JPH062994Y2 - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JPH062994Y2
JPH062994Y2 JP8004485U JP8004485U JPH062994Y2 JP H062994 Y2 JPH062994 Y2 JP H062994Y2 JP 8004485 U JP8004485 U JP 8004485U JP 8004485 U JP8004485 U JP 8004485U JP H062994 Y2 JPH062994 Y2 JP H062994Y2
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JP8004485U
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JPS61197040U (ja
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弘喜 金田
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Pioneer Corp
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Pioneer Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子部品等の取付部品がハンダ付、或いは接
着等の固定手段が取られずに、載置され、或いは足を挿
通した状態のプリント基板等のような衝撃を与えてはな
らない物品を搬送するための搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に基板を搬送する場合には等速で移動するベルト上
に載置し、或いはシリンダで押す等の方法が用いられて
いる。
第5図は上記ベルト搬送装置を示すもので、11は基
板、12は基板11をガイドするガイドレール、13は
基板11が載置されて、これを搬送するベルト、14は
ベルト13を駆動するモータである。
第6図は上記シリンダ搬送装置を示すもので、21は基
板、22は基板21をガイドするガイドレール、23は
基板21の後辺を押してこれを移動させる押送片、24
aは該押送片23を動作させるシリンダで、24bは作
動方向が逆のシリンダの取付位置を示している。
これ等の搬送装置では、基板の停止位置精度を高めるた
めに、ベルトの速度制御を行ったり、ストッパで強制的
に停止させたり、シリンダの速度が略定速であるため、
搬送の開始、停止の際に衝撃があり、部品の位置が狂っ
たり、脱落したりする。
これを防ぐために、搬送速度を低くすると、タクトタイ
ムが長くなり作業能率が低下してしまう。
このために、第7図の搬送装置が使用されるようにな
り、同図において31は基板、32は基板31をガイド
するガイドレール、33は基板31を押す押送片、34
は該押送片33を取付けたアーム、35は該アーム34
をガイドするレール、36はアーム34を右方向に付勢
しているスプリング、37はスプリング36と反対方向
に張設しているワイヤ、38はワイヤ37をガイドする
プーリ、39はワイヤ37の端部が取付けられた回動ア
ーム、40は回動アーム39を回転させるモータであ
る。
上記構成になる従来の基板搬送装置は、モータ40によ
って回動アーム39が回動し、ワイヤ37が緩もうとす
るとスプリング36の付勢によって押送片33が右方向
に移動し、基板31を押送して搬送が行われる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この搬送装置においては、前記のようにして基板31の
搬送が行われるが、第8図にその変位、速度、加速度の
変化状態を示すように、速度については移動始点aと移
動終点bのそれぞれで0になるが、加速度については移
動始点aと移動終点bのそれぞれで正負の最大値とな
る。
このため、この加速度による衝撃によって移動開始時と
移動終了時に基板上に載せた部品が位置ずれや脱落をお
こす恐れが皆無とは言えなかった。従来の搬送装置にお
いては、基板31の移動速度を抑えることによってこれ
を防止しているが、タクトタイムが長くなってしまうと
いう欠点があった。
〔考案の目的〕
本考案は、従来の基板搬送装置の前述の欠点を除去する
ためのもので、操作が簡単なエアシリンダ等の直線運動
部材を動力として用いるにも拘らず、基板搬送部材の移
動開始時と移動終了時の加速度を0とすることにより、
移動開始、停止時の衝撃を無くし、基板上の部品の移
動、脱落を防止し、且つタクトタイムを短かくすること
を目的とする。
〔考案の概要〕
本考案は、前述の目的を達成するために、直線運動部材
上の歯車をラックと噛合させて歯車のピッチ円上の点を
してサイクロイド曲線運動をさせその点に設けたプーリ
に、搬送部材の付勢力に抗する方向に張設し、終端を固
定したワイヤを巻付けたことを要旨とするものである。
〔考案の実施例〕
以下に本考案の一実施例を、第1図,第2図について説
明する。
図において、41は基板、42は基板41をガイドする
ガイドレール、43は基板41の後辺を押して搬送する
押送片、44は押送片43とスライダ45を連結する連
結片で、スライダ45はガイド46内を摺動する。
47はスプリングで、押送片43が基板41を押送する
方向にスライダ45を付勢し、48はスプリング47の
付勢と反対方向に張設したワイヤで、その終端は固定点
に止着され、プーリ49で反対方向に戻されている。
50はエアシリンダ、51は該エアシリンダ50のラム
に取付けられ、直線運動をするブラケット、52は該ブ
ラケット51に回動自在に取付けられた歯車で、ラック
53と噛合している。
54は歯車52に取付けられたアームで、歯車52のピ
ッチ円上の位置にプーリ55の軸が位置するようにプー
リ55が取付けられ、このプーリ55にワイヤ48の中
間部が巻かれている。
今、シリンダ50が動作してブラケット51が第1図の
左方から右方に移動すると歯車52はラック53上を転
