例について説明したが、図4に示
すように、片面側のみに商品収容部(36)を有する冷蔵シ
ョーケースに適用することも可能である。なお、図4に
おいて、前述した冷蔵ショーケースと同一の部材には、
同一の符号を付してある。
【0028】本実施形態では、整風板(34)は、側面視下
向鉤形のものとしてあるが、図5に示すように、棚板(3
0)の上面に向けて下向傾斜させた整風板(38)としてもよ
い。
【0029】本実施形態では、整風板(34)を、前面板(1
4a)及び後面板(14b)に取り付けているが、冷気を棚板(3
0)の上面に導くものであれば、商品収容部(12)内のいず
れの箇所に取り付けてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1の発明によると、冷気を棚板の上面に導く
整風板を、商品収容部に設けているので、ショーケース
の奥行き寸法が短い場合でも、冷気吐出口から吹き出さ
れた冷気が、エアカーテンに対して直接あたることがな
くなり、前面におけるエアカーテンの乱れを防止でき
る。
【0031】(b) 請求項2の発明によると、冷気吐出口
及び整風板の横幅寸法を、棚板全体をカバーしうる寸法
としているので、冷気を棚板に対して均一に吹き出すこ
とができ、冷却効率が向上する。
【0032】(c) 請求項3の発明によると、前面板及び
後面板と整風板とを、透明材で形成しているので、前面
側から後面側への見通しがよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷蔵ショーケースの一実施形態を
示す側断面図である。
【図2】図1の要部拡大縦断面図である。
【図3】図1を左方より見た正面図である。
【図4】本発明に係る冷蔵ショーケースの他の実施形態
を示す側断面図である。
【図5】他の形状の整風板を示す要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
(10)基台 (11)冷気通路 (12)商品収容部 (14a)前面板 (14b)後面板 (16)密閉蓋 (16a)頂壁 (18)下部空間 (20)ファン (22)熱交換器 (24)冷気吸い込み口 (26)冷気吹き出し口 (28)コンプレッサ (30)棚板 (32)冷気吐出口 (34)整風板 (36)商品収容部 (38)整風板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棚板を有する商品収容部の背面側に冷気
    通路を設け、冷気通路内を上昇した冷気を、上部の吹き
    出し口から、商品収容部へ向かって吹き出して、エアカ
    ーテンを商品収容部の前面に形成するようにした前面開
    放型の冷蔵ショーケースにおいて、 商品収容部の背面側に、所定間隔を隔てて立設された前
    面板と後面板との間に形成される空間を、冷気循環用の
    冷気通路とするとともに、これらの前面板及び後面板の
    少なくともいずれかに、冷気を商品収容部に向かって吹
    き出す冷気吐出口を設け、この冷気吐出口の近傍に、冷
    気吐出口から吹き出される冷気を、棚板の方向に向かっ
    て整流する整風板を設けてなることを特徴とする冷蔵シ
    ョーケース。
  2. 【請求項2】 冷気吐出口を、商品収容部の幅方向に穿
    設された横長の長孔とし、かつ、整風板は、冷気吐出口
    とほぼ同寸法の横幅を有することを特徴とする請求項1
    記載の冷蔵ショーケース。
  3. 【請求項3】 前面板及び後面板と、整風板とを透明材
    で形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵
    ショーケース。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004068048A1 (en) * 2003-01-31 2004-08-12 Skope Industries Limited Improved refrigerated cabinet
JP2016144599A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 富士電機株式会社 ショーケース

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