動し、アーム54上のプーリ55に巻かれたワイヤ48
が緩むので、スプリング47に引かれてスライダ45は
左方へ移動する。
従って、押送片43が基板41の後辺を押して基板41
の搬送が行われるものである。
このとき、プーリ、55はサイクロイド曲線に沿って運
動しながらワイヤ48を緩めていくので、ワイヤ48に
繋がれた押送片43もまたサイクロイド曲線に従って移
動するようになる。
従って、前記実施例の基板搬送装置は、第9図にその変
位、速度、加速度の変化状態を示すように、移動始点a
と移動終点bの両方で速度と加速度がそれぞれ0とな
り、従来のように移動開始時と移動終了時に基板41に
衝撃が加わることがなくなり、基板41上に載せた部品
の位置ずれや脱落を防止することができる。
上記実施例においては、押送片43で基板41の後辺を
押す場合を示したが、孔基準である基板41に対して
は、第3図のように基準ピン61、副基準ピン62を有
するスラー60を連結片44に取付けることもできる。
又、第4図のように連結片44に、シリンダ71を有す
るブラケット70を取付け、押送片43との間で基板4
1を挟み、外形基準の基板に対する位置決め精度を高め
ることができる。
更に本考案は、前記したプリント基板の搬送の他に、搬
送の初期と停止時、位置決め時期の衝撃を嫌うもの、衝
撃で破壊するおそれのあるもの、或いは複数枚が積重ね
られていて衝撃でずれたりくずれ落ちたりするものの搬
送にも使用される。
〔考案の効果〕
本考案は叙上のようにバネ等の付勢部材を使用している
ので、歯車とラックを使用しているにも拘わらず位置決
め後のバックラッシュによるガタを発生せず、従って高
い位置決め精度が得られる。
そして、ワイヤを緩めるプーリの動きはサイクロイド曲
線に沿って運動するので、ワイヤの緩みに伴う押送片の
初速度、終速度が0、またその時の加速度も0である速
度変化となるので、搬送の衝撃が無く、基板登載部品の
位置ずれや脱落がなく、タクトタイムを短縮できる。
更に、駆動源として、エアシリンダのようなローコスト
で制御が容易な直線運動部材が用いられ、直線運動部材
に不規則な速度変化があっても、その影響は緩和され
る。
又、搬送方向への力はバネ等の付勢部材で得られている
ので、その力を容易に変えることができると共に、適正
張力を与えれば高い安全性が得られる。
しかも、直線運動部材のストロークをサイクロイド変位
の手前からとると搬送部材は一定速度に達した後に減速
して基板に近づき、速度、加速度が0の状態で基板に接
して前記のような搬送を行うようにさせることもでき
る。
又、ワイヤのとりまわしによって、直線運動部材のスト
ロークの2倍近い距離、基板を搬送することもできる等
多くの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図はその要部
の側面図、第3図と第4図は基板搬送部の他の実施例の
平面図、第5図〜第7図はそれぞれ従来の基板搬送装置
の斜面図と平面図、第8図は従来の基板搬送装置の変
位、速度および加速度の変化状態図、第9図は本考案に
なる基板搬送装置の変位、速度および加速度の変化状態
図である。 41…基板、42…ガイドレール、43…押送片、45
…スライダ、47…スプリング、48…ワイヤ、49…
プーリ、50…シリンダ、52…歯車、53…ラック、
55…プーリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板を搬送すべくバネ等の付勢部材で一方
    に付勢されている搬送部材と、該搬送部材に前記付勢部
    材の付勢方向と逆方向に張設されて端部を固定されてい
    るワイヤと、シリンダ等の略等速で直線運動する直線運
    動部材と、該直線運動部材に設けられてラックと噛合す
    る歯車と、該歯車のピッチ円上に設けられ、前記ワイヤ
    の中間部分が巻かれたプーリとを備えたことを特徴とす
    る基板搬送装置。
JP8004485U 1985-05-30 1985-05-30 基板搬送装置 Expired - Lifetime JPH062994Y2 (ja)

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JP8004485U JPH062994Y2 (ja) 1985-05-30 1985-05-30 基板搬送装置

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JP8004485U JPH062994Y2 (ja) 1985-05-30 1985-05-30 基板搬送装置

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Publication Number Publication Date
JPS61197040U JPS61197040U (ja) 1986-12-09
JPH062994Y2 true JPH062994Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=30625524

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JP8004485U Expired - Lifetime JPH062994Y2 (ja) 1985-05-30 1985-05-30 基板搬送装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0812956B2 (ja) * 1988-10-26 1996-02-07 松下電器産業株式会社 プリント基板搬入搬出装置
JPH088432B2 (ja) * 1990-06-01 1996-01-29 ソマール株式会社 基板搬送装置

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JPS61197040U (ja) 1986-12-09

